【特集】ゲート前、そして海上では何が起きているのか~IWJが追った辺野古新基地建設問題

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目次

  1. 岩上安身インタビュー
  2. 注目記事ピックアップ

岩上安身インタビュー

【沖縄県知事選スペシャル】翁長雄志氏、米軍基地負担と「リンク」した沖縄振興策に強く反対 辺野古移設は「ご破算」にする意欲を岩上安身に語る 2014.10.16

 4人の有力候補者が並び、混戦が伝えられる沖縄県知事選。立候補表明をしている翁長雄志氏に、岩上安身が10月16日、インタビューを行った。  那覇市長を4期連続でつとめた翁長氏は、当初から辺野古基地の建設に対し「反対」の立場を明確に打ち出した。14日には、公約に「あらゆる手法を駆使して辺野古新基地は造らせない」と明記する方針を決めている。  インタビューで翁長氏は、沖縄にのしかかる米軍基地の加重な負担に言及。米軍基地の存在をめぐり、「いろいろな人権が失われ、日本から...

【沖縄県知事選スペシャル】「東アジア交易の中心としての沖縄へ」吉元政矩・元沖縄県副知事、知事選後を見据えた沖縄の希望を岩上安身に語る 2014.10.18

 「東アジア、世界の人口の4割強。沖縄がこれからの世界の発展の場となる」―――。  沖縄の米軍基地返還を求め、息の長い運動を続けてきた元沖縄県副知事・吉元政矩氏。「海兵隊が出て行く。沖縄本土から、嘉手納基地、ホワイトビーチ、陸軍基地以外、全部出て行くんです。すごいですよ。ガラッと空くんです」。11月の投開票日まで、残すところ1ヶ月を切った沖縄県知事選の先を見通し、県民の悲願としての基地撤退への道筋と、その先にある東アジアの貿易圏の中心地としての地位を確立した琉球の未来像...

【沖縄県知事選スペシャル】「アメリカ流非対称戦争」への準備が進む中の知事選 〜岩上安身による元宜野湾市長・伊波洋一氏インタビュー 2014.10.17

 元宜野湾市長の伊波洋一氏に、岩上安身が10月17日、インタビューを行った。インタビューは、沖縄県知事選に関する話題から始まり、南西諸島をめぐる米国の安全保障戦略と日本の置かれた状況、そして国内の政治問題へと大きな広がりを持つものとなった。  昨年2013年12月に仲井真知事が、米軍基地新設を前提にした辺野古埋め立てを承認。日本政府による沖縄振興策と引き換える形だった。「県民はそれを忘れていない」と伊波氏は指摘。「仲井真さんのとった行動は、県民の心の傷となっています」と...

問われる辺野古移設の違法性――沖縄米軍基地問題に関わる訴訟を手がけてきた金高望弁護士に岩上安身が聞く 2014.10.17

 「私には、喜納さんが本気で考えているようには思えません」「この期に及んで『撤回』という言葉を使っているのが信用できません」――。  多数の沖縄米軍基地問題に関わる訴訟を手がけている金高望弁護士(沖縄在住)が、自身のfacebook上で、沖縄県知事選に立候補する喜納昌吉氏に噛み付いた。金高氏の投稿は次のように続く。  「行政法的にいうと、『取消』は、誤った行政処分を遡及的に無効とするものであり、『撤回...

【沖縄県知事選スペシャル】沖縄で独立運動は起こりうるのか ――スコットランド独立運動を研究する琉球大学政治学教授・島袋純氏が岩上安身に語る 2014.10.16

 沖縄独立論――。  沖縄は戦中から戦後にかけ、日本から切り捨てられ、ようやく本土へ復帰しても米軍基地の74%が押しつけられたままでいる。「犠牲はいつも沖縄に押しつけられてきた」「沖縄は差別されている」。こうした思いから、沖縄では、人々の間で常に「沖縄独立論」が唱えられてきた。  しかし同時に、実際に独立ができるのか、小さな島だけでやっていけるのか、法律はどうする、エネルギー問題をどうする――こうした数ある壁を考えたとき、沖縄独立など非現実的な「居酒屋トーク」に過...

注目記事ピックアップ

翁長県知事と菅官房長官の初会談が実現!〜「頑張れ翁長」コールに見送られ、拳をかかげた翁長知事 2015.4.5

 翁長雄志沖縄県知事と菅義偉官房長官の初会談が実現した2015年4月5日、那覇市にあるホテル前には、1500人の市民による「頑張れ翁長」コールの合唱が鳴り響いた。  9時13分頃、翁長知事を乗せた車両が姿を見せると、ホテル前に待機していた市民らは「頑張れ翁長」の大合唱でエールを送り、翁長知事は車の窓を開け、市民と握手をしながらホテルに向かったという。  沖縄の民意を背負い、毅然とした態度...

安慶田沖縄県副知事「翁長知事は近々、最大の決断をする」〜ボーリング調査中の大浦湾の浜に3900人――「止めよう辺野古新基地建設!美ら海を守ろう!県民集会・海上行動」 2015.3.21

 「知事は少しもぶれていない。翁長雄志を信じてください。近々、必ずや、最大の決意をし、決断する時期になろうかと思う」  2015年2月22日に開かれたキャンプ・シュワブゲート前での県民集会に続き、沖縄防衛局による海底ボーリング調査が行われている大浦湾を一望できる瀬嵩の浜で、2015年3月21日、「止めよう辺野古新基地建設! 美ら海を守ろう! 県民集会・海上行動」が開かれ、約3900人(主催者発表)の市民が集まった。

「10年前の海保は防衛局と市民の『仲裁役』だった」安倍政権後に変化した海保の暴力行為!?~2014年8月、頸椎捻挫で海保太郎らを告訴したカヌー隊メンバー、岩田克彦氏(32)インタビュー(聞き手:柏原資亮記者) 2015.3.18

 辺野古での新基地建設に反対するカヌー隊と海上保安庁の攻防が激化していた2014年8月、海上保安官3人に羽交い絞めにされ、全治10日の怪我を負わされたとして、保安官3人を特別公務員暴行陵虐傷害の容疑で告訴した岩田克彦氏に、2015年3月18日、IWJはキャンプ・シュワブゲート前で話を聞いた。  岩田氏は現在32歳。千葉県出身の農業従事者だが、10年前から辺野古の基地建設に反対する海上行動を続けてきた。2014年8月22日、カヌーに乗って、ボーリング調...

「基地が好きだから容認しているわけじゃない」――街角インタビューで聞いた、県民それぞれの胸の内~ぎぎまき記者による沖縄取材4日目(3月8日) 2015.3.8

 「(基地建設の)容認派は、本当に容認しているわけではなくて、(基地は)無い方がいいと思っています。基地が好きだから容認しているわけじゃありません」  沖縄取材最終日の3月8日、キャンプ・シュワブのゲート前は、「島ぐるみ」(沖縄建白書を実現し未来を拓く島ぐるみ会議)バスに乗ってきた市民で溢れた。参加者が、国道に向けて「基地反対」のプラカードを掲げると、素通りする車両が大半だが、中には、手を振ったり、クラクションを鳴らし、呼応する運転手も少なくなかった。ゲ...

IWJのカメラが大浦湾海上へ! 国の埋め立て工事が頓挫する可能性?! 沖縄平和市民連絡会・北上田毅氏に聞く――ぎぎまき記者による沖縄取材3日目 2015.3.7

 新基地建設に伴う埋め立てに着工したい沖縄防衛局は、間もなく、海底ボーリング調査を再開しようとしているが、そもそも、辺野古海上での建設作業は順調に進んでいるのだろうか。  毎週土曜日は、防衛局の作業が休みのケースが多いといい、海上保安庁のゴムボートも見られない。海上行動を続けるカヌー隊「辺野古ブルー」のメンバーらは、3月7日の土曜日、攻防戦のないチャンスを活用し、作業の進捗状況を確認するために、静かな大浦湾へと漕ぎ出した。中には、ボーリング調査のため...

新基地建設で揺れる沖縄県辺野古 〜カヌー隊を発案した東恩納琢磨名護市議に聞く――ぎぎまき記者による沖縄取材2日目(3月6日) 2015.3.6

 「全国からカヌーオーナーを募集して、カヌーを預かる代わりに、使わない時は環境教育や基地建設反対運動で使わせてもらいました」  連日、大浦湾海上で、新基地建設作業を進める防衛局に抗議するカヌー隊だが、カヌーを使った抗議行動を発案したのは、地元出身の市議会議員、東恩納琢磨(ひがしおんなたくま)議員だった。  IWJは3月6日、東恩納議員の自宅を訪問し、建設作業を強行する政府と、それに反対する市民の攻防が繰り広げられている名護市につい...

辺野古ゲート前で起きた「おとり作戦」で2度目の逮捕劇?! ~ぎぎまき記者による沖縄取材1日目(3月5日) 2015.3.6

 2月22日、沖縄県名護市のキャンプ・シュワブのゲート前で、沖縄平和運動センターの山城博治氏ほか1名の男性が、刑事特別法(以下、刑特法)違反の容疑で逮捕されてから間もない3月5日、新たな逮捕劇に発展しかねない騒動が起きた。  「ただことではないぞ」  IWJの中継カメラがゲート前に到着した夕方17時半頃、ゲート前では、10名前後の市民が、防衛局職員とみられる男性に対し、強く抗議する姿があった。基地境界を示す黄色い線(イエローライン)の外側...

早朝5時、辺野古工事停止指示の翌日にコソコソと資材搬入「悪ガキの悪あがき」 2015.2.17

 沖縄県民の民意を無視し、またしても辺野古で強行搬入が行われた。  2月17日、早朝5時40分過ぎ、トレーラー数台が市民の目を盗むように、キャンプ・シュワブ内の旧ゲートから重機や資材を搬入した。 ...

「東京で、何もしないわけにはいかない」――沖縄・辺野古の現実を直視した関東在住者が新宿駅前で訴え〜新基地建設工事と暴力に抗議する街宣アピール 2015.1.27

 「あんな現状を見てきて、東京で何もしないわけにはいかない」  沖縄県辺野古では、新基地建設阻止を訴える市民と、海保や県警の対立が今もなお続いている。  仲井真弘多前知事が表明した承認の取り消しや撤回も視野に入れ、辺野古埋め立てを検証する第三者委員会を発足させた1月26日、翁長雄志新沖縄県知事は沖縄防衛局に対し、検証期間中の工事中断を求める申し入れを行なった。しかし、その翌日、防衛局はクレーン付きの大型台船による作業に着手。地元紙は、防衛局の露骨な強行姿勢を、「政...

急ピッチで強行される辺野古埋立工事、イスラム国に対する外交姿勢――あらゆる安倍政権の暴走を野党議員らが徹底批判 2015.1.26

 第189回通常国会が1月26日、開会した。夕刻18時過ぎからは、国会周辺で、「戦争させない・9条壊すな!総がかり行動実行委員会」の主催による「安倍政権の暴走に反対する1・26国会行動」が行なわれ、民主・生活・社民・共産の国会議員が、それぞれ発言した。 ...

「沖縄だけでは止められない、力を貸して欲しい」――『海猿』の暴力が続く辺野古海上からの報告〜新基地建設に反対する海上行動のリーダー、仲宗根和成さん(35)に聞く(ぎぎまき記者) 2015.1.21

 「沖縄差別」が止まらない。  今月15日から激しさを増している、沖縄・辺野古での市民と県警との衝突。キャンプ・シュワブのゲート前では、21日、 新基地建設に反対する市民と県警機動隊のもみ合いで、女性2人が後頭部を打撲。前日にも85歳の女性が、強制排除の際に転倒し、意識を失った後に病院に搬送されている。  一方、海上でも、怪我人が絶えない。沖縄防衛局の工事を阻止するため、カヌー隊が連日奮闘しているが、海上保安庁とのにらみ合いで、16日...

「辺野古基地建設への反対運動は、人間を取り戻すための闘い」――県民の総意『辺野古新基地建設NO!』を踏みにじるな! 防衛省前緊急抗議行動 2015.1.16

 「兄はこう言いました。『戦争は、人間を人間じゃなくする、ということは知っていたけれど、戦争の準備をする人も、人間じゃなくなるんだよ』と」――。  沖縄の米軍普天間基地の名護市辺野古への移設計画をめぐり、沖縄防衛局は、1月15日(木)、海上でのボーリング調査のための準備作業を開始した。キャンプ・シュワブの砂浜から重機を使い、埋立予定地に浮き桟橋を設置したのだ。  これを受けて、シュワブゲート前では抗議集会が開かれ、基地に出入りするトラックなどによる資材持ち込みを阻...

「オール沖縄」が東京集会、赤嶺議員「沖縄県民に挑戦する安倍内閣は必ず倒してみせる」/「屈したら負け」…徹夜で辺野古に座り込む糸数議員へインタビュー 2015.1.15

 沖縄県議会は昨年末、辺野古新基地建設を断念し、普天間飛行場を閉鎖・撤去するよう日米両政府に求める意見書案と決議案を賛成多数で可決した。2015年1月15日、政府に決議文を提出するために上京した県議団は東京・連合会館で集会を開き、沖縄の現状を報告した。  集会には、上京した県議団の他に、昨年末の衆院選の沖縄小選挙区で勝利を収めた「オール沖縄」の衆議院議員や、連日、辺野古で市民らとともに座り込みを続ける糸数慶子参議院議員も参加した。  ...

知事不在を狙った深夜の強行搬入! 民意を踏みにじられ続ける沖縄・辺野古でまたも機動隊が市民らを排除! 2015.1.15

 沖縄県民の民意を無視し、またしても深夜の強行搬入が、辺野古で行われた。  「1月14日、夜10時に辺野古に機動隊が投入される」という情報が流れ、現場には辺野古埋め立てに反対する市民らが駆けつけた。IWJも急遽、中継市民らが現地へ急行。現場から中継を行った。 ...

「辺野古移転が普天間問題を解決する唯一の手段」――中谷元・新防衛相が就任会見、次期通常国会で新安保法制の整備へ 2014.12.24

 「辺野古へ移転するということが、私は、普天間問題を解決する唯一の手段だと確信しています」  新たに防衛大臣に就任した自民党の中谷元衆院議員が12月24日(水)午後11時半より、防衛省会見室にて就任会見を行った。同日の第三次安倍内閣の発足に先立ち、政治とカネをめぐる問題で野党からの批判を受けていた江渡聡徳・前防衛相は、安倍晋三首相に辞意を表明していた。その後任として、集団的自衛権行使容認をめぐる与党協議に参加した一人として、元防衛庁長官である中谷氏が就任することとなった...