愛知県で60名の弁護士からなる「脱原発応援弁護団」が結成された。8月31日(日)13時より、名古屋市の「ウインクあいち」の会場に満員の聴衆が詰め掛ける中、その結成・報告集会が行われた。
「弁護団」は、2012年に起こった取り調べ事件をきっかけとして立ち上げられ、愛知県内の脱原発抗議行動などで問題が起こらないよう、また起こったときに迅速に対応できるようにすることを目指す。
脱原発運動を応援するこうした弁護団の結成は全国ではじめてという。また後半には、福井地裁で下された大飯原発判決の報告が大飯原発福井訴訟弁護団の島田広弁護士から行われた。
放射性物質を含む指定廃棄物の最終処分場として、環境省が栃木県塩谷町内の国有林を候補地としたことを巡って、これに反対する「塩谷町民指定廃棄物最終処分場反対同盟会」が8月31日(日)13時半より塩谷中学校で緊急住民集会を開催した。主催者発表で2000人が集まり、候補地選定の白紙撤回を求めた。
※『九月、東京の路上で~1923年関東大震災 ジェノサイドの残響』著者、加藤直樹氏に岩上安身がインタビュー。8月31日~9月2日 の19時~3夜連続、Ch1で配信します。関東大震災に際し、朝鮮人への虐殺が行われた東京各所でロケを敢行しました。ぜひ、ご覧ください。
■【IWJ追跡検証レポート】『九月、東京の路上で』~関東大震災・ジェノサイドの跡地を加藤直樹氏と歩く
[日時]8月31日~9月2日の19時~ 3夜連続配信!
[配信]IWJ・Ch1
根拠のないデマにより治安悪化が叫ばれ、「自警団」の結成にまで発展する。
90年前の9月1日、関東大震災が発生した時に起きたことだ。地震に襲われ混乱している地域では、「朝鮮人が井戸に毒を入れ、放火、強盗、強姦をしている」といった流言が広まった。各地に自警団が組織され、朝鮮人へ暴力をふるい、虐殺したことが知られている。
8月30日(土)、神戸市中央区にある兵庫県保険医協会で非核の政府を求める兵庫の会・市民学習会「辛淑玉さんとともに考えよう 平和と人権―レイシズム問題を中心に」が開かれた。このうち後半の鼎談を配信した。
繰り替えされる在日韓国・朝鮮人を標的としたヘイトスピーチ(差別扇動)やレイシズム(人種主義)を乗り越えるべく、のりこえねっとを共同で設立した辛淑玉氏が、関西でカウンター(対抗)行動を最早期から行ってきた泥憲和氏と、名誉を傷つけられたとして在特会やインターネットサイト保守速報などに対し損害賠償を求める訴えを起こしたフリーライターの李信恵氏とともに、現代日本のレイシズムやそれに対抗する行動のありのままを語った。
ICRP(国際放射線防護委員会)が発起人になって行われている「福島原発事故による長期影響地域の生活回復のためのダイアログセミナー」の第9回が福島県伊達市にある伊達中央交流館で2014年8月30日(土)から始まった。今回は「福島で子どもを育む」をテーマに子どもを育てる親や幼稚園・小学校教員などがそれぞれの視点から発表を行い、意見を交えた。ダイアログセミナーは31日(日)も行われる。
「って事で、俺は今年の11月に俺の地元である松戸市の市議会議員選挙に立候補します!す。もう決めた!」――。
ラッパーのDELI氏が2014年6月18日、突如、twitterで、自身の地元・千葉県松戸市議会選挙への立候補を表明した。
DELI氏はソロ活動の他に、2000年代の日本のHIPHOPシーンを牽引した8人のラッパー集団「NITRO MICROPHONE UNDERGROUND」の一人としても、若年層を中心に広く知られている。
立候補表明後、自身の政治団体「PLANET ROCK」を立ち上げたDELI氏は8月28日、池袋のクラブ「BED」で政治資金パーティーを開催した。
沖縄県名護市の辺野古埼沖海上で新基地建設工事に抗議して連日行われているカヌーなどによる抗議行動は8月30日(土)も続けられた。12時頃には海上保安庁によって多数の抗議者が一時拘束された。
特集 大阪都構想
2015年度中の水道民営化を目指す大阪市は、民間会社へ2300億円以上で運営事業を売却する方針を示している。運営会社は、当初は市が100パーセント株主となるが、その後、外資を含めた民間企業の出資比率を広げていく。将来的に民間企業が100パーセント株主となるのか、ある程度市が株を保持し続けるのは、現時点では不明だ。
市が8月12日に発表した「パブリックコメント」の集計結果では、「英国の水道民営化で起きたような、民間株主による高配当要求に根差した料金値上げ」や、「不十分な品質管理の可能性」など、多くの懸念の声が寄せられた。
8月26日(火)朝8時から、テレビ朝日「モーニングバード!」に出演しました。
北海道の宗谷岬の先に浮かぶ礼文島で、土砂崩れによって、高齢の母と、介護をしていた娘が亡くなるという、痛ましい出来事がありました。避難勧告が出されたのは、その4時間後のことでした。広島での大惨事といい、土砂災害が繰り返されるのには、何か理由があるように思えてなりません。
この他、少子化を背景に代々木ゼミナールが予備校事業の縮小を決定したニュース、広島市の土砂災害避難所で「壁新聞」が被災者の方々を勇気づけているというニュース、そして住基ネットの情報が閲覧権限をもつ公務員によって目的外の「のぞき見」をされたというニュースにもコメントをしました。
あの騒ぎはいったい何だったのだろうか――
内戦の続くウクライナ東部では、死者は2千人を超え、ガザと同じ一般市民が多数巻き添えになっている。避難民の数はすでに70万人を超えた。一大惨事である。
毎週金曜日、茨城県水戸市の日本原電茨城総合事務所前で続けられてきた「原電いばらき抗議アクション」が8月29日(金)に100回目を迎えた。茨城県東海村の村上達也・前村長も参加し、安倍政権のやり方を批判した後「国権主義者と民権の戦いだ」として脱原発まで「200回でも1000回でもやっていい」と人々が粘り強く声を上げていくことの大切さを訴えた。
8月29日(金)18時より、札幌市で第112回「北海道庁北門前反原発抗議行動」が行われた。
8月29日(金)18時より、名古屋市東区の関西電力東海支社前で「大飯、高浜、全ての原発再稼働反対!抗議の声を!関西電力支社前抗議アクション@名古屋」が雨の中、行われ、およそ80名が参加した。名古屋では9月21日(日)に鎌田慧氏をゲストに招き「原発をゼロに!NAGOYA ACTION」が行われる予定。
8月29日(金)18時より、小雨の舞う中、愛媛県松山市で「伊方原発をとめよう!愛媛県庁前抗議行動」が行われた。