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「ケネディは核戦争を止めたが、オバマは止めない」 〜第34回ロックの会 東ちづる、岩井俊二、長岡秀貴、岩上安身 2014.8.9
日本の若者のニートや引きこもりなどの問題をテーマに、2014年8月9日、東京都渋谷区代官山にあるカフェラウンジUNICE(ユナイス)で、「第34回ロックの会『ほとんどのことはどうでもいい~視点を変えれば~』」が行われた。
オーガナイザーの松田美由紀氏が欠席のため、この日は女優の東ちづる氏が代役として出演した。岩上安身は、ウクライナとガザ、イスラエル、そして、それを操るアメリカについて解説し、核戦争への危険を指摘した。
「ジェノサイド以外のなにものでもない」 犠牲者1800人超え うち400人以上が子ども ~「8.9〈怒りの土曜日〉ガザ連帯世界アクション・イスラエル大使館抗議」 2014.8.9
「多くの子どもたちを腐った死体にしてしまうのか! 」――。
イスラエルによるガザ地区への空爆再開をうけ、9日、イスラエル大使館前では、約80人がガゼ地区への攻撃をやめるよう訴えた。
イスラエルによるガザ地区への攻撃は、現地時間の5日午前8時より72時間の停戦に入ったが、その後再開。現時点でのガザ地区の犠牲者は1800人を超え、そのうちの400人以上が子どもである。
【ガザ侵攻】敬虔なユダヤ教徒だからこそ、現代の帝国・イスラエルを批判する~岩上安身によるインタビュー 第444回 ゲスト モントリオール大学教授ヤコブ・M・ラブキン氏 2014.8.5
特集 中東
8月5日、イスラエルとハマスはエジプトの提案により72時間の停戦に入った。ロイターなどの報道によると、イスラエル軍の一部はガザ地区からの撤収を開始したという。
2014年7月8日から始まったイスラエルによるガザ侵攻は、パレスチナ側の市民にこの時点で1800人を超える死者を出すという、大惨事となった。今回の停戦期間中、イスラエルとハマスとの間で、より長期的な停戦に向けた協議が開始される見通しだが、先行きはいまだ不透明だ。(8月半ば現在は、停戦が破られ、さらなる犠牲者がでている)
モントリオール大学教授で、『トーラーの名において』『イスラエルとは何か』などの著書があるヤコブ・M・ラブキン氏は、イスラエル国家の建設に寄与したシオニズム運動に対する批判者として知られる。8月5日、岩上安身はラブキン氏に通算3回目となるインタビューを行い、パレスチナ情勢の今後の展開について話を聞いた。
【ガザを伝える「第三の目」〈3〉】「たとえ刑務所に入れられても兵役拒否を貫く」 イスラエルの若者たちに広がる反戦運動 2014.8.4
特集 中東
主要メディアでほとんど報じられない動きとして、イスラエル内の反戦運動がある。イスラエル内でも、リベラル派を中心に、パレスチナ攻撃に反対するデモや抗議行動も起きている。そして、イスラエルの若者たちの間では、イスラエル軍によるパレスチナに対する攻撃に疑問を感じ、兵役を拒否する者も少なくない。
【ガザを伝える「第三の目」〈2〉】「見て見ぬふりはできない」攻撃の最前線で病院を守り続ける二人の外国人 〜第三の視点が映し出す「人間の盾」という選択肢 2014.8.3
特集 中東
我々日本人のもとには、ガザで起きていることは「英語」のフィルターを通して伝えられることがほとんどだ。しかし、スペイン語圏のメディアが伝えるガザの「実相」は、我々の知っている上辺だけのそれではない。
世界の「いま」は欧米中心主義の断末魔/繋がりあう尖閣・マレーシア・ガザ・ウクライナ ~岩上安身によるインタビュー 第443回 ゲスト 東京大学名誉教授・板垣雄三氏 2014.8.1
特集 中東
特集 IWJが追う ウクライナ危機
ウクライナ危機とイスラエルによるガザ侵攻はつながっている――。
現在、国際社会が注視しているウクライナ東部の内戦とイスラエル軍によるパレスチナ・ガザ地区への侵攻。一見、バラバラに起きているこの2つの事象は、実は背後でつながっているのではないか。
(再掲)ガザ封鎖と民族浄化 「パレスチナ人は芝のように刈られる」〜岩上安身によるインタビュー 第442回 ゲスト 岡真理・京都大教授 2014.7.26
特集 中東
7月8日に開始されたイスラエルによるガザ地区攻撃は、17日の地上軍投入を経て、8月1日にはいったん72時間の停戦に入った。しかし、これは数時間で継続不可能になり、長期化する攻撃の結果、ガザ地区での死者はすでに1500人を超えている。
ガザへの連帯を呼びかける600人の声 ~ガザの人々を殺すな! 8.3 新宿デモ 2014.8.3
イスラエルとハマスが一端は合意した72時間の停戦が破られ、ガザへの攻撃が再開された。
- THE WALL STREET JOURNAL. 2014/8/2 ガザ停戦、1時間半で崩壊―イスラエル兵拘束か
東京の日中気温が35度を超える猛暑日となった8月3日、イスラエルによるガザ攻撃に対する抗議行動が、新宿アルタ前広場を出発地点として行なわれた。
イスラエルの非道を告発し、パレスチナ救援を訴える8.2緊急集会 岡真理氏報告/「イスラエルは、ガザへの攻撃をただちに中止せよ」デモ 2014.8.2
特集 中東
8月2日(土)13時半より、京都市中京区・職員会館かもがわで京都AALA主催の「イスラエルの非道を告発し、パレスチナ救援を訴える8.2緊急集会」が行われた。主催者は6月にもパレスチナ・ガザ地区に入った岡真理・京都大学教授の報告会を開いていたが、その後、イスラエルによるガザ攻撃が激化する中で再び岡氏を招いて話を聞いた。岡氏は、現地の窮状を伝えるメールを朗読しつつ何ができるかを論じた。集会後、参加者らおよそ200名がガザの平和を訴え京都・河原町通りをデモ行進した。
【ガザを伝える「第三の目」〈1〉】「なぜイスラエルは僕たちを殺すの?」米・イスラエルに追従しないスペイン語圏の記者が寄り添い伝える、ガザの「日常」と「非日常」 2014.8.1
特集 中東
我々日本人の「言論空間」「報道空間」には、イスラエルのガザ侵攻の模様は、そのほとんどが「英語」のフィルターを通して届けられる。しかし、世界には多種多様な言語があり、ガザにも英語圏だけではなく、様々な国の記者・ジャーナリストが入り、取材し、発信している。とりわけ熱心に、そしてイスラエルや米国に対し厳しい視点で報じているのが、スペイン語圏のメディアである。
「英語」の報道とは対照的に、ガザの一般市民の人々の生活に寄り添い、イスラエル・米国の姿勢を、常に懐疑的な立場から見据えるスペイン語圏の報道に、我々は一度目を向けてみる必要がある。それによって、パレスチナで何が起こっているか、我々が知っている「リアル」とはまた違った実相が見えてくる。
「封鎖解除なき停戦はしないというハマースは、パレスチナ人の気持ちを代弁している」 ~岡真理氏(京大教授)が語る、主要メディアが報じないガザの実情 2014.7.26
特集 中東
★本日(7月31日)20時より、岩上安身による岡真理・京大教授インタビューをCh1で配信!ぜひご覧下さい。→【IWJチャンネル1はこちら】
「イスラエルは、パレスチナ人を封鎖状態に置き、数年に一度、戦争を起こすほうが都合がいいのだ」──。
パレスチナ問題に詳しい岡真理氏(京大教授)は、7月26日に京都で行った講演で、パレスチナ問題の歴史や背景を無視した日本のマスコミ報道を批判。その上で、「2012年のガザ攻撃時の停戦条件が、封鎖解除であったにもかかわらず、イスラエル側は履行しなかった。今回も『封鎖解除については、停戦後に協議する』としている。ハマースが受け入れないのは当然だ」と語った。
【岩上安身のニュースのトリセツ】紀元前から現代まで一気に語り尽くす東欧ユダヤ人とウクライナの2000年史 ~つながりあうイスラエル・パレスチナ問題とロシア・ウクライナ問題、絡みあう反ユダヤ主義とシオニズム ウクライナにおける反ユダヤ主義の長い歴史をたどる 大阪大学助教・赤尾光春氏インタビュー 2014.7.31
7月17日、乗員・乗客298人を乗せたマレーシア航空機が、内戦が続くウクライナ東部で墜落するという大惨事が発生した。事故ではなく、何者かによって撃墜されたと見られている。
この一報を受けてウクライナ政府は、ウクライナ東部の親ロシア派武装勢力が、ロシアの支援を受けて地対空ミサイルによって撃墜したとする声明を発表した。
「イスラエルに虐殺の武器を売るな」市民ら約40人が激しい雷雨の中、外務省に向けてシュプレヒコール 2014.7.24
特集 中東
7月7日から始まったイスラエル軍によるガザへの攻撃は、ハマスとイスラエル政府の間で停戦合意がいまだ実らず、泥沼化している。7月23日には、イスラエルを非難する決議案の採択するため、国連の人権理事会が特別会合を開いたが、賛成29、反対1の賛成多数で採択されるも、ヨーロッパ各国を始めとする17の国が棄権。日本もイギリス、フランス、ドイツと並び、棄権を表明した。
翌日24日、激しい雷雨の中、約40名の市民らが外務省前に集まり、イスラエルに加担するかのような日本政府の姿勢に対し、反対の声をあげた。
ガザ無差別虐殺即時停止とイスラエル入植地製品ソーダストリーム販売中止を求める緊急行動 2014.7.27
2014年7月27日(日)11時より、大阪市北区梅田のヨドバシ梅田前でイスラエルによるパレスチナ・ガザ地区への攻撃に抗議した「ガザ無差別虐殺即時停止とイスラエル入植地製品ソーダストリーム販売中止を求める緊急行動」が行われた。
参加者は、ガザでの虐殺の停止や封鎖解除とともに、イスラエルの入植政策を支えるものだとして、パレスチナ内のイスラエル入植地で作られている家庭用炭酸水製造器「ソーダストリーム」のボイコットを呼びかけた。
【ガザ侵攻】誰からも罰せられることのない者がいる、不均衡な世界〜岩上安身によるインタビュー 第440回 ゲスト モントリオール大学教授・ヤコブ・M・ラブキン氏 2014.7.23
特集 中東|特集 IWJが追う ウクライナ危機
ヤコブ・M・ラブキン氏は、旧ソ連レニングラード(現サンクトペテルブルグ)に生まれ、歴史学を修めた後、カナダに渡った経歴を持つ。歴史学者として研究・教育活動を行う一方、ユダヤ教徒であるラブキン氏は、著書『トーラーの名において』で、パレスチナにおけるイスラエル国家建設に帰結したシオニズム運動に対して強い批判を展開している。
イスラエルによるガザ侵攻、ウクライナでのマレーシア機の「撃墜」事件など、世界を揺り動かす出来事が立て続けに起きている。これらをどう読み解けばいいのか。岩上安身のインタビューに応じたラブキン氏は、「免責性」「不均衡」という二つのキーワードを用い、現在の世界で何が起きているのかを明快に論じた。