8月10日(日)、京都市の左京西部いきいき市民活動センターでインドのタラプール原発を描いたドキュメンタリー映画「ハイ・パワー:大いなる力」の上映会が行われ、上映後に来日中の監督プラディープ・インドゥルカー氏がインドの原子力の状況について論じた。監督は元機械工学の専門家でBARCバーバ原子力研究センターに勤務していたが、その後、環境教育者に転じ原発建設反対運動などに関わっている。
2014年8月10日(日)17時より、神戸市三宮の神戸マルイ前で月例の「神戸三宮マルイ前アクション」が行われた。
九州電力川内原発の設置変更許可申請書に対する原子力規制委員会のパブリック・コメント(パブコメ)締切りが金曜15日に迫っていることを受けて、歌などのパフォーマンスで道行く人にパブコメ提出を呼びかけた。
特集 戦争の代償と歴史認識
8月9日、広島に続き、第二の被爆地となった長崎が、原爆投下から69年の時をむかえた。長崎市平和公園では平和記念式典が開かれ、5000人を越える参列者が訪れた。原爆が投下された11時2分には参列者全員が黙祷を捧げ、平和祈念像下からは、平和を象徴する鳩が放たれた。
3月に大江健三郎氏らが発起人となり立ち上げられた「戦争をさせない1000人委員会」の岡山版として、被爆者・作家・弁護士・学者・医師らが呼びかけ7月に発足した「戦争をさせない1000人委員会岡山」が、8月9日(土)14時より岡山市の岡山国際交流センターで出発集会を開催した。
岡山出身の政治学者、山口二郎・法政大学教授が基調講演を行い、安倍政権の危険と民主政治の危機を論じた。会は、集団的自衛権行使容認による関係法整備や国家安全基本法の制定の阻止、特定秘密保護法廃止などを幅広い層に呼びかけて訴えていく予定。
長崎に原爆が投下されてから69年目となる2014年8月9日(土)10時より、札幌市白石区のノーモア・ヒバクシャ会館で原爆被爆者と原発事故被災者の話を聞く集いが行われた。
北海道被爆者協会会長の越智晴子氏(91)が22歳のときに広島で被爆した体験を語り、福島県富岡町出身で、原発事故後、伊達市から札幌に避難した宍戸隆子氏が、今に続く福島の状況を語った。
特集日米地位協定
米軍普天間基地の辺野古(へのこ)移転を巡って、沖縄防衛局による辺野古の海底ボーリング調査が行われようとしている。10年前、同様の調査が反対派の抗議活動で中止に追い込まれているため、「今回は厳しい警戒態勢がとられている」と、大湾宗則(おおわん・むねのり)氏(京都沖縄県人会)は語った。
「通常の米軍水域を拡大して、海岸線から2キロ四方を臨時制限区域としてブイを設置。そして、海上保安庁の監視船1252隻が取り囲む。ブイの内側への立ち入りは、日米地位協定に伴う刑事特別法違反になる」──。
2014年7月25日、京都市下京区のキャンパスプラザ京都で、「ジュゴンの海に基地を作らないで 沖縄・辺野古新基地建設着工を許さない 7.25緊急現地報告会 in京都」が行われた。最近、多数のジュゴンの食み跡が見つかった辺野古沖で、海底ボーリング工事を進めようとしている現地の動きについて、ジュゴン保護キャンペーンセンター事務局長の蜷川義章氏が報告した。また、大湾宗則氏は、辺野古新基地建設を強行に押し進める安倍政権の真意を探った。
8月8日(金)、札幌市中央区の北海道庁北門前で、109回目となる北海道反原発連合主催「北海道庁北門前反原発抗議行動」が行われた。
8月8日(金)18時より、茨城県水戸市の日本原電茨城総合事務所前で98回目の「原電いばらき抗議アクション」が行われた。
8月8日(金)18時より、台風の接近する雨の中、愛媛県松山市で「伊方原発をとめよう!愛媛県庁前抗議行動」が行われた。
8月8日(金)17時半より、青森市の青森駅前公園で金曜恒例の「原発なくそう!核燃いらない!あおもり金曜日行動」が行われた。
8月8日(金)14時から、原子力規制庁で片山啓審議官による定例ブリーフィングが行われた。来週はお盆ということもあり、定例の会見や審査会等は休会の予定。次回は再来週8月18日の週から再開することがアナウンスされた。
特集 戦争の代償と歴史認識
日本の軍国主義による侵略戦争と、植民地支配によりアジア諸国に大きな損害を与えた歴史を反省し、非戦を目的に発足した「村山談話の会(村山談話を継承し発展させる会)」が8月7日、記者会見を開いた。
2014年8月7日17時30分から、東京電力で定例記者会見が開かれた。サブドレンくみ上げ水を浄化し、海洋放水する方針が示された。くみ上げ浄化装置を通した後、タンクに溜めるところまで試験運用を行い、浄化能力を確かめるデータを取った後、改めて実施計画を申請して認可後に海洋放水になる見込みだ。