【IWJ号外】ウクライナ軍総司令官、ヴァレリー・ザルジニー将軍がウクライナ軍敗北必至の重要論文を発表!! 2023.12.6

記事公開日:2023.12.6 テキスト

 IWJ代表の岩上安身です。

 ウクライナ軍のヴァレリー・ザルジニー総司令官とゼレンスキー大統領が戦況の判断をめぐって対立しているという報道が世界中で話題となったのは、11月1日付の英国の経済誌『エコノミスト』のインタビューの中で、ザルジニー総司令官が「戦況の膠着状態が続けばウクライナが敗戦する」と述べたことが発端です。

 TBSのニュース番組『報道1930』を始めとする日本の大手メディアは、この対立を深刻ではないものと、さかんに印象操作を行っていますが、『ニューヨーク・タイムズ』や『エコノミスト』などの海外メディアは、この対立を深刻なものとしていち早く報じています。


【第620号-第623号】岩上安身のIWJ特報!ロシア弱体化と孤立化は米国の大誤算!「米国の覇権は確実に破綻する!外部要因ではなく『自壊』によって崩壊する!」岩上安身による安全保障・国際関係論の専門家・桃山学院大学法学部・松村昌廣教授インタビュー第1弾 2023.12.1

記事公開日:2023.12.2 テキスト独自

特集 ロシア、ウクライナ侵攻!!
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 2023年の夏は、異常に暑くて長かった。日本各地で真夏日(最高気温30度以上)や猛暑日(最高気温35度以上)が連日観測され、東京では64日間も真夏日が続いて過去最長を記録。猛暑日も22日と過去最多を更新した。

 そんな中、ウクライナ紛争は「6月4日からウクライナ軍が『反転攻勢』に転じた」とアナウンスされながらも、めざましい戦果をあげることなく5ヶ月が経過し、長い膠着状態に陥っている。


ウクライナ紛争停戦に向け「中立的かつ現実的な和平案を日本自らが示すべきでは?」とのIWJ記者の質問に「G7で対ロ制裁とウクライナ支援は不変との認識で一致した」と上川大臣!~11.28 上川陽子 外務大臣 定例記者会見 2023.11.28

記事公開日:2023.11.28取材地: テキスト動画

 2023年11月28日午後5時40分頃より、上川陽子外務大臣の定例記者会見が、東京都千代田区の外務省にて開催された。

 冒頭、上川大臣より、2023年11月25~26日の日程で、日中韓外相会議出席のために訪問した釜山での、滞在中に訪れた書店での経験についての報告があった。


米国覇権は凋落から崩壊へか? ウクライナ紛争は、衰退する米国の軍事覇権、経済覇権、政治文化覇権衰退の加速! 岩上安身によるインタビュー第1132回 ゲスト 安全保障と国際関係論の専門家・桃山学院大学法学部・松村昌廣教授 第2弾 2023.9.1

記事公開日:2023.11.27取材地: テキスト動画独自

特集 台湾問題で米中衝突か?!
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 岩上安身は2023年9月1日、安全保障と国際関係論の専門家である桃山学院大学法学部の松村昌廣教授へ、8月20日に続く第2弾インタビューを行った。

 インタビューでは、ウクライナ紛争について、「米国ではウクライナ軍の『反転攻勢』があっという間に殲滅され、ウクライナは勝てないだろうという報道すらあるのに、日本は西側全体の中でも一番極端なプロパガンダ報道を繰り返している」という、岩上安身の指摘に対し、松村教授は「日本のメディアは能力面で、全体像をとらえることができていない。さらに情報を取れない、裏取りができないから、情報操作する政府側に頼っている。だからそんなもの」と、冷徹な見解を示した。


【IWJ号外】元CIA分析官のラリー・ジョンソン氏が「『ワシントン・ポスト』はCIAの御用聞き!こんなニュース(ノルド・ストリーム爆破はウクライナ軍将校がやった)は、CIAのプロパガンダ!」 2023.11.21

記事公開日:2023.11.21 テキスト

IWJ代表の岩上安身です。

 元CIA分析官で元国務省職員のラリー・ジョンソン氏が、ノルド・ストリーム爆破に関する『ワシントン・ポスト』の記事を徹底批判しました。IWJは、『スプートニク日本』と『スプートニク・インターナショナル』による、このインタビューを日刊IWJガイド11月16日号でお伝えしました。


【IWJ号外】元米国防副次官スティーブン・ブライエン氏が新記事「キエフのZデー」で「ウクライナが内部崩壊しつつある」、NATOとロシアの全面対決を導こうとする「ワシントンの政策は幻想だ」と痛烈批判! 2023.11.20

記事公開日:2023.11.20 テキスト

 IWJ代表の岩上安身です。

 元米国防副次官(former Deputy Under Secretary of Defense)スティーブン・ブライエン氏が15日に公開した新記事「キエフのZデー」の全体像をご紹介します。この記事の一部は、『日刊IWJガイド』2023.11.18日号で引用しました。

 ブライエン氏は、「ウクライナが内部崩壊しつつある」と指摘、NATOとロシアの全面対決を導こうとする「ワシントンの政策は幻想だ」と痛烈に批判しています。


戦争になる可能性「それは一重に、アメリカと中国の覇権争いの戦争に、日本がその一部に加担するという姿勢を示して実際に参戦した時だ」~11.3 生かそう憲法 守ろう9条「11・3憲法集会 in 京都」―講演:猿田佐世氏(新外交イニシアティブ代表)ら 2023.11.3

記事公開日:2023.11.16取材地: 動画

  2023年11月3日(金・祝)午後1時30分より、京都府京都市の祇園・円山公園内 円山野外音楽堂において、11.3 生かそう憲法 守ろう9条「11・3憲法集会 in 京都」が開催された。講演に登壇したのは、新外交イニシアティブ代表の猿田佐世氏ら。

 猿田氏は、今日本が戦争になる可能性について、次のように語り始めた。(全編動画(講演、集会アピール)7:04~)

 「あたかも『明日にも日本が戦争になるような気がするんだけれども』と言われる方の悩みを聞くと、『いったい攻撃されたらどうするの?』と言われてしまう。


【IWJ号外】『ワシントン・ポスト』と『シュピーゲル』が共同で、ノルド・ストリーム爆破事件の合同調査を実施! 「ウクライナ軍大佐が主犯として突如浮上」とするスクープの背後は!? 2023.11.14

記事公開日:2023.11.14 テキスト

 IWJ代表の岩上安身です。

 『ワシントン・ポスト』と『シュピーゲル』が共同で、2022年9月26日に起きたノルド・ストリーム爆破事件の調査を行い、別々に記事を発表しました。11日付『ワシントン・ポスト』と12日付『シュピーゲル』の記事がそれです。


10月の訪露を受け維新を離党した鈴木宗男議員「『ロシアが負けることはない』というのは、大地塾でもいろいろな講演でも言っている。(発言が理由での処分は)難癖つけるような話」~10.25「鈴木訪ロ」「中東ガザ情勢」東京大地塾 2023.10.25

記事公開日:2023.11.2取材地: テキスト動画

 2023年10月25日午後3時30分頃より、東京都千代田区の参議院議員会館にて、参議院議員の鈴木宗男氏が主催する東京大地塾が開催され、作家で元外交官の佐藤優氏が登壇した。

 鈴木議員からは、10月はじめのロシアへの単独訪問、そして、その帰結としての日本維新の会からの離党について、その裏話と自身をとりまく現状についての報告が語られた。


【第616号-619号】岩上安身のIWJ特報!ウクライナ紛争への深入りは「米国覇権の終わりの始まり」?米国依存から離脱する動きがグローバルサウス諸国で急加速!岩上安身による元外務省国際情報局長・孫崎享氏インタビュー(その3) 2023.11.1

記事公開日:2023.11.2 テキスト独自

 2022年7月8日のお昼前、奈良市で参院選の応援演説中に安倍晋三元総理が銃撃された事件。安倍元総理が倒れこむ衝撃的な映像が瞬く間にテレビやネットで拡散され、夕方に「死亡」のニュース速報が流れると日本中に大きな衝撃が走った。

 その日の夜、岩上安身は元外務省国際情報局長・孫崎享氏にインタビューを行い、孫崎氏はリアルタイムで事件の情報が入ってくる中、「報道がおかしい」と指摘していた。


【IWJ号外】ウクライナ情報総局のブダノフ局長、昨年ウクライナ軍がザポリージャ原発に攻撃をかけたと認める!「ロシア軍が攻撃という主張は不合理」と指摘した岩上安身とIWJの報道は正しかった! 2023.10.15

記事公開日:2023.10.15 テキスト

 IWJ代表の岩上安身です。

 ウクライナ情報総局のキリーロ・ブダノフ局長が、昨年8月にウクライナ軍がザポリージャ原発に攻撃をかけたことを、ウクライナメディアのインタビューで認めました。「ロシア軍が、自軍が占拠するザポリージャ原発を攻撃しているというウクライナ側の主張は不合理」と指摘し続けた岩上安身とIWJの報道が正しかったことが証明されました。


【IWJ号外】 またパイプラインの爆破か!? フィンランドとエストニアをつなぐ「バルチック・コネクター」がガス漏洩のため、稼働停止! 「ノルドストリーム爆破事件」から1年、真相究明への扉は開くのか? 2023.10.13

記事公開日:2023.10.13 テキスト

 IWJ代表の岩上安身です。

 8日、フィンランドとエストニアをつなぐ、フィンランド湾の海底を通る天然ガスパイプライン「バルチック・コネクター」の圧力低下が確認され、運転が停止されました。『AFP』などが報じています。その後、ガスの漏洩が検出されています。

フィンランド国境警備局副長官マルク・ハシネン少将「国境警備隊は漏洩の報告を受けてすぐに作業を開始し、ガス管をミリ単位で調査し始めました。漏洩が発見されたとき、これは単なる漏洩ではなく、損傷であることが明らかになりました。外部から引き起こされたものです」(インターファクス、10日)。


【IWJ号外】バイデン政権によるノルドストリーム爆破はタイミングを逸した失敗だった!! シーモア・ハーシュ氏の新記事「ノルドストリームに関する嘘の1年」を紹介! 2023.10.3

記事公開日:2023.10.3 テキスト

 IWJ代表の岩上安身です。

 9月26日は、ノルドストリームの爆破から1周年でした。

 アメリカの調査報道ジャーナリストの第一人者、シーモア・ハーシュ氏は、今年2月に、長年、CIAに持つ情報源からの情報を基に、爆破の主犯は、バイデン大統領であり共犯がノルウェーだったと暴露しました。実行部隊は、CIAと米海軍、ノルウェー海軍の合同部隊です。


【第613号-615号】岩上安身のIWJ特報!ウクライナ紛争への深入りは「米国覇権の終わりの始まり」?米国依存から離脱する動きがグローバルサウス諸国で急加速!岩上安身による元外務省国際情報局長・孫崎享氏インタビュー(その2) 2023.10.1

記事公開日:2023.10.1 テキスト独自

 2023年8月23日、モスクワの北西部にあるトベリ州で、ロシアの民間軍事会社ワグネルの創設者、エフゲニー・プリゴジン氏とワグネル幹部を乗せたビジネスジェット機が墜落し、乗員乗客10人全員の死亡が確認された。

・Prigozhin’s death confirmed by DNA tests ― Moscow(RT、2023年8月28日)
【URL】https://bit.ly/3R2jqW9


【第612号】岩上安身のIWJ特報!「プリゴジンの乱」から2ヶ月、プリゴジン氏搭乗のジェット機がロシアで墜落! 死亡が確認される!!西側で一斉に噴出した「プーチンによる粛清」報道に強い違和感!!数々の矛盾点が!!ロシア大統領府は「西側諸国の憶測はすべてまったくの嘘だ」と断言!(特別編) 2023.10.1

記事公開日:2023.10.1 テキスト独自

 ロシアの民間軍事会社ワグネルの創設者、エフゲニー・プリゴジン氏が、自身の部隊を率いて首都モスクワに向かって北上。その後、ベラルーシのルカシェンコ大統領の仲介により、反乱が終結するという「プリゴジンの乱」からちょうど2ヶ月。

 2023年8月23日に、モスクワの北西部にあるトベリ州で、プリゴジン氏とワグネル幹部を乗せたビジネスジェット機が墜落し、乗員乗客10人全員の死亡が確認された。


【IWJ号外】「ヴォロディミル・ゼレンスキーのボロボロの軍隊にもはや勝利の可能性はないというのが現実だ」! 2023.9.27

記事公開日:2023.9.27 テキスト

 IWJ代表の岩上安身です。

 IWJで繰り返しお伝えしてきた米国のレジェンド、調査報道ジャーナリストのシーモア・ハーシュが9月20日に最新記事を発表しました。

 タイトルは「ゼレンスキーの最悪の瞬間」です。


ロシア弱体化と孤立化は米国の大誤算!「米国の覇権は外部要因ではなく『自壊』によって崩壊する!」~岩上安身によるインタビュー第1130回 ゲスト 桃山学院大学法学部教授・松村昌廣氏 2023.8.20

記事公開日:2023.9.22取材地: テキスト動画独自

特集 ロシア、ウクライナ侵攻!!|特集 台湾問題で米中衝突か?!
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 岩上安身は8月20日、「米国覇権は凋落から崩壊へか? ウクライナ紛争は、米国の軍事覇権、経済覇権、政治文化覇権衰退の加速!」と題して、桃山学院大学法学部教授・松村昌廣氏にインタビューを行った。岩上安身は、以下のように切り出した。


【IWJ号外】ジョン・ミアシャイマー教授の9月3日付最新論文『負けるべくして負ける~2023年のウクライナの反転攻勢』全文仮訳! 第3回「反転攻勢」の幻想を打ち砕き悲惨な戦後まで予言! 2023.9.7

記事公開日:2023.9.7 テキスト

 IWJ代表の岩上安身です。

 【IWJ号外】でお伝えしたジョン・ミアシャイマー教授の9月3日付最新論文『負けるべくして負ける~2023年のウクライナの反転攻勢』全文仮訳! 第3回、最終回です。

 第3回は、ウクライナ軍の電撃戦を阻止するロシア軍の能力を冷静に分析していきます。


【IWJ号外】ミアシャイマー教授の最新論文『負けるべくして負ける』仮訳! 第2回「マスメディアが伝えない『反転攻勢』の現実! ウクライナ軍の電撃戦略に対して深層防御戦略を採るロシア軍の優位性!!」 2023.9.6

記事公開日:2023.9.6 テキスト

 昨日、【IWJ号外】でお伝えしたジョン・ミアシャイマー教授の9月3日付最新論文『負けるべくして負ける~2023年のウクライナの反転攻勢』全文仮訳! 第2回です。

 第2回は、ミアシャイマー教授が、ウクライナ軍が電撃戦で、いかに不利な条件にあるのかを、一つ一つ、分析していきます。


【IWJ号外】ジョン・ミアシャイマー教授の9月3日付最新論文『負けるべくして負ける~2023年のウクライナの反攻』全文仮訳! 第1回「西側は消耗戦回避のためウクライナ軍に古典的な電撃作戦を実行することを望んだ」! 2023.9.5

記事公開日:2023.9.5 テキスト

 IWJ代表の岩上安身です。

 9月に入り、6月初旬から始まったウクライナ軍の「反転攻勢」から3ヶ月が経過しました。ロシア・ウクライナの、短い夏を、ひとシーズン使いきって、この作戦の戦果はどうなったのでしょうか?

 ウクライナのマリャル国防次官が1日、地元テレビのインタビューで「南部ザポリージャ州の一部で、ロシア軍の第一防衛戦を突破した」と発言したことを受けて、日本を含む西側メディアは、ウクライナ軍が、ザポリージャ州に築かれたロシア軍の第一防衛線を突破したと盛んに報道し始めました。