【IWJブログ】 歪められたユダヤ教――「人工国家」イスラエルと米国の拡張主義~岩上安身による東京理科大学教授・菅野賢治氏インタビュー

記事公開日:2013.10.11 テキスト

 今年の8月21日、シリアの首都ダマスカス郊外で化学兵器が使用されたとされる「惨劇」以降、急激に可能性が高まっていた米国によるシリアへの軍事介入は、化学兵器の国際管理というロシアの提案が受け入れられ、一時的に回避されることになった。9月14日のことである。


「人工国家」イスラエルの真実――シオニストの植民地主義と伝統的ユダヤ教徒の絶対的平和主義 ~岩上安身によるインタビュー 第358回 ゲスト 菅野賢治氏 2013.10.7

記事公開日:2013.10.7取材地: テキスト動画独自

 中東一の軍事国家、イスラエル。ヨーロッパ各地に離散していたユダヤ人が、1948年、聖地エルサレムのあるパレスティナの土地に帰還してイスラエルを建国して以降、エジプト、イラン、シリアといったイスラム国と対立してきた。米国を中心とする西側諸国は、イスラエルに対して軍事援助を行い、核兵器の保有さえも黙認してきた。

 なぜ、イスラエルはこれほどまでの軍事大国になったのか。そして、ナチス・ドイツによるホロコーストやロシアによるポグロムといった惨劇を経験しながら、周囲のイスラム国に対して攻撃を仕掛けるのはなぜなのか。


【IWJブログ】戦略なき戦争へと突き進む軍事国家・日本の真実~岩上安身による軍事評論家・前田哲男氏インタビュー 2013.10.5

記事公開日:2013.10.5 テキスト動画

 特定秘密保護法、集団的自衛権の行使容認、日本版NSCの創設、敵基地先制攻撃論、防衛大綱の改正。安倍政権が強い意欲を持って推進するこれら外交・安全保障政策の数々は、日本を米軍と一体化させ、米軍とともに戦争を遂行できる「軍事国家」にしようとするものではないか。

 ジャーナリスト、軍事評論家で、旧日本社会党に政策提言を行っていたことでも知られる前田哲男氏は、「破局に進んでいる」と安倍政権の外交・安全保障政策に警鐘を鳴らす。


「思考しないということは、現在の危機を助けるということ」 憲法研究の泰斗・奥平康弘東大名誉教授が講演~96条の会 シンポジウム「国際社会のなかの憲法」 2013.9.28

記事公開日:2013.9.28取材地: テキスト動画

 「凡庸であってはならない」――。自民党・安倍政権が主張する憲法96条先行改正論に反対する「96条の会」発起人で、憲法研究者の奥平康弘東大名誉教授が講演を行い、改憲論議が盛んな現在の日本社会に対して、このような言葉で警鐘を鳴らした。


「憲法は力によらない平和、日米安保は力による平和だ」浅井基文氏 ~反核医師のつどい2013 in 北海道・第2分科会 2013.9.22

記事公開日:2013.9.22取材地: テキスト動画

 「戦前政治を受け継ぐ思想。自主憲法の制定の欲求。アメリカの世界戦略への呼応。この矛盾した3つの主張をするのが、改憲論者」。このように断じた浅井基文氏は、「ポツダム宣言が日本国平和憲法を生み出した。しかし、アメリカはトルーマン宣言により、真逆の方針で日本を縛った」と語った。

 2013年9月22日9時より、札幌市中央区の札幌全日空ホテルで「反核医師のつどい2013 in 北海道」の第2分科会「日米安保体制と憲法問題、核抑止論にもふれて」が行われた。元外交官で、広島市立大学広島平和研究所所長を務めた浅井基文氏、「明日の自由を守る若手弁護士の会」共同代表の神保大地氏、沖縄基地問題をテーマとしたドキュメンタリー『ラブ沖縄@辺野古・高江・普天間』を共同監督した影山あさ子氏が講演を行った。


IOC総会での安倍総理の「完全ブロック」発言を受けて、官邸前で抗議行動が行われる ~安倍晋三ほら吹き祭VOL.1 2013.9.11

記事公開日:2013.9.11取材地: テキスト動画

 「日本代表である安倍総理のホラ吹き発言に続いて、私たち国民もホラを吹きましょう」--。

 11日、IOC総会での安倍総理の汚染水「完全ブロック」発言は「ホラ」であると指摘する抗議行動が、市民らによって、官邸前で行われた。


「静かにやろうや」ナチスの手口から学ぼうとしたこと~「法の番人」内閣法制局長官の首すげ替えと裏口からの解釈改憲【IWJウィークリー第13号 岩上安身の「ニュースのトリセツ」より】 2013.8.9

記事公開日:2013.8.9 テキスト

特集 憲法改正

麻生副総理、「ナチス発言」を謝罪せず

 「いつのときからか、騒ぎになった。騒がれたら、中国も騒がざるをえない。韓国も騒ぎますよ。だから、静かにやろうやと。憲法は、ワイマール憲法が変わって、ナチス憲法に変わっていったんですよ。誰も気づかないで変わった。あの手口、学んだらどうかね」――。

 これは、7月29日、ジャーナリストの櫻井よしこ氏が代表を務める、民間のシンクタンク・国家基本問題研究所が開催したシンポジウムの場で飛び出した、麻生太郎副総理の発言です。


オリバー・ストーン監督とピーター・カズニック教授が語る『アメリカ史から見た原爆投下の真実』 2013.8.8

記事公開日:2013.8.8取材地: テキスト動画

※全文邦訳を掲載しました(9月10日)。

 来日中のオリバー・ストーン監督は8日、長崎市内で開かれたトークイベントに参加し、「原爆投下によって戦争が終結したと言われているが、それは真実ではない」などと語り、原爆投下は必要なかったと繰り返し強調した。

 このトークイベントは、『アメリカ史から見た原爆投下の真実』と題され、長崎ピースウィーク実行委員会が主催したもの。イベントには、オリバー・ストーン監督と共に『もうひとつのアメリカ史』を著した、アメリカン大学のピーター・カズニック教授も参加した。


「7日に行われる臨時国会までに、麻生氏が議員辞職をすることを求めます」 〜「ナチスを見習いたい」麻生副総理に一発レッドカードを!8.5首相官邸前行動 2013.8.5

記事公開日:2013.8.5取材地: 動画

 麻生太郎副総理兼財務相が7月29日、国家基本問題研究所主催のシンポジウムで、憲法改正について、ワイマール憲法下でのナチス政権を引き合いに出し「手口を学んだらどうか」と発言した。これを受け、8月5日、麻生氏の発言に抗議する人々が首相官邸前で抗議行動と、内閣府へ麻生氏の議員辞職と憲法改正反対を訴える要請書の申し入れを行った。

 抗議行動の参加者らは、「退場の意味を込めて作った」とする赤色のカードと、「麻生も改憲も退場」などと書かれたプラカードを持ち、麻生氏の議員辞職と憲法改正反対を訴えた。


「被災地支援はやっている」五輪で心のデフレ解消を強調 ~猪瀬直樹東京都知事 定例記者会見 2013.8.2

記事公開日:2013.8.2取材地: 動画

※タイトルを訂正しました。8月5日付。

 来月9月に開かれるIOC(国際オリンピック委員会)総会で、2020年五輪開催都市が決定する。2日、猪瀬直樹東京都知事は定例会見で、IOC総会が開かれるアルゼンチン・ブエノスアイレスで開催都市決定の瞬間を迎えるため、今月8月31日から出張すると発表。

 猪瀬知事は、記者からの質問に対しても、東京五輪招致の意義を強調した。今回の招致活動では、前回大会のロンドン五輪での日本人選手の活躍や、メディアの力も合わせ、機運が高まってきた、IOCからの評価もいいと、五輪招致に向けた意気込みを見せた。


麻生副総理、米国ユダヤ人ロビー団体に「謝罪しない」 〜麻生太郎財務大臣兼金融担当大臣 定例会見 2013.8.2

記事公開日:2013.8.2取材地: 動画

※8月5日、タイトル表記一部変更しました。

 麻生太郎副総理兼財務相はこの日、閣議後の定例会見で、憲法改正をめぐりナチス政権を引き合いに「手口を学んだらどうか」などと発言したことについて、アメリカのユダヤ人ロビー団体「サイモン・ヴィーゼンタール・センター」が抗議声明を発表したことを聞かれ、「(謝罪することは)ありません」と述べた。IWJからの質問に対し答えたもの。

 また、社民党の又市征治幹事長をはじめ、野党が求めている閣僚の辞任や議員辞職をする考えも「ありません」と否定した。


「民主主義を破壊する憲法改正は絶対に許さない」 ~みんなの党 渡辺喜美代表 街頭演説 2013.7.4

記事公開日:2013.7.4取材地: 動画

 2013年7月4日(木)10時30分から、東京都豊島区の巣鴨地蔵通り商店街入り口付近で「みんなの党 渡辺喜美代表 街頭演説」が行われた。みんなの党代表の渡辺喜美氏は、選挙区の候補者、桐島ローランド氏と松田公太氏とともに、参議院選挙への第一声を上げた。


「憲法の危機突破のためになにをなすべきか-政治変革の現状と課題を考える」 〜6・29シンポジウム 革新は生き残れるか -新しい変革主体を考える(Part2) 2013.6.29

記事公開日:2013.6.29取材地: テキスト動画

 2013年6月29日(土)13時30分、京都市東山区の東山いきいき市民活動センターにおいて、「6・29シンポジウム 革新は生き残れるか -新しい変革主体を考える(Part2)」と題したシンポジウムが開かれた。まもなく公示される参議院選挙では、憲法改正の発議に必要な3分の2の議席を、改憲勢力が占める懸念が現実味を帯びている。

 一方で、護憲を掲げる革新勢力は、近年伸び悩みが続く。今回のシンポジウムでは、なぜ現在のような政治状況になってしまったのかを問い直すべく、望田幸男氏(同志社大学名誉教授)と、碓井敏正氏(京都橘大学名誉教授)が講演(問題提起)を行った。また、講演終了後には、憲法を守り国民の暮らしを豊かにしていく、「革新勢力の主体づくり」に寄与していくために何をなすべきなのか、聴講者も交えて活発な意見交換を行った。


憲法学習会「憲法改正草案を斬る!」 奥津亘弁護士講演 2013.6.23

記事公開日:2013.6.23取材地: テキスト動画

 2013年6月23日(日)10時から、岡山県岡山市の岡山県立図書館で、奥津亘弁護士を講師に招いて憲法学習会「憲法改正草案を斬る!」が開かれた。奥津氏は「自民党の改正草案には、明治憲法のノスタルジーに支配されている感がある」とした。


【IWJブログ】「TPPは憲法違反。国民主権から外資主権へ権力が移行する一種のクーデター」 国家の主権と民主主義を空洞化させるTPPの危険性を徹底議論 ~孫崎享氏緊急インタビュー 2013.5.14

記事公開日:2013.5.13取材地: テキスト動画

特集 TPP問題

 「NHKの番組において、正しい認識とは思えないような主張を延々と続けていく。こういうことが許されていいのか」。この発言は、3月21日、2013年度のNHK予算を審議する衆議院総務委員会で、自民党の大西英男議員が、今年の元旦にNHKで放送された『NHKスペシャル2013 世界とどう向き合うか』に出演した元外務省国際情報局局長の孫崎享氏の、日中間の尖閣諸島をめぐる領有権問題に関する発言をとりあげ、NHK会長を問いただしたものだ。

 この件で孫崎氏は、4月4日、岩上安身の緊急インタビューに応えて、「私は事実に基づいて話をしている」と反論。当時の外務官僚の論文などを示しながら、歴史的事実として日中間に「棚上げ」合意が存在したことを解説した。孫崎氏は、「ことの発端は、私がTPPについて発言したこと。TPPや原発に関して、政府と異なる発言をする者に対する言論弾圧が、各地で起こっている」と指摘した。さらに話題は、新大久保を中心に行われている「排外デモ」、米軍が想定する「統合エアシーバトル構想」など、多岐に及んだ。


ヘイトスピーチで院内集会「『表現の自由』の国際基準、“他人の人権を侵害することは許されない”」 ~差別主義者・排外主義者によるデモに抗議する 第2回国会集会 2013.5.7

記事公開日:2013.5.7取材地: 動画

 「他人の人権を侵害してまで、『表現の自由』は保障されない」。

 差別主義者・排外主義者によるデモに抗議する国会集会の第二回目が開かれ、スピーカーの一人である師岡康子氏はこう語った。


ヘイトスピーチに関する学習会「95年『人種差別撤廃条約』に批准した日本、排外主義的デモ根絶のため、措置を取る法的な義務がある」―具体的に考えよう~人権機関の役割とは~第3回『差別表現にどう対処するか? 現行法制度下の限界』 2013.3.26

記事公開日:2013.3.26取材地: テキスト動画

 新大久保や鶴橋で在日朝鮮人や韓国人に対する排外デモが連続して行われている。

 元弁護士であり、外国人人権法連絡会・人種差別撤廃NGOネットワークの師岡康子氏が講師として招かれ、「差別表現にどう対処するか?現行法制度下の限界」をテーマに勉強会が開かれた。


デュッセルドルフ市『緑の党』が主催する山口泉氏の講演会「福島原発事故とその現状(Fukushima und die Folgen)」 2013.1.18

記事公開日:2013.1.18取材地: | | テキスト動画

 2013年1月18日(金)18時30分から、ドイツのデュッセルドルフ市内で、「デュッセルドルフ市『緑の党』が主催する山口泉氏の講演会『福島原発事故とその現状(Fukushima und die Folgen)』」が行われた。『原子野のバッハ――被爆地・東京の三三〇日』他の著書のある作家、山口泉氏が、福島原発事故からまもなく2年を迎える日本の現状について、講演を行った。


【岩上安身のツイ録】ノーマン・フィンケルスタイン『ホロコースト産業』と『イスラエル擁護論批判』を読む 2012.5.16

記事公開日:2012.5.16 テキスト

※2012年5月16日の岩上安身の連投ツイートを再掲します

 ノーマン・フィンケルスタインの「ホロコースト産業」、隅から隅まで読了。そこまで精読しなくてもいいだろう、と自分で自分にツッコミを入れながら、でも隅々まで読まずにいられなかった。

 同胞の苦しみを商売にするホロコースト産業の凄まじさ。ホロコーストは、アメリカのユダヤエリートのゆすりのタネとして使われている、と、自らの両親がワルシャワ・ゲットーと強制収容所からの生還者であるユダヤ人のフィンケルスタインは、憤慨を隠さず、衝撃的な告発をする。


岩上安身のIWJ特報 34号 ― ドイツはいかにして「脱原発」の道を進んできたか〜「ドイツ反原発運動小史」著者・ヨアヒム・ラートカウ・ビーレフェルト大学名誉教授インタビュー〜 2012.5.6

記事公開日:2012.5.6 テキスト独自

インタビューが行われた前日の2月1日に、大島堅一立命館教授から急な連絡があり、ヨアヒム・ラートカウ氏が来日しているのでインタビューしたらどうか、との打診を受けた。ヨアヒム氏は明日帰国してしまうため、明日しかインタビューの機会はないとのことだった。ヨアヒム氏は、ドイツにおいて反原発運動の歴史を研究してきた歴史学者である。