来月9月に開かれるIOC(国際オリンピック委員会)総会で、2020年五輪開催都市が決定する。2日、猪瀬直樹東京都知事は定例会見で、IOC総会が開かれるアルゼンチン・ブエノスアイレスで開催都市決定の瞬間を迎えるため、今月8月31日から出張すると発表。
猪瀬知事は、記者からの質問に対しても、東京五輪招致の意義を強調した。今回の招致活動では、前回大会のロンドン五輪での日本人選手の活躍や、メディアの力も合わせ、機運が高まってきた、IOCからの評価もいいと、五輪招致に向けた意気込みを見せた。
猪瀬知事は、オリンピック開催がスポーツの側面からも被災地支援に繋がることを強調。
心のデフレを取り払って、みんなで力を合わせていこう。それが染み通ってきていると、東京招致の意義を述べた。
また、憲法改正を巡って、麻生副総理が、「ドイツのナチスを参考に」とする趣旨の発言をしたことについては、「撤回したから、もう終わり」と、コメントを避けた。