タグ: オーストラリア
伊方原発をとめよう!愛媛県庁前抗議行動 2014.7.25
2014年7月25日(金)18時より、愛媛県松山市の愛媛県庁前で「伊方原発をとめよう!愛媛県庁前抗議行動」が行われた。
レイシズムへの反対を訴え各地を回っているというオーストラリアの男性はアボリジニの聖地にあるウラン鉱山からの採掘が中止されたことなどを報告し行動への連帯の意を表明した。今回でこの行動が始まってから2年となった。
なお松山市では、27日に菅直人元首相と飯舘村の酪農家・長谷川健一氏の講演が行われる。
アーミテージ氏「日米同盟は、より強固になっていると確認」ジャパンハンドラーたちが集団的自衛権の閣議決定を評価 ~第3回日米安全保障研究会記者会見
リチャード・アーミテージ氏、マイケル・グリーン氏、ジョゼフ・ナイ氏、ジョン・ハムレ氏ら、いわゆる「ジャパンハンドラー」たちに対し、記者からは日本の集団的自衛権の閣議決定による行使容認について、「立憲主義への挑戦という見方もある。今回の安倍首相の議論の進め方、政策決定のやり方が、果たして民主主義を標榜する日米共通の価値観に合致しているのか?」という鋭い質問が飛んだ。
「TPPを一言で言うと、日本の制度を全部アメリカの制度に変えてしまうもの」 山田正彦元農水大臣がTPP締結の為の布石「福岡市雇用特区」の問題を指摘 2014.7.6
「TPP(環太平洋戦略的経済連携協定)を一言で言うと何ですか?」
2014年7月6日(日)14時より、福岡市民会館で行われた山田正彦・元農林水産大臣の講演で、参加者から山田氏に対し「TPPとはなにか」を問う質問が飛んだ。
長年TPPに反対の立場を示してきた山田氏は、「日本の制度を全部アメリカの制度に変えてしまうもの」と答え、自民党の総選挙時の公約を堂々と破り、TPP交渉妥結に向け邁進する安倍政権の姿勢に警鐘を鳴らした。
【IWJブログ】子宮頸がんワクチン、接種勧奨再開の結論は先送りに/推進派はワクチンのお勧め再開に躍起 2014.7.4
特集 子宮頸がんワクチン
結論が出ない。危険なら危険であるとして、明確に禁止すべきなのに、またしても国は結論を先送りにした。
7月4日、厚生労働省のワクチン副反応検討部会が開催された。この部会で、子宮頸がんワクチンを国が積極的にお勧めすることを再開すべきかどうか検討されたが、結論は先送りにされた。昨年の6月14日に国が子宮頸がんワクチンの積極的勧奨をストップしてから、すでに1年が経過している。
国が積極的勧奨を一時的にせよストップしたのは、子宮頸がんワクチンの接種によって、重篤な副反応被害が次々と報告されているからである。
「金目発言、セクハラヤジ。暴言連発で安倍政権の崩壊が始まる」 ~小池晃共産党副委員長 演説会 2014.6.28
「日本を戦争する国にしようと突き進んでいるのが、安倍政権。アクセルだけでブレーキなし。ハンドルは右にしか曲がらない。こんな危険な暴走車を走らせるわけにはいかない。暴走政治は許さない」──。
2014年6月28日、新潟市の新潟県民会館で、日本共産党新潟県委員会・新潟地区委員会主催による、小池晃参議院議員(共産党副委員長)の演説会「どうする日本?アキラのここがポイント!ブラック企業・原発・医療介護・消費税・集団的自衛権…etc」が行われた。
韓国の外交・安全保障戦略の新展開 日韓安保協力の将来とは〜国際地政学研究所2014年度第6回ワークショップ 2014.6.20
2012年末の第2次安倍政権発足後、従軍慰安婦問題をはじめとする歴史認識問題や、竹島をめぐる領土問題などにより、日韓関係は戦後最悪と言われるほど冷え込んでいる。政権発足から1年半が経過した現在も、安倍総理と朴槿惠大統領による日韓首脳会談は行われていない。
閉塞した日韓関係を打開するには、何よりもまず、現在の韓国の外交・安全保障政策を知る必要がある。6月20日(金)に行われた国際地政学研究所の定例ワークショップでは、朝鮮半島の安全保障政策に詳しい政策研究大学院大学准教授の道下徳成氏が、「韓国新戦略の行方と日韓安保協力の将来」と題してプレゼンテーションを行った。
「核のゴミは鉱脈を探す段階から」 ~ウラン鉱山開発がもたらす環境汚染 講師 細川弘明氏 2014.6.21
「原発を稼働させると、各工程で『核のゴミ』が必ず発生する。それは、ウラン鉱山にも、ウランの精錬工場にも当てはまる」──。
2014年6月21日、東京・八王子の「八王子市民放射能測定室ハカルワカル広場」で、映画『ジャビルカ』の上映会が開かれた。1回目の上映後、この映画の日本語版監修を担当した細川弘明氏(京都精華大学教授、原子力市民委員会)が、ウラン鉱石採掘を巡る、あまり知られていない問題について解説した。細川氏は、ジャビルカ鉱山開発計画の反対運動にかかわり、計画が完全中止に至るまで尽力してきた。
「美味しんぼ問題」で過去に鼻血について国会質問していた森大臣「科学的事実と不安をごっちゃにしている」と釈明 2014.5.16
2014年5月16日(金)、森まさこ内閣府特命担当大臣の閣議後の記者会見が、消費者庁会見室で行われた。森大臣は前回の会見で、被曝と鼻血の因果関係を否定し、漫画『美味しんぼ』について、「放射能と鼻血との因果関係があるかのように誤解される記載だ」とし、「差別を助長する」などとコメントしていた。
合法化で「『恥ずかしい行為』から『消費活動』に」 〜オーストラリアにおける売買春をめぐる議論とその歴史 2014.5.8
「女性を買う権利が公になっているオーストラリア。日本にも多くの共通点がある」──。
2014年5月8日、京都市上京区の同志社大学烏丸キャンパスにて、シリーズ「グローバル・ジャスティス」の第42回目となる「オーストラリアにおける売買春をめぐる議論とその歴史」の講演が行われた。ゲストスピーカーのキャロライン・ノーマ氏(ロイヤル・メルボルン工科大学講師)は、1980年代から1990年代にかけて、オーストラリアの主要な州で売買春が合法化され、それが社会にどのような影響を与えているのかを解説した。
「オバマ–安倍会談の口約束に惑わされるな」 〜剣が峰のTPP ジェーン・ケルシー氏、ロリ・ワラック氏が緊急講演 2014.4.21
特集 TPP問題
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日米首脳間の「約束」「合意」は、たんなる<口約束>なのか?
しかし、その<口約束>が難航するTPP交渉の漂着先を左右しようとしている。流れ着いた先で日本が置かれるのは、「完全降伏」に等しい状況かもしれない。
4月21日、オバマ大統領の23日訪日を目前に控え、日米首脳会談をきっかけにTPP交渉にも何らかの進展があると見る向きもある中、米国NGOパブリック・シチズンのロリ・ワラック氏とニュージーランド・オークランド大学教授ジェーン・ケルシー氏が来日し、緊急講演を行った。
TPP協議、オバマ大統領来日で「東京合意」なるか ~米NGO代表らが強調 「対日姿勢に、軟化はあり得ない」 2014.4.21
特集 TPP問題
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今や支持率が4割台に低迷するオバマ米大統領が、今年11月に控える中間選挙までに放てる起死回生の最大の矢は、環太平洋経済連携(TPP)の「早期妥結」だと言われている。
それだけに、4月23日からのオバマ氏訪日で、TPPが大きな焦点になるのは確実な情勢で、オバマ氏来日に先立つ格好で、日本がオーストラリアと経済連携協定(EPA)で合意したことが、米国の対日姿勢を緩和させるとの論調も、日本のメディアには目立っている。
元沖縄タイムス論説委員、米軍基地問題巡る「本土の言説」批判~「抑止論も地理優位論も嘘だらけ」 2014.3.28
「沖縄に米海兵隊を置き続ける本当の理由は、日本政府が政治的リスクを負いたくないから、ではないのか」──。
2014年3月28日、大阪市のエル・おおさかで、元沖縄タイムス論説委員の屋良朝博(やら・ともひろ)氏を講師に招き、「関西・沖縄戦を考える会」主催の学習会「沖縄戦と新たな琉球『処分』〜名護市長選と新基地建設をめぐって〜」が行われた。
屋良氏は、1972年に本土への復帰を果たす前の沖縄には、米軍の統治下という縛りはあったものの、主席に行政の全権を行使する力がある「自主権」があったと訴えた。
【IWJブログ】ウクライナ政変第2幕 クリミアの独立・ロシア編入までのドキュメント ~コソボ独立を承認した米国のダブルスタンダード 2014.3.27
特集 IWJが追う ウクライナ危機
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ウクライナ政変について、勃発から連続してブログでその実相を報じ続けている。
前回は3月のはじめ頃まで、首都キエフの独立広場での民衆の抗議行動が銃撃戦へ、ついには政権打倒へと至った顛末を報じてきた。そしてこの「ユーロマイダン(欧州広場)劇場」が、無垢な民衆による非暴力の民主革命と言えるのかどうか、疑問なしとしないことも指摘してきた。
「米政府より日本政府の方が、我々の訪米にピリピリしている」糸数慶子参議院議員・伊波洋一氏ほか 2014.2.21
「この要請団の目的は、沖縄基地の問題解決の道筋を探るため、中長期的に要請行動を続け、アメリカと沖縄のつながりを深めることだ。今回、アメリカ議会の議員へのロビー活動、有識者との懇談会、ナショナルプレスクラブでの記者会見を行なった」と新垣清涼氏は語った。
伊波洋一氏は「南西諸島を戦場にして、中国と日米間で戦争をするプランが立てられた。沖縄に辺野古新基地を作り、自衛隊の戦車車両も持ち込み、アメリカが台湾を守る戦争だ」と指摘、一筋縄ではいかない辺野古新基地建設の背景を説明した。
2014年2月21日、沖縄県宜野湾市の中央公民館で、「辺野古新基地建設に反対する議員要請団 訪米報告会」が行われた。糸数慶子参議院議員、新垣清涼県議会議員、上原快佐那覇市議会議員らで構成した要請団は、2014年1月25日から2月1日にわたって訪米。米国務省、国防総省、シンクタンクなどを回り、辺野古新基地建設反対、普天間基地即時返還、オスプレイ配備撤回を陳情した。
この日は、アメリカ側の反応や成果などを報告。また、ゲストとして、元宜野湾市長の伊波氏が招かれ、沖縄米軍基地の役割と海兵隊の実情、アメリカ国防総省やアメリカ議会の方針などを解説した。
TPP妥結で「日本の胃袋」外資が完全掌握へ ~佐久間智子氏、経常収支悪化による輸入難も危惧 2014.2.15
2014年2月15日、札幌市北区の札幌エルプラザで、さっぽろ自由学校「遊」・北海道食の自給ネットワーク・TPPを考える市民の会主催によるシンポジウム、「私たちを不幸にする世界の食料システム~つくられた肥満と飢餓」が開かれた。
集会は2部構成で、前半は、アジア太平洋資料センターの佐久間智子氏による講演。日本人の食生活は、すでに「輸入」に大幅に依存中で、しかも食料市場には投機マネーが流れ込んでいるため、価格が高騰しやすいことが指摘された。
「大詰め」をむかえるTPP交渉 急遽訪米の甘利大臣「何としてでも大筋合意に」 2014.2.14
特集 TPP問題
「2月22日の閣僚会合には何としても大筋合意にもっていかなければならない」―。
参加国の利害が一致せず、難航しているTPP交渉。甘利明TPP担当大臣は22日にシンガポール閣僚会合を前に、2月15日から急遽訪米してフロマン通商代表と会談する。
14日8時50分より行われた閣議後記者会見で甘利大臣は、大筋合意のためには「日米が懸案事項が妥結できるかどうか、その道筋を確定できるかどうかにかかっている」と述べ、訪米の意気込みを述べた。
「やましいものほど、隠したがる」 〜TPPの情報開示を求める国会議員と市民の記者会見 2014.2.14
特集 TPP問題
「アメリカでは、200名近い民主党議員たちが、TPA(大統領に強い通商権限を与える法案)を通さないという書簡をオバマ大統領に送った。オーストラリアでは、草案開示を上院で決議した。チリ、ニュージーランドも同様な動きだ」──。
2014年2月14日、東京都千代田区の衆議院第一議員会館で、「TPPの情報開示を求める国会議員と市民の記者会見」が開かれた。これは、「TPP交渉のテキスト公開を求める国際共同書簡」に賛同した国会議員と、市民と政府のTPP意見交換会・全国実行委員会との共同会見である。
出席した国会議員は、衆議院議員の篠原孝氏、鈴木克昌氏、阿部知子氏、福田昭夫氏、鈴木貴子氏、参議院議員の徳永エリ氏、紙智子氏、福島瑞穂氏、山本太郎氏(亀井静香衆議院議員は欠席)。市民側は、市民と政府のTPP意見交換会・全国実行委員会の谷山博史氏、国民の食糧と健康を守る運動全国連絡会事務局長の坂口正明氏、西濃環境NPOネットワーク副会長の神田浩史氏らが報告をした。
【IWJブログ】大学卒業後にまっているのは、「奨学金」という名の「学生ローン」地獄——国民の生活改善を無視した政策に悲鳴を上げる学生たち 2014.1.28
特集 2014東京都知事選
今年もまもなく卒業シーズンがやってくる。全国770校ある大学から卒業する多くの学生が、就職や進学など次のステージに進むときだ。3月末には袴姿の大学生らが華やかに身を飾り、母校を旅立っていく。その数日後には、新品のスーツに身をまとった新入社員らを電車で多々見かけることになるだろう。
だが、輝いて見える卒業生らの中には、すでに多額の「借金」を抱えている者も多い。多くの卒業生らは、卒業したと同時に、学生時代につくってしまった「借金」を返す長いローン生活が始まる。「奨学金」と呼ばれる「学生ローン」、つまり借金の返済生活だ。