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「作業員への物理的支援だけではなく、心の支援が大事」 ~岩上安身によるインタビュー 第122回 ゲスト 福島原発暴発阻止行動プロジェクト(シニア決死隊)発起人、山田恭暉氏と賛同人 2011.5.6
2014年6月17日、午後10時33分、福島原発暴発阻止行動プロジェクト(シニア決死隊)発起人で、福島原発行動隊・前理事長の山田恭暉氏が食道がんのためご逝去されました。ご冥福をお祈りいたします。
2011年5月6日岩上安身が、福島原発暴発阻止行動プロジェクトの発起人である山田恭暉(やすてる)氏の自宅に伺い、インタビューを行った。
岩上安身によるインタビュー 第121回 ゲスト 福島みずほ社民党党首 2011.5.6
2011年5月6日、福島みずほ社民党党首にインタビューを行った。冒頭、1~20msv/年被曝しても差し支えないとする基準を文科省が進めてきた背景について説明した。また、招集手続きも議事録もなく、非公式な議論で進められたことを問題視。放射線の感受性は子どもの方が強く、放射線の測定も地上50センチで実施するのはおかしいと指摘。1~20msv/年という基準は決して安全であるというものとして示されたものではないと強調した。
同時に、浜岡原発で、作業員が8年間で50.6msv被曝し、白血病で亡くなっている事例に触れ、20msv/年が如何に高い値であるかを危惧し、子どもは2カ月避難して、その間に除染を行うべきだとした。最後に、30年以内にマグニチュード8程度の東海地震が発生する確率は87%であるから、津波対策もできず、安全宣言も出せない浜岡原発については、経済産業大臣は使用停止命令もできると語った。
岩上安身によるインタビュー 第120回 ゲスト 空本誠喜民主党議員 2011.5.6
2011年5月6日、岩上安身が、民主党 空本誠喜(そらもと・せいき)衆議院議員のインタビューを行った。空本議員は、20ミリシーベルト問題で辞任した小佐古内閣官房参与の教え子であり、代理人を自認する。サポーター有志による、文字起こしとリサーチを、サポート会員ページのみ公開している。
「日本は、命を守るというスタンダードを緩めてしまった」福島原発事故後の政府・マスコミへの不信とソーシャルメディアの可能性~岩上安身によるインタビュー 第119回 ゲスト 孫崎享氏 2011.4.25
※2015年3月3日テキスト更新しました!
「ヘラルド・トリビューン紙上で、白雪姫が日本の汚染リンゴを食べて死んだマンガを発表した。それについて、日本政府は抗議した。海外はマンガで政治批判を許している。
今年のピューリッツァー賞マンガ部門では、福島原発事故のテーマで受賞した。つまり、外国からは日本は危ないと思われている。それは、正確な情報を発信していないからだ。日本は、命を守るというスタンダードを緩めてしまった。これから日本は、海外諸国から信用されなくなるだろう」
「川内原発は地震の巣」――元GE技術者が指摘する日本の原発の致命的な欠陥 ~岩上安身によるインタビュー 第118回 ゲスト 福島第一原発設計者・菊地洋一氏 2011.4.21
※サポート会員記事に全文文字起こしを掲載しました
※テキストを追加しました!
「川内原発は地震の巣。『活断層はない』と言って作ったが、あそこは地盤が悪くて有名だ」――。
元GE技術者で福島第一原発の設計者でもある菊地洋一氏に2011年4月21日、岩上安身がインタビューを行なった。浜岡原発の差し止めに尽力する菊地氏に、岩上安身は「次に緊急性があり、止めるべき原発はどこか」と質問。菊地氏は冒頭のように述べ、伊方原発と川内原発を挙げた。
菊地氏は、オイルショックの時に、「日本に自前のエネルギー源を」という気持ちで原子力の世界に飛び込んだ。だが、東海2号、福島6号の設計に関わり始めてすぐ、限界を感じたという。インタビューでは、菊地氏がその時に感じた違和感に迫る。
岩上安身によるインタビュー 第117回 ゲスト 福島みずほ社民党党首 2011.4.21
※サポート会員議事に全文文字起こしを掲載しました
2011年4月21日(月)、参議院議員会館より社民党党首福島瑞穂氏に岩上安身がインタビューを行った。
岩上安身によるインタビュー 第116回 ゲスト 森ゆうこ参議院議員 2011.4.20
※サポート会員に全文文字起こしを掲載しました
2011年4月20日、森ゆうこ参議院議員にインタビューを行い、発生1か月後の震災対応について聞いた。震災発生当初は事実が不明確なままメッセージを発信することをためらっていたが、インタビューでは原発廃止に向けて動き出す姿勢を見せた。
首相が原発推進方針を見直すつもりはない、と明言したことに対しても、政府はリスクの軽減に向けて動くべきと論じ、推進の方針も変化しつつあると述べた。これだけの惨事であるのに、有事の際のための仕組みを利用せず、責任や決定権が曖昧になってしまった政府の対応についても批判した。
岩上安身によるインタビュー 第115回 ゲスト 花見山公園園主 阿部一郎氏 2011.4.20
2011年4月20日、福島県福島市にある花見山公園にて、付近の視察と、公園園主・阿部一郎氏のインタビュー、さらに来園客に対してのインタビューを行った。
岩上安身によるインタビュー 第114回 ゲスト 南相馬市・桜井市長 2011.4.19
2011年4月19日 現地の記者、小林富久壽氏、チェルノブイリ救援・中部のメンバーが、南相馬桜井市長、秘書課星氏にインタビューを行った。桜井市長は、南相馬の被害が甚大なことに対して、国からの義捐金は少額であるとし、自治体職員は部署によって業務が複雑化し職員に負担がかかっている。後方支援、マスコミの在り方に疑問を呈した。
福島原発事故が起こってもなお、東電、政府、メディアが一体となり、原発事故の情報を隠して世論操作! 自治体から社会意識を変えるため、世田谷区長に立候補! 岩上安身によるインタビュー 第113回 ゲスト 保坂展人氏 2011.4.15
2011年4月15日、元衆議院議員の保坂展人(ほさか・のぶと)氏にインタビューを行った。
自身の裁判体験から始まり、ルポライター時代の経験や考えなどを述べた。原発問題に関しては、スリーマイルの事故以来問題意識を持っており、原発の危険性を広める活動をしても党や既存メディアに無視されてきた体験を語った。
また現在も東電やメディアによる情報の非開示が続いていて、情報統制による一種の世論操作が存在していると喚起した。後半では中央の震災情報非開示や自治体の活動について見るうちに、中央以外の可能性も大きく感じたと述べた。
「日本は、この機を逃したら永久に変われない」――「原発割安」を強く否定する~岩上安身によるインタビュー 第112回 ゲスト 大島堅一氏 (立命館大学教授 ※収録当時) 2011.4.11
特集 3.11
※2015年3月5日テキスト更新しました。
「あれだけのことが起きたのに、日本は変われなかった」──。ある有名作家はツイッターで、こうつぶやいた。
「あれだけのこと」とは、2011年3月11日の東日本大震災、福島第一原発事故のこと。「変わる」とは、日本および日本人のパラダイムシフトのことを指すが、安倍政権の下、少なくともエネルギー政策は、3.11前の「原発推進」に戻った印象がある。
「原子炉圧力容器に穴が開き、冷却水が漏れ続けている」小出助教、メルトダウンの可能性を指摘~岩上安身によるインタビュー 第111回 ゲスト 小出裕章氏(京大原子炉実験所助教 ※収録当時)中編 2011.4.10
2011年4月10日、京大原子炉実験所の小出裕章助教に2度目のインタビューを行った。小出助教は、原子炉の仕組みの説明から、4月10日時点までの福島原発の経過や現状について語った。放射能漏れや被ばくを少しでも改善する策についても述べたが、その危険性についても話し、また東電の怠慢の可能性についても触れた。
最悪のシナリオとして再臨界からのメルトダウン、水蒸気爆発を想定して、それぞれについても詳細に説明を加えた。さらに原発の経済性、生産性はまったく見合わないと語り、安全面以外でも原発は不利益ばかりだと述べた。
岩上安身によるインタビュー 第110回 ゲスト 東日本大震災・被災者の方~茨城トークカフェ 2011.4.2
2011年4月2日、水戸で行われた茨城トークカフェにおける、東日本大震災で被災された方にインタビューの模様。
「政府はパニックを恐れて『SPEEDI』の情報を隠している」~岩上安身によるインタビュー 第109回 ゲスト 小出裕章氏(京大原子炉実験所助教 ※収録当時)前編 2011.4.1
2011年4月1日、京大原子炉実験所の小出裕章助教に、原発事故の危険性についてインタビューした。
冒頭、原子力発電所では、毎年広島が生み出した核生成物の5万発分を生み出しているとその危険性を指摘。100万キロワットという電気を作るために、生み出した熱の2/3は海へ捨てているという非効率性について。原子炉の構造から、福島事故の経緯、放出された放射性物質の危険性について語った。
また、チェルノブイリでは700km先でもホットスポットがあったことに触れ、政府は「スピーディ」の公開はパニックを恐れて非公開としていると指摘、情報統制がされる現在の状況について語った。
岩上安身によるインタビュー 第108回 ゲスト 宮腰吉郎氏 2011.3.31
2011年3月31日、岩上安身は、2006年よりチェルノブイリ被災地で「ナロジチ再生・菜の花プロジェクト」、キエフの被災者互助団体「ゼムリャキ」を取材をした宮腰吉郎(みやごし・よしろう)氏にインタビューをした。
岩上安身によるインタビュー 第107回 ゲスト 中澤誠氏(築地市場 仲卸/全労連 全国一般東京地方本部 東京中央市場労働組合 書記長) 2011.3.29
特集 築地市場移転問題
2011年3月29日(火)、東京都中央区の築地場外市場にて、築地市場 仲卸で、全労連 全国一般東京地方本部 東京中央市場労働組合 書記長の中澤誠氏に岩上安身がインタビューを行った。
岩上安身によるインタビュー 第106回 ゲスト 水谷和子氏(一級建築士/築地市場移転問題裁判 原告メンバー) 2011.3.29
特集 築地市場移転問題
2011年3月29日(火)、一級建築士で築地市場移転問題裁判原告メンバーの水谷和子氏に岩上安身が、築地市場の豊洲への移転問題についてインタビューを行った。
岩上安身によるインタビュー 第105回 ゲスト 野末誠氏(築地市場 仲卸/NPO法人 市場を考える会 理事 /築地市場移転問題裁判 原告メンバー) 2011.3.29
特集 築地市場移転問題
2011年3月29日(火)、築地市場の仲卸で「NPO法人 市場を考える会」理事、築地市場移転問題裁判の原告メンバーの野末誠氏に岩上安身がインタビューを行った。
一部の官僚の意のままに進められていった「原発政策」の実態を明かす~岩上安身によるインタビュー 第103回 ゲスト 佐藤栄佐久元福島県知事 2011.3.20
特集 福島県知事選挙2014
木戸ダム建設工事の前田建設工業への受注をめぐる収賄事件で、2012年10月、佐藤栄佐久前福島県知事の有罪が確定した。佐藤氏はこの件について、一貫して「冤罪である」と主張しており、世間では「佐藤さんは反原発派だから、東京地検特捜部に狙い撃ちされた」と見る向きが少なくない。
岩上安身によるインタビュー 第103回 ゲスト 猪狩利衛氏(福島県富岡町議会議長 ※収録当時)・三瓶博文氏(富岡町副町長 ※収録当時) 2011.3.20
2011年3月20日(日)、岩上安身は、東日本大震災に被災をした、猪狩利衛氏(福島県富岡町議会議長 ※収録当時)・三瓶博文氏(富岡町副町長 ※収録当時)にインタビューを行い、発災当時について、お話を伺った。