もし、日本がTPPに加入してしまった場合、国内農業が壊滅するのは確実とみられているが、それはすなわち、日本が全面的に海外産の農作物に頼らなければならなくなることを意味する。
米国から日本へ向けて、洪水のように輸出されるであろう遺伝子組み換え農作物による人体や生態系への影響が懸念されるほか、他の国々からもさらに汚染の深刻な作物が、日本に大量に輸入されるリスクを警戒しなくてはならない。
深刻なのは、中国の土壌汚染である。かねてよりこの問題に警鐘を鳴らしてきた日本環境学会の前会長の畑明郎氏は、「取り返しのつかない規模で深刻な環境汚染が進行している」と私に語った。
A: TPPに日本参加→日本の農業壊滅→毎日の食事は全面的に海外産物にたよることになろう。
B: 中国で鉱山や精錬所から重金属が垂れ流し→河川と土壌が深刻な汚染→イタイイタイ病、ガンが多発
中国環境保護総局は、2006年に全耕地の1割が重金属で汚染されていると発表。以来、発表なし。
C: 日本は中国から年間5万トンの米を輸入。単純計算で年間5000トンの汚染米がすでに日本で消費されている。
Aは自明、BのからCを推定すると
・・・
!! TPPに参加したら、どうしても重金属汚染米を食べるしか道はなくなる!!
これだけでも十分に、日本で生活する人ならだれでもTPPに反対しなければならない理由になりますね。
TPPは中国の囲い込み戦略だなんて、やっぱりうそっぱちでした。
ここでも米中は日本をコケにして手をとりあっているというわけです。
畑さんの研究、岩上さんのわかりやすいテキスト、ありがとうございます。拡散します。