タグ: 国際
対ナチス・ドイツ戦勝76周年の戦勝記念日に行われたプーチン大統領の演説は、日本でどう報じられたのか。つくられた「ロシアの強権的な独裁者プーチン」のイメージ〜「ウクライナ危機」の背景(その1) 2022.1.14
2021年5月9日、ロシアの対ナチス・ドイツ戦勝76周年を記念する行事において、プーチン大統領の行なった演説が注目を集めた。
日本のメディアの報道では、プーチン大統領の文言は「再び攻撃を企むものには容赦しない」という部分が切り取られ、「ロシアの強権的な独裁者プーチン」の脅しともとれる発言、というニュアンスで伝えられた。
米国「核合意」復帰を巡り強気外交のイラン、5年ぶりにサウジアラビアとの対話協議も実現!背後には中露との関係深化 2021.5.12
特集 中東
イランの核開発を制限するかわりに米国による経済制裁を解除する「イラン核合意」への復帰を、米バイデン政権が表明したことを受け、2021年4月から関係国間の協議が始められた。
日本の政府やメディアは国軍による市民弾圧の恐怖を認識しているのか!? 「ミャンマー国軍は『治安部隊』ではない!!」~3.26ヒューマンライツ・ナウ&在日ミャンマー市民協会による記者会見 2021.3.26
2021年3月26日(金)、午後3時より、東京都千代田区の参議院議員会館にて、ヒューマンライツ・ナウの主催で「ヒューマンライツ・ナウ&在日ミャンマー市民協会『日本政府に対する在日ミャンマー人からの公開質問状に関する記者会見』」が開催された。
ミャンマー抗議デモの主役「Z世代」から、「日本の同世代にも真実を知ってほしい、日本政府は国軍を政権と認めないで!」 〜軍事クーデター渦中のミャンマーと中継をつなぐ「報道ではわからないミャンマーのリアルを聞く!」オンライン会議取材(その1) 2021.3.26
ミャンマーでは、2021年2月1日にミャンマー国軍による軍事クーデターが勃発して以来、武力で政権転覆を狙う国軍に対する市民の抗議デモと、国軍による弾圧が激化している。
3月15日、ロイター通信が、ミャンマー国軍のクーデターに抗議する市民デモを鎮圧するとして、国軍・警察などの治安部隊がデモ隊に発砲するなどして、警官1名の他、少なくとも 38名が犠牲になったと伝えた。
バイデン新政権始動! 強硬な対中国政策と「同盟再強化」は東アジアでの戦争発火へつながるのか?〜岩上安身によるインタビュー 第1032回 ゲスト 元外務省情報局長 孫崎享氏 連続インタビュー第3回 2021.3.8
特集 元外務省情報局長 孫崎享氏
※2021年5月4日 フル公開としました。
2021年3月8日、「岩上安身による元外務省情報局長・孫崎享氏の連続インタビュー」の第3回を収録した。
ガザ緊急集会 岡真理「ガザ 繰り返されるジェノサイド──私たちの応答責任」 2014.7.12
2014年7月12日(土)、パレスチナ・ガザ地区への空爆が続く中、京都大学大学院人間・環境学研究科で緊急に集会「ガザ 繰り返されるジェノサイド──私たちの応答責任」が催された。
岡真理・京大教授の講演とともに、ガザ地区出身で同志社大学大学院に在学中のイヤース・サリーム氏がガザの窮状を延べ、国際社会の一人一人の行動の必要性を訴えた。
【岩上安身のツイ録】「想像の共同体」としての「台湾」 少数民族が主権を獲得することは可能か 2014.4.13
※4月12日の岩上安身の連投ツイートを再掲します。
台湾は独立国家としての資格を充分に備えている。にも関わらず、国際社会の中で国家として「承認」されない。米国はじめ日本もその他の多くの国々も、大陸中国を国家として承認し、台湾を国家として認めていないからである。「一つの中国」という建前が幅をきかせている。
「一つの中国」を認めるとは、いつの日か、中台の統一が行われなくてはならない、という前提に立つ。台湾には、統一派も存在する。が、それは10%程度。現状維持派がもっとも多く、独立派も存在する。独立派は、国民党支持者=外省人中心というだけでなく、本省人中心の考えもあり、複雑。
【ドキュメント台湾国会占拠(10)】台北で示された50万人の民意「馬総統は対話を、サービス貿易協定への答えを」 ~総統府周辺で大規模デモ 2014.4.1
学生らによる台湾立法院(国会)の占拠に呼応して、3月30日、立法院周辺の道路一帯で大規模な抗議集会が開かれた。主催者発表で約50万人(警察発表では11万人超)が参加した。
「台中サービス貿易協定」の審議が「ブラックボックス」の中で進められたことへの抗議の意思表示として、参加者らは黒い服を着て集まった。集会では、今回の学生運動のシンボルである「ひまわり」が大量に配られ、台北市中心部が黒と黄色で埋め尽くされた。台湾ほぼすべてのテレビ局がこの模様を中継した。
【ドキュメント台湾国会占拠(7)】歩み寄りを演出できない馬政権 〜サービス貿易協定は「大資本による収奪」危険性の周知進む 2014.3.27
3月18日に台湾・立法院(国会)が学生らに占拠されてから、1週間が経った25日、馬英九政権側は、いまだに歩み寄る姿勢を見せていない。
台湾総統府はこの日、「馬総統が立法院を占拠する学生の代表を総統府に招き、前提条件なしの対話で意見を聞きたいと望んでいる」という旨を発表した。23日に起こった行政院の占拠に対する流血沙汰の強制排除が、国民の馬政権への反感をさらに高めていることから、一定の「歩み寄り」を演出したいという思惑があるとみられる。
【ドキュメント台湾国会占拠(6)】「流血」の強制排除から一夜明け 〜高まる馬政権への反感、立法院は占拠続く 2014.3.25
3月18日夜から続いている台湾・立法院(国会)占拠と数万人規模の抗議行動。23日夜には、国会を占拠するグループとは別の市民らが、行政院を占拠した。立法院周辺にいた抗議者らも集結し、8000人以上が行政院敷地内で夜通し抗議を続けた。
そんな中、馬英九政権側は即座に警察による「法的措置」を決定。数回にわたる強制排除を行った。動員された2000人の警官隊は半ば強引に市民を排除しながら、最後は放水車を使用して行政院での抗議を鎮圧した。この強制排除により、63人が逮捕され、100人以上が負傷した。
【ドキュメント台湾国会占拠(5)】市民らが行政院も占拠 〜馬政権は「強制排除」を即決 2014.3.25
3月18日夜から台湾で始まった立法院(国会)占拠と、数万人規模の抗議行動は23日、膠着状態に陥ると思われた。 午前の会見で、馬英九総統が占拠をしている学生を「違法だ」と糾弾し、抗議者らが求めている「サービス貿易協定の撤回」についても「認められない」と拒否。これに対して反発した学生らが国会占拠と抗議の「継続」を表明したことで、政権側と市民のにらみ合いはこのまま続くとみられていた。