[IWJ日米地位協定スペシャルVol.1]岩上安身によるインタビュー 第282回 ゲスト『日米地位協定入門』著者 前泊博盛氏 2013.3.5

記事公開日:2013.3.5取材地: テキスト動画独自
このエントリーをはてなブックマークに追加

特集 日米地位協定
※全編映像は会員登録すると御覧いただけます。 サポート会員の方は無期限で御覧いただけます。一般会員の方は2021/8/23まで、全編コンテンツが御覧いただけます。
ご登録はこちらから

「日米地位協定」から見える属国日本の姿

 日本国憲法よりも上位にあるとされる「日米地位協定」とは何か-3日、『日米地位協定入門』(創元社)が発売されたばかりの、沖縄国際大学大学院教授・前泊博盛氏に岩上安身がインタビューした。オスプレイの強行配備から普天間基地の辺野古への移設問題、さらには原発再稼働からTPP交渉参加まで、「日米地位協定」を切り口に、日米間に横たわるいくつもの政治的課題を幅広く議論した。

 全文文字起こしをサポート会員向けに格納しました。(6月19日)

■イントロ

(…サポート会員ページにつづく)

アーカイブの全編は、下記会員ページより御覧になれます。

サポート会員 新規会員登録

関連記事


「[IWJ日米地位協定スペシャルVol.1]岩上安身によるインタビュー 第282回 ゲスト『日米地位協定入門』著者 前泊博盛氏」への9件のフィードバック

  1. 榊原千鶴 より:

     日米両政府が在沖米軍の駐留意義として語る「抑止力」のことを、沖縄では「ユクシ力」と言うそうです。「ユクシ」とは、沖縄の方言で「嘘」という意味。たしかに、オスプレイの配備ひとつをとっても、政府の説明、マスコミの情報、ユクシ(嘘)がいっぱいです。
     インタビューでは、日本は独立国なのか、基地は沖縄だけの問題か、オスプレイはなぜ全国を自由に飛べるのか、原発再稼働やTPPはなぜ強引に進めらているのか、検察が調書をねつ造するのはなぜかといった、日本がいままさに直面する深刻な問題の構造的原因が明らかにされていきます。日本とアメリカ、二国間の属国・宗主国の関係が、日米地位協定という法的な取り決めにより生まれていたとは。ホントびっくりです。
     戦争から、もうすぐ70年が経とうとしているのに、米軍はいまもかわらず日本に駐留し続けています。しかも、基地ひとつを動かそうとしただけで、首相のクビは飛んでしまいました。なぜそんなことが起きているのか。ひとつのヒントとして紹介されたのは、2008年に民主党らが出した「日米地位協定改定案」です。前泊さんはそれが、対米従属の不平等な関係からの脱却を図った内容であることを、具体的に指摘しています。もしこれが実行されていたら。そう考えると、何としても阻止しようとした勢力のあったことが想像できます。
     かつて、売国的日米安保条約が結ばれたときも、密約がいくつも交わされた沖縄返還時も、情報は隠されtていました。けれどもう、知らずに騙されている余裕なんてないはずです。ユクシはまっぴらという方にも、ぜひご覧戴きたいインタビューです。

  2. joe より:

    まずは天皇は日本のシンボルと言っている憲法から変えないといけないのでは。。。

  3. MT8iwj より:

    日米地位協定それ自体が名前はよく聞くけど、実態がどういうものなのか具体的にはあまり知られていないと思います。私自身よくわかりません。

  4. 大竹義人 より:

     憲法を改正し自衛隊を国軍にするという主張があります。一見日本の主権を実現してるように見えるけど、あやしいものだと以前から思ってました。その実情がだんだん明らかになってきていますが、自衛隊は在日米軍に再編された軍隊という性格が強い。
     改憲派の主張は、憲法9条はアメリカの言いなりだから自主的なものに作り替えるというけど、そもそも自衛隊の起源もマッカーサーの鶴の一声だった。それに、制空権の大部分を外国軍に占有され、次期戦闘機も自主的に決定できない国軍というものはあり得ません。
     僕は国粋主義者ではありませんが、そのような自衛隊を国軍にするという発想には、憲法で在日米軍の存在を固定化し、憲法をもってその存在を認めてしまう事にならないか。そんなことを思うのです。
     日米地位協定の意図を合憲とする。そのような機能が自衛隊を国軍にするという主張に潜んでいないだろうか。あるいは、自主独立を求めると隷属が機能するという奇妙でやっかいな構造が戦後の日本にはあるのではないか。いくら主権国家を求めて憲法を改正しても、日米関係の機能の隠されたトリックに絡めとられてしまう。地位協定が憲法より重要という前泊氏の主張には根拠があると感じました。

  5. @55kurosukeさん(ツイッターのご意見より) より:

    米軍ヘリの不時着(墜落)のニュースで聞こえてくる「日米地位協定」って何?と思ったら是非見てほしい。

  6. @hotarupikaさん(ツイッターのご意見) より:

    全ての日本人が本当に必見すべき。驚愕と衝撃のインタビュー。

    2013/03/05 [IWJ日米地位協定スペシャルVol.1] 岩上安身による『日米地位協定入門』著者 前泊博盛氏インタビュー http://iwj.co.jp/wj/open/archives/63401 … @iwakamiyasumiさんから
    https://twitter.com/hotarupika/status/521768567549612032

  7. @55kurosukeさん(ツイッターのご意見) より:

    岩上安身による『日米地位協定入門』著者 前泊博盛氏インタビュー http://iwj.co.jp/wj/open/archives/63401 … @iwakamiyasumi
    米軍基地は、果たして沖縄だけの問題なのか?こういう問題も、日米地位協定と関わっている。翁長さんが当選した今こそ、見てほしいインタビューです。
    https://twitter.com/55kurosuke/status/533981314903322624

  8. 西遠寺 透 より:

    記事を拝読しました。
    2014年12月には特定秘密保護法が施行され、2016年3月29日にはいわゆる平和安全法制が施行されました。また2017年4月には共謀罪の国会審議が始まっています。沖縄では基地問題があります。沖縄はじめ日本はますます国民主権でない国に変貌しつつあります。
    戦前の軍部支配の政治構造を変えるためにアメリカGHQは日本政府より上位に位置して占領統治下の日本を支配しました。その後日本は一応独立国になり、沖縄も返還され、おそらく平安時代以来の戦争しない国状態が対米従属であっても実現しました。2013年当時はまだ日米地位協定の見直しが提言できたと思います。2016年にはアメリカで極右とみなされるトランプ氏が大統領に就任したことによりそれも遠のいた感があります。日本は依然として安倍政権で権力の腐敗と事実上の独裁・翼賛体制構築が進んでいます。
    あたかも戦前のように、アメリカ軍が、もしかしたらアメリカ政府が日本の権力構造の上位に位置し、日本国民は、政府に「従属」するように促され、またアメリカ政府にも「従属」促されています。
    人の作った協定ですから、民意が総結集すれば変えられると望みは持ち続けていますが、随分と日本は暗く、戦争がまじかに感じられる、あまり面白みのない国になりつつあります。何とかするためにもIWJのジャーナリズム魂を記事を見聞きすることでふれ私自身も今後の活路を見出す参考にします。

  9. @55kurosukeさん(ツイッターのご意見) より:

    岩上安身による『日米地位協定入門』著者 前泊博盛氏インタビュー http://iwj.co.jp/wj/open/archives/63401 … @iwakamiyasumi
    日米地位協定とは「アメリカが占領期と同じように日本に軍隊を配備し続けるためのとり決め」です。これは右も左も関係ない、「日本の主権」の問題。
    https://twitter.com/55kurosuke/status/906280362514407426

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です