【特集】地球温暖化と原発ルネッサンス

 
IWJ特報第105・106号「地球温暖化と原発ルネッサンス―地球温暖化問題で、なぜCO2ばかりが取り上げられるのか?~横浜国立大学・伊藤公紀教授インタビュー 第2弾」
 9月末、およそ6年ぶりにIPCC(気候変動に関する政府間パネル)が報告書を発表する。
 ロイターの報道によると、報告書の原案では、「1950年代以降に見られる地球温暖化は、95%以上の確率で、人間活動を主な原因とするものである」としており、また温暖化によって「21世紀末までに最大で82センチの海面上昇が起こる可能性がある」と指摘している。

 
IWJ特報第101~104号「地球温暖化と原発ルネッサンス―間違いと誇張だらけの気候データ~横浜国立大学・伊藤公紀教授インタビュー」
 「原発は、発電時にCO2を排出しないクリーンなエネルギー」――。
 この言葉は、電力事業者や経済産業省など、原発を推進してきた人たちの常套句だった。この考え方の背景には、「メタンやCO2などの温室効果ガスによって地球全体の気温が年々上昇している」という、いまや小さな子どもでも知っている地球温暖化の問題がある。

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【IWJブログ・特別寄稿】『ホッキョクグマが可哀想だなんて、もう泣いたりはしない』(フリーライター・キリエ @KiryeNet)
 私は、かつて、人為起源(主にCO2)地球温暖化説(人間の活動が二酸化炭素を増やし、地球が温暖化しているとする説)を信じていました。
 ホッキョクグマをポスター・チャイルドにした宣伝に、胸を熱くさせました。人間の身勝手さで、ホッキョクグマの生きる場所が壊されている。「本当にごめんなさい」と心から思いましたし、その「事実に見えること」が、度々、私の頬を濡らしました。

 
2015/02/24 原発なしでCO2排出量を半減できるというシナリオを環境NGO、研究者らが提示――「温室効果ガス削減の可能性をさぐる~新たな目標設定と政策の実施にむけて~」
 地球温暖化防止のため、市民の立場から「提案×発信×行動」するNGO/NPOである「気候ネットワーク」は2月24日(火)、主婦会館にて温室効果ガス削減の可能性をさぐる連続セミナーの第一回を開催した。テーマは「削減シナリオと省エネルギー対策」と題し、産業技術総合研究所の歌川学氏、WWFジャパンの山岸尚之氏、国立環境研究所の増井利彦氏を招いて行なわれた。
 気候ネットワークの連続セミナーでは、意欲的に気候変動問題に立ち向かう高い目標設定の検討や福島第一原発事故後の電力問題、幅広い削減可能性を掘り起こした政策の検討、参加と公開の下で公正な国民的議論を起こすなどの問題喚起を行なっていくという。

 
2014/06/14 「地球は寒冷化している」 地球環境の変化とエネルギー政策の展望について聞く~岩上安身による名古屋大学名誉教授・小川克郎氏インタビュー
 現在、IPCC(気候変動に関する政府間パネル)の第5次報告書が順次発表されている。IPCCが1990年に最初にまとめた報告書は、「人為起源の温室効果ガスがこのまま大気中に排出され続ければ、生態系や人類に重大な影響をおよぼす気候変化が生じるおそれがある」と警告し、CO2の増加による地球温暖化に対して警鐘を鳴らしてきた。
 世界的な「常識」として定着しつつあるこの「地球温暖化」について、「地球は寒冷化している」と異議を唱えるのが、名古屋大学名誉教授で地球環境科学が専門の小川克郎氏である。6月14日、小川氏が居を構える八ヶ岳で、岩上安身がロングインタビューを行った。

 
2013/03/14 岩上安身による伊藤公紀氏インタビュー第三弾
 2013年3月14日(木)15時から、神奈川県横浜市の横浜国立大学総合研究棟で、「伊藤公紀氏インタビュー第三弾」が行われた。横浜国立大学環境情報研究院教授(環境物理化学、環境計測科学)の伊藤公紀氏へ、岩上安身がインタビューを行なうのは、今回が3度目である。伊藤氏は世界各国のエネルギー政策や原発の問題点について語り、世界的規模でみる原発事故の確率について、「15年に一度、大事故が起きるという説もある」と述べた。

 
2013/02/28 岩上安身による伊藤公紀氏インタビュー 第二弾
 2013年2月28日(木)15時から、神奈川県横浜市の横浜国立大学総合研究棟S103会議室で、岩上安身による「伊藤公紀氏インタビュー 第二弾」が行われた。横浜国立大学教授の伊藤公紀氏は『シリーズ地球と人間の環境を考える01地球温暖化 埋まってきたジグソーパズル』(日本評論社2003年)、『これだけ知っていれば安心 放射能と原発の疑問50』(同2011)、渡辺正氏との共著『地球温暖化論のウソとワナ』(KKベストセラーズ2008)などの著書がある。前回に引き続き、地球温暖化のCO2還元説をめぐる環境への影響とされる証拠を一通り否定した後、太陽活動が地球の気候変動に及ぼす影響の多元的な要因、総合的視点の必要性について述べた。

 
2013/02/14 岩上安身による伊藤公紀氏インタビュー
2013/02/14 【IWJブログ:地球温暖化に対する懐疑論 横浜国立大学教授 伊藤公紀氏インタビュー】

 2013年2月14日(木)15時30分から、神奈川県横浜市の横浜国立大学で、岩上安身による「伊藤公紀氏インタビュー」が行われた。伊藤公紀氏は横浜国大環境情報研究院教授で、環境物理化学、環境計測科学が専門である。地球温暖化について懐疑的な著作があり、太陽の気候変動に対する影響について述べている。伊藤氏は、気候測定方法の不備や気候変動の多元的要因の複雑性から、「CO2による地球温暖化、という単純化は認められない」とした。

 
2013/02/10 クロストークカフェ vol.6 武田邦彦 × 岩上安身 ~原発ルネッサンスへの疑いと地球温暖化問題~
「『学者』と『専門家』は違う」と武田教授は語る。「いつもの岩上さんのインタビューでは、真理を追求する自由な精神の『学者』として自分の考えを自由に述べていますが、今回はまず、客観的に解説を加える『専門家』として地球温暖化問題と、原発問題について語ります。その後に、『学者』として自分の信念をお話します」。武田邦彦氏と岩上安身がタブーに切り込んだ3時間。

本イベントの動画アーカイブはPPV有料販売中です。ご購入される前にこちらのページ記載している注意事項をお読みください↓
http://iwj.co.jp/info/whatsnew/?p=18721

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2013/01/29 岩上安身による中野洋一氏インタビュー
 2013年1月29日(火)14時から、東京都内のIWJ事務所で、経済学者の中野洋一氏(九州国際大学教授)へのインタビューが、岩上安身によって行われた。『<原発依存>と<地球温暖化論>の策略』などの著書がある中野氏に、地球温暖化と原発の関係、産業としての原発とそれを成り立たせている社会の仕組みなど、多岐に渡って話を聞いた。

 
2010/04/30 日本学術会議 公開シンポジウム「IPCC(気候変動に関する政府間パネル)問題の検証と今後の科学の課題」
 2011年4月30日(金)、日本学術会議講堂に行われた、日本学術会議 公開シンポジウム「IPCC(気候変動に関する政府間パネル)問題の検証と今後の科学の課題」の模様。

9件のコメント “【特集】地球温暖化と原発ルネッサンス

  1. 伊藤公紀、渡辺正『地球温暖化論のウソとワナ』も読みました。1980年代以降にCO2=温暖化の犯人扱いがされるようになった事がよくわかりました。全地球の気候問題はまだまだ未熟な学問なのですね。。でもそれ以上にマスコミの知恵のなさなのか、わざと間違った方向に誘導しようとしているのかわかりませんが、マスコミに踊らされないように、しっかりと情報を取り込んで一人一人が判断して行く必要があると思います。

  2. 岩上さんは、こと地球温暖化問題に関しては、一方側の視点に偏りすぎと思います。「地球温暖化の発見とは何か」を翻訳された、増田耕一氏に一度インタビューをしてみてはいかがでしょうか。

    「温暖化の発見とは何か」本の紹介
    http://sgw1.seesaa.net/article/127878655.html
    ↑拙終了ブログより

  3. まず先に、門外漢ながら長々コメントすることをご容赦くださいm(__)m

    確か地球温暖化に関心を持ったのは、09年8月のテレビ朝日「朝まで生テレビ」の「激論!ド~する?!地球温暖化」あたりだったと思います。温暖化説論者は、比較的若い独立環境研究所の研究員や学者が唱え、丸山重徳東工大教授や武田邦彦教授が寒冷化を唱えていたと記憶してます。

    その約3ヶ月後にクライメートゲート事件がリークされ、元々、地球温暖化説に懐疑的で疑問符がついていたたところにますます輪をかけて疑念が深まった覚えがあります。確か、大手マスコミもろくろく報じてなかった。

    そしてその後、YouTubeで「地球温暖化のウソ」というのを見て、どうやって歪められたのかを少し学ぶことが出来ました。

    しかし、その当時は、まだこの地球温暖化問題が、原発とリンクしているということは頭の隅にもなかった。Co2地球温暖化説におけるカリスマ的存在だったアル・ゴア氏は結果、大富豪になったことを知り、そしてゴアを擁護支持していたアメリカの環境ジャーナリストも実質白旗を上げた時点で、自分の中である程度の確信を持つようになりましたが、それでも原発のことはそれほど頭のなかにありませんでした。

    原発とこの地球温暖化が自分のなかで結びついたのは、やはりあの3.11以後。日本における原発導入の歴史と、原発を維持継続のためのロジックにこれが使われていたところを知るにつれ、Co2地球温暖化と原発ルネッサンスを意識するようになりました。

    そこで自分なりに検索して出てきたのが、「低炭素という低俗な戦略」と「地球温暖化説と原発」という記事です。検索すれば今でも読めます。

    両方とも同志社大教授の室田武氏がエントロピー学会で講演された内容です。前者は2010年10月の講演のもので、後者は3.11の約一ヶ月後の4月のシンポジウムのものです。

    その内容は、<「地球温暖化説」は、ワインバーグというアメリカのマンハッタン計画に参加した学者が、原発推進の世論を誘導するために広めた言説>とのこと。

    更には「CO2温暖化脅威説は世紀の暴論」という講演を1998年に槌田敦さんという環境学者が行なっていたことも知り、今でもPDFで読むことができます。

    最近では、英国気象庁のデータが、地球は16年前に温暖化がストップしていた」ことを示している新データが去年の10月頃に発表されたという翻訳記事も。

    そして今回、IWJ岩上さんによる伊藤先生の10時間に及ぶ分かりやすい解説のインタビュー。上記英国の例を裏付けるように、伊藤先生によれば、近年どんどん新しい論文が発表されており、気象科学はまだ発展途上であるとのこと。Co2温暖化問題が政治問題にすり替わり、マネーゲーム化していったことなどを念頭に置きつつ、伊藤先生がCo2温暖化説に使われた過去データを丁寧に解きほぐされ、次々に目からウロコ。最後には、今後の日本が目指すべきエネルギー政策まで提言されている。

    これまで、公正で事実に基づく多様な議論のうえに成り立っていたと思っていた日本の温暖化説は、実は大手マスコミがばら撒いてきた原発安全神話の刷り込みと同じように、その前提となる土台が歪んでいた。その原発安全神話と同様に、政治や経済的な思惑によって歪められ利用されてきたのでしょう。

    そうだとすると、このIWJによる伊藤公紀のインタビューは、社会に未だ蔓延しているCo2温暖化説を信じ込まされている、ある意味「一般化」「常識化」された刷り込みによる圧倒的な認識のような歪んだなかに一石を投じたと見るべきで、そもそもの土台が公正で多様でなく、その歪みを正常に戻す一矢と見るべきでしょう。

    だから、結論的に思うことは、もっとこのようなシリーズを多くの人が知ることで、真の民主化が進むことなんだろうと思いました。これまでのような安穏とした平和な社会は終わりを告げ、より厳しい時代を迎え、こうした危機感を共有しつつ、今後ともIWJのような独立メディアを応援し、一方では、市井ではあるけれども自立した個々の責任ある人間が、各々の守るべきもののためにそれぞれの可能な範囲において能動的な行動をする時期が来ているのではないかという切迫感をひしと感じます。

    最後に、このような優良上質なコンテンツをIWJによって知ることができたことに感謝したいと思います。

    以上、長々と乱筆にて失礼しました。

  4. 地球温暖化は単純に信じるわけにはいかないと思いますが、世界的に見れば原発推進だけのロジックではないと思います。
    地球温暖化の危機を煽ることで90年代から3.11まで原発を保有増設する理由付けに使われていたという指摘はもっともでしょうが、それよりも、化石燃料を使わない方向へ先進国がシフトすることで、中東などの石油資源国の発言力を落とす目的の方が大きいのではないでしょうか。

    しかしながら、シェール革命が起こることでアメリカの一部で地球温暖化に疑義を唱える理由が経済的にも発生した結果、それを受けてヨーロッパが地球温暖化の枠組みを保たなかった戦犯としてアメリカを貶していましたよね。欧州と米との間の政治的な駆け引きにも地球温暖化説は利用されたと言えそうです。

    その後3.11を眺めていたヨーロッパも地球温暖化と原発推進のリンクはしなくなりましたので、原発と地球温暖化をリンクしている先進国は今や日本だけでしょうか。

  5. 「地球温暖化→原発へ誘導したい」立場とAnti「地球温暖化→原発へ誘導したい」という二つの立場があるものと思います。それぞれ、それぞれの立場に都合の良い研究結果を導き都合の良い資料を集めたい、という心理が働きやすい点に注意しなければならないと思います。
    それは、科学者だけでなく、市民もメデイア、政治についても同様のことが言えると思います。
    確かに「地球温暖化→原発誘導」ということは憂うべき問題ですが、一方Anti「地球温暖化→原発誘導」の陥りやすい問題点は、それによって公正な立場で地球温暖化を研究・対策しようとする人たちをも否定してしまうことです。

    両者の立場を止揚しながら真実を探求してゆくのでなければ、今日の複雑な政治・経済的意図の絡み合う現状においては、本当を見失うことになりかねないと思います。

    例えば、日本のメディアについても
    読売などは、「地球温暖化→原発誘導」報道が良く見られます。
    東京新聞などは、IPCC第五次報告を掲載しつつ、つまり温暖化の危機を掲載しつつも、「地球温暖化→原発誘導」への危惧も同時に伝えています。

  6. ただ、気温そのものは実際に上がってきてるのは確かなので、単に、
    「温暖化論」っとしてでなく、気候変動などの視点で、岩上さんには取材してほしいです。
    原発の推進で、確かに、温暖化の事は、利用はされましたが、気温変わってきてますよ。
    材料物理(でしたよね)の武田教授は、この。温暖化など環境問題に関しては、的外れが少々見受けられますので、、。なんせ「ゴミは焼け、朱鷺は死ね」っと言われる位ですので。。
    環境問題はもう少し幅広く取材してもらいたいと思います、お願いします。

  7. どれも素晴らしい内容、今まで大メディアで言われてた事を無視して耳を傾けてください。

  8. 地球温暖化派も寒冷化派も、ひとまず頭を真っ白にして記事・インタビューを見てみませんか?どの記事も知的好奇心を満たしてくれるはず、気象科学はまだ発展途上ですよ。

  9.  温暖化に肩をもっておけば、ゴアのようにお金は儲かりますから、日本では、右向け右で、政党で云えば、右から左まで温暖化神話を信じている(そのふりも含めて)ようです。 環境省から金貰って宣伝にこれ努めているNPOや企業も多いことですし、何よりもエコを梃にした補助制度で左前になった企業救済に使えましたし、原発の合理化に使えますし、利権がある者は、学者から企業人まで大多数がウハウハです。 それに掉さす者は攻撃されますので、殆ど沈黙しているのが現状です。 
     米国では、大統領が政治的に口では何を言っていても、軍を始めとして科学的に検証していますし、温暖化懐疑派の学者の研究も盛んですので、温暖化神話を信じている人が多数派とは限りません。 健全です。 それに引き比べて、日本と日本人の言うことや為すことの阿保なことには呆れかえります。 クライメートゲート事件なんてものは、日本人の殆どが知りませんし。 国連IPCCと嘘つきゴアのノーベル平和賞受賞に眼を眩まされています。 ゴアが貰ったのは、「科学賞」では無いのですが。 
     でも、その日本でも、天文学の分野では、太陽観測の事実から温暖化一辺倒では危険との見方も出て来たところなので、これからの温暖化一辺倒の阿保どもの逆襲が見ものです。 
     阿保どもは、温暖化で寒冷化する、とか言い始めていますので、吉本より面白いですしね。 日本なんか一年の内に温暖化と寒冷化を繰り返していますから凄いことになるでしょう。 
      

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