米国の政権移行期の空白を突いて 中国は包囲網を突破!? バイデン政権で「ワシントン・コンセンサス」へ回帰する米国の未来は復活か、没落か! 岩上安身によるインタビュー 第1023回 ゲスト 中国通エコノミスト・田代秀敏氏 第3弾 2020.12.2

記事公開日:2020.12.11取材地: テキスト動画独自

特集アメリカ大統領選挙2020
※2020年12月17日テキストを追加しました。

 岩上安身は12月2日、シグマ・キャピタル株式会社チーフ・エコノミストの田代秀敏氏に、この秋第3回目となるインタビューを行った。田代氏は、日本有数の中国通エコノミストである。IWJでは、マスメディアが伝えない、岩上安身による田代氏へのインタビューを通じて、多様な角度から急速に成長し、影響力を拡大している中国の実像を皆様に伝え続けてきた。


福島第一原子力発電所の雨水移送配管内部からラチェットレンチ発見!! 移送管の試運転で発覚! 点検の有無を問われ「個人持ち工具なので管理していない」!? ~12.10東京電力 定例会見 2020.12.10

記事公開日:2020.12.10取材地: テキスト動画

 2020年12月10日、東京千代田区の東京電力臨時会見場で、福島第一原発内の新事務本館からのインターネット中継による定例会見が行われた。

 11月26日、福島第一原子力発電所内の雨水移送管の試運転を行ったところ、雨水移送はできたが、移送管内部から異音が発生していることがわかった。内部を確認したところ、ラチェットレンチ(ボルトやナットを締める工具)が発見された。2018年11月にこの配管が新設された際に混入されたものと思われる。


国民投票法「改悪」案審議でコロナ禍でも容赦なく近づく憲法改悪の足音!! 自民・二階幹事長と立憲民主・福山幹事長が来年1月の通常国会での採決で手打ちか!? 2020.12.10

記事公開日:2020.12.10 テキスト

 改憲手続きを定めた国民投票法改正案が、今国会で初めて審議された。採決は見送られたものの、自民党の二階幹事長と立憲民主党の福山幹事長が会談し、来年1月の通常国会での採決について合意したというニュースが飛び込んできた。

 自民党が長年実現しようとしてきた憲法改悪につながる可能性が高い今回の改正案が、コロナ禍の混乱の中、手続きも不透明なまま進んでいくことに危機感を抱かざるを得ない。


「菅総理が掲げているたった2つのエビデンス、どちらもインチキ!だから国民はこのGoToは相当いかがわしいと思うのです!」~12 ・8野党合同国対ヒアリング ―持続化給付金、GoToトラベル、休業支援金 2020.12.8

記事公開日:2020.12.10取材地: テキスト動画

 2020年12月8日、東京千代田区の衆議院本館で、持続化給付金、「GoToトラベル」事業、休業支援金の問題について、野党各党の国会対策委員による合同ヒアリングが行われた。


香港の民主活動家に実刑判決! 黄之鋒氏は禁錮13ヶ月半、周庭氏は禁錮10ヶ月、林朗彦氏は禁錮7ヶ月…中国による自由と民主主義の「圧殺」は、隣国にとっても他人事ではない! 2020.12.9

記事公開日:2020.12.9 テキスト

 2020年夏に香港国家安全法が成立して以来、多くの人が恐れていた事態が現実となった。

 香港の民主化政治運動団体「デモシスト(香港衆志)」の著名メンバーである黄之鋒(ジョシュア・ウォン)氏と周庭(アグネス・チョウ)氏、林朗彦(アイバン・ラム)氏の3人に実刑判決が言い渡され、それぞれ即時収監された。


金沢で単身赴任中の42歳男性が発熱でPCR検査を希望するも受けられず、死亡後に陽性と判明! 政府はいつまでPCR検査抑制を続けるのか? 新型コロナウイルス感染症対策と経済再生の1つの正解は「無症状感染者の可視化と隔離」! 2020.12.9

記事公開日:2020.12.9 テキスト

 金沢で単身赴任中の42歳の男性が、PCR検査を受けることを希望しながら、検査を受けることなく自宅で亡くなった。男性の死亡後、PCR検査で新型コロナウイルス陽性が確認された。日本では春の第1波のときにも、女優の岡江久美子さんがPCR検査を受けられないまま容体が急変し、緊急入院後に陽性が確認されたが、重症化し亡くなっている。


2020年5月に行われた「政府のコロナ対策は科学的か」アンケートがそのままその後の感染拡大予告!31カ国のコロナ対策の科学者による評価は、ニュージーランドが1位、中国は3位、米国は31位と最下位! 日本は22位、政策の転換が必要!! 2020.12.9

記事公開日:2020.12.9 テキスト

 新型コロナ第2波に見舞われ、あえいでいる英国で、『エコノミスト』誌が11月11日、「(各国)政府のコロナ対策は科学的か」というランキングを掲載した。31カ国を対象に、世界各国の約2万5000人の研究者に対して行った、各国政府のコロナ対策がどの程度科学的かというアンケート調査のまとめである。


3つの大罪「自国を犠牲にした対米隷属、原子力導入・推進、新自由主義路線」を敷いた中曽根元総理葬儀に際し、明治天皇大葬と並ぶ弔旗・黙祷要請!! 閣議了解による事実上の強要は内心の自由侵す!~10.15 合同葬弔意要請に関する野党合同ヒアリング 2020.12.8

記事公開日:2020.12.9 テキスト動画

 10日17日土曜日に行われた故中曽根康弘元総理の内閣と自民党による合同葬をめぐり、文部科学省が全国の国立大学、日本私立学校振興・共済事業団、公立学校共済組合や文科省の機関に、葬儀に合わせて弔旗の掲揚や黙祷するようお願いする文書を送付していたことが明らかになった。


感染防止か経済活動か?新型コロナ感染者激増の中、世論や医師らの訴えに耳を貸さない政府! なぜ「GoToトラベル」事業を中断できないのか?~12.8西村康稔 新型コロナ対策担当大臣 定例会見 2020.12.8

記事公開日:2020.12.8取材地: テキスト動画

 2020年12月8日(火)午前11時頃から、東京都千代田区永田町の中央合同庁舎8号館会見室にて、西村康稔 新型コロナ対策担当大臣の定例会見が行われた。

 冒頭、会見前に開催された政府与党政策懇談会、および、大阪府からの看護師派遣の要請などについて、西村大臣から報告があった。詳しくは全編動画をご確認いただきたい。


分科会尾身会長の発言「Go Toトラベル含む人の動きと接触減らすことが必須」に対して、大臣は「直接聞いてないので発言控える」!!~ 12.8赤羽一嘉 国土交通大臣 定例記者会見 2020.12.8

記事公開日:2020.12.8取材地: テキスト動画

 2020年12月8日、国土交通省にて、 赤羽一嘉国土交通大臣の定例記者会見が行われ、IWJで生中継した。

 会見では大臣からの報告はなく、「Go Toトラベル」を中心に、質疑応答が行われた。


菅政権の「火種を消すために家ごと燃やしてしまえ」という手法! 日本学術会議問題で岩上安身の呼びかけに応じた早稲田大学・水島朝穂教授、明治学院大学・木下ちがや研究員、法政大学・中沢けい教授、神戸学院大学・上脇博之教授のメッセージ! 2020.12.6

記事公開日:2020.12.6 テキスト

 菅総理による日本学術会議新規会員への人事介入の件は、学問の独立性の侵害、任命権の解釈の恣意性が問題となっている。任命拒否された6人は、軍事研究解禁に反対するのではないかと、菅政権に判断され、任命が拒否された疑いがある。

 岩上安身による日本学術会議トップの関係者に対する取材によれば、現在、日本学術会議内部では、軍事研究解禁賛成派と反対派のバランスがギリギリのところに差し掛かっている。この6人を任命しないことで、賛成派が反対派を上回ることになる可能性が高いため、周到に準備した上で、任命を拒否した可能性がある。


任命拒否問題を受けて情報発信強化に努める日本学術会議。過去の提言発出状況、菅首相の指摘に応える会議の方向性などを表明!~11.12日本学術会議 記者会見 2020.11.12

記事公開日:2020.12.6取材地: テキスト動画

 2020年11月12日(木)16時半より、港区の内閣府日本学術会議にて記者会見が行われた。

 会見には日本学術会議会長 梶田隆章氏、同 副会長 望月真弓氏、同 副会長 菱田公一氏、同 副会長 高村ゆかり氏、同 第一部幹事(日本学術会議アドバイザー) 小林傳司氏が出席した。


新型コロナウイルスの抗体は少なくとも半年は持続するという調査結果を横浜市立大学が発表! 同様の抗体調査結果をニューヨークとカリフォルニアの共同研究プロジェクトも発表!「ワクチン開発に期待が持てる」! 2020.12.4

記事公開日:2020.12.5 テキスト

 横浜市立大学の山中竹春教授をリーダーとする「抗体検査プロジェクト」チームが、感染後半年後も新型コロナウイルスをブロックする働きのある「中和抗体」を98%の人が保有していたことがわかった。

 新型コロナウイルスの抗体は数ヶ月で消えるとの研究もあったが、山中教授の報告は、それをひっくり返すものとなる。しかし、一方で「集団免疫の獲得」を目指した、積極的なコロナ対策をうたなかったスウェーデンは深刻なコロナ禍に見舞われている。人々が感染し、抗体をもつことで集団として克服してゆく、というシナリオは座礁したかに思われる。個々の研究の検証は、まだ今後にかかっているようである。


ホワイトハウスのパーティーでトランプ氏が2024年大統領選出馬を示唆! 1月のバイデン新大統領の就任演説の日にあわせて選挙活動を開始か!? 拡散された動画にはマスクなしで咳をする出席者の姿も!! 2020.12.5

記事公開日:2020.12.5 テキスト

 2020年11月に投開票が行われた米国の大統領選で、一貫して「敗北」を認めてこなかったドナルド・トランプ大統領に、新しい動きがみられた。

 2024年に行われる米大統領選への出馬の意向を示す発言をしたというのだ。トランプ氏が2024年に再出馬するという噂は囁かれていたものの、公の場でトランプ氏がその可能性にふれたのはこれが初めてとなる。


菅総理の政治資金規正法違反疑惑について、聞いているのは法制度の解釈! 前夜に質問取りまでしておいて、「個別の調査権がない」と繰り返す武田大臣の顔には薄笑いが!〜12.4 武田良太 総務大臣 定例会見 2020.12.4

記事公開日:2020.12.4取材地: テキスト動画

 前日の夜に質問取りまでしておいて、総務省の官僚は、あえてこちらの質問意図とは異なる答弁を用意したのか? IWJ記者の質問に薄笑いを浮かべ、手元の資料に目を落としながら答弁する武田良太総務大臣の姿からは、省をあげての意図的な「はぐらかし」が感じられた。

 週刊ポスト12月11日号(11月27日発売)が、菅義偉総理が2014年と2015年に横浜市内のホテルで開いたパーティー「春の集い」について、政治資金収支報告書に記載がないことを報じた。


香港で周庭氏ら3名の民主活動家に実刑判決!「政府・外務省は今後この判決に対する正式な批難声明を発出し、3名の釈放に向けて行動を取る予定はあるか?」の質問に大臣は実質ゼロ回答!~12.4茂木敏充外務大臣 定例会見 2020.12.4

記事公開日:2020.12.4取材地: テキスト動画

 2020年12月4日(金)午前10時45分から、東京都千代田区霞が関の外務省会見室にて、茂木敏充外務大臣の定例記者会見が行われた。

 冒頭、茂木大臣から、来週に予定されているアフリカへの海外出張についての情報提供があった。訪問予定国は、チュニジア、モザンビーク、南アフリカ、及びモーリシャスとなっており、大臣は「自由で開かれたインド・太平洋の実現に向けた連携、そして、ポスト・コロナを見据えたビジネス関係の強化が目的であり、第8回アフリカ開発会議(TICAD8)に向けた連携を通じて、『包容力と力強さを兼ね備えた外交』をアフリカで力強く推進していきたい」と語った。


老朽原発再稼働! 破綻した核燃料サイクルを継続! 原発ゼロ基本法案は2年9か月棚ざらし! 「今、原発は集中的な攻撃にさらされている!!」~12.1原子力政策に関する市民と議員との意見交換会 2020.12.2

記事公開日:2020.12.4取材地: テキスト動画

 2020年12月1日、東京都千代田区の衆議院第1議員会館で、立憲野党議員と市民の意見交換会が開催された。


「トリチウム水」安全キャンペーン!? 福島第一原発で7月から11月で240回の取材・視察を実施! 参加者に「トリチウム水」をガンマ線計測装置で計測させて安全をアピール!! ~11.30東京電力 定例会見 2020.11.30

記事公開日:2020.12.3取材地: テキスト動画

※2020年12月18日 リード追加しました。

 2020年11月30日、東京千代田区の臨時会見場で、東京電力による定例の記者会見が行われた。


郷原信郎弁護士が「桜を見る会」追及本部ヒアリングで2019年度の収支報告書に着目!疑惑追及後になお虚偽記入を繰り返した、強制捜査するべき悪質さだと指摘!~12.3 第37回 総理主催「桜を見る会」追及本部ヒアリング 2020.12.3

記事公開日:2020.12.3取材地: テキスト動画

特集 野党合同ヒアリング
※2020年12月24日テキスト追加しました。

 安倍晋三前総理の後援会が主催した「桜を見る会」前夜祭をめぐる、公職選挙法違反や政治資金規正法違反の疑惑について、安倍総理は12月4日、国会内で記者団に対し、東京地検特捜部の任意聴取に応じることを表明した。


本日参院本会議で種苗法『改悪』法案が成立!「社民党はこの法案に反対です! 自家増殖の種子の使用が許諾制になり、許諾料が莫大になる。種子は誰のものか? 間違いなく農民のもの!」~12.2社会民主党 福島瑞穂党首定例会見 2020.12.2

記事公開日:2020.12.2取材地: テキスト動画

特集 種子法廃止!「食料主権」を売り渡す安倍政権
※21/3/10リード追加しました。

 2020年12月2日(水)11時より東京都千代田区の参議院議員会館にて、社会民主党 福島瑞穂党首 定例会見が行われた。

 冒頭、福島党首からの報告後、各社記者との質疑応答となった。記者からの質問は、社民党の再生、吉川元農水大臣の大手鶏卵生産会社からの収賄、コロナ禍での就職難および自殺者の急増、そして、選択的夫婦別姓制度についてなど、多岐に及んだ。