「サンフランシスコ講和条約は、軍事的従属の鎖」。志位和夫委員長、主権回復の日政府式典を糾弾 ~安保条約廃棄・真の主権回復を求める4・28国民集会 2013.4.28

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 2013年4月28日(日)13時30分より、東京都千代田区のソラシティカンファレンスセンターにて「安保条約廃棄・真の主権回復を求める4・28国民集会 ~『従属と屈辱の日』に抗議する~」が開催された。

 日本共産党の志位和夫委員長は「サンフランシスコ講和条約によって、日本は形式上、独立国になった。しかし、これは軍事的従属の鎖である」と指摘。4月28日は「日本がアメリカの従属国に落ち込んだ日」であるとし、政府主催の「主権回復の日」式典に異を唱えた。


さようなら原発水戸アクション 2013.4.28

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 2013年4月28日(日)15時より、茨城県水戸市の水戸駅南口ペデストリアンデッキで「さようなら原発水戸アクション」が行われた。

 主催は地球カフェ・結。応援にFoE Japanの吉田氏と原発ゼロノミクマも登場し、子どもや10代の若者にも大人気だった。参加者達はチラシを配りながら原発について説明し、終始和やかな周知アクションとなった。


カルディコット・ニューヨーク・シンポジウム報告会 2013.4.28

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 2013年4月28日(日)13時30分から、大阪市北区の毎日インテシオで、3月11日と12日にアメリカで行われた、ヘレン・カルディコット財団主催の国際シンポジウム「福島原発事故の医学的・生態学的影響」の報告会が開かれた。

 このシンポジウムに出席した橋本百合香氏と川井和子氏が、原発事故から2年が経過した日本の状況が、世界の研究者から注目されていることなどを報告した。


パリ・モンパルナスで脱原発デモ、アレバ社はMOX燃料を日本へ送るな! ~チェルノブイリ・デー 2013.4.27

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 2013年4月27日(土)10時(日本時間17時)より、フランス、パリのモンパルナス駅前で、チェルノブイリデー・アクションが行なわれた。

 1986年4月26日に起きたチェルノブイリ原発事故から27年を迎えた土曜日、SNP、よそのもフランスらが共同企画した「CENTRALES NUCLEA i RES」の人文字が瞬時に、「LES CANCERS ET LARUiNE」( 原子力発電所の答えは癌と破滅)と並べ替えられるパフォーマンスなどが行われた。


後藤政志氏講演会 「原発を作ったから言えること~福島原発事故を踏まえて」 2013.4.27

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 2013年4月27日(土)18時30分、千葉県流山市の流山市生涯学習センターにおいて、元原子炉技術者の後藤政志氏による「原発を作ったから言えること~福島原発事故を踏まえて」と題した講演会が開かれた。

 後藤氏は、東芝で原子炉格納容器の設計に従事した経歴を持ち、民主党政権下で設置された「ストレステスト意見聴取会」の委員などを務めたことでも知られている。


『フタバから遠く離れて』上映会後トークライブ 2013.4.27

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 2013年4月27日(土)17時から、山口県下関市の生涯学習プラザ・ドリームシップで「『フタバから遠く離れて』上映会後トークライブ」が行われた。この映画の監督を務めた舩橋淳氏は、双葉町への想いを語り、原発のリスクを地方に強いる構造を問題視した。


世界遺産・平城宮跡 国営歴史公園「整備」を考えるシンポジウム 2013.4.27

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 2013年4月27日(土)13時30分から、奈良市の奈良県文化会館で「世界遺産・平城宮跡 国営歴史公園『整備』を考えるシンポジウム」があった。テーマは「平城宮跡」の遺産価値の保持。国土交通省による国営公園整備の影響で、世界遺産からの登録抹消の可能性も取りざたされている、この史跡の今後の扱われ方について、考察がなされた。


福島原発告訴団「強制捜査と起訴を求める集会」満田夏花氏講演「続く原発震災の被害 ~ 子どもたちの健康はどうなる?」 2013.4.27

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 2013年4月27日(土)14時15分より、福島県郡山市労働福祉会館において、福島原発告訴団総会「強制捜査と起訴を求める集会」が行われた。

 原告団弁護士の保田行雄氏が、福島原発告訴の進捗状況と、その内容を説明した。1万人以上の告訴・告発人が訴訟をおこしており、「日本の司法史上、初めての規模になった。東電、政府、関係機関の責任を追及しなくてはならない」と訴えた。

 FoE Japanの満田夏花氏は、「年間20ミリシーベルト安全基準」の成り行きや、福島県立医大の山下俊一氏による一連の発言と小児甲状腺がん多発の実態、自主避難者への補償問題や、原発事故子ども・被災者支援法などについて講演した。


「屈辱的な合意内容を、政府は隠蔽しようとしている」 TPP参加の撤回を求める大学教員の会が、国会議員に質問要請 ~TPP日米事前協議の米国追随的合意を告発し、参加撤回を求める記者会見 2013.4.26

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特集 TPP問題

 4月20日、TPP参加11ヶ国により、日本のTPP交渉参加が正式に承認された。前のめりにTPP政策を進める安倍政権は、他方で、国民の生活に重大な影響を及ぼす情報を十分に開示していない。

 「TPP参加交渉からの即時撤回を求める大学教員の会」(以下、大学教員の会)の呼びかけ人の一人である、大西広慶応義塾大学(理論経済学)は、「(TPPに日本が参加するための)『日米事前協議』の結果は、日本側全面屈服以外の何物でもなかった」と断じる。


経産省、「『事故収束』と今後は使わないようにする」-「『事故収束宣言』撤回」受け入れず ~「収束宣言」を撤回させ、損害の全面賠償と福島の未来を勝ち取る省庁交渉 2013.4.26

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 2013年4月23日(火)、官邸前で抗議行動を行った福島県の人々は、議員会館に移動し、13時から、文科省、環境省、経産省、農水省に申入れ書の提出を行った。

 「原発事故収束宣言」を行った政府に対し、人々は「収束宣言撤回」を要請。しかし、経産省は「今後、『事故収束』という言葉を使わないようにする」と回答するに留まった。


東京電力 記者会見 17:30 2013.4.26

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 2013年4月26日(金)、東京電力本社で、定例記者会見(17:30、2:08’)が行われた。

 廃炉対策推進会議第二回、汚染水処理対策委員会第一回が開催され、会議資料をもとに概要を説明した。過去の偽装請負発覚を発端とする、作業者の労働環境改善のための、請負い関係の実態調査アンケートの結果がまとまり、公表されたが、問題は無いと結論付けた。


井戸川克隆(前双葉町長)×飯田哲也トークイベント「チェルノブイリと福島に学ぶ上関原発 〜地域からのエネルギー革命を目指して」 2013.4.26

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 2013年4月26日(金)13時30分から、山口市の菜香亭で「井戸川克隆(前双葉町長)×飯田哲也トークイベント」が行われた。井戸川氏は、3.11から埼玉県へ避難する決断をした経緯、被災地の現状を説明した。また、原発の事故をなかったことにしようとしている、国やマスコミの対応を問題視した。


立憲主義崩壊 96条改正で、時の政権が憲法を自由に変える国へ ~東京共同法律事務所 憲法講演会 2013.4.25

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 「立憲主義の崩壊だ」。海渡雄一弁護士は、2013年4月25日(木)に行われた、東京共同法律事務所主催の憲法講演会でこのように述べ、安倍政権が公言する憲法96条の改正により、改憲の敷居が下がれば、「時の政権による憲法改正が日常化し、憲法と法律の違いがなくなる」と語った。


【IWJブログ】「0増5減」でお茶を濁してすむ話か? ~「我々は民主主義の違反を訴えている」 山口邦明弁護士インタビュー 2013.4.25

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 昨夜(4月24日)、東京MXテレビの「ニッポン・ダンディ」でも、「一票の格差」の問題について話をした。「0増5減」でお茶を濁されてしまっていいのだろうか――。

 4月23日衆院本会議で、「一票の格差」を縮める「0増5減」の区割り改定を盛り込んだ公職選挙法改正案が、自民・公明与党の賛成多数で可決された。民主、みんな、生活などの5つの野党は反対し、日本維新の会は採決を欠席した。


【IWJブログ】補助弁護人の「正体」はヤメ検。 虚偽報告書に「不起訴不当」決議は妥当か 八木啓代氏インタビュー 2013.4.23

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 陸山会事件において、田代政弘検事らが虚偽報告書を作成し、検察を強制起訴に誘導した問題について、19日、東京第一検察審査会は「不起訴不当」との議決を出した。これを受け、IWJは2013年4月23日(火)、「健全な法治国家のために声をあげる市民の会(以下、市民の会)」代表、八木啓代氏にインタビューを行った。インタビューでは、これまでの一連の経緯も振り返り、説明していただいた。


超党派による議員連盟、立憲フォーラム設立。隔週で有識者を招いた勉強会を開催へ ~超党派議連「立憲フォーラム」設立総会 2013.4.25

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特集 憲法改正

 2013年4月25日(木)17時から、東京都千代田区の衆議院第二議員会館1階多目的会議室にて「超党派議連『立憲フォーラム』設立総会」が行われた。フォーラムの設立記念として、元財務大臣の藤井裕久氏(民主党顧問)と元官房長官の武村正義氏(元さきがけ代表)の2名による記念講演が行われ、自民党改憲案の問題点などが説明された。呼びかけ人の辻元清美衆議院議員は「こうした勉強会を地元大阪でも開催し、市民も参加して議論できるような形に広げていきたい」と、今後の抱負を語った。


パブコメに対する規制庁の対応に怒り心頭 ~セミナー「みんなで学ぼう!原発・新規制基準案のパブコメのポイント」 2013.4.24

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 「パブコメには頭にきている。ふざけるな!」元東芝技術者でストレステスト意見聴取会委員の後藤政志氏は怒りを露わにした。怒りの理由はパブコメに対する規制庁の対応にある。

 2013年4月24日(水)、地球環境パートナーシッププラザにて「みんなで学ぼう!原発・新規制基準案のパブコメのポイント」が行われた。


柳原弁護士「狐につままれたような判決だ」。ふくしま集団疎開裁判 判決は棄却 ~ふくしま集団疎開裁判 緊急記者会見 2013.4.24

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 2013年4月24日(水)18時から、東京都千代田区の衆議院第二議員会館第1会議室にて、「ふくしま集団疎開裁判 緊急記者会見」が行われた。柳原敏夫弁護士は、冒頭、今回の判決を「狐につままれたような判決だ」と述べ、低線量被曝の身体への影響が認められた一方で、「ただちに不可逆的な悪影響を及ぼすとまでは認められない」とする判決の矛盾点を問題視した。


オスプレイ配備拒否!低空飛行訓練反対!4.24横浜集会~沖縄からの訴え 山城博治さん~ 2013.4.24

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 2013年4月24日(水)18時30分から、神奈川県横浜市の関内ホールにて「オスプレイ配備拒否!低空飛行訓練反対!4.24横浜集会~沖縄からの訴え 山城博治さん~」が行われた。

 冒頭、米軍の基地建設オスプレイ配備に揺れる沖縄の市民の姿を、8年にわたってカメラに収めた映像が紹介された。


【IWJブログ:「TPPは憲法違反。国民主権から外資主権へ権力が移行する一種のクーデター」 国家の主権と民主主義を空洞化させるTPPの危険性を徹底議論 ~岩月浩二弁護士インタビュー】 2013.4.24

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特集:TPP問題

 安倍総理がTPP交渉参加を表明したのは2013年3月15日(金)。それからおよそ1ヶ月あまり。この間、日本政府は参加各国と二国間事前協議を急ピッチで進め、2013年4月20日(土)、11カ国すべてから正式に交渉参加の承認を得るに至った。現在、日本政府は7月の交渉会合参加を目指している。

 大手メディアは、日本の交渉参加入りの過程については大々的に報じるものの、TPPがはらむ本質的な危険性については、いまだに直視しようとはしていない。TPPは、「国家の仕組みそのもののを変えさせられ、その主権を脅かす」と、多くの識者が警鐘を鳴らしているにもかかわらず、である。

 2013年4月11日(木)に岩上安身のインタビューに応じた弁護士の岩月浩二氏(愛知県弁護士会・司法問題対策委員会TPP部会長)は、ISD条項は米国が押し付ける「不平等条約」と批判した。そして「憲法違反」「内政干渉」「外資主権」、さらには「クーデター」というキーワードでTPP問題の焦点を大きく浮き彫りにし、同様に米国から「不平等条約」を押しつけられた韓国政府も、米国とのFTA(自由貿易協定)締結の際に、ISD条項の盛り込みを回避しようと必死に抵抗を試みたことを指摘した。

 岩月弁護士のように、正面から真摯にTPP問題に取り組んでいる法曹関係者は、ごく稀である。「TPPは違憲です。法律家は、とりわけ憲法学者は何をしているのか」と憤慨する岩月氏は、「絶望的だが、この状況を覆すことは可能と信じる」と力強く訴えた。