村上正邦氏「司法を考えるだけでなく、正さなければ駄目だ」 ~第55回 日本の司法を正す会 2013.6.28

記事公開日:2013.6.28取材地: テキスト動画
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(IWJテキストスタッフ・富田/奥松)

 2013年6月28日(金)14時から、東京都千代田区永田町にある村上正邦事務所で「第55回 日本の司法を正す会」が開かれ、村上正邦氏(元労働大臣)が、KSD事件の再審請求を行うことを発表した。2008年3月に同事件で実刑判決を受け、すでに服役を終えている村上氏だが、公判では無罪を主張し続けた。この日、応援者らを前に村上氏は、「再審請求の認定が難しいのは承知している。これも私に課せられた使命だ」などと熱弁をふるった。

■ハイライト

  • ゲスト) 村上正邦氏(元参議院自民党議員会長)
  • 進行) 青木理氏(ジャーナリスト)

 「神から与えられた試練だと受け止め、この苦難に耐え忍ぼうと考えた」。村上氏は、旧ケーエスデー中小企業経営者福祉事業団(KSD)がらみの事件で、懲役2年2ヵ月の実刑(受託収賄罪)が下りた折の心情を、こう吐露した。そして、「耐え忍ぶうちに『今後、私のような冤罪の被害者を出してはいけない。それには、有志が集まって司法を考える場が必要』との考えがまとまった」と述べ、この勉強会の前身である「司法を考える会」発足の経緯に言及した。今般の、東京地裁への再審請求の真意については、「(司法を考える会をスタートさせるも)もはや考えるだけではダメという思いが強くなり、この国の司法を正さなければならないと確信するようになった。そして今回、正すのであれば、自らが(司法の)不正と戦い、私の冤罪を晴らす必要があると考えた」と説明した。

 KSD事件の概要は、1996年、村上元労働大臣が、旧KSDの故古関忠男元理事長から、職人育成が目的の「ものつくり大学」設置に有利な代表質問を、国会で行なってほしいと依頼され、その報酬として5000万円などを受領した、というもの。故古関元理事長は、有罪確定後、自宅風呂場で死んでいるのが発見された。

(…会員ページにつづく)

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