ブラック企業対策プロジェクト発足シンポジウム─講演 今野晴貴氏ほか 2013.11.23

記事公開日:2013.11.23取材地: 動画

 11月23日(土)、東京都千代田区の法政大学市ヶ谷キャンパスで「ブラック企業対策プロジェクト発足シンポジウム―学生・学校・保護者・人事・医師・NPO等ができること―」が開催された。


全国スラップ訴訟止めよう!シンポジウム 2013.11.23

記事公開日:2013.11.23取材地: 動画
2013/11/23 全国スラップ訴訟止めよう!シンポジウム

 2013年11月23日(土・祝)13時より、東京・新宿区の早稲田大学早稲田キャンパスで「11・23全国スラップ訴訟止めよう!シンポジウム」が開かれた。

 スラップ訴訟(SLAPP訴訟)とは何かについてフリージャーナリスト・烏賀陽弘道氏が基調講演を行ったのに続き、沖縄・東村高江の米軍ヘリパッドの反対運動、山口・上関原発反対運動、経産省前テントひろばに対する訴訟の被告などが報告を行った。政府や企業などが威圧・恫喝の目的で住民相手に起こすスラップ訴訟は、言論の自由を侵害するものとして、米国では提訴の抑止・被害防止を定めた法律を持つ州も多い。


菅直人元総理が講演 放射性廃棄物の最終処分問題 「小泉さんが正しい」 2013.11.23

記事公開日:2013.11.23取材地: テキスト動画

 23日、菅直人元総理が都内で講演し、2011年3月11日の東日本大震災と福島第一原発事故について、当時の政府の対応を振り返った。

 菅氏は、近藤駿介・原子力委員長が作成した、原発から半径170キロ圏内の住民に強制移住を勧告する、いわゆる「最悪シナリオ」の提出を受けた際の心境について、「背筋がぞっとした。国の原発政策が間違っていたということを、骨の髄まで実感した」と語った。


シンポジウム「歴史の真実はひとつ 特定秘密保護法案を廃案に」 2013.11.23

記事公開日:2013.11.23取材地: 動画

 2013年11月23日(土)13時半より、大阪市天王寺区のクレオ大阪で、東アジア青年交流プロジェクト主催のシンポジウム「歴史の真実はひとつ 特定秘密保護法案を廃案に」が行われた。


山本太郎議員「1.1ベクレルと聞いて背筋が凍った」 ~タチアナ女史が語る、低線量汚染地域の健康被害 2013.11.21

記事公開日:2013.11.22取材地: テキスト動画

 ウクライナから来日中のタチアナ・アンドロシェンコ氏が21日、衆議院第一議員会館で講演を行い、2012年の11月から2013年3月まで行なわれた低線量被曝に関する実証実験プロジェクトについて報告した。

 このプロジェクトは、空間線量が1mSv以下という低線量汚染地域の住民が、頭痛や鼻血、関節痛や皮膚疾患、神経障害などといった症状を訴えるケースが相次いでいることから、ウクライナのコヴァリン村の9家族(※)を対象に、150日間の食事療法を行い、健康状態の経過を観察するというもの。約5ヶ月間にわたるプロジェクト実施後、ほぼすべての子どもと大人の体調が改善したことにより、これまで人体に影響が出るとされていた放射線量より低レベルでも、健康に被害を及ぼすことを実証したプロジェクトとなった。


「秘密保護法は米国の要請」主権を明け渡す安倍政権の暴走 ~岩上安身によるインタビュー 第371回 ゲスト 孫崎享氏 2013.11.21

記事公開日:2013.11.22取材地: テキスト動画独自

特集 秘密保護法
※全文文字起こしをサポート会員ページに掲載しました(2014年4月23日)

 「日本はスパイ天国」「中国のスパイに対する防止策」ーー。特定秘密保護法の推進論に頻繁に使われるフレーズだが、前者は半分正解、後者は全くのでたらめである。

 11月21日、約半年ぶりに岩上安身のインタビューに応えた孫崎享氏(元外務省国際情報局局長・元駐イラン大使)は、「秘密保護法は日本発ではなく、米国の要請だ」と喝破する。

 インタビュー冒頭、「過去10年くらい、秘密が漏れて日本の外交・防衛にマイナスになるような大きな事件があったか」と問いかけた孫崎氏は、様々な観点から、この法案の真の目的と狙いを分析した。


TPP賛否で揺れる米国の実情 ―日米の共同歩調で進む「知的財産権強化」の危険性 ~岩上安身によるインタビュー 第370回 ゲスト トーマス・カトウ氏 2013.11.18

記事公開日:2013.11.22取材地: テキスト動画独自

特集 TPP問題
サポート会員議事に全文文字起こしを掲載しました(2014年6月10日)

 TPPを議論する際に、決定的に足りない情報がある。米国の戦略と狙いである。11月18日、米国在住の国際コンサルタントで、米国議会の専門家でもあるトーマス・カトウ氏に、岩上安身がインタビューした。TPPにおける米国の狙いとその背景、また賛成派と反対派に割れる米国議会の詳細な動向など、日本では決して報道されない内情について話を聞いた。


「繋いだ手を離さず、しっかりと力を合わせていきたい」 ~福島原発告訴団 検察審査会第2次申立報告集会 2013.11.22

記事公開日:2013.11.22取材地: 動画

 2012年11月15日、福島原発告訴団は、東京電力福島第1原発事故の責任を問い、勝俣恒久前東電会長をはじめとした東電役員や、原子力委員会、放射線リスク健康管理アドバイザーの学者ら33人を告訴・告発。これに対し、東京地検は不起訴処分を下した。これを不服として先月16日に申し立てを行っていた福島原発告訴団が、この日、検察審査会に対して第2次の申し立てを行った。


税金投入で東京電力は再生するのか ~国会エネ調(準備会)第32回 事故処理・廃炉体制と東京電力のあり方 2013.11.21

記事公開日:2013.11.22取材地: 動画

 菅官房長官は11月4日に東京都内で講演し、福島第一原発事故対応について、国費を投入し国が積極介入していく考えを示した。東電も福一の廃炉事業と他の原子力部門を切り離す「社内分社化」を検討している。汚染水漏出など、顕在化したこれらの問題に対し、もはや東電だけでは手に負えなくなっている。

 2013年11月21日(木)16:00から衆議院第一議員会館にて「第32回 国会エネルギー調査会(準備会)」が開かれた。今回は「事故処理・廃炉体制と東京電力のあり方」をテーマとし、国が前面に出て税金を投入する以上、東京電力をどうするべきかという議論について、様々な意見が出された。


秘密保護法成立で「官僚天下」に拍車 ~平氏×安冨氏「怒りの矛先を国会に集中させるな!」 2013.11.22

記事公開日:2013.11.22取材地: テキスト動画
2013/11/22 【京都】京都対談「モーレツ!政治経済教室」

 2013年11月22日、京都市の阪急四条駅からほど近いウィングス京都で行われた、前衆院議員の平智之氏と東大教授の安冨歩氏による京都対談「モーレツ!政治経済教室~民主主義と市場経済は進化するか?」では、福島原発事故を巡る政府の情報操作が、国民に不幸をもたらしていることについて、改めて語られ、それを土台にした「特定秘密保護法案」の問題性に言及する論議が活気を帯びた。

 2人は、「永田町」よりも「霞ヶ関」を攻めなければ、日本は変わらないとの立場で一致。いわゆる「安倍政権批判」とは、異なる熱弁を振るった。平氏からは、市民グループが首相官邸に向かって「再稼動反対」を叫ぶだけでは、日本から原発はなくならないとの力説があった。


70年代「伊方原発訴訟」、原告主張は完全的中した ~気骨の熊取四人「原子力ムラは猛省せよ!」 2013.11.22

記事公開日:2013.11.22取材地: テキスト動画
2013/11/22 【京都】熊取六人衆講演会 in 京都大学 熊取の学者たち~学問のあり方を問う~

 フクシマショックのような、原発過酷事故はいつか起こると、警鐘を鳴らし続けてきた学者グループが存在する。川野眞治氏、海老澤徹氏、小林圭二氏、今中哲二氏、小出裕章氏、そして1994年にがんで逝去した瀬尾健氏の6人だ。彼らは全員、京都大学原子炉実験所の(元)研究員で、同実験所の所在地、大阪府泉南郡熊取町にちなんで「熊取六人衆」と呼ばれてきた。

 2013年11月22日、京都大学北部キャンパス農学部総合館。京大学生有志の企画による「熊取六人衆講演会 in 京都大学 熊取の学者たち~学問のあり方を問う~」で、その川野氏、海老澤氏、小林氏、今中氏が演壇に立ち、マイクを握った。

 海老澤氏は、1970年代の「伊方原発訴訟」で、いち早く原発過酷事故の危険性を指摘した当時の住民側の主張は、その後の日本で、どれも的中したと強調し、正論に耳を貸そうとしなかった裁判所の姿勢を改めて断じた。「日本の原発は『過酷事故は絶対に起きない』という前提で開発されているため、ひとたび事故が起きたら対処法がわからず、現場は大混乱に陥る」。


秘密保護法は民主主義の敵だ! ~緊急院内集会「特定秘密保護法案」の欺瞞を見逃すな! 2013.11.22

記事公開日:2013.11.22取材地: テキスト動画

 秘密保護法がなくても情報が隠されてきた――

 「小田実さんの文学と市民運動を考える会」主催の緊急院内集会「『特定秘密保護法案』の欺瞞を見逃すな!市民と議員の法案阻止」が、11月22日参議院議員会館にて行われた。

 本院内集会には、「平和を実現するキリスト者ネット」も共催者として参加。市民呼びかけ人や超党派国会議員らも多く参加し、特定秘密保護法案に対する各々の意見を述べた。


「過去に眼を閉ざす者たち」の改憲案を批判 ~山内敏弘氏と吉見義明氏が、安倍首相や橋下大阪市長の歴史認識を問う 2013.7.1

記事公開日:2013.11.22取材地: テキスト動画

特集 憲法改正

 「集団的自衛権発動の歴史は、大国による小国への軍事侵攻であり、国際社会の平和と安全を阻害するもの。こういう負の歴史を学ばずに、集団的自衛権行使を認めるなど、意味がない」──。

 2013年7月1日(月)18時から、東京都千代田区の弁護士会館で、自民党の憲法改正草案に「反対」を唱える弁護士らによる勉強会「憲法『改正』問題の根底にあるもの ~安倍・橋下発言にみる歴史認識の危うさについて考える~」が行われた。スピーカーとして招かれたのは、憲法学者の山内敏弘氏(一橋大学名誉教授)と歴史学者の吉見義明氏(中央大学教授)。それぞれ、歴史認識問題を背景とする改憲の動きと、安倍首相や橋下大阪市長の発言の危険性を分析した。


【IWJウィークリー26号】みんなの「裏切り」、維新の「翻意」 ~特定秘密保護法、修正協議における”国民への背信”(ePub版・PDF版を発行しました) 2013.11.22

記事公開日:2013.11.22 テキスト独自

※ サポート会員の方は、IWJウィークリー26号【PDF版・全110ページ】がご覧になれます。

 国会での審議が進む特定秘密保護法案。山本太郎議員の天皇陛下への手紙手渡し問題。福島第一原発 4 号機からの使用済み燃料の取り出し…。

 岩上安身と IWJ 記者が走り回って取材し、独自にまとめた渾身レポートをお届けします!ダイジェストながら、巻頭言や読み物、スタッフ寸評を含め大ボリュームでお送りする本メルマガは、気になるところだけ「ななめ読み」も推奨です。


特定秘密保護法「ブラックジョークのような法案」 ~「女性たちは秘密保護法に反対する」記者会見 2013.11.21

記事公開日:2013.11.21取材地: 動画

 「修正案について話し合うのはやめよう!この法案そのものがおかしい!」

 「女性たちは秘密保護法に反対する」記者会見が、11月21日に衆議院第二議員会館にて行われ、福島みずほ参議院議員をはじめとする、12名の政治家や活動家らが秘密保護法に対して反対の声を上げた。


【文化】「深刻になりすぎず、しかし真剣に、新しい国の創り方を探りたい」三宅洋平氏 〜日本アーティスト有意識者会議(NAU)第10回放送 2013.11.21

記事公開日:2013.11.21取材地: テキスト動画

 「秘密保護法案を突き進める今の政府は、まさに違憲状態である」──。

 2013年11月21日、三宅洋平氏を中心に、アーティストが政治を語る、日本アーティスト有意識者会議(NAU)第10回目の放送が行われた。ゲストに、山本太郎参議院議員、DJの沖野修也氏、ミュージシャンのDELI氏、ブロガーの座間宮ガレイ氏を迎え、秘密保護法案の問題点や、大デモ(12月7日)を開催するにあたっての三宅氏の想いが語られた。


「多くのものを犠牲にして、正義を勝ち取った」米兵レイプ事件 米裁判所で加害者の責任を認める判決 2013.11.21

記事公開日:2013.11.21取材地: 動画

 キャサリン・ジェーン・フィッシャー氏は、2002年に横須賀で米兵にレイプされた。この事件は起訴されず、フィッシャー氏は東京地裁に民事訴訟を起こした。その結果、300万円の賠償金の支払いの判決が出たが、そのとき加害者はすでに帰国してしまっていた。フィッシャー氏は、その後、加害者が住むアメリカのミルウォーキーの裁判所に訴えを起こし、そこで加害者の責任を認める判決が下された。しかし、賠償金額は1ドルだった。


48時間で3万を超える署名、政党別10人の国会議員に提出 ~「秘密保護法案に反対の一票を!有権者を裏切らないで」 2013.11.21

記事公開日:2013.11.21取材地: テキスト動画

 特定秘密保護法を考える市民の会は21日記者会見を開き、秘密保護法案に反対する署名を募ったところ、48時間の間に、33,878筆の署名が集まったことを報告。1人1筆が原則だが、短時間にこれだけ高い関心が寄せられた背景について、市民の会の堀田千栄子さんは、「約9万件ものパブリックコメントが未だに公開されないまま国会審議が進んでいる。こうした現状に納得していない市民の想いの現れではないか」と話した。


【第111・112号】岩上安身のIWJ特報!「解釈改憲はありえない」 安倍政権がつき進む集団的自衛権行使容認を批判 「とんでもない戦争に巻き込まれるのは目に見えている」~元内閣法制局長官・阪田雅裕氏インタビュー 2013.11.20

記事公開日:2013.11.20 テキスト独自

 「地球の外だってありえる。宇宙だってどこだって行くかもしれない」――。

 これは、安倍総理の私的諮問機関「安全保障の法的基盤の再構築に関する懇談会」(安保法制懇)の座長代理を務める、国際大学学長の北岡伸一氏が10月16日、記者団に対して語った発言である。

※集団自衛権「地球の外でも」=北岡氏 (時事通信、10月16日)

 安倍政権が押し進める、解釈改憲による集団的自衛権の行使容認。安倍総理への政策提言を行う安保法制懇は、行使容認に向けた解釈改憲の必要性を明記した報告書原案をすでに取りまとめた。年明けにも総理に提出する見通しだと言われる。


山本太郎議員「秘密保護法は『完全に奴隷にします法』」 若手弁護士らが危険性を訴えるフェスを開催 2013.11.20

記事公開日:2013.11.20取材地: テキスト動画

 「現代の治安維持法」「終わりの始まり法」「完全に奴隷にします法」ーー。世紀の悪法が、国会で成立されようとしている。

 11月20日(水)、「明日の自由を守る若手弁護士の会」が主催して「特定秘密保護法フェス」と題するトークライブを開催した。山本太郎議員やミュージシャンの三宅洋平氏らが参加し、法案についての基調報告やディスカッションが行われた。会場では立ち見が出るほど多くの参加者が詰めかけ。この法案への市民の関心の高さがうかがえた。