秘密保護法は民主主義の敵だ! ~緊急院内集会「特定秘密保護法案」の欺瞞を見逃すな! 2013.11.22

記事公開日:2013.11.22取材地: テキスト動画
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(IWJ・鈴木美優)

 秘密保護法がなくても情報が隠されてきた――

 「小田実さんの文学と市民運動を考える会」主催の緊急院内集会「『特定秘密保護法案』の欺瞞を見逃すな!市民と議員の法案阻止」が、11月22日参議院議員会館にて行われた。

 本院内集会には、「平和を実現するキリスト者ネット」も共催者として参加。市民呼びかけ人や超党派国会議員らも多く参加し、特定秘密保護法案に対する各々の意見を述べた。

■ハイライト

秘密保護法は「内調」マター 官房長官はなぜ答弁しないのか

 「これまではアベノミクスが表立っていたが、安倍首相の本音がついに出てきた」。そう話すのは菅直人元総理。「秘密保護法によって民主主義の根幹が駄目になる」と語り、同法案だけは認めるわけにはいかないと訴えた。

 民主党の辻元清美衆議院議員は、同法案を審議中の特別委員会で、菅義偉官房長官がまだ一度も出席していないことを指摘。秘密保護法が成立すれば、内閣官房の内部組織である内閣情報調査室で、情報が調査されることになる。これに関し辻元議員は、「人権侵害を招きかねない法案に対して、官房長官が一度も答弁に参加していないことはおかしい」と強く批判した。

街頭の反応「明らかに変化」

 エッセイストの宮田毬栄氏は、「特定秘密保護法案が通れば、作家が情報収集のための取材もできなくなる」と述べ、「小田実の作品の多くも、情報がなければ生まれなかっただろう」と、市民や作家による情報取得の必要さを訴えた。

 小松久子都議会議員は、「秘密保護法がなくても、沖縄密約や、原発事故後の放射能拡散情報も隠されてきた」と述べ、「なぜ今この法案が必要なのか」と問いかけた。東京都教育委員会の公開会議でも、傍聴者に対する監視が行われていたと述べ、「この法案がなくても監視は存在する」と語った。

 同じく都議会議員である、共産党のとくとめ道信議員は、毎日のように行っている街頭演説で、「明らかに変化が起こっている。チラシをもらってくれる人の数、激励の数が広がりつつある」と述べた。そのうえで、「法案について本当のことがわかれば、すべての市民が許せないのでは」と、法案の成立阻止に向けて市民ひとりひとりが活動を広めることの必要性を訴えた。

 集会の最後には、社民党の福島みずほ参議院議員もマイクを握り、「私たちに今できることは、少しでも決議までの時間を延ばすことだ」と声を上げた。

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