「人の話しを聞かないなら帰れ!」双葉町からの被災者100名以上が国会議員に申入れ ~2年3ケ月が過ぎた今、被災者の声 “双葉町民が語る” 2013.6.20

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 「除染をやっても意味はない。馬鹿にしないで下さい」

 6月20日、福島原発事故が起きてから2年3ヶ月が経った今も、埼玉県に避難中である福島県双葉町民約100名が、議員会館を訪れた。先日の、復興庁水野氏のツィート騒動をうけて、井戸川元双葉町長が「子ども被災者支援議員連盟」に所属する国会議員に、被災者の声を届けるため企画したもの。参議院議員会館の地下の会議室には、立ち見が出るほど、双葉町住民や支援者が詰めかけた。住民らはそれぞれの想いを国会議員にぶつけた。「除染をしても結局、山からセシウムが降りてくる。除染をするなら山ごと削って下さい」と、住民の一人が声を張り上げる一幕もあった。


トルコ出身のアスリハン・テューマー氏「まだ建設許可も下りていない場所で安倍首相がトルコに来て原発を売ることは本当に無責任だ」 ~緊急来日集会「倫理なき原発輸出を許さない!インド、トルコの現地の声」 2013.6.20

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 2013年6月20日(木)12:00から、参議院議員会館にて、国際環境NGO グリーンピース・ジャパン主催による「倫理なき原発輸出を許さない」〜インド・トルコの現地の声〜緊急来日集会と会見が行われた。講演をしたアスリハン・テューマー氏(トルコ出身)とカルーナ・ライナ氏(インド出身)から、現地での反原発運動の様子や、原子力損害賠償責任についてなど、現地からの視点で詳細かつわかりやすく説明をした。


ラビア・カーディル氏、「ウイグル人の歴史、文化、宗教を根絶させようとする中国政府との闘い」 ~日本外国特派員協会主催 ラビア・カーディル 世界ウイグル会議総裁 2013.6.20

記事公開日:2013.6.20取材地: 動画

 世界ウイグル会議総裁ラビア・カーディル氏は20日(木)、日本外国特派員協会での記者会見で中国政府からの激しい弾圧から今日まで数え切れない人々が犠牲になって今もウイグル人は戦い続けていることを訴えた。


規制委、新規制基準正式決定 原子力市民委員会が緊急提言 ~緊急提言「原発再稼働を3年間凍結し、原子力災害を 二度と起こさない体系的政策を構築せよ」に関する記者会見 2013.6.19

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 2013年6月19日(水)11時より、東京都千代田区にある衆議院議員会館にて、原子力市民委員会による「緊急提言『原発再稼働を3年間凍結し、原子力災害を二度と起こさない体系的政策を構築せよ』に関する記者会見」が行われた。原子力規制委員会が、原発の新規制基準を正式に決定したことに対し、座長の舩橋晴俊法氏は「安倍政権の下で『原子力への回帰』の動きが強まっている」と危惧し、座長代理である吉岡斉氏は、安倍総理や規制委の田中委員長などに提出した「3つの緊急提言」を解説し、「先に再稼働ありき」の新規制基準の問題点を説明した。


「かつての侵略戦争を反省し、慰安婦問題を解決していくことが、日本人の新たな自信と誇りにつながる」 ~「歴史認識 請求権 徹底論議!院内集会」 2013.6.18

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 2013年6月18日(火)17時から、東京都千代田区の衆議院第二議員会館において、「歴史認識 請求権 徹底論議!院内集会」と題する集会が開かれた。集会では、中央大学教授で歴史学者の吉見義明氏が、「歴史認識―日本軍『慰安婦』問題の本質は何か!」とのテーマで講演し、6月4日に橋下市長宛に提出した、慰安婦問題に関する公開質問状の内容を詳細に解説した。


放射能測定について「個別に対応しながらきちんと説明していくことで、調査というよりも検査をさせていただいている」 ~第27回国会エネルギー調査会(準備会) 2013.6.18

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 2013年6月18日(火)16時から、東京都千代田区の衆議院第一議員会館 国際会議室にて、「第27回 国会エネルギー調査会(準備会)」が行われた。今国会中では最終回となった今回は、木村真三氏(獨協医科大学国際疫学研究室室長)を迎えて「放射能測定の課題とチェルノブイリ事故から学ぶこと」をテーマに、福島県二本松市で実際に行われている放射能測定の方法などの説明もあった。


自民党の憲法改正案を総括 「現行憲法の精神をすべて覆すもの」 ~自民党の憲法改正案についての鼎談 第12弾 2013.6.18

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特集 憲法改正|特集 前夜

 2013年6月18日(火)15時より、東京都内で「自民党の憲法改正案についての鼎談 第12弾(最終回)」が行われた。澤藤統一郎弁護士、梓澤和幸弁護士、岩上安身の3名が、これまでの総括を行った。澤藤弁護士は、自民党案との比較として、1890年に施行された「大日本帝国憲法」の憲法発布勅語と比べ、「自民党案の精神と非常に似ている」と指摘し、「憲法論で天皇を論じるとき、天皇を神聖なものとしてはならない」と述べた。


日本は、米中が絆を深めるための共通の敵に!? ~ 岩上安身によるインタビュー 第308回 ゲスト 孫崎享氏 2013.6.17

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特集 TPP問題

 2013年6月17日(月)16時から、東京都内で、岩上安身による「孫崎享氏インタビュー」が行なわれた。6月7日(現地時間)、アメリカ西海岸で行われた米中首脳会談で、オバマ米大統領は、習近平中国国家主席を手厚く歓待した。一方、2月に訪米した安倍総理は、日本の総理としては、かつてないほどの冷淡な対応を受けている。これについて、孫崎氏は「アメリカは中国にラブコールを送るために、日本を袖にしている」「最悪の場合、日本は米中の共通の敵にされてしまう」と語り、中国の台頭によって、これまでの日米関係が変質する可能性を示唆した。


「一両日中に緊急提言を取りまとめ発表しないと意味がない」 ~第3回 原子力市民委員会 2013.6.17

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 2013年6月17日(月)15時から、東京都千代田区の主婦会館プラザエフで「第3回 原子力市民委員会」が行われた。委員会がとりまとめ中の、原発の新規制基準を巡る「緊急提言」の発表が、事態の急迫を受けて大幅に前倒しされることに決定。集まった委員らは詰めの作業を急ぐこととなった。


【IWJウィークリー7号】 10万字超!大ボリュームの「ウィークリー7号」発行のお知らせ(epub版・PDF版を発行しました!) 2013.6.17

記事公開日:2013.6.17 テキスト独自

※ サポート会員の方は、IWJウィークリー7号【PDF版・全141ページ】がご覧になれます。

 「岩上安身のニュースのトリセツ」では、米国の政府機関が主要なインターネット企業から個人データを集め、さらに世界中の通信記録を収集していたことがリークされた問題を取り上げています。さらに日本でも、米国の意思の下、サイバー空間の監視が強化されつつある現状を岩上安身が分析。必見の内容です。


【東京・大義なき解散総選挙】「私たち全員がメディアになれる社会は実現している」 ~メディアが隠していること 知られたくないことって 何なの? 田中宏治氏講演 2013.6.16

記事公開日:2013.6.16 テキスト動画

 2013年6月16日(日) 18時15分から、東京都杉並区のあんさんぶる荻窪で、元日経新聞記者で現在フリージャーナリストの田中宏治氏による講演会「メディアが隠していること 知られたくないことって何なの?」が行われた。田中氏は新聞・テレビの低たらくぶりを怒濤のごとく語り、集まった市民は、マスメディアの実情に何度もため息をついた。


放射能汚染の現状と内部被ばくの実態とは? ~「市民と科学者の内部被曝問題研究会」研究報告会 2日目 2013.6.16

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 2013年6月16日(日)10時より、東京千代田区にある日比谷図書文化館で「市民と科学者の内部被曝問題研究会」研究報告会の2日目が開催された。研究報告会は、昨日より引き続き、医療やマスコミ、科学など、さまざまな分野から見た汚染や被曝について報告があり、市民と意見を交換した。


京都学生メディア会議~いつ撮るの?今でしょ~ スペシャルゲスト堀潤氏 2013.6.15

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 2013年6月15日(土)14時から、京都市上京区のアンテナカフェ丸太町で、京都学生メディア会議が主催する「~いつ撮るの?今でしょ~」が行われた。大学生を中心に、メディアに関心のある20人弱の一般市民が集まる中、ゲストの堀潤氏は、12年間のNHK勤務で蓄積した知見を披露しつつ、会議をリードし、後半のワークショップではプロの取材術にも言及した。


「流通している食品の中には産地偽装され、放射能検査をしていないケースも」 ~「市民と科学者の内部被曝問題研究会」研究報告会 1日目 2013.6.15

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 2013年6月15日(土)16時20分より、東京千代田区にある日比谷図書文化館で、「市民と科学者の内部被曝問題研究会」研究報告会の1日目が開催された。この研究報告会は、6月15日、16日の2日間で行なわれる。1日目の特別講演では、宗教学者の島薗進氏が「福島は5重苦と言われている。地震、津波、原発、風評被害、離散・分断被害。とくに離散・分断被害は、科学者に責任がある」として、現在の放射能防護体制や御用学者を実例を挙げて批判した。


「予想よりも、良い点、足らない点が両方あった」大飯3・4号機、新規制基準適合の議論はこれから ~大飯発電所の現状評価に関する現地調査 2013.6.15

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130615 大飯発電所の現状評価に関する現地調査

 「年配の方だけで事故対応ができるか、など2重3重の用意をしてほしい」。現地調査を終えた原子力規制委員会の更田豊志委員は、「この日訓練にあたった人は、申し分ない知識を持ち合わせていた」と評価した一方で、どんな状況であっても事故対応ができるよう、関電に対して万全の準備をするよう求めた。


「アベノミクスのメッキが剥がれた後に出てくる本体は『アベノリスク』だ」 ~植草一秀氏講演会「アベノミクスとTPPの真実」 2013.6.15

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特集 TPP問題|特集 消費税増税

 2013年6月15日(土)13時、神奈川県横浜市の青葉区民活動支援センターにおいて、政治経済学者の植草一秀氏による講演会「アベノミクスとTPPの真実」が開かれた。食・農・環境に関する情報を発信している「食政策センター・ビジョン21」が会員向け勉強会の講師として招いた。講演で、植草氏は、アベノミクスを「メッキが剥がれた。本体は『アベノリスク』だ」と斬り捨てた。さらに、経済政策、株価、選挙、メディア、原発、TPP、消費税、改憲など、さまざまな懸案事項について、資料を豊富に提示しつつ、持論を語った。


環境法改正で自治体の権限が国に奪われる!?~緊急院内集会「環境法改正の問題点を問う」 2013.6.14

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 今国会に提出されている「放射性物質による環境の汚染の防止のための関係法律の整備に関する法律案(以下、整備法)」の重大な問題点を「3.26政府交渉ネット事務局」の藤原寿和氏が指摘した。14日に、みどりの風の平山誠議員も参加した緊急院内集会が行われた。


「水野参事官個人の問題ではない。組織的サボタージュである」 ~子ども・被災者支援議員連盟緊急会合 2013.6.14

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 子ども・被災者支援を担当していた復興庁、水野靖久参事官が、ツィッター上で不適切な発言を連投していた件で、急遽、緊急会合が開かれた。子ども・被災者支援議連の谷岡郁子議員や川田龍平議員ほか、井戸川前双葉町長も参加。復興庁の伊藤仁統括官らに対し、被災者支援に関わる弁護士や市民からも厳しい質問が飛び交った。

 伊藤統括官は冒頭、復興庁として、被災者や関係者に対し謝罪。水野参事官はすでに担当から外したことを明らかにした。


会場に溢れんばかりの人の集まりに「最高の滑り出し」 ~「96条の会」発足記念シンポジウム 2013.6.14

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特集 憲法改正

 2013年06月14日(金)18時30分より、東京都千代田区の上智大学四谷キャンパスにて「『96条の会』発足記念シンポジウム」が行われた。本会場が満杯となり、ほかに8会場を設けてパブリックビューイングで対応するほどの盛況であった。樋口陽一東大名誉教授は「60年間の学究生活の中で、講演にこれほどの人が集まったことはない」と語り、「憲法を基準にして公権力を縛ることを、立憲主義と言う。ところが『自分を縛るルールを緩めてくれ、やりたいことができるから』というのが今の自民党の改憲案だ」と批判した。


日本外国特派員協会主催 狭山事件元被告ほか 記者会見 2013.6.13

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 2013年6月13日(木)15時から、東京都千代田区の日本外国特派員協会で、狭山事件の石川一雄元被告と主任弁護士の中山武敏氏が記者会見を開いた。スリランカの人権活動家で、反差別国際運動(IMADR)理事長のニマルカ・フェルナンド氏が同席した。強盗殺人などの罪で無期懲役に処せられ、現在は仮釈放中の石川元被告は、「事件発生から50年が経つ今でも、捜査側は多くの証拠を隠したままだ」と強調し、「全国から支援の声を募って、証拠開示の圧力を強め、近いうちに無罪を勝ち取りたい」と表明した。