23日、菅直人元総理が都内で講演し、2011年3月11日の東日本大震災と福島第一原発事故について、当時の政府の対応を振り返った。
菅氏は、近藤駿介・原子力委員長が作成した、原発から半径170キロ圏内の住民に強制移住を勧告する、いわゆる「最悪シナリオ」の提出を受けた際の心境について、「背筋がぞっとした。国の原発政策が間違っていたということを、骨の髄まで実感した」と語った。
放射性廃棄物の最終処分場の問題をめぐり、安倍総理に脱原発を促している小泉純一郎元総理の認識については、「基本的に正しい」と発言。「原発の再稼働をしようとする人たちは、当面の利益しか考えていないのでは」と語った。
11/9の岩上氏の泉田知事へのインタビューの頁に、私は次のコメントを載せて頂きました「泉田知事が働きかけで、今回の福島原発事故の半年前に、福島にも免震重要棟が出来ていたという件は、何処からも知らされていませんでした。
泉田知事は、東日本全滅の事態を防いで下さった大恩人です、大感謝です。」この件を泉田知事に菅さん自身でご確認の上、この泉田知事の尽力のお蔭で、今回の福島原発事故が最悪の事態を迎えずに済んだ点を強調し、多くの方々に、菅さん自身の口から発信し、泉田知事に感謝すべきと存じます。