民主党の菅直人議員が16日、安倍晋三総理が発行したメールマガジンに虚偽の記載があり、自身の名誉を著しく傷つけられたとして、安倍総理を名誉毀損で提訴した。同日午後、緊急記者会見を開いた。
問題となっているのは、「菅総理の海水注入指示はでっち上げ」と題された、安倍晋三メールマガジンの2011年5月20日号。同メルマガは、福島第一原発事故で破損した原子炉への海水注入を菅総理(当時)が止め、そのことをごまかした上に、「海水注入は菅総理の英断とのウソをばらまいた」との内容になっている。
- 安倍晋三メールマガジン バックナンバー『菅総理の海水注入指示はでっち上げ』
安倍総理のメルマガでは「菅総理は間違った判断と嘘について国民に謝罪し直ちに辞任すべきです」などと書かれている。この内容について、菅氏は「まったくの虚偽の情報に基づき、私の名誉を著しく傷つける中傷記事である」とし、さらに、「民主党政権に対しマイナスとなるイメージを植え付け、選挙の公平性を損なう」と提訴に踏み切った理由を説明した。
安倍氏は総理大臣で有るのに情報収集能力が低く、週刊誌の記事をそのままメールマガジンに載せたのではないか。そうであれば、首相としての能力に疑問符が付かざるを得ない。また、週刊誌の中には、現与党の支持母体の宗教団体が継続的に広告を出している週刊誌が有る。それも、支持母体が直接ではなく、週刊誌に広告を出している月刊誌を経由して正体を隠して出しているのだ。但し、それは週刊誌に広告を出している月刊誌の記事の見出しが、与党の支持母体独特の言い回しなので、本来の広告主が誰にでもわかる様な広告になっている。
週刊誌に広告を出している月刊誌の記事は持込でパブリシティー記事と呼ばれるものだが、迂回広告とはいえお金を貰っている以上、大元の宗教団体が週刊誌に菅直人氏に関するでっち上げ記事を書かせてはいないか。その記事が捏造とも言える菅直人氏の失策の記事なのではないか。それを十分理解して安倍氏が記事を撤回しないのならかなり悪質である。
うっかりでは無く最初から全て判っていたのなら犯罪的ですらある。再三要求されても記事を撤回しないのなら、最初から判ってデマを流したとしか理解されないだろう。
管さんがご自分のブログの中だけではあっても何度も撤回を求めたのに、それに気付かない安倍さんは酷いと思います。
むしろ元首相である管さんのブログをチェックしないと言うことが現首相の安倍さんがいくら忙しいと言ってもあり得ないことです。
管さんが間接的に海水注入の中止せざるを得ない状況に追い込む発言をしてしまったとしても海水注入をやめろとは明確に言ってないのだから、嘘は言ってない管さんに責任がない可能性は残ってると思いますし。
民主党やご自分の行動をまるで他人事のようにと誤解させるほど客観的に評価することが出来る管さんがこれからも引き続き国民の為に頑張っていくことは間違いないと思います。
事実が本当はどうなのか、これを切っ掛けに管さんの為にも徹底的に露わにされることを祈ります。