「現代の治安維持法」「終わりの始まり法」「完全に奴隷にします法」ーー。世紀の悪法が、国会で成立されようとしている。
11月20日(水)、「明日の自由を守る若手弁護士の会」が主催して「特定秘密保護法フェス」と題するトークライブを開催した。山本太郎議員やミュージシャンの三宅洋平氏らが参加し、法案についての基調報告やディスカッションが行われた。会場では立ち見が出るほど多くの参加者が詰めかけ。この法案への市民の関心の高さがうかがえた。
(取材・記事:松井信篤、記事構成:佐々木隼也)
特集 秘密保護法
「現代の治安維持法」「終わりの始まり法」「完全に奴隷にします法」ーー。世紀の悪法が、国会で成立されようとしている。
11月20日(水)、「明日の自由を守る若手弁護士の会」が主催して「特定秘密保護法フェス」と題するトークライブを開催した。山本太郎議員やミュージシャンの三宅洋平氏らが参加し、法案についての基調報告やディスカッションが行われた。会場では立ち見が出るほど多くの参加者が詰めかけ。この法案への市民の関心の高さがうかがえた。
記事目次
■ハイライト
フェスの冒頭、武井由紀子弁護士がこの法案について分かりやすく説明。特定秘密の対象となる防衛、外交、特定有害活動防止、テロリズムの防止の4項目のなかに、「その他」という項目が盛り込まれていることを指摘した。 武井氏は「何でも入る『その他の重要な情報』というブラックボックスが用意されている。どんなものでも特定秘密になりうる事がこの条文から分かる」と解説した。
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