特集 安保法制反対メッセージ
2015年9月17日(木)、参院特別委での安保法制の強行採決が予想される中、国会正門前にて、SEALDsと戦争させない・9条壊すな!総がかり行動実行委員会主催による、抗議行動が行われた。
特集 安保法制
安倍政権が粛々と安保法制の国会審議と強行採決を行うはずだった2016年9月16日18時、国会前では警察発表で1万2000人が集結し、激しく抗議の声をあげていた。直前に横浜で行われていた地方公聴会では、閉会後に会場となった新横浜プリンスホテルを市民ら数百人が取り囲み、車道に座り込む「シットイン」で行く手を阻み、国会に議員が到着するのを1時間遅らせた。
この2つの抗議のほか、国会の中でも、野党の女性議員を中心に、委員会を開かせないように理事会室を封鎖。理事会の議論も紛糾し、何度も休憩を繰り返し、22時30分現在、委員会審議はまだ始まっていない。国会の内と外で、国民の抗議の声が呼応し合っている。
18時30分過ぎ、国会前の現場に到着した岩上安身は、その異常な国会内外の様子を発信し続けている。
特集 安保法制反対メッセージ
「強行採決反対」「やつらを通すな」「NO PASARAN!」――。
前日の中央公聴会に続き、安保法制の採決の前提条件である地方公聴会が2015年9月16日、神奈川県横浜市の新横浜プリンスホテルで行われた。開始時間である13時の1時間以上前から、会場の外では数百人の市民が、「強行やめろ!」「強行採決絶対反対!」「安倍はやめろ!」などと訴えた。
特集 安保法制
安保法制をめぐる国会審議は、2015年9月15日、採決の前提条件である中央公聴会が行われた。国会の外では、総がかり行動実行委員会・SEALDs主催の国会前抗議には、主催者発表で約1万6000人が集まり、間近に控えた強行採決に激しい抗議の声をあげた。参考人として公聴会で意見陳述したSEALDsの奥田愛基さんは、公聴会終了後、スーツのまま国会前でマイクを握った。
与党はこれまで一言も触れていなかったのに、今日になっていきなり16日採決を言い出すとはどういうことなのか——。中央公聴会を、国会を舐めているのではないか。奥田さんは怒りを携え、厳しく安倍政権のやり方を批判した。「野党は牛歩!」のシュプレヒコールが国会前に響いた。
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※9月16日テキストを追加しました!
「政府の『軍事権』に関しては、憲法に書かれていない。これを『禁止していない』と解釈して、集団的自衛権行使は可能だというならば、会計検査院が武力行使をしていい、という話も成り立ってしまう。『書かれていないから実行可能』は、ぶっ飛んだ理屈でしかない」──。
安全保障関連法案に反対する学生組織、SEALDs(シールズ)による「サロン」と名付けられた勉強会が、2015年9月12日に東京都内で開かれ、夜の部には、首都大学准教授の木村草太氏が招かれ、安倍政権が押し進める安保法制について、上記のようにわかりやすく解説していった。
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※9月16日テキストを追加しました!
「安倍政権は、数の力で国民をなめているとしか思えない。来年の参院選になれば(国民は)忘れるだろう、との発言も聞く。黙っているわけにはいかない」──。
2015年9月9日、東京都新宿区の文学座アトリエで、「安保法制と安倍政権の暴走を許さない演劇人・舞台表現者の会」による記者会見が行われた。今年5月に、演劇人が安保体制打破新劇人会議として声明を発表したことに舞台関係者も続き、呼びかけ人40名、賛同者589名、一般人289名、41団体(9月7日現在)で安保法制反対の声明を発表した。
特集 安保法制
特集 安保法制反対メッセージ
「若い世代こそ、政治に興味を持たなければならない。武力は抑止力にならず、軍拡の挑発にしかならない。同級生もみんな理解している。私たちは政治に興味がないのではなく、話す場所がないだけ。無関心でいられても、無関係ではいられない」──。岡山から参加した18歳の女子高生は、よどみなく安保法案の廃案を訴えた。
2015年9月13日、大阪市西区の靭(うつぼ)公園にて、6府県の8グループと、学生、高校生、障害者のグループの計11団体の共催で、安全保障関連法案と、立憲主義・民主主義に反する立法プロセスに反対する、「戦争法案に反対する関西大行動」を行った。
特集 安保法制反対メッセージ
2015年9月16日(水)、戦争法案廃案!総がかり行動@新潟が主催する「戦争法案の強行採決を許さない!緊急県民大集会」が、新潟市中央区の新潟駅南口広場で行われた。
特集 安保法制反対メッセージ
2015年9月16日(水)、青森県九条の会が主催する「戦争法案廃案!安倍政権退陣!みんなでとめよう!!『戦争法案』青森集会」が、青森市の青い森公園で行われた。