3号機使用済み燃料プールに落下したがれきの撤去作業が進み、2mほどの大きさのCUWFDハッチが取り出されたことがわかった。大きな形状のがれきはほとんど取り除かれ、比較的小さながれきの撤去に移っていく。収容されている燃料の取り出しスケジュールは変更なく、2018年1月頃からを目指している。
3号機使用済み燃料プールに落下したがれきの撤去作業が進み、2mほどの大きさのCUWFDハッチが取り出されたことがわかった。大きな形状のがれきはほとんど取り除かれ、比較的小さながれきの撤去に移っていく。収容されている燃料の取り出しスケジュールは変更なく、2018年1月頃からを目指している。
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3号機使用済み燃料プール(SFP)には、2011年の震災時に重量約25トンの燃料交換機(FHM)が落下してしまい、収容していた燃料の破損やFHMの取り出しが懸念されていた。本年2015年8月2日に無事に取り出し撤去を終えることができた。
その後もがれき撤去作業が進められており、本日10月15日にCUW F/Dハッチと呼ぶ大きさ2m程の落下物が取り除かれたことが分かった。プール内に残存する大きながれきとしては、FHMに付随していた手すりなどが残っている。
今後は比較的小さながれきの撤去作業が進められていく。その後、燃料取り出しカバーや取り扱い機の設置、操作員の訓練が進められ、2018年1月頃から燃料集合体の取り出しが予定されている。
3号機のSFPには514体の使用済み燃料、52体の新燃料がある。つまり合計566体の燃料集合体が収容されている。このうち、4体の破損燃料が保管されていることが分かっており(2013年11月15日公表)、また、FHMの落下時の影響で4体の使用済燃料のハンドル部に変形があることを東京電力は確認している。
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以下、東京電力ホームページより、リンクを表示
2015年10月15日
2015年10月14日
2015年10月14日
2015年10月14日