日本共産党が提唱する「国民連合政府」、その狙いと実現可能性に迫る! 世界的に追い風が吹く左派への支持を共産党は取りつけられるか? ~岩上安身による志位和夫委員長インタビュー 2015.10.8

記事公開日:2015.12.28取材地: テキスト動画独自
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(平山茂樹)

※緊急事態条項に関する記事を公共性に鑑み、ただいま全編特別公開中!

特集 安保法制反対メッセージ
特集 緊急事態条項

菅官房長官は2016年4月15日の記者会見で、熊本地震に関連し緊急事態条項を「極めて重い課題」と発言。

※10月16日テキストを追加しました!

 日本共産党が今、にわかに大きな注目を集めている。

 集団的自衛権行使容認にもとづく安全保障関連法案が「可決・成立」した9月19日、日本共産党の志位和夫委員長は記者会見を開き、『野党5党1会派』(民主、維新、共産、社民、生活、その他無所属クラブ)の結束を呼びかけ、「国民連合政府」の結成を呼びかけた。

 志位委員長が提案するのは、次の3点である。すなわち、①戦争法廃止、安倍政権打倒②国民連合政府の樹立③上記の点で一致する野党が選挙協力を行う。

 選挙協力を行うとなれば、共産党はこれまで堅持してきた「すべての選挙区に候補者を立てる」という原則を、転換させることになる。

 志位委員長は、すぐに野党へのコンタクトを開始。9月25日には民主党の岡田克也代表と会談した他、28日には社民党の吉田忠智党首、「生活の党と山本太郎となかまたち」の小沢一郎共同代表とたて続けに会談を行なった。吉田党首、小沢共同代表からは、いずれも前向きな返答を得たという。

 世界に目を転じれば、イギリスでは最左派のリーダーであるジェレミー・コルビン氏が労働党の党首選で圧勝。アメリカ大統領選でも、「民主社会主義者」を自認するバーニー・サンダース氏が若者の支持を集め、民主党候補になるべくヒラリー・クリントン氏を猛追している。格差拡大が極端に開き、「弱肉強食」の荒んだ光景が世界中で広がる今、左派へ期待する追い風が吹いているように見える。

 共産党が提唱する「国民連合政府」構想とはどのようなものか。そして、他の野党、特に最大野党である民主党とははたして連携が可能なのか。10月8日、岩上安身が日本共産党本部で志位和夫委員長に単独インタビューを行い、直に話を聞いた。

<会員向け動画 特別公開中>

■イントロ

■全編動画

  • 日時 2015年10月8日(木) 16:00~
  • 場所 日本共産党 党本部(東京都渋谷区)

なぜ、「国民連合政府」構想を提唱したのか~立憲主義と民主主義を根底から覆す戦争法を廃止し、2014年7月1日の閣議決定を撤回させるために

日本共産党・志位和夫委員長

▲日本共産党・志位和夫委員長

岩上安身(以下、岩上)「本日は、日本共産党の志位和夫委員長にお話をお聞きします。安保法制が『可決・成立』した後、共産党は間髪いれず、『国民連合政府構想』というものを提案されました。まず、この点についてご説明いただけますでしょうか」 志位和夫委員長(以下、志位・敬称略)「戦争法は、立憲主義と民主主義を根底から覆すものです。戦争法を廃止して立憲主義を取り戻すには、戦争法を廃止し、2014年7月1日の閣議決定を撤回させるために、政府を作る必要があると思いました。そこで、国民連合政府、ということになりました。

 これは、戦争法の廃止のための暫定的な政権です。その目的が一致したら、解散して選挙をしても構わないのです。政策の違いがあったとしても、それを脇において、立憲主義の回復を目指す必要があります。立憲主義は、他の政策と次元の違う話です。

 社民党の吉田党首と党首会談をした際、連立政権を含めて賛同できる、という話でした。生活の党の小沢一郎代表も、3点とも全体として賛同できる、ということでした。小沢さんとは過去の問題は乗り越えて、未来に向かって団結しよう、ということです」

小沢一郎共同代表

▲「生活の党と山本太郎となかまたち」の小沢一郎共同代表

民主党・岡田克也代表との会談の手応え、「非常にいいスタートが切れた」~一方、民主党・右派からは反発も

岩上「民主党の対応についてお聞きします。岡田克也代表は『ハードルが高い』と。また、民主党右派の長島昭久議員は、私のインタビューの中で『民主党が出るべきなのは、真ん中から右のウイングだ』とも言っています」

民主党・長島昭久衆議院議員

▲民主党・長島昭久衆議院議員

志位「民主党に対しては、党首会談でお話をしました。岡田代表からは『思い切った提案に敬意を表する』との返事をもらいました。まだ1回の会談ですから、すぐに結論が出るものではありません。民主党とのやり取りは、『いいスタートが切れた』というのが私の感想です」

岩上「維新の党へのアプローチはいかがでしょうか」

志位「松野代表には、会談の申し入れをしています。民主党と維新の党が協議するのは、それぞれの話です。維新の分裂に関しては、私がコメントすることは控えたいと思います」

岩上「連合のトップと話す意向はありますか?」

志位「私としては、条件が整えば話をする準備があります。連合と全労連の関係でいえば、労働法制改悪反対という点で、一致するところが多いのではないでしょうか。

 国民連合政府というのは、政党、団体、個人で作るものです。政党だけでなく、団体や個人とも話し合いをしています。その中で、多くの期待や歓迎の声が寄せられています。政党が上で、個人が下、という関係ではありません。水平的な関係です」 岩上「JNNの調査で、国民連合政府を『支持する』と言った方が37%でした。支持なしの46.9%を切り崩しているんじゃないでしょうか」 志位「これは非常に嬉しい数字です。言葉で『共産党の提案』と言わなくても、方向性が一致すればいいのです」

英国・労働党党首選でジェレミー・コルビン氏が圧勝~世界的に左派への追い風が吹いている

岩上「今回のモデルとなるのが、9月の山形市長選だと思うんですよね。自民王国の中で、民・共・社・生が推薦した梅津候補が、自民党候補と伯仲する結果となりました」

志位「野党が大義のもとに一致結束したら、国民が大きく動き出すんだと思うんですね。昨年の総選挙では『オール沖縄』で勝ちました。それは、辺野古新基地建設反対という大義があったからです。ですから今回も、国民的大義がはっきりしていればよいのです。32の『一人区』を全部取る覚悟で選挙に臨みたいと思います」

岩上「安倍総理は、次の参院選は明文改憲が争点になる、と言っています。しかしそのことは、大手新聞がほとんど書かないので、世の中に知れ渡っていません。大義として、憲法改正阻止、ということもあるのでは」

志位「憲法改悪に反対するのは当然です。ただ、今の私たちには、攻めの姿勢が必要です。安倍政権を倒して国民連合政府を作ることができれば、安倍政権の暴走をすべてストップすることができる。安倍政権をどんどん攻めていくことが重要です」

岩上「米国も、共産党の動きを気にしていると思います。現在の政権は、米国のあからさまな要求に従ったものです。アメリカとの関係はどうしますか」 志位「色んな抵抗があるでしょう。しかし、いかに国民の世論と運動に支えられるか、ということが重要です」

岩上「世界を見渡すと、共産党のこの動きに追い風が吹いているんじゃないか、と思えます。英国ではジェレミー・コルビン氏が労働党党首選で圧勝しました」 志位「コルビン氏の圧勝は快挙ですね。また、ラテンアメリカでは、反新自由主義の動きがありました。

 立憲主義を守るということは、個人の尊厳を守る、ということです。国家は、個人の尊厳を侵すようなことをしてはいけないのです。戦争法にしろ沖縄の問題にしろ原発にしろ、安倍政権は、個人の尊厳を圧迫しているばかりです」

志位和夫委員長自身が語る「共産党アレルギー」~天皇制、自衛隊、日米安保、そして私有財産について

<ここから特別公開中>

岩上「共産党『アレルギー』というものがあると思います。天皇制や自衛隊について、さらには日米安保、私有財産などについてどのようにお考えなのか、お聞きしたいと思います」

志位「天皇の制度は憲法上の制度です。憲法の条項をすべて厳格に守るというのが、私たちのプログラムです。厳格に守る限り、天皇制と共存していく、というのが私たちの立場です」

岩上「今上天皇は、護憲の立場を表明していらっしゃると思います。大変、複雑な思いにかられるのではないでしょうか」

志位「そういうご発言には、大変注目しています。ですがこれ以上、天皇のご発言に関しては、天皇の政治利用ということになりかねませんから、コメントは控えたいと思います」

岩上「自衛隊については、どのようにお考えでしょうか」

志位「憲法9条と自衛隊は矛盾する、違憲の軍隊であるという認識があります。ただ、日米安保をなくした段階で自衛隊を一緒になくすかというと、そうではない。外交努力によって日本をとりまく状況が平和であると圧倒的に国民が支持すれば、自衛隊を解消すると。しかしその間、自衛隊とは非常に長く共存する時期があることになります」

岩上「日米安保に関してはいかがですか」

志位「オバマ政権が発足した当時、プラハ演説に関して私はオバマ大統領に手紙を書きました。ルース大使とも話しました。米国とケンカ別れしようというわけでありません。上下関係のない、本当の友好関係が大事です」

岩上「私有財産に対する考えについてお聞きします。計画経済になるんじゃないか、という不安もありますが」

志位「これもだいぶ先の話ですが、生産手段、つまり工場などを社会で運営する、ということですね。しかし、社会化の対象となるのは、生産手段だけで生活手段は保障されます」

岩上「共産党はかつて『非武装』『護憲』ではありませんでした。日本国憲法の制定時には、反対していますよね」

志位「天皇条項が残ったことがひとつ。それから、『9条のもとでは個別的自衛権もない』と吉田茂首相が答弁したことが反対の理由です」

岩上「最後に、共産党が党勢拡大をしてきた理由は何だとお考えですか?」

志位「ぶれない姿勢だと思います。安倍政権が無茶苦茶やる中で、正面から闘う姿勢を出せているところじゃないでしょうか」

岩上「共産党に懸念を持っている民主党の議員の方や支持者の方にメッセージをお願いします」

志位「相互に考え方を尊重しつつ、立場の違いや過去のいきさつを乗り越えて団結しようではないか、ということを言いたいですね」

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“日本共産党が提唱する「国民連合政府」、その狙いと実現可能性に迫る! 世界的に追い風が吹く左派への支持を共産党は取りつけられるか? ~岩上安身による志位和夫委員長インタビュー” への 10 件のフィードバック

  1. 西遠寺 透 より:

    志位委員長の潔く決断された姿勢に心打たれました。
    政府の違憲閣議決定を覆す、目標の共有について、野党の理解が得られますよう。
    自民党は一部野党の賛成を得れば自民党綱領にある国家社会主義による独裁にあたらないとあくまで強弁するでしょうが、日本の議会の実態は独裁です。
    今年、2015年は戦後70年を穏やかに迎え、わが国の歴史を顧みる年であったはずでした。政府与党の好戦的、あからさまな対米従属、そして立憲主義破壊により、世相はまったく変貌してしまいました。
    私は、かつて当たり前であった政治を来たるべき次の政権与党に担ってほしいと思っています。
    1)立憲主義をまもること
    2)広島、長崎の原爆被害者の心の痛みに心から共鳴する姿勢をもつこと
    3)戦後70年、海外派兵しないで、偶然にも一人の自衛隊員の死者も出さずにこられたことを貴重に思い、対話と協調により、国民の生命と安全を武力とその威嚇から守ること
    4)日本国民の多数は、海外で戦争をしないことに未来の希望をもつ人たちであることを政府が再確認すること
    ここまでの5つは、安倍総理の9月29日の国連演説を読んでの私の応答でもあります。真の民主主義が今の日本に再現されますよう。

    1. 水上新一 より:

      共産党の志位委員長との対談興味深く見ました。民主党の一部から共産党とは、と反発があったようですが今そんなことを言っている場合では無いと思います。憲法、民主主義破壊の安倍政権をどうしても辞めさせるにはこの方法しかありません。又、全画像早くユーチューブにバージョンアップして下さい。

  2. 武尊 より:

    流石IWJ岩上さん!有難うございますm(へ へ)m/
    普通に世間に流して貰いたい、インタビューでした。
    知っている人しか見ない所で流すんじゃあ、完全にモッタイナイ、、、。

  3. IWJに感謝 より:

    志位さん頭良すぎですね。
    話に隙がない。よく考えて隙のないお話をされますね。
    個人的にはもっとはっちゃけて欲しかったなー。
    しかも器がでかい。右も左も関係ない。立憲主義を守るなら一緒に戦えると言えるのがすごいなー。
    こんだけ賢い人が総理大臣になったら日本はもっとよくなるでしょう。
    志位総理大臣を希望です

  4. 河村大典 より:

    共産党の結論の出し方は昔から的確で早く素晴らしい。国民連合政権の有り方も立憲主義と安保法案の廃案だけが選挙協力のするかの一致点ですが、しかし政策が違うから出来ないという人がいます。
    この選挙協力が出来るかどうかは、竜馬役が必要です。その竜馬役とはデモに参加したシールズ、反対と声を上げた知識人、学者の人たちがこの共産党の声明に賛成し共の戦っていくことではないでしょうか。この流れに期待したい。
    そしてこの戦いの相手は、安倍政権ではなく自民党と公明党の議員です。彼らも当然今から戦法を考えているはずです。当然ダブル選挙もあるかもしれません。トップを買えるかもしれません。
    私は民主党政権時の官邸クーデターで検察とマスコミの役割が良く理解できました。このマスコミは選挙協力を阻止するためのニュースを今から流してくると思います。また錦の御旗である大義も争点をぼやかすために安倍を持ち上げる放送をしています。今マスコミに出ているコメンテーターは機密費で買われているのか政権寄りで安倍批判が出来ません。むしろ野党の議員を落とし込めたりするのです。
    私は、志位委員長にお願いがあるのです。共産党は政党助成金を申請していません。もし申請していたら過去の累積で
    260億円以上あるといっていましたが今回だけは政党助成金を申請して頂きたいのです。もちろんこの助成金は憲法違反であるといった主張はよく理解しているつもりです。しかしNHK受信料すら義務化すると自民党小委が言っています。こんな政権を絶対倒すために機関紙『赤旗』のニュースをメジャーのマスコミに流す資金として申請してほしいのです。選挙の時までは野党はデモや街宣活動しかありません。正しい情報を国民に伝えてほしいのです。いくらシールズの若者がデモをしてもニュースにはならないのです。

  5. 龍 策一 より:

    アンチ新自由主義、アンチ自民党、アンチ世界統一政府樹立プロセス=グローバリズム=NWO、アンチ国家全体主義=独裁政治、アンチ個人の尊厳を踏みにじる国民主権無視勢力、これらが結集して、民意の上に立つ政権を作って行きたいです。

  6. 龍 策一 より:

    以下の「日米合同委員会とTPP」にこんな一節がありました。

    『結局TPPとは、いままで安全保障の分野だけに限られていた「アメリカとの
    条約が日本国内の法体系よりも上位にある」という構造を、経済関係全体に拡大
    しようという試みなのです。さも対等に協議しているようなふりをしながら、実
    際には密室でアメリカ側がすべていいように決めてしまう。そうなることは火を
    見るより明らかです。』

    上記の 『今まで安全保障の分野だけに限られていた「アメリカとの条約が日本国内の法体系よりも上位にある」という構造を経済全体に拡大しようとしている試みなのです』。この指摘を充分に理解する為にも、日米地位協定を理解する必要があります。
    つまり、日米地位協定とは、日本国憲法よりも優先される条約である事実を理解すべきスジ論なのです。日米地位協定に基づく日米合同委員会は、日本国内法にはなんら制限を受けない事は勿論であり、「日本はアメリカの属国である」という命題の根拠でもあります。

    TPPは、安全保障の分野だけでなく、経済の分野まで、アメリカの属国となって経済奴隷を受け入れなさいと迫っている交渉事と理解すべき話なのです。

    “前泊博盛 日米地位協定入門”

    http://www.amazon.co.jp/s/?ie=UTF8&keywords=%E5%89%8D%E6%B3%8A%E5%8D%9A%E7%9B%9B+%E6%97%A5%E7%B1%B3%E5%9C%B0%E4%BD%8D%E5%8D%94%E5%AE%9A%E5%85%A5%E9%96%80&tag=yahhyd-22&index=stripbooks&jp-ad-ap=0&hvadid=65423306648&hvdev=c&ref=pd_sl_1d8r24amp6_b

    日米合同委員会とTPP
    http://blog.goo.ne.jp/snozue/e/e8ba366cb77738f7e69163b685ff451d

    【陰謀論者入門編】謎の「日米合同委員会」とは?
    http://togetter.com/li/731576

    日米合同委員会の密約法体系を超えて
    http://m-hyodo.com/usa-58/

    日米合同委員会~もっともらしい名称だが実体は、米軍が霞ヶ関を通して日本を
    支配するための機関
    http://www.rui.jp/ruinet.html?i=200&c=400&m=277682

    三橋貴明 おはよう寺ちゃん活動中 2015年7月1日(水)「ギリシャ事実上デフォ
    ルト宣言?、残るはユーロ離脱か?」 https://www.youtube.com/watch?v=L2vQ4aB6cEw
    この音声の6分9秒後からの農協法改正法案可決に関するコメントを、「亡国へ
    の第一歩」と言っています

    TPPに関する議論は、まだこれからです。国民的な理解が必要ですね。
    日常生活に支障を来す時では後の祭りですからね。

    なぜ、日本の国益に添わない不利な内容を積極的に決めようとするのか?
    集団的自衛権も同じ構図です。
    その理由は、日米合同委員会や日米地位協定を構成する日米間の人脈&組織を
    深く理解することにあると思います。その組織に所属する日本人は、同胞である
    同じ日本人を売り飛ばしているのかもしれません。個人的利益や地位や名誉と引
    き替えに同胞の日本人を、そして国益を売り飛ばしている可能性があります。

    TPP アメリカの本当の狙い!いや、日本が前のめり?安倍首相と甘利大臣の企て
    ・・・ https://www.youtube.com/watch?v=hy24O3oueA4

    三橋貴明 TPPの恐るべき真実 1/3
    https://www.youtube.com/watch?v=Vp8Cbw_siGo

    TPP戦略の本当の狙いは世界統治だった。アメリカの市民団体のリーク情報
    https://www.youtube.com/watch?v=yTnq9MsssdA

    TPP はユダヤ金融資本 CFRの支配下になるということ
    https://www.youtube.com/watch?v=upeAg5vnX64

    集団的自衛権もしかりですね。個別自衛権の熟慮で対応可能です。また1985年の
    プラザ合意もそうです。中曽根総理、竹下大蔵大臣の頃です。プラザ合意をノラ
    リクラリ対応していた日本に業を煮やしたアメリカ側は、竹下大蔵大臣を米軍ヘ
    リに乗せ、伊豆大島上空500メートルから洋上を見せて、プラザ合意調印を迫り、
    「我々は調印出来る大臣にすげ替える事も可能だ。そのオプションを実行する場
    合は、ここから貴方を突き落とす事になる」と言って、プラザ合意を迫ったそう
    です。これ伝聞です。事実であるならば、パワーポリティクス以上の脅迫外交で
    すね。勿論ですが調印すれば、担当閣僚には破格の裏金が懷に入った事は想像し
    難い事ではないですよね。これを『毒饅頭を食う』と言いますが、上記伝聞には
    証拠は何処にもありません。憶測や邪推レベルです。

    結果、プラザ合意によって
    高度経済成長によって日本経済が稼いだ外貨を合法的にアメリカに還流させる仕
    組みが出来た訳です。その後のバブル崩壊もアンダーコントロールされていたと
    見ても自然に頷けます。

    『結局TPPとは、いままで安全保障の分野だけに限られていた「アメリカとの
    条約が国内の法体系よりも上位にある」という構造を、経済関係全体に拡大しよ
    うという試みなのです。さも対等に協議しているようなふりをしながら、実際に
    は密室でアメリカ側がすべていいように決めてしまう。そうなることは火を見る
    より明らかです。』

    だからこそ、TPPと日米合同委員会、日米地位協定を深く理解すべき時なのです。

    以上

  7. 愚禿峰 より:

    国民連合政権ができることを心から願っています。道のりは険しいと思いますが、私個人としてビラを配るなど、過疎地域のお年寄り中心に(若者はビラを受け取らない)啓発していくつもりです。ビラなんてアナログな手ですが、何しろ過疎の街でのことなので・・・

  8. @55kurosukeさん(ツイッターのご意見) より:

    2015/10/08 岩上安身による日本共産党・志位和夫委員長インタビュー(動画) http://iwj.co.jp/wj/open/archives/269515 … @iwakamiyasumi
    安倍政治を終わらせるために「確かな野党」を捨て本気で政権を獲る気の共産党。これは平和と立憲主義を守る戦いなのだ。
    https://twitter.com/55kurosuke/status/652239625080078336

  9. 剱 智 より:

    最近は詐欺の被害が実に多い。

    悪い人が増えてきた、との言い方もあるが悪い人はいつの時代もいた。

    騙される人が増えてきている、があたっている。

    どうかするとひとは自分の願望を通して相手を評価しようとする。

    こうあって欲しい、の思いが強ければ冷静な判断を狂わせてしまうことを忘れてはならない。

    ようく考えてみれば気付くはずのことも欲の皮が突っ張っていては相手を見抜けず、

    策謀に乗せられ、大金をはたくことになる。

    私などは「他人を見たら泥棒と思え」「自分と自分の財産は己の知恵と才覚で守れ」

    「騙した相手をとがめるより見抜けぬ愚かさを恥じよ」

    と教えられてきた。

    先輩達は、「そのひとの言葉ではなく、行ないで判断しろ」と

    耳にタコができるまでに青二才の私をリードしてくれた。

    おかげでどうにかこの齢まで大過なく過ごせてきている。

    時代はかわろうとも「敵味方を峻別できる眼を養え !! 」の言葉は生きている。

    日本共産党は第4回中央委員会総会を開催し、戦争法廃止の国民連合政府の提案を決定、

    野党結集を呼びかけている。

    まことに結構なことには聞こえるが、何を今更という感は否めない。

    先の衆院選はまさに天王山の戦いであり、その勝敗は社会を大きく変えるものだった。

    そして国民大多数の願いも空しく安保法案は可決されてしまった。

    安倍独裁を決定的にしたのは日本共産党の選挙姿勢だったことは紛れもない事実である。

    彼らはファシズムと闘う党ではなかった。

    彼らは衆院選で何故決断をしなかったのか。

    安保法案の行方を確認した上で事ここに至り、野党づらを決め込むのはまことに市民を愚弄するやり方だ。

    日米安保廃棄を求めない・・・なるほど方針の大転換にも見える。

    が、それは有権者に対するジェスチャーの話で、

    自民党政権の延命に協力してきた実体が帳消しになるという話ではない。

    かけ声は立派であり、市民寄りにも見えたが節目節目ではちゃんと体制温存を図ってきた。

    市民の目には日米安保廃棄を求めないこれまでの実体が見えてしまっている。

    もし、先の衆院選の対応が批判されるべきものと深く反省しているのならば、

    現執行部総入れ替え、解党的出直しを図ると宣言することが不可欠であろう。

    衆院選と同じ体制で統一戦線を呼びかけられてもそれに応えるほど有権者は愚かではない。

    私たちは騙されない。

    日本共産党の今回の呼びかけには好意的に受けとめる声も多い。

    確かにタイミングを逃せばファシズムはますます進行し、社会は後戻りのきかない隘路にはまり込む。

    ワラにもすがる思いも理解はできる。

    しかし、同じ言葉でもタイミングを外せば輝きを失う。何の意味も持たない。

    これが安保法案成立前の衆院選に向けての言葉なら大いに評価もされたであろう。

    やはりファシズムと闘う党の本気度は違う、と某宗教団体でさえも雪崩をうって結集に参加したであろう。

    安倍独裁の道も途絶えていたに違いない。

    が、衆院選で彼らは何が何でも自公候補の当選を阻止するという策はとらなかった。

    結果、諸先輩達が築きあげた「ファシズムと闘う党」のイメージを崩壊させてしまった。

    事が決まってから後出しジャンケンのように「国民連合政府」構想と言い出すのは如何なものか。

    衆院選で決断してくれれば市民の憂いはなかったはずだ。

    疑心暗鬼になるなという方が無理な話ではないか。

    自民党延命に協力してきた過去のイメージが払拭されねば「国民連合政府」など夢のまた夢。

    悪意があったか否かの問題ではない。

    愚直なまでに腹を割った姿で臨まねば誰もついては行くまい。

    それにつけても、時流を読めぬ人物を評価する若い人たちには大いに失望する。

    (無分別の会 剱 智)

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