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【IWJ号外】【特別企画】南アフリカ申請書翻訳プロジェクト(第2回)第3章(A)(B-1)前半 2024.10.28
特集 中東
シリル・ラマポーザ大統領が率いる南アフリカ共和国が、2023年12月29日に、イスラエルのパレスチナ人に対するジェノサイドを告発する文書(申請書)を、国際司法裁判所(ICJ)に提出しました。
【IWJ号外】【特別企画】南アフリカ申請書翻訳プロジェクト(第1回)序、第1章、第2章 2024.10.22
特集 中東
シリル・ラマポーザ大統領が率いる南アフリカ共和国が、2023年12月29日に、イスラエルのパレスチナ人に対するジェノサイドを告発する文書(申請書)を、国際司法裁判所(ICJ)に提出しました。
【IWJ号外】欧州からの入植ユダヤ人がパレスチナの先住民の子孫であるというのは嘘だった! シオニストが虐殺しているパレスチナ人こそが、古代ユダヤ人と血の結びつきのある真のユダヤ人の末裔だった! 2024.10.5
特集 中東
現在、イスラエル国防軍によるレバノンの地上侵攻が進んでいます。
イスラエルは、レバノンへの侵攻を、イスラエル北部住民を、ヒズボラの脅威から守り、ヒズボラを排除して、避難しているイスラエル市民を北部に帰還させることだとして正当化を図っています。
ヒズボラは、すでにお伝えしているように、1982年に、イスラエルがPLOを攻撃するために行った、レバノン侵攻に対する抵抗組織として誕生しました。
イスラエルのレバノン侵攻もガザ侵攻も、先住民であるパレスチナ人を虐殺追放し、ユダヤ人中心の国家である「イスラエル」を1948年に建国したときに始まる「パレスチナ問題」が根底に存在します。
【饗宴アフター企画】「人生に意味はないが、価値はある。生きているだけで充分に幸せだ」 ~ 岩上安身によるインタビュー 第497回 ゲスト 上村静氏 後編 2014.12.22
特集 中東
「アメリカの覇権主義者たちは終末思想を望んでいるから、人類消滅は本当にあり得る話です」──。
2014年12月22日に行われた、岩上安身による、尚絅(しょうけい)学院大学准教授の上村静氏インタビューの後半。前半で、ユダヤ教やキリスト教の成り立ち、キリスト教を真似て天皇国家を仕立て上げた明治の日本、その似非宗教国家としての構造などを語った上村氏。後半では、アメリカ帝国主義と世界の富の1%を占める新自由主義者たちの根底に流れるマモン(富魔)を、ユダヤ教とキリスト教の視点から解き明かしていった。
【饗宴アフター企画】「上から目線(ヘイト)は、16世紀に渡来したキリスト教宣教師が日本に伝えた」 ~ 岩上安身によるインタビュー 第497回 ゲスト 上村静氏 前編 2014.12.22
特集 中東
「紀元1世紀頃のキリスト教は新興宗教。うさん臭かった。ゆえに善行に力を入れて、信用を求めた」──。
中東・イスラエルでの絶えない紛争、アメリカ帝国主義、格差を助長する新自由主義の実態。現在の世界が抱えるこれらの問題の根幹を、ユダヤ教とキリスト教に探るべく、岩上安身がユダヤ学と聖書学の研究者である上村静氏に話を聞いた。
ガザ攻撃から4ヶ月、パレスチナHIPHOPグループが来日「9歳にもなれば、僕らは政治を理解する」〜DAMメンバーインタビュー(聞き手:ぎぎまき記者) 2014.10.12
特集 中東
今年7月から2ヶ月近く続いたイスラエル軍によるガザ地区への攻撃は、まだ私たちの記憶に新しい。この戦闘で、パレスチナ人の死者は2000人を超え、圧倒的な軍事力を行使したイスラエルにとっても、2005年以降、最悪の事態に帰結した。8月27日、イスラエル政府とハマスは長期停戦で合意したものの、ハマスが求めるガザ地区の封鎖解除や、イスラエルが要求したガザ地区の非武装化については交渉が先送りされ、次の衝突も避けられない現実は横たわったままだ。
ガザ攻撃が激しくなるにつれ、日本国内では、イスラエル政府や軍による攻撃やパレスチナ占領に反対するデモや抗議集会が、相次いで行われた。それと時期を同じくして、パレスチナHIPHOPグループ「DAM」の日本公演を実現しようと、クラウド・ファンディングがスタート。8月末には、200万円を超える寄付が集まり、メンバーの来日が実現。MCの一人、ターメル・ナッファールが急病で来日できなかったものの、残りのメンバー2人で東京、横浜、大阪、京都の4ライブを敢行。どの公演もチケットが売り切れるほどの反響を呼んだ。
【第165-169号】岩上安身のIWJ特報!何よりガザ封鎖解除を 尊厳ある生への戦い~京都大学教授・岡真理氏インタビュー 2014.9.30
★有料メルマガ「岩上安身のIWJ特報!」最新号を発行しました(2014年9月30日)。
メルマガ「IWJ特報」最新号「何よりガザ封鎖解除を 尊厳ある生への戦い~京都大学教授・岡真理氏インタビュー」を発行しました!インタビューをリライトし、豊富な注釈を付してお届けしています。ぜひ、ご購読ください!
2014年7月8日から50日間に及んだ、イスラエルによるガザ地区への攻撃。市民に多数の死者を出した、今回のイスラエルによる傍若無人な振る舞いを、岡氏が痛烈批判。パレスチナの歴史を振り返りながら、今回の攻撃の背景を読み解いています。
メルケル首相「ホロコーストを忘れてはいけない」 ドイツ政府をあげて「二度と反ユダヤ主義を許さない」ベルリン大規模集会で 2014.9.14
「差別と多民族の排除を許してはいけない。ドイツはホロコーストの歴史で文明の崩壊を体験している。絶対に忘れてはいけない」。
ドイツの首都ベルリンのブランデンブルク門前で9月14日、ユダヤ人差別に反対する大規模集会が開かれ、集会に出席したメルケル首相はホロコーストの歴史を忘れてはならない、と力強く訴えた。集会にはメルケル首相の他、多くの閣僚、ガウク大統領も参列。参加者は5000人規模となった。
ガザの今を見ることは、「我々」の責任を知ること ~岩上安身によるインタビュー 第446回 ゲスト 早尾貴紀・東京経済大学准教授 2014.8.13
特集 戦争の代償と歴史認識|特集 中東
報道は連日ガザの惨状を伝える。しかし、そこに我々日本人がどのように関わっているかは、ほとんど知らされていない。
ヨーロッパ思想史が専門の早尾貴紀氏は、自身の研究動機を次のように記している。「近代世界において自明視され、暴力的なカテゴリー化を迫ってくる国家や国民といったものに対して、批判的な思想・視点を見いだすこと」(『ユダヤとイスラエルのあいだ』pp.339-340)。
【ガザ侵攻】敬虔なユダヤ教徒だからこそ、現代の帝国・イスラエルを批判する~岩上安身によるインタビュー 第444回 ゲスト モントリオール大学教授ヤコブ・M・ラブキン氏 2014.8.5
特集 中東
8月5日、イスラエルとハマスはエジプトの提案により72時間の停戦に入った。ロイターなどの報道によると、イスラエル軍の一部はガザ地区からの撤収を開始したという。
2014年7月8日から始まったイスラエルによるガザ侵攻は、パレスチナ側の市民にこの時点で1800人を超える死者を出すという、大惨事となった。今回の停戦期間中、イスラエルとハマスとの間で、より長期的な停戦に向けた協議が開始される見通しだが、先行きはいまだ不透明だ。(8月半ば現在は、停戦が破られ、さらなる犠牲者がでている)
モントリオール大学教授で、『トーラーの名において』『イスラエルとは何か』などの著書があるヤコブ・M・ラブキン氏は、イスラエル国家の建設に寄与したシオニズム運動に対する批判者として知られる。8月5日、岩上安身はラブキン氏に通算3回目となるインタビューを行い、パレスチナ情勢の今後の展開について話を聞いた。
「ユダヤ教は、ただ信じるしかない不条理の世界。だから科学とも戦った」 ~ルネサンスとは何か?服部英二元ユネスコ事務総長顧問が講演 2014.8.1
元ユネスコ(国連教育科学文化機関)事務総長顧問を務めた服部英二氏の講演会が2014年8月1日(金)13時より、長野県諏訪市にある諏訪市文化センターにて開催された。
服部氏は京都大学大学院博士課程を経て、フランス政府給費留学生としてソルボンヌ大学博士課程に留学。UNESCO(国連教育科学文化機関)広報部主席広報官、文化担当特別事業部長等を歴任し、1994年に帰国、ユネスコ事務局長顧問に就任した。現在は、麗澤大学比較文明文化研究センター客員教授、道徳科学研究センター顧問を務める。1996年にフランス政府より学術功労章オフィシエ位を、2010年に全国日本学士会からアカデミア賞授与されている。
【岩上安身のニュースのトリセツ】紀元前から現代まで一気に語り尽くす東欧ユダヤ人とウクライナの2000年史 ~つながりあうイスラエル・パレスチナ問題とロシア・ウクライナ問題、絡みあう反ユダヤ主義とシオニズム ウクライナにおける反ユダヤ主義の長い歴史をたどる 大阪大学助教・赤尾光春氏インタビュー 2014.7.31
7月17日、乗員・乗客298人を乗せたマレーシア航空機が、内戦が続くウクライナ東部で墜落するという大惨事が発生した。事故ではなく、何者かによって撃墜されたと見られている。
この一報を受けてウクライナ政府は、ウクライナ東部の親ロシア派武装勢力が、ロシアの支援を受けて地対空ミサイルによって撃墜したとする声明を発表した。
ヤコブM.ラブキン教授が来日、イスラエルで起きたユダヤ宗教者たちによる大規模な兵役反対デモを報告 2014.7.7
特集 中東|特集 戦争の代償と歴史認識
旧ソ連・レニングラード生まれのユダヤ教徒で、カナダ・モントリオール大学の歴史学教授であるヤコブM.ラブキン教授を迎え、2014年7月7日(月)、サラーム・パレスチナ主催の「読書会」が日本聖公会東京教区会館で行われた。
ラブキン氏は、『イスラエルとは何か』(平凡社 2012年6月)の著者であり、シオニズムによって建国されたイスラエルは、「ユダヤ教徒たちの国ではない」と主張。「イスラエル政府がパレスチナに対して行っている(占領)政策の根本を支えるシオニズムのイデオロギーは、ユダヤ教の教義に反する」と批判している。
「温もりや愛を忘れない訴え方が、これからの政治には必要」三宅洋平氏 講演 2014.6.26
「去年の夏の参院選で、人々の意識がブレイクスルーした。あの時、三宅洋平と山本太郎が立候補していなかった日本を想像すると、恐ろしくなる」──。
2014年6月26日、京都市左京区の京都精華大学でアセンブリーアワー講演会が開かれ、昨年の参議院選挙に緑の党から立候補し、「選挙フェス」という独自の手法で注目を浴びた三宅洋平氏が登壇した。三宅氏は、帰国子女として感じた日本社会への違和感や、メッセージ性の強い音楽を通して社会問題に目覚め、参院選に立候補するに至った経緯を振り返った。
【第147~151号】岩上安身のIWJ特報! キリスト教の「神話」のベールを取り去り、「史的イエス」の実像に迫る 上村静氏インタビュー 2014.6.8
人類史上、イエス・キリストほど、数多くの人に知られ、影響を与えた人物はいない。キリスト教徒でなくてもイエスの名を知っているし、敬意を払うべき人物と思っている。
同時に、イエスを教え広め伝えるキリスト教についても、私たちは多くのことを知っていると思っている。異教徒の日本人もクリスマスを祝うし、西暦を用い、ローマ法王や教会やイスラエルや聖書などについて、断片的な知識やイメージを思い浮かべることができる。
だが、本当に我々はイエスとは何者で、キリスト教とはどんな宗教か知っているのだろうか?
「1人でも子どもを殺したら、16億のムスリムは日本を信頼しない」 内藤正典氏 イスラム情勢と集団的自衛権 2014.6.4
「アメリカは、ガセネタで戦争をする国。象がアリを踏み殺しても、象は何も痛みを感じないが、アリは一貫の終わりだ。日本はアメリカの影にかくれて、象のふりをするのか」──。
2014年6月4日、京都市上京区の同志社大学鳥丸キャンパスで、シリーズ「グローバル・ジャスティス」第44回が開催され、同志社大学大学院グローバル・スタディーズ研究科長・教授の内藤正典氏が「イスラーム諸国から考える、日本の集団的自衛権」と題した講演を行った。日本が将来、アメリカの同盟国として同行する可能性も高いイスラム諸国の情勢と、イスラム教徒の独自性について話し、集団的自衛権が招くであろう日本の危機をあぶり出した。
【IWJブログ】ウクライナ政変と反ユダヤ主義〜岩上安身による赤尾光春・大阪大助教へのインタビュー第3夜 2014.4.14
ロシアで強権を振るうプーチンは、敵対する新興財閥を潰すため、宗教に寛容な素振りでユダヤ共同体を利用してきた。
近年のウクライナ大統領選では有力候補に対して「ユダヤ人」という言葉が投げつけられ、現在のウクライナ暫定政権には根も葉もない「ユダヤ系」という噂が立つ。
ウクライナ東部各地でロシア編入が叫ばれる中、ユダヤ学の俊英・赤尾光春氏へのインタビュー第3夜では、今後のロシア・ウクライナ情勢を占う上で重要な事実の数々が明らかにされた。
【IWJブログ】ウクライナ政変と反ユダヤ主義〜岩上安身による赤尾光春・大阪大助教へのインタビュー第2夜 2014.4.9
※インタビューの実況ツイートに訂正・加筆をしたものを掲載します。
特集 ウクライナのネオナチとアゾフ大隊の実態
資本家、社会主義者、ボルシェビキ、劣等民族……。
デマや偽書、似非科学まで用いて作り上げられたユダヤ人像は、世界が近代化する19世紀から20世紀にかけてもなお、大衆煽動の道具として流布され続けた。
ユダヤ学の専門家・赤尾光春氏へのインタビュー第2夜では、近代を通じて帝政ロシア、ナチス・ドイツ、そしてスターリンのソ連という強国の「狭間」で翻弄されるウクライナとユダヤ人の運命が焦点となり、反ユダヤ主義がポグロムやホロコーストの災厄へとつながる局面が詳細にわたって解説された。
【IWJブログ】ウクライナ政変と反ユダヤ主義〜岩上安身による赤尾光春・大阪大助教へのインタビュー第1夜 2014.4.8
※インタビューの実況ツイートに訂正・加筆をしたものを掲載します。
特集 ウクライナのネオナチとアゾフ大隊の実態
ウクライナの歴史にはナショナリズムと反ユダヤ主義の結びつきが刻印されている。岩上安身は3月23日(日)にユダヤ学が専門で大阪大学助教の赤尾光春氏にインタビュー。今回の政変まで連綿と続く、ウクライナ、ロシア、そしてユダヤ人それぞれのアイデンティティを巡る2000年におよぶ歴史について7時間にわたり語っていただいた。
動乱のウクライナ ~岩上安身によるインタビュー 第413回 ゲスト 大阪大学助教・赤尾光春氏 第3夜(後編) 2014.3.23
特集 IWJが追う ウクライナ危機|特集 戦争の代償と歴史認識|特集 ウクライナのネオナチとアゾフ大隊の実態
赤尾光春氏へのインタビュー第3夜。赤尾氏は東部の緊張が一段と高まるウクライナ情勢の主役たちを詳細に分析した。