理化学研究所の記者クラブ限定会見の開催に対する、抗議ならびに改善の要請文 2014.4.14

記事公開日:2014.4.14 テキスト

抗議ならびに改善の要請文

理化学研究所
理事長 野依 良治 様

同研究所
発生・再生科学総合研究センター
プロジェクトリーダー
丹羽 仁史 様

 我々IWJは、2014年4月7日(月)14時より、貴研究所が行った記者会見について、開催についての情報を広くメディアに知らせることなく、参加メディアを限定した形で行ったことに強く抗議します。


良いこと無しの国家戦略特区構想、 韓米FTAで韓国も規制緩和の嵐で大ダメージ 2014.4.13

記事公開日:2014.4.13取材地: テキスト動画

 政府は3月28日(金)、国家戦略特区諮問会議を開き、東京や大阪など6つの地域について、国家戦略特区として指定を決めた。4月13日(日)、この国家戦略特区構想の危険性を読み解く「危ない!国家戦略特区~雇用・医療・暮らしはどう変わるのか~」と題するシンポジウムが行われた。


【岩上安身のツイ録】「想像の共同体」としての「台湾」 少数民族が主権を獲得することは可能か 2014.4.13

記事公開日:2014.4.13 テキスト

※4月12日の岩上安身の連投ツイートを再掲します。

 台湾は独立国家としての資格を充分に備えている。にも関わらず、国際社会の中で国家として「承認」されない。米国はじめ日本もその他の多くの国々も、大陸中国を国家として承認し、台湾を国家として認めていないからである。「一つの中国」という建前が幅をきかせている。

 「一つの中国」を認めるとは、いつの日か、中台の統一が行われなくてはならない、という前提に立つ。台湾には、統一派も存在する。が、それは10%程度。現状維持派がもっとも多く、独立派も存在する。独立派は、国民党支持者=外省人中心というだけでなく、本省人中心の考えもあり、複雑。


「ため込むべきは怒りだ。虚しさではない」小林節氏 ~暴走「解釈改憲」を批判。福島みずほ氏、今井一氏と 2014.4.12

記事公開日:2014.4.12取材地: テキスト動画

 「間違っても日本の軍事力を外に出さないというのが、憲法9条。これを逸脱することは『憲法破壊』だ。『解釈改憲』というきれいな言葉は当てはまらない」──。

 2014年4月12日、東京・水道橋のYMCAアジア青少年センターで、パネルディスカッション「Yes立憲主義 No解釈改憲」が開かれた。改憲論を主張しつつも、立憲主義を蔑ろにした改憲案には意義を唱えてきた慶応大名誉教授の小林節氏、社民党副党首の福島みずほ氏、ジャーナリストの今井一氏が登壇した。


立法院退去後に始まる「別の新しい方法」 〜岩上安身によるインタビュー 第416回 ゲスト 淡江大学・李文茹助理教授 2014.4.12

記事公開日:2014.4.12取材地: | テキスト動画独自

「『強国からの搾取に反対』の『強国』には日本も含まれています」―― 。3月に起きた台湾国会占拠の背景とは。記事を大幅加筆し、再掲しました。(2017年6月3日)

 淡江大学日本語文学系の李文茹(リ・ウェンリュー)助理教授に4月12日(土)、岩上安身がインタビューを行った。李氏は近代日本文学を専攻し、日本語に堪能。今回の台湾立法院占拠運動には、大学教員という立場で関わった。岩上安身の台湾での取材活動では、シャマン・ラポガン氏へのインタビューの通訳を務め、呉叡人(ゴ・エイジン)氏へのインタビューにも立ち会った。

 インタビュー後半からは、3週間にわたり台湾で取材活動を行ったIWJの原祐介記者も対話に参加。占拠現場でしか見聞できない生々しいシーンの数々を回想した。


民主・長妻昭元厚労相が講演 自民党の社会保障政策に苦言~第45回藤田幸久政経フォーラム ―講演 長妻昭元厚労大臣 2014.4.9

記事公開日:2014.4.11取材地: テキスト動画

 「立憲フォーラム」の幹事を務めている藤田幸久参議院議員が主催する「藤田幸久政経フォーラム」のゲストに元厚生労働大臣である長妻昭衆議院議員を招き、4月9日(水)に開催された。


築地市場移転問題で業界専門紙記者が講演 豊洲にホームセンターが誕生?~築地市場労組従組連絡会 学習懇談会 2014.4.8

記事公開日:2014.4.11取材地: テキスト動画

 長年にわたり、東京都の築地市場移転計画について取材している、日刊食料新聞の木村岳記者が、4月8日(火)、築地市場労組従組連絡会の学習懇談会に招かれ、記念講演をおこなった。日刊食料新聞は、生鮮食品流通の業界専門紙。木村記者は築地市場の豊洲新市場への移転計画についての取材を続け、移転問題に精通している。


適合性審査について規制委「地元の理解を求めていくとかいう役割は担っていない」~規制庁定例ブリーフィング 2014.4.11

記事公開日:2014.4.11取材地: テキスト動画

 2014年4月11日(金)14時から、東京都港区の原子力規制庁で森本英香次長による定例ブリーフィングが行われた。閣議決定された新エネルギー基本計画について、規制委員会は「規制基準に基づいて適合性審査を行うことを遂行する」との見解を示した。

 立地自治体との信頼関係について問われると、「規制委員会は基準にしたがって審査し、結果を自治体に分かり易く説明していくのが役割」だと考えており、「地元の理解を求めていくとかいう役割は担っていない」とコメントした。


原発事故時の避難計画、「落とし穴」が浮き彫りに〜原発再稼働問題に深く関わる避難計画についての記者会見 2014.4.11

記事公開日:2014.4.11取材地: テキスト動画

 「避難計画と、避難者受け入れ計画は車の両輪である」――。

 原発の再稼働に向け、原子力規制委員会による適合性審査が進行中である。原発を「重要なベースロード電源」と位置づけた新しいエネルギー基本計画も閣議決定され、安倍政権による原発推進政策が明確に打ち出された今、事故を起こした際に住民の命や安全を守る避難計画の速やかな策定が望まれる。


【岩上安身のツイ録】台湾とウクライナ、国民国家を形成できなかった国の悲劇 2014.4.11

記事公開日:2014.4.11 テキスト

特集 IWJが追う ウクライナ危機
※4月10日の岩上安身の連投ツイートを再掲します。

 明日、台北で呉叡人さんという政治思想史の先生にインタビューを行う。この方の書いた評論が刺激的である。タイトルは「賎民宣言ー或いは、台湾悲劇の道徳的な意味」。その冒頭には、ヘーゲルの「世界史においては、国家を形成した民族しか問題にならない」という言葉が掲げられている。

 刺激的で挑発的な論文のタイトルは、ヘーゲルの「歴史哲学講義」から引用したこの差別的なテーゼへの全身での応答に他ならない。植民地にされてきた民族の、自虐のようでも、開き直りのようでもある、激しい異議申し立てである。


「原発回帰」の新エネルギー基本計画を撤回せよ ~反原連、閣議決定後の官邸前緊急抗議 2014.4.11

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 国のエネルギー政策の根幹となる、「新エネルギー基本計画」案が閣議決定された4月11日、首都圏反原発連合の呼びかけで、緊急抗議が行われた。  平日の12時、約50名の市民らは首相官邸前に集まり、原発推進を明確に示した安倍政権に抗議した。


地下水バイパス排水基準に具体策なし~東電定例会見 2014.4.11

記事公開日:2014.4.11取材地: テキスト動画

 2014年4月11日17時30分から、東京電力本店で定例記者会見が開かれた。地下水バイパスの放水運用基準の具体策はなく、放射能濃度が基準を超えた場合の対策は、何ら考えられていないことが発覚した。


「河野談話は公式なもの」慰安婦問題をめぐり中央大・吉見教授らが外国特派員協会で会見 2014.4.10

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 慰安婦問題に精通した中央大学・吉見義明教授、関東学院大学・林博史教授が4月10日(木)、日本外国特派員協会で記者会見をした。吉見・林、両氏は2007年4月17日にも日本外国特派員協会で会見を行っており、今回2度目の会見となる。


「絆とか、思いやりという言葉があふれていたはず。どうなってしまったのか」 〜第30回 ロックの会 2014.4.9

記事公開日:2014.4.10取材地: テキスト動画独自

 2014年4月9日、東京都渋谷区代官山のカフェラウンジ UNICE(ユナイス)で、「第30回 ロックの会」が開催された。今回のオーガナイザーは、8bitNews主宰の堀潤氏。女優の松田美由紀氏、映画監督の岩井俊二氏、映画『遺言 原発さえなければ』の豊田直巳監督、モーションギャラリー代表取締役の大高健志氏、映画『ゼウスの法廷』の原作者、森田義男氏、ジャーナリストの蜂谷祥子氏、鹿児島大学特任講師の萩原豪氏、双葉町町民の大沼勇治氏らが入れ替わり登場。震災と原発事故から3年が経過した現状や、冤罪を生む司法の実態、日本のメディアがあまり伝えない台湾の学生運動などについて意見を交わした。


「司法に正義を取り戻すという強い決意と思う」袴田事件再審決定を受けて、袴田氏の姉や弁護士らが記者会見 2014.4.9

記事公開日:2014.4.9取材地: テキスト動画

 日本弁護士連合会は、約20年前から再審制度を改正するべきだと主張しているが、…

 1966年に起きた一家4人殺害事件の犯人とされ、死刑判決を受けて48年もの間拘留されてきた袴田巌氏が、3月27日に釈放された。証拠とされる衣類から袴田氏のDNAが検出されなかったことから、再審開始が決定されたのだ。

 4月9日、袴田氏の姉の袴田秀子氏、袴田氏の弁護団長の西嶋勝彦弁護士、アムネスティ・インターナショナル日本事務局長の若林秀樹氏による記者会見が行われた。


不服申し立ての小保方晴子氏が会見 STAP細胞の作製「200回以上成功」 2014.4.9

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 「STAP細胞はあります!」──。STAP細胞論文に関する一連の疑惑で、理化学研究所により「捏造」と認定された小保方晴子ユニットリーダーが4月9日、大阪市内で記者会見を開いた。小保方氏は冒頭、「STAP細胞に関する論文にたくさんの疑義が生じてしまい、多大なご迷惑をおかけしたことをお詫び申し上げます」と謝罪しつつも、「決して悪意をもって論文を仕上げた訳ではありません」と、論文が意図的な捏造であることを否定した。


生活・小沢代表「安倍政権は9条改正論を堂々と打ち出すべき」~解釈改憲による集団的自衛権行使容認を牽制 2014.4.7

記事公開日:2014.4.9取材地: テキスト動画

 「左の人は、何が何でも武力行使は駄目だといい、右の人は、憲法解釈で勝手に(戦争に)行けるようにしようと言う。どちらも論理性にかける議論だ」――。

 生活の党・小沢一郎代表は4月7日、「安全保障及び自衛権行使のあり方」というテーマで講演を行い、自衛権に関する持論を展開。小沢氏は、現憲法下では、集団的自衛権の名の下に、武力行使を行うことは憲法9条違反にあたるとし、憲法解釈の変更によってそれを可能にしようとする安倍政権に対し、「それならば9条改正論を堂々と打ち出すべきだ」と牽制した。


【IWJブログ】ウクライナ政変と反ユダヤ主義〜岩上安身による赤尾光春・大阪大助教へのインタビュー第2夜 2014.4.9

記事公開日:2014.4.9 テキスト

※インタビューの実況ツイートに訂正・加筆をしたものを掲載します。
特集 ウクライナのネオナチとアゾフ大隊の実態

 資本家、社会主義者、ボルシェビキ、劣等民族……。

 デマや偽書、似非科学まで用いて作り上げられたユダヤ人像は、世界が近代化する19世紀から20世紀にかけてもなお、大衆煽動の道具として流布され続けた。

 ユダヤ学の専門家・赤尾光春氏へのインタビュー第2夜では、近代を通じて帝政ロシア、ナチス・ドイツ、そしてスターリンのソ連という強国の「狭間」で翻弄されるウクライナとユダヤ人の運命が焦点となり、反ユダヤ主義がポグロムやホロコーストの災厄へとつながる局面が詳細にわたって解説された。


地下水バイパスから地下水の汲み上げ開始~東電定例会見 2014.4.9

記事公開日:2014.4.9取材地: テキスト動画

 2014年4月9日17時30分から、東京電力本店で定例記者会見が開かれた。地下水バイパス揚水井から地下水の汲み上げを行い、一旦タンクに貯留したことが発表された。今後1ヶ月程度、運転手順の確認、分析を行って排水する予定だという。


「ALPSは、これからもいろんなトラブル起こすだろう」~田中俊一原子力規制委員長定例会見 2014.4.9

記事公開日:2014.4.9取材地: テキスト動画

 2014年4月9日(水)16時より、東京・六本木の原子力規制庁で田中俊一・原子力規制委員会委員長による定例会見が行われた。東電福島第一原発のALPSについて、「すんなり動くとは思っていない、これからもいろんなトラブル起こすだろう」とコメントした。