2014年6月11日14時30分より、東京・六本木の原子力規制庁で田中俊一・原子力規制委員会委員長による定例会見が行われた。国会で正式承認された新委員候補について、田中委員長は、「評価は控えさせていただきたい」とコメントした。
2014年6月11日14時30分より、東京・六本木の原子力規制庁で田中俊一・原子力規制委員会委員長による定例会見が行われた。国会で正式承認された新委員候補について、田中委員長は、「評価は控えさせていただきたい」とコメントした。
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新委員の人事案が国会で承認されたことについて、田中委員長は「評価は控えさせていただきたいと思います」と述べ、「ただ、これからの規制委員会のミッションをきちんと果たしていただきたいという希望だけは強く述べておきたいと思います」と答えた。
今後、新委員となる二人が何を担当するかについては、これから相談して決めていきたいという。
現在行われている審査が、9月までに結論が出ず、新委員に引き継がれる可能性もある。田中委員長は「そうなっても審査が人によって左右されるものではない」と説明。「あくまでも客観的なデータ、技術的・科学的な判断に基づいて行われるべきもの」だとして、「人が変わったら変わるとか、そういうものではない。そうあってはいけない」との考えを示した。