藤井浩人・美濃加茂市長の「潔白を確信した」郷原弁護士が公判中の事件に見え隠れする検察の「ヤミ司法取引」疑惑を語る 2014.10.30

記事公開日:2014.11.4取材地: テキスト動画

 浄水器業者から便宜を図った見返りとして現金30万円を受け取った疑いで、全国最年少市長である藤井浩人・美濃加茂市長が逮捕・起訴され、現在名古屋地方裁判所で公判中となっている。

 10月30日、第66回日本の司法を正す会は、藤井氏の代理人である郷原信郎弁護士をゲストに招いて村上正邦事務所で開催され、捜査当局による「前代未聞」な立件を強く批判した。


【IWJウィークリー70号】(PDF版を発行しました) 2014.11.4

記事公開日:2014.11.4 テキスト独自

※ サポート会員の方は、IWJウィークリー70号【PDF版・全100ページ】がご覧になれます。

 岩上安身と IWJ 記者が走り回って取材し、独自にまとめた渾身レポートをお届けします!

 ダイジェストながら、巻頭言や読み物、スタッフ寸評を含め大ボリュームでお送りする本メルマガは、気になるところだけ「ななめ読み」も推奨です。


川内原発再稼働へ向けた、宮沢経産相の鹿児島県庁訪問に対する抗議行動 2014.11.3

記事公開日:2014.11.3取材地: 動画

 11月3日(月)15時30分より、鹿児島県庁玄関前にて、川内原発再稼働へ向けた、宮沢経産相の鹿児島県庁訪問に対する抗議行動が行われた。


「『国が責任を持つ』など、詭弁でしかない」川内原発再稼働反対を唱え続けてきた薩摩川内市議会議員・佃昌樹氏(社民党)インタビュー 2014.10.29

記事公開日:2014.11.3取材地: テキスト動画独自

 川内原発の再稼働をめぐり、拙速な議論への批判、市長の姿勢に対する抗議の声が市庁舎前でこだまする10月28日、薩摩川内市議会にて、川内原発再稼働への同意が決定した。

 それから一夜明けた29日、IWJは薩摩川内市議会議員・佃昌樹氏(社民党)へ聞き取り取材を行った。


「市長も苦渋の決断をしたのでは」〜川内原発再稼働推進派の一人、薩摩川内市議会議員・上野一誠氏(無所属)インタビュー 2014.10.29

記事公開日:2014.11.3取材地: テキスト動画独自

 住民の懸念が広がる中、10月28日、薩摩川内市議会にて、川内原発再稼働の同意が決定した。

 一夜明けた29日、IWJは薩摩川内市議会議員・上野一誠氏(無所属)に聞き取り取材を行った。


沖縄・高江の集落を包囲する米軍ヘリパッド問題を広める音楽祭が東京で開催 2014.10.23

記事公開日:2014.11.3取材地: テキスト動画

 沖縄本島北部にある高江は、約160人の住民が暮らす小さな集落である。

 その集落を包囲するように、米軍のヘリコプター着陸場(ヘリパッド)を6つ作る工事が始まっている。音楽を通して、このヘリパッド建設に反対を訴える高江音楽祭・東京篇の3回目が10月24日(金)、国立地球屋で行なわれた。


元内閣広報室審議官・下村健一氏が福島原発事故当時の官邸の緊迫した状況を振り返る~第5回チバレイ・ウガヤの言論ギグ! 2014.10.29

記事公開日:2014.11.3取材地: テキスト動画

※テキストを加筆しました。

 ヨーガインストラクターの千葉麗子氏とジャーナリストの烏賀陽弘道氏によるトークイベント「言論ギグ」の第5回が、10月29日(水)、東京・六本木のイベントスペース「バニラムード」で行われた。この日のゲストは、東日本大震災発生当時、内閣広報室審議官を務めていた慶応義塾大学特別招聘教授の下村健一氏で、首相官邸の内部から見た福島原発事故当時の緊迫した状況を語った。


安倍教育改革が狙う「戦争するための人材、大企業のための人材作り」 道徳教材は「国を愛せ」「国家の発展につくせ」と記述 2014.10.30

記事公開日:2014.11.3取材地: テキスト動画

 「『国家のための教育』だと自民党はとらえている」――。

 今年2014年4月から小中学校に配布された道徳の教材、『私たちの道徳』。文科省監修の『心のノート』が全面改訂されたもので、中身は「我が国を愛し発展に努めること」など、子どもたちの愛国心を高めようとする内容となっている。


政府のODA事業の実態は――続く「土地収奪と言わざるをえない状況」 日本が推進するモザンビーク・プロサバンナ事業の現地報告 2014.10.29

記事公開日:2014.11.3取材地: テキスト動画

 モザンビーク北部の農業開発事業・プロサバンナ。対象地域には1400万ヘクタールの農地が存在し、400万人が居住する。その8割以上が農民で、うち99.99%が小規模農民(小農)だといわれている。

 この事業を実施する日本・ブラジル・モザンビークは、2009年当初、「官民連携」により大規模な農業開発を推進し、対象地域を日本市場向けの大豆生産基地と位置づけるものとして合意。住民は意志決定過程から排除され、情報公開がなされないまま、事業が推進される。土地収奪や不公正な栽培契約などへの危機感が噴出した。


沖縄に基地はいらない――「権力の総動員」に対抗する「民意の反乱」 第6期沖縄意見広告運動の集会開催 2014.10.28

記事公開日:2014.11.3取材地: テキスト動画

 沖縄意見広告運動(第6期)の主催による集会「辺野古新基地ノー!」が10月28日(火)、東京都千代田区の日本教育会館で開かれた。

 集会では、衆議院議員の照屋寛徳氏、沖縄意見広告運動(第6期)の全国世話人で自然環境保護活動に取り組む花輪伸一氏、元国立市長の上原公子氏が登壇。また、会場にかけつけた、砂川事件の再審を求める「伊達判決を生かす会」の土屋源太郎氏もスピーチした。

 照屋氏は、沖縄防衛局が設けた立ち入り制限区域を明示するブイやフロートの設置が原因で、貴重なサンゴ礁が損傷している事件を報告。また、新基地反対の抗議活動を続ける市民を強圧的に排除する海上保安庁の姿勢を問題視し、「海賊」のようだと非難した。


表現の自由はヘイト・スピーチを打ち破るためにある ~元国連人種差別撤廃委員パトリック・ソーンベリー氏が語る 2014.10.23

記事公開日:2014.11.3取材地: テキスト動画

 国連人種差別撤廃委員会の元委員、パトリック・ソーンベリー氏が10月23日(木)、大阪市のエル・おおさかで講演を行った。

 ソーンベリー氏は国際法の専門家。2014年2月まで13年間、人種差別撤廃委員会の委員を務めた。人種差別撤廃委員会は、同年8月の日本政府報告審査で、ヘイト・スピーチの法的規制を求める勧告を出している。


差別反対を訴える「東京大行進」の裏で行われたヘイトデモ〜カウンターの男性「在日で何が悪い!在日の祖国は日本だ!」 2014.11.2

記事公開日:2014.11.3取材地: テキスト動画

 昨年に続き、2度目となる差別撤廃を訴えるデモ「東京大行進2014」が新宿で開催された11月2日、同じ時刻に合わせ、上野駅周辺では、在特会主催によるヘイトデモが行なわれた。このデモは、在特会の桜井誠会長の著書を宣伝する名目で開催されたものの、参加者からは特定の国籍を名指しして「抹殺しろ」など、差別を煽動するヘイトスピーチが繰り返された。


「ヘイトスピーチは、『言葉の暴力』ではなく、『暴力そのもの』だ!」差別撤廃を訴える東京大行進に約3000人が参加 2014.11.2

記事公開日:2014.11.3取材地: テキスト動画

 差別やヘイトスピーチの根絶を訴えるデモ「東京大行進2014」が今年も行われた。差別のない未来をこどもたちへ託そうというテーマのもと、約2800人(主催者発表)の参加者が東京・新宿駅の周辺を練り歩いた。昨年に続き、二度目の開催となった。


11.3憲法集会in京都 2014.11.3

記事公開日:2014.11.3取材地: 動画

 11月3日(月)13時より、京都市東山区の円山野外音楽堂で、「11.3憲法集会in京都」が開催された。


原発は地震で壊れる(内部映像から分析する)—話し手 川内博史氏、聞き手 平智之氏 2014.11.2

記事公開日:2014.11.2取材地: 動画

 2013年3月、東京電力福島第一原発1号機内部に2度に渡って入りビデオ撮影した川内博史・前衆議院議員が、平智之・前衆議院議員とともに京都市中京区にあるギャラリー・シェアスペース green & garden で11月2日(日)19時より講演を行った。

 「原発は地震で壊れる(内部映像から分析する)」と題したこのイベントで、1号機4階にある非常用復水器 (IC) 周辺を調査した川内氏は、大物搬入口の状態や損傷の激しさなどから5階ではなく4階から水素爆発が起きた可能性があるとしており、これは配管の損傷があったことを示唆する。川内氏・平氏は福島原発事故の検証が十分なされないまま再稼働が進められることを批判した。


【沖縄県知事選】「裏切りもんのヤマモリならぬナカイマ、弾はまだ一発残っとるがよ」文太兄い凄む! 〜翁長雄志 うまんちゅ 1万人大集会 2014.11.1

記事公開日:2014.11.1取材地: テキスト動画

※2018年9月24日、菅原文太氏のスピーチ動画を追加しました。

 「映画『仁義なき戦い』の最後で、『山守さん、弾はまだ残っとるがよ。一発残っとるがよ』というセリフをぶつけた。仲井真さん、弾はまだ一発残っとるがよ」——。


【第170-174号】岩上安身のIWJ特報!「日露エネルギー同盟を締結せよ!」現役の経産官僚が語るエネルギー地政学~世界平和研究所主任研究員・藤和彦氏インタビュー 2014.11.1

記事公開日:2014.11.1取材地: テキスト独自

 2014年5月21日、ロシアと中国の間で今後の世界情勢を左右するほどの重要な契約が結ばれた。中国へのロシア産天然ガスの供給が正式に決定したのである。期間は2018年から30年間の予定。年間380億立方メートルもの天然ガスが中国に供給され、供給総額は4000億ドルを上回るとみられる。

 しかし、現役の経産官僚で、世界平和研究所主任研究員の藤和彦氏は、今回の中露の接近を「日本にとっては、むしろ追い風だと思います」と分析する。東シベリア地区のガス田開発をするということは、この地域での天然ガスセールスを本格化することであり、その先には当然、日本にガスを売るヴィジョンもあるはずだというのだ。


集団的自衛権反対サイレントデモ(第17弾) 2014.11.1

記事公開日:2014.11.1取材地: 動画

 愛知県一宮市の名鉄一宮駅西口で11月1日(土)10時より「集団的自衛権反対サイレントデモ」が行われた。集団的自衛権や秘密保護法に反対するプラカードを雨の中で掲げ続ける参加者の思いを聞いた。抗議行動は、7月1日の集団的自衛権行使容認の閣議決定後、毎週土曜日に行われ、この回で17回目となる。


「説明した、という『アリバイ作り』でしかない」!? 怒号と紛糾のなかで行われた川内原発再稼働に関する住民説明会 2014.10.29

記事公開日:2014.10.31取材地: テキスト動画

 九州電力川内原発の再稼働に関する手続きの一環として、10月29日、鹿児島県日置市の伊集院文化会館にて、住民説明会が開催された。国、県、九州電力の担当者が登壇し、再稼働の安全性について理解を求めた。

 資料をもとに、「さらなる安全性や信頼性向上への取り組みを自主的、継続的に進める」という姿勢を説明する主催者側の主張に対し、住民側は、避難計画の不備や火山の噴火のリスクを軽視しながら再稼働に踏みきる国の計画を痛烈に批判した。


鹿児島県議会による川内原発再稼働「同意」阻止へ~再稼働反対! 首相官邸前抗議 2014.10.31

記事公開日:2014.10.31取材地: テキスト動画

 首都圏反原発連合主催による124回目の首相官邸前抗議が、10月31日、首相官邸前および国会議事堂正門前で開催された。

 川内原発の立地自治体である薩摩川内市では、10月28日、市議会が川内原発の再稼働を求める推進派の陳情を採択し、岩切秀雄市長が川内原発再稼働の同意を表明した。