(その14)からは、「凋落する日本経済」に焦点を当てた。
田代氏は、「日本の粗鋼生産量が、米国に抜かれて、1963年以来62年ぶりに4位に転落した」というニュースを紹介した。ダントツの1位は中国、2位はインドである。
田代氏によると、「粗鋼の生産状況は、各国の経済状況を見るのに、非常にいい」とのことだが、日本は、右肩下がりに、緩やかに下がり続けている。
「実は、日本の経済というのは、ずっと生産力を落としてるわけです」と述べた田代氏は、以下のように解説した。
「株価は上がっているんだけど、あれは、投機的対象として上がっているわけで、実際の生産力は、どんどん下がっています。
化学製品を作るための、最初の一番基礎的な物質であるエチレンの生産量を見ると、だいたいその国の経済の動向がよくわかるから、GDP統計とは別に、よく見るんですけど、日本は、粗鋼生産量、セメント生産量、エチレンの生産量、どれも、右肩下がりでずっと下がってるわけです」。
また、日本の不動産の値上がりについては、田代氏は、「中国や米国から見れば、価格が割安な上に、破滅的に円安が進んでいるんだから、割安なものがどんどん安いっていうバーゲンセールですよ」と指摘しました。
さらに日本株についても、「世界的に見れば、とにかく安いものが、ドルベースで考えれば、毎日値下がりしている」から買われていると述べた。
田代氏は、「売られるタイミングは、さきほど言ったように、円が売られ、日本国債が売られ、最後に株が売られる」と、繰り返した。
































