凋落する日本経済 円安バーゲンと国債売り~岩上安身によるインタビュー第1210回 ゲストエコノミスト 田代秀敏氏(その14) 2026.1.26

記事公開日:2026.2.6取材地: テキスト動画独自
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(文・IWJ編集部)


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 (その14)からは、「凋落する日本経済」に焦点を当てた。

 田代氏は、「日本の粗鋼生産量が、米国に抜かれて、1963年以来62年ぶりに4位に転落した」というニュースを紹介した。ダントツの1位は中国、2位はインドである。

 田代氏によると、「粗鋼の生産状況は、各国の経済状況を見るのに、非常にいい」とのことだが、日本は、右肩下がりに、緩やかに下がり続けている。

 「実は、日本の経済というのは、ずっと生産力を落としてるわけです」と述べた田代氏は、以下のように解説した。

 「株価は上がっているんだけど、あれは、投機的対象として上がっているわけで、実際の生産力は、どんどん下がっています。

 化学製品を作るための、最初の一番基礎的な物質であるエチレンの生産量を見ると、だいたいその国の経済の動向がよくわかるから、GDP統計とは別に、よく見るんですけど、日本は、粗鋼生産量、セメント生産量、エチレンの生産量、どれも、右肩下がりでずっと下がってるわけです」。

 また、日本の不動産の値上がりについては、田代氏は、「中国や米国から見れば、価格が割安な上に、破滅的に円安が進んでいるんだから、割安なものがどんどん安いっていうバーゲンセールですよ」と指摘しました。

 さらに日本株についても、「世界的に見れば、とにかく安いものが、ドルベースで考えれば、毎日値下がりしている」から買われていると述べた。

 田代氏は、「売られるタイミングは、さきほど言ったように、円が売られ、日本国債が売られ、最後に株が売られる」と、繰り返した。

■全編動画

  • 日時 2026年1月26日(月)15:00~
  • 場所 IWJ事務所(東京都港区)

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