タグ: 原子力安全委員会
2011年3月12日福島第一原発水素爆発直後、河合弘之弁護士「身が震えるような恐怖」、海渡雄一弁護士「原子炉が正常な状態であるとは思いにくい」〜岩上安身によるNPO法人原子力資料情報室連続緊急インタビュー完全文字起こし(その1) 2021.3.21
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2011年3月12日午後3時36分、福島第一原発1号機の建屋壁が爆発によって崩壊した。
それから数時間後、政府、原子力保安院、東京電力の情報開示が必ずしも十分とは言えない中、原子炉の設計に関わった元技術者を交え、NPO法人「原子力資料情報室」による緊急記者会見が3月12日夜8時から開かれることになった。
原子力規制委員会 田中俊一委員長 定例会見 2016.5.18
2016年5月18日、東京都港区において、原子力規制委員会の田中俊一委員長 による定例会見が行われた。
大間原発訴訟に規制委「対外的なコメントを出す予定はない」~規制庁定例ブリーフィング 2014.4.4
2014年4月4日(金)16時から、東京都港区の原子力規制庁で、森本英香次長による定例ブリーフィングが行われた。北海道函館市が3日、事業者であるJパワー(電源開発株式会社)と国を相手に提訴した大間原発訴訟に対して、「規制委として対外的なコメントを出す予定はない」との考えを示した。工事を続けるかどうかはあくまでも事業者判断であり、規制委としては新規制基準の適合性に関して、審査をするだけという考えだ。
【第134-138号】岩上安身のIWJ特報! 日米原子力協定、その交渉の舞台裏に迫る~元外務省科学審議官・遠藤哲也氏インタビュー 2014.3.31
3月24日、53ヶ国34機関が参加し、核テロ対策について議論する核安全保障サミットに参加するため、安倍総理はオランダのハーグを訪問した。サミットの初日、安倍総理は、日本政府が米国から提供されていた高濃縮ウランとプルトニウムを米国に返還すると表明。同日、ホワイトハウスが、オバマ大統領と安倍総理の共同声明というかたちでこれを発表した。
返還が決まったのは、茨城県東海村の日本原子力研究開発機構が、高速炉臨界実験装置(FCA)用に保管していた、すべての高濃縮ウランと331キロのプルトニウムである。
「甲状腺検査データの矮小化のために、国の予算がつく」 国際会議3日目 2014.3.7
「2011年3月、原発事故の直後に、いわき市が甲状腺スクリーニングをしていた。一番高かったのは、いわき市の4歳の男児で35ミリシーベルト。政府は、その事実を把握していたはずだが、その情報もすぐに消えた」──。
2014年3月7日、ドイツのフランクフルトにて、国際会議「原発事故がもたらす自然界と人体への影響について」の3日目が開催された。日本から参加した、おしどりマコ氏が、原発事故の取材活動の中で体験した不条理な実態を生々しく語った。
2014/02/15 「東京も危機一髪だった」 ~菅直人出版記念トークライブ ~「原発ゼロ」の決意
「原子力規制委員会は国会同意人事で、安倍政権によって変えられていない組織。ここに手を付けられたら、NHK経営委員会のようになる」──。
2014年2月15日、東京都新宿区のロフトプラスワンで、「菅直人出版記念トークライブ ~『原発ゼロ』の決意」が行われた。菅直人元総理大臣のほか、三上元氏(静岡県湖西市長)、ミサオ・レッドウルフ氏(首都圏反原発連合)がゲストとして登場した。
菅氏は、福島第一原発4号機の使用済み燃料プールの水位が、偶然により保たれて、東京が紙一重で救われたことなど、3.11当時の裏話から、再び原発推進に舵を切る安倍政権への懸念まで、約2時間にわたり語った。
シンポジウム「原子力安全規制と原子力ムラ」──講師 班目春樹氏、パネリスト 池田信夫氏ほか 2013.12.24
12月24日(火)、東京都目黒区の東京工業大学くらまえホールで、学術シンポジウム主催によるシンポジウム「原子力安全規制と原子力ムラ」が開催された。講師に班目春樹氏、坂東昌子氏、諸葛宗男氏を迎え、三人の講演後に、パネリストとして池田信夫氏らが加わり討論会が行われた。
「明日の委員会でIAEAのIRRS(総合的規制評価サービス)のレビュー受入を検討」~原子力規制庁定例ブリーフィング 2013.12.3
2013年12月3日(火)14時から、森本英香原子力規制庁次長の定例ブリーフィングが行われた。旧保安院の時に受けたIAEA(国際原子力機関)のIRRS(総合規制評価サービス)に対するレビューを受け入れるかどうかを明日の委員会の議題とすることが分かった。
「安倍首相の言葉は、あきらかに嘘」 ~緊急集会「原発汚染水流出事故と柏崎刈羽原発 ~再稼働どころではない!柏崎刈羽原発の廃炉と支援法実現を求めて~」 2013.10.13
「福島の汚染水問題は、ようやく判明してきたところ。柏崎刈羽の再稼働審査を先行するのはおかしい」と阪上武氏──。
2013年10月13日、東京都千代田区の日比谷図書館で、緊急集会「原発汚染水流出事故と柏崎刈羽原発 ~再稼働どころではない!柏崎刈羽原発の廃炉と支援法実現を求めて~」が行われた。
阪上武氏が福島第一原発の汚染水問題を、新潟の金子貞男氏が「柏崎刈羽原発の再稼働は、なぜ許されないか」を語り、満田夏花氏は骨抜きにされた原発事故子ども・被災者支援法を「あきらめずに変えていこう」と訴えた。
「誰かに犠牲を強いる社会を変えていく」 ~福島原発告訴団集会「これでも罪を問えないのですか? 不起訴処分に抗議する!」 2013.9.29
「いばらの道は覚悟している」──。福島原発告訴団の団長、武藤類子氏は静かに決意を語った。
2013年9月29日、福島県郡山市の郡山ユラックス熱海で、福島原発告訴団による集会「不起訴処分に抗議する!」が行われた。昨年、福島原発告訴団は、福島第一原発事故に伴う被害について、東京電力と同社幹部や元原子力安全委員会の委員長ら計33人を告訴したが、検察庁は9月9日に「全員不起訴」とした。会場には不起訴処分に抗議する約300人が集まり、武藤氏は検察審査会へ申し立てを行うことを表明。さらに、福島第一原発の汚染水海洋放出について、新たな告発を行ったことも報告した。
東京電力 記者会見 17:30 2013.9.27
2013年9月27日(金)17時30分ごろから東京電力本店で定例記者会見が行われた。ストロンチウムの分析方法を改善し、これまで一か月かかっていた分析を10日程度でできるようになったことを発表した。破断していた5,6号機側シルトフェンスは交換修理が完了した。
原発ゼロの会「台湾と日本は地理的に似ている環境なので協力できる」 ~超党派「原発ゼロの会」台湾宜蘭県代表団との意見交換会 2013.6.24
2013年6月24日(月)12時30分から、東京都千代田区の衆議院第一議員会館で、超党派の勉強会「原発ゼロの会」と台湾宜蘭県代表団の、それぞれのメンバーが意見交換会を行った。ゼロの会からは、菅直人衆議院議員(民主党)や加藤修一参議院議員(公明党)、そして上原公子氏(脱原発をめざす首長会議)らが出席。菅議員は台湾側に、「私も、3.11前は原発の安全利用に賛成だったが、今は、原発を使わなくてもいい国をつくることを考えて、活動している」と伝えた。
規制庁「我々は発電所の安全性に関する証明責任は負っていない」 ~原発「新規制基準」院内集会・規制庁交渉 2013.6.12
来月7月、新規制基準が施行される。規制庁は現在、基準策定の取りまとめの最終段階に入った。2013年6月12日、原子力規制を監視する市民の会による規制庁交渉が開かれ、規制基準の中身を巡り論議を呼んだ。
原子力規制庁定例ブリーフィング 2013.5.10
2013年5月10日(金)14時より原子力規制庁定例ブリーフィングが行われた。
東電・福島第一原子力発電所の地下水バイパスの海洋放出について、規制委員会はリスクの管理を行い、東電の動きは報告受け、状況を把握している。海洋放出について規制委員としての正式な答えはもっていないが、汚染が無ければリスクはないだろうという考えを示した。
福島原発告訴団「強制捜査と起訴を求める集会」満田夏花氏講演「続く原発震災の被害 ~ 子どもたちの健康はどうなる?」 2013.4.27
2013年4月27日(土)14時15分より、福島県郡山市労働福祉会館において、福島原発告訴団総会「強制捜査と起訴を求める集会」が行われた。
原告団弁護士の保田行雄氏が、福島原発告訴の進捗状況と、その内容を説明した。1万人以上の告訴・告発人が訴訟をおこしており、「日本の司法史上、初めての規模になった。東電、政府、関係機関の責任を追及しなくてはならない」と訴えた。
FoE Japanの満田夏花氏は、「年間20ミリシーベルト安全基準」の成り行きや、福島県立医大の山下俊一氏による一連の発言と小児甲状腺がん多発の実態、自主避難者への補償問題や、原発事故子ども・被災者支援法などについて講演した。
【IWJブログ】新規制基準の問題点とは何か? ~「5年猶予問題」について考える緊急クロストーク 2013.4.20
「これはインチキでしょう!」――8日に行った緊急クロストークの席上で、社民党の福島みずほ党首が、原子力発電所の新規制基準が抜け穴だらけであると厳しく非難した。
この日、福島党首と後藤政志氏(元東芝 原発設計技術者)、満田夏花氏(FoE Japan)、そしてIWJ代表のジャーナリスト岩上安身を含めた4人が、7月に施行される新規制基準の問題点について、緊急議論を行い、IWJで中継した。ここでは、いわゆる「5年猶予」と呼ばれる問題や、パブリックコメントを無視し続ける規制委員会の対応など、多くの問題が話し合われた。また岩上は、「原発×戦争」という視点から、安全保障上の原発の危険性について、警鐘を鳴らした。
「故障した航空機をそのまま飛ばすようなもの」後藤政志氏、原発新安全基準を批判―「原子力規制を監視する市民の会」アドバイザリーグループ 5人の元原発技術者が「新安全基準骨子案」の問題点を暴く
2013年4月2日(火)、衆議院第二議員会館で、「『原子力規制を監視する市民の会』アドバイザリーグループ5人の元原発技術者が『新安全基準骨子案』の問題点を暴く」が開かれた。主催は、「原子力規制を監視する市民の会」。元東芝・原子炉格納容器設計者の後藤政志氏は、再稼働の見切り発車を認めようとしている原子力規制委員会の方針を批判。「故障した航空機をそのまま飛ばしているようなものである」と指摘した。
阪南大学 下地真樹先生・環境ジャーナリスト 青木泰氏による瓦礫広域処理問題学習会 2013.2.25
2013年2月25日(月)18時より、岩手県盛岡市のいわて県民情報交流センター、アイーナで、「阪南大学 下地真樹先生・環境ジャーナリスト 青木泰氏による瓦礫広域処理問題学習会」が行われた。青木氏は、環境省が行ってきた瓦礫の広域処理について、その経緯や真相、住民監査請求について報告した。下地氏は「岩手も放射能に汚染されている。損害賠償や補償を請求するべきだ」と話し、大阪での住民監査請求について、具体的な方法などを説明した。
※電波不良のため、一部見づらい場面がございます。何卒ご了承ください。