2013年9月27日(金)17時30分ごろから東京電力本店で定例記者会見が行われた。ストロンチウムの分析方法を改善し、これまで一か月かかっていた分析を10日程度でできるようになったことを発表した。破断していた5,6号機側シルトフェンスは交換修理が完了した。
2013年9月27日(金)17時30分ごろから東京電力本店で定例記者会見が行われた。ストロンチウムの分析方法を改善し、これまで一か月かかっていた分析を10日程度でできるようになったことを発表した。破断していた5,6号機側シルトフェンスは交換修理が完了した。
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ストロンチウム(Sr)の分析は時間がかかり、分析待ちの試料が増加しており、今後の作業への支障が懸念された。原子力安全委員会指針にも挙げられている「β核種分析装置」を用いた測定方法を採用することで、従来の3分の1程度の時間で効率的に分析できるようになったと発表した。
この分析方法、分析放置は従来から存在するものであり、今まで採用していなかったのは東電の調査不足だったと会見者は述べた。
分析完了までの時間が短縮できるほか、分析途中の行程が少なくなり、不本意な試料汚染の可能性も減るなど、メリットが大きいということだ。
9月26日に切断された5-6号機側港湾のシルトフェンスの取り換え交換が、本日行われ完了したと発表、海水の分析結果有意は変化は見られなかった。
汚染水の漏洩原因を調査しているフランジ型タンクの底板局所バキューム試験の結果、漏洩の原因の可能性が高い箇所が一か所見出された。局所バキューム試験はこれ以上は行わない予定だという。
経産委員会や原発ZEROの会等で、民主党馬淵議員が発言している内容について質問が続いた。
陸側遮水壁について、山側の遮水壁のフィジビリティ・スタディーをするとしていたのに、行わなかった理由を記者が質問すると、東電だけの判断ではなく、当時の対策本部の結論だという。
その時の議論の経緯を示す資料の公開を、記者が要求し続けているが、頑として拒否され続けている。
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以下、東京電力ホームページより、リンクを表示
2013年9月27日
2013年9月26日
2013年9月25日
2013年9月27日
2013年9月26日
2013年9月25日
2013年9月27日
2013年9月26日
2013年9月25日
2013年9月27日
2013年9月26日
2013年9月24日
2013年9月21日