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有識者から測定データに疑問の声 ~海洋モニタリングに関する検討会 第1回会合 2013.9.13
東京電力や環境省、原子力規制庁などが行っている福島県沖の海水・海底土モニタリングについて、その調査・分析方法などを検討する会合が13日、原子力規制庁で開かれた。この日の会合では、規制庁がまとめた測定データに対して、外部有識者からその信頼性を疑問視する声が相次いだ。
再稼働審査は見通し通り半年ぐらいになる ~原子力規制庁 定例ブリーフィング 2013.9.13
原子力規制庁は、13日(金)に、定例ブリーフィングを開いた。
会見で森本次長は、再稼働審査が2ヶ月程経過して、現段階では見通しを立てるのは難しいとしながらも、大幅に目算が違ったわけではなく、作業量も半年ぐらいのものであると話した。
汚染水タンクからの漏えい未だ原因究明できず ~第6回特定原子力施設監視・評価検討会汚染水対策検討ワーキンググループ 2013.9.12
原子力規制庁は、12日(木)に、第6回となるワーキンググループを開いた。
汚染水貯留タンクからの漏えいについて、多くの時間が割かれて報告されたが、まだ汚染水タンクの漏えい箇所は解明されなかった。
「敦賀原発1号機の発電単価は50.8円」独自の試算結果を発表 ~金子勝氏講演会「原発ゼロノミクス『改めて考える原発のコスト』」 2013.9.10
「『電力不足キャンペーン』は明らかに破綻したが、燃料費上昇に伴う『原発は安いキャンペーン』がまだ行われている」――。
9月10日、「原発ゼロノミクス『改めて考える原発のコスト』」と題する講演会で、慶応大学経済学部教授の金子勝氏はこのように述べ、日本でこれまで連呼され続けてきた、「原発の電気は火力よりも安い」という、政府や電力業界による喧伝に対し、異を唱えた。
総理のIOC総会での汚染水ブロック発言、規制庁はお茶を濁す ~原子力規制庁 定例ブリーフィング 2013.9.10
10日午前、「第17回原子力発電所の新規制基準適合性に係る審査会合」に出席した四国電力と九州電力から、原子力規制庁は説明を受けたのち、午後2時より定例ブリーフィングを行った。
「大飯原発敷地内に活断層は存在する」 ~渡辺満久東洋大学教授インタビュー(聞き手:ぎぎまき記者) 2013.9.3
「評価会合は本質を見失いかけている」――。
関西電力大飯原子力発電所敷地内にある断層について検討を重ねてきた、原子力規制委員会の有識者チームは9月2日、第6回にあたる評価会合で、議論の争点になっていた断層に限っては、「活断層ではない」という方向性を示した。
有識者の一人である渡辺満久東洋大教授は、IWJのインタビューに応え、今回の結果に同意しつつも、評価会合のあり方について幾つかの疑問を投げかけた。
津田大介氏が進行役となり「現実的な脱原発政策論について考える」 ~第25回ロックの会 2013.9.9
ジャーナリストの津田大介氏が進行役を務め、9月9日19時30分から、東京都渋谷区代官山のカフェラウンジ UNICEで、25回目のロックの会が行われた。この日のテーマは「自民党政権下における現実的な脱原発政策論について考える」。
IOC総会で安倍総理が全世界に向けて語った4つの嘘 ~嘘のアスファルトでぬかるみのような真実が舗装される(岩上安身のニュースのトリセツ「IWJウィークリー第16号」より) 2013.9.9
五輪招致と汚染水問題の背景には、緊迫の度をますシリア情勢が深く関わっています。この記事の全編は、メルマガ・IWJ特報第98号「「8月21日の謎」に肉薄する。五輪、汚染水、シリア、そしてTPP~嘘のアスファルトでぬかるみのような真実が舗装される」で詳細に論じています。ぜひ、「まぐまぐ」で「IWJ特報」をご購読ください。
「非常に汚いやり方」 東電幹部の不起訴処分に対し、原告団が厳しく批判 ~福島原発告訴団 記者会見 2013.9.9
福島第一原発事故をめぐり、業務上過失致死傷などの疑いで告訴・告発されていた東京電力の勝俣恒久前会長ら約40人が9日、全員不起訴処分となった。この処分を受けて、同日夕方、福島県民らおよそ1万4700人からなる「福島原発告訴団」の原告らが記者会見を行った。
「不起訴処分」を受けて!福島原発告訴団 記者会見 2013.9.9
2013年9月9日(月)、福島県庁県政記者室で、福島原発告訴団の記者会見が行われた。
【続・福一汚染水問題】オリンピック招致のためにあわてて用意した470億円の対策費 2013.9.9
<IWJの視点>原佑介と大西雅明のツープラトンパワーボム 「IWJウィークリー16号」より
「原子力工学の人は事故収束に必要なく、地盤、地質、地下水、工作工事、放射線遮蔽などの専門家が必要」 ~福島の事故被害は拡大している!これでもあなたは原発再稼働を認めるのですか? 2013.9.8
福島原発事故緊急会議は8日(日)に原発再稼働に関するシンポジウムを開いた。
伊方原発で大事故が起こった場合、西風に乗って西日本、関西までも汚染してしまうと主張した小倉正氏、福島原発の建屋は地下水に浮いたコンクリートにハコで汚染水の流出問題に加えて、建屋の大規模な浸水と液状化の危険があると警鐘を鳴らした山崎久隆氏、汚染水漏れで東電再建策の破綻がダメ押しされたことから東電解体を訴えた田原牧氏と、政府や規制庁が推し進めている再稼働の方針に、3者それぞれの視点で分析、解説された。
「海外に向けてより正確な情報を発信していく」 ~原子力規制庁 定例ブリーフィング 2013.9.6
オリンピックの開催地決定を目前に、福島第一原発事故の環境影響が改めて問われる中、原子力規制庁の森本英香次長は海外への情報発信について言及。原子力規制庁のホームページに英語の情報がないという指摘に対し、「その点に関しては改善していこうと思っている。情報を英文化して直ちに報告、確実な情報発信を適切に行っていく」と回答。中でも海洋汚染をはじめとする環境への影響に関する情報を重要視していると述べた。
泉田知事「汚染水を止めるのは世界、人類に対する責任」、会見後には記者クラブ加盟社以外のフリーランスも知事への取材が実現 ~泉田裕彦新潟県知事定例記者会見とメディア懇談会 2013.9.5
「今回、さまざまなメディアから質問要請をいただきましたので、こういう場を設けさせていただきました。質問のある方は挙手をお願いします」
5日、泉田裕彦新潟県知事定例記者会見の後に開かれたメディア懇談会の冒頭、泉田知事は記者団にこう語った。
田中委員長「東電は放射能の表し方が誤っており、全く改まっていない」 ~第21回原子力規制委員会 2013.9.5
原子力規制委員会は5日(木)、21回目となる会合を開いた。田中委員長は、汚染水漏洩問題について「まともなデータが出てこない」と東電を厳しく批判し、評価やデータの取り方を含めて規制庁が関わっていく方針を打ち出した。中村委員もそれに同調し、東電のデータに専門性がないと述べて、規制庁のデータでは海域への影響は認められないとした。