田中委員長「東電は放射能の表し方が誤っており、全く改まっていない」 ~第21回原子力規制委員会 2013.9.5

記事公開日:2013.9.5取材地: テキスト動画
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(IWJ・松井)

 原子力規制委員会は5日(木)、21回目となる会合を開いた。田中委員長は、汚染水漏洩問題について「まともなデータが出てこない」と東電を厳しく批判し、評価やデータの取り方を含めて規制庁が関わっていく方針を打ち出した。中村委員もそれに同調し、東電のデータに専門性がないと述べて、規制庁のデータでは海域への影響は認められないとした。

 また、本日の議題には上がらなかった大飯原発の破砕帯評価会合について、一定の取りまとめが行われた事から、変更申請審査の要求があれば、速やかに審査を進めるのが法律に則った委員会の義務であるとした。

■全編動画

  • 資料 第21回原子力規制委員会 配布資料
  • 議題
    1.原子力災害対策特別措置法に基づき原子力防災管理者が通報すべき事象等に関する省令の一部を改正する規則(案)等について
    2.核燃料施設等に係る新規制基準骨子案に対する意見募集の結果について
    3.東京電力福島第一原子力発電所汚染水貯留タンクの漏えいの状況と原子力規制庁の対応の強化について
    4.平成26年度概算要求及び機構定員要求について

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