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作業員の負傷が続発、対策として「一人危険予知」活動を導入~東京電力「福島第一原子力発電所 小野明所長」記者会見 2014.6.6
2014年6月6日17時から、東京電力で福島第一原発所長記者会見が開かれた。小野明福島第一発電所所長は、作業員の負傷が続発していることから、対策として一人危機予知活動を導入する考えを示した。緊張感の不足や、通常とはかけ離れた福島第一原発の作業環境に対応してもらう考えだ。
ノッチタンクに雨水が流れ込み、汚染水が漏えい~東電定例会見 2014.6.4
2014年6月4日17時30分から、東京電力本店で定例記者会見が開かれた。総容量4000トンのノッチタンク群の天板開口部から雨水が流れ込み、内部の汚染水が漏えいしたことが保安検査官の臨時パトロールによって発見された。定時パトロールは行っていなかったという。
福島第一凍土遮水壁「議論は検討チームで行う」~規制庁定例ブリーフィング 2014.6.3
2014年6月3日(火)14時から、原子力規制庁で片山啓審議官による定例ブリーフィングが行われた。東電福島第一原発の凍土遮水壁について、6月4日の規制委員会で現状の報告をし、具体的な議論は6月6日の検討チームで行うとの方針が示された。
地下水バイパス一時貯留タンクから833トンを放水~東電定例会見 2014.6.2
2014年6月2日17時30分から、東京電力本店で定例記者会見が開かれた。地下水バイパス、一時貯留タンクGr2(グループ2)から833トンを海洋放水したことが発表された。
福島第一凍土遮水壁、着工を承認~規制庁定例ブリーフィング 2014.5.30
2014年5月30日(金)14時から、原子力規制庁で片山啓審議官による定例ブリーフィングが行われた。福島第一原発凍土遮水壁の実施計画認可の前に行う工事について、「着手は妨げない」との旨を東電側に伝えたことが報告された。
凍土遮水壁の凍結管そのものといった安全に係わる部分の工事は、規制庁による実施計画の認可が必要だが、準備工事等は、規制庁から認可を受ける前に着手しても良いことが承認された。これを受け、東電は週明けの6月2日から工事を開始する予定を発表している。
伊方原発をとめよう!愛媛県庁前抗議行動 2014.5.30
2014年5月30日(金)18時より、愛媛県松山市の愛媛県庁前で「伊方原発をとめよう!県庁前抗議行動」が行われた。
福島第一、凍土式遮水壁が6月2日に着工~東電定例会見 2014.5.30
2014年5月30日17時30分から、東京電力本店で定例記者会見が開かれた。凍土式遮水壁の工事を6月2日に着手することが発表された。2014年度末までに工事を終え、2015年3月末から凍結運転を開始する予定だという。
福島第一、1号機の汚染水漏えい箇所を特定~東電定例会見 2015.5.28
2014年5月28日17時30分から、東京電力本店で定例記者会見が開かれた。ロボットによる調査の結果、福島第一原発1号機の格納容器につながる配管の伸縮継手箇所から水が漏えいしていることが記録映像により確認された。
福井選出の稲田朋美規制改革担当相、大飯原発再稼働めぐり「我が県はずっと貢献」 2014.5.21
福井地裁は5月21日、関西電力大飯原発3,4号機(福井県おおい町)について、再稼働を差し止めるとする判決を言い渡した。
これについて、福井県選出の国会議員である稲田朋美規制改革担当大臣は、27日の閣議後の定例会見で、「国策である原子力発電所に、我が県がずっと貢献をしてきた側面も、これからの原発政策において考えられるべきではないかと思う」と述べ、原発立地自治体としての福井県の役割を強調した。
「再稼働は電力会社が一方的に決めるものではない」 ~河野太郎議員「原発再稼働で貿易黒字にはならない」 2014.5.27
2014年5月27日、茨城県水戸市のみまつホテルで、東海第2原発の再稼働に反対する茨城県自治体議員連盟(東海第2反対議連)の発足総会が行われた。茨城県議会と県内18市町村議会の、脱原発を訴える議員計37人が超党派で結成。発足総会には27人が参加した。
この日は、原発ゼロの会の河野太郎衆議院議員(自民党)が招かれ、「エネルギー政策と原発を巡る情勢」と題して記念講演を行った。河野氏は、現在の原子力政策には経済的合理性がないとし、「原発を再稼働する場合には、いくつかの要件をクリアする必要がある」と述べた。
規制委員の新しい候補が国会で提示~規制庁定例ブリーフィング 2014.5.27
2014年5月27日(火)14時から、原子力規制庁で片山啓審議官による定例ブリーフィングが行われた。地域の防災避難計画を策定するのに参考となるデータとして、線量等の試算結果が示されることが報告された。
地下水バイパス、27日に海洋排水2回目実施へ~東電定例会見 2014.5.26
2014年5月26日17時30分から、東京電力本店で定例記者会見が開かれた。地下水バイパス一時貯留タンクGr3から5月27日午前に約690トンを排水することが報告された。第三者機関による分析結果も運用目標値をクリアしていたことから決定された。
「潮目は変わった。もっとやれることがある」 〜「川内原発再稼働を許すな!」川内原発反対運動のこれまで、そして今 2014.5.24
「川内原発が再稼働の一番手と名指しされたことで、市民の意識が大きく変わりつつある。世論調査では再稼働反対が59パーセント、賛成が36パーセント。昨年に較べて、反対が増えている。鹿児島の人たちの民度は、かなり高いのではないか」──。
2014年5月24日(土)、東京の文京区民センターで開かれたシンポジウム「川内原発再稼働を許すな!―現地から訴える」では、現地で30年以上にわたり抗議運動を続けてきた荒武重信氏(川内原発建設反対連絡協議会)と、3.11以降に反原発運動に関わり、再稼働阻止全国ネットワーク「川内の家」を開設した岩下雅裕氏がマイクに向かった。
「国のやり方に抵抗しようと思ってきたし、今後もそうしたい」 〜小出裕章氏講演「原子力発電所という機械」 2014.5.24
京都大学原子炉実験所の小出裕章氏は、新たに原発を作り、輸出するために、福島のことを忘れさせようとしている政府のやり方を批判しながら、「原発事故を起こした世代の人間として、子どもたちを守るための責任を果たさなければならない」と訴えた。
2014年5月24日(土)、松山市に隣接する愛媛県伊予郡松前町の松前総合文化センターで、小出裕章氏講演会「原子力発電所という機械」が行われた。小出氏は、原発の安全神話が崩壊したことを指摘しながら、いまだに福島第一原発の事故は収束していないとして、「1号機から3号機は炉心が溶け落ちて、どこにあるかすらわからない。ただ、水をかけ続けるだけで、汚染水があふれている。むき出しになった4号機の使用済み燃料の移動作業も完了していない」と語った。
「国のシミュレーションは地形に無配慮」 ~民間研究団体、役所の原発避難計画づくりに提言 2014.5.24
2014年5月24日(土)、京都市下京区のひと・まち交流館京都で、「原子力災害・防災計画に関する勉強会」実行委員会と脱原発をめざす首長会議による、「いのちを守る避難計画はできるのか 最新の交通工学とシミュレーターから探る」が開かれた。
脱原発を掲げる京都、滋賀、愛媛の3府県の市長らが順番に登壇。
「津波で車が流された場合、避難の手段がなくなる」「原発から30キロ圏内という線引きに、どれほどの意味があるのか」「原発事故を巡る今の法的ルールで、有効な計画を作成できるのか」「避難時に大混乱が生じるのは必至だ」「避難先の確保が難しい」など、自治体任せの避難計画づくりには無理がある、という訴えが相次いだ。
「筋が通った判決文」と高評価 〜大飯原発差し止め判決で安冨氏×平氏「高裁がどう出るか、注視を」 2014.5.23
「この判決から、何か新しい対立軸が生まれる予感がする」──。
2014年5月23日、京都市内で行われた「緊急!Wトンチ博士のモーレツ!政治経済教室」では、5月21日に関西電力大飯原発3、4号機の運転差し止めを命じる判決を下した福井地裁の判決文を巡り、意見が交わされた。安冨歩氏(東京大学教授)も平智之氏(前衆議院議員)も、判決文の正当性を重ねて強調、自身の良心に忠実だった樋口英明裁判長の勇気を称賛しつつ、「大いに気になるのは、今後の展開である」とした。