10日午前、「第17回原子力発電所の新規制基準適合性に係る審査会合」に出席した四国電力と九州電力から、原子力規制庁は説明を受けたのち、午後2時より定例ブリーフィングを行った。
(IWJ・石川優)
10日午前、「第17回原子力発電所の新規制基準適合性に係る審査会合」に出席した四国電力と九州電力から、原子力規制庁は説明を受けたのち、午後2時より定例ブリーフィングを行った。
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まずは、今月8日早朝に決定した、IOC総会での東京五輪開催。いまだ解決策の定まらない汚染水対策を巡り、安倍総理が「福島第一原発の近くの港湾内にブロックされている」と発言したことを受け、記者からの質問は、この安倍総理発言に集中した。しかし、原子力規制庁は、「総理の発言であって、規制庁としては発言しがたいが、総理は汚染水による影響は云々と話され、規制委員会としても影響について有意な変化はないとしている」と述べ、総理の発言の真意について、明確なコメントを避けた。
また、早期開催を目指していた「帰還に向けた安全・安心対策に関する検討チーム」の、第一回会合開催の見通しが立ったと報告した。
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2013年09月10日
2013年09月9日