パレスチナ出身クムスィーヤ氏「人権を守りイスラエルに対する非暴力的抵抗を」 ~公開講演会「イスラエルの占領政策―非暴力で闘うパレスチナの人々」 2013.8.14

記事公開日:2013.8.14取材地: 動画

特集 中東

 「運がよく、私の村は190軒のみの半壊、または全壊で済んだ」

 パレスチナ出身のマーゼン・クムスィーヤ氏は、14日、JICA地球ひろばで行われた、「イスラエルの占領政策―非暴力で闘うパレスチナの人々」と題した講演会で、自身の村の現状をこう語った。「アル・ジスル-日本とパレスチナを結ぶ(略称JSR)」主催で開かれた講演会では、パレスチナ人であるクムスィーヤ氏が語るパレスチナの現状に、40人ほどの参加者らが耳を傾けた。


【大義なき解散総選挙8】「最低でも世界の富の4分の1は租税回避されている」 ~岩上安身によるインタビュー 第331回 ゲスト 志賀櫻氏 2013.8.14

記事公開日:2013.8.14取材地: テキスト動画独自

★安倍総理が、消費税増税の先送りと衆議院解散を表明。その解散に「大義」はあるのか!?「アベノミクス」で得をしているのは、一部の富裕層のみ。巨額の税金を回避する「タックスヘイブン」の闇とは。元大蔵官僚で現在は弁護士を務める志賀櫻氏が告発!
特集 総選挙2014
※全文文字起こしを掲載しました(2013年10月15日)

 元大蔵官僚で現在弁護士を務める志賀櫻氏は14日、岩上安身のインタビューに応え、世界の大企業や大富豪らが資金をタックスヘイブン(租税回避地)に隠し、税金逃れをしている実態を明らかにした。志賀氏の著書『タックス・ヘイブン−逃げていく税金』によれば、申告納税者の所得税負担率は、山型のグラフになっており、一定額以上の高額納税者の負担率は低くなっている。


「力ずくの強制連行はなかった」という安倍総理の発言を覆す、日本軍による拉致監禁・性暴力の証言者へ ~岩上安身によるインタビュー 第330回 ゲスト 日本軍による拉致監禁・性暴力の証言者 2013.8.12

記事公開日:2013.8.12取材地: テキスト動画独自

特集 戦争の代償と歴史認識

※全文文字起こしを掲載しました(2013年10月15日)

 「私は逃げ遅れてしまった。そして1人の日本兵に腕をつかまれた。彼らが駆ってきたトラックに強引に乗せられ、連れて行かれた」──。

 2013年8月12日(月)、東京都港区のIWJにて、岩上安身によるインタビューに応じたフィリピン人元従軍慰安婦のエステリータ・デイさんは、自分が拉致された状況をこのように説明。慰安婦の徴用では「強制連行を示す証拠はなかった」という安倍総理の主張は、否定されるかたちとなった。


新たな「ニセ捜査報告書」発覚。「記憶の混同」で不起訴となった元検事を再び告発へ 〜「健全な法治国家のために声をあげる市民の会」による記者会見 2013.8.12

記事公開日:2013.8.12取材地: テキスト動画

※公共性に鑑み、しばらくの間、フルオープンにいたします。(25/9/10)

 虚偽捜査報告書は一つではなかった。

 陸山会事件に関して、「健全な法治国家のために声をあげる市民の会(以下、市民の会)」は、新たな虚偽有印公文書作成の疑いが浮上した田代政弘元検事と、上司の木村匡良検事を、8月12日、刑事告発した。

 「新たな虚偽報告書」の存在は、yahoo!ニュース内に掲載された、前田恒彦元検事の記事で発覚した。


日本外国特派員協会主催 オリバー・ストーン氏、ピーター・カズニック氏 記者会見 2013.8.12

記事公開日:2013.8.12取材地: 動画

 映画監督のオリバー・ストーン氏と歴史教授のピーター・カズニック氏は12日(月)、外国特派員協会で記者会見を開いた。「51%のアメリカの若者達はベトナム戦争は失敗ではないと考えている」と話し、プロパガンダによって歴史は塗り替えられることを主張した。


「沖縄の米軍基地が拡大される可能性」 核兵器に代わる米国の新戦略とは ~岩上安身によるインタビュー 第329回 ゲスト アメリカン大学・ピーター・カズニック教授 2013.8.11

記事公開日:2013.8.11取材地: テキスト動画独自

 「日本での戦略核配備は、反発が大きいと予想できるので、アメリカは考えていない。それよりも、沖縄など日本の米軍基地を拡大利用する方向なのではないか」とピーター・カズニック教授は語った──。 

 2013年8月11日(日)12時30分より、東京都内のホテルで、岩上安身によるピーター・カズニック教授へのインタビューが行われた。アメリカン大学で歴史学を教えるカズニック教授は、オリバー・ストーン監督の『もうひとつのアメリカ史』の共著者である。岩上は「アメリカは、日本に核を持たせようとしているのか。ヨーロッパのようなニュークリア・シェアリングを考えているのか」などと質問。また、安倍政権の評価についても意見を求めた。


ストーン監督「日本は過去のことを中国に、誠意をもって謝罪したらどうか」 ~新外交イニシアティブ設立記念パーティー「オリバー・ストーンと語るもうひとつの日米関係」 2013.8.11

記事公開日:2013.8.11取材地: テキスト動画

 「安倍政権は、オバマ大統領と一緒になって軍国主義化しようとしている。なぜ、日本人は、中国に敵意を持つのか。過去のことについて、誠意をもって謝罪したらどうか」

 2013年8月11日(日)18時30分より、東京都千代田区のレストラン「ALASKA」で開かれた、新外交イニシアティブ設立記念パーティー「オリバー・ストーンと語るもうひとつの日米関係」で、来日中のオリバー・ストーン監督はこのように語った。パーティーでは、ピーター・カズニック教授らも交え、日本と核、日米外交、歴史認識について、登壇者それぞれが違った見解を披露した。


ワタミが「ブラック企業大賞」と「一般投票賞」をダブル受賞 〜ブラック企業大賞2013授賞式 2013.8.11

記事公開日:2013.8.11取材地: テキスト動画

 「経済活動は『戦争』ではない。幸せになるために行うものだ」ーー。

 昨年から実施されている「ブラック企業大賞」が今年も開催された。事前にノミネートされた企業は計8社。ウェブ投票と合わせて授賞式の会場でも投票が行われ、「ブラック企業大賞」の他、「教育的指導賞」、「特別賞」、「業界賞」、「一般投票賞」が発表された。


「解放されて家に帰ったら両親はビックリしていた。私は日本軍に殺されたと思われていた」 〜国際シンポジウム 歴史のねつ造は許さない!日本軍「慰安婦」メモリアル・デーを国連記念日に!! 2013.8.11

記事公開日:2013.8.11取材地: テキスト動画

 「私たちはもう被害に遭ってしまった。子どもたちに同じことが起きないように」ーー。

 1991年8月14日は、日本軍による慰安婦被害者として、初めて韓国の金学順(きむはくすん)氏が名乗り出た日である。彼女が名乗り出たことがきっかけとなり、他の被害者女性達、韓国以外にもフィリピンなどの他国の女性たちが声をあげるきっかけになったとされ、国際的に影響を及ぼした。

 金氏が名乗りでた8月14日を、「日本軍『慰安婦』メモリアル・デー」として国連登録を目指す人々は、11日、「国際シンポジウム歴史のねつ造は許さない!日本軍「慰安婦」メモリアル・デーを国連記念日に!! 」を開いた。


ワシントン大行進から50年 「東京大行進」で、差別撤廃を ~反レイシズム東京会議~ワシントン大行進から50周年 東京大行進に向けて 2013.8.10

記事公開日:2013.8.10取材地: テキスト動画

 「東京大行進」が、ワシントン大行進の50周年をつないでいく――。

 1963年、米国で、人種差別撤廃を求めるワシントン大行進が行われた。ワシントン大行進は、キング牧師が20万人以上の参加者の前で、「I have a dream」と演説したことで有名である。それから50年を迎える今年、差別撤廃を訴える「東京大行進」が、9月22日に新宿中央公園の水の広場から催される予定だ。


「核と人類は共存できない。核には、きれいな核も、汚い核もない」 ~岩上安身によるインタビュー 第328回 ゲスト 谷口稜曄(すみてる)長崎原爆被災者協議会会長 2013.8.9

記事公開日:2013.8.9取材地: テキスト動画独自

特集 戦争の代償と歴史認識
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 「気がつけば、左手は、肩から指先まで皮膚がべろりとはがれ、垂れ下がっていた」──。 

 2013年8月9日(金)14時から、長崎県内で岩上安身のインタビューに応じた谷口稜曄(すみてる)氏は、こう語った。1945年8月9日、米空軍が投下した原子爆弾の閃光と熱波を16歳の背中に浴びた直後の様子だ。谷口氏はこの日、自分の体が記憶する「被爆の怖さ」を伝え、さらにまた、「原爆のみならず、原発にも反対する」と強調した。


「1943年5月の段階で、原爆は白人国家のドイツではなく、日本に投下すると決まっていた」 ~オリバー・ストーン監督、ピーター・カズニック教授記者会見 2013.8.9

記事公開日:2013.8.9取材地: テキスト動画

 「もはや核兵器は、軍事的な切り札ではない。タカ派のキッシンジャーやシュルツといった元国務長官たちですら『減らそう』と言うくらいだ。アメリカの目的は、陸海空、サイバー、宇宙空間での覇権なのだ」と、ピーター・カズニック教授は話した──。

 2013年8月9日(金)18時30分より、長崎県長崎市の出島交流会館にて、映画監督のオリバー・ストーン氏とアメリカン大学歴史学教授のピーター・カズニック氏の記者会見が行なわれた。昨年、発表されたドキュメンタリー映像10部作と書籍『The Untold History of the United States(邦題:オリバー・ストーンが語るもうひとつのアメリカ史)』の共著者である両氏が、広島と長崎を訪れた印象や、核兵器、戦後のアメリカと日本の同盟関係などについて、質問に答えた。


元原発作業員が証言「テレビに映る収束作業は、マスコミ向け」 ~第24回ロックの会 2013.8.9

記事公開日:2013.8.9取材地: テキスト動画独自

 2013年8月9日(金)19時30分から、東京都渋谷区のカフェラウンジ UNICEで、「第24回ロックの会」が行われた。この日は、ジャーナリストの堀潤氏がオーガナイザーを務め、福島第一原発での不正な労働実態を告発した元作業員らをゲストに迎えた。また、82歳の小児科医、真弓定夫氏が、「原子力ムラ」と同じ構造を抱える「医学ムラ」の問題点などを語った。


【IWJウィークリー13号】 2013.8.9

記事公開日:2013.8.9 テキスト独自

1995年4月号「宝島30」に掲載の岩上安身「無邪気なホロコースト・リビジョニスト」を特別掲載!

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こちらから⇒ https://iwj.co.jp/ec/entry/kiyaku.php


オリバー・ストーン監督とピーター・カズニック教授が語る『アメリカ史から見た原爆投下の真実』 2013.8.8

記事公開日:2013.8.8取材地: テキスト動画

※全文邦訳を掲載しました(9月10日)。

 来日中のオリバー・ストーン監督は8日、長崎市内で開かれたトークイベントに参加し、「原爆投下によって戦争が終結したと言われているが、それは真実ではない」などと語り、原爆投下は必要なかったと繰り返し強調した。

 このトークイベントは、『アメリカ史から見た原爆投下の真実』と題され、長崎ピースウィーク実行委員会が主催したもの。イベントには、オリバー・ストーン監督と共に『もうひとつのアメリカ史』を著した、アメリカン大学のピーター・カズニック教授も参加した。


汚染水問題に国の責任者不在 東電任せの無責任体質に非難の声 ~海を汚さないで!国は再稼働よりも放射能汚染対策に注力を!汚染水問題で緊急集会と政府交渉 2013.8.8

記事公開日:2013.8.8取材地: テキスト動画

 2013年8月8日(木)13時30分から、東京都千代田区にある参議院議員会館で、緊急集会と政府交渉「海を汚さないで!国は再稼働よりも放射能汚染対策に注力を!」が、原子力規制を監視する市民の会など、複数の市民団体によって開かれた。今般、福島第一原発で明らかになった、放射性汚染水の海洋流出事故を受けたもので、1. 出席した市民らの間での情報共有を狙った集会、2. 国に対し市民らが、汚染水対策の即時強化を直接求める交渉、の2部構成で行われた。


ウクライナ調査を終えた弁護団報告「事故前はガン患者の70%が高齢者だったのが、事故後、患者の70%が高齢者以外に」 〜ウクライナ現地調査報告会 ~チェルノブイリ原子力発電所事故の被害実態に学ぶ、事故被害対策~ 2013.8.7

記事公開日:2013.8.7取材地: テキスト動画

 「事故前はガン患者の70%が高齢者だったのが、事故後、70%が高齢者以外になった」――。

 日弁連は今年5月、チェルノブイリ原発事故の被害実態を調べるためウクライナの現地調査を行い、8月7日、日本弁護士会館で調査報告会を開催した。現地調査にあたった中川亮弁護士は、ウクライナのコロステン市において、原発事故後、若年層のガンが増加しているなどの実態を報告した。


この時期の消費税増税は中止を 〜「消費税増税中止」を求める国民集会の開催についての記者会見 2013.8.7

記事公開日:2013.8.7取材地: 動画

 消費税廃止各界連絡会は7日(水)、9月27日(金)に消費税大増税ストップ!!国民集会(仮称)を日比谷野外音楽堂で行うことを発表した。各界が連携して国民集会、デモなどを行い、国会や政府に要請行動をすると発表した。


「新千歳空港に降りたら『先住民族の土地だ』と思ってほしい」 〜岩上安身によるインタビュー 第327回 ゲスト アイヌ民族博物館 野本正博館長 2013.8.6

記事公開日:2013.8.6取材地: テキスト動画独自

 「観光アイヌと言われながらも、経済的自立が、私たちの伝統文化の継承と保存を可能にした」──。

 2013年8月6日、北海道白老町のアイヌ民族博物館で、岩上安身による野本正博館長へのインタビューが行われた。白老ポロトコタンと呼ばれる公園内にある同博物館は、北海道の先住民族であるアイヌの歴史、有形・無形の文化などを紹介している。野本氏は「アイヌ民族である自分が考える『文化』と、従来の政策的に用いられてきた『文化』とは異なる」と述べて、歴史を振り返りながら、アイヌ文化の継承について語った。


山本太郎氏「今後も続くと予想されるネガティブキャンペーンに屈しない」 〜山本太郎参議院議員 離婚報道に関する記者会見 2013.8.6

記事公開日:2013.8.6取材地: 動画

特集 山本太郎

 参議院議員の山本太郎氏は、昨年5月25日に入籍し、同年8月24日に離婚したことを、2013年8月6日、参議院議員会館で行った記者会見で伝えた。

 山本氏は、参院選時に離婚を公にしなかった理由として「元妻をマスコミの取材などから守りたかった」と述べ、有権者の人々に黙っていたことを謝罪した。読売新聞の記者から、参院選時に妻と母親の3人で暮らしていると考えて投票した人がいたらどうするのかという旨の質問に対しては、そのように考えて投票をした人がいる場合は、謝罪にうかがうと報告。