許すな、川内原発再稼働!8・11 官邸前アクション 2015.8.11

記事公開日:2015.8.11取材地: 動画

 2015年8月11日(火)、「許すな、川内原発再稼働!8・11 官邸前アクション」と題する抗議行動が行われた。


【安保法制国会ハイライト】劣化ウラン弾も毒ガスも核ミサイルも「武器ではない」!?「要請があっても断固拒否する」と強調するも、法文上はあらゆる武器の輸送が可能に! 2015.8.4

記事公開日:2015.8.10取材地: テキスト

特集 安保法制

 米軍への武器の提供が可能となり、米軍の武器の輸送が可能になってもなお、安倍政権は「武力行使との一体化ではない」と強弁し続けるのか。参議院審議における野党の追及により、安倍政権が、クラスター爆弾や劣化ウラン弾などの非人道兵器や毒ガスなどの生物化学兵器、果ては核兵器についても、「武器ではない」という認識を示していることが明らかになった。

 2015年7月30日の審議で社民党・福島みずほ議員の追及により、これまで他国軍への提供が禁止されていた「弾薬」について、中谷元防衛大臣が「弾薬は消耗品であり武器ではない」と答弁。これまでは「米軍のニーズ」がなかったためにあえて盛り込まなかったに過ぎず、今回の安保法制では弾薬の提供が可能になることを明かした。


作業員死亡事故発生時の作業内容、発表に誤りが判明、8日の発表内容を訂正 ~東京電力定例記者会見 2015.8.10

記事公開日:2015.8.10取材地: テキスト動画

 2015年8月10日(月)17時30分から東京電力定例記者会見が開催された。8日(土)に発生した作業員の死亡事故について、追加調査したところ、作業内容を訂正、タンク内部の清掃ではなく、車両外側に張り付けた識別ラベルをはがす作業だったと発表した。


「彼らは統制されていなくて、すごくいい」~SEALDsに刺激され中高年も奮起!安保法案への反対訴え、MIDDLEs(ミドルズ)とOLDs(オールズ)が巣鴨駅前で集会 2015.8.8

記事公開日:2015.8.10取材地: テキスト動画

 多くの国民が懸念を表明し、9割もの憲法学者が「違憲」であると述べているにも関わらず、安倍政権は「戦争法案」こと安全保障関連法案の成立に突き進んでいる。この動きに強く反発し、毎週金曜日、国会前で抗議の声を上げているのが、大学生有志による「SEALDs(シールズ)」だ。

 このSEALDsに刺激され、中高年も立ち上がった。8月8日(土)、60代~70代からなる「OLDs(オールズ)」が巣鴨駅前で集会を開催。FacebookなどSNSで参加者を募り、この日は3人がマイクを握ってスピーチをした。

 この日の集会には、OLDsに触発された40~50代の「MIDDLEs(ミドルズ)」も合流。巣鴨駅前には、100人もの人々が集まり、「安保反対」「安倍政権にNo!」といったプラカードを掲げた。


孫崎享氏「『法的安定性よりも安全保障の方が大事だ』というが、その安全保障も自分の頭で考えておらず、米国に奉仕することだけ考えている」講演で安保法案をバッサリ 2015.8.6

記事公開日:2015.8.10取材地: テキスト動画

※8月10日テキストを追加しました!
※2021年5月4日 フル公開としました。

 元外務官僚の孫崎享氏は、2015年8月6日(木)に永田町で開かれた「『戦争法案』を葬ろう 8.6院内集会 ヒロシマ・安保法制・近隣諸国との関係」で講演し、勝ち目のない戦争に突き進んでいった過去の日本と現代を重ね、危機感を示した。

 米国陸軍の戦略研究所は、米国に戦争をしかけた日本について、次のように批判した。

 「日本が1941年に下した米国攻撃の決断はまったく合理性に欠け、ほとんど自殺行為であったと考えられる。米国は日本の10倍の工業生産力を持っていた。もちろん日本が米国本土を攻撃することができるものではない。そんな国と戦って日本は勝算があると考えたのだろうか。太平洋方面でわが国と戦えば、負けることはわかりきったことだ。日本がわが国と戦うと決めた歴史的事実を、いったいどう説明したらよいだろうか」

 「しかし考えてみてください」と孫崎氏はいう。


市民 vs. 規制庁、川内原発「老朽対応ルール」をめぐり激しい応酬 ~規制庁の答弁に「これで事故が起きれば犯罪だ」と怒りの言葉も 2015.8.4

記事公開日:2015.8.10取材地: テキスト動画

※8月10日テキストを追加しました!

 九州電力による再稼働が秒読み段階に入った川内原発1号機は、運転開始から32年目に入っており、老朽原発向けの保安規定の変更が法律で義務づけられている。これまで老朽原発では、30年を迎えるまでに変更の認可を受けねばならないとの「30年ルール」が厳格に運用されてきたが、川内原発1号機は2014年7月に30年を経過しており、このルールから逸脱している。

 これを違法とみなす複数の市民団体が、2015年8月4日、東京都の衆議院第一議員会館で、「ストップ!川内原発再稼働ありきの高経年化審査を問う<緊急院内集会と政府交渉>」を開き、原子力規制庁の担当者を相手に交渉を行った。


「ずさんで不十分」川内原発老朽化審査は「再稼動ありきの駆け込み認可」――市民1973人が原子力規制委員会に対し異議申し立て 2015.8.7

記事公開日:2015.8.10取材地: テキスト動画

※8月10日テキストを追加しました!

 「手続き的に問題があり、内容面でも実際の危険が伴う」

 再稼働が目前に迫る九州電力川内原子力発電所をめぐり、1号炉の高経年化(老朽化)対策に関する原子力規制委員会の認可を取り消すよう、市民1973人が2015年8月7日、規制委に対して行政不服審査法の規定に基づき異議申し立てを行った。

 規制委は8月5日、川内原発1号炉が運転開始から30年を超えて稼働するために必要な「高経年化技術評価等に係わる原子炉施設保安規定」の補正申請を認可した。


NSA盗聴のターゲットにされていた日本の国家機関と大企業――その裏では日本の公安機関とNSAが協力していた事実も!? 不透明な日米の情報共有関係の事態 2015.8.4

記事公開日:2015.8.10取材地: テキスト動画

特集 スノーデンが暴いた自称「同盟国」米国の正体!!
※2015年8月10日テキストを追加しました!

 「盗聴法・刑事訴訟法等改正を考える」と題した超党派国会議員と市民の勉強会の第3回目が2015年8月4日(火) 12時より、東京・千代田区の参議院議員会館で行なわれた。

 刑事訴訟法改正案など、刑事司法改革関連法案が8月7日に衆議院本会議で可決し、参議院に送られている。同法案では、被疑者の取調べの可視化、司法取引の導入、そして通信傍受法(盗聴法)の改正により、警察や検察の盗聴運用範囲が拡大するなどが盛り込まれている。


再起動予定日前日!8月11日に川内原発再稼働させない!九州電力東京支社抗議行動 2015.8.10

記事公開日:2015.8.10取材地: 動画

 2015年8月10日(月)、「再起動予定日前日!8月11日に川内原発再稼働させない!九州電力東京支社抗議行動」が行われた。


【スピーチ全文掲載】「戦争に行きたくないと言うのは間違っていない。おかしいことにおかしいと言うのは間違っていない。ここにいるあなたは間違っていない」――SEALDs山本雅昭さん 国会前抗議で 2015.8.7

記事公開日:2015.8.9取材地: テキスト動画

特集 安保法制

 「『日本の安全保障のために多少の犠牲やリスクはやむを得ない』っていう日本語のおかしさがわかりますか?国がすることは、誰一人も死なせないし誰一人も人を殺させないことでしょう。それが国のさせることでしょう。誰一人として犠牲になっちゃいけないんですよ。国を守るんじゃなくて国民を守るんですよ」——。

 SEALDsの山本雅昭(どっきょ)さんが2015年8月7日、国会前で行われた安保法制反対抗議で訴えた。


第43回 69(ロック)の会 ―ゲスト SEALDsメンバーほか 2015.8.9

記事公開日:2015.8.9取材地: 動画独自
第43回 69(ロック)の会

 2015年8月9日(日)20時より、東京・渋谷区内某所にて、第43回 69(ロック)の会 が行われた。


【スピーチ動画掲載】「若者たちへの重い責任があるのは、私たち親世代だ」中高年も若者に負けず声を上げる!~MIDDLEs(ミドルズ)とOLDs(オールズ)が安保法制に反対し合同で集会を開催 2015.8.8

記事公開日:2015.8.8取材地: テキスト動画

特集 安保法制

 「青春をバブルで過ごした我々は、政治を真剣に論ずる文化を作らなかった」――。

 衆議院で強行採決され、審議の場を参議院に移した集団的自衛権行使容認にもとづく安全保障関連法案。「戦争法案」とも言えるこの法案に対し、国会前では、大学生有志による「SEALDs」が毎週金曜日に集まり、抗議の声を上げている。

 この「SEALDs」に負けじと、大人たちも立ち上がった。年配の人々が「OLDs(オールズ)」を、中高年が「MIDDLEs(ミドルズ)」をそれぞれ立ち上げ、「暴走」を続ける安倍政権に対して「No!」の声をあげ始めたのである。


【スピーチ動画掲載】「単純におれは現実を変えたい。この法案を廃案にしたい」――SEALDs奥田愛基さん、「こんな日本で悔しい」と涙(後編)~「安保法制反対」国会前抗議で 2015.8.7

記事公開日:2015.8.8取材地: テキスト動画

特集 安保法制

 「8月6日の新聞で『核兵器を日本は運ぶことが可能だ』って書かれている日本が悔しい」――。

 SEALDsの奥田愛基さんが2015年8月7日、安保関連法案に反対する国会前集会で悔し涙をにじませた。


「盗聴の拡大」「司法取引」安保法制の影で刑訴法が衆議院通過――「弾圧法制 と戦争法制は双子の関係。自由・権利という外堀を埋めてから戦争はやってくる」 2015.8.6

記事公開日:2015.8.8取材地: テキスト動画

※8月8日テキストを追加しました!

 「弾圧法制と戦争法制は双子の関係。自由のない国、そして戦争する国。自由・権利という外堀を埋めてから、戦争はやってくる」――。

 「刑事訴訟法改正案など刑事司法改革関連法案」が2015年8月5日、衆院法務委員会で採決され、7日の衆議院本会議で可決、参議院に送られた。


協力会社作業員が工事用バキューム車の蓋に頭部を挟まれ死亡/作業後に体調不良を訴え死亡した作業員は作業との因果関係がないと結論 ~東京電力臨時記者会見 2015.8.8

記事公開日:2015.8.8取材地: テキスト動画

 2015年8月8日(土)14時より、福島第一原子力発電所での作業員の負傷者発生における臨時会見が開催された。朝6時25分頃、協力会社の52歳男性作業員が、工事用タンク車の蓋に頭部を挟まれ負傷、ER室経由で病院に救急搬送されたが、搬送先の病院で死亡する事故が発生した。


【緊急アップ!】「民主主義ってなんだ」「これだ!」猛暑の国会前で安保法制反対抗議 参加した米国人男性「米国が自衛隊を自分の軍事力にしたいのは明らかだ」 2015.8.7

記事公開日:2015.8.7取材地: テキスト動画

 「民主主義ってなんだ」「これだ!」——。30℃を超す暑気に包まれた国会前で、憲法違反の安保法制に反対する国民がコールを響かせた。2015年8月7日に10回目をむかえたSEALDs主催の抗議では、7月31日に自民党の武藤貴也衆議院議員がTwitter上で「利己的個人主義だ」とSEALDsを名指しで批判したことに、多くの怒りの声があがった。


【スピーチ全文掲載】「はっきりわかります。おれらは、今の政権には負けません」――高校3年生・「T-ns SOWL」龍紀さんが国会前で「最前線に立って安倍政権を潰しにいく」決意を表明 2015.8.7

記事公開日:2015.8.7取材地: テキスト動画

特集 安保法制

 「はっきりわかります。おれらは、今の政権には負けません」――。

 2015年8月7日、国会前で開かれた安保法案反対集会(SEALDs主催)でこう訴えたのは「T-ns SOWL」(ティーンズソウル)のメンバーで高校3年生の龍紀(りゅうき)さんだ。

 安保法案に反対するために立ち上がった「T-ns SOWL」。主に大学生有志が集まったSEALDsよりもさらに若く、主に高校生で構成される。8月2日には渋谷でデモを開催。初めての企画にも関わらず約5000人を集め、注目度の高さをうかがわせた。


【スピーチ動画掲載】自民党議員の「利己的個人主義」発言で「戦争法案だとバレた」SEALDs奥田愛基さんスピーチ(前編) 〜「安保法制反対」国会前抗議で 2015.8.7

記事公開日:2015.8.7取材地: テキスト動画

特集 安保法制

 「戦争をしたくないっていうのが『利己的な発言』であると本当に思うんだったら、そう言ってくださいよ。言ってみてくださいよ、国民に」——。

 猛暑のなか、2015年8月7日に10回目をむかえた安保法制反対の国会前抗議。主催するSEALDsの奥田愛基さんは抗議の冒頭、自民党・武藤貴也衆議院議員が「『だって戦争に行きたくないじゃん』という自分中心、極端な利己的考えに基づく。利己的個人主義」とSEALDsを名指しで批判したことに触れ、「これは自民党として許容される発言なのか」と問いかけた。


水島朝穂氏「21世紀型の脅威『テロ』に、集団的自衛権は無効」と指摘 ~安倍首相が安保法案の審議で「ISの脅威」に言及しない理由 2015.7.13

記事公開日:2015.8.7取材地: テキスト動画

 116時間におよんだ、衆議院での安全保障関連法案の審議。その大部分は、野党議員の質問への、安倍晋三首相の「はぐらかし」に費やされた。それでも首相は「審議は尽くされた」と胸を張り、国民に不人気なのを承知の上で、11本の法案からなるこの法案を衆議院で強行採決した。

 衆院平和安全法制特別委員会で強行採決された2日前の、2015年7月13日。東京都新宿区の大隈記念講堂で、早稲田大学の学生サークルが主催するシンポジウム「Who Are the Rulers?」が開かれた。登壇した早稲田大学法学学術院教授の水島朝穂氏は、安倍首相が法案成立を急ぐ理由に挙げる「安全保障環境の変化」について、現実的ではなく、大きく取り上げられるべきものが過少にしか触れられていないなどの瑕疵がある、と批判した。たとえば、前者は中東・ホルムズ海峡への機雷敷設、後者は「イスラム国(過激派組織 IS)」によるテロ行為である。


「新国立競技場計画はIOCアジェンダ21にまったく合っていない。日本がやっていることは恥ずかしい」――新国立競技場建設問題で浮かび上がる、ずさんな日本の公共事業の実態 2015.7.30

記事公開日:2015.8.7取材地: テキスト動画

特集 新国立競技場問題
※8月7日テキストを追加しました!

 「IOCが採択したオリンピックムーブメンツ アジェンダ21には、『持続可能な開発、環境保全を図ること、スポーツ施設は既存のものを使うこと』と明記してある。新国立競技場の建設計画は、アジェンダ21にまったく合っていなかった。とても、恥ずかしいことである」──。こう語った東京工業大学名誉教授の原科幸彦氏は、今後は情報を公開し、それをベースに議論するための検討委員会の設置が急務だと訴えた。

 神宮外苑と国立競技場を未来へ手わたす会の主催による、「国会内集会『みんなに開かれた真国立競技場に!!』」が2015年7月30日、東京都千代田区の参議院議員会館で開催された。新国立競技場建設のために立ち退きを迫られていた周辺住民や、この問題に関わってきた有識者、国会議員らが、それぞれの立場から意見を表明した。