ICEミネアポリス女性射殺事件にみる米国社会の分裂と対立!~岩上安身によるインタビュー第1210回 ゲストエコノミスト 田代秀敏氏(その9) 2026.1.26

記事公開日:2026.2.6取材地: テキスト動画独自
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(文・IWJ編集部)


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 (その9)では、米移民・税関捜査局(ICE)による米国市民の殺害と、全米に広がる反ICEデモなど、米国社会の分裂や、カリフォルニア州サンノゼの中心街で起きた銃撃戦といった暴力に焦点を当てた。

 米国内の分断を背景に、昨年11月には、ムスリムでインド系の左派・社会主義者であるゾーラン・マムダニ氏が、ニューヨーク市長に選ばれた。

 田代氏は、マムダニ氏がX(旧ツイッター)で、カール・マルクスが『ゴーダ綱領批判』に書いた共産主義の理想論「能力に応じて働き、必要に応じて受け取る」を引用したことを紹介する一方で、マムダニ氏の本当にやろうとしていることは、米国の共産化などではなく、「アメリカの法律の専門家に言わせれば、(極端な金持ち優遇の)米国の税制を、日本並みにしようと言っているだけ。彼はマルクス主義者でも共産主義者でもない」と述べ、「マムダニ氏は、日本人の基準で言えば、とんでもない大金持ち」だと明らかにした。

 その上で田代氏は、「こういう人が当選するということ自体、いかにアメリカのインフレーション凄まじいか。彼の決めゼリフは『アフォーダブル(手頃)な公共住宅を作る』ですよ」と述べ、ニューヨークではマンションのスタジオ(日本でいえばワンルーム。ただし、広さは30~50平方メートル程度)が、10億円以上すると紹介した。

 インド系のマムダニ氏の登場を「画期的」だと評した田代氏は、次のように述べた。

 「本当にアメリカの政治変動は凄まじい。日本の政治家は、まだホワイト・アングロサクソン・プロテスタント(WASP)がアメリカを支配していて、そこに抱きつく作戦でなんとかなると思っている。ちょっと間違いましたね」。

■全編動画

  • 日時 2026年1月26日(月)15:00~
  • 場所 IWJ事務所(東京都港区)

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