ご寄付者様からメッセージをいただきました! ここに感謝を込めて紹介させていただきます!(その2)


 ご寄付者様からメッセージをいただきました。

 メッセージひとつひとつに、岩上安身がご返信を書かせていただきます! ぜひ嬉しい励ましのメッセージ、あるいは、ご質問やご提案などにもお答えしますので、お寄せください! ただし、会員の方で、ご寄付者様からのメッセージのみとさせていただきます。

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 岸田政権の不支持や不祥事が相次いでも大手メディアの追及は鈍く、現状打破にはやはり市民ジャーナルの力は不可欠かと思います。僅かばかりでありますが、寄付させていただきます。
(M.H. 様)

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 M.H.様

 ありがとうございます!

 「貧すれば鈍する」という言葉もあります。経済的にきつくなると、我が身を鑑みて、本当にやるべきことは何か、見直すことができなくなるのは、政府も、企業も、マスメディアも、そして私たちのような零細な独立メディアも同じことだろうと思います。

 おっしゃる通り、マスメディアは、自民党と統一教会の癒着をこれだけ報じながら、統一教会の驚くべき「日本と世界征服」の教義の中身とそのための活動については掘り下げません。また、日本人信者から巻き上げた巨額の資金が、統一教会から北朝鮮へ渡っており、核開発やミサイル開発の資金となった情報があるのに、その問題の追及も及び腰です。

 本日の日刊IWJガイドに掲載していますが、IWJは、法務相、外務相、防衛相と、大臣会見において、統一教会からの資金が北朝鮮に流れている問題について正面から質問しています。この問題は、国家安全保障上の大問題であると指摘した上で、政府として本気でこの国際的な組織犯罪カルトにメスを入れる覚悟はあるのか、問いただしています。各大臣からの回答は、残念ながら現段階では満足のいくものではありません。

 統一教会という「反日カルト」を半世紀以上もの間、野放しにしてきた自民党と日本政府は、北朝鮮への巨額資金の送金を見逃して、核ミサイルの開発を許し、その対応策として増税によって、反撃能力のための米国製ミサイルを買い付けるために、5年間で過去最大の43兆円にもおよぶ防衛費を要求しています。何のことはない、自分で危機を作り出して、あわてて火消しに回るという、マッチポンプもいいところです。

 マスメディアも、統一教会の話は統一教会の話としてくくり、ミサイル購入と増税の話は、これもまたひとつの話題としてくくってしまう。ウクライナ紛争という「代理戦争」についても、日本の置かれた状況とは別次元の話として、報じられてしまっています。こうした報じ方、論じ方では、政府・自民党が行ってきた失政・悪性の積み重ねと、その因果関係が、一般の人々には十分に伝わりません。

 異なるジャンルやカテゴリーの出来事と思われがちなテーマに、関連性や因果関係を見出し、領域横断的に報じ、論じてゆく姿勢が必要です。「壁」を突破して、風穴をあけ、何が真の問題なのかを明らかにすることが重要です。

 どのような巧妙なゴマカシが横行しても、そのゴマカシを見破り、突破していく。IWJは、そうした姿勢を、貧するといえども、貫き続ける所存です。

 IWJは、直面している経済的な苦境により、間違いなく、設立以来、最大の苦難に突き当たっていますが、規模を縮小してでも何としてでも、サバイバルし、やるべき仕事をやりとげていきたいと思います。

 どうぞ、継続してのご支援を、よろしくお願いします!

岩上安身

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 いつも有益な情報をありがとうございます。なかなかカンパすることができませんでしたが今回ようやくできました。次はいつできるかわかりませんがどうか存続してください。応援しています。
(Y.Y. 様)

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 Y.Y.様

 ありがとうございます!

 すでにお知らせをしている通り、IWJは8月から始まった第13期が、約4ヶ月後の11月末までで、目標額に対し、約1千万円の不足となりました。1年の3分の1で1千万円が不足ですから、第13期が終わる期末には3千万円の不足となりそうです。

 もうさすがに、私の貯金をはたいても、カバーすることはできません。大急ぎで抜本的な対策を立てざるをえないと思います。現在の編集部は充実した設備とスペース、機能を備えて、皆様に情報をお届けする大事なベースとなっているわけですが、ここからよりコンパクトなスペースのオフィスに移転することを真剣に検討します。

 人員も、活動規模も引き締めて行います。情報の質の部分は落とさず、発行する情報の量はコンパクトにしていくかもしれません。それでも皆様が支援してくださらないと、結局はしぼんでいってしまいます。

 IWJは、公共コンテンツとオリジナルコンテンツの両輪で、皆様に情報をお届けしていますが、公共コンテンツは、減らさざるをえないかもしれません。岩上安身によるインタビューのようなオリジナルコンテンツが中心となってゆく可能性が高いと思われます。

 それで果たして、世の中の多くの皆様方の支持が得られるかどうか、不安もあります。ぜひ御覧になっている皆様方から、ご意見をお寄せいただきたく、よろしくお願いいたします。

岩上安身

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 ドイツに渡航した直後に、ウクライナでの戦争が始まりました。欧州にいると、どうしても戦争のことが遠い話とは思えず、気になってしまいます。

 こちらでも人々の感情を動員するような、一方的な情報ばかりが流されていて、当初から疑問を感じておりました。

 現地で見聞したわけではないので、各種メディアで伝えられる情報の真偽は直接確かめようもありませんが、虐殺や破壊工作などを報じるにあたって、当事者は本当にそんなことをする合理的理由があるのか、こういう事態が起こったのは何が背景にあるのかを冷静に問うていらっしゃる姿勢には、信頼を寄せております。焼石に水の少額で心苦しいのですが、カンパさせていただきました。
(M.K. 様)

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 M.K.様

 ありがとうございます!

 日本でもそうですが、欧州でも、そのような戦争扇動、プロパガンダ、マニピュレーションが行なわれているのですね。海外記事は常にチェックしていますから、事情はよくわかります。しかしそれでも、日本の情緒的なマニピュレーションほど、徹底して米英NATOに追従一色に塗りつぶされているのは、他の国では見られないのではないか、と思います。他国にはまだ、政府権力や軍事産業資本の言いなりにならずに、真実を伝えようとする知識人やジャーナリスト、独立メディアが散見されます。日本はあまりに少な過ぎます。

 IWJは、財政難でつぶれそうな思いをしていますが、お伝えしていることは本当に重要な真実を伝えている、という強い自負をもっています。どんなに細々とした形になっても、その中身においては、純度を下げない、本当の真実をお伝えしていきますので、どうぞ、今以上のご支援を、よろしくお願いします!

岩上安身

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こんにちは。

 毎日重要なニュース報道と鋭い論評を発信される頼もしい存在の独立系メディアを応援しています。

◯ 統一教会の被害者の救済は、すべて、教団に支払わせるのが筋で、国民の税金を使わずに行うべきです。

◯ 組織の頂点にいる韓鶴子総裁の「使用者責任」が問われなくてはなりません。

◯ 海外にある統一教会の資産を差し押さえて、被害者への弁済にあてるべきです。

◯ これを実現するには国際的な捜査協力体制を構築すべき!

 どれも重要なご指摘だと思います。この視点が多くの国民に共有され、議員を動かせればと願わずにはいられません。

(平林 祐二 様)

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 平林 祐二 様

 ありがとうございます!

 私(岩上安身)が、インタビューの際に動画内で発言したり、日々の日刊IWJガイドの中でその都度、書いてきたことを、統一教会問題の解決策として6項目にまとめていただき、ありがとうございます。

 IWJは、世の出来事や事象を受け身で事実のみ報じるだけでなく、マスメディアが報じない事実も拾い上げ、事態の分析や推移の予測も論評や提言も常に果敢に行っています。

 未来に起きる事態をすべて的中させることができるというのは詐欺師の口上であり、しかもジャーナリストたるもの厳に慎まなければなりませんが、ある程度以上の確率で、起こるであろうこと、問題になるであろうことを予期し、警鐘を鳴らしてきて、それが(残念なことに)そう大外れではなかったことが、証明されようとしています。

 岩上は、なぜ将来の予測が立てられ、しかもそれが現実になるのか、しかもおおむね悪い予測がだいたいは実現してほしくなかった予測が実現したことに、うんざりし、私を恨むような口調で言われることが多いのですが、時々、視聴者や購読者、支持者の方々からおたずねされることがあります。

 私は未来の予想屋を気取っているつもりはまったくないので、返答に窮することしかありません。

 ですが、心がけていることがあるといえば、取材して知りえた情報だけでなく、そこに至る歴史的事実を決して忘れずに踏まえること、上辺だけの印象的な出来事や、その際に起こるメディアスクラムに左右されないこと、そうやって「現実」を把握して、その上で分析をし、時には必要があるならば、将来に対して予測を立てて警鐘を鳴らしてきたからではないかと自分では自己分析しています。

 ただし、「あるべき姿」を語る時は、それが実現する可能性が高いか低いかは問いません。たとえば統一教会の存在は、組織的に「反日・反社」的活動を伴うカルトとして、日本から、そして地上から消し去る必要があると、個人的には確信しています。

 平林さんがまとめてくださった上記6項目は、「必ず実現されるだろう」という意味での予測ではなく、「現状のままでは、実現する可能性はきわめて低い」かもしれないが、日本が健全で正常な主権国家・民主的な社会を取り戻すためには、絶対に必要なことだという確信があり、そのために「めざすべき方向性」として、口はばったいことではありますが、提言させていただいている次第です。

 私たち、IWJはこうした提言を、ネット上で出して、それでおしまいにはしません。

 本日の取材報告として、齋藤健法務大臣に、この私の提言をベースにして、齋藤大臣にはそうしたお考えはあるか、IWJの記者が問いただしてします。

 はじめから会見時間は10分と限られ、官僚からの事前の質問取りも、のらくらかわすため、IWJの記者が指名される機会は多くはありませんが、昨日は少ないチャンスをものにできました。

 齋藤法相の考えでは、実現できたとしても、国内の処分にとどめる腹づもりであり、国際的な刑事司法機関に訴えかけ、国家安全保障をゆるがす問題としてとらえたりする視点はない、ということが明らかになりました。

 しかし、これで落胆していてはいけません。統一教会との戦いは始まったばかりですし、それは、統一教会を擁護し、手を結んできた、エセ右翼、エセ保守、エセ愛国者との戦いでもあります。

 私は、自分をデモクラットであると自覚していますし、同時に愛国者であることも隠したことはありません。それだけに若い時分から、エセ右翼、エセ愛国者が統一教会の原理運動と手を結ぶのが謎であり、許しがたい欺瞞であると怒りを覚えてきました。その延長上に、現在の現在の取材、言論活動があります。ご理解願えたら幸いです。

 今後とも、ご支援のほどよろしくお願いいたします。

岩上安身

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 いつも応援しています。昨日(11月3日)の小西議員の配信良かったです。(青野 博行 様)

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 青野 博行 様

 ありがとうございます!

 カメラ機材の故障で新しいインタビューが撮れずにいて、すみません。また、マンパワーが不足していて、配信も連日のように行えず、申し訳ありません。

 今後も、ピンチにあっても諦めず、頑張っていきますので、どうぞ応援のほど、よろしくお願いします!

 岩上安身

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 少し入金がある予定で、できるうちに些少ですが寄付しました。ますます厳しくなってきますが、独立メディア筆頭で頑張るIWJ、発信を続けてほしいです。(匿名希望 様)

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 匿名希望 様

 ありがとうございます!

 本当に、誰も彼もが、じわじわとしめあげられるような、この経済的な危機に苦しめられているのだと思います。我々もまた、活動する上で、あるいは生活者として、インフレの影響を受けてはいますが、価格添加することは、結果、マイナスになるとわかっていますので、歯を食いしばる思いで、会費の価格は当面すえ置くつもりでいます。

 企業努力として、できることはなんでもして、支出を抑えつつ、クオリティーを維持し、独立市民メディアとしてのポリシーを貫こうと思います。

 どうぞ今後とも、ご支援のほど、よろしくお願いします。

岩上安身

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 IWJのウクライナ紛争報道は貴重。少額ですが寄付します。IWJの財政を安定させるには会員を増やすことが必要です。そのためにホームページをもっと見やすくわかりやすく飛びつきやすいものに大改修したらいかがでしょうか? お金はかかりますが。(M.K. 様)

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M.K. 様

 ありがとうございます!

 サイトの大改修は、ぜひ、やりたいのですが、これは家を新たに建てて引っ越しをするような大掛かりなものにならざるをえません。

 もう少し具体的に言いますと、現在のサイトは、もっと経済力がない、小さな所帯の初期の時代に、手作りで基本のサイトを作り出し、その後、内容の拡張やサービスの拡充にあわせて、増築・改築を続けていったような、作りになっています。

 別々の言語でプログラミングされたものがつぎはぎされている状態で、これをただ単に改修する、ということは、残念ながら、事実上不可能なのです。

 何度も、業者と話し合ったのですが、サーバーに別の場所(家でいえば土地)を買うか借りるかして、そこに新築の家を建てるように新しい設計図をもとに、統一したプログラミングで、サイトを構築し、そこに現在もつアーカイブの情報をコピーして引っ越しして、新規オープンできるように万事整えてから、現在の旧サイトを閉鎖する、という段取りをしないといけません。

 その引っ越すコンテンツの情報量も膨大です。この新築・引っ越しの費用は、業者の方によると、1千万から2千万円かかるだろうと見積もられています。サイトの中身に分け入っていかないと、わからないことも多々あると言われています。

 現状のランニングコストもままならない状態では、新たなサイトを構築するのは、今のところ夢のまた夢、というのが現実です。じり貧になっていく前に、全面リニューアルしたいのですが、すべては先立つもの次第です。

 やるとすれば、私個人がすべてのリスクを負ってそれだけの金額を調達して、投入するしかないだろうと思いますが、そのリスクテイクに見あうリターンがあり、投資を回収して返済できるのかは、現在の経済状況を考えると厳し過ぎるように思います。

 それでも、やるかやらないか、いつも私自身の頭の中では考えていますし、日々脳の中で葛藤もしています。不眠症になるのもむべなるかな、と我ながら思います。

 正直な話をすると、大改修、まだ私の中では諦めきれていません。

 どうぞ、今後とも、ご支援のほど、よろしくお願いします。

岩上安身

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 足あとへの記入が遅れてしまいましたが、10/13郵貯銀行より3000円寄付致しました。10月前半の田代秀敏氏、植草一秀氏へのインタビューが非常に勉強になった為です。

 ロシアとウクライナの戦争が続く限り、円安やインフレは続くと思いますので、今後もIWJ独自の国際政治を絡めた経済の見方の報道も続けて欲しいと思い寄付致しました。(I.T. 様)

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I.T. 様

 ありがとうございます!

 日本経済の様々なリスクについて考えることと、平和や戦争について考えることは、別々のジャンルで行われてきました。実際、専門家や有識者、論者も、このジャンルごとに分かれています。この2つの分野を同時に論じうる人は、数少ないと思います。

 ウクライナ紛争が起きてから、マスメディアでは、防衛省の関係者や、軍事・安全保障の専門研究者、ロシアやウクライナの研究者らが、ひっきりなしに登場し、発言をしていますが、軍事的な問題を論じるとともに、経済や財政について、この紛争がどう影響をおよぼしているのか語れる人は、ほとんどいません。

 中には、「プーチンは6月末に失脚する」と、テレビで確信をもっているかのように「予言」して、見事に「予言」が外れても、誰からも非難をされず、相変わらずテレビで根拠薄弱な情勢分析や予想を口にし続けている中村逸郎筑波大学名誉教授のようなトンデモ専門家もいます。中村氏は無知かつ無恥で無責任だと思いますが、起用し続けているテレビ局もどうかしていると思います。

※■はじめに~ウクライナ紛争でマスメディアに登場する専門家の質を問う!「ロシア研究の第一人者」とされる中村逸郎筑波大学名誉教授が、「プーチン大統領は6月末までに99%、辞任する」と「大予言」し、SNSは騒然! 中村名誉教授は6月12日の「ロシアの日」にあわせて「プーチン大統領、ゼレンスキー大統領、国連の代表者が、エルドアン大統領のもとに集まって、とにかく停戦交渉を行う」とも発言したが…!? 6月13日(月)日本時間午前7時時点(モスクワ時間13日午前1時)で、行われた事実はない。マスコミはいつまで中村名誉教授の発言を重宝するのか!?(日刊IWJガイド、2022年6月13日号)
https://iwj.co.jp/info/whatsnew/guide/50936#idx-1

 この中村逸郎教授のように、自身の専門のロシア及びウクライナ情勢そのものも、まともに報じたり、論じたりできない人が少なくないお寒い状況です。ましてや専門外の、戦争による経済的影響などは、誰も同時に考えたり、論じたりしていません。少なくともマスメディアの表舞台に、今、重宝されて登場しているような人は、ほとんどいません。

 しかし、戦争は経済とともにあるのです。または経済的な、しかもよこしまな動機があって、戦争という手段が用いられることもあるのです。

 ウクライナ紛争は、その典型ですし、誰もウクライナの国家財政や国民生活の破綻、再建の見込みについて、真剣に考えていません。ウクライナなどどうなってもいい、というのが、ウクライナに武器を押し込み続けている米国・NATOの本音です。

 また、それはウクライナのゼレンスキー政権の本音でもあると思います。ゼレンスキーが一時のウクライナ国民の生命や生活の窮状について真剣に心配している人間とは到底思えません。

 ゼレンスキーはドンバス紛争のただ中で大統領になり、その後に巨額の富をタックスヘイブンに積み上げている人物です。彼は、彼を大統領の座に引き上げたユダヤ人オリガルヒのコロモイスキー同様、米国やイスラエルなど外国の国籍をとり、海外に移住できるでしょう。

※ゼレンスキーの「正体」!? 彼が人気を得たドラマのテレビ局オーナーは富豪のコロモイスキー氏。同氏はユダヤ人でオレンジ革命から「親欧米派」活動、今米国滞在。各国は軍事支援で戦闘長引かせず、停戦交渉の場を!
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/503761

※【切り抜き】ウクライナのゼレンスキー大統領とは何者か!? ~岩上安身による元外務省国際情報局長 孫崎享氏インタビュー
https://www.youtube.com/watch?v=ATV2AesXyKI

※【IWJ速報5月28日】マリウポリ陥落後、ロシア軍が東部ドンバス地方に猛攻で、ウクライナ軍志願兵らが戦闘拒否? ダボス会議でのキッシンジャー氏とソロス氏の対決が話題! サイト「ミロットボレット(Mirotvorets)」はキッシンジャー氏を「ロシアの犯罪の共犯者」として「暗殺リスト」と言われるブラックリストに掲載! ロシアの歴史家兼ジャーナリスト、イゴール・ホルモゴロフ氏はウクライナとロシアの切っても切れない関係を主張!ロシア国営メディア『RT』は、マリウポリ陥落で潮目が変わり「西側はウクライナを裏切る」との論説を発表! 元ウクライナ大統領のヤヌコビッチ氏が「ウクライナは主権の完全な喪失に直面しており、ポーランドと合併される可能性がある」と警鐘!
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/506554

 IWJでは、ウクライナで起きている「代理戦争」を他人事ではなく、日本でも起こりうることとして考え、戦争と経済について、不可分のものとして、報じ、論じ続けてきました。

 今後も、そうした姿勢を貫き続けていきたいと思います。

 今後とも、どうぞ、末長くご支援をよろしくお願いします。

岩上安身

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 世界の報道を偏りなく伝えてくれる貴重なメディアだから(T.C. 様)

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T.C. 様

 ありがとうございます!

 偏りなく報道するのは、本来、メディアとして当たり前のことなのですが、私達IWJが周囲から浮いて、際立ってみえてしまうとしたら、それは現在、日本をはじめ西側のメディアが「偏向」しているから他なりません。

 ここまで偏った状態は、この半世紀、経験がありません。冷戦時代であっても、メディアが、このような米国の単独覇権の拡大にやみくもに「奉仕」するような状態は考えられませんでした。本当に危機的なことですが、日本のマスメディアだけの情報空間に浸っていたら、この危機感は伝わりません。

 私たちは、今後も「西側」以外の、世界の4分の3の国々の動向も含めて、国際社会の動向をお伝えし、日本の閉塞した情報空間に風穴を開けて、風通しをよくしていきたいと存じます。

 今後とも、ご支援のほど、よろしくお願いします。

岩上安身

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 私も生活苦ですが、IWJさんも大変そうなので。岩上さんのインタビューが増えたので楽しみにしています。これからもIWJならではの情報を期待しています(N.T. 様)

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N.T. 様

 ありがとうございます!

 インタビューを御覧になってくださっている皆さまにはご存知の通り、3台のカメラで撮影し、ライブ中にスイッチングを行って画面の切り替えをしています。

 この3台のカメラは、2013年頃に同時に購入し、継続して使ってきたのですが、ほぼ同時に故障してしまい、修理に出すため、今週(7日月曜日~13日日曜日)までは稼働できず、インタビューのスケジュールを入れられていません。修理の見積もりもいくらになるか、まだわかりません。

 修理代があまりに高くつく場合、あるいは型が古いため部品がない場合などは、新たに購入し直す必要もあります。一番コストが高くつく場合は、一台あたり数十万円、三台で100万円近くになることも予想されます。

 通常のランニングコストすらまかなえない現状で、たいへん大きな負担となってしまいますが、必要不可欠な機材です。ぜひ、皆さまからのご支援をお待ちしています。

 今後とも、どうぞよろしくお願いします!

岩上安身

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 カルトとのつながりが発覚しても尚「赤信号みんなで渡れば怖くない」状態の政権与党、ルール違反をしても居直るばかりで本当に辛いですが、諦めたら元の木阿弥です。大手マスコミも読売だけはカルト追及を決めたそうですが他は全く期待出来ず…ますます市民ジャーナリズムの重要性が増しております。僅かばかりですが、寄付をさせていただきます。(M.H. 様)

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M.H.様

 ありがとうございます!

 統一教会と自民党の癒着の問題は、まだまだ全容が明らかになっていません。昨日11月7日の日刊IWJガイドでお伝えしたように、韓国では、文鮮明の発言録全巻がネット上に流出しています。それらを全部日本語に翻訳し、丹念に読み解いていけば、相当のことが明らかになると思います。

※日刊IWJガイド・非会員版「ネット上に統一教会・文鮮明氏の御言選集が流出! 安倍元総理の父親・安倍晋太郎元外相が清話会時代に、文氏自ら清和会への政界工作を指示」2022.11.7号~No.3707号
https://iwj.co.jp/info/whatsnew/guide/51510

 我々としても、トライしたいのですが、翻訳するには機械翻訳だけでは不十分であり、日本語と韓国語の両方ができる人に、訳してもらわないといけないので、手間と時間とコストがかなりかかります。

 できれば、ご支援くださる皆さまには、こうしたことも視野に入れて、ご支援いただけると大変助かります。

 どうぞ、ご検討をよろしくお願いします。

 今後とも、末永く、ご支援のほど、よろしくお願いします。

岩上安身

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 忙しくじっくり読めていなかったのですが、久々に読んでみたら、実に、伊勢崎先生素晴らしい!

 IWJも孤軍奮闘でしたが伊勢崎先生も当初から至極まっとうなことを発言されていたのに、恐怖を感じるようなバッシングに見舞われて、大変ご苦労されたことと思います。

 しかしここでよくぞ言ってくれました!です、世界はちゃんと見ている!

 IWJの皆さん、いつも本当によく頑張ってくれていますね、伊勢崎先生も仲間がいることがどんなに心強いか。

 みなさんの努力が少しずつ報われてきて、異論が表に少しずつ出てくるようになりました。 引き続き、頑張れ、IWJ!

(匿名希望)

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匿名希望様

 ありがとうございます。

 伊勢崎先生からは、直接、メールをいただき、そのメールをそのまま公開していいかどうか打診をしたところ、IWJに寄稿するために大幅に加筆していただいた、オリジナルの原稿です。

 気候変動によって、北極海における海路が開け、中露間に米国が介入しにくい物流ルートが開けることに、米国が焦りを覚えているという指摘は、非常に重要なものだと思います。

 伊勢崎先生には、インタビューをお願いしており、受けていただけるとのお返事をいただいておりますが、東南アジアの方へ紛争の仲裁のため出かけるそうで、大変お忙しくされております。帰国されて、落ち着いたタイミングで、お願いしようと思っています。ご期待ください。

 まだ、伊勢崎先生の寄稿をお読みになっていない方は、IWJのURLで、フルオープンしていますので、ぜひ、ご一読いただき、広く拡散していただけますよう、よろしくお願いします。

 「ウクライナ戦争が及ぼす国際秩序の変化」をテーマにした国際会議で、東京外国語大学・伊勢崎賢治教授が、意義のある重要な発言をされました! その内容について、伊勢崎教授自らご寄稿いただきました! 非会員の方々にも、全文フルオープンで公開します! ぜひ、皆さん、拡散していただき、多くの方々にお読みいただきたいと思います!
https://iwj.co.jp/info/whatsnew/guide/51479#idx-4

 今後とも、ご支援のほど、よろしくお願いします。

岩上安身

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真面目な報道、正しい情報がなければ何も変えることができず、ただ、大勢に流されて行くだけです。私たちの生活も含めて日に日に厳しくなる経済状況ですが、ここで挫ける訳にはいかないでしょう。世界が大きく変わろうとしている今、IWJには踏ん張り続けて貰いたいと思います。(M.T.様)

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M.T.様

 ありがとうございます!

 正しい情報は、投票行動をはじめ、民主主義の基礎であり、投資をはじめ、ビジネスや経済活動の基礎となるものです。経済的弱者も、経済的強者であっても、正しい情報が必要です。

 ところが、私たちを取り巻く情報空間は、おそろしく歪められています。

 マスメディアは、どうでもよいことは詳細に報じ、私たちの生存や生活や経済的な日々の営みに必要な、重要度の高い情報ほど、歪曲され、不正確で、時には隅に追いやられて、報じられていないこともしばしばあります。

 私はたびたび記者クラブに属するマスメディア批判を行っていますが、マスコミの流す情報が「すべて」「ことごとく」「全部」間違っている、とは言っていません。

 日本のマスコミは、政治権力を揺るがすほどの大きなものではない、日々流れていくような事件、出来事などの報道は、不必要なまでに詳しく取り上げます。校正ミスも少なく、きちんと生真面目な仕事をするのです(日本は人のささいなミスにはきわめて厳しく、不寛容ですが、権力を持つ者の故意の過ちや不正には、寛容だったりする不思議な社会です)。

 しかし、政治的にクリティカルなテーマでは、時に嘘やデマを載せることをも平然と行います。訂正や謝罪は、まず行いません。記者クラブメディア同士の相互の批判もほとんどありません。我々のような独立メディアがなければ、それらの嘘や情報操作に気づかないまま、国民全体が不利益を被るようなことも起こりえます。

 国民にとって最大の不利益は、国民主権、基本的人権を根本から覆すような自民党の改憲や、政府あるいは米国によって戦争を起こされることでしょう。

 改憲も戦争も、ある日、突然起こるのではありません。入念に準備され、国民に対してさんざん情報操作とプロパガンダを流しておいてから、時間をかけて行うのです。この点、マスメディアは「共犯」です。

 IWJは踏ん張り続けます。プロパガンダや情報操作を見破り、真実をお届けし続けたいと思います。今後とも、IWJにご支援、応援のほどよろしくお願いします。

岩上安身

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どこにも忖度しないIWJを支持します。今後とも継続して配信お願いします。(H.J.様)

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H.J.様

 ありがとうございます。

 たとえご寄付や会費が十分に集まらず、現状の活動規模を縮小せざるをえなくなっても、どこにも忖度しない、IWJの活動方針を貫き続けます。

 頑張り続けますので、どうぞ末長く、ご支援のほど、よろしくお願いいたします!

岩上安身

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 今月本当になけなしのお金ですが寄付二回目です、IWJは統一教会の件、ウクライナの件など実に多角的にものを見て他の大メディアでは流れない優れた報道を続けている。つぶれては困るので、少しでも応援します。(匿名希望)

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 匿名希望様

 ご支援、ありがとうございます!

 つぶれないように、事業規模を縮小してでも生き残りをはかります。

 本日の日刊で、『日経新聞』がまいた「統合司令部創設」についての記事を取り上げ、批判的に検証しました。お読みになってもらえればわかる通り、文意の通らないデタラメな文章を連ねながら、日本政府が自衛隊の指揮権を手放すということを、あたかも日本の安全保障上プラスの出来事であるかのようなごまかしを行なっています。

 言うまでもなく、これは日本国民を「眠らせる」ための「麻酔」のようなものです。

 ウクライナ紛争について、既存マスメディアは、米国の都合にあわせたプロパガンダを担うだけではなく、ウクライナ紛争と対をなす台湾有事に関連して、日本の自衛隊が米軍の実質的な「二軍」となり、中国との間で、米国の代わりに「代理戦争」を日本が戦えるよう、着々と準備を進めてゆくことを、日本という国家および日本国民にとって、あたかもプラスやメリットがあるかのように偽装する情報操作を延々と続けています。

 既存マスメディアが、米国の戦略に従順な洗脳機関と堕してしまっているとき、権力のコントロール、記者クラブという情報カルテルの拘束、大資本スポンサーの影響力等からまぬがれないマスメディアに、真実の報道・論評はほとんど期待できません。米国の従属化における国家安全保障については、特にそうです。

 今後、活動規模を縮小してでも、独立市民メディアとして、IWJは、既存マスメディアが報じない真実を伝え続けていきたいと思います。

 今後とも、ご支援のほど、よろしくお願いいたします。

 岩上安身

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 いつも充実した記事をありがとうございます。本日カンパの振り込みをいたしました。(匿名希望)

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 匿名希望様

 ありがとうございます!

 粘り強く、活動を継続していきますので、今後ともご支援のほど、どうぞよろしくお願いいたします!

 岩上安身

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岩上安身様

こんばんは

たまたまインターネットを検索していて、田中敏彦という先生の「神戸外大を 去るにあたって」というpdfを読み、8ページ末尾の記述にびっくりしました。

  分かる方はおられるようです。

  該当部分だけ複写します。

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最終講義「外大を去る前に言っておきたい二、三のこと」の概略

  日本のマスコミは基本的に米国のマスコミの下請け機関で、電通という巨大広告企業によって牛耳られていますから、マスコミだけから情報を得ていては米国の都合のよいプロパガンダに洗脳されてしまいます。
幸いインターネットで、藤永茂氏の『私の「闇の奥」』以外にも、無名氏の主宰する『マスコミに載らない海外記事』や岩上安身氏の『IWJ』など、プロパガンダ抜きで現実に肉薄するサイトを見つけることができます。インターネットの普及で紙の新聞が売れなくなり、その分広告料依存が増大したのが、新聞が独立性を失った理由でしょう。

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(メタボ・カモ 様)

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メタボ・カモ 様

 神戸外大の田中敏彦先生の貴重なご発言をお知らせくださり、ありがとうございました。

 今後、戦争の可能性が高まるにつれ、既存マスメディアの偏向はますますひどくなると思われます。同時にネット上でも、プロパガンダの反復のような言説がこだまのように響き渡り続けてゆくことでしょう。その中で、真実を伝え続けるのはますます困難になってゆくと思います。

 ウクライナ紛争に関しての欺瞞は、米国政府だけではなく、NATO、EU、そして国連までもが加担しているので、デマはやめろ、いいかげんに真実を直視し、誠実に報じろ、と強く主張しても、偏向した報道、洗脳のためのプロパガンダは止まることがない、と思われます。

 そのような状況下で変わらずに真実を伝え続けることは、孤立を恐れない意思が必要です。私自身は、孤立を恐れませんが、孤立に伴って、ご支援いただける方々が少なくなると、活動規模が制約されざるをえません。その点は恐れを抱きます。

 8月、9月、10月と、第13期が始まって3ヶ月間、第1四半期が終わりましたが、厳しい状態が続いています。

 コロナ禍による不況、ウクライナ紛争と対露制裁による原油高騰および輸入インフレ、そしてアベノミクスという出口のない狂った経済政策による超円安によって、日本経済は危機的状態にあり、多くの人々の生活も苦しくなっていると思います。会員の減少やご寄付・カンパの減少もこのご時世では当然の結果かもしれません。

 活動資金が少なくなったならば、なったなりの戦い方を、今後は模索していかなければならないと思っています。

 とはいえ、ご支援がゼロになったら、活動は続けることはできません。細々とでも、ゼロにならないよう、IWJが今後も活動を続けることができますように、皆さまからの継続的なご支援を、これからもよろしくお願いしたいと存じます。

 岩上安身

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 安倍亡き後も、ふてぶてしく居座る自公政権へ引導を渡せるのは、主権者たる国民しか居ません。情けない事に大手メディアは国葬参加であっち側である事を知らしめました。統一教会を追い詰めているのはフリーのジャーナリスト達です。我々に出来ることは市民ジャーナリズムを守る事だと存じます。僅かばかりですが、寄付させていただきます。(M.H. 様)

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 M.H. 様

 ありがとうございます。

 統一教会の報道には、鈴木エイトさんら、『やや日刊カルト新聞』の方々などの粘り強い取材が大きくモノを言ったと思います。

 いつ、どんな時に、世間の注目が集まり、問題が共有されて、事態が好転するか、誰にもわかりません。IWJが追い続けている複数のテーマも、どんなタイミングで「弾ける」ことになるのか、わからないと思います。

 地味に見えるテーマであっても、IWJが追っているテーマは重要なテーマばかりです。今後も、手を抜かず、追求し続けていきたいと思っています。「継続は力なり」と、私たちは固く信じています。

 ご支援いただいている皆さまにおかれましても、どうぞ、今後とも、息長くご支援をよろしくお願いいたします。

 岩上安身

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 非常に微力ですが、皆が結束すれば何かが起こると思うので(JUNKO 様)

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 JUNKO 様

 ありがとうございます。

 おっしゃる通りですね。政治や社会に対する批判的な関心が薄れれば、未来の見通しは真っ暗ですが、この状況が覆され、未来に明るい希望を見出せるような「何かが起こる」ことは、十分に起こり得ます。皆が諦めなければ、ですが。

 今後とも、末長く、ご支援をよろしくお願いいたします。

 岩上安身
 
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IWJさま

 いつも大変お疲れ様です。ウクライナ四州の編入問題、今日の記事のような視点は全く報道されません。

 一方でノルドストリームの破壊工作についてまで、どう考えてもおかしいロシア犯人説まで流布させる西側諸国とメディアは、ほとほと狂っているとしか言いようがありません。

 アメリカンコンサーバティブが歯に衣着せぬ論考を紹介しています。

https://www.theamericanconservative.com/did-the-us-sabotage-nord-stream/

 まさに、ノルドストリームを破壊することは、欧州との和解の道を断つことです。本来なら欧州も共倒れと思えます。

 ポーランドへつながる新しいパイプライン開通と時期を同じくしている所も実に怪しいですね。アメリカからのLNGも、ここに入るのです。中国の分析で犯人はポーランドと米国の可能性があるというものもあったようです。

 これはあからさまなロシア潰しの工作であって、その犯人は米国である可能性が限りなく高いと思えます。

 そのことをどのメディアもいわないということは、まさにダボス会議のめざす、欧州も含む旧社会を壊し統一した一つの新しい権力構造が牛耳る新世界秩序を作ろうというグレートリセットの計画なのかとさえ思えてきます。

 メディアも狂っているし、世界も狂っている。 

 声を上げ続けないと、大変です、IWJ、がんばってください!

(匿名希望)

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 匿名希望様

 ありがとうございます。

 ダボス会議で発せられた「グレートリセット」という言葉が示すものは、国連の常任理事国の中に中国とロシアが入っていて、米国一極集中の単独派遣が実現しないため、中露が国際秩序を乱す元凶であるとのキャンペーンを張り、国連を無化・弱体化させ、他方で価値観を同じくする(という建前の)民主主義国家のグループ作りに力を入れ、国連の代替物にしようとしきりに動いていることと無関係ではありません。しかし、そのグループの中には、民主主義国家とは呼べない独裁国家も入っていて、民主主義という建前は看板だけであり、狙いは米国の恣意的な中露の排除にあります。

 中露の排除は、ウクライナをそそのかしてロシアを排除し、ロシアがワナにはまって、ウクライナに侵攻すると言う形で、単なる言葉のキャンペーンの段階を超え、武力紛争の次元に突入しました。米英の狙いはロシアの弱体化とみられていますが、ロシアが独立主権国家ではなくなり、欧州各国も日本のような従属国にするには、ロシアが核を用いることなく、「敗戦」し、「降伏」しなくてはなりません。ウクライナ紛争を通じて戦況が、ウクライナを支援する米英側に有利になったといっても、それだけで、ロシアを屈服させることが、はたして可能でしょうか?

 どう考えても、無理があります。

 破滅的な戦争を経ずして、ロシアを破滅させることは不可能です。米英本土には爆弾ひとつ落ちないで、ウクライナにやらせる「代理戦争」のみによって、米国が目的を達成できると考えていることは非常に見通しが甘いと言わざるをえません。

 毎日のように、ロシアをバッシングするウクライナ紛争の報道が流れ続けています。しかし、この紛争において、ウクライナが勝ち、ロシアが敗れるとは、どういう事態なのか、そこに至るためにどんな犠牲を払う必要があるのか、まともに論じる番組や記事にお目にかかることは、なかなかありません。そもそもウクライナ紛争を「代理戦争」と認めて論じる議論さえほとんどない、というのが現状です。これでは、正しく世界情勢を認識することなどできません。

 ノルドストリームを開通させないこと、それによって欧露が深く経済的に結びつくのを妨げることは、米国とウクライナに共通する大きな戦略的利害でした。証拠もなく、ノルドストリームを破壊したのはロシアである、という憶測が西側メディアによってたれ流され続けていますが、原発への攻撃はロシアによるものであるというのと同種の「偽旗作戦」の匂いがします。

 「偽旗作戦」の怖さは、その手口が、核戦争の入り口で用いられる可能性があることです。

 ロシア側から仕掛けたものではない、小型の戦術核が、ウクライナか、欧州のどこかで爆発する。その直後から「ロシアが核を使った」という世界的な規模の反ロシアキャンペーンが行われ、その上で米国側がウクライナに持ち込んだ核を、ウクライナによって発射ボタンを押させることで、限定核戦争が行われ、ウクライナ全土と、ロシア西部の首都モスクワを含んだ、いわゆるヨーロッパ東部が完全に廃墟になる、という作戦が実際に行われないという保証はありません。

 実行を決断する時には、米国の戦略家たちは、この時、米国の本土にはロシアのICBM(大陸間弾道弾)は飛来してこないと楽観しています。しかし、はたして、そううまくゆくのか、誰にもわかりません。現実に実行するには、あまりに無謀な賭けです。

 今後とも、ウクライナ紛争の行方と、統一教会の問題などについて、くもりのない眼で取材し、調査し、レポートし続けますので、どうぞ、ご支援をよろしくお願いいたします。

岩上安身

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 ちょっと入金が入ったのである時に。IWJはウクライナも統一教会も実に頑張っているので。(匿名希望)

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 匿名希望様

 ありがとうございます!

 ウクライナ紛争の問題は、この根っこにあるものを掘り下げていくと、外国の反日・反社カルトである統一教会の支配を受けている日本の自民党の問題にもつながります。

 また、ウクライナの惨状は、「台湾有事」の際に、日本が被る厄災を先取りしているともいえます。

 今後も米国の支配を受けているマスメディアが「公正」に報じない問題、テーマ、事実について、積極的に報じ続けていきます!

 どうぞ、今後ともご支援のほど、よろしくお願いします!

岩上安身

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 核戦争の危険を伴いながら世界が、アメリカの単独支配から多極化へと大きく方向転換しようとしている今、IWJが発する情報が一番信頼できるように感じています。

 数年前の岩上氏によるインタビューも今の状況を理解するうえで参考になるものが多く、今更ながら感心しております。

 それにしても、かつてナチスと戦った、リベラルと言われる欧米の人々や政権がウクライナのネオナチ政権の後押しをし、マスコミがそれを煽る。歴史の皮肉というより狂気そのものです。

 特に、日本のマスコミの偏向報道の酷さには、つくづくあきれ果ててしまいます。ロシアや中国、対立している欧米のマスコミですら、客観的な事実は事実として冷静に報じていることが多いと思います。

 IWJにはこれからも冷静な眼で見つめた情報発信を期待して、些少ながら今月もカンパいたしました。

 IWJの皆様頑張って下さい。(M.T. 様)

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 M.T.様

 ありがとうございます!

 おっしゃる通り、今日の情況は、何年も前から十分に予見可能でした。そのためには日本が米国に時にソフトに、時にハードに支配されている現実を直視する必要があります。

 かつその米国が、米ソ冷戦体制崩壊以降、一貫して単独覇権を強化しようとし、その一方で、中国を筆頭に新興国の台頭によって、同盟国(という名前の従属国)のように、「自分の主」に従順に従わない国々が、国際社会でプレゼンスを拡大してきたことにいらだち、「出る杭は打つ」べく、中露に対する攻撃・制裁を強めていることを見て取る必要もあります。

 大きな構造が理解できなければ、なぜ日本政府やマスメディアが、時として道理を通さず、真実を避けて悟らないかが、わかります。彼らは、従属国を支配する権力構造の一部でもあるからです。

 真実を悟るためには、権力に依存せずindependentであることが、絶対に欠かせません。

 我々IWJは、権力から自由であるために、「Independent」を名乗っています。それは、市民の皆さまのおひとり、おひとりのお支えによって、初めて実現できることです。

 市民の皆さまが主権者である国民として、この国を独立した主権国家として。サバイバルさせたい、自分たちもサバイバルしたい、と願うとき、はじめて、日本がウクライナ化する悲劇が、まぬがれることができると思います。

 年を抜くことはできませんが、どうぞ、今後とも、あついご支援のほど、よろしくお願いします。

岩上安身

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 IWJのウクライナ報道は貴重です。少しですが寄付します。(M.K. 様)

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 M.K様

 ありがとうございます。

 昨日、出した「IWJ号外」を、御覧いただけましたでしょうか?

 ウクライナを支配しているのは、ナチやウクライナのSBUではなく、英国の情報機関であり、ダムを破壊してウクライナ原発を水没させ、メルトダウンを起こそうとしている、という情報をお伝えしました。

 米英にとって、ウクライナの国土も国民も社会も「守るべき対象」ではないことは明らかです。自分たちの覇権維持の邪魔になるロシアを弱体化させるための「道具」に過ぎません。

 ウクライナ以上に、米国支配が行き届いてしまっている日本は、「台湾有事」の際、米国の「道具」として、米国の「代理戦争」を戦う攻撃基地に、戦場に、そして中国や北朝鮮のミサイルを、「吸収」する「ミサイル吸収ホイホイ」として、利用されてしまうでしょう。

 ウクライナの実情を知ることです。それによって、日本の、我が身の「明日」を知ることです。

 IWJは、経営的に大変苦しい状態にありますが、真実を報じるのが使命であると信じて、頑張り続けようと思います。

 どうぞ、ご支援をよろしくお願いします。

岩上安身

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 政治状況も経済状況も混迷の一言。こういう時代にこそ、独立したメディアが必要です。厳しい状況かと思いますが、応援しています。

(藤岡 比左志 様)

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 藤岡 比左志 様

 ありがとうございます。

 経済がこれほど沈んだ状態なのに、国民生活を下支えする方向の経済政策を組むのではなく、敵基地攻撃能力を含む戦争準備のために、国民の税金を湯水のように使うという岸田政権の姿勢は、「台湾有事」によって、戦争がリアルに感じられるようになっているからこそ、真剣に憂慮せざるをえません。

 日本と中国が、米国や台湾というファクターなしに、両国同士で反目し、破滅的な戦争に至る必然性はありません。むしろ、日本の経済の安定のためには、中国市場へのアクセスは欠かせません。日本も中国も、互いを必要としています。経済規模で中国の3分の1程度の日本の方が、より切実に中国との平和と友好を必要としています。

 しかし、米国は、台湾独立を勢いづける政治的挑発を激化させ続けています。

 これは、ロシアを挑発するために、2014年ウクライナでクーデターを仕掛けて反露派の政権を誕生させた挑発とよく似ています。

 2014年のクーデター以降、ウクライナ国内に在住するウクライナ国籍をもったロシア語話者達に対して迫害、弾圧、さらにはロシア語話者の多い東部ドネツクでは軍を出して無差別攻撃まで加えました。しかしながら、この暴挙を、米国も欧州もNATOも座視して続けてきました。その結果、プーチン大統領は、東部ドネツクの2つの地域の人民共和国を承認し、その依頼を受けてロシア軍をウクライナ国境を超えて派兵させるに至りました。

 このウクライナ侵攻は、ロシア自身が望んだ「シナリオ」にもとづくものではありませんが、この侵攻によって、世界中でロシアを叩く声がわきあがり、ウクライナの反露派政権と米国、NATOによる、それまでの8年間にわたる挑発は非難されませんでした。

 台湾独立派をけしかけるような政治的挑発を、米国が仕掛けているのは、同様に台湾を舞台に第二の「代理戦争」を引き起こそうとしているからだと言わざるを得ません。これまで米国も認めてきたはずの「ひとつの中国」「中台関係は現状維持」という考えは、大多数の中国・台湾人の思いでもありました。それを揺さぶり、台湾を独立へとけしかけ、そのあげく、危機感を抱いた中国が武力による併合をはかろうとした時を見はからって、対中戦争を仕掛けるというシナリオを描いているのは公然の事実です。

 ここには縮みゆく覇権国・米国の焦りがあります。

「現状維持」の状態があと何年か、あるいは何十年と続けば、中国の国力が米国を大きく上回り、軍備も米国との格差が縮まって、米国の分は今より悪くなるでしょう。何年かすれば、米国は、台湾を揺さぶって、中国に対し「代理戦争」を仕掛けられなくなるかもしれません。

 「台頭する中国を叩くなら、この数年以内だ」という焦りが、米国内で急速に膨張しているのを見てとるのは難しくありません。

 問題は、米国のその「代理戦争」のコマに、我々日本が使われる可能性が極めて高いことです。

 中国と台湾の間の問題は、彼らの「内戦」の帰結です。時間をかけて、中国と台湾が信頼を醸成し、結果として将来的に統一することになるのかどうか、それは「彼ら」自身の内政問題であり、日本が口を出すべきことではありません。

 口を出すだけならまだしも、手も出し、ミサイルも用意し、実際に「台湾併合阻止」のためにドンパチを始める、などという愚かなことはやってはなりません。

 米本土は傷つかず、中国と台湾と日本、そしておそらくは韓国も大きく傷つきます。その間隙を縫って北朝鮮が再度の南侵をはかるかもしれません。アジアの平和は破られ、非常に不安定なものになります。

 その戦争の勝敗が決するまで、第二次大戦末期のように、日本に出入りする商船が次々と沈められるような事態となれば、エネルギーと食料の多くを海上輸送を通じて海外に依存している日本では、国民の多くが飢えて死ぬばかりとなります。

 日本の四方は海ばかりであり、ウクライナ国民のように、陸路で難民となることもできません。

 仮に難民としてボートピープルとなっても、近隣で受け入れてくれる友好国もないのが現実です。

 岸田政権が構想しているような、ミサイルを1000発配備して「反撃能力」を用意すれば、安全保障は万全となる、などというものではありません。

 むしろ、災いを自ら招いてしまう恐れもあります。

 9月12日、来週月曜日に再度、須川清司氏にインタビューをします。ぜひ、ご視聴ください。

 今後ともご支援のほど、よろしくお願い致します。

 岩上安身

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 岩上様、スタッフ様

 いつも大変貴重な情報提供ありがとうございます。

 そして毎回活動資金確保に奔走、お疲れ様です。

 毎度毎度、活動資金カンパお願い、きっと心苦しいと思います。

 当方現時点で余裕無いのですが、ご飯少し我慢して雀の涙ですが、応援の気持ち送らせて頂きました。

 本当はもっとガッツリ応援したいのですが…宝くじか、これから何かクリエィティブ系でデビュー予定(笑)なのでそれが大きく当たる様祈って下さい。IWJにドカンと寄付するのが夢の1つです。

 統一教会絡みも気になりますが、オリンピック関係や、コロナ絡みも色々気になりますので、そちらも真相究明や追求頂けたらと思います。

 例えばコロナ関係。「アベノマスク」あんな使えないものにしたあげく、代金等もはっきりしてないらしいですよね?当時の担当官等にキックバック入っていない訳ないと思うのですが…。

 「検査キット」先日、わざわざ医者にいったのに、検査してもらえず、請求して郵送で受け取ってとのこと。医者行く意味がないというか、それでは感染してたらその待ってる間ウィルスばら撒いてしまいます、こんなおかしな事になってるのって、納得いかないのですが、どうしてこうなった?

 オリンピックのボランティアのユニフォーム、余った分は有耶無耶に、持ってけドロボー状態で、一部の内輪でまわした情報のみで、先着で持っていき放題になってました。それってダメだと思うんですが…。お弁当廃棄の件は一部で報道されましたが、他にも色々いい加減でひどい事がたくさんあります。

 だいぶ端折って書いてしまいましたが…

 とにかくIWJの活動は全面的に支持、応援してます。

 大手「マスゴミ」は、全くアテになりません。大手はどうしてもスポンサーをはじめ、あちこち忖度する必要がありますからね。信頼できるのは日本ではIWJだけです。

 なるべく現実的に応援できるようこちらも頑張りますので、どうか頑張って活動続けて下さい。

 ↓の掲載の可否、選択肢もう1つ作っては如何でしょうか
掲載してもよい、ただしハンドルネーム( 記載欄 )で

(あすかちゃん 様)

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 あすかちゃん様

 応援ありがとうございます!

 たしかに、報じなければならないことはたくさんありますね。細かく拾っていけば、キリがないほど政治のほころびが、そこかしこにあります。

 それも金額が小さければ小さいようなことほど、庶民感覚に近く、響くものがあるとは思うのですが、IWJの現状だと、スタッフの人数も足りず、リクエストされたことをすべて調べて、報告することができそうになく、本当にごめんなさい! 申し訳ない気持ちでいっぱいです。

 今日の日刊IWJガイドには、統一教会問題や、台湾有事、ウクライナ紛争だけでなく、東京五輪を招致したキーマンの電通OB高橋治之氏の疑惑が、さらに広がっている状況についても報じました。ぜひ、御覧になってください。

 13期のスタートは、厳しいものとなっています。これからも「あすかちゃん」様をはじめ、応援してくださる皆さまの、お力添えがどうしても必要となります。

 いい仕事、皆さまの期待を裏切らないような仕事をしていきますので、どうぞ、ご支援をよろしくお頼み申し上げます。

岩上安身

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 ウクライナ情報をまとめているIWJSokuhoアカウントでの、西側東側双方向からニュースを分析したIWJガイドのまとめを特に注意深く拝読しております。

 日々の取材がある中で、海外のニュースをピックアップし比較検討することは大変だとお察しします。

 さて、6月30日の孫崎享氏へのインタビューで個人的に面白い場面がありました。

 インタビュー終盤の「NATO東方不拡大」に関する国際政治学者の主張と「ゴルバチョフがNATO不拡大は言っていない」とする朝日新聞3月の記事に対しての孫崎氏による反論分析です。

 朝日新聞の記事に関しては、有料記事のため私自身は中身を読んでませんでした、当時ツイッターでは、「ロシア一悪論」の方々には右左問わず”好評”を得ている様子でした。

 孫崎氏の解説を聞いて、朝日の印象操作というかほぼデマ記事だと合点がいったのですが、私が面白かったというのは、その内容もさる事ながら、この一連の話題は孫崎氏には「当たり前過ぎる内容」と岩上さんが判断し、スタッフが用意したパワーポイントをインタビューでは外していた部分だったとのことに関してです。

 日々のインタビューでも膨大なパワポを規定字数に収まるよう簡潔にわかりやすく用意されており毎回感服しておりましたが、さらに日の目を見ていないパワポがまだあったことに驚きました。

 安倍晋三氏襲撃当日のインタビューでも、急なパワーポイントの作成は中々にストレスがかかるものなのではないでしょうか。

 そのスタッフの皆様の作業に敬意を表すると共に、IWJが継続して欲しい思いも込めてのカンパです。

(三重県民 様)

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 三重県民 様

 ありがとうございます。

 パワポは、インタビューゲストの方に気に入ってもらえず、お蔵入りしたり、インタビュー時間が1時間しかとれていないのに、必要な項目を作成していたら、10時間分くらい作ってしまったり等々、日の目をみない、隠れた努力がたくさんあります。

 パワポを作成しているスタッフには、この仕事への情熱と、日頃から情報収集を怠らない気概があり、本当に助けられています。私一人ではIWJを続けることはできません。スタッフと、インタビューに協力してくれる方、そしてご支援くださる皆さまのおかげで、成り立ち、日々回せることができています。

 すべてに感謝あるのみです。今後ともいい仕事をして、皆さまに納得してご支援いただけるように頑張ります!

岩上安身

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 まともなメディアがIWJしかないから。あと、一水会か(メディアじゃなかった)。今日の朝日も凄かった。ブチャ発と称した記事で、憶測と妄想のみに基づき、ブチャの虐殺があったかのような記事を堂々の掲載。契約期間が切れてないから仕方なく読んでいるけど、ここまでくると、もう寿命が縮むレベル。犯罪。犯罪といえばNHKも金とってでたらめ流しているけど、あれも国賊レベル。だからもう、IWJさんしか頼る先ないんですよ。昔の岩上さんのインタビューも素晴らしい。2019年のインタビューだっけな、翁長元知事の叔母様のインタビュー、心にしみました。戦争はいけない。長々と失礼しました。これからもよろしくお願いします。

(N.T. 様)

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 N.T.様

 ありがとうございます。

 ブチャの事件、犠牲となった方々には、本当にお気の毒であり、胸が痛みます。と同時に、戦争プロパガンダのためにご遺体を路上に放置して、「政治利用」しようとする者たちへの怒りも覚えざるをえません。

 ブチャの事件は、簡単な事件ではありません。ただ現地で見たままをカメラにおさめ、通りいっぺんの記事を書いて、ジャーナリズムの仕事を果たしたといえるのか、疑問が残ります。

 ブチャの件について、あるいはこうした事による民間人の虐殺や、それにまつわる報道へのリテラシーについて、近日中にシリーズで記事を出します。

 ぜひ、御覧になってください。

岩上安身

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 他のメディアとは別視点のIWJの報道を応援したいと思って(英米発信以外の報道、現在の日本では貴重だと思います)。7月21日の藤和彦氏へのインタビュー良かったです。藤氏の仰っていた「大恐慌」再来の恐れのお話を更に深めて頂けたら、と思いました。

(I.T. 様)

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 I.T.様

 ありがとうございます!

 藤和彦氏には、また機会をみて、インタビューをお願いしたいと思います。

 今後ともどうぞよろしくお願いします。

岩上安身

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 いまや貴重な存在だからね。

(K.N. 様)

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 K.N.様

 ありがとうございます!

 そう言ってくださる方々も、皆さん、貴重な方ばかりです。

 これからも、よろしくお願いします!

岩上安身

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 「赤信号みんなで止まれば怖くない」

 信号機なのか人々なのかが壊れてしまったかのようなそんな時代の中で、良識あるジャーナリズムという名の信号機を必死に点滅し続けてくれているメディアであろうIWJを日本は失うわけにはいかないと思い少額ながらカンパいたします。「赤信号みんなで止まれば怖くない」!

(O.K. 様)

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 O.K. 様

 ありがとうございます!

 自国の国土を「戦場」とするような、破滅的な戦争へと突き進む動きを、みんなで「赤信号」だぞ、といい立ち止まるならば「怖くない」。ごもっともですね。進むべき進路を明るく照らすように示していくことが、メディアの使命であると私も思います。その努めを果たせるよう、これからも精いっぱい頑張ります。

 どうぞ、今後とも応援とご支援のほど、よろしくお願いいたします。

岩上安身

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 つらい道と分かっていても歩き続けるIWJの皆様方の一層のご自愛をお祈り申し上げます

(山村 千春 様)

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 山村 千春 様

 ありがとうございます!

 たしかに経済的には「つらい」部分もありますが、情報操作(マニュピレーション)やプロパガンダに迎合しないでジャーナリストとして、真実をお伝えする仕事をまっとうできることは、決してつらくはありません。

 たしかに物理的苦難はつきまといますし、世間の人々の無理解や誤解、アンチからの攻撃などもありますが、真実を歪める行為に加担する心苦しさを思えば、気分は爽快であり、心に一点の曇りもありません。

 こうした仕事を貫くことができるのも、応援し、ご支援してくださる皆さまのおかげです。

 今後も、ぜひ、ご支援をよろしくお願いいたします!

岩上安身

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 IWJ様の決算の赤字幅ができるだけ少なくて済みますように。本日振り込みをいたしました。

(匿名希望)

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 匿名希望 様

 ありがとうございます!

 こうして応援してくださったにもかかわらず、我々の力不足もあり、第13期スタートを切った8月が268万2000円もの不足となってしまったのは、残念でした。

 今月はその不足分も背負って、目標額を達成していきたいと思います。そのご寄付・カンパに値すると、皆様にご評価いただけるような仕事をしてまいりたいと思います。頑張りますので、ぜひ、ご注目してください。

 今後とも、ご支援をよろしくお願いします!

岩上安身

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IWJの存続が必要と思うため

(カタヤマ ヤスト 様)

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 カタヤマ ヤスト様

 ありがとうございます!

 本当に、存続させてゆくだけでも、厳しくなりつつあります。

 今後とも、ご支援をよろしくお願いいたします!

岩上安身

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次から次に起こる事件・不祥事などを的確な視点で伝えて下さるIWJさんの存続を心より願っています。

(K.A. 様)

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 K.A.様

 存続させられるよう、全力で頑張ります!

 今後とも、ご支援のほど、どうぞよろしくお願いします!

岩上安身

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いつも、まともな報道ありがとうございます。

(新城 靖 様)

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 新城 靖様

 ありがとうございます!

 これからも変わらず、「まともな報道」を貫きたいと思います。

 どうぞ、変わらぬご支援を、よろしくお願いいたします。

岩上安身

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 安倍晋三個人と統一教会との繋がりは知られるところでしたが、政権与党丸ごと汚染状態という大スキャンダルなのに、報じる大手メディアはごく一部に留まり、NHKは受信料を払う視聴者への背任が続く状態で酷い有様です。こんな時代だからこそ、市民ジャーナルの力が必要です。僅かではありますが、どうかお役に立ててくださいませ。

(M.H. 様)

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 M.H. 様

 ありがとうございます。

 民放の中では「ミヤネ屋」が追及し続けていると言われています。もちろん、頑張るだけ、頑張ってもらいたいと思います。

 しかし、統一教会の問題を深く掘っていけば、自民党に限らず、日本の戦後「保守」「右翼」らが、統一教会=勝共連合とずぶずぶの関係にあったこと、統一教会系の知識人が世界平和のアカデミーという形でいたこと、メディアの中で、統一教会との関係が深かったものも出てくるでしょう。

 統一教会は韓国のKCIA、米国のCIAの影響下にありました。文鮮明はCIAのエージェントです。同様に岸信介もCIAのエージェントですた。そして読売グループの中興の祖である正力松太郎も、CIAエージェントであり、そして読売新聞も、CIAからコードネームがつけられていました。

 統一教会は、米国内では共和党に偏って食い込み過ぎましたから、今、米国でもトランプ叩きとともに統一教会の問題がクローズアップされています。民主寄りで、トランプと共和党を叩いているメディアも、そしてトランプ邸に家宅捜索に入ったFBIなどの司法治安権力も、バイデンの民主党の背後にいる軍産複合体や金融、エネルギー資本に従順であるならば、トランプを叩きつぶすまで、あるいは11月の中間選挙までは、米国内でも、「従属国」である日本国内でも、統一教会叩きは続くかもしれません。

 「統制」されてしまっている日本の記者クラブメディアに、珍しく「風穴」があいた状態です。この間に、風遠しを徹底的によくする必要があります。自民党はじめ、「保守」「右翼」は反日コリアン・ナショナリズムに浸食されていて、これで統一教会とも、CIAやKCIAからの操作とも、決別できないならば、日本人の生き血を吸い、全財産を奪う、凶悪な犯罪カルトと同類の犯罪的な「売国奴」と見なし、国民は糾弾していかなければなりません。

 今後とも、ご支援をよろしくお願いいたします。

岩上安身

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 岩上さんがIWJを作る前から発信されていた情報を追いかけていました。どれも貴重な内容で自分ひとりではたどり着けないものばかりです。特に2013年伊波洋一さんのインタビューは衝撃で今の南西諸島の状況を予告。急ピッチで進む中国包囲網はウクライナと重なってしまう。現実は更に酷い状況になっているのです。2022年が年表の中でどう書かれるのか。渦中にあり見えないものも多い。多方向からの視座は重要でIWJの仕事は大手報道からは入手できない情報ばかり。失うわけにはいきません。これからもどうか頑張ってください。岩上さんはじめスタッフの皆さま。おからだご自愛くださいませ。

(イトウ ヒロミ 様)

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 イトウ ヒロミ 様

 ありがとうございます!

 IWJという組織をつくっても、生身の人間がやることですから、その魂や志はIWJ以前から変わっていません。むしろIWJによって、より自由に発信できるようになり。制約がとれた、というのが私の率直な実感です。

 もっとも、僕一人でやってきたことを、他のスタッフに分業して、手分けしてやるわけですから発信量が増える半面、スタッフを食べさせていかなくてはいけない、という重い課題と責任が生じます。スタッフもそれぞれ家族もあり、生活があります。それを脅かしては経営者失格です。

 IWJは会社立ち上げて以来、一度もスタッフへの支払いを滞らせたり(遅払い)、未払いにしたことはありません。これだけは、経営者として、ひそかに誇りをもっています。サビ残、無償労働もありません。割増賃金など、労基法も厳守してきました。

 規模の大小を問わず、マスコミは、「裁量労働制」を隠れみのにして、過長時間労働を強いるところがほとんどです。記者職、エディター職にあっても、「裁量労働制」を採用していないと、マスコミ業界の人間に話すと、皆から驚かれます。

 高額ではなくても、賃金はきちんと法定通りに支払い続けます。その上で、会費が減り、ご寄付が減ったら、規模を縮小し、身の丈にみあった経営をしていきます。力と命の続く限り、IWJの活動は続けていきます。

 来月末には、動画班と事務班から、1人ずつ、「卒業」していくスタッフが出ます。ギリギリの人で仕事を回しているのでそのタイミングでの離職はダメージですが、それぞれの事情があり説得はしても引きとめることはできません。募集要領を御覧いただきご興味がある方はご応募ください。また身のまわりの方々などに拡散をお願いします。

岩上安身

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 どこにも忖度しないIWJを支持します。今後も是非継続して配信お願いします。

(アオキ カナメ 様)

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 アオキ カナメ 様

 ありがとうございます!

 今後も、何者にも忖度せず、事実に基づく真実を報じ続けていきます!

 今後ともご支援のほどよろしくお願いします。

岩上安身

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 昭和34年に生まれ、選挙も政治も反発するだけで期待せず、働きかけず生きてきたことをこんなに口惜しく思う60代になろうとは。

 今動いている歴史を俯瞰する姿勢は、すぐ人の話に流されがちな自分にとって、大切な視点です。気づかせてくれてありがとうございます。ぎりぎりではありますが、心ばかりの応援金を振り込ませていただきました。

 在宅勤務が忙しく、なかなか目を通せないことも多いのですが、毎日送ってくださるメールを読むだけでも、置いていかれずに済みます。いつもカンパのお願いがあがるたびに頭を抱えてしまいます。皆さんも応援したいのはやまやまだけれど、自分の生活で精いっぱいだと思います。搾り取られた税金が無駄遣いされている今、何とか生きているうちには間に合わんかもしれませんが、政権交代に向かって礫を飛ばしてまいりましょう。

 この経営状態で「がんばって!」というのも酷かもしれませんが、敢えて頑張る⇒我を張っていただきたいと思います。

 皆様の健康をまずはお祈り申し上げます。

(岡崎 佳子 様)

==============

 岡崎 佳子 様

 ありがとうございます!

 私と同じ昭和34年生まれなんですね。同年代からの励まし、本当に心強くおもいます。ありがとうございます!

 我々の世代は、子どもの頃は高度成長期で、元祖テレビっ子世代。マンガもアニメも我々の世代とともに成長していきました。

 70年代末、大学生になった頃は、政治闘争の季節は去っていたとはいえ、キャンパスには新左翼も、原理研(統一教会の大学内での組織)も残存していました。

 80年代に入ると消費社会ブームが巻き起こり、原理研のような存在に気づき、危うさを感じていても、差し迫った脅威には感じられず、統一教会が日本を侵食していく過程を食い止めることができませんでした。

 20代最後の年である1989年には、ベルリンの壁が崩壊し、米ソがにらみあう東西冷戦が、核の熱戦へとエスカレートする恐怖から解放され、つかの間の多幸感を味わうこともできましたが、冷戦が終わっても、勝共連合=統一教会は、姿形を変えながら、日本を蝕み続けてきました。

 東西冷戦の吸血は、「福音」だったはすですが、しかしながら、バブル崩壊後の長期にわたるデフレ不況に30代はじめから60代に至るまでの30年間、現在に至るまで塩漬けにされて、その間、東西冷戦時代に、築きあげられたイデオロギー闘争の呪縛から逃れ、米国の軍事植民地状態から脱して、日本が真の独立と対米追従外交から全方位外交に改める機会があったのにもかかわらず、逆に対米隷属は深まる一方で、手をこまねいてきました。

 80年代に様々な分野で到達した技術の優位性が失われ、少子高齢化も70年代半ばに、合計特殊出生率が人口置換水準を割り込んで以来、1度も2.07を回復しないまま、今日に至っています。

 まさに私たちは、戦後日本の再興とピークアウトとを両方体験した世代です。この60年間、戦争を一度も体験せずにきた幸運には感謝しなければなりませんが、次世代のことを考えると、戦後直後に作ってしまった米国の従属国としての仕組みを脱却することがついにできなかった悔いが残ります。

 米国を頼りにして、それで問題がない、と感じられた時代は、はるか昔に去りました。単独覇権に執着する米国の悪あがきが、著しくなる一方で、自分たちが背負わされている地政学的な、そして致命的なリスクに、日本人の多くはまだ、鈍感なままでい続けよう、現実を直視しないようにしようと努めているように思えます。

 こうした時代であるからこそ、そして、平和を享受してきた世代であるからこそ、戦後日本の「宿題」の解決に少しでも貢献すること、次世代も平和を享受できるように努めることは、僕らの世代の最低限の責任ではないかと思います。

 先行した世代のように、急進的な革命幻想から我々は自由でした。等身大のリアリズムの立場に立ち、その上で、平和であり続ける方途を探すこと、それが我々の世代のできる最初で最後の日本への貢献だと思います。

 今後とも、ご支援をよろしくお願いします。お互いに元気に、明るく、前を向いて生き抜きましょう。

岩上安身

==============

IWJさま

 今日も素晴らしいです!ボツリヌス菌の話をよくとりあげてくれました、ザポロジエのことも、ロシアの世界観も、詳しく全体像を伝えて理解し、現実的な解決策をもとめて、まともな思考をして安定を取り戻さなくては大変なことになる。IWJの功績は偉大ですよ、すべての大メディアにこれを送ってやりたいですね。

※西側メディアは、ほとんど報じない大事件! ロシア国防省は、ウクライナ軍が南部ザポロジエ(ザポリージャ)州で、ロシア軍兵士に「ボツリヌストキシンB型」を用いた生物化学兵器を使用したと発表! すでにボツリヌス菌毒素が、昨年11月に米国からウクライナへ持ち込まれていた! 他方、ウクライナ軍による原発への攻撃も同じザポリージャ州! ロシアは9月11日にザポリージャ州がロシア連邦に加わるための住民投票を実施の予定!(日刊IWJガイド、2022年8月24日)
https://iwj.co.jp/info/whatsnew/guide/51215#idx-4

※「ロシア軍がザポリージャ原発に近い火力発電所を攻撃している」との共同通信の記事は本当か!? ザポリージャ原発攻撃をめぐりロシアは一貫してIAEAの調査受け入れを表明! 一方国連提唱の「非武装化」案には「原発をより脆弱にする」と拒否! 国連、トルコ、米、英、仏、独がウクライナ、ロシアと会談を重ねる中、欧州最大の原発の安全の行方は!?(日刊IWJガイド、2022年8月24日号)
https://iwj.co.jp/info/whatsnew/guide/51215#idx-5

 統一教会と南米の麻薬組織の関係も驚愕しました、早速読み込んで、シェアしたいと思っています。日本では「関係あった議員はどうしたら許される?」みたいな矮小化の方向へ進もうとしていますが、そんなレベルの問題ではない、絶対にありえない、これも日刊ゲンダイとかにも読み込んでほしい特集でした。

 頑張って下さい!

(匿名希望様)

==============

 匿名希望様

 ありがとうございます!

 おっしゃる通りウクライナ紛争についての、西側の報道、特に日本の報道は、メディアの大小を問わず、ことごとく、ロシア軍の侵攻時点から強いバイアスがかかっており、ウクライナとその背後にいる米国の戦略を、真正面から向き合おうとしていません。

 実際には、米国では、ロシアを挑発して、彼らが不利になる「分野」に引きずり出し、国内外の威信を失わせ、弱体化する、というランド研究所がまとめた300頁にわたる戦略レポートが公開されており、米国内外の安全保障関係者は「必読」のテキストとなっています。これを、IWJでは今後ご紹介していくという告知的な記事を日刊IWJガイドに掲載しました。

※米国の最も有力な軍事シンクタンクであるランド研究所による2019年のレポート『ロシアの拡張―有利な立場からの競争』には、現在進行中のウクライナ紛争の、米国の戦略シナリオが掲載されていた!? IWJは、全300ページに及ぶ報告書の抜粋仮訳を進めています!
https://iwj.co.jp/info/whatsnew/guide/51210#idx-3

 これを読めば、ウクライナ紛争にロシアを引きずり込み、現在のような状況に持ち込むこと、そしてそれ以外の角度からもロシアを攻め立てて攻略し、弱体化させることを提言していることがよくわかります。現実がまさしく、この「ブループリント」に沿って動いているからです。

 しかも、ロシアの弱体化と、シリアのアサド政権を倒すために反対派へのテコ入れは一体となっています。いうまでもなく、シリアとロシアの弱体化はヒズボラに壊滅的打撃を与え、イスラエルの地政学的な利益に資することになります。米国のイスラエルへの「偏重」は何ひとつ変わらず、貫かれているのです。

 統一教会の問題はまさに「グローバル」に広がっています。南米の麻薬犯罪組織や、CIAが関与する独裁政権に関わるだけではありません。ソ連解体後と冷戦崩壊の直後、即ち、「勝共」や「反共」を叫ぶことがもはや必要がなくなった時点で、文鮮明は、金日成と会談し、のち3代にわたって交流を続けて、おそらくは日本の信者からの献金を原資に、巨額の資金提供を北朝鮮にしていることを、同じくIWJは号外で明らかにしました。

※【号外】旧統一教会=国際勝共連合とは国際麻薬連合のことだった! 米国の著名な調査報道ジャーナリスト、ロバート・パリーによる旧統一教会(現・世界平和統一家庭連合)の最暗部追及の調査報道シリーズ第1回(前編)! 文鮮明のダーク・サイドの核心! 麻薬と文鮮明の関係を追及! 2022.8.17
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/509582

※【号外】中南米諸国を、麻薬密売と投資行動で食い物にしてきた! 米国の、ロバート・パリー氏による旧統一教会の最暗部追及の報道シリーズ第1回(後編)文鮮明のダーク・サイド! 麻薬と文鮮明の関係を追及! 2022.8.22
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/509745

 これはちょうど、北朝鮮が核開発を始めた時期と重なります。統一教会が、日本の信者から巻き上げた献金を、その一部であっても、この反日・反社カルトに、自民党は長年、選挙を手伝ってもらい、バーターにあれこれと庇護を与えてきたのだとしたら、北朝鮮の核ミサイルという「国難」を、自分の手で育ててきたことになります。

 これほどの大間抜け、売国集団があるでしょうか? こうした問題がすでに海外で、しかも米国の諜報機関であるDIAの公開資料にもとづいてレポートが発表されているのに、日本のメディア、知識人らは誰も指摘しません。統一教会の犯罪性は霊感商法、過剰献金の問題だけではなく(それだけでも十二分に問題ですが)、この国の安全保障の根源にかかわる問題なのです。

 日本の言論空間には、バイアスがかかっていたり、政治的圧力に忖度したり、保身を考えたりした、臆病で役に立たないジャンクな情報がスクラム化して大手に飛びかっていて、肝心要な情報が流されません。IWJはそうしたメディアスクラムから、一歩離れ、スタンドオフに位置を単にキープし、重要な情報のみを、日本の一般市民に伝えるために活動しています。

 本当に、そうした危機をもって報じるメディアが少なくなりました。我々が踏ん張り続けなければいけないと責任をひしひしと感じていますが、第13期のスタートの初月である8月のご寄付・カンパが、月末まであと6日の段階で75万7000円、月間目標額の19%しか集まっていないのは大変厳しいというのが現実です。

 どうか、励ましとともに、IWJが活動を継続できるよう、ご寄付・カンパによる緊急のご支援をよろしくお願いします!

岩上安身

==============

 どこにも忖度しないIWJを支持します。今後も是非継続して配信お願いします。

(アオキ カナメ 様)

==============

 アオキ カナメ 様

 ありがとうございます!

 今後も、何者にも忖度せず、事実にもとづく真実を報じ続けていきます!

 今後ともご支援のほどよろしくお願いします。

岩上安身

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 昭和34年に生まれ、選挙も政治も反発するだけで期待せず、働きかけず生きてきたことをこんなに口惜しく思う60代になろうとは。今動いている歴史を俯瞰する姿勢は、すぐ人の話に流されがちな自分にとって、大切な視点です。気づかせてくれてありがとうございます。

 ぎりぎりではありますが心ばかりの応援金を振り込ませていただきました。在宅勤務が忙しく、なかなか目を通せないことも多いのですが、毎日送ってくださるメールを読むだけでも置いていかれずに済みます。いつもカンパのお願いがあがるたびに頭を抱えてしまいます。皆さんも応援したいのはやまやまだけれど、自分の生活で精いっぱいだと思います。

 搾り取られた税金が無駄遣いされている今、何とか生きているうちには間に合わんかもしれませんが、政権交代に向かって礫を飛ばしてまいりましょう。この経営状態で「がんばって!」というのも酷かもしれませんが、敢えて頑張る⇒我を張っていただきたいと思います。皆様の健康をまずはお祈り申し上げます。

(岡崎 佳子 様)

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 岡崎 佳子 様

 ありがとうございます!

 私と同じ昭和34年生まれなんですね。同年代からの励まし、本当に心強くおもいます。ありがとうございます!

 我々の世代は、子どもの頃は高度成長期で、元祖テレビっ子世代、マンガもアニメも我々の世代とともに成長していきました。

 70年代末、大学生になった頃は、政治闘争の季節は去っていたとはいえ、キャンパスには新左翼も、原理研(統一教会の大学内での組織)も残存していました。

 80年代に入ると消費社会ブームが巻き起こり、原理研のような存在に気づき、危うさを感じていても、差し迫った脅威には感じられず、20代最後の年である1989年にはベルリンの壁が崩壊し米ソがにらみあう東西冷戦が核の熱戦へとエスカレートする恐怖から解放され、つかの間の多幸感を味わうこともできました。

 しかしながら、バブル崩壊後の長期にわたるデフレ不況に30代はじめからの30年間、現在に至るまで塩漬けにされて、その間、東西冷戦時代に、築きあげられたイデオロギー闘争の呪縛から逃れ、米国の軍事植民地状態から脱して、真の独立と対米追従外交から全方位外交に改める機会があったのにもかかわらず、逆に対米隷属は深まる一方で手をこまねいてきました。

 80年代に様々な分野で到達した技術の優位性が失われ、少子高齢化も70年代半ばには、合計特殊出生率が人口置換水準を割り込んで以来、1度も2.0を回復しないまま、今日に至ってます。まさに戦後日本の再興とピークアウトとを両方体験した世代です。戦争を一度も体験せずにきた幸運はありながらも、次世代のため、戦後直後に作ってしまった米国の従属国としての仕組みを脱却することがついにできなかった悔いが残ります。

 米国を頼りにして、それで問題がない、と感じられた時代は、はるか昔に去りました。単独覇権に執着する米国の悪あがきが、著しくなる一方で、自分たちが背負わされている地政学的な、そして致命的なリスクに、日本人の多くはまだ、鈍感でいよう、現実を直視しないようにしようと努めているように思えます。

 こうした時代であるからこそ、そして、平和を享受してきた世代として、戦後日本の「宿題」の解決に少しでも貢献すること、次世代も平和を享受できるようつとめることは、僕らの世代の最低限の責任ではないかと思います。

 先行した世代のように、急進的な革命幻想から我々は自由でした。等身大のリアリズムの立場に立ちその上で、平和であり続ける方途を探すこと、それが我々の世代のできる最初で最後の貢献だと思います。

 今後とも、ご支援をよろしくお願いします。お互いに元気に、明るく、前を向いて生き抜きましょう。

岩上安身

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※【号外】ウクライナのザポリージャ原発砲撃をめぐり、ゼレンスキー大統領が「原発から攻撃してくるロシア軍人はウクライナ軍の特別な標的」と警告! 原発に向けて攻撃するつもりか!? 2022.8.17
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/509571

 号外をありがとうございます。

 毎日、心が痛むことが多いですが、緊急事態条項を入れた自民党の憲法改悪だけは、阻止したいと思っています。

 しかも自民党の憲法改正草案のいくつかの項目は、旧統一教会の教義に沿ったものだということが明らかになってからは、本当にその気持ちが強くなりました。

 マスメディアは心を入れ替えて、安倍政権時代にキー局の番組から下ろした、岩上コメンテーターや国谷キャスターなどの諸氏を復活させて、公平な番組を作るべきです。

 民主主義は、偏りのない報道に基づいて守られるからです。

 猛暑のおりからご自愛ください。(みなとかおる様)

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 みなとかおる様

 ありがとうございます!

 ウクライナ紛争と、台湾有事の問題は、単独覇権の維持をもくろむ米国と、米国にとって目ざわりな「中国とロシア」との「代理戦争」である、という点で、結びつけて考えたり、語る人も少なくないと思います。

 しかし、日本国内の社会問題のひとつに過ぎないと思われている旧統一教会の問題が、自民党との癒着を通して、「台湾有事」をきっかけとした東アジアでの米中の「代理戦争」のひとつの駒として、日本が参戦させられる危険性が確定的にあること、その日本のために、旧統一教会と自民党が、緊急事態条項のような、危険な条項を憲法の中に書き入れ、戦時独裁体制を築いて日本を「代理戦争のできる国」にしようと熱心に改憲を唱えているということを、あわせ考え、論じられる機会は少ないと思います。

 昨夜、出した号外は、旧統一教会が世界的な広がりをもち、麻薬をバイバイする組織犯罪とも結びついていることを示す調査報道の仮訳です。長編ですので、連続して出していきますので、ぜひ、御覧になってください。

 本日の日刊IWJガイドの項目の中には、文鮮明氏の未亡人で、現在、家庭連合(旧統一教会)の教祖として同教団を牽引している韓鶴子総裁が、韓国のソウルにて、信者を動員して日本大使館へ抗議するというトピックも入っています。日本社会に根づいているようで、やはり旧統一教会は韓国発の、韓国のナショナリズムに根ざした、教団なのだ、ということを再認識させられる構図です。

 自民党はなぜ、こんな反社・反日のカルトに依存し、足並みをそろえているのか、自民党支持者こそが、再考すべきです。

 IWJは、これからも地下茎のように張りめぐらされた、闇のネットワークを白日のもとにさらすべく、全力投球していきます!

 8月1日から、新たに第13期が始まりました。ぜひ、今期も、ご支援のほど、よろしくお願いします!

岩上安身

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 アムネスティの「ウクライナの戦闘戦術は、市民を危険にさらす」という報告書に対してウクライナ側が猛反発したことを、先日、朝日の小さな記事で知りました。「人間の盾」という言葉は、IWJ記事でよく使われていたことを思い出しました。

 号外を読んで、アムネスティの毅然とした対応と綿密な調査の裏付けがあることに驚きました。

当初、病院や学校が攻撃され、多くの民間人が巻き込まれましたが、そもそも、そこを拠点にすることは人道上ゆるされないことだったのですね。「私たちはすべての犠牲者の味方です。」という言葉が重く響きます。

一日も早く、武力によらない解決にいたってほしいです。

岩上さんはじめスタッフの皆さま、連日のロングインタビューも、
どうもありがとうございます。

これからも、真実の報道をお願いします。(サポート会員伊藤様)

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アムネスティ・インターナショナルの報告書の論評も出ています:
https://www.wsws.org/en/articles/2022/08/06/dsao-a06.html

重要なのは、同団体のウクライナ事務所がこの報告書の発表に激しく反対したことだ。その代表のオクサナ・ポカルチュクは、「この報告書の公開を阻止するためにできることはすべてやった」と宣言している。

アムネスティ・インターナショナルが、深刻な内部分裂と政治的圧力にもかかわらず、この報告書を公表するに至ったことは、ウクライナの現場の実情が、むしろこの報告書の内容よりもはるかに憂慮すべきものであることを示している。

また、ヨーロッパにおける反ロシア戦争プロパガンダで顕著な役割を果たしてきたドイツのニュース雑誌『シュピーゲル』は、金曜の報告書の中で、自社の記者がアムネスティ・インターナショナルと同様の調査結果を出し、ウクライナ軍の行為には「正当な疑問がある」と、かなり不機嫌そうに認めたことも注目すべき点であろう。

ウクライナ政府によるヒステリックな反応は、ウクライナの寡頭政治とその帝国主義的支持者の側が、この報告書の政治的意味合いについて極度に神経質になっていることを示唆している。

ウクライナの民間人の証言は、同国の軍事行動に対する大きな怒りと、ウクライナ国内での戦争に対する民衆の反発が高まっていることを示すものである。

しかし何よりも、この報告書は戦争の犯罪的性格を暴露し、メディアにおける執拗な戦争プロパガンダに大きな打撃を与えている。

(部分をdeepl翻訳)(匿名希望様)

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IWJさま

 今日も素晴らしいです!ボツリヌス菌の話をよくとりあげてくれました、ザポロジエのことも、ロシアの世界観も、詳しく全体像を伝えて理解し、現実的な解決策をもとめて、まともな思考をして安定を取り戻さなくては大変なことになる。IWJの功績は偉大ですよ、すべての大メディアにこれを送ってやりたいですね。

※西側メディアは、ほとんど報じない大事件! ロシア国防省は、ウクライナ軍が南部ザポロジエ(ザポリージャ)州で、ロシア軍兵士に「ボツリヌストキシンB型」を用いた生物化学兵器を使用したと発表! すでにボツリヌス菌毒素が、昨年11月に米国からウクライナへ持ち込まれていた! 他方、ウクライナ軍による原発への攻撃も同じザポリージャ州! ロシアは9月11日にザポリージャ州がロシア連邦に加わるための住民投票を実施の予定!(日刊IWJガイド、2022年8月24日)
https://iwj.co.jp/info/whatsnew/guide/51215#idx-4

※「ロシア軍がザポリージャ原発に近い火力発電所を攻撃している」との共同通信の記事は本当か!? ザポリージャ原発攻撃をめぐりロシアは一貫してIAEAの調査受け入れを表明! 一方国連提唱の「非武装化」案には「原発をより脆弱にする」と拒否! 国連、トルコ、米、英、仏、独がウクライナ、ロシアと会談を重ねる中、欧州最大の原発の安全の行方は!?(日刊IWJガイド、2022年8月24日号)
https://iwj.co.jp/info/whatsnew/guide/51215#idx-5

 統一教会と南米の麻薬組織の関係も驚愕しました、早速読み込んで、シェアしたいと思っています。日本では「関係あった議員はどうしたら許される?」みたいな矮小化の方向へ進もうとしていますが、そんなレベルの問題ではない、絶対にありえない、これも日刊ゲンダイとかにも読み込んでほしい特集でした。

 頑張って下さい!(匿名希望様)

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 匿名希望様

 ありがとうございます!

 おっしゃる通りウクライナ紛争についての、西側の報道、特に日本の報道は、メディアの大小を問わず、ことごとく、ロシア軍の侵攻時点から強いバイアスがかかっており、ウクライナとその背後にいる米国の戦略を、真正面から向き合おうとしていません。

 実際には、米国では、ロシアを挑発して、彼らが不利になる「分野」に引きずり出し、国内外の威信を失わせ、弱体化する、というランド研究所がまとめた300頁にわたる戦略レポートが公開されており、米国内外の安全保障関係者は「必読」のテキストとなっています。これを、IWJでは今後ご紹介していくという告知的な記事を日刊IWJガイドに掲載しました。

※米国の最も有力な軍事シンクタンクであるランド研究所による2019年のレポート『ロシアの拡張―有利な立場からの競争』には、現在進行中のウクライナ紛争の、米国の戦略シナリオが掲載されていた!? IWJは、全300ページに及ぶ報告書の抜粋仮訳を進めています!
https://iwj.co.jp/info/whatsnew/guide/51210#idx-3

 これを読めば、ウクライナ紛争にロシアを引きずり込み、現在のような状況に持ち込むこと、そしてそれ以外の角度からもロシアを攻め立てて攻略し、弱体化させることを提言していることがよくわかります。現実がまさしく、この「ブループリント」に沿って動いているからです。

 しかも、ロシアの弱体化と、シリアのアサド政権を倒すために反対派へのテコ入れは一体となっています。いうまでもなく、シリアとロシアの弱体化はヒズボラに壊滅的打撃を与え、イスラエルの地政学的な利益に資することになります。米国のイスラエルへの「偏重」は何ひとつ変わらず、貫かれているのです。

 統一教会の問題はまさに「グローバル」に広がっています。南米の麻薬犯罪組織や、CIAが関与する独裁政権に関わるだけではありません。ソ連解体後と冷戦崩壊の直後、即ち、「勝共」や「反共」を叫ぶことがもはや必要がなくなった時点で、文鮮明は、金日成と会談し、のち3代にわたって交流を続けて、おそらくは日本の信者からの献金を原資に、巨額の資金提供を北朝鮮にしていることを、同じくIWJは号外で明らかにしました。

※【号外】旧統一教会=国際勝共連合とは国際麻薬連合のことだった! 米国の著名な調査報道ジャーナリスト、ロバート・パリーによる旧統一教会(現・世界平和統一家庭連合)の最暗部追及の調査報道シリーズ第1回(前編)! 文鮮明のダーク・サイドの核心! 麻薬と文鮮明の関係を追及! 2022.8.17
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/509582

※【号外】中南米諸国を、麻薬密売と投資行動で食い物にしてきた! 米国の、ロバート・パリー氏による旧統一教会の最暗部追及の報道シリーズ第1回(後編)文鮮明のダーク・サイド! 麻薬と文鮮明の関係を追及! 2022.8.22
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/509745

 これはちょうど、北朝鮮が核開発を始めた時期と重なります。統一教会が、日本の信者から巻き上げた献金を、その一部であっても、この反日・反社カルトに、自民党は長年、選挙を手伝ってもらい、バーターにあれこれと庇護を与えてきたのだとしたら、北朝鮮の核ミサイルという「国難」を、自分の手で育ててきたことになります。

 これほどの大間抜け、売国集団があるでしょうか? こうした問題がすでに海外で、しかも米国の諜報機関であるDIAの公開資料にもとづいてレポートが発表されているのに、日本のメディア、知識人らは誰も指摘しません。統一教会の犯罪性は霊感商法、過剰献金の問題だけではなく(それだけでも十二分に問題ですが)、この国の安全保障の根源にかかわる問題なのです。

 日本の言論空間には、バイアスがかかっていたり、政治的圧力に忖度したり、保身を考えたりした、臆病で役に立たないジャンクな情報がスクラム化して大手に飛びかっていて、肝心要な情報が流されません。IWJはそうしたメディアスクラムから、一歩離れ、スタンドオフに位置を単にキープし、重要な情報のみを、日本の一般市民に伝えるために活動しています。

 本当に、そうした危機をもって報じるメディアが少なくなりました。我々が踏ん張り続けなければいけないと責任をひしひしと感じていますが、第13期のスタートの初月である8月のご寄付・カンパが、月末まであと6日の段階で75万7000円、月間目標額の19%しか集まっていないのは大変厳しいというのが現実です。

 どうか、励ましとともに、IWJが活動を継続できるよう、ご寄付・カンパによる緊急のご支援をよろしくお願いします!

岩上安身

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 どこにも忖度しないIWJを支持します。今後も是非継続して配信お願いします。

(アオキ カナメ 様)

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 アオキ カナメ 様

 ありがとうございます!

 今後も、何者にも忖度せず、事実にもとづく真実を報じ続けていきます!

 今後ともご支援のほどよろしくお願いします。

岩上安身

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 昭和34年に生まれ、選挙も政治も反発するだけで期待せず、働きかけず生きてきたことをこんなに口惜しく思う60代になろうとは。今動いている歴史を俯瞰する姿勢は、すぐ人の話に流されがちな自分にとって、大切な視点です。気づかせてくれてありがとうございます。

 ぎりぎりではありますが心ばかりの応援金を振り込ませていただきました。在宅勤務が忙しく、なかなか目を通せないことも多いのですが、毎日送ってくださるメールを読むだけでも置いていかれずに済みます。いつもカンパのお願いがあがるたびに頭を抱えてしまいます。皆さんも応援したいのはやまやまだけれど、自分の生活で精いっぱいだと思います。

 搾り取られた税金が無駄遣いされている今、何とか生きているうちには間に合わんかもしれませんが、政権交代に向かって礫を飛ばしてまいりましょう。この経営状態で「がんばって!」というのも酷かもしれませんが、敢えて頑張る⇒我を張っていただきたいと思います。皆様の健康をまずはお祈り申し上げます。

(岡崎 佳子 様)

==============

 岡崎 佳子 様

 ありがとうございます!

 私と同じ昭和34年生まれなんですね。同年代からの励まし、本当に心強くおもいます。ありがとうございます!

 我々の世代は、子どもの頃は高度成長期で、元祖テレビっ子世代、マンガもアニメも我々の世代とともに成長していきました。

 70年代末、大学生になった頃は、政治闘争の季節は去っていたとはいえ、キャンパスには新左翼も、原理研(統一教会の大学内での組織)も残存していました。

 80年代に入ると消費社会ブームが巻き起こり、原理研のような存在に気づき、危うさを感じていても、差し迫った脅威には感じられず、20代最後の年である1989年にはベルリンの壁が崩壊し米ソがにらみあう東西冷戦が核の熱戦へとエスカレートする恐怖から解放され、つかの間の多幸感を味わうこともできました。

 しかしながら、バブル崩壊後の長期にわたるデフレ不況に30代はじめからの30年間、現在に至るまで塩漬けにされて、その間、東西冷戦時代に、築きあげられたイデオロギー闘争の呪縛から逃れ、米国の軍事植民地状態から脱して、真の独立と対米追従外交から全方位外交に改める機会があったのにもかかわらず、逆に対米隷属は深まる一方で手をこまねいてきました。

 80年代に様々な分野で到達した技術の優位性が失われ、少子高齢化も70年代半ばには、合計特殊出生率が人口置換水準を割り込んで以来、1度も2.0を回復しないまま、今日に至ってます。まさに戦後日本の再興とピークアウトとを両方体験した世代です。戦争を一度も体験せずにきた幸運はありながらも、次世代のため、戦後直後に作ってしまった米国の従属国としての仕組みを脱却することがついにできなかった悔いが残ります。

 米国を頼りにして、それで問題がない、と感じられた時代は、はるか昔に去りました。単独覇権に執着する米国の悪あがきが、著しくなる一方で、自分たちが背負わされている地政学的な、そして致命的なリスクに、日本人の多くはまだ、鈍感でいよう、現実を直視しないようにしようと努めているように思えます。

 こうした時代であるからこそ、そして、平和を享受してきた世代として、戦後日本の「宿題」の解決に少しでも貢献すること、次世代も平和を享受できるようつとめることは、僕らの世代の最低限の責任ではないかと思います。

 先行した世代のように、急進的な革命幻想から我々は自由でした。等身大のリアリズムの立場に立ちその上で、平和であり続ける方途を探すこと、それが我々の世代のできる最初で最後の貢献だと思います。

 今後とも、ご支援をよろしくお願いします。お互いに元気に、明るく、前を向いて生き抜きましょう。

岩上安身

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 伊藤様、匿名希望様、号外のご感想、読ませていただきました。号外もしっかり読み込んで感想をいただくと、本当にスタッフ一同励みになります! ありがとうございます!

 開戦直後からIWJは、「米国NATO・ウクライナを一方的な正義あるいは被害者」とし、「ロシアを一方的な悪あるいは加害者」とする親米バイアスのかかった勧善懲悪主義を批判し、中立を保つため、こうしたキャンペーンから距離を置いてきました。

 戦争が起こるには、必ずその前に戦争に至るいきさつがあり、その原因があります。2022年2月24日のロシア軍のウクライナ侵攻からウクライナ紛争のすべてが始まり、その前は「白紙」だったということはありません。

 紛争の背景にある複雑な諸関係をバイアスなしに読み解いていかなければ、永続的な「問題解決」はありえません。

 アムネスティ・インターナショナルが8月4日に発表した報告書「ウクライナの戦闘戦術は市民を危険にさらす」は、ウクライナ軍が、民間人居住地域に軍事拠点を設け、市民の命を危険にさらしていると批判するものです。

 いわゆる「人間の盾」戦術です。ウクライナ軍がウクライナ市民を「盾」にするのですから、「非人道的」であり、と同時に「非愛国的」戦術であるとも言えます。

 NATOから調達した武器を、市民生活が行われている市街地に保管するなど、ウクライナ軍が意図的に「人間の盾」を戦闘戦術として使用してきた問題については、フランスの陸軍特殊部隊の元隊員で、ウクライナで人道支援に従事したアドリアン・ボケ氏など、これまでも現地に入った多くの第三者の証言がありましたし、IWJはボケ氏の証言を全文邦訳して、お伝えしてきました。

※【号外第34弾】ブチャで起きたロシアによる「大量虐殺」は「見せ物」だった!? ウクライナで人道支援に従事したアドリアン・ボケ氏が、ウクライナ軍の悪行を暴露!(前編)なおIWJは経済的に大ピンチです! 2022.6.2
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/506699

※【号外第35弾】ブチャで起きたロシアによる「大量虐殺」は「見せ物」だった!? ウクライナで人道支援に従事したアドリアン・ボケ氏が、ウクライナ軍の悪行を暴露!(後編)なおIWJは経済的に大ピンチです! 2022.6.3
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/506749

 アムネスティ・インターナショナルは、「すべての紛争当事者に、人口密集地内またはその近くに軍事目標を置くことを、可能な限り避けるよう求める」という国際人道法の規定がウクライナ紛争において、遵守されているかどうかを調査したもので、ロシア側を擁護するといった政治的な意図はないと言えます。

 その調査の目的は、「民間人の保護」でした。

 現在、ウクライナにおける民間人犠牲者の数は、国連人権高等弁務官事務所(OHCHR)によると、8月8日現在、死傷者が1万2867人で、そのうち、死者が5401人、負傷者が7466人です。

※Ukraine: civilian casualty update 8 August 2022(OHCHR、2022年8月8日)
https://www.ohchr.org/en/news/2022/08/ukraine-civilian-casualty-update-8-august-2022

 アムネスティ・インターナショナルの調査が示しているのは、ウクライナ軍の「人間の盾」戦術がなければ、この犠牲者の数は確実に減っていたという厳然たる事実です。

 もちろん、そもそも、2月24日のロシア軍によるウクライナ侵攻がなければ、この死傷者の数は存在しません。

 しかし、ウクライナ市民の死傷者は、2月24日以降に突如、現れたわけではありません。

 因果関係の軸をさかのぼっていくと、OHCHRによれば、ロシア軍侵攻以前のこの紛争の前史であるドンバス戦争において、2014年から2021年の期間に、すでに、ウクライナ市民の死傷者は最大で1万2404人(死者3404人、負傷者は最大で9000人)となっています。

※Conflict-related civilian casualties in Ukraine(3頁、国連人権高等弁務官事務所、2022年1月27日)
https://ukraine.un.org/sites/default/files/2022-02/Conflict-related%20civilian%20casualties%20as%20of%2031%20December%202021%20(rev%2027%20January%202022)%20corr%20EN_0.pdf

 2014年のユーロ・マイダン・クーデターによって、親欧米勢力が政権を奪取するとともに、全土でネオナチやウクライナ軍によるロシア語話者への無差別の暴力・迫害が始まり、ロシア語話者の多い東部ドンバス地方において、こうした暴力に対する自警団ができて、自治権を求めました。

 しかし、ウクライナ政府はウクライナ軍を差し向け、砲撃や空爆を繰り返し、自国民であるはずのウクライナ国民を、一方的に殺害してきたのです。そして、8年間に及んだこのドンバス戦争を欧米日の政府とマスメディアは見て見ぬふりを続けたのです。

 8月8日時点のウクライナ紛争の死傷者の数とほとんど変わらない死傷者が、8年間のドンバス戦争ですでに出ているのです。

 問題は、ロシアが一方的に悪いとかウクライナの方が一方的に悪いとかいう話ではなく、どちらにも暴力をふるった罪があります。

 今の課題は、紛争を武器支援によって活性化することではなく、どうしたら、一刻も早く停戦し、民間人犠牲者の数を減らせるか、もっと言えば、兵士も含めて、犠牲者の数を減らせるか、そして、戦場となったウクライナの復興と人々の暮らしを安定させられるかということに尽きます。

 さらに付け加えるとしたら、どうすれば、そもそも、この戦争を防げたのか、という問題をまともに議論する必要もあります。

 そのときに、プーチン大統領一人に責任を負わせるのではなく、米国とNATOの責任も問われなければなりません。

 NATOの東方拡大がなければ、このような事態に至らなかったことは確実なのですから。

 匿名希望様からいただいたアムネスティ・インターナショナルの報告書に関する論評の情報は、次項で当該サイトの記事の全文仮訳を行っています。あわせて御覧ください。

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号外、ありがとうございます!

戦争や暗殺のない世界にしたいですね。

少しだけですが、サポート会員としてカンパしました。

(みなとかおる 様)

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 みなとかおる 様

 ありがとうございます!

 号外としてお届けすることができて、会員の皆さまに、ご納得いただければ、私もスタッフも無理をした甲斐があります。

 第13期スタートの8月に入って、第1週目の今週は3本のインタビューを予定していましたが、一昨日の3日は、ペロシ氏の訪台強行にあわせて、田代秀敏氏の緊急Zoomインタビューも入れ、櫻井義秀北海道大学教授への統一教会問題についてのインタビューとあわせてダブルヘッダーで休みなく6時間半、インタビュー中継を行いました。60歳代に入ってからはたぶん初めてです。今期はもっともっとインタビューを増やし、頑張りたいと思います!

 ご支援をどうぞよろしくお願いいたします。

岩上安身

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 メールを読み、2万円ですが(もっとカンパしたいのですが、これが精一杯で、ごめんなさい)みずほ銀行に振り込みました。

 ロシアのウクライナ侵略は一向に収束の気配なく、日本のコロナは、収束どころかまたしても拡大。安倍氏の急死に、国葬なんてほんと、いい加減にしろ!と言いたくなります。

 安倍氏のやってきたことに対して全く支持はできません。が銃撃されて亡くなっていいとは思いませんし、気の毒です。

 それと国葬は別だと思うのですが、一市民の声など、届くはずなしと絶望感に襲われます。それを救ってくれているのが岩上さんであり、IWJです。

 こんなことでしか力になれませんが、しかも微々たるものですが、真の報道を支える一助になりたいです。

 岩上さん、IWJの皆様どうぞご自愛くださいませ。(イシイ アキコ 様)

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 イシイ アキコ 様

 ありがとうございます!

 期末まであと4日! 本当に正念場です!

 そんなときに2万円もカンパしていただき、本当に感謝です!

 コロナに、ウクライナ紛争に、安倍元総理銃撃に、統一教会と自民党との癒着! さらにトランプまで!

 加えて、改憲の可能性が高まり、円安が急進、インフレ、熱波、エネルギーと食糧危機、4回目のワクチンは接種すべきか否か、毎日、目が回りそうになりますが、正気をたもって、権力におもねらず、真実を報じ続けたいと思います!

 どうぞ今後とも、よろしくお願いいたします!

岩上安身

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 IWJの最近の窮情、良く分かります。

 1週間ほど前、臨床系の雑誌に書いた原稿料が来て、小額ですがその一部をカンパしました。頑張って下さい。(黒田洋一郎 様)

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 黒田洋一郎先生!

 ありがとうございます!

 インタビューに応じていただいた際には、本当にお世話になりました!

※農薬大国・日本の現実 ネオニコチノイド系農薬で、発達障害が急増する!? ~岩上安身によるインタビュー 第528回 ゲスト 西尾正道氏、黒田洋一郎氏 2015.4.18
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/242962

 厳しい状況が続きますが、誰もが苦しい時であり、市民とともにある我々が、ラクをできるはずもありません。

 苦しさをともにしながら、果たすべきつとめを果たしていきたいと思います。

 頑張ります!

 今後とも、どうぞよろしくお願いいたします!

岩上安身

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 おはようございます。多少ですが送金しました。IWJのような独立系メディアが日本にもっとも必要なのですが、厳しい運営を強いられているのはほんと悲しいです。支える側も高齢化、貧困化が進んでいて支援も厳しい状況ですが、出来る範囲で支えられたらと思ってます。(柴田武男様)

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 柴田武男様

 ありがとうございます!

 おっしゃる通りですね。私は東京の豊島区の生まれ育ちですが、自分の生まれ育った町へ戻ると、商店街は軒並み閉店で、シャッターがおろされ、家々も老朽化しています。歩きながら胸が痛みます。昔は、やんちゃな子どもたちがはじめるように走り回っていた児童公園は、子どもが誰もいません。少子化が進んでいます。「支える側も高齢化、貧困化が進んでいる」という言葉は、東京においても、ひしひしと実感します。

 こんな少子高齢化した国が、ウクライナ同様に、米国の「代理戦争」戦略の使いっ走りに使われたら、悲惨きわまりないことになります。

 島国に住む我々は、ミサイルが降り注ぐ事態となった時、ウクライナ国民のように、地続きの隣国に難民として避難することもできません。

 そうした物騒な想像をこの炎天下でめぐらせるような人間はまれだろうと思います。しかし、そうしたことも、次に起こりうる事態を予測して備えるために必要なことであろうと思います。

 とはいえ、目に見える形で現実化しない限り、多くの人々にはこうした懸念は届かないのだろうとも思います。

 絶望的な気持ちになることもしばしばですが、そこで折れていては、「代理戦争」プランを立てている連中の思うツボです。

 「最悪」の事態より、何歩か手前で食い止めたい、と強く願います。

 どうぞ今後とも、よろしくお願いいたします。

岩上安身

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 本来のメディアの役割を果敢に追求される姿勢に共鳴し、応援します。(匿名希望)

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 匿名希望様、

 ありがとうございます!

 非力で、微力な我々が示せるものは「姿勢」しかない、と思っています!

 応援に感謝し、背筋を伸ばして、今期残り4日、そして来期も頑張ります!

 応援を、今後もぜひ、よろしくお願いします!

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 IWJがモットーとしている「市民一人一人が会員となることで、政治権力におもねり、広告スポンサーに牛耳られている記者クラブメディアとは一線を画しています。権力に不都合であっても、真実を追求し、権力の監視を行う「ウォッチドッグ」の役割を果たし続ける」という活動を続けて欲しいから。(小林純子 様)

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 小林純子様

 ありがとうございます!

 ご期待に添えるように、活動を継続していきたいと思います!

 今後とも、どうぞご支援をよろしくお願いします!

岩上安身

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 数少ない真のジャーナリズムを存続して欲しい。(ツヅキ ショウジ 様)

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 ツヅキ ショウジ 様

 ありがとうございます!

 存続できるように、皆さまの応援とご期待にこたえられるように、頑張ります!

 どうぞ、今後ともよろしくお願いします!

岩上安身

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 再び仕事が減ってきて、先が見えませんが、IWJはウクライナ報道で本当に頑張ってきたので。(匿名希望)

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 匿名希望様

 「IWJはウクライナ報道で本当に頑張ってきたので」。

 嬉しい言葉、ありがとうございます!

 まだまだ、ウクライナ紛争は終わったわけではありません! 米国の「代理戦争」戦略は、今なお継続中です。その実情を暴き続けていかなければなりません。

 「再び仕事が減って」きているとのこと、たいへん心配ですが、一緒に、ともに、頑張りましょう!

 今後とも、どうぞご支援のほど、よろしくお願いいたします!

岩上安身

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 ウクライナ問題など、ここでしか知ることのできない情報がたくさんありニュースリテラシーを身に着けるためにIWJは必要です。今期もなんとか乗り越えて存続しますように!(Y.Y.様)

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 Y.Y.様

 ありがとうございます!

 ニュースリテラシーを高めるためにも、ひと言。

 ウクライナ紛争は、2022年2月24日に始まったのではありません。それ以前の長い歴史があります。また、ウクライナでは、先にロシア語話者たちが殺されていました。

 その2つの事実と、この紛争を挑発し、演出してきたのが米国と米国に率いられるNATOであり、ウクライナは「代理戦争」の役回りを背負わされているのだ、という認識を伝えることができたなら、望外の喜びです。

 なぜ、それらを理解することが、私たち日本人にとって切実に重要なのかといえば、ロシアは我が国と国境を接した隣国であり、NATO加盟国と同様、日本は日米安保のもと、安全保障を米国に牛耳られた「従属国」であり、米中は覇権をめぐって争っていて、日本は「ウクライナ」の役回りを負わされる可能性が高いからです。

 決して他人事ではありません。ウクライナ自身も、ロシアも、大変ですが、日本という国も大変です。同じレベルではありませんが、IWJも大変です。今期を乗り越えるために、と約500万円不足しています。本当に大変ですが、何とか皆さまのご支援をうけて、乗り越えてゆきたいと思いす。

 どうぞ、今後とも、よろしくお願いいたします!

岩上安身

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 IWJがなくなると困るから。ウクの件もそうだが、テレビも新聞も臆面もなく嘘を垂れ流している。信頼できるのはIWJと一水会(?)だけ。これからも頼りにしています(N.T.様)

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 N.T.様、

 ありがとうございます!

 これからもご信頼いただけるように、頼りにしていただけるように、頑張り続けます!

 今期もあと4日! そして来期がすぐ始まります!

 どうぞ継続してのご支援を、どうぞよろしくお願いします!

岩上安身

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 きな臭い世の中だからこそ、IWJに存続していて欲しい。(あいち二人 様)

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 あいち二人 様

 ありがとうございます!

 「きな臭い世の中だからこそ」、多くの人から必要とされる存在でありたいと思います!

 前を向いて頑張ります!

 どうぞ、今後ともよろしくお願いします!

岩上安身

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 ご努力に敬意を表します。いつも勉強させてもらっています。川路からのカンパは、1万円で少なかったのですが、振込させていただきました。これからもよろしくお願いします。(川路孝様)

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 川路孝様

 1万円のカンパ、本当にありがとうございます!

 今期あと4日、頑張ります!

 そして来期もすぐ始まります!

 皆さまの、ご支援の続く限り、頑張り続けたいと思います!

 今後ともよろしくお願いします!

岩上安身

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真実のメディアが必要。頑張ってください。

(青野 博行 様)

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 青野 博行 様 

 ありがとうございます!

 経済的には厳しい環境が続きますが、おっしゃる通り、真実を伝えるメディアとして、これからも皆さまのご期待に沿えるように頑張り続けます!

 今期12期の期末、何としても乗りきりたいと思います! 皆さまのご支援をお待ちしています!

 今後とも、よろしくお願いします!

岩上安身

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 潰れたら困る。

(オアナシンイチ 様)

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 オアナシンイチ 様

 ありがとうございます!

 今期末までラストスパート! つぶれないように、頑張ります!

 応援をよろしくお願いします!

岩上安身

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 昨日ゆうちょ銀行よりカンパをさせていただきました。今の日本の言論界は、あたかもウクライナの戦争に参戦でもしたような、戦時プロパガンダに染まった様な状況です。その中でIWJ様は正気を保っておられるように思います。頼りになります。

(匿名希望)

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 匿名希望様

 カンパ、ありがとうございます!

 「今の日本の言論界は、あたかもウクライナの戦争に参戦でもしたような、戦時プロパガンダに染まったような状況」との認識は、的を射たご認識だと私も思います。「熱戦」「実戦」の前に、「精神の動員」ともいうべき、戦略プロパガンダが広められていると思います。

 新聞記者やテレビの記者ら、記者クラブメディアの労働者らは、どこまで自分が操作されているのかの自覚もないでしょう。

 我々は、そうしたプロパガンダに目くらましされることなく、「正気」を保って、ジャーナリズムの使命を果たしたいと思います。

岩上安身

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 市民ジャーナルの灯を消したくない、そんな思いで僅かばかりではありますが、寄付をさせていただきます。

(M.H. 様)

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 M.H. 様

 ご寄付を、ありがとうございます!

 市民の皆さまに支えられて、この仕事をしていることは、重々承知しています。ご期待にこたえるベく、がんばりますので、どうぞ、皆さま、期末までのあと約10日間、どうぞ緊急のご支援をよろしくお願いします!

 期末が近づいております。まずは、今期赤字に転落しないように、皆さまからの緊急のご支援を、よろしくお願いいたします!

岩上安身

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前略。埼玉の匿名士です。

 孫崎享さんのインタビューの記事読みました。孫崎さんが「犯行の認否」発表以前に「政治的理由からの犯行でない」との奈良県警発表は「考えられない」と憤慨しておられた模様ですが、「現行犯逮捕」したとのテロップが流れたので、「犯行の認否」を確認する必要はないのではないかと思いましたが、おかしいでしょうか?

 それも、不可解な警察の対応ですが、もっと不可解なのは、「安倍氏の後ろの警備の者が立っていないこと」です。

 ガードレールに張り付いてでもいるはずのSPが先ほど見た(TBS特集での映像)ものでは全く見えません。これはなぜでしょうか?変ですよ!何か意図的なものを感じます。

 岸田に憲法改悪の仕事させるには、安倍の存在は邪魔だと米CIAは思ったのではと思いました。証拠ないけど。わかったら教えてください。

 IWJさんへの感謝と励ましの言葉がありませんでしたが、IWJニュース拝読が毎朝の習慣になっています。何とか真実追究のメディアを維持してください。ウクライナ問題では随分勉強になりました。ありがとうございました。

草々。

(埼玉の匿名士 様)

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 埼玉の匿名士様

 ありがとうございます!

 調書を作成する際、現行犯であっても、犯行の認否は行うはずです。現行犯であっても、自分が何者か、何をしたのか、完全な黙秘を貫く場合があり、その場合は調書は作成できません。

 実際に密室の取り調べ室でどのようなやりとりがあったのかは、警察と容疑者しか知りえません。ただ、その様子を、警察が記者クラブに「リーク」してゆく段階で、認否以前に、「政治的理由からの犯行ではない」という点だけが真っ先に流されたのは事実です。その点がおかしい、と私も孫崎さんも思ったわけです。

 発表した警察も、その発表に何の疑問ももたずに記事を書いた記者らも、不自然だと思わなかったのか、我々などはいぶかしむわけですが、安倍総理を銃撃した犯人の動機が、「政治的な理由」ではないと、この点だけをいち早く、強調したいと警察が判断したのは事実であると思います。

 安倍総理の街宣の演説の際に、背後にSPがいなかった点や、警察が甘かった点は、様々な方面からが疑問視され、批判されています。疑問視されているのは事実ですが、それが「職務怠慢」によるものか、「意図的」なものかどうかは、現段階では誰も即断できません。

 安倍元総理が息をひきとった病院での医師の記者会見で、銃創が前から入っているのはおかしい等々、疑問をもつ方もいるようです。

 ケネディ大統領暗殺の時、オズワルドという男が単独犯として逮捕されましたが、複数犯行説は今になってもくすぶり続けています。それと同じく、山上容疑者を「オズワルド」に見立て、別の確実な腕をもつスナイパーが前方方向から同時に狙撃したのではないか、という憶測も噂されていますが、それを実証できるほどの材料がある、という話は耳にしていません。

 何よりも、この先は山上容疑者が、獄中で「自死」するようなことがないように祈りたいと思います。

 この先、裁判を通じて自身の動機と、そこに至るまでの過程で、統一教会の実態と、政治との癒着について、彼がどんな感情を抱いたのか、明らかにしてもらいたいと思います。

 統一教会と自民党のただならぬ関係とは、単なるカルト教団の霊感商法問題とはわけが違います。統一教会は、反日カルト教団でありながら、自民党を通じて、日本の国政を左右してきたのです。これは由々しき問題です。

 日本の民主主義政治が外国の反日カルト教団にねじ曲げられてきた、という重大な主権侵害にかかわる問題なのです。ですから、すべてが明らかにされ、日本国内において、統一教会の政治的影響力が完全に排除される日がくることを願わずにはいられません。

 末文になりますが、期末まで、あと10日になりました。赤字転落とならないように、どうぞ、ご支援のほど、よろしくお願いいたします!

岩上安身

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岩上様、IWJスタッフの皆様

 いつも精力的な取材ありがとうございます。

 8日の孫崎氏との対談で今回の暴挙の報道姿勢に対して疑問を呈していたことに敬服いたしました。

 容疑者の犯行動機とその背後関係については不可解なことが多すぎます。これから捜査が進められるでしょうが、現時点では容疑者についての報道が何かベールがかかったような違和感の多いものとなっています。

 私は陰謀論者ではありませんが、事実が隠されているように感じています。

 IWJの皆様には今回の暴挙に対して事実の報道をしていただくよう祈念いたします。

(渡辺浩二 様)

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渡辺浩二 様

ありがとうございます!

 先のメッセ―ジへの返信にも書いた通り、この銃撃事件が謎めいている、と感じる人は少なくないようで、ネット上やSNS上では、様々な憶測も飛びかっていますが、今のところ、憶測の域を出ないように見られます。

 もちろん、有力な政治家へのテロは、古今東西、背後に政治的謀略が存在している場合が少なくはなく、また、一個人による凶行だったとしても、政治的影響力をもつ人物が亡くなった時には必ず、その直後から、権力の空白を埋めるべく、権力闘争を生み出すことになります。そちらの方も注視していかなくてはならないと思います。

 岸田政権の足もとは、不安定化し、米国の影響をより受けやすくなるかもしれません。目前の課題は、岸田政権が改憲発議を行い、現状のような水準のまま、国民投票を強行して、緊急事態条項を通してしまうのか、という問題です。それだけはあってはならないこと、と私は思っています。

 期末が近づいてまいりました。どうぞ、これからもご支援のほど、よろしくお願いいたします!

岩上安身

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 メディアで取り上げられない報道をしてくれるのは、物事を多面的にとらえることができ、理解が深まる。そのようなメディアを支えたい。

(アオキ カナメ 様)

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 アオキカナメ様

 ありがとうございます!

 「物事を多面的にとらえる」ことの重要性は、おっしゃる通りだと思います!微力ながら、常にそうした点には心を砕いているつもりです。

 ぜひ、今後とも 末永く、応援とご支援を、よろしくお願いいたします!

岩上安身

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 5月に行われた田代秀敏氏へのインタビューが大変参考になったため。今後も経済面からのロシア・ウクライナ紛争や中国関係の情報の充実をお願いしたいです。
(I.T. 様)

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 I.T. 様

 ありがとうございます!

 今、世界的に債券市場がシュリンク(縮小)し始めています。また、コロナ禍のせいで、衝撃的な低成長となることが明らかになった中国が、米国債の保有を急激に削減し始めた、という情報も入っています。

 日本は、米国債を売らず、あるいは売ることができず、世界一の保有高のまま、なすすべがないような状態に見えます。

 いつまでアベノミクスのもたらした低金利、金融緩和を続けるのか、アベノミクスを始めた安倍元総理が突然、銃撃の犠牲となり、姿を没した今、インフレの大きな原因となっている超円安をもたらすこの政策がいつまで続けられるのか、ぎりぎりの場面にさしかかっているように思われます。

 こうした問題意識にもとづいて、エコノミストの田代秀敏氏にお話をうかがう企画を、現在、練っているところです。もうしばらくお待ちください。

 なお、期末が差し迫ってきています。このまま赤字転落か、と思うと、経営者としては、気が気ではありません。ジャーナリストとしての仕事に私が集中できるように、皆さまに、緊急のご支援をお願いしています! どうぞ、よろしくお願いいたします!

岩上安身

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 何とか継続してほしい。

(T.T. 様)

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 T.T. 様

 ありがとうございます!

 何とか継続できるように、頑張ります!

 皆さまのお力を、ぜひお貸しください!

 ご支援を、どうぞよろしくお願いいたします!

岩上安身

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 素晴らしく面白いですね! ショックドクトリンですね、このショック療法というのは、新自由主義を導入してロシアを崩壊させて寿命を縮めて、虐殺…

 あの90年代の悲惨な様子を思い出します。本当に我慢強かったなあと思うロシア人。

 ところで安倍晋三君がゼレンスキーがNATO入りを欲し、ドンバスの問題を解決しようとしなかったから特別軍事作戦を招いた、とエコノミストのインタビューで発言している、とRIAが書いていますね。

※Абэ обвинил Зеленского в начале российской спецоперации на Украине(安倍首相はゼレンスキー氏がウクライナでロシアの特殊作戦を開始したと非難)(RIA Novosti、2022年5月29日)
https://ria.ru/20220529/abe-1791493521.html

(以下、IWJはロシア語の記事を仮訳しました)

 「安倍首相は、ウクライナでロシアの特殊作戦を開始したゼレンスキーを非難した。

 安倍元首相:ゼレンスキー氏のNATOとドンバスに対する姿勢がウクライナの紛争を引き起こした

 モスクワ、5月29日- RIA ノヴォースチ。ウクライナの指導者ヴォロドミル・ゼレンスキーのNATO加盟に対する姿勢と、ドンバスでの紛争解決の拒否が、旧ソビエト共和国におけるロシアの特殊作戦の開始につながったと、日本の安倍晋三元首相は「エコノミスト」誌(※注)に語っている。

※注Abe Shinzo in his own words(The Economist、2022年5月26日)
https://www.economist.com/AbeInterview

 『ウクライナのヴォロドミル・ゼレンスキー大統領に、NATOに加盟しないと約束させるか、東部の2つの飛び地に高度な自治権を認めさせることができれば、軍事行動はおそらく避けられただろう』と安倍首相は述べた。

 この政治家は、ジョー・バイデン米国大統領が、旧ソビエト共和国の首脳に影響を与えた可能性を指摘した。

 『しかし、ゼレンスキーはもちろん拒否しただろう』と安倍は結論づけた。

 ロシアは2月24日、ウクライナで軍事作戦を開始した。国防省の声明によると、武装勢力は軍事インフラとウクライナ軍にのみ攻撃を加え、3月25日の時点で第一段階の主な任務、すなわちウクライナの戦闘能力を大幅に低下させることを完了したという。ロシア軍は、ドンバスの解放が主な目的であるとした」。

※Сенатор Пушков призвал Зеленского прислушаться к Киссинджеру(プシュコフ上院議員、ゼレンスキーにキッシンジャーの話を聞くよう促す)(IA クラスナヤ・ベスナ、2022年5月29日)
https://rossaprimavera.ru/news/f0e2a210

(※以下、IWJはロシア語の記事を仮訳しました)

 「プシュコフ上院議員、ゼレンスキーにキッシンジャーの話を聞くよう促す

 ウクライナのヴォロディミル・ゼレンスキー大統領は、和平交渉の開催を拒否することによって、クリミアやドンバスよりもはるかに多くのものを失う危険があると、アレクセイ・プシュコフ上院議員はテレグラムで書いている。

 これに先立ち、アメリカのヘンリー・キッシンジャー元国務長官は、2014年に確立された現状を認めること、すなわちクリミアとドンバスを放棄することで紛争を終わらせるよう、キエフに公式に促した。一方、ゼレンスキーは、ミュンヘン協定に触れ、キッシンジャーが『平和ボケ』していると非難した。

 『ゼレンスキーがキッシンジャーに飛びついたのは、むしろ、今後数ヶ月でロシアとの和解が成立しない場合のウクライナの見通しを、ゼレンスキーがよく理解していないことの表れである。ウクライナ軍の着実な撤退を背景に、彼の戦闘的な熱意はあまり適切とは言えない』とロシア人議員は強調した。

 『そしてキッシンジャーと違い、ゼレンスキーは明らかに、和解を遅らせることによって、ウクライナがクリミアやDNR-LNRよりも、はるかに多くのものを失う危険があることを理解していない(あるいは理解していないことをごまかしてる)。一方、キッシンジャーはそれを理解し、ウクライナを完全な敗北から救おうとしている』とも付け加えた。– しかし、もちろん、キエフの急進派にとって、ロシアに完全に勝利すること以外は許されない。

 プシュコフによれば、元長官が、この発言の後に『ミロトヴォレッツ』(※注、IWJ)のサイトに載せられたことを考えれば、『この大衆と何を語り、交渉することができるか』という問題は、キエフの公式とまったく関係がないことになる」。

 …岸田を梯子はずしでしょうか?

 総理復帰を狙って、エネルギー大国に突然尻尾をふる???(※IWJ注、このメールは安倍総理が殺害される前に届けられていたものです)

 引き続き頑張って下さい、ますます冴えているIWJ!

(匿名希望 様)

※注「ミロトヴォレッツ」は、そのウェブサイトによると、「ピースメイカー」と名乗る、「ウクライナの国家安全保障、平和、人間の安全保障および国際法秩序に対する犯罪の兆候に関する研究センター」が運営しています。
 ポーランドの首都ワルシャワと米国バージニア州ラングレーに住所があります。その目的は「ウクライナの国家安全保障、平和、人類に対する犯罪の兆候の研究センター、および法執行当局のための国際法情報、および親ロシアのテロリスト、分離主義者、傭兵、戦争犯罪者、殺人者に関する特別サービス」だと述べています。
 大変残酷な写真(ロシア兵の遺体)をトップページに掲載しています。閲覧にはご注意ください。
https://myrotvorets.center/

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 匿名希望様

 ありがとうございます。

 約1ヶ月前にいただいていたおたよりですが、長文のため、紹介するタイミングがなかなか見つからず、取り上げるのが遅くなってしまったことをお詫び申し上げます。

 まさか、その間に、文中の引用記事内でウクライナ紛争について語っていた安倍晋三元総理が銃撃され亡くなってしまうとは思いもよりませんでした。

 また生前の安倍元総理が「ウクライナのゼレンスキー大統領が、NATO加盟をあきらめ、東部ドンバスに高度な自治権を認めていたら、この紛争は起こらなかっただろう」と述べ、「しかし、ゼレンスキー大統領は受け入れられなかっただろう」とも述べていたことは、ほとんど知られていなかった事実だと思います。

 安倍元総理に、リアリストの一面があったことは意外でした。こうした認識がなぜ、自民党なり、政府なり、マスメディアなりに広がらなかったのか。ウクライナをロシア相手に戦わせたくて仕方がなかった米国の意向を、メディアも含め、国をあげて忖度していた約5ヶ月間だったと言えると思います。

 一時のトーンは落ち着いたようではありますが、まだ官民あげての「ロシア=絶対悪で加害者、ウクライナ=絶対善で被害者」という単純な公式を刷り込んだ「マインドコントロール」は解けてはいないので、油断はならないでしょう。

 今後も「冴えているIWJ!」と、応援していただけるように頑張ります!

 期末まで、あと半月。非常に厳しい財務状態のIWJに、どうか皆さま、ご支援のほど、よろしくお願いします。

岩上安身

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 苦しいと思います。(IWJは)ウクライナ分析はどうも少数派ですが、私はIWJが的を得ていると思っています。発信し続けてください。

(O.M. 様)

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 O.M. 様

 ありがとうございます。

 我々は、なりたくてなっている「少数派」ではなく、「まっとう」な報道と論評を続けているだけで、一時的に「少数派」になっているだけですので、時間はかかっても必ず、多くの人々に真実は伝わっていくと信じています。

 ご指摘の通り、今はたしかに、財務的に苦しい状態が続いていますが、「少数派」とみられていても、支えてくださる会員の方々、ご寄付・カンパでご支援してくださる方々がいてくださるおかげで、ギリギリの綱渡り経営であっても、谷底まで転落せずにここまでくることができました。

 本当に皆さま、ありがとうございます。

 期末まで、あとわずかです。どうぞ今期もラストスパートまで、応援、ご支援をよろしくお願いします。

岩上安身

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 (カンパした理由は)田代秀敏氏への一連のインタビューが非常に面白かったため。

 特に5月30日の「グレアム・アリソン氏のペロポネソス戦争の解釈は間違っています」というのは目から鱗でした。学生時代、ギリシア時代を学ぶ意義が余り分かっていなかったので、ご紹介頂いた書籍を読んで勉強したいと思います。

※「長期化するウクライナ紛争~米国の代理戦争の代償」「米ドルの黄昏とアテナイ覇権喪失の教訓」(第4回)~岩上安身によるインタビュー第1078回 ゲスト エコノミスト田代秀敏氏
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/506591

 また服部倫卓氏へのインタビューもウクライナ側の事情も加味しつつ、ロシアへの批判的な姿勢もあり、現在地上波で放送されているニュース等に比べるとバランスの取れた内容で腹に落ちました。是非続編をお願いしたいです。

※「ウクライナ紛争は戦争はまだまだ続く」!「ロシアによるウクライナ侵攻から3ヶ月、紛争は長期化するのか、対露制裁が世界、日本に及ぼす影響は?」~岩上安身によるインタビュー第1076回 ゲスト ロシアNIS経済研究所 所長・服部倫卓氏
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/506303

 田代秀敏氏のインタビューのように経済を絡めると、現在「ウクライナ頑張れ!」オンリーの人も、報道の大本営発表化のおかしさに耳を傾けてくれるのではないか?と思いましたので、そういったインタビューをまたお願い出来れば、と思います。

 人員・資金とも限られる中、大変かと思いますがIWJの皆様どうかこれからも質の高い報道をよろしくお願いします。

(I.T. 様)

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 I.T. 様

 ありがとうございます!

 田代さんは、エコノミストとして優秀なだけでなく、社会科学、人文科学の諸分野にくわしく、とりわけ今回の金融大国アテネの敗北というお話は、私も目から鱗が落ちました。

 人は難問につきあたった時、歴史に学ばなければならない、という点ではグレアム・アリソン氏も、田代秀敏氏も同じ姿勢だと思います。

 しかし、アリソン氏が語るペロポネソス戦争とは、アテネという民主主義国家のモデルのような覇権国家が、新興の専制主義的国家スパルタの挑戦を受けて、滅びる、というストーリーでした。

 これは、ウクライナを2014年クーデターに導いた米国務省のビクトリア・ヌーランド国務次官補の夫であり、ネオコンの代表的な理論的リーダーであるロバート・ケーガンの著書の「民主国家から専制国家へ~激突の時代が始まる」という邦訳タイトルの構図にぴったり当てはまります。

 アリソン氏は、歴史から学ぶべく、古い書物を解き明かしながら、巧妙に(というか露骨に)情報操作して、米国対中国の対決のストーリーラインを描き出していた、ということです。それは、ネオコンの描く対決図式に都合よく当てはまるものでした。

 しかし、実際の歴史は、田代氏の言う通り、違ったのです。

 たった今、今日の現実についての情報を得るために、新聞でもテレビでも、情報操作されないように、相当のリテラシーが必要となりますが、過去の歴史について学ぶ過程でも、同様に「疑ってかかる」「批判的に読む」「裏を取る」といったリテラシーが必要とされるということは、大いに教訓となりました。

 今後とも、スピーディーな速報と、複雑な事象を多角的に捉え、掘り下げてゆく作業を、両方とも、しっかり手を抜かず、やっていきたいと思います。

 今後とも、IWJへのご支援を、どうぞよろしくお願いします!

岩上安身

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 大手メディアが、総てにおいて大本営発表になっているこの危機的現状の中で、ジャーナリストの魂で報告してくれる貴社を心から応援したい。潰れては困ります。

匿名希望

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 匿名希望様

 応援ありがとうございます!

 赤字転落、活動停止、などという事態に陥らないように、全力で頑張り抜きたいと思います。

 期末まで、まずは支えてくださる皆さまからのご支援をお待ちしています!

 どうぞ、よろしくお願いいたします!

岩上安身

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 「反戦・平和」の1砦へのサポートとして

(K.K. 様)

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 K.K. 様

 ありがとうございます!

 「反戦」や「非戦」あるいは「避戦」を実現するには、抑止力は必要である、とは私も思います。

 しかし、「抑止力」が「抑止力」として機能するには、ひどい攻撃をしかけてきたときには、差し違える覚悟はあるぞ、という胆力を内に秘めておき、平常は、事を荒立てない、落ち着いた態度で隣国、隣人と接し、自分の方から喧嘩は決して売らない、という姿勢が肝要なはずです。

 仮に戦いとなってしまっても、戦禍を最小限に抑えて平和を取り戻す、外交力、交渉力、妥協する忍耐力も必要です。

 昨日、岸田総理の会見へ臨みましたが、岸田総理が、自身の外交姿勢を「リアリズム外交」と呼んだのには驚きました。ロシアとウクライナの間に入って仲介するような政治家として、岸田総理は認知されているのでしょうか? 米国の高ぶりをおさめ、ロシアを落ち着かせ、ウクライナにこれ以上、犠牲者を出さないように説得し、それぞれが譲歩して、妥協し、和平を取り戻すような立ち回りこそ、リアリストのやるべきことです。

 「世界的な物価高騰はすべてロシアによるウクライナ侵攻のせい」というムチャクチャなレッテル貼りをしているようでは、とても「リアリスト」とは呼べません。

 総理会見で、したかった質問は、昨夜のうちに官邸へメールで送付しました。その内容は、この日刊にも掲載しているので、ぜひ御覧になってください。

 期末まで、あと半月と少しです! 赤字転落とならないように、どうぞ、ご支援のほど、よろしくお願いします!!

岩上安身

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 いつもメルマガ熟読しております。

 安倍元総理の殺害には驚きました。日本をめちゃくちゃにした張本人とはいえ、殺害はあってはならないことです。

 ただ、案の定、テレビが安倍元総理を不世出のリーダーのように持ち上げ始めたので、ソッコーで消しました。

 NHKのアナウンサーが喪服を着ていたとか…。もはや、北朝鮮。死ねば免罪されるとでも??? ここ数年のメディアの劣化は、安倍元総理の件でも鮮明でした。

 そのような中、IWJはウクライナの件でも正確な情報を流しています。というか、ほかにまともな言説を述べているのは一水会くらいか? 世も末です。

 孫崎先生のお話はいつも興味深く、先日、サイン本をゲットしました。宝物といたします。

 先ほど、些少ですが、カンパいたしました。これからも健全なメディアであり続けてください。

(N.T. 様)

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 N.T. 様

 ありがとうございます!

 NHKでアナウンサーが喪服…絶句するしかありませんね。

 昨日の記者会見でも、安倍元総理を「国葬」にすると岸田総理が発言していました。

 「安倍晋三」という人物の実像から離れ、「カリスマ」化が進められているように感じられます。

 凶弾に倒れたことは、痛ましいと思わずにいられません。テロも、銃撃も許せません。

 しかし、亡くなった直後から、このような「政治家の死」の政治利用が、改憲に向けて進んでいくことは、警戒し、批判しないわけにはいきません。

 今後とも、「健全なメディア」であり続けられるように、精進していきたいと思います。

 期末に向けて、今期、赤字転落せず、来期も元気にスタートが切れますよう、一層のご支援をお願いいたします!

岩上安身

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IWJさま

 本日も素晴らしいです!

 特にロシアやウクライナなどの文化圏をよく理解しないまま専門家面で プロパガンダのお先棒を担いでいるだけのメディアや知識人という人たちに対して、このソルジェニーツィンの考察(※注)を引用し、表面的な煽動情報ではなく深く理解することの必要を提示する下り、大変感銘を受けています。

※注 孫崎享氏が、下段の岩上安身によるインタビュー中に「ソ連時代の最も横暴な政治体制の中で、権力に反対すればシベリア送り、つまり死が待っている。それでも、ソルジェニーツィンらの反体制派が立ち上がっている。

 一般の人たちは立ち上がる力はないけれども、立ち上がった人たちを応援するんですね。『私はそんな勇気はないけど、政権に立てついて立ち上がった人々はすごいから、支援していこう』という社会なんですね(後略)」。と発言している。詳しくは下記URLから御覧ください。

※「ウクライナ侵攻に対し、ロシアへの『一億総糾弾』論に一石を投じる!『平和を創る道』の探求!」~岩上安身によるインタビュー 第1080回 ゲスト 元外務省国際情報局長 孫崎享氏
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/507898

 真のジャーナリズムですね!

 今日は国会で朝一番に(自民党の)小野寺議員が、極めて攻撃的にロシアのウクライナ侵攻を非難し、それを中国の脅威に結び付け、防衛力強化を「世界のみんなと力を合わせて」行うために防衛費の大増額と防衛産業の育成など、政府閣僚が発言できないことをネオコン・バイデンにかわって質疑というより「大演説」していました。

 特に気になったのが、バイデン大統領、と呼ぶ一方で「プーチンが!」と何度も呼び捨てで断罪するような口調で、演説をしていたことです。

 習近平国家主席に対しても、『習近平」と呼び捨てにしていくのでしょうか? これは、明白に(与党・自民党の)国会議員が ロシア大統領(と中国の国家元首)を侮辱し、「対戦相手」と位置付けていることをアピールしていることになるのではないか?

 この軽率なのか、意図的な興奮ぶりなのか、とても違和感と危険性を感じました。ぜひ見てみてください。

 田中宇ニュースが、(スコット・)リッターさんが「ウクライナ側に攻撃兵器が到着し、このままではロシアが負けるかもしれない」と言い出したとしています。その後の資源略奪など暗い予想を危惧しているようです。

 大変気になりますので、ご参考まで。

※複合大戦で露中非米側が米国側に勝つ(田中宇の国際ニュース解説、2022年5月25日)
https://tanakanews.com/220525hybrid.htm

 「今回の戦争のプロパガンダのもう一つは『露軍は作戦失敗で負けている』というやつだ。米国側の人々の多くがそれを信じている。先日は、米国でこれまで『露軍は負けてない。順調に勝っている』と言っていた筆頭の元海兵隊員の分析者スコット・リッターが『米国側がウクライナ軍に送った対戦車砲などが戦地に届き、ハルキウなどで露軍の戦車部隊が撃退されて退却している。露軍は負けるかも』と言い出し、やっぱり米軍は負けてるんだ、という話になっている。

 しかし、戦争状態が長期化した方が米国側の自滅が加速するため、ロシアの政府や軍も、自分たちが負けているという偽情報を流したり放置したりしている。露軍不利説は簡単に信用できない。ウクライナ極右軍が立てこもっていたマリウポリ製鉄所の陥落などを見ると、民間の犠牲を減らすためにゆっくり(一進一退的に)戦争を進めていると言っている露軍の説明が正しい感じがする」

 ※この中にあったのが以下の記事です。IWJが仮訳をしました。

※The War in Ukraine.Scott Ritter’s Switcheroo: “Why I Radically Changed My Overall Assessment”(Global Research、2022年5月16日)
https://www.globalresearch.ca/scott-ritter-switcheroo-why-i-radically-changed-my-overall-assessment/5780404

(仮訳)
ウクライナの戦争 スコット・リッターのSwitcheroo:”私が総合評価を根本的に変えた理由”

 日曜日、外交政策に関するブログは、スコット・リッターが「戦争に対する評価を一変させた」というニュースで賑わった。元海兵隊員の彼は、ウクライナの最近の動向を調べて、ロシアが勝つのは当初考えていたよりずっと難しいという結論を出したようだ…。

 当然ながら、リッター氏の逆転劇はネット上に衝撃を与えた。特に、ウクライナ情勢をつぶさに観察し、彼の公平な分析を大いに賞賛している人たちの間に衝撃が走った。

 リッターの発言に裏切られたと感じた人たちは、リッターを「concern troll」(同情を装いながら、実際は逆の感情を抱いている人)と呼んで非難している。

 これは、彼の研究がなければほとんど知らないかもしれない問題について、人々に情報を提供するために多くの時間を割いてきた人に対するひどい仕打ちだ。それに、リッターは偽善者ではない。まったく逆だ。

 しかし、リッターはおそらく「ロシアが勝っている」という説の最も率直な支持者であり、レガシーメディアで読んだり、ケーブルニュースチャンネルで見たりするすべての仮説に反していると言ってよいだろう。

 しかし、残念ながら、リッター氏の見方は大きく変わった。リッターが率直に認めているように、「西側がウクライナに提供している軍事援助は、ダイナミクスを変えており、もしロシアがこれに有意義に対処する方法を見つけなければ…紛争は決して終わらないだろう」と。

 これは、彼がほんの数週間前に行った「ロシアが戦争に勝利し、決定的に勝利している」という声明からのかなりの転換です。

 では、何が変わったのか? リッターの逆鱗に触れたいわゆる展開とは何だろうか。

 以下は、この騒動の引き金となったインタビューからの抜粋である。リッターはレイ・マクガバンと司会者のガーランド・ニクソンと共にサタデー・モーニング・ライブに出演していた。(引用はビデオからのコピーです。間違いがあれば責任をとります)

スコット・リッター(47:50から)「私をいらだたせるのは…ウクライナがこの新しい装備と材料(材料-最近ウクライナに出荷された追加の殺傷兵器)を吸収するのは非常に難しいだろうというのが私の評価だったが、榴弾砲はすでにロシアに対して作動している。(そして)ハリコフ地方で効果を発揮している。90基すべてではありませんが、いくつかの砲台が使用されているのです。

 なぜこんなことになったのか?

 というのも、私はこれまで、ロシアがこれらの装備の大部分を阻止することができるという前提で動いていましたが、ロシアはそれができない、あるいはする気がないことを示し、その結果、ウクライナ人は戦場で意味のある影響を及ぼしているのです。

 ドンバスのような主要な紛争地域ではなく、周辺地域でです。ロシアがハリコフ以北で戦術的撤退を行ったのはこのためです。ウクライナの能力を最大限に引き出すためには、ロシアは主戦場からリソースを流用しなければなりませんが、それはできないと判断したのです。だから、戦場を再構成しているのだ。(異なる地域で土地を交換する)」…(”Saturday Morning Live with Scott Ritter and Ray McGovern, YouTube”)

※SATURDAY MORNING LIVE WITH SCOTT RITTER AND RAY MCGOVERN(RAY MCGOVERN、2022年5月14日)
 https://youtu.be/m4SlSILtlpc

 つまり、リッターの共感は少しも変わっていないが、彼の分析が変わったことは明らかである。

 当初、彼は殺傷能力の高い兵器の氾濫が戦争の結果に影響を与えるとは考えていなかった。しかし、今はそうではない。正直な間違いだが、それでも彼は「白状」して、Uターンした要因を説明する必要があった。以下は、同じインタビューからの引用である。

スコット・リッター「これは戦争における変革の瞬間である。なぜなら、それが意味するのは、非軍事化が行われていないということだからである。ロシアが東部で破壊している戦力に対して、ウクライナは(西部で)重要な戦力を再建している。

 私はこれを1941年12月のモスクワになぞらえる。ドイツ軍がモスクワに向かっていたとき、ロシア軍はただ物を投げつけ始め、すべてを犠牲にしてドイツの攻勢を緩めた。冬将軍とシベリア軍団の組み合わせが反撃能力を与えるまで。ドイツ軍は真っ白になり、止めを刺され、引き返したのです。ロシアが計算を変えないなら、我々が向かっているのはその軌道です。

 20万の兵士がどんなに有能でも、それなりのことしかできないからです。今行われている戦闘は、ウクライナ人を殺戮しているとはいえ、ロシア側にとって無償のコストではない。ロシア軍は装備、人員、資材を失っており、プーチンが軍隊を動員するか移動させない限り、それらを補うことはできないのです。

 つまり、20万人の兵士がオンラインにいる代わりに、ロシアは18万人の兵士を抱えることになるかもしれないのです。もし、2万人の兵士がいなくなっても、ロシアの指導者が利用できる選択肢が変わらないと思うのなら、あなたは戦争について何も知らないということです。

 だから、私はロシアが東部で勝つと信じている。彼らはこうしている間にも、彼らを粉砕し、虐殺し続けている。ウクライナ人に与えられている死と破壊の量は、想像を絶するものですが、ウクライナ人はロシアに対抗できる軍隊を再建するための時間を稼ぐために、こうした損失を喜んで受け入れているのだと思います。

 何百億ドルもの装備が流れ込んできて、ロシアがそれを阻止できない以上、非軍事化はありえません。このような最新鋭の榴弾砲が今まさに最前線で運用されているということは、ロシアの方法論に何か問題があることを示しています。その方法を変えない限り、我々は非常に長い夏を過ごすことになると思います」(”Saturday Morning Live with Scott Ritter and Ray McGovern, YouTube”)

 リッターがここで何を言っているのか、理解するのは難しい。彼は、プーチンに現在の「特別作戦」を本格的な世界大戦に拡大するよう提案しているのだろうか。ある時、彼は、ロシアがウクライナで勝利し、フィンランドに進もうとするならば、150万人(注:ロシアは現在ウクライナに20万人しかいない)を動員する必要があるとさりげなく意見しているのだ。

 リッターの口調からは、彼が単に成功するために「何が必要か」という客観的な観察をしているのか、それともロシア最高司令部が考慮すべきと考える明確な勧告をしているのかを見分けることはできない。それに答えることはできない。以下は、インタビューの続きである。

スコット・リッター(5:20から)「ロシアがその特別軍事作戦を、おそらく特別軍事作戦からウクライナの戦闘空間全体を含む戦争に変えるところまで拡大しない限り、これはロシアが勝てなくなる危険性がある紛争であり、つまり東部の目的を20万人の軍隊で達成できる一方で、ロシアはその目的を達成することができないのです。ウクライナがNATOから数百億ドルの装備を提供されているときには、ウクライナの再武装と再装備を阻止することはできないのです…。

 そう、ロシアは東部で勝利を収めている。それは彼らがずっと言っていたことで、その目的は達成されている。そして、彼らはそれを達成しつつある。それが特別軍事作戦です。

 しかし今、私たちは「戦争」について話しているのですが、ロシアがまだその移行をしたとは思えません。これはウクライナ軍をNATOの刀として使った西側とロシアのデファクトの代理戦争です。その目的は、「ロシアを干上がらせる」ことです。そして、ロシアが力学を変えなければ、ロシアは干からびるだろう。

 ゼレンスキーは、西側がその100万人を本当の軍事的脅威にするための資金と装備を提供する準備が整っている時に、100万人を動員する意思があることを示している。

 つまり、ここ数週間で起きていることは、決定的なことだと私は考えています。

 西側が提供している軍事援助は、力学を変えつつあり、もしロシアがこれに有意義に対処し、軍事力として排除する方法を見つけなければ…紛争は終わらないだろうと」(”Saturday Morning Live with Scott Ritter and Ray McGovern, YouTube”)

 ということである。読者は自分自身で結論を出さなければならない。

 スコット・リッターは、ウクライナの紛争が、単なる近隣諸国間の小競り合いではなく、NATOとロシアの代理戦争でもないという考えに、徐々に適応しているのだと思う。

 ウクライナ(紛争)は、ロシアをつぶし、経済を崩壊させ、指導者を排除し、天然資源を奪い、領土を分割し、アメリカのパワーを中央アジアから環太平洋に突き出すという、より大きな計画の第一段階である。

 ウクライナ(紛争)は、覇権、帝国、そして純粋無垢なパワーを求めるものである。

 最も重要なことは、ウクライナ(紛争)は、第三次世界大戦の最初の戦いであり、アメリカの優位が揺るがないもう一つの世紀を確実にするために、ワシントンによってでっち上げられ、始まった戦争であるということだ。

(匿名希望 様)

 今、読みかえしたところ、リッターさんの投稿はすでに古いものですね、先週には、彼はすでにロシア軍はきちんと立て直して臨機応変に対応している、と言っていたようです。

 ですので削除していただいても結構ですし、古い投稿なんだな、とわかるようでしたら別に残しておいても私は構いません。

 良いようにしてください。

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 匿名希望様

 ありがとうございます!

 URLを貼っていただいた、スコット・リッター氏のインタビューと、それを引用しての論評を掲載しました。

 ただ単に、URLのみを掲載しても、IWJの日刊の読者、つまり、匿名希望様と同じくIWJを支えてくださる全員の皆さまにスムーズにシェアすることにならないな、と思い、全文を翻訳して紹介することにした次第です。

 日付の古さ、新しさは別として、中身は現在読んでも、本質的なところは少しも古びていません。

 ロシア軍は、いったんウクライナの広域に進軍し、首都キエフにまで迫りましたが、その後、キエフなどからは撤退し、東部・南部に戦力を集中したことは、記憶に新しいところです。

 この時、日本のマスメディアや出演している有識者らは、ロシア軍の敗退、ウクライナ軍の反転攻勢、もうすぐロシアは敗ける、とハイテンションで報じていたことも、多くの方が覚えてらっしゃることでしょう。

 現実にはその後、ロシア軍は「ウクライナ国内にいるロシア系住民を守る」という「大義」に沿った形で、東部ドンバスのドネツクとルガンスクに戦力を集中させました。ドンバスを点ではなく、面で全面的に掌握し、東部戦線でのウクライナ軍の各部隊を撃破し、退却、もしくは降伏に追い込んできました。

 今後は、東南部をおさえたところで、ロシア側が停戦を打ち出すかどうか、その点が気になります。それをゼレンスキー政権が蹴れば、ウクライナの好戦性・非妥協的な姿勢が世界に印象付けられることになります。

 第2点としては、東部とクリミアを南部の陸路でつなげ、黒海に面する主要な都市を確保したロシア軍が、黒海に面したウクライナ領の最西部にある港町オデッサを攻め落とすか、どうかです。

 ここはウクライナにとって最重要な港湾であり、ウクライナ海軍の拠点でもります。オデッサをウクライナが落とすと、ウクライナは海への出口を失います。

 逆にロシアは、モルドバに張り付いている飛び地の沿ドニエストル共和国とも地続きでつながることになります。ロシア、ウクライナのどちらにとっても、オデッサは重要な港であることに変わりはありません。

 米軍が協力した上でのことと思いますが、4月13日、ロシアの黒海艦隊の旗艦であるモスクワ号が、ウクライナ軍の地対艦ミサイルによって、沈没させられました。

 この攻撃には、オデッサは容易にはとらせないぞ、というウクライナと米・NATOの強い意志と気迫が込められているような気がしました。

 オデッサの攻防が、もし行われるならば、凄絶なものになるのではないか、と予想されます。

 第3点は、スコット・リッター氏が語った、米国の新兵器で、ウクライナ軍が再装備した時の脅威は、決して馬鹿にできないものがある、という点です。これは、実際に起きてみなければわかりません。

 ロシア軍が、米国製の長射程の新兵器によって、いいようにやられてしまうのか。逆に、ロシア軍は、戦略的にも、戦術的にも、対応する準備を整えているのか。

 この紛争を長期化させたいという意志は、ウクライナと米国・NATOには明確にありますが、ロシアは長期化をのぞんでいるといった発言はしていません。

 しかし、もちろんロシアも、全面的な敗北は受け入れられません。ウクライナもそうであるように。

 現在、ロシアが制圧した、ロシア語話者の多い東部ドンバスに、自治権を与えてウクライナ領から切り離し、停戦することは、ロシアとウクライナの双方にとって、相互に「譲歩」したものの、お互いにどちらかが完全な勝利でも完全な敗北でもない、という体裁をとれるラインです。

 私がインタビューした孫崎享氏は、強く、この2点を軸に互いが譲歩して、銃を置くことを訴えています。

※安倍元総理襲撃事件の報道は統制されている!?「今必要なのは『平和を創る道』の探求! 第2弾」~岩上安身によるインタビュー 第1081回 ゲスト 元外務省国際情報局長 孫崎享氏 2022.7.8
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/508501

 問題は、ウクライナに与えられた武器が、戦力の量的な拡大だけではなく、質的な飛躍を伴うような時です。

 遠く離れた中西部あたりから、ウクライナ軍が長射程のロケット弾を東部・南部に打ち込める飛び道具を備え、実際に使い出したら、ロシア軍は、現在のように占領地を固めるだけではすまなくなり、今は兵を出していないウクライナの中部・西部を攻撃し、ミサイルなりロケット砲なり、「飛び道具」の拠点を破壊していかなければならなくなるでしょう。

 その先に、どちらかが戦術核を使うことがあるかどうか、当然、専門家の間でも議論が分かれています。

 本日の日刊の別稿でも書きましたが、日本の「strong man」である安倍元総理が凶弾に倒れました。この出来事は、その前から見せていた岸田総理の外交の「タカ派」化、硬直化、対米追随化に、よりいっそう拍車をかけることになるかもしれません。

 ウクライナ紛争によるNATO拡大がさらに拡大し、インド太平洋のクアッドやオーカスなどの安全保障機構が結びつくとき、ロシア・中国を敵とする欧米日の包囲網ができるかもしれません。

 軍事力、包囲力、経済制裁の政治力を使って、中露を弱体化し、その上で2度と米国の単独覇権のライバルになれないように、日本を含む同盟国を、矛にも盾にもして、ロシアを叩くという地獄絵図が浮かび上がってきます。

 ウクライナ紛争は、現状の段階において、停戦させないと、本当に第3次世界大戦を招くことになりかねません。

 今回の参議院選挙の結果、改憲派が3分の2を超え、改憲発議ができるようになり、本格的な戦争準備が行えるようになりそうです。この選挙の結果は本当に日本にとってよかったのでしょうか!?

 言論の自由がいつまで保障されるだろう、ということと、IWJの財政はいつまでもつだろう、という2つの不安と悩みを抱えつつ、第12期最後の1ヶ月を、ひた走ります! 本日は総理会見もあるようなので、抽選を通ったら、行ってきます!

 どうぞ、IWJへのご支援を、よろしくお願いいたします!!

岩上安身

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 昨日(7月8日)の孫崎享さんのインタビュー、とても大事なことを語っていただいたと思います。

 私も従来から米・NATOによる他国への武力行使に反対していましたが、(洗脳された)日本社会(いわゆるリベラル・左派を含め)が少しも声を出さないことに疑問を感じていました。現在、米・NATOが散々壊したアフガニスタン・イラク・リビア・シリアの惨状には目をつぶり、ウクライナだけが大事なのか!これは人種差別そのものではないかと思っています。

 今回もかつての第1世界、第2世界、第3世界のような話が出てきましたが、この話題こそ田代さんの得意分野のように思えます。

 BRICS及びBRICS+でドルに代わる決済手段とそのシステムの話が進んでいると多くの識者が指摘しています。まだ全貌を語ることは無理だと思いますが、情報がある程度そろった段階で、田代さんの分析と解説を聞きたいものです。

 選挙の結果はとても楽観できませんが、今や世界は所謂西側世界の没落が明白になり、そのような体制の中で日本の自公・維新・国民のような勢力がはたしていつまでもちこたえれるのか興味津々です。

(SK 様)

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 SK 様

 ありがとうございます。

 前から決まっているスケジュールでしたが、安倍元総理の銃撃事件が起きたその日に、孫崎享さんのインタビューを行うことができました。「第1報」しかないタイミングで、現行犯逮捕された山上徹也容疑者が、母親の入信していた宗教団体に対して恨みを抱き、その教団と深い仲にある安倍晋三元総理を殺害したという衝撃的な事件について、その時点で入っていた情報をもとに、この事件の与える影響について話をうかがいました。

 犯人が、安倍元総理を殺害することで得る利益はあるのか?

 安倍氏の死で、受益するのは誰なのか?

 安倍氏を殺した者の動機とは何の関係なく、岸田政権を生み出した政界一の実力者である安倍氏が逝って、「重石」のとれた岸田政権は、安倍政権とは違う、外交政策や金融政策を打ち出せるのか。

 それとも、これまで通り、安倍政権と同じく、対米追従を続けながら、安倍元総理が悲願としていた、緊急事態条項を含む改憲を実現し、日本にミサイル配備を行い、中露と北朝鮮の3国との間で緊張を深め、東アジアの「ウクライナ」への道をたどっていくのでしょうか。孫崎さんの意見は、今回の選挙は見通しが苦しい、というものでしたがその予測は的中してしまいました。

 昨日の参院選挙によって、改憲発議に可能な3分の2以上の議席を獲得してしまいました。このあと、マスメディアも元メディアも、改憲への広告を規制なく流し続け、発議のあと、国民投票が行われると、有権者の投票数が少数であっても、賛成票が多ければ可決することになります。

 日本はとうとうルビコン川を超えてしまいました。この投票結果の責任は、日本人自身が取らなければなりません。

 我々は、日本の政治がどれほど危うい方向に傾こうとも、日本国民であることから逃れることはできません。IWJも、日本と運命をともにする独立市民メディアとして、これからも、スタンスを少しも変えることなく、精いっぱい声を張り上げて、皆さまに真意をお届けしていきたいと思います。

 今後とも、ご支援のほど、どうぞよろしくお願いいたします。

岩上安身

※安倍元総理襲撃事件の報道は統制されている!?「今必要なのは『平和を創る道』の探求! 第2弾」~岩上安身によるインタビュー 第1081回 ゲスト 元外務省国際情報局長 孫崎享氏
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/508501

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 IWJに挫折して欲しくないので。

(T.T. 様)

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 T.T. 様

 ありがとうございます。志は折れることはありません。事実にもとづいた真実を述べることで少数派になることも、孤立することも、恐れません。権力による迫害にも「転向」することはありません。

 なので、たった1つだけ、財政難という問題以外に、IWJが「挫折」することはありません。

 「財政難」が続くと、IWJの活動が続けられなくなります。

 その忍耐も物理的な限界があります。

 7月末の期末まで、1ヶ月を切りました! 期末までにあと950万円弱、赤字転落を防ぐには、どうしても必要です!

 ご寄付・カンパでのご支援を、皆さまにお願いいたします!

 重ねてのお願いで、まことに申し訳ありませんが、どうぞよろしくお願いいたします!

岩上安身

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 ウクライナの真実の報道、頑張ってください。

(匿名希望)

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 匿名希望様

 ありがとうございます!

 頑張ります!

 日本のマスメディア、特に地上波のテレビは、視聴率が稼げる間だけ「中立性」を捨てて、それこそネオナチのアゾフにもすり寄って動画素材の提供を受け、一方的なウクライナサイドからのプロパガンダをたれ流し続けてきました。

 彼らの「罪」と責任は重いと思います。

 しかし、今度はウクライナの劣勢が明らかになると、すーっと熱が冷めたかのように、他の話題に移り、散発的に「ウクライナが善、ロシアは悪」であるという構図は変えずに散発的に同じような戦況情報を無気力に流すだけにとどめています。

 「ウクライナ紛争」とその制裁は、すでに揺らぎだしていた米国の単独覇権のもとの世界構造を大きく変えつつある大きな問題です。覇権を維持したいという米国の思惑とは真逆に、米国の覇権の崩壊とはいわないまでも、弱体化させてしまっています。

 こうした「世界の劇的な変化」について、日本のマスコミはまったく素知らぬふりです。

 この問題は、海外の問題で、日本人にとって関係ないこと、ではすまされません。

 崩れつつある米国覇権にひたすらしがみつき、結局はそのために国力を疲弊させつつある日本の、「自立しようとする気概がまったく欠けている病理」はますます悪化しつつあります。マスコミは注意喚起する義務があるのに、その義務を放棄し、参院選で与党が改憲の危険性などを「争点隠し」しているというのに、それを掘り起こそうともしません。

 この参院選は、日本国内の問題だけでなく、戦争に向かおうとする世界と密接に関係している大事な選挙のはずなのに、です!

 財政は本当にピンチですが、でもIWJはやるべきことがある、と確信しています。頑張り続けますので、どうぞ、ご支援をよろしくお願いします!

岩上安身

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 2回目のカンパです。IWJの情報のおかげでウクライナ紛争の実態をグローバルかつ俯瞰的に認識でき、たいへん感謝しています。

 マスコミ報道はウクライナ側の戦争プロパガンダに堕落しています。ただ、これに手を染めているマスコミ関係者の感覚は、ウクライナ・ネタの神輿を担ぎ「お祭り騒ぎ」なのかもしれません。

 薄気味の悪さは早くも世紀末です。IWJが今後も健闘されることを願っています。

(ミヤザキ コウイチ 様)

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 ミヤザキ コウイチ様

 2回目のカンパ、ありがとうございます! 本当に助かります!

 前のおたよりの返事にも書きましたが、ミヤザキさんのご指摘の通り、「マスコミ報道はウクライナ側の戦争プロパガンダに堕落」しているというのは、まさしくその通りです。

 ただ、ひとつ誤解があるとしたら、彼らは「お祭り騒ぎ」をしているだけではありません。

 良心が初めから欠けているようなメディア、自称ジャーナリストもいますが、良心のある報道を積み重ねてきた実績のある信頼性の高いメディアや、そこに働く個々の人々が、このたびは一斉に、「定められたガイドライン」でもあるかのように、「ウクライナ側のためのプロパガンダ」を流して、自省することも、留保することも、視点を変えることも、逆張り(ウクライナ報道が多いならば、自分は逆の目に賭けてみようとすること)もなく、一方的に、どんなに我々のような独立メディアからの批判、反論や別の視点からの報道があろうと、微動だにしないで続けているのです。

 これは、メディアで仕事をした歴史がかれこれ40年にもなる私でも、一度もお目にかかったことのない「異常」な光景です。一過性の「お祭り騒ぎ」ではありません。これは国策への協力、事実上の翼賛体制化が「烈戦」の始まる前に、いち早く構築されているのだと思います。

 用心が本当に、必要です。今ならば、どこまで抗えるのか、それも見きわめが必要です。

 我々は、単独行となろうと、これからも、「ウォッチドッグ」をあきらめません。

 どうぞ、7月末に期末を迎えるIWJの財政苦に、活動の源となるガソリンをあと少々でもお与えいただければ、と思います。

 ご支援のほど、よろしくお願いします。

岩上安身

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 IWJスタッフの皆様、岩上さん毎日お疲れ様です。

 本日、少しですが寄付したのでお役立て下さい。IWJのウクライナのニュース記事、テレビやラジオの流すニュースと全然違うなぁと思いながら読んでおります。

 最近やっと中島岳志さんがラジオでミアシャイマー氏の説を取り上げているのを聞きましたが、相変わらずロシアが一方的に悪い、というニュースばかりです。

 あんまり一方的な報道すぎると、ちょっとおかしくないか?と思われるんじゃないかと、ニュースを作る側は考えないのものなのでしょうか…。

 ともかく財政が厳しい中、貴重なニュースを届けて頂きありがとうございます。暑くなってきましたので、皆様体調にお気をつけ下さい。

(I.Y.様)

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 I.Y.様

 ありがとうございます!

 一方的な報道をすることに、マスコミのムラ社会の中にいる者は、さして違和感はないのだろうと思います。

 むしろ、「ロシアがすべて悪い! 皆で叩けば恐くない!」という心理ではないでしょうか?

 実際には、対露制裁に加われば、ロシア側からしっぺ返しがくるのは当然です。本日の日刊IWJガイドのニュースにもあるように、ロシアは、日本企業が参加していた「サハリン1、2」から、日本を含む外国企業を締め出しました。

 孫崎さんへの6月30日に行ったインタビューを御覧になっていただければわかりますが、生身のロシア人、ロシア社会というものを知っていれば、彼らと戦おうとは思わないはずです。彼らに対して、荒々しい、ケンカ腰の態度でのぞめば、彼らは本当にためらわずに戦います。

 「死ぬのが恐くないんだから、彼らは」と孫崎さんは表現していましたが、私も同感であり、ケンカしていい相手であるとは思いません。

 日露戦争は、ボクシングの世界戦にちなんでいえば、2、3ラウンドで周囲が止めて、ドロー扱いされたようなものです。あれはKO勝ちとは呼べません。

 止められずに続けていけば、露土(ロシア対トルコ)戦争が11回(第一次世界大戦も含めて12回という説もある)の戦争を戦ったように、ヘビー級のロシア相手に延々と消耗戦・持久戦を強いられ、国力(資源と核兵器)のない軽量級の日本は、最終的に粉砕されます。

 「抑止力」というものは、最悪のケースを想定してから、逆算して築くべきものです。「敵基地攻撃」改め「反撃能力」のミサイル配備も有効なのか、最悪のケースを前提にして考えるべきです。そう考えたら、「一撃」くらいは与えられるでしょうけども、あとは「ボッコボコ」にされるだろうという想像は、普通の人間ならつくはずです。

 この先、日本が軍拡をして、より日露間の緊張を高めれば、ロシアは容赦なく日本に対しても軍事的な緊張も高めることでしょう。

 しなくてもいい対露制裁をしたおかげで、東アジアが戦場となるとき、日本が中国、北朝鮮だけでなく、ロシアでも相手にして戦わなければならないところまで想定しなくてはならなくなりました。米国に背中を押されてこれ以上、軍事的緊張を高める方向にと足を前へと踏み出していくことは、日本にとって得策なのか、真剣に考えるべきです。日本人一人一人が自分の身にふりかかることとして考えるべきことです。

 参院選を前にして私たちIWJは、そうした問題も直視し情報をお届けしていきたいと思います。

 どうぞ、今後とも、ご支援のほど、よろしくお願いします。

岩上安身

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 IWJさま

 いつもお疲れ様です!予想通りのウクライナ侵攻を利用した軍事独裁国家へひた走る選挙になってきましたね。現況のウクライナのような汚職と腐敗国家がEU加盟候補、さて、そのEUは、これから伸び行く船なのか、沈みゆく船なのか、そこに乗ろうというこの国の政権と喜ぶ市民とメディアに、本当にうんざりしますね。

 ウクライナで戦争広告代理店の活躍を、クーリエジャポンが途中まで書いております(後は有料なのでやめました)

 https://courrier.jp/cj/291148/

 水道橋博士インタビュー楽しみに拝見しています。IWJが頑張っているので、たまに、まともなことをいう人も出てきました・・・がまだまだですよね。

 頑張れIWJ!
 
(匿名希望)

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 匿名希望様

 ありがとうございます!

 今はテレビの報道も、新聞、雑誌の記事も、多くはネットに残されています。昨日、調べものをするために、時間順に6月、5月、4月とさかのぼっていきましたが、この数か月間のウクライナ紛争がらみは、ひどい報道ばかりだったなと、改めてあきれざるをえませんでした。

 根拠の怪しい話を、言いたい放題、書きたい放題にして立てた見通しや、戦況の予測などは、次から次へと外れ、よく恥ずかしくもなく、こんなデタラメを「報道」の名のもとに、続けていられるなと思います。

 TBSなどは、6月13日に「プーチン大統領『すでに死亡している可能性』」と題したニュース番組を放送しています。ネットでも「プーチン氏“死亡説・影武者説”英諜報機関が大胆分析も…専門家『プーチン政権の弱体化を狙った情報戦の一環』【ウクライナ情勢】|TBS NEWS DIG」https://www.youtube.com/watch?v=dTDqcP7Jj1wで視聴できます。

 プーチンはすでに死んでいる、今動いているのは影武者であるとか、かつての東スポの「人面魚現る」レベルの釣りタイトルです。影武者など、戦国時代の武田信玄の話ではあるまいし、よくこんなトンデモ話を地上波で「報道」として流せるなと、あきれ果てます。

 こういう状況を鑑みる時、やはり我々IWJが、手間がかかっても、過去のプロパガンダについての検証報道もやる必要があるな、と思います。今、準備している検証シリーズがありますので、ぜひご期待ください。

 月末、そして期末が迫りつつあります。良質な報道と論評を続けようにも、活動費が足りなければ、戦さはできません!

 どうぞ、皆さま、今期末へのラストスパートのためにも、緊急のご支援のほど、よろしくお願いします!

岩上安身

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 大変希少で貴重な、独立中立公正な立場での報道をして下さっている事に感謝応援しています。
 
(I.H. 様)

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 I.H. 様

 ありがとうございます!

 IWJはロシア寄りであるとか、ロシア擁護しているとか、しばしばご批判を受けますが、そうではありません。「中立」な報道を行おうとすると、世の中のメインストリームメディアが極端にウクライナびいき、反ロシアに偏っているので、我々が逆張りをして、はねあがっているように見えるだけのことです。

 偏った報道、情報をシャワーのように浴びていると、気がついた時には頭が「洗脳」されていて、事実、真実を知った時に、大きなショックを受け、受け入れられず否認するようになってしまいます。それは、本当に無駄な回り道です。

 国内が戦場になってしまい、避難しなければならなくなったウクライナ国民(ウクライナ語話者も、ロシア語話者も、本当に気の毒です。そうした人々に共感したり、同情したりして、善意の気持ちからウクライナへ様々な窓口を通じてご寄付された方々の善意は尊いものだと思います。

 しかし、好戦的なウクライナのゼレンスキー政権が、あるいはその支えとなっている米英にとっては、ウクライナ国民の命や民生は2の次、3の次のようです。そのご寄付は、避難民(ポーランドなど西方への避難民だけでなく、東方のロシアへの避難者もいる)たちの避難先での、仮の衣食住を満たすためではなく、弾丸や兵器の購入に使われてしまう可能性の方が高い、という苦い事実を知らせないわけにはいきません。

 センチメンタルに伝えられたウクライナの幻想ではなく、苦く、虚しく、卑劣ですらあるリアルな現実を、正確にお届けするのが私たちのつとめだからです。

 「感謝しています」という言葉には、どういたしまして、こちらこそありがとうございます、と御礼を申し上げなければなりません。

 我々が、大勢に流されずに、事実、真実をお伝えすることができるのは、I.H.様のような市民の皆さま、一人一人のお支えがあってのことです。本当に日々感謝しています。

 今月末、そして7月末の期末まで、厳しい財務状況が続きますが、なにとぞ、今期の最後まで、ご支援のほどをよろしくお願いいたします!

岩上安身

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 メインストリームメディアが報じない貴重な情報を知らせてくれるから

(金子 博文 様)

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 金子 博文様

 ありがとうございます!

 メインストリームメディアの腐敗ぶりは、本当にどうしょうもない、とため息をつくばかりですが、悲憤憤慨していてばかりでは、メディアの使命を果たせません。

 今日も、明日も、めまぐるしく事態は転変していきます。それを、プロパガンダに足元すくわれないように、真偽を可能な限りかぎ分けて、日々報じていくことと、この2月から6月までの4か月間に、積もり積もった誤情報の中から、いくつか重要な点に関しては、検証を行っていきます。

 私もスタッフも、疲労していないとはいえませんが、まだまだ頑張り抜きますので、どうぞ、期末まで、大きく膨れ上がってしまっている不足額を少しでも埋めていただけますよう、ご寄付・カンパでのご支援をよろしくお願いいたします!

 このたびは、ありがとうございました!

岩上安身

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 夏の参院選がそろそろ近付いてきましたが、大メディアはますます大本営化が進み、市民ジャーナルの必要性をひしひしと感じております。微力ではありますが、寄付をさせていただきます。
 
(M.H. 様)

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 M.H. 様

 ありがとうございます!

 ウクライナ紛争の問題は、その深みをのぞきこんでいくと、実は世界を3分割するような大問題であり、まだまだ手を抜くことができません。

 しかし、参院選が近づいているのも事実です。IWJでは、日々、動画の方では、各地の参院選の街宣などを流し続けています。

 今回の選挙は、連合によるあからさまな妨害と共産党外しによって、野党共闘を組めないまま、選挙に突入していますので、改憲勢力の伸びが大きくなり、反改憲勢力の議席数が落ち込んでしまうかもしれません。これはおそろしいことです。

 ウクライナへのロシア侵攻が報じられて、ロシアに対して、ひどい、恐い、と感情をゆさぶられた方々が、やはり日本も、ウクライナの場合と同様に、侵攻してくる外敵に対し、自国の防衛力で立ち向かわなければ、と意識づけされた方々も少なくないでしょう。

 そういう意味でも「ウクライナ紛争報道」は、他人事ではなく、きわめて政治的でもあり、あからさまなプロパガンダが行われる「政治的動機」がやはりあるのです。

 緊急事態条項を含む、自民党の改憲4項目は絶対に通してはなりません。日本列島を、ミサイル戦の戦場にしてはなりません。そのことをひき続き、強く訴えていきたいと思います。

 今月末、そして今期末が近づいてきてます。何とか赤字転落しないように皆さま、ご支援をよろしくお願いします!

岩上安身

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ウクライナ紛争関連の真実の報道が素晴らしいです。

(鎌形 美輝雄 様)

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 鎌形 美輝雄 様

 ありがとうございます!

 これからも、虚偽のプロパガンダによって真実が歪められる場面は続くことでしょう。我々は、プロパガンダに欺かれないように、目を見開いて、真実を見きわめた上で、皆さまにお伝えしていきます。

 今月末まで、今日を含めてわずか2日です! 6月最終日の30日には、ウクライナ紛争をテーマに新刊をお出しになられた孫崎享さんにインタビューを行う予定です。ぜひ、お見逃しなく!

 思えば、このウクライナ紛争の勃発によって、多くの人とものの見方が違い、距離をおいたり、おかれたりするようになりましたが、孫崎さんとはそのようなことがなく、何も特別に連絡したり、情報の交換をしあわなくでも、国際情勢を見るスタンスに違いが出なかったのは、幸いなことであり、心強いことでした。

 2人とも、旧ソ連の時代から、ロシアへ足を運び、現地で表も裏も見てきた経験があったことも大きいと思います。

 これからも、人生を賭けて、何ものにも忖度することなく、真実と平和のために発言しぬく覚悟でいます!

 ぜひ、御覧になってください!

 そして、月末、期末と、赤字の山を少しでも削るべく、皆さまのご支援の力をお借りしたいと存じます!

 どうぞ、よろしくお願いします!

岩上安身

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IWJさま

※「100%ロシアに責任がある」は正しくない。ロシア側のみでなく、ウクライナ側、特に、武器供与など、アメリカ側の問題点も報道されるべきである!~6.6羽場久美子教授(国際政治学者)講演会「ロシアのウクライナ侵攻:武器供与でなく停戦を」2022.6.6
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/506789

 上記の動画は、全国の人々に見ていただきたいです。

 岩上安身氏の今までの報道の内容を、全部言われています。

 IWJは、とても貴重な日本のジャーナリズムであると思います。

 これを見れば「参院」選挙は勝てるのに・・・。

 日本の野党は、何を何処を見ているのでしょうか。

(F・S 様)

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 F.S. 様

 ありがとうございます!

 IWJは、与党にとって、あるいは野党にとって、政治的に不都合であったとしても、事実であれば忖度することなく、報じる姿勢を貫いています。

 2022年2月24日に始まったウクライナのロシアへの侵攻は、その瞬間だけを取り出して見れば、国際法違反の武力侵攻です。ロシアが非難されるのは当然のように思われます。日本では、与野党関係なく、メディアも有識者も、右も左も足並みそろえてウクライナを擁護し、ロシアを非難しています。異論を差しはさませない眉の吊り上げ方です。

 しかし、そこに至るまで、ウクライナ東部のドンバス地方ではウクライナ政府とウクライナ軍が、自国民であるはずの現地のロシア語話者に対して、2014年のユーロマイダン・クーデター以来、武力をふるい続けてきたことを、そうした人々はあわせ考えようとはしません。

 どんな物事にも、因果関係があります。2022年2月24日に至るまで、8年間、何が起きていたのかをまったく視野に入れず、考慮せずに報じたり、論評したりすれば、それは欺瞞か、偽善か、無知の露呈か、世論のあるいは多数派への阿諛迎合(あゆげいごう)とならざるをえません。その点に無自覚な者が、情報の送り手の大半を占めることは、社会全体を危うくさせます。

 ウクライナの背後に米国とNATOがいること(もはや背後ではなく、前面に出ている状態ですが)、ゼレンスキー政権は「自由と民主主義」とはほど遠い、独裁政権であること、米国は自らの覇権を維持するために「中露」を過剰に敵視し、NATOの東方拡大によって、ロシアを追い込み、そのロシアが挑発に乗ってウクライナ侵攻の挙に出たところで制裁を加え、その結果、事態が今以上にエスカレートして、核が用いられたり、第3次世界大戦に行きつくなりしたら、勝者はなく、すべての国が敗者になること、などを考えあわせれば、このウクライナ紛争は、ロシアだけを叩いですむような簡単な話ではない、ということがわかりそうなものです。

 羽場久美子教授には、来月7月あたりに、私のインタビューをお受けしていただけそうです。7月はIWJ第12期の最後の月です。今期も最後まで、赤字に転落することなく、駆け抜けることができますように、ご支援のほど、よろしくお願いします。

岩上安身

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 寄付を何度かしましたが、時間がなくコメントしてませんでした。

 ウクライナ戦争以後、日本のマスコミの大政翼賛会化の酷さにあきれ、多くの市民が疑問を抱くことなく、ロシア悪玉・ウクライナ・NATO諸国が善玉と思いこんでいる事態に、大日本帝国時代の再来かと思う。

 アメリカの世界覇権戦略の一環としてロシアが戦争に打ってでざるをえない状況に追い込んだのではないだろうか?

 とはいえ、主権国家であるウクライナに武力行使することは国際法違反。プーチンも武力に訴えずに困難な状況を打開することはできなかったのか、できる手立てはなかったのか考えてしまいます。

 有益な情報源ですので、IWJを支援します。

(C.T. 様)

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 C.T. 様

 ありがとうございます。おっしゃる通りだと思います。

 日本は、マスコミだけでなく、現地へ取材に行ったフリーランスジャーナリストらまで「大政翼賛会」の一員と化しています。自分たちが、その一翼を担ってしまっているという自覚すらなく、です。本当に残念なことです。

 ファシズムとか、全体主義とか、軍国主義というものは、上からの権力による押しつけだけでなく、勘違いした者たちによる下からの突き上げにもよって、多くの人々がはさまれる形で成立していくのでしょう。日本社会は、今、ぎりぎりの曲がり角に立たされていると思わざるをえません。

 「ロシアは国際法違反」というのは、まったくその通りです。他方、西側諸国を引きつれてロシア制裁に踏み込んだ米国、そしてNATOらは、これまで、どれだけ「国際法違反」の武力侵攻や戦争犯罪、他国の体制の謀略による転覆等を積み重ねてきたことでしょうか? ベトナム、コソボ、イラン、イラク、アフガニスタン、シリア、リビア…数えあげるときりがありません。そのたびに米国は制裁されたでしょうか?

 米国だけは特別な存在であり、国際法を作り、他国に国際法を守らせ、米国自身は時々国際法を破っても許される。そういう考え方を「米国例外主義(American exceptionalism)」と言います。冷戦後、とりわけ9.11以降、現在に至るまでの米国は、「米国例外主義」の思考に染まりきっていると思われます。

 そして、プーチン氏を排除したら、すべての物事が解決するのでしょうか!? 大いに疑問です。ソロス氏の「結論」は、あまりに単純化されています。

 ダボス会議で演説したジョージ・ソロス氏は、ウクライナ危機は人類の破滅につながると聴衆を脅し上げ、結論として世界全体でプーチンを打倒することが世界が破滅から救われる道だ、とプーチン氏への憎悪感情を煽るだけ煽りました。

※【IWJ速報5月26日・27日】ロシアがついにテクニカルデフォルトへ!? ロシアはお金もあるし払う気もあると米国の措置を批判し、ルーブル払いを主張! プーチン大統領は、グローバル経済からロシアを排除するのは不可能だと演説! ユダヤ系投資家ジョージ・ソロス氏はダボス会議で「プーチン大統領をいち早く倒さなければならない」と発言! ゼレンスキー大統領はキッシンジャー氏に反論! ロシア軍はドネツク・ルハンスク州制圧目前、ハルキウに再攻撃! ベラルーシがウクライナ国境に基地設営、マリウポリ港湾の開放始まる! ウクライナは欧米に武器供与を要求!
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/506522

 ソロス氏は、投資家ですが、同時に「社会活動家」でもあります。彼は金を儲けるだけでなく、積極的に政治にかかわり、実際に政治的影響力をふるっています。ソロス氏は「開かれた社会」を理想として掲げ、「カラー革命」のために資金を提供し、「閉じられた社会」をこじあけたり、転覆したり、破壊したりしていくことを肯定します。

 しかし、仮に彼の掲げる理想の通りに、地上から「閉じられた社会」がことごとく撲滅されたあとに、残された単一の覇権のもとで成り立つ世界とは、「開かれた」ものではなく、異なる存在を認めない、究極の「閉じられた」世界となるはずです。そこに自由も民主主義も存在しえないだろうと思われます。

 世界は、安定的なものではなく、もともと不安定なものであり、善と悪の戦いによって成立しているのではなく、エゴとエゴのせめぎあいで成り立っているものです。自らを善と称する者は、大概が偽善であることを、苦々しくも我々は受け入れなくてはなりません。

 その上で、世界がともに滅ぶような愚かしさを回避していく妥協の知恵が必要です。「共滅」ではなく「共存」を求めることが、政治の営みであるべきだと思います。そうした政治の基礎となるのが、情報であり報道です。まともな報道のないところで、まともな民主主義は成立しません。

 今後とも、有益な情報をお届けすべく、IWJはよりまともな報道を心がけてまいります。
 期末に向けて、厳しい財務状況が続きますが、今後とも、どうぞ応援、ご支援のほど、よろしくお願いします。

岩上安身

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 とにかくIWJしかない! 日本の偏向報道は人々を誤った「お花畑」に導いています。戦争を止めることにはつながらず、いつの間にか代理戦争の手先にされてしまいそうです。

(匿名希望)

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 匿名希望様

 ありがとうございます!

 偏向報道が導く先は、誤った「お花畑」であるとは、まさしくその通りだと思います。日頃、ぶつかりあっているはずの与野党や、右派左派が一致団結して、ロシア叩きに酔っている様には、おぞましさを感じずにいられません。どうしてかくも人はプロパガンダに弱いのか、不思議にすら思えます。

 これからもIWJは、「同調圧力」に屈することなく、真実をお伝えし続けます。

 今後ともご支援のほどよろしくお願いします。

岩上安身

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 ウクライナ問題が生じてからのIWJさんの記事の充実ぶりに感謝しています。会員さんからの同意と称賛の記事も多いですね。昨日カンパの振り込みをいたしました。

(匿名希望)

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 匿名希望様

 ありがとうございます!

 会員の皆さまの励ましと、ご寄付・カンパによるご支援が、私たちのエネルギーの源です!

 今後とも、ご支援をよろしくお願いします!

岩上安身

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 僅かでもやはり支える一人でいたいから

(タテノ アツコ 様)

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 タテノ アツコ 様

 ありがとうございます!

 お支えいただき、本当に感謝です!

 今後とも、よろしくお願いします!

岩上安身

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 横浜の税理士です。オレンジ革命以降のウクライナでの異様な国内情勢とこれに対する各メディアの異常なダンマリに不穏な兆候を感じていました。ロシアの侵攻に関する主張・スタンスは岩上さんと全く同じですが、長年に渡って信頼してきたジャーナリストやキャスター達の殆どが一色報道に与する姿勢には深い失望と怒りを禁じ得ません。IWJの存続無くては、停戦後に予測(計画?)される第三次大戦で日本の国土を属国として戦場に差し出すべく国内世論が易々と形成されてしまうと畏怖しています。

(イシバシミネオ 様)

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イシバシ ミネオ様

 ありがとうございます!

 おっしゃる通りですね。
 
 2004年のオレンジ革命以降、普通に情報を得ていたら、今回のロシア侵攻の前にウクライナ国内で、まず、ロシア語話者への迫害があり、そのためにロシア語話者の多い東部のドンバスでは、ドネツク人民共和国とルガンスク人民共和国という、自警団の迫害から、自治を求める勢力が立ち上がったことを知っているはずです。

 ロシア語を公用語から外す、ロシア語放送をなくす、ロシア語話者とみたら誰であろうと暴力をふるうネオナチを検挙せず、野放しにし、あろうことか、その犯罪集団を国軍の一部にしてしまうウクライナ政府に問題があることは、2014年のユーロマイダン・クーデター以降の8年間で、明白です。

 ドンバスで起こっていたことは、民族浄化です。中国におけるウイグル人やチベット人の人権侵害には厳しい批判を行う人々が(私も批判は当然だと思います)、ウクライナにおけるロシア語話者に対する迫害には、目をつぶり、耳をふさぐ。右翼も中道も左翼も同じです。

 テレビも新聞も、右から左まで同じです。どうしてこんなダブルスタンダートを平然と行えるのか。プーチン=悪魔の独裁者という長年の宣伝に、すっかり洗脳されてしまったからでしょうか。

 プーチンが、強大な権力をもつ政治リーダーであることは否定しませんが、ゼレンスキーさえほど、独裁的ではありません。ウクライナでは野党は活動を禁じられ、特に共産党は非合法化されました。ロシアでは、共産党が存在します。他の野党と同じく活動しています。

 メディア関係者についていえば、正直、僕自身も驚いています。長年つきあいのあったメディア関係者も、一様に、アゾフのようなネオナチを含むウクライナ擁護、反ロシア一色に染まり、米国のプロパガンダの日本における「拡声器」と化しています。その中には信頼し、尊敬していた人たちも含まれているので、いっぺんにたくさんの友人を失ったような気持ちです。

 たぶん、このような人たちは、保守を自称しようが、中道リベラルや左派を自称しようが、いざという時には、このような方向に流れてしまうのでしょう。損を覚悟で事実にもとづいて真実を述べる気はないのでしょうか。

 非常に残念ですが、日本が同様の構図にはめこまれ、ウクライナの役割を担わされる羽目になった時、右であれ、左であれ、同じようにプロパガンダに従ってゆくのだろうと予測がつきます。

 日本では同調圧力が強いというか、日頃、「多様性」を唱えている人まで、自ら同調していっているので、先行きに不安感を抱いたのは、僕も同じです。

 しかし、そうは言っても、事実は事実、真実は真実です。ねじ曲げて日本国内で同調して、米国に追随したところで、日本が戦争マシーンと化しても、対中国で開戦すれば、結果として中国のミサイルの雨あられを食らうことに変わりはありません。

 国内でのバッシングを避けるために、一時的に大勢に迎合して同調しても、結局は戦禍に出るのであれば、真実を明らかにしながら、思いきり、米国の従属と戦争反対を貫くほうがどのくらい晴れやかか、わかりません。

 IWJは、財政的に存続可能な限り、活動を続けます。

 イシバシ様は非会員とのことですが、ぜひ、有料会員となっていただき、応援ならびにご支援をたまわれば、力強い限りです。どうぞよろしくお願いします。

岩上安身

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岩上安身様

夜分に失礼致します。

孤軍奮闘の毎日の中貴重な情報をありがとうございます。

我が国を含め世界中が何か得たいのしれないものにかき回されているように感じます。

このような時こそ冷徹な目で物事の本質を見ていかなければならないと思っています。

現政権は何が何でも原発を動かしたいようです。絶対に動かしてはなりません!

今秋から上映される「原発をとめた裁判長 そして原発をとめる農家たち」のホームページが公開されました。

https://saibancho-movie.com

監督の小原さんから試写会のご案内があるかと思います。

ご都合がよろしくご鑑賞頂けましたら幸甚です。

本来のジャーナリズムとは何かに応えるべく日々頑張っていらっしゃるIWJの皆様を応援しております。

(元福井地裁裁判長)樋口英明 様

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樋口英明 様

 ありがとうございます!

 過日は、私のインタビューを受けて下さり、かつ、ウクライナ紛争というこのようなジャンル違いのテーマでもメッセージをいただき、恐縮かつ感謝しています。本当にありがとうございます。

 米国に背中を押されて、対中国との戦争の矢面に立たされながら、他方で原発はやめない、それどころか増設すら、安倍元総理のような人物は言い出している状況です。日本はとても独立主権国家とは思えません。1人の人間の頭の中に、隣の超大国と積極的にミサイル戦争を戦おうとする思考と、原発の再稼働や更なる増設を推進しようという思考が、同時に「共存」できるはずはありません。

 正気でさえあれば、あるいは異常なまでに無責任か途方もないほど頭が悪いか、でなければ。

 ウクライナ紛争についても多くの人が現実を見ない、あるいは一部の事実だけを切り取って、あとはなかったことにして、マスメディアの情報操作にまるまる乗っかっていくのは、それが「ラク」だから、ではないでしょうか。マスメディアの当事者たちも、「ラク」になりたくて、流されていきつつあります。

 流れに抵抗する力が、社会の中から失われつつあります。日本がかつて無謀な戦争に突入していったのはなぜか、子どもの頃から引っかかってきた謎ですが、今、ようやくわかりかけてきたように思います。多くの場合、人は惰性に流されるのだと。

 日々の小さな妥協が、積もり積もって、肝心な時に思考や判断を狂わせてしまうのだと。

 財政面など苦労はありながらも、仲間と共に、IWJの活動を続けていくのは、私自身がその惰性に流されないためでもあります。処世術のために、ありえないことをしれっと報じたり、論じたりして、自分を騙して生きてゆくのは、頭とか心がおかしくなるような苦しみだろうと、マスメディアを見ていて思います。

 あそこで働く人々に、同情すらします。

 しかし、私自身は、脳が認知的不協和を起こすような、そんな苦しみを味わうくらいなら、孤立も、経済的な苦労もいとわず、正直に事実を述べ、伝えて、晴やかに生きて自分のつとめを果たして人生をまっとうしたいと思います。

 樋口先生も、同じような心持ちであろうと拝察いたします。

 現在なさっている原発廃絶のための活動に、心より敬意を表したいと思います。

 今後とも、どうぞご指導と、応援のほどよろしくお願いいたします。

岩上安身

※原発推進政策に忖度する判決ばかり出る中、「理性と良識」を重んじて3.11後初となる原発の運転差止め判決を下した元裁判長が「私が原発を止めた理由」を語る! 岩上安身によるインタビュー 第1033回 ゲスト 元福井地裁裁判長 樋口英明氏 2021.3.10
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/489677

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特に今のウクライナ情勢に関する日本国内の報道は、ウクライナと米国中心のNATO支持一辺倒ですが、海外の報道はそうでもありません。今では日本国内の情報はIWJが頼りです。少しでもお役に立てれば幸いです。(T.N.様)

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T.N.様

 ありがとうございます!

 どこであれ、争いがあれば、双方の立場に立って一度は考えてみるものでしょう。そして、喧嘩はやめろ、とまずは止めながら、誰かが、拳をふるったとして、その前のいきさつや、その後に起きたことに対してこれが、「罪」として正当か、もしくは妥当なものか、「罪」を下している者が何者なのか、それに同調していいのかどうか、立ち止まって考えるのが普通であろうと思います。

 脊髄反射のように「反ロシア」を叫ぶのは、長年の刷り込みもあるとしても、ウクライナについて、その社会の実情について、多くの人は何も知らないはずなのに、長年の知己であったかのように感情移入し、その感情に溺れてしまって、あとは思考停止、というのでは、あまりにお粗末すぎます。

 すぐには事情がのみこめなくても、何かおかしぞ、と気づく直観力は、空前の危機から我が身を守るサバイバルのセンスにも直結します。

 マスメディアの情報操作にまんまとのせられている人々は、生存本能が弱くなってきているのではないでしょうか、とすら思えてきます。

 広い視野は必要ですね!

 これからも頑張りますので、どうぞ今後ともIWJへの応援、ご支援をよろしくお願いいたします!

岩上安身

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本当に大切な情報を、世の中や、いつかは子供達の世代に伝えて残して欲しい。(しろ 様)

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しろ様

 ありがとうございます!

 私には子ども孫もいます。次の世代、その次の世代のために、自分が延々と長生きして面倒を見ることができれば、力になりたいと思うのですが、人間には生物的限界があります。

 そうした限界もあらかじめしっかりと意識して、後悔のないように、やれるだけのことをやりきろうと! と思い定めて行動することが肝心なのかな、と考えています。

 今後とも、精進しますので、どうぞ、応援、ご支援をよろしくお願いいたします!

岩上安身

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岩上さま

 毎日調査報道の鑑のような情報ありがとうございます。RTも時々読んでいますが、IWJは多くの情報にあたっているうえ、日本語なので助かっています。

 まず寄付に関してはサポート会員一人当たり約6千円ということを読みましたので先日カードで支払いました。年金生活の為これ以上は無理です。しかも7月にはサポート会員代(3万3千円)を払わなければなりません。

 ナチの思想を考えると、白人社会では受け入れやすい思想だと思います。

 「大航海時代」「奴隷貿易時代」が長く続いたため、白人こそが優位な人間集団だと啓蒙思想の持ち主も信じ込んだわけですから。

 一昨日(5月19日)のバイデン及びスウェーデン、フィンランド首脳が記者会見に臨んだニュースを見ているとまさに『ファンタジーランド 狂気と幻想のアメリカ500年史』を思い出させるようなイベントでした。

 いい大人が二人もバイデンの後ろにおとなしく直立!日本の普通の人は北欧3国を夢のような国だと思っているようですが、ノルウェーはNATOの成員、スウェーデンとフィンランドはNATOのパートナーとして酷いことをグローバルサウスで米国と一緒に実行してきましたから。なぜEU/NATOが狂気のように反露になれるのかと言えば、彼ら全員の頭の中にナチ的な白人優位の思想があるからでしょう。ナチズムはその意味からいえば、多種多様な白人至上主義の集大成といえるのかもしれません。

 話は変わりますが、今日(5月20日の第3回のインタビューのこと)の田代さんへのインタビュー期待しています。まさに今日的な状況の時にかなったインタビューだと思います。昨日はBRICS外相会議もあったのでまさに現代世界そのものを読み解くことになりそうです。(S.K. 様)

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S.K. 様

 ありがとうございます!

 『ファンタジーランド~狂気と幻想のアメリカ500年史』を、私も読んでいます。つくづく感じることは、この米国の狂気と幻想(妄想)の歴史に、我々日本人の歴史も、黒船による反暴力的な「開国」以降、巻き込まれている、ということです。

 通常、日本史と世界史は、学校でも別々に習います。自国の歴史が一貫して独立しているかのように思える民族・国家のあり方が「当たり前」のように思えてしまいがちですが、そうではありません。
 
 多くの民族は、歴史の途中で、他民族の支配下におかれたり、その支配のもとで自民族の言葉や文化を奪われたり、そのようにして命脈を絶たれる民族もあれば、復興し、独立し、自分の言葉をあらためて再獲得し、途切れ途切れに続いてきた自民族の歴史を、実は点線であったのに、ひとつながりの歴史であったかのように、雄々しく書き直したくなる、という気持ちはわかるような気がします。

 キエフルーシとして歴史に登場し、その後に埋没し、他民族に支配され続け帝政ロシアの一部となって、その後継のソ連邦から独立したウクライナは、自民族の言葉と文化と歴史を力強くなぞり直して、キエフルーシから一貫して「ウクライナ人」が途絶えることなく存在したのだ、と訴えたいのだと思います。そのためにはあとから勃興して、タタール・モンゴルのくびきからも独立を果し、モスクワのルーシが気に入らず、ロシアと自分たちの差異をことさらに強調したくなるのでしょう。

 他民族に支配され続けてきた歴史をもつウクライナが、まさにそうです。

 でも、ソ連から独立したウクライナは、ただちに主権をEUやNATOに預けようとします。米国がズカズカと乗り込んできても、歓迎して当時のオバマ政権の副大統領だったジョー・バイデンの息子のハンター・バイデンをガスブロム社の役員として月額5万ドル払い、米国人の女性官僚にウクライナ国籍を与えて大臣にすえてしまう、ということまでします。

 彼らは、ウクライナ人自身になりたかったはずなのに、「幻想」の中にしか存在しない西欧人になりたがろうとして、支離滅裂な状態に陥ってしまいます。

 ロシアとウクライナは、結合双生児(いわゆるシャム双生児)のような、兄弟民族です。身体を共有するかわりに歴史と文化を共有してきたロシアから、ウクライナは我が身をちぎるようにして引き離すために、結合双生児民族の、しかもウクライナ国内にすむ、れっきとしたウクライナ国民であるロシア語話者に対して、軽蔑や差別、意地悪、といったレベルからエスカレートして、無差別の暴力、虐殺、そしてロシア語話者の多い東部では、とうとう軍を繰り出して砲撃するまでに至りました。

 結局、それはもうひとりの双生児であるロシア人の痛み、怒り、恐怖と反撃を招き、ついにはロシア軍の侵攻にまで至ってしまった、というのが現状です。

 ウクライナは、ロシアと戦争することで、結合双生児であるロシアと分離する「外科手術」を行おうとしているのでしょうか?

 そうであるとしたら、おびただしい出血を必要とするでしょうし、その分離が仮に実現しても、ウクライナの側が一人前の身体を持ちうるかどうかはわかりません。

 ロシアと分離することがすべてに優先され過ぎています。現在のウクライナを事実上支配しているユダヤ系オリガルヒと米国の支配的影響からは、自分の身を切り離せずにいます。

 ウクライナで好き勝手に暴れ回ってきたアゾフに代表されるネオナチが、一方ではナチスと同様、反ユダヤ主義や白人至上主義(本来のナチスの場合はアーリア人至上主義で、ウクライナ人を含むスラブ人を劣等人種として奴隷化することを公言していた)を掲げながら、ゼレンスキーというユダヤ人、そのゼレンスキーを自分のテレビに出演させて大統領選に勝利させたコロモイスキーというユダヤ人オリガルヒらには、噛みつかないのです。ウクライナのネオナチは相当に屈折しています。

 アゾフらが噛みつかないのは、彼らがネオナチではなくなったからではなく、ネオナチでありながら、反ユダヤ主義に反する行動を取っているのです! もう少し強くいえば、彼らはネオナチにすら、なりきれないのです。これはアゾフのネオナチを必要以上に侮辱したいのではなく、ウクライナ人の抱えている精神の複雑骨折のような病が、どれほど重いものか、ということを指摘したい、ということです。

 彼らは、どこからか、ヨーロッパの歴史というものを借りてきて、その全身の一部に自分の居場所を見つけだそうとするでしょう。そのための悪あがきが続いていると思われます。ポーランドとウクライナの「密接な関係」を思い出して、古かろうと思う者もいるかもしれません。しかし、この「密接」さは、ポーランドによるウクライナ西部、ガリツィア地方の支配によって生じたものです。「ロシアからの支配」から逃れて「支配されたポーランド」へ助けを求める。特にゼレンスキー大統領は熱心にそうした姿勢を見せますが、ウクライナ人が、自分自身であることから、ますます遠ざかるだけです。

 同様に、ひとつの、切れ目のない歴史を持つ国だと、誰もが信じて疑わない日本ですが、1945年8月の敗戦から以降は、日本に自らの主体性で歴史に足跡を残してきたことはほとんどありません。歴史を書くための筆が米国に取り上げられている状態にある、というべきでしょう。

 日本の「戦後史」は、米国の、おぞましい「マニフェスト・デストニー」に従って突き進む「開拓史」という歴史の一部になってしまいました。戦後日本は米国の「従属国」であると同時に、歴史の主体であることをやめ、「米国史1945-2022」の「一部」になってしまったのだと思います。

 ウクライナ人たちが血を流しながら、スラブの兄弟から離れ、幻想・ヨーロッパの「一部」になろうとしているように(そしておそらくなれないように)、日本人は敗戦の後、米国を「御神体」とし、米国からの「ご宣託」(たとえばCSTSにレポート)を神の啓示として忠実に従うしもべになったのだ、といえます(ユダヤ人のように、紙に反論したり、神の啓示を守らないで罰をくだされるようなことは日本人はしないし、できないのです)。

 神に従えば、神に守護を受ける、というこの思い込みを、日本人の深層からひっくり返して、歴史の主体になること、自国の主権を取り戻すことができると思えるようにするにはどうしたらいいのでしょうか。自分たちが、米国のしもべとならなくても、天罰は下らないし、さりとて明治時代に「捏造された伝統」である国家神道に戻る必要もさらさらない、という当たり前のことを自信をもって口にし、行動するようになればいいだけの話です。

 米国という神は、神ではなかった、と宣言することは、何も怖がるようなことではありません。当たり前の普通の目になれば、米国例外主義は怖れずに批判できるようにも、おかしいと気づくこともできるし、眼下のウクライナ情勢についても、ロシアもウクライナにも非があるにせよ、火事を起こし、その炎にガソリンをぶちまけ続けているのは米国だということ、その責任が一番重いということは、自明として目にうつるようになるはずです。

 米国批判や、米国の責任に言及しない、ロシア・ウクライナ紛争についての主張・解説・論評はすべてまやかしであると思います。

 いささか長くなりましたが、S.K.様、力強い応援をありがとうございます。

 今後とも、どうぞ応援のほど、よろしくお願いします。

 岩上安身

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 田代秀敏氏の4度に渡る連続インタビューありがとうございました。少額ながら寄付させていただきました。「総鬼畜中露」の今、乗じていろんな改悪がなされようとしています。田代秀敏氏の出演は中国の政治、経済を分析して伝えるという大きな意味を持ちます。貴重な報告です。中国は環境を守りつつ科学技術が発展、経済も発展している一流の国です。田代秀敏氏の出演が妬みや偏見を持たずに視聴者の耳に届くように、岩上氏にインタビューして頂きたいと切に願います。いまこそ「中国と仲良くしよう。日中友好を!」です。(ヤッコガチャ 様)

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ヤッコガチャ 様

 ありがとうございます。

 おっしゃる通り、日本だけでなく世界(といってもいわゆる「西側」だけの世界ですが)中が「総鬼畜中露」となっている、その「憎悪」「敵意」をふりまいているのは、米国が振るタクトのせいですね。

 「憎悪」をかきたてられている人々や、かきたてる仕事をしているメディアの人間までが、なぜ自分がかくまで「中露」を「鬼畜」とばかりに「敵視」してしまっているのか、わからなくなっているようです。多くの人が、米国が作り出した幻影に踊らされています。

 田代さんにお願いしたインタビューは、田代さんがグレアム・アリソン教授の唱える「トゥキディデスの罠」に、グレアム・アリソン氏には金融という視点が欠落している、という批判を中核にすえて、現在のウクライナ情勢から、それに附随する世界経済情勢までからめつつ、最後にそのコアのアテネ金融帝国対スパルタの戦いの実相に迫るというスリリングなものでした。

 結果、そのコアにたどりつくまで、かなりの時間がかかってしまいましたが、4回連続のこのインタビューを最初から最後までご視聴いただければ、帝国の覇権を巡る攻防だけでなく、帝国が覇権のためにいかに同盟国を食いつぶしていくか、よくわかると思います。

 歴史は、決して「繰り返さない」。全ては一回性の現実です。しかし歴史は「韻を踏む」。米国は、アテネ帝国滅亡の「韻を踏む」ことになるかどうか。我々は、歴史が動く、時代の目撃者として、かたずを飲んで見守るべきであろうと思います。

 過去4回のインタビューのタイトルとURLを以下、貼っておきますので会員の方は、皆さん、ぜひ、御覧になってください。

※「米国の代理戦争が引き起こす食糧・エネルギー不足により『狂乱物価』の大波が日本を襲う!」~岩上安身によるインタビュー第1074回 ゲスト エコノミスト・田代秀敏氏 2022.5.5
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/505554

※「今や世界経済の大転換機、世界は人口減少期にはいった! 米国の代理戦争が引き起こす食料・エネルギー不足により『狂乱物価』の大波が日本を襲う!」(第2回)〜岩上安身によるインタビュー第1075回 ゲスト エコノミスト田代秀敏氏 2022.5.12
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/505807

※「米国の代理戦争が引き起こす食料・エネルギー不足により『狂乱物価』の大波が日本を襲う! 」(第3回)~岩上安身によるインタビュー第1076回 ゲスト エコノミスト田代秀敏氏 2022.5.20
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/506112

※「長期化するウクライナ紛争~米国の代理戦争の代償」「米ドルの黄昏とアテナイ覇権喪失の教訓」(第4回)~岩上安身によるインタビュー第1078回 ゲスト エコノミスト田代秀敏氏 2022.5.30
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/506591

 ヤッコガチャ様、今後とも、応援とご支援のほど、よろしくお願いいたします。

岩上安身

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 多くの日本人は現在洗脳されているというより、まともな思考ができません。ロシア軍とドンバス軍の砲弾はウクライナの人々を殺したり建物を破壊すると騒ぎますが、キエフ政権軍の毎日砲撃する数万発の砲弾はどうなっているのでしょう?知人たちに話をすると答えに窮するようです。(S.K.様)

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S.K.様

 まさに、おっしゃる通りです。

 一般の人々にはともかく、報道する新聞もテレビもコメントする有識者らも、戦争についての歴史をひとつも参照してこなかったかのようです。

 戦争は、常に無人の原野で行われるとは限りません。どんな戦争でも「戦場」とされた場所は、多くの場合、そこに住んでいる人々の生活があります。

 そして、軍隊のぶつかりあいというものは、弓矢の時代から、ロケット砲にミサイルに、戦車という時代になっても、どちらの側も、戦地の人々の家や、暮らしを破壊するものです。必ず戦争では、巻き添え被害が起こります。

 それが片方のサイドの砲弾だけが、民家やアポートを破壊し、子どもを含む一般住民の命を奪っていると、毎日、戦況を報道し続ける。この偏向ぶりは尋常ではありません。

 異常な情報空間の中に、我々は置かれているのだ、という危機感を、もっと多くの人に持ってもらいたいと思います。戦争という大掛かりな出来事も、いとも簡単に情報操作されてしまう、そのプロパガンダの力の前には、他のイシューならば、もっと簡単に、人々を操作することができてしまうでしょう。

 その恐ろしさに気づき、多くの人々が真の意味での「メディアリテラシー」を備えていただきたいと、願わずにいられません。

岩上安身

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 地上波に事実を報道することを期待できない世の中になってしまいました。自分で判断するためにもIWJは必要です。(M.K. 様)

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M.K. 様

 ありがとうございます。

 これからも、皆さまに必要とされるように、市民に直接支えられる独立系市民メディアとして頑張りますので、どうぞご支援を今後ともよろしくお願いいたします。

岩上安身

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 いつも貴重な情報をありがとうございます。

 アゾフをお宝コンテンツとして朝から晩まで持ち上げていた国賊、テレ朝は(アゾフスタリ製鉄所での籠城が5月17日に落城して)アゾフロスに陥っています。

 数日前、モーニングショーをチラ見したら、「アゾフが最後の一人まで戦って玉砕」を期待していたのに、おめおめと降伏したので、「4600万スッちまった男」と「80になっても元気でいられる方法」とかに路線を切り替えていました。

 お昼にやっている大下容子の何とかショーも、韓国の悪口一本やりだったのが、アゾフという好餌を発見、反露一色でアゾフ礼賛していましたが、その後、どうなったんでしょうか。

 大下容子もモーニングショーもその他もろもろのだめメディアも、全部竹やりもってウクライナに助太刀に行くのをお勧めします。メディアとして機能していないので。

 そもそも、戦争をコンテンツとして見世物化して消費するなど、嘘垂れ流すのと同様、実に不道徳です。頭に来ます。

 実家でうっかり夜のテレビを見たら、小泉某はじめ、偽の識者が嘘を垂れ流していて、吐き気がしました。

 予備知識のない人は騙されるでしょう。世も末です。

 これからも情報よろしくお願いいたします。

 IWJを本当に頼りにしています。また、寄付します。

(N.T. 様)

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N.T. 様

 ありがとうございます!

 アゾフから資料映像の提供を受け、「アゾフはネオナチではない」と、わざわざ虚偽の情報を流していた日本の各テレビ局は、アゾフの降伏に、「数字(視聴率)の取れるコンテンツがまたひとつなくなった」と「落胆」していたのかもしれません。

 しかし、本当に「落胆」させられたのは、視聴者の側です。

 日本のテレビ局は、いざという時、ここまで無様に、プロパガンダの道具になってしまうのかと、この3ヶ月間、暗然とした気分になっていたのは、私やN.T.様だけではないだろうと思います。

 さらには、「マス」ではないフリーのジャーナリストらも、米国とウクライナのプロパガンダにやすやすと乗せられてしまっているのを見て、正直がっかりしています。

 まだまだ、我々が頑張らねば、と決意を新たにしています。

 本日の日刊ガイドの巻頭記事は、先日掲載した、フランスの特殊部隊の元隊員で、人道支援をしているアドリアン・ボケ氏のインタビューについて、一部から非難の声があり、それに対して我々からのアンサーの第一弾です。真摯に、真実に追っているのは誰なのか、皆さんの目で確かめていただきたいと思います。

 今後とも、応援、ご支援のほど、よろしくお願いいたします。

岩上安身

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 IWJの存続を切に願っております(藤家 雪朗 様)

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藤家 雪朗 様

 ありがとうございます。

 サイズダウンを図りながらも、一番大切なポイントは外すことなく、皆さまに真実をお伝えし続けていこうと思っております。簡単に潰れたりはしません。IWJが、生きのび、闘い続けなければならない理由が山ほどあるからです。

 どうぞ、今後とも、応援とご支援をよろしくお願いいたします。

岩上安身

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 欧米発だけのマスコミのニュース氾濫は良くない。国民の命を守ることが両国政府の第一の役割。ウクライナ版「本土決戦」を回避する交渉を!(O.S. 様)

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O.S. 様

 その通りだと思います。

 ダボス会議におけるキッシンジャーの提案は、ショッキングなものでしたが、それでもウクライナにもっと戦い続けろと武器を送り続け、ロシアに制裁を加え続けるよりも、はるかに現実的な提案だったと思います。

 「世界恐慌」や「第3次世界大戦」のような「最悪」のシナリオよりも、少しでもましなシナリオに落とし込むためには、まずは現状でいったん停戦することが肝心であると思います。

 同じくダボス会議で演説したジョージ・ソロスの発言は、「最悪」のシナリオに向けて、まっしぐらに突き進め! と世界に「号令」をかけているかの如くでした。

 ソロスが支援してきた「民主化」のための「カラー革命」の多くは、独立主権国家に対してレジーム・チェンジをはかり、ソロスのようなマネーゲームのパワープレイヤーが、荒稼ぎできるように、強引に「開国」させるようなものでした。ソロスはそれをきれい事で隠すために、哲学者カール・ポパーの「開かれた社会」という言葉を頻繁に用いています。

 「開かれた社会」は素晴らしい理想だとしても「閉じられた社会」を見つけては、「開かせよう」として、力を行使する、というのでは本末転倒です。平和のために暴力をふるおう! と言っているようなものです。

 戦争は、マネーゲームと別次元で起きているのではありません。多くの場合、戦争の陰で荒稼ぎしているダーティープレイヤーがいるものです。そうした現実を見なければ、実際に起きている出来事の真実は、つかめません。

 IWJは、これからも忖度することなく、真実に迫る報道を続けてまいります。

 今後とも、応援、ご支援をよろしくお願いいたします。

岩上安身

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 IWJのように独立したジャーナリズムは重要だと思います。活動資金を得ることの難しさを拝見するに、広告に頼るメディアの情報に慣れてしまっている自分や社会が怖くなったりもします。(M.Y.様)

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 M.Y.様

 ありがとうございます!

 本当に、その通りなのです!

 広告に頼りきりのメディアは、広告ばかりのフリーペーパーと何も変わりはありません。うっかりして、新聞やテレビの報道をありがたがって真に受けてしまうほど、国民が従順であれば、為政者や外資を含めた大資本にとって、実に統治しやすいことでしょう。

 自分自身にとって必要な情報を手に入れるためには、ある程度のコストがかかるのだということを、もっと多くの人たちに知ってもらいたいと願っています。

 IWJはこれからも独立市民のメディアとして、ジャーナリズムのあるべき姿を追求していきます。

 今後とも、ご支援のほどよろしくお願いします!

 岩上安身

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 大手メディアでは得られない大事な情報を発信されており、何としても継続してもらいたいので。(匿名希望)

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 匿名希望様

 ありがとうございます!

 頑張って継続していきます!

 今後ともよろしくお願いします!

 岩上安身

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 日本の主要メディアが余りにも稚拙で一方的な報道をしており、恐ろしいのはそれが世論を形成し動かしているということです。そうした風潮に情けなく、絶望的な気持ちにさえなります。私はFBで主要メディアとは異なる事実、見方や意見等をピックアップして載せていますが、今の状況でそれは大きなストレスを伴うことでもあります。

 物事の詳細な調査、研究による事実の報道をこれからも困難を乗り越えして頂きたいとの思いでゆうちょ口座にて寄付をさせて頂きました。どうぞ、いかなる時も今の姿勢で私達に本当のジャーナリストの気概を見せ続けて下さい。応援しています。(K.Y.様)

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K.Y.様

 ありがとうございます。

 財政は厳しくなる一方ですが、他方で皆様が支えてくださることで、なんとか活動を維持できています。感謝しかありません。本当に会員の皆さま、ご寄付・カンパでご支援くださる皆さまありがとうございます!

 日本のマスメディアは、この3ヶ月、侵攻したロシアを非難し、ウクライナを支持・応援する偏向報道・論表のみをたれ流してきました。喧嘩には、どちらにも言い分があるのが常です。今回ばかりは10対0で、侵攻したロシアに言い分などなく、ロシアがすべて悪い、ウクライナは何も非がないのに、一方的に侵略の被害にあっている、という決めつけが横行していますが、それは正しくありません。ウクライナは、親欧米派の政権(ポロシェンコ政権、ゼレンスキー政権)が成立してから、ロシア語を公用語から外し、ロシア語話者に対して、激しい弾圧を加えてきました。その事実がまったく省略されてしまっています。

 ロシアが侵攻に踏み切らざるをえなかった理由を、私たちは知り、理解する必要があります。侵略を肯定するためでなくロシアを擁護するためでもありません。戦争がどのようなメカニズムで誘発され、それを各国の政府や日本を含む西側のマスメディアがどのように歪めて伝えたのかを理解し、同じような手口で、日本に戦争の災厄がもたらされることを防ぐためです。

 ウクライナの惨状に同情し、「応援のエール」として、メディアが戦況を「ウクライナ有利」に歪めて伝えているのでは話になりません。メディアはあくまで一方のサイドに肩入れするのではなく、客観的に事実を伝えなくてはなりません。

 そもそも、戦争は起こしてはならなかったのです。

 侵攻の口実を与えるような挑発を行ってはならなかったのです。

 日本人がウクライナの惨状を目の当たりにして、教訓を得るとすれば、まさにそこにあります。

 米国のような強大な軍事力をもつ国家と同盟を結べば安心だ、大丈夫だ、という考えも、時には命取りになります。ウクライナがNATOに加盟し、国内にNATO軍の戦力が配備されることは、ロシアにとってはのど先に剣を突きつけられるようなものです。

 「仮想敵」となり相手国の心理まで理解して、どこまでなら安全か、どのラインを踏み越えれば、挑発となり、「仮想敵」国の暴発を招いてしまうのか、リアリズムで考える必要があります。ウクライナは米国とNATOを「頼みの綱」とするあまり、ロシアに背を向けて、足蹴にすることのリスクを甘く見積もりました。同じような失敗を、日本が繰り返してはいけません。

 日々、ロシア・ウクライナ情勢をお伝えしながらも、常に日本のことを考えながら、お伝えしています。お汲み取りいただければ幸いです。

 今後とも、ご支援のほど、どうぞよろしくお願いします。

岩上安身

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マスコミがこぞって戦争当事国の片方のプロパガンダに没入するなか、IWJが真のジャーナリズムの姿を見せてくれていることに感謝。闇の中の一筋の光。気持ちが落ち着きます。

(M.K.様)

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M.K.様

 ありがとうございます!

 全てのマスメディアが、これだけ足並みをそろえて偏向した報道を行うのは、この仕事を始めて40年余りになる私にとっても、過去に記憶がありません。米国が紛争当事国である場合ならば、まだ分かります。9.11同時多発テロ以降の、全く理屈の通らない米国の対テロ戦争に際して、「米国を支援する」という従属姿勢が日本を含め、西側諸国で貫かれました。

 しかし、西側の今回の紛争当事国は、ウクライナとロシアのはずです。喧嘩というものは、大概、両者にそれぞれ言い分があるはずです。実際、ウクライナにまったく非がないわけではありません。ウクライナは、国内ロシア語話者に対する弾圧、人権侵害、虐殺まで行ってきました。

 しかし、マスメディアはそうした情報を一切排除し、ひたすらロシアだけが悪いという「洗脳」報道を連日、反復し、ロシアへの制裁は「正義」なのだと、ひたすら人々の頭の中に刷り込んできました。

 その結果、いったい誰が得をしたのでしょうか? 米国の防衛産業以外、皆、敗者です。過剰にロシアに怯える欧州は、米国の言うがままに制裁に加わりましたが、その結果、エネルギー危機に瀕しています。皮肉なことに、ロシアは、エネルギー価格の高騰で、救われていますが、もちろん大きな痛手を負っています。ウクライナは、大量の武器を米国や西側からプレゼントされて「最後の1人」まで、戦えと励まされ、得るものは何もありません。

 ウクライナ自身の利益を考えてもロシアと全面対決してゆくことに何の利益もありません。早く停戦する必要があります。ところが停戦を求める声は、マスメディアでは封殺されています。

 ゼレンスキーを「自由と民主主義」の英雄に仕立てあげて西側のマスメディアは、彼が実はウクライナでは独裁者で、ウクライナに自由も民主主義も法の支配もなく、それどころか野党も自由なメディアもなく、彼を交替させるための選挙もなく、彼が大統領となってから1000億円以上もタックスヘイブンに不正蓄財している事実も伝えません。

 これは、日本社会もすでに、ロシアと中国を「悪魔化」して攻撃を加え、弱体化させようとする米国のバイデン政権の愚かな戦略の影響下に、すっぽり収まってしまっている、ということを意味します。

 それが、日本にとって死活的に重要な利益になるというならば、ともかく、日本が米国の代理戦争の駒にされ、ウクライナと同じ扱いを受ける可能性が現実的にあることを考えると、黙っているわけにはいきません。

 日本のマスメディアは米国の愚かな戦略のための「洗脳」機械と化してしまい、もはや今後、まともに機能することはないでしょう。本当に日本国内のマスメディアの不甲斐なさを目の当たりにするたび暗澹としてきますが、広く世界を見渡せば、心の底まで「奴隷」になった国々や国民やメディアばかりではないことがよくわかります。

 IWJは、希望をもって、この日本の絶望的な状況の中、まっすぐとジャーナリズムの使命を果たすべく、進んでいく所存です。

 今後とも、ご支援、よろしくお願いいたします。

岩上安身

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民主主義を守るため戦う報道機関を応援します。

(下田 伸子 様)

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 下田伸子様

 ありがとうございます!

 草の根に根ざした民主主義は、本来、しぶといものなのですが、一面、脆弱です。特に「偽善」にとても弱いところがあります。市民一人一人が自覚して、権力の集中が起こらないように見張っていないと、ウクライナのような悲劇が繰り返されます。

 「ウクライナとロシアの戦いは、民主主義と専制主義の戦いだ」などと、バイデン大統領やEUのフォン・デア・ライエン委員長のような政治家は繰り返しアナウンスしていますが、ゼレンスキーのもとの今のウクライナに、民主主義はまったくありません。野党は軒並み活動を禁じられ、テレビ局も牛耳られました。密告と裁判抜きの処刑が横行しています。こうした事実を見て見ぬふりができなければ、西側の「コーポレートメディア」の社員は務まらないのでしょう。日本のマスメディアはとても「自由と民主主義の国」とはいえない独裁傀儡国家であるウクライナの現実をまったく報じません。

 プーチンのロシアも、独裁的であることに変わりはありませんが、それは日本を含む世界中のマスメディアが嫌というほど報じていることです。ゼレンスキー大統領と扱いがあまりにも違い過ぎます。「野蛮な独裁者」同士が戦っていると世界中の市民が気がついたら、武器を送るのをやめ、停戦を求め、話し合いのテーブルにつくように促すのが、西側の「民主主義」国のやるべきことでしょう。

 武器を延々と送り続ける米国の指導者も、EU各国の指導者も、もちろん我が日本の岸田総理も、間違っています。彼らの姿勢を、声を上げてただすことも、「民主主義」の国にいる市民の責任であると思います。

 IWJは、微力ながら、独立市民メディアとして、声を上げ続けていきます。

 今後とも、ご支援をどうかよろしくお願いします。

岩上安身

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IWJさま

 インドのニュースすごいですね!

(※参照)【号外第23弾】「インドのメディアがロシアの石油は秘密裏に欧州に出荷されているとスクープ! ロシアのタンカーでは目的地不明のタグが大活躍! 西側は自分たちにはローカル・スタンダードがあると考えている」2022.4.28
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/505251

 パトリックランカスターという人のレポートがすごいです。

https://www.youtube.com/watch?v=41CyWkPGoWo

 こういうの、なぜか日本のワイドショーメディアは全く報道しない。なぜかアゾフの宣伝ばかり。

 本当に潜入してレポートしているクラウドファンディングの記者、IWJと同じ仲間が世界にはいる!

 頑張れ!

 今日も維新が街中で街宣していました。緊急事態条項支持者が増え、ますます危険な中、記者会見でもどんどん発言する岩上さんが、きっと良心的な(少しでもいれば)記者を目覚めさせる・・・と期待したいです。

(匿名希望様)

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 匿名希望様

 ありがとうございます!

 日本のマスメディアは、アゾフをソースにして宣伝ばかり、というのは本当ですね。アゾフスタリ製鉄所の地下に潜むネオナチ部隊のアゾフが、なぜ第三国への亡命を求めているか、独ソ戦の歴史を振り返るとよくわかります。

 ナチス・ドイツ軍が優勢に進めていた独ソ戦は、スターリングラードの包囲戦で、死闘の末、ソ連赤軍が勝利をおさめ、この戦い以降、形勢は逆転し、赤軍が反撃に転じました。このとき、零下35度の極寒の中で孤立したドイツ第6軍は、司令官のパウルス以下、もはや降伏するしかないところまで追いつめられますが、ヒトラーは全員戦死することを強く求め、降伏を許しませんでした。

 結局、パウルス司令官以下、第6軍の幕僚たちがまず地下から地上に出て、ソ連赤軍第64軍の司令官シュミロフ中将に降伏し、各部隊も続けて降伏してゆきました。

 ヒトラーと同じく、ゼレンスキーも、籠城しているアゾフらに対し、降伏を認めていません。アゾフらは、ロシア軍の捕虜になることも、かといって徹底抗戦を求める冷酷な指導者であるゼレンスキーのもとへ帰還することも望まず、第三国への亡命を望んでいるのです。これは、ウクライナへ戻れば命の保証がないと思っているからでしょう。そうでなければ、第3国へ亡命など望みません。

 日本のテレビは、毎日のようにアゾフから提供された映像素材を使い、アゾフの言い分を垂れ流しながら、こうした肝心なポイントを決して伝えません。

 まだまだ、我々IWJがお伝えしなければならない事実が、たくさんあります。マスメディアの体たらくのおかげで、仕事が山積みです。

 どうぞ、今後とも、IWJを応援していただければと存じます。ご支援をどうぞよろしくお願いいたします。

岩上安身

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 ブチャについて、スコットリッター氏の話などもあり、ますます怪しいですね。今朝は東部の駅へのミサイル攻撃、ということ、

 IWJで紹介しているNYタイムスのことなどを受けて、これでますます、自作自演でロシアのせいにしようとしている気配が強くなっている気がしました。

 NYタイムスでは、先日、ウクライナによるロシア兵士の虐殺ビデオを本物だと認めたと報道されていましたが、これも続きですね?

 今朝見たものですが:

https://www.1tv.ru/news/2022-04-08/426035-v_okkupirovannyh_rayonah_mariupolya_nahoditsya_mnogo_inostrannyh_naemnikov_soobschilo_minoborony_rf?utm_source=yxnews&utm_medium=desktop

 マリウポリでは、アゾフと国軍の残りの他、6か国語くらいの欧州の傭兵の言葉を傍受したというロシア国防省ニュースです。数多くの傭兵がいて住民は逃がしてもらえそうにない。。。

 日本のメディアは、自浄能力もなくなっている。浴びせかけるような洗脳ニュースで、自家中毒のようですね。

 その中でIWJだけが、しっかり毎日発信、少しずつ理解する市民も増えてきているのではとねがいます。IWJはひとりではない、

https://diamond.jp/articles/-/301124

ダイヤモンドオンライン ロシアの“虐殺”に見える戦争プロパガンダ、平和ボケ日本人が見落としている現実というのも見つけました。 ウクライナ側にたってロシアと戦争していることを宣言している(外交官追放!!! けんか売っているんですね?)、あほの極みの日本政府、胃が痛くなります。

 IWJ、頑張れ! 大野さんの対談とか、また人に回して勧めます。

(匿名希望様より)

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 掲載許可を求めるメールをお送りしたところ、さらに次のようなメールをいただきました。

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 いつもお疲れ様です、これはわざわざありがとうございます。

 そうです、そうです、地道にはっきりものをいう人が少しずつ出てきている気がします。IWJがずっと頑張っているのは、本当にみんな励まされると思います。

 ロシアが虐殺しないというのではない、戦争だから絶対やる、それはどちらもです。

 この戦争は本来始めさせずに済んだものだったのに、と思います。

 ロシアの呼びかけに応じて話しあいをしていたら、少しでも誠意をみせていたら、こんなに自分に不利になることをしでかさなかっただろうに。

 人がこんなに亡くなって、苦しむこともなかったのに。

 戦争を継続したがっている連中を、みんなが止めなくてはいけない、ロシア=悪魔で単純に終わらせようとしても終わりませんよね。

 頑張れIWJ!

 世界の市民よ、めざめよう!

(匿名希望様)

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 匿名希望様

 ありがとうございます!

 マスメディアによる偏向報道は、バイアスが固定化され、最近は同じような繰り返しになっています。一面的な部分だけを取り上げ、大局的な視野も、歴史的な経緯も、理性的な分析による掘り下げもなく、「ロシア=悪魔」「民主主義対専制主義」といった呪文を反復しているように感じられます。

 もとより「洗脳」は、同じフレーズを単調に反復することでもたらされるので、プロパガンダとしては、これで上々ということなのでしょう。残念ながら、日本のマスメディアのどこを見渡しても、「正気」に戻って、ジャーナリズムとしてのあるべき姿に戻った、というテレビや新聞は見られません。

 しかし、おっしゃる通り、SNSでは変化が見られるようです。いくらマスメディアがこぞって「洗脳」宣伝を仕掛けようとも、そんな操作に踊らされない人が少数であっても必ずいるものです。希望はまだあります。日本がウクライナのような悲劇的な状態に陥らないように、私たちにはやるべきことがあると思います。

 どうぞ、今後ともIWJを応援していただき、ご支援をよろしくお願いします。

岩上安身

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 私は、現在また会員になっております。

 一時休会していましたが、戦争についての、プロパガンダでない情報を得るために復帰しました。日本を含む欧米の報道が真実から遠い(ほとんど真逆である)ことを痛感しています。

 私はドイツに住んでいますが、こちらでは、RTやスプートニクの記事が開けなくなっています。

※独露、放送局を相互に禁止 対立がメディアに飛び火 (産経)2022/2/4 https://www.sankei.com/article/20220204-Y322S4Y2KRPTNJOQYZQVQGWEMM/

 この産経の記事の見出しだけ読む人には、「相互に禁止」という「結果」しかわかりませんが、本文を読むと、実はまずドイツの禁止があり、その対抗措置としてのロシア側の反応だったという経過がわかります。そして、知っておく必要のあるのは、このドイツの禁止措置はロシア軍の侵攻が始まった2月24日の20日間も前であったという事実です。

※【ベルリン共同】ドイツの放送規制当局が2日、放送免許がないとしてロシア国営テレビ「RT」のドイツ語放送禁止を発表したことを受け、ロシア外務省は3日、ドイツ公共放送ドイチェ・ウェレのモスクワ支局閉鎖などの対抗措置を明らかにしたhttps://news.yahoo.co.jp/articles/51f02eaeee34a6b829bf1e3c41b3c71972621708

 実は、このyahooの記事もドイツでは開けなくなりました。代わりに以下のようなお知らせの画面が出ました。

 【2022年4月6日(水)よりYahoo! JAPANは欧州経済領域(EEA)およびイギリスからご利用いただけなくなりました】

 岩上さんのIWJが、RTやスプートニクの記事を紹介してくださるので、こちらでは見られなくなってしまったロシア側の情報を得ることができて助かっています。

 真実に迫るIWJの情報がいかに貴重であるか、戦争が始まって身にしみました。

 日々のご努力に感謝しております。

(今関 和子 様)

《追伸》
 以下の映画を見て、プーチンに関して世の人がいかに間違ったイメージを植え付けられているかを実感しました。

※オリバー・ストーン オン プーチン(字幕版掲載)17.03.2022
エピソード1 https://www.youtube.com/watch?v=kbAeXNezYFc
エピソード2 https://www.youtube.com/watch?v=W1Qab7F4RMs
エピソード3 https://www.youtube.com/watch?v=6UgxEYgh770
エピソード4 https://www.youtube.com/watch?v=gsWyaY8FlKk

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 今関 和子 様

 遠くドイツの地から、会員に復帰していただき、ありがとうございます!

 物理的な距離でいえば、日本にいる我々よりも、ウクライナの戦場の近くに位置しておられるのに、逆に近いゆえか、早々にひどい検閲が行われ、欧州の市民の目と耳が塞がれようとしているのですね。怖いことです。

 我々も、情報の収集と分析には、工夫をこらしています。幸いなことにAIの発達で、様々な言語の媒体が読み取れるようになりました。あとは、プロパガンダにのみ込まれないように慎重に情報をかぎわけていくこと、真実を求めて孤立を恐れないこと、この2つの心得があれば、手探りでも進んでいけます。

 機会があれば、ぜひドイツの様子などもお知らせください。

 メルケル政権下で米国に散々妨害されながらも工事を進めてきた天然ガスのパイプライン・ノルドストリーム2が、完成したまま一度も使われず、放置されています。ショルツ首相の発言は、「ノルドストリームは1も2も、間違っていた。作るべきではなかった」というものですが、なぜ、こんな風に180度反対の姿勢をとれるのか、奇妙に感じられます。

 欧露間が天然ガスのパイプラインで結ばれることは、経済的なメリットだけでなく、地政学的な安定ももたらしたはずです。米国から「自立」していたはずの欧州が、米国に「隷従」させられているのを見ると、非常に残念な気持ちになります。2月24日の進行の直前まで、ノルドストリーム2が、作られていく過程を調べて書いたレポートが、書きかけのまま我が編集部で放置されています。死んだ子の齢を数えるような話ではありますが、この「ノルドストリームをめぐる物語」を、ありえたかもしれないもうひとつの可能態として、提示できたら、と思います。

 今後とも、どうぞよろしくご支援のほど、お願いいたします。

岩上安身

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 少額ですが寄付させていただきました。

 50年前に羽仁五郎氏の『日本軍国主義の復活』という本を読みました。「軍国主義になってから抵抗してももう遅い、だからその危険性があれば第一歩で防げ」というのが趣旨でした。

 一見日本は文民統制ができているようにまだ見えますが、自民党に田中角栄、宇都宮徳馬、松村謙三のようにアメリカに対してモノ言えるような政治家はもういません。徐々にアメリカという軍事国家の言いなりとなり、実質は軍事国家になってしまってるように思えます。

 危険性の第一歩を防げなかった自分の無力感を痛切に感じます。

 ウクライナ報道にみられるアメリカの軍事に隷属した日本のマスコミ、日本人の意識、劣化した政治。どう変えていくのか先は見えませんが、一人になっても真実を知りたいと思います。IWJの報道に藁をもつかむ思いで期待します。

(K.S.様)

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 K.S.様

 ありがとうございます!

 「軍国主義となってから抵抗しても、もう遅い」とは、本当にその通りだと思います。

 先ほども「可能態」という言葉を使いましたが、これはアリストテレスが用いた概念で、現実態と対をなす概念です。

 我々ジャーナリストというものは、散文的な、味気ない現実を直視し続け、それを歪めることなく人々に届けていくのが本当ではありますが、その際にこのような無惨な現実以外に、どのような現実がありえただろうかと、可能態について思いをはせることがしばしばあります。そして、そうした考察は、現実をきちんと見きわめてお伝えする上でも、重要で、役立つことではないかと思っています。単なる根拠のない夢想は、現実逃避のファンタジーに溺れるだけですが、現実にありえた、あるいはこれからもありえるかもしれない可能態について考えることは決して無駄ではないことと思います。

 「軍国主義再び」ではない、そして米国の従属国でもない、もっとまともで平和的で自立した国のあり方が、ありえたはずだ、と思います。

 「危険性の第一歩を防げなかった」ことを、どうぞ悔やまないでください。

 局面は次々に変わっていきます。

 どこかで、この「隷従」から逃れることができるかもしれない。中距離ミサイルによって、現実味を帯びてきたミサイル戦により、国土が焼土と化してしまうのを、どこかで食い止めることができるかもしれない。そうした希望を捨てずにともに歩んでいきましょう。

 頼りない「藁」ですが、今後とも、IWJへの応援、ご支援を、どうぞよろしくお願いします。

岩上安身

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IWJ事務局 御中

 少額ですが、火曜日にカンパを送っておきました。

 ご確認ください。

 ウクライナ危機は局面が変わり、アメリカ一極支配が終わりを告げ、ロシア・中国・インドなどへの覇権の移行の段階に来ているように感じます。

 西側の支配が崩れかけているという認識は、今日のNHKニュースで解説していた京大の中西教授も持っていました。

 同僚の社会学の教員と話したのですが、西側は、自ら墓穴を掘って覇権を失おうとしています。

 資源大国に対する経済制裁は意味がなく、国連やG20からロシアを排除しても、排除されたロシアが加わった新たな国際組織ができるだけのことです。

 日本政府も負け組にならないように、よく考えて行動すべきでしょう。

 また、ウクライナ問題でロシアたたきをしているリベラル派の人びとも目を覚ますべきです。新冷戦はほぼ確実にロシアの勝利に終わるのですから。

 彼らが依拠した西側の社会科学は、グローバルな世界の終焉によって、有効性を失いました。

 IWJが正しかったことがもうすぐ誰の眼にもわかるのではないでしょうか。

 ご奮闘をお祈りします。

(匿名希望)

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匿名希望様

 ありがとうございます!

 米国の一極支配は、すでに無理がありすぎて、ほころびを見せており、米国が何も事を起こさなければ、そのままゆるやかに多極化の方向へ向かってゆくものと思われました。

 もしも米国が一極単独覇権支配の維持を、断固としてつづけようとするならば、米国の経済規模を名実ともに中国が追い抜く前に、できるだけ早く、中露等にくさびを打ち込まなければならなくなるでしょう。米国がこのまま黙って覇権を失うのを傍観はしていないだろうから、いつか、何かやらかすだろうと思っていました。

 特に中国に対しては、前政権のトランプ大統領の時代から、不条理な理由とつけては制裁を繰り返していたので、この中国を牽制する方向にバイデンも進むのではないかと思っていましたら、思いがけず、ウクライナ方面から発火しました。

 ウクライナにおける米国の仕掛けは、2014年から確認できていたので驚きはありませんでしたが、長年の米国の工作が功を奏する形で、ロシアがついにしびれを切らし、戦車とともに国境を越えてしまいました。ロシアが「悪役視」されるのは、確実でした。

 しかし、その前に、多くの人々に理解していただく必要のあることがありました。

 ウクライナ国内のロシア語話者が、突如として公用語としてのロシア語を奪われ、教育の機会と就職の機会を奪われるという「文化的民族浄化」を受けていたこと、そしてネオナチ組織が、ロシア語話者に対して無差別に暴行、虐殺を行っても、ウクライナ当局はその犯人を逮捕せず、犯罪を見のがし続けたこと。

 さらに東部地域、ロシア語話者が多いドンバスで自治を求める声が上がると、ウクライナ国軍が「自国民」に対して、空爆や砲撃まで加えて、武力による「民族浄化」の段階に至ったことなど、ウクライナ側に大いに問題がある、といえる点がありましたから、それを踏まえて、状況を報じ始めました。

 ところが私が予測できず心底驚いたのは、西側の政権だけでなく、各国のマスメディアの報道の偏向ぶりです。これまでの経緯をふまえず、ロシアだけが「悪」とするような報道ばかりです。まるで洗脳報道です。特に日本のマスメディアは、その偏向が世界で最も激しかったと思われます。

 足並みがひとつも乱れることなく、全紙・全局が、8年間のウクライナ側の暴力はなかったことにし、ただただロシアの暴力的侵攻だけをとがめ続けました。

 これに影響を受けて、おっしゃる通り、「リベラル派の人びと」も、「ロシア叩き」一辺倒になってしまいました。私も多くの友人・知人から苦言を呈されましたし、炎上もしました。

 しかし、事実は事実です。真実は真実です。米国は、中露を相手にするに当たって、ウクライナから始め、欧州を米国の追従一辺倒に引き締め直し、ありとあらゆる経済制裁の手を使ってロシアを弱体化させようとしています。

 プーチンが本当に独裁者であり、プーチンさえ取り除けば、西側のコントロールに翻弄される「弱いロシア」となる、と信じ込んでいるかのようですが、甘い見方です。ロシアの大地にはロシアの独立と強さを支える思想が根づいており、そこからプーチンが生まれてきたのであって、その逆ではありません。

 いずれにせよ、ロシアを弱体化して、米国の準従属国としてしまえば、残るは中国で、攻め口は東の太平洋側からだけではなく、陸路で北から、西から、攻めることもできます。

 中国攻略戦でも、また、米国自身の手は使わず、自国の兵士の血は流さず、他国の兵士を使って、米国産の武器を持たせて戦わせるのでしょう。バイデン大統領自身が口にした、中露を相手にした「文明の衝突」において、ウクライナは最初の戦線のひとつに過ぎない、という言葉に、米国の本音がモロに出ています。

 東アジアで、中国と、あるいは、もしかするとロシアや北朝鮮をも相手にしての代理戦争をやらされるのは、日本です。日本は我が身を滅ぼすような選択はするべきではありません。

 本来ならば、ジャーナリズムがこぞってこの危機に対して立ち上がらなければなりません。ところが日本のマスメディアときたら、ネオナチのアゾフの代弁をしているという体たらくです。なので、ここは微力ながら、独立メディアとして、IWJは、全力を尽くして、この代理戦争の押し付けに抵抗したいと思います。

 今後とも、IWJへのご支援を、どうぞよろしくお願いします。

 岩上安身

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 いつもメルマガ熟読しています。

 そうなんですよ、元ウクライナ大使の馬淵さん、少なくとも今回の件に関してはあの犯罪的嘘つきじじいの角茂樹に比べると、きわめてまっとうなことおっしゃっているんですよ。

 私も前から注目していました。

 まさか、チャンネル桜を評価する日が来るとは…。

 テレビも新聞もおぞましいまでに嘘まみれなのでIWJ(と一水会とチャンネル桜???)だけが頼りです。

 また、寄付します。頑張ってください。

(N.T. 様)

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N.T. 様

 ありがとうございます! チャンネル桜は、頼りにしないほうがいいと思います(笑)。

 馬渕氏は、ちょうどクリティカルな時期にウクライナ大使を務めたので、その時、見聞きしたことを話したり書いたりしているのでしょう。それ以外の極右的言説や陰謀論的言説は感心しませんし、私は同意しません。

 ただ、角茂樹元大使のように、温厚そうで誠実そうな顔と表情をして、アゾフ幹部と一緒に記念写真を撮っておきながら、「ネオナチによる虐殺などひとつもなかったと言い切れる」などと、国を危うくするような嘘を地上波の生中継で断言できるような人の方が、はるかに恐ろしいと思います。それをしれっとオンエアし、留保もつけなかったテレ朝にも本当に驚きました。

 私の心の中に、いくばくかは残っていた、新聞・テレビへの信頼感は、今回のウクライナ侵攻をきっかけに、一気に蒸発してしまいました。

 TBSの金平茂紀さんまで、アゾフ幹部に「自分たちはネオナチではない」「すべてはプーチンのフェイクだ」などと言いたい放題のデマ発言をしゃべらせておいて、画面のあらゆるところに映るナチス親衛隊のシンボルであり、アゾフのシンボルである「ヴォルフスアンゲル」にぼかしを入れてオンエアする。これが何よりも、彼らがネオナチの魂を持っていることの証明なのに、それにはぼかしを入れて、一般視聴者には届かないようにする。これは犯人の犯行隠しの「共犯」行為以外の何ものでもありません。

 TBSは死んだ、何度も死んだ。TBSだけでなく、すべての日本のマスメディアは死んだ。今、動いているのはゾンビに過ぎない。

 これは、はっきりそう宣言しておきたいと思います。

 ジャーナリズムの魂を失ったら、ジャーナリストとしては死んだも同然です。私とIWJは、いきたままジャーナリズムの魂を抱えて、これからも皆様に真実をお伝えします。

 どうぞ今後とも、ご支援をよろしくお願いします!

 岩上安身

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 私は首相の一日、東京新聞ですが必ず目を通しています。

 昨晩は官邸で記者会見がありました。官邸記者クラブの各社は、事前に質問書を提出、当てられた記者に首相は答えを見ながら回答します。

 岩上さんのようなフリーの記者は何を質問するか、鋭い問いかけをするのでめったに当てられません。

 私の住んでいる藤沢市でも、不動産バブルが起きています。アベノミクスの失敗で円安不況が迫っています。

 日銀はどうするのか? 政府は? すぐ、やらねばならないことが沢山あります。

 安倍、菅、岸田と続いたが今の岸田首相は参院選が終わるまで、おとなしくしています。選挙後、自民党案の防衛費2パ一セント、憲法改憲、消費税アップと目白押しです。

 政権交代しかないですが、時間がかかりそうです。

 どうしたらいいのか?

 IWJのような多角な視点で情報を伝えるメディアに期待せざるを得ません。

(炭谷克己 様)

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炭谷克己 様

 ありがとうございます!

 4月25日に岸田総理会見に行きましたが、案の定、指されませんでした。しかも今回は、いつもならば指名されなかった記者はその日の夜のうちにメールで質問を送れば回答が来ることになっていたのに、そのメール質問も受けつけませんでした。今回だけでなく、今後もメール質問を受けつけるかどうかは不明であると官邸報道部はいうのです。どんどん会見自体がクローズドなものになりつつあります。

 藤沢市あたりでもバブルになりつつある、とのことですが、こんな不況で賃金ものびず、少子化もあり、住宅ローンを組める正社員の数すら減っているというのに、首都圏、名古屋圏、関西圏でも、マンションがバブル期以上の高値で売買されている、というのは理由がわかりません。こうした問題については、5月12日木曜日に、エコノミストの田代秀敏氏インタビューの続編として、お話をうかがおうと思っています。

 ぜひ、ご視聴ください!

 今後とも、ご支援のほど、よろしくお願いいたします!

 岩上安身

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 最近のウクライナ情勢をめぐる報道は本当にひどい。明らかに戦時体制構築の完成を狙っており、これがアメリカと事前に周到に練られたものなのか、日本の側にそういう下地があったので脊椎反射的に応じているのかはわかりませんが、IWJは貴重な存在であり意義があると思います。

 マスゴミという名は今や揶揄ではなく、事実になってしまいました。

(K.A. 様)

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K.A. 様

 ありがとうございます!

 このたびは、IWJに新規会員登録をしていただき、ありがとうございました。

 「ウクライナ情勢をめぐる(マスコミ)報道は本当にひどい」という言葉は、多くの人が漫然とでも感じていることだとおもいます。報道の仕方が、ウクライナを同情すべき善玉。ロシアは憎むべき悪魔、米国は被害者を助けるヒーローのごとく、一方的に単純化され描かれ、政府と大マスコミと野党までも一体となって、美化されたウクライナに同情を示し、支援し、プーチンという「危険」で「愚劣」な独裁者に率いられるロシアがいかにとんでもない国か、どう制裁し、どう封じ込めるべきか。毎日わあわあと騒いでいます。この伝え方は、公平性を欠いている、直感的におかしい、と感じた人は多かったはずです。

 我々IWJがしている仕事は、そのおかしいな、という直感に答えるべく、客観的・中立的な視点から、事実を提供していくことです。今のマスメディアは、戦争を推進していくメカニズムの一部としてプロパガンダを行っているといっても過言ではありません。

 我々は、権力にも、大スポンサーにも、何の借りもありません。我々の活動を支えてくださっているのは、まさしく市井の人々、一般の市民の方々のご支持です。権力にこびたり、スポンサーにおもねることなどありません。

 今後とも、どうぞ、ご支援を末長くよろしくお願いします。

 岩上安身

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 IWJには発信を続けてもらいたい。

(K.K. 様)

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K.K. 様

 ありがとうございます!

 何があっても、発行を続けます!

 どうぞ、これからもご支援をよろしくお願いします!

 岩上安身

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マスメディアが報じようとしない貴重な情報を伝えているIWJの活動を心から支援したい

(金子 博文 様)

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金子 博文 様

 ありがとうございます!

 マスメディアは、本当にジャーナリズムの魂を売り渡してしまいました。彼らは皆、死んだ、と思います。再生するためには、彼ら自身が、なぜ、何のために、魂を売り渡してしまったのか、自覚する以外にありません。自覚なく、都合の悪い番組のログだけ、サイトから削除するという小手先のごまかしを続けていれば、未来はありません。

 我々は、マスメディアが軒並み死のうと、ゾンビ化しようと、そんなこととは無関係に、ジャーナリズムの王道を歩み続けたいと思います。

 どうぞ、これからもご支援をよろしくお願いいたします。

 岩上安身

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 貴重な情報をありがとうございます

(midori 様) 

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midori 様

 ありがとうございます!

 これからも真実をお届けしていきます!

 今後ともご支援を、どうぞよろしくお願いします!

 岩上安身

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 リベラルな人であれ保守的な人であれ、ロシアを一方的に非難する人たちに共通しているのは、1991年のソ連崩壊以降の西側のロシア敵視策、とりわけ2014年の右派セクターによる計画的にしくまれたクーデターと、その直後に事態収拾のために結ばれたミンスク合意について語ることが一切ないということです。何かを語れば、常に昔のエピソードや歴史を引き合いに出す言論人にして然りです。

 そしてもう一つ、「ロシアが要求しているウクライナの非ナチ化もゼレンスキーがユダヤ人だということを見れば分かるように荒唐無稽な作り話だ」というものです。

 これも、ナチスとユダヤ人が手を握りあって同じユダヤ人を迫害し、今のイスラエル建国につながった歴史を意図的に無視しているか、あるいはこのような歴史を知らないことによる思い込みでしかないでしょう。

 「ユダヤ人と反ユダヤの極右が手を組む? 」にわかには信じられない話と思うかもしれませんが、2014年のユーロ・マイダンでの惨劇の際には、右派セクターと行動を共にした「青ヘル隊」と呼ばれる元イスラエル兵(IDF=israel defense force)が、銃を片手にはせ参じていたことが当のイスラエルのメデイアで報じられていることを、IWJのインタビュー第443回で板垣雄三氏が示しています。

 また、オリバーストーン監督のRevealing Ukraine 2019(乗っ取られたウクライナ)や岩上氏も語っているように、ユダヤ人のウクライナオリガルヒが外国に居ながら国の資産を簒奪し、同胞を食い物にしている一方で、親露派の人たちを弾圧するために、そのような一部の特権を手にしたユダヤ人がネオナチ武装集団「アゾフ連隊」の創設にも手を貸していたというのは本当のことでしょう。

 私たち日本人に分かりやすいたとえ話をすれば、政府中枢に喰い込み「若者には貧しくなる権利がある」「日本から正社員という言葉をなくす」と言って、同じ日本人である多くの人々を赤貧の状態にまで追いつめている竹中平蔵と同じ穴の狢だということです。

 彼らにとっては民族や宗教や大義などどうでもよく、ただひたすら自分の利益だけが大事なのであって、そのためには誰とでも手を組み、同族の人の命など毛程にも思っていないのだろうと思います。

 戦争はいつもそうですが、ある特定の人間、ある特定の集団、ある特定の国の利益を追及することによってもたらされます。

 それが誰であるのかをIWJはするどく暴いてきたと思います。

 今後とも頑張って下さい。(M.T.様)

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 M.T.様

 ありがとうございます!

 ウクライナは、10年以上の年月をかけて準備され、ワシントンがロシアと戦うための「道具」にされました。戦い、死ぬのはウクライナ人です。停戦や平和を求める声を今のウクライナであげれば、ロシアのスパイ扱いされ、「超法規的」に殺されかねません。

※ツイッター「IWJ_Sokuho」4月26日・27日、プーチン大統領がグテーレス国連事務総長と侵攻後、初会談。マリウポリでウクライナ軍が民間人を「人間の楯」にしていると批判、国連による人道回廊設置を認める!米国は欧州最大の米軍基地で同盟国40カ国と会合、今後定例化で長期化へ対応! 中立非武装で紛争を監視するはずのOSCEが、2014年から8年にわたるドンバス地方でのウクライナ軍による民間人迫害の事実を隠蔽、その上、ウクライナ軍に迫撃砲弾を提供!? ロシアは初めてポーランドとブルガリアへのガス供給停止!(日刊IWJガイド、2022年4月28日号)
https://iwj.co.jp/info/whatsnew/guide/50682#idx-6

 日本もまた、東アジアにおいて、中国・北朝鮮とにらみあい、さらに加えて、日本政府が米国に追随してロシアに制裁を課したために、ロシアから「非友好国」扱いを受けることになり、日露の国境は未確定なままになっています。きわめて不安定な状態です。

 日米安保がある、とはいっても、在日米軍基地や洋上の第7艦隊は中国のミサイルの格好の標的となりますので、米軍は後方へ退避することになります。

 最前線に立たされるのは、高額な米国製の兵器をもたされ、中距離ミサイルを配備した日本列島です。「敵基地」を攻撃しようがしまいが、列島にはミサイルが雨あられと降り注ぐことでしょう。「覇権戦争の道具」にされたウクライナの悲劇は、日本人にとっても他人事ではないのです。

 猛スピードで「第3次世界大戦」へ向かおうとしているが如き、オースティン米国防長官のドイツのラムシュタイン空軍基地における演説を聞いていると、欧州各国も日本と同様に、米帝国の奴隷的従属国なのだ、ということが実感されて、EUというまとまりの自律性は、幻想だったのだと、つくづく思い知らされます。

 それに対し、インドの姿勢が目をひきます。昨日会員の方にお届けした号外第23弾を、御覧いただけましたでしょうか?

※【号外第23弾】「インドのメディアがロシアの石油は秘密裏に欧州に出荷されているとスクープ! ロシアのタンカーでは目的地不明のタグが大活躍! 西側は自分たちにはローカル・スタンダードがあると考えている」
https://iwj.co.jp/info/whatsnew/guide/50682#idx-6

 米国からにらまれるのを恐れて、表向き、ロシアを非難し、制裁に加わりつつ、その裏ではロシアとの間で闇取引をしてこっそり石油を手に入れている欧州の窮状がインドの調査報道によって暴露されています。それならばそうと、表で公式的に欧州の現状を述べ、制裁には参加できない、と言い張り続けるべきだったと思いますが、それができなかったのでしょう。

 このいかにも苦しい建前と本音の落差。そうして表裏の使い分けをしてでも、資源に恵まれ、軍事的にも優位に立つ米国のご機嫌をとらなければならないのが欧州の現実なのだと思われます。

 西側はインドに向かっては「禁輸を求め」て「説教」し、自分たち欧州はひそかにロシアと闇取引をしているわけです。そうしたダブルスタンダードを使い分ける西側諸国を、インドメディアは「偽善の極みです」と断じます。

 インドは、中国包囲網のクアッドには加わりつつも、ロシアを制裁し敵対する同盟には、いくら欧米日各国首脳が直に説得しようとしても断固として加わりません。インドはあくまでも、「国家主権」を貫き、自国の国益に従って動きます。中国やロシアやインドネシアやブラジルや南アフリカやその他の国々と同じです。

 「国家主権」が、彼らにはあり、それを守ろう、という意識もあるのです。そうした意識が高い国ほど、米国からにらまれるのは、米国がいかに、自らを「例外主義」的な帝国として自認し、世界の他の国々の独立主権を苦々しく思い、いつか必ず服従させてやると思っているという証しです。

 どうやらウクライナ危機は、米国一極集中覇権に支配された世界を望むのか、多様化された世界を望むのか。分水嶺となってきました。

 これからの時代、どちらかの世界を選択しなければならないのでしょう。あるいはそれは、世界的な経済危機のただ中での破局的な戦争という形で、決着がつくのかもしれません。

 戦争という手段を用いることなく、平和的に、主権を回復し、多極化された世界で、自分の居場所を見つけることができるようにすること、それが独立国家日本の国民の目標とならなければならないと思っています。長い道のりになりますが、日本がこれ以上、道の選択を誤り、亡国の憂き目にあうことは避けなければなりません。

 微力ながらIWJは、報道・言論を通じて、力を尽くしていきたいと存じます。

 どうぞ、ご支援をよろしくお願いします。

岩上安身

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 この度、岩上様ご著書の「あらかじめ裏切られた革命」を拝読しました。

 また、この度のウクライナ ブチャからロシア軍撤退後の、市内での惨殺遺体遺棄報道を見て、その後の詳しい情報を観る前段階で、私は直感的に「これの加害者はウクライナ側ではないか?」と思いました。同時に、東京外大伊勢崎教授が指摘した「市民に武器を持たせたら、もはや非戦闘員ではなくなる」も、頭をよぎりました。

 「ジャーナリズム」の王道を行くIWJは、本来社会の中で、指導的立場にあるべきです。

(K.A. 様)

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 K.A. 様

 ありがとうございます!

 また、拙著『あらかじめ裏切られた革命』をお読みいただき、ありがとうございます。

 共産党政権が倒され、「民主化」されたロシアにおいて、私的所有を認めない共産党政権のもとで積み上げられてきた公有財産を、濡れ手で粟の奪い合いが起こり、そこでのし上がってきたのがマフィア的な新興財閥でした。そのプロセスを、現場の取材にもとづいて同署では詳しく書いています。オリガルヒという言葉がまだポピュラーになる前の時期です。

 こうした経済マフィアが、国の実権をも握ろうとした時に、それは許さないと立ちふさがったのがKGB、軍など国家秩序維持派でした。彼らはシロビキと呼ばれ、そのリーダーと目されたのがプーチンでした。ごくごく簡略化して言うと、ロシアではシロビキがオリガルヒを押さえ込みました。それに対して、オリガルヒがシロビキを押さえ込み、国を牛耳ったのがウクライナでした。

 オリガルヒの頂点は、ロシアでもウクライナでもほとんどユダヤ人です。国境を越えてビジネスを展開することで、かつて「コスモポリタン」と呼ばれたユダヤ人ビジネスマンたちは、今度は「グローバリスト」と呼ばれたり、自称したりしていました。

 ウクライナのユダヤ人オリガルヒは、ゼレンスキーを大統領にすえたコロモイスキーやピンチュクのように、ユダヤ系市民の多い米国に在住し、イスラエルの国籍も持っています。

※ゼレンスキーの「正体」!? 彼が人気を得たドラマのテレビ局オーナーは富豪のコロモイスキー氏。同氏はユダヤ人でオレンジ革命から「親欧米派」活動、今米国滞在。各国は軍事支援で戦闘長引かせず、停戦交渉の場を!
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/503761

 ※【ハイライト】岩上安身による国際政治学者 六辻彰二氏インタビュー 米国主導で大量の武器が送られるウクライナで育つ外国人戦闘員が戦後「白人テロ」拡大の危険を招く!
https://www.youtube.com/watch?v=yG058HJ43ZI

※【分割1】G20からの「ロシア排除」をバイデン大統領が提唱!!岩上安身による国際政治学者 六辻彰二氏インタビュー
https://www.youtube.com/watch?v=bsv4kjWStAw

※【分割2】ロシアによるウクライナ侵攻から1か月 IWJは「冷静に戦争に反対します」岩上安身による国際政治学者 六辻彰二氏インタビュー
https://www.youtube.com/watch?v=U6B_aVb-QqI

※【分割3】ウクライナ危機へと至った経緯!!岩上安身による国際政治学者 六辻彰二氏インタビュhttps://www.youtube.com/watch?v=UJn5QduMONY

※【分割4】「ジェノサイドは一切なかった」と角元大使が断言した東部ドンバスで実際には何が起きていたのか!?岩上安身による国際政治学者 六辻彰二氏インタビュー
https://www.youtube.com/watch?v=9GGqOHTvowg

※【分割5】トランプ政権時代ロシアはすでに事実上ウクライナ東部を手に入れていたトランプ復活の狼煙としてのウクライナ侵攻―米ロ‘蜜月’は再生するかより国際政治学者 六辻彰二氏インタビュー
https://www.youtube.com/watch?v=5K3lRwtfpg4

※【分割6】ウクライナ危機の本質は「米露問題」! 台湾危機と同じ構図のオフショアバランシング 岩上安身による国際政治学者 六辻彰二氏インタビュー
https://www.youtube.com/watch?v=lsAqYZuAKYY

※【切り抜き1・ロシア相関図】現代ロシアにおけるユダヤ人共同体の復興と新興財閥(オリガルヒ)の盛衰~岩上安身による大阪大学助教・赤尾光春氏インタビュー
https://www.youtube.com/watch?v=CFpqp83jvA0

※【切り抜き2・ウクライナ相関図】現代ロシアにおけるユダヤ人共同体の復興と新興財閥(オリガルヒ)の盛衰~岩上安身による大阪大学助教・赤尾光春氏インタビュー
https://www.youtube.com/watch?v=MAzoc7ENvpc

※ウクライナ極右と反ユダヤ主義 ~岩上安身によるインタビュー 第411回 ゲスト 大阪大学助教・赤尾光春氏 第1夜(前編)2014.3.23
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/130775

※「諸悪の根源はユダヤ人!?」氾濫する歪んだユダヤ人イメージ ~岩上安身によるインタビュー 第412回 ゲスト 大阪大学助教・赤尾光春氏 第2夜(中編)2014.3.23
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/134351

※動乱のウクライナ ~岩上安身によるインタビュー 第413回 ゲスト 大阪大学助教・赤尾光春氏 第3夜(後編)2014.3.23
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/134763

 ウクライナ・ロビーは、イスラエル・ロビーをもしのぐ資金力で、米国政界に働きかけ、バイデン政権の「ウクライナ擁護」の姿勢を引き出しました。また、ロシアによる侵攻以前から、バイデン一家はウクライナに入り込み、利権漁りをしていました。

※米国最大のタブー、イスラエル・ロビーに切り込んだ気骨あるシカゴ大学の政治学者、ジョン・ミアシャイマーがウクライナ戦争の根本原因を考察!
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/504921

 プーチンたちのようなシロビキがウクライナに存在して、オリガルヒの上に立っていたら、米国の政治家の息子が巨大ガス会社プリスマの取締役に就任して、月5万ドルの報酬を得ることもなかったでしょうし、ビクトリア・ヌーランド国務次官補(当時。今は国務次官)が首都の路上で反政府デモを励まし、お菓子を配って歩くこともなかったでしょう。キエフではあり得てもモスクワではあり得なかったことです。

※【号外第3弾】<IWJ検証レポート! その3>ビクトリア・ヌーランド氏「ウクライナに生物学研究施設がある」と告白! ウクライナの生物兵器研究所についてThe Intercept創立編者の記事を仮翻訳!
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/503566

 長期的視点、歴史的視点を欠いたジャーナリズムは、ジャーナリズムとは呼べません。物事の因果関係を恣意的にまったく無視するものも、ジャーナリズムとは呼べません。

 身近で自分とは親しいとはいえない者同士の間でけんかが起きたら、「けんかはやめろ」と言い、どちらが手を先に出したか、というだけでなく、殴られた方も挑発していなかったか、原因を作っていなかったか、確かめるべきです。

 もちろん、何の非もないのに、暴力の被害者になる人もいます。そうした暴力の被害者に対し、「トラブルになった責任がある」などということを言っているのではありません。

 しかし、ウクライナはそうした「罪も責任もない被害者」ではありません。先行して、国内のロシア語話者に弾圧を加えたのは、ウクライナです。今日、この事実を、ウクライナと米国が一緒になって隠そうとしていますが、これは隠せることではありません。そしてウクライナが「米国組」という、いわば地球上の番長グループに加入しようとし、隣人であるロシアは脅威を感じて、これを拒んだという経緯があります。

 戦争をウクライナとロシアの間でさせたい、と願っているのはダグ・バンドゥ氏の言う通り、ワシントンです。一般の米国民もそんなことは望んでいません。

※日刊IWJガイド「ワシントンはウクライナ人が最後の1人となるまでロシアと戦う」米国の保守の論客・ダグ・バンドゥ氏がバイデン政権を批判する論文を発表」2022.04.25号~No.3511号
https://iwj.co.jp/info/whatsnew/guide/50668

 米政権の野望を明らかにして、その思惑をくじき、平和を取り返すことが大事です。言論はそのためにあるべきです。

 今後とも、ご支援のほど、よろしくお願いいたします。

岩上安身

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 ウクライナ関連、いつも大メディアにのらない重要な情報を出していただき、大変参考になっています。
 (匿名希望)

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匿名希望様

 ありがとうございます!

 ロシアによるウクライナ侵攻から、2ヶ月が経過しました。ロシアに対して石油や天然ガスと小麦といった資源の輸出を阻止する制裁が行われ、そのために西側諸国でインフレが加速しています。

 IWJの事務所は都心にありますが、そのすぐそばにあるガソリンスタンドは、昨日ハイオク209円、レギュラー200円近く、軽油は176円(いずれもリッターあたり)という高値でした。これでも一時より下がったそうです。戦況次第でまた上昇する局面もあるかもしれません。

 ロシアとウクライナの戦争は、確実に我々の生活にも影響を与えています。それにも関わらず、米国と日本を含む同盟国は、ウクライナへの武器支援を拡大・継続しています。停戦を求める声は、日本国内でも、米国内でも、プーチンの支持者扱い、裏切り者呼ばわりされかねない状況です。

 本日、巻頭に掲載した、レーガン政権の外交アドバイザーだったダグ・バンドゥ氏の「ワシントンはウクライナ人が最後の1人になるまで戦う」という論文を読むと、米国内の空気がよく伝わってきます。

 プーチンとの戦争を続けたくて仕方ない連中がわんさかといて、大量の武器支援に同意し、最後まで勇敢に戦えとけしかめる。しかし米国が参戦をして、ロシアとの直接対決となったら、第3次世界大戦となるので、兵は出さない。

 では、誰が戦うのか? ウクライナ人です。彼らは、もっと戦い続けろと、武器と声援を送り続けているのです。弾丸を打ち尽くし、総員玉砕するまで戦わなくてはならないウクライナは、米国と同盟国に利用され続けていることになります。日本もその片棒をかついでいるのです。

 トラブルの出発点である、2014年のユーロ・マイダンクーデター以降のウクライナ国内でのロシア語話者への迫害政策の見直しに立ち返るべきです。

 ロシア語を公用語から外すなど、差別的・排他的政策を進めたウクライナ政府と、ロシア語話者と見るや、見境なく暴力をふるったネオナチらの虐待によってロシア語話者が多数を占めるクリミアもドンバスもルガンスクも住民が防御のために「兵器」を求め、独立を求め、ロシアへ保護を求めました。

 それをなかったことにしようとし、2014年にロシアが突然侵攻してクリミア半島を奪い、8年後の今年2月に突然ドンバス地方も皮きりにウクライナ各地に侵攻した、というストーリーを、米国を筆頭に西側各国政府と西側大手メディアは広め続けてきましたが、それではつじつまが合うはずがありません。

 いいかげんに、西側は真実にふたをするのはやめるべきです。停戦し、冷静になり、ウクライナのロシア語話者に対する差別政策を見直すことと、NATO加盟をやめ、東西でウクライナを中立国として安全保障を約束する枠組みを作るべきです。

 ウクライナの主権を認めるべきだ、戦うのか、戦いをやめるのかは、ウクライナ自身にゆだねられるべきだとバンドゥ氏は述べます。

 同時に、地域の少数民族(ウクライナにおいてはロシア語話者がマイノリティです)の自治権を認める必要がある、という議論をすべきです。これは、国内に少数民族を抱えるロシアにもはね返ってくる話です。

 何よりもまず先に停戦を。そして、真実にもとづいた議論を開始すべきです。日本政府が姿勢を改めることができるように、日本のメディアは偏向報道をやめて、「正常化」をはかるべきです。IWJは微力ですが、このことを訴え続けたいと思います。

 今後ともご支援をよろしくお願いします。

岩上安身

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 どことも経済的結びつきのないIWJのような団体こそ存続しなければならないと考え、支えたいと思ったので。この後、サポート会員に登録します。(青木 要 様)

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青木 要 様

 ありがとうございます!

 サポート会員に登録されましたら、2013-2015年の時期の、米国が仕掛けたウクライナのクーデター、ネオナチの暴虐、ロシア語話者の受難について、当時からレポートしていますので、ぜひ過去のアーカイブ記事を御覧になってください。

 そうしていただけると、IWJが「ロシアのプロパガンダに乗せられている」などという誹謗中傷が、いかにいい加減なものか、今、ウクライナ危機を米国のプロパガンダに丸乗りしている日本のすべての記者クラブメディアが、どれほど真実も、良心も、知的誠実さも、勇気も失ってしまっているか、よくおわかりになると思います。

 執筆作業等、時間の都合で、本日の日刊ガイドに間に合わず、明日以降に掲載する予定の記事として、米国政府の元外交アドバイザーが書いた論文を仮訳したものがあります。
 
 そのタイトルが、ものすごい。「ワシントンは、ウクライナ人が最後の1人となるまでロシアと戦う」というタイトルです。

 主語は、「キエフ」ではありません。米国の首都の「ワシントン」です。「最後の1人になるまで戦う」のは「アメリカ」ではありません。「ウクライナ人」です。

 おそらく、ゼレンスキー氏を大統領に担ぎ出したウクライナの巨大経済マフィアであるオリガルヒの頭目、ピンチュクやコロモイスキーらは、生き残るでしょう。もっとも、彼らは「安全」な米国に住んでおり、イスラエル人の国籍も持っていますから、彼らをもってして、「最後のウクライナ人」とは言えないかもしれません。

 米国は、民間人全てを含めて、ウクライナ人を「総員玉砕させるまで、ロシアと戦わせるつもりだ、」と米国政府の元外交アドバイザーが述べているという、この「異常」さ、この「鬼畜」ぶりを、きちんとお伝えしたいと思います。

 米国政府は、どんなに無法であっても、どんなに非道であっても、ロシアをつぶす戦いをやり抜くつもりです。自分自身は一切、傷を負わない形で。同盟国や、同盟国に入りたいと願った国々(ウクライナもそのひとつです。米国に守ってもらえると勘違いしたのです)を、粉々にすりつぶす形で、矢面に立たせ続けるつもりです。もちろん、ロシアもつぶされるわけにはいかないから、必死の抵抗を続けることでしょう。

 この戦争が極限にまで、拡大するのか、破局に至る前に引き返すことができるのか、鍵を握っているのは、ひとえに米国です。

 米国という国の「例外主義」のおかしさを地球上のすべての人々(もちろん米国民を含めて)が理解して、その看板を下げさせなければなりません。

 そうでなければ、血は流され続け、経済システムは壊され、しまいには核兵器が用いられて、破滅に至ることになるでしょう。

 狂ったメディア権力に従属して、メディアが狂った世論操作をやり始めると、世界中の人々が狂気の世界に追いやられてしまいます。

 世界に正気を取り戻させるため、IWJは微力ながら、頑張ります。

 どうぞ、今後とも、応援とご支援をよろしくお願いいたします。

岩上安身

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劣化したマスゴミとは違う「真実の報道」を期待できるから。(M.SUZUKI 様)

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M.SUZUKI 様

 ありがとうございます!

 本日の日刊ガイドでも、マスコミの報道とはまったく真逆の、マリオポリで市民を殺しているのはロシア軍ではなく、ウクライナ軍であること、そもそもマリオポリにはウクライナ語話者はほとんど存在せず、ロシア語話者ばかりである、という基本的なデータもお届けしています。

 これまで、こんな基本的なデータも、そして誰がマリオポリの市民を殺してきたのか、という事実も、日本のマスメディアは、伝えていなかった、どころか真逆の嘘を真実であるかのように平然と報じていたわけです。

 これは人として許されることではありません。

 私とIWJは、財力こそ不足していますが、魂は、記者クラブメディアのように権力と資本に売り渡してはいません。

 どうぞこれからも、応援をよろしくおねがいします。

岩上安身

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日本での民主勢力の維持にIWJの存続は不可欠。(宮川 清 様)

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宮川 清 様

 ありがとうございます。

 日本の民主勢力は今、どこにいるのでしょうか?

 維持すべき民主勢力は、存在するのでしょうか?

 ウクライナ危機で、勇気をもって正論を述べている現役政治家は、鈴木宗男議員一人です。彼がめちゃめちゃな攻撃を浴びせられているのは、ご存じの通りです。

 政党としてロシア非難決議に加わらなかったのは、れいわ新選組だけです。鈴木宗男議員は、政界随一のロシア通のベテラン議員ですが、若い議員の多いれいわが、どこまでこの問題の本質や深刻さを理解できているのかどうか、わかりません、とまれ、他に代わりはなく、期待したいところです。

 後はもう、自民党から共産党まで、現実が何も見えない、真実を聞かない、本当のことを話さない政治家・政党・マスメディア一色です。

 この中からどれだけ、真実に目覚めて「造反」する者が現われてくるのかどうか。政治家もマスコミも「組織」の中にいますから、その「組織」のトップが間違っている時、真実のために反旗を翻すのは保身が先立ってなかなか難しいことでしょう。

 しかし、そうした人が、一人でも二人でも表れてくることを願います。

 ダメであれば、政治家もメディアも、交替していただくしかありません。

 IWJは、微力すぎて全てのメディアが「総退陣」した時の受け皿には到底なれませんが、現在の、「民主」という看板を形だけ掲げている勢力の現状「維持」のためではなく、真の意味で、民主勢力が「再生」する「種火」をともし続けてゆく覚悟はあります。

 どうぞ、ご支援をよろしくお願いいたします。

岩上安身


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 先程、月会費1100円ならびに寄付として1000円を、御社ご指定のゆうちょ銀行口座に振込致しました。ご確認の程、宜しくお願い致します。

 昨今、IWJさんではウクライナ情勢に対する発信に力を入れてらして、私も参考にし、賛同する所が多く、ウクライナ戦争を巡って日本では、イエローペーパーだらけかと暗澹たる気持ちでいる所に、最後の防波堤としての役割を担ってるメディアとして、信頼感が増してるところです。

 一方で、6月には参議院選挙の公示が控えていますので、今後はそちらの取材・記事にも強く期待したいところであります。ウクライナやコロナに目を奪われて、気が付いたら参議院選挙だったとならない為にも、世間に対して目を開かせる記事を発信してください。

 戦争はすぐには止められませんが、自分の国の悪政は投票で止められます。

 昨今はネットの悪影響で、正しい意見表明に対しても匿名者の中傷や罵詈雑言が絶えません。

 IWJさんの発信に対してもそのような行為をする者が散見されますが、真実は一つだと、どこにも忖度せず囲われずの姿勢を貫いて、みんなで渡れば怖くないの記者クラブメディアと一線を画す発信を今後も期待しています。

(野島哲朗 様)

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野島哲朗 様

 ありがとうございます!

 確かに、ウクライナ危機だけを報じていて、国内の参議院選挙がどうなるか、おざなりにしていいはずがありません。

 しかし、今回の選挙の最大のテーマは、「戦争を選ぶのか、参戦を拒み、平和を望むのか」ということにならざるをえないと思います。そして、そのテーマは、現在のウクライナ・ロシア戦争の拡大がどこまでいくのか、ということと無関係ではないだろうと思います。

 米国とNATOによる、ウクライナへのとめどない武器支援だけでなく、ロシアの北方北極圏で、NATO未加盟のフィンランド、スウェーデンも参加した米国主導でのNATO北極圏大演習が行われ、この北のエリアも新たな戦場となりうることが明らかとなりました。

 ロシア・ウクライナの西方に位置するポーランドなどの東欧や、さらに西方の西欧諸国だけが、拡大するロシア戦争に「参戦」してゆくのではなく、「北極圏」にも「戦線」が形成される可能性があり、当然、極東ロシアを攻撃する東方の「戦線」も形成されることが予想されます。ここ極東では、日本の自衛隊と在日米軍基地のプレゼンスがありますが、中国と北朝鮮とも睨み合う場所でもあり、対ロシア戦と、第2次朝鮮戦争と、台湾を巡る戦乱が、同時に連動して起こりうる場所でもあります。

 そんな時、日本はどうするのか?

 すべての戦争に「参戦」してゆくのか?

 その時、日本の経済や、企業活動や、国民の暮らしは、平時の状況を保てるのか否か、社会的混乱も想定した上での議論を誰もまともにしておらず、そんな「知的空白」とも呼ぶべき状態が続いている状態で、6月を迎えて、選挙で有権者が十分に考えずに(考えられずに)投票して、あとで「そんなはずじゃなかった!」と悔やんでも「後悔先に立たず」ということになりそうです。

 日本では、ゼレンスキー大統領の国会演説で、自民党や維新などの右派だけでなく、中道の立憲民主党、果ては共産党の志位委員長までがスタンディングオベーションしてしまったのは、痛いというほかありません。

 共産党はその後も、ウクライナ危機をどう見るのか、という姿勢を変えていません。赤旗も他の大手メディアとさして変わらず、共産党各議員のツイートなどでの発言も、親ウクライナで、反ロシアのままです。この構図を拡張していけば、米国の主導する戦争に賛成する方向に向かわざるをえず、「反戦」を貫くためには、根本的な事実認識を、党として改めなければなりません。

 ウクライナの人々の人権が、ロシア軍の侵攻によって侵害されたと怒るなら、同じウクライナの国民が暮らすドンバスのロシア語話者の住民が、8年間もウクライナ軍とネオナチ民兵に殺され続けてきたことになぜ、触れないのか。なぜ、知ろうとしないのか。このまま、知っているなら、なぜ痛みを覚えないのか。ドンバスの住民の人権が侵害されることは、どうでもいいのか。侵害されたことはあるが、たいして人は死んでいない、などと言うのか。このまま、ウクライナ政府のプロパガンダ、つまりは米国のプロパガンダに乗っかり続けていくのか。

 米国が、同盟国とブロックを形成し、ロシアが中国やインド、ブラジル、南アフリカ、イラン等々の国々と結びついて、別ブロックを形成した時に、共産党がロシアと中国を非難するサイドに立つならば、「第2の冷戦(あるいは熱戦)」において、前者の立場に立つことになり、自民党と何も変わらず、政治的な存在価値はなくなります。

 共産党が、方向転換を短期的にできなければ、6月の参議院選では、ウクライナ危機に際して、国会のロシア非難決議に加わらなかったれいわ新選組しか後は残らないでしょう。れいわが、どこまで、自覚的に日本の戦争体制構築や戦争遂行に反対できるかは未知数ですが、あの決議に反対した「政治的反射神経」には、注目をしておくべきだと思います。

 これから先は、メディア次第です。「ドンバスで(ロシア語話者への虐殺や殺戮は)なかった」というウソを断言した元ウクライナ大使と、「自らはネオナチではない」というアゾフ幹部のデマのプロパガンダをたれ流したテレ朝が、我々が批判したことで、その番組をネットから削除しなくてはならなくなったように、一歩一歩、デタラメだらけのマスコミの論調を変えていかないといけません。そうしないと、政治家や政党の認識、そして国民の認識も変わりません。

 6月までに、IWJだけで、やりとげられる仕事では到底ありませんが、それでも我々は全力を尽くして、頑張ります。どうぞこれからもご支援をよろしくお願いします。

岩上安身

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 いつも貴重な情報、ありがとうございます。

 ロシア・ウクライナ戦争の情報発信に関し、日本・西側メディアの偏向報道がひどすぎるだけではなく、対米従属を批判している共産党までもが洗脳されたように真実を追及していない異常な状況(新聞赤旗も同様)に強い危機感を持っています。

 自民党・電通・共同通信・時事通信・米国に忖度しまくっている日本メディアの劣化は以前からですが、今回は末期的状況が頂点に達していると思います。

 ゼレンスキーを操っている米国は自国の利益(兵器産業の売り上げ増加・シェールガス・オイルの輸出拡大の道を作った)とロシアの国際的孤立・弱体化などに成功しているので停戦には消極的です。

 国際社会は米国の政治姿勢を批判し、早期停戦(米国・NATO・ウクライナとロシアの歩み寄り)を促す役割を果たすべきだと思います。

 劣化が進み、腐りきっている日本メディアの中で唯一、真実の報道をされているのがIWJだと思っています。

 ほんの気持ちですが、みずほ銀行・広尾支店に寄付させていただきました。

 差し出がましいようですが、苦しい経営状況を少しでも改善できると思われる案を下記いたします。

(1)会費の引き上げ(毎月一般会員1000円→2000円、サポート会員3000円→5000円)で年間、概算で約530万円増収します。

(2)経費削減のため出張取材活動は大幅に削減し、「岩上安身インタビュー」にほぼ特化する。

 私の場合は「デモクラシータイムズ」など他のリベラル系番組もみているためIWJでみている中心はインタビューです。

(3)日刊IWJガイドのスリム化。

 毎日大変な労度(コスト)をかけていると思いますが、逆に文字数が多すぎて、全部読み切れていません。

思い切ってスリム化すれば多少でもコスト削減につながると思います。

(4)会員全員へのメールアンケートの実施

 1.2.3など会員の皆様のご意見を集約し前向きな変更により、経営改善につながれば幸いです。

 IWJの存続を強く願っている多くの会員の皆様が賛成してくださると思っています。

メッセージの(編集)掲載と名前のフルネーム公表、共に了解いたしました。

(佐藤 朝生 様)

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佐藤 朝生 様

 ありがとうございます!

 マスメディアの劣化は凄まじいですね。テレビ朝日が、ネオナチ組織・アゾフの「ホワイトウォッシュ」もしくは「ロンダリング」に手を貸していることに驚き、強く批判する記事を日刊IWJガイドに掲載したのは3月29日のことでした。

※ツイッター「IWJ_Sokuho」3月28日、米NBCがバイデン大統領の最新支持率は就任以来最低の40%と発表、調査員は「バイデン大統領と民主党員が壊滅的な選挙に向かっている」と警鐘! バイデン政権が取り組むべき最優先事項は米国における過去40年最大のインフレだとする人が7割! ほか
https://iwj.co.jp/info/whatsnew/guide/50506(日刊IWJガイド、2022年3月29日)

 しかし、その後、テレ朝は当たり前のようにアゾフの司令官のインタビューを、何ひとつ留保をつけることなく流しています。昨日も、アゾフの言う「弾丸はいつも足りません」などという情報をメインに流し、アゾフがどんな存在で、なぜマリウポリが最も重要な攻防の焦点となっているのか、何も肝心なことは伝えませんでした。

※【独自】アゾフ大隊将校が激白 ロシア軍の包囲「これは兵糧攻め」(テレ朝ニュース、2022年4月14日)
https://news.tv-asahi.co.jp/news_international/articles/000251467.html

 その3日前に、「ああもう、これはマスコミはもう全滅だな」と思わされたのが、4月11日、アゾフのツイートをソースとして、ほぼ全メディアが、「ロシアが化学兵器使用、(サリンか)!?」などと、TBS、フジ、ロイター、朝日新聞等がそろって記事を出しているのを見た時でした。

 スマホで同様のタイトルがずらっと並んでいるのを目にした時には、「ああ…」と慨嘆が声になって出てしまいました。テレ朝が流したアゾフの幹部は、「白い霧が見えた」などといいます。他に、ANN(テレ朝系)ニュースでは「甘い味を感じた」、等々と言葉を書き連ねています。

 1995年に起きたオウム真理教による地下鉄サリン事件によって、日本の全国民(当時の)は、マスコミ報道で繰り返し、こうアナウンスされるのを聞いたはずです。「サリンは無色無味無臭の気体である」と。

 オウムによるサリン事件報道を記憶していたら、アゾフらがいかに適当な事を言っているか、すぐわかるはずです。

 27年前の1995年に朝から晩までサリン事件について流し続けていたテレビ局が、「サリン」という言葉と「白い気体」とか「甘い味」と、並べたらすぐに矛盾しているとわかる情報を、何の確認もせずにたれ流しているのです。「脳死」状態でなければ、こんな情報発信はできるはずがありません。

 本当に、日本のマスコミは終わったな、と痛感させられました。

 佐藤さんからのご提案とのアンケート、会員の皆さまにお聞きする項目などを少し検証した上で、手の空いた時に実施することができたら、と思っています。今は、スタッフ全員、ウクライナ危機に立ち向かっている時なので、もう少しお時間をください。

 今後とも、ご支援のほど、よろしくお願いします。

岩上安身

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IWJさま 岩上様

 いつも大変素晴らしい活動、東部虐殺について角元大使の件、記者会見で突っ込んでくれたことが、きっと波紋を呼ぶと願っています。

※【号外第12弾】(IWJ、2022.4.2)
https://iwj.co.jp/wj/member/archives/504282

※【切り抜き】『ウクライナ東部でジェノサイドはなかった』との角茂樹元大使の断言は外務省の公式見解か?IWJ記者の質問にジェノサイドの厳格な定義を並べ「ICCの捜査を注視する」と林外務大臣(IWJ、2022.4.1)

 アゾフの隊長のインタビューも見ました。IWJを読んだり六辻さんの話しなどを知らない視聴者は、あのまま信じるでしょう。それを野放しにしているとはどういうことか。

※【独自】ロ軍が敵視する「アゾフ連隊」司令官が語る(テレ朝NEWS、2022/03/27)
https://news.tv-asahi.co.jp/news_international/articles/000249505.html

(そういえば、アブラモービッチは、ユダヤ系ロシア人です。チュバイスもそうですが。やはりお金に聡いのかオリガルヒには多いですねユダヤ系)

 今回TBSのサンデーモーニングでも、いろいろ言い募るがウクライナ軍によるロシア人捕虜の虐待、虐殺については一言も触れていなかったようです。IWJが指摘しているヌーランドらの生物研究所、生物兵器攻撃計画など、どこも言いません。

 日本の報道は、やはり偏向しているとしか言いようがありません。
(唯一よかったのはルカシェンコの単独インタビューでした、これは金平さんの希望に反して(( ´∀` ) ルカシェンコが高評価を得ています
https://www.youtube.com/watch?v=9b1jHIZuOCs )

 今、ウクライナで戦争気分を煽りまくり、アメリカはアジア太平洋で沖縄を要塞化して自衛隊とともに台湾独立にかこつけて対中国戦争の準備をやっていることが大変憂慮すべき状況ですね。

 そのことに意識も向けさせるためにも、米国が仕掛けてきた生物研究所や核兵器開発のプロジェクトなどをどんどん追及し、ウクライナで起きたことを日本や沖縄で絶対やらせないように、アメリカに煽られてへたな戦争に巻き込まれないように抵抗するよう、国民を目覚めさせないと行けません。

 IWJはとても重要な活躍をしています!

 頑張れ、IWJ!

(匿名希望)

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匿名希望様

 頑張れ、という言葉に、励まされました。ご支援、ご声援ありがとうございます。

 新聞・テレビ・ネットのニュースに一切頼らずに、この情報化社会を生きることは誰であれ不可能に近いでしょう。それだけにメディアに課せられた責任は重いはずですが、連日、「異様」な偏向報道が続いていて、本当にうんざりさせられます。

 情報感度の高い方は、IWJだけでなく、他にも真実を伝えている情報源を見つけ出して、マスコミの報道の仕方はおかしいぞ、とお気づきになっていることと思います。しかし何も疑問を持たず、テレビ・新聞の情報を毎日目にしていたら、すっかり「洗脳」されてしまうことでしょう。そうした方々は、「うんざり」せず、ただロシアは憎い、許せない、ウクライナはかわいそう、ゼレンスキーさん、頑張って! と思っているに違いありません。

 もっとナイーブな方なら、「戦争犯罪人」のプーチンを訴追しろ! 米国も、欧州もロシアへの制裁を厳しくやっている、日本もロシアに対してもっと厳しく批判と制裁を加え、ウクライナにはもっと支援しなければ、と思っていることでしょう。

 ウクライナ人であれ、ロシア人であれ、民間人でありながら、戦争で生命や財産を失い、生活が台無しになっている方々は、本当にお気の毒です。早く、できるだけ早く、停戦するべきです。周囲が武器支援などもってのほかです。

 これまでにも、米国主導の戦争で、多くの民間人が犠牲になってきました。イラクでは約50万人が殺されました。もちろん、そのすべてがテロリストだったわけではありません。多くの民間人が殺されました。しかし、米国の歴代大統領は、「戦争犯罪人」と指弾されることは1度もありませんでした。長年にわたり、いくつもの国に対し、民間人の頭の上に、無差別大量爆撃を行ってきたにも関わらず、です。

 世界は、極端なダブルスタンダードによって、二極に引き裂かれています。日本の報道を見ていると、あたかも全世界が、ウクライナを応援し、ロシアに対して制裁をかけているかのように思い込みがちですが、そうではありません。

 米国が今まで何をしてきたか、その米国のバイデン大統領が、ウクライナのキエフの路上に倒れていた死体の映像を見て、「ジェノサイド! 」と呼ぶのを、苦々しく思っている国や民族が数々いることを、私たちは忘れてはいけません。我々日本人も、東京はじめ全国の空襲、そして広島、長崎への核投下によって、たくさんの同胞が殺されました。米国の非戦闘民への無差別攻撃の「被害国」のひとつです。

 日本は、第二次大戦時、加害国として、アジアの国々に多数の犠牲をもたらしました。これは事実として、2度と犯してはならない罪であると思います。しかし、それとは別に、私たちもまた、民間人を殺されている、ということは自覚し直さなくてはなりません。

 米国とNATO諸国は、ロシア軍が去ったあとのキエフの数百の死体を数えて、「ジェノサイド」だと、国際刑事裁判所に訴える用意をしているとのことですが、それならば、私たちの親や祖父母の代で米軍の無差別空襲や核投下で殺害された人々はどうなのか、「ジェノサイド」の犠牲者ではないのか、と問い直すべきです。

 同様に、朝鮮戦争、ベトナム戦争、セルビア、イラク、アフガニスタン、シリア、リビアで、米軍とNATOによって、無差別に空爆で殺されてきた人々の無念も忘れるわけにいきません。「戦争犯罪人」の容疑者を特別法廷に招喚して、裁きを受けさせるべきです。

 エマニュエル・トッドは、「戦争はもはや米国の文化やビシネスの一部になっています」と指摘しています(文芸春秋5月号)。「人殺し」を「文化」や「商売」にしていて、定期的に弾丸や砲弾を激しく消費し、血を大量に流さないと我慢のならない狂気の国が、他国の戦を問えるのか、反問する必要があります。

 米国の罪だけは問われない、なぜなら米国な他の国とは違った特別な、例外的な国だからだ、と答えるのはアメリカ例外主義(American exceptionalism)です。この馬鹿げた例外主義を成立させているのは、米国人による独善的な思い込みだけでなく、米国の軍事力の「被害」にあった者の恐怖ゆえの沈黙と、他国が米国の軍事力の「被害」にあうのを横目で見て同じく恐怖に怯えて沈黙する者たちによって、支えられているのです。

 米国が例外的な国であることが許されるはずがない。アメリカ例外主義こそ、恥ずべき、不道徳のきわみだ、という声が地球上の至るところから上がらない限り、米国の例外主義が無意味化、無効化することはありません。

 米国が、政治力、軍事力、経済力において卓越した国だ、と認めたとしても、道徳的に他国より優れており、それゆえ国際法や国際秩序を自ら作り、他国に守らせ、守らない国に罰を与え、しかし自分が国際法を破ることは許されるなどという図々しい例外主義は御破算にしなくてはなりません。

 ウクライナを高度に武装化したのは米国とNATOです。そのウクライナがロシアに対して再三挑発し、戦争を招いたのです。この戦争の責任はウクライナとロシアにあるだけでなく、米国とNATOにも大いにあります。

 特に米国は虫が良すぎます。ウクライナとロシアに血を流させておいて、次々と武器支援を行い、自国の軍事産業を潤わせ、ロシアへの制裁によって、欧州へ米国産のシェールオイル/ガスの売り込みをはかる。そんな厚かましい「ビジネス」は、米国であれ、どこの国であれ、認められていいはずがありません。例外なく、です。

 ロシア軍が民間人を殺害したとして、「ジェノサイド」の罪に問われ、プーチン大統領が「戦争犯罪人」として裁かれるべきだというならば、その規準に従って、米国・米軍と、歴代の米国大統領も、ことごとく「戦争犯罪人」として、特別法廷に呼び出しましょう。それがアメリカ例外主義を認めない、という第一歩になるはずです。

 「米国が仕かけてきた生物研究所」についても、ロシアから「米国がウクライナで生物兵器開発」という新たな情報がもたらされました。

※The Embassy of the Russian Federation in Japan(2022年4月15日、駐日ロシア大使館のツイート)
https://www.facebook.com/permalink.php?story_fbid=pfbid02woNx8abebZ7pEzSRw8RX3jphmDFTiqeR5rfHMxdm62sds82RtsqULGNruURmXRTCl&id=100066546578635&__tn__=-R

 これが事実であれば「戦争犯罪」「人道上の罪」として裁かれるべきでしょう。国際社会は、ロシアが手にしたという証拠を検分すべきです。

 お返事がいささか長くなりました。

 応援ありがとうございます。今後ともよろしくお願いします。

岩上安身

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 IWJの存在が必須だから(匿名希望)

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匿名希望様

 ありがとうございます!

 これからも、皆さまに必要とされる存在であるように、必要な情報をお届けしてまいりたいと思います。

 頑張ります。今後ともよろしくお願いします。

岩上安身

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 ウクライナ関連や神宮外苑再開発計画関連の報道が出色なので(林 秀樹 様)

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林 秀樹 様

 ありがとうございます。ウクライナ関連以外でも、「神宮再開発計画」問題など、他のテーマをお伝えしたり、社会問題として「可視化」したりしなければいけないことはたくさんあります。今はウクライナ危機以外の他のテーマを取り上げている余裕がなく、忸怩たるものがあります。

 しかし、ウクライナへのロシア侵攻と、ウクライナを「人間の楯」としながら、ロシアとの代理戦争を展開する米国とその従属国の動向を、バイアスなくお伝えするとともに、この事態に対処する日本政府の対米従属ぶり、そしてこの事態を歪めて伝える日本のマスメディアに、日本の病理が濃厚にあらわれていることを指摘することも、独立市民メディアとしての重要な役割だと考えています。

今後とも、ご注目いただき、ご支援、応援を何とぞよろしくお願いします。

岩上安身

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 パンデミック、戦争、と世界的危機の今こそ、IWJには頑張ってほしいから。(K.H. 様)

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K.H. 様

 ありがとうございます!

 戦争に目を奪われがちですが、パンデミックも過ぎ去った「悪夢」ではありません。今、第6波が下がりきらないうちにオミクロンの新たな変異株が出現して、新規感染者が増えつつあります。

 大きなニュースになっていませんが、米国のFDA(アメリカ食品医薬品局)は、現在認可されている新型コロナワクチンがオミクロン新株にはあまり効き目がないことを発表しました。本日の「IWJ取材報告」の中で、触れています。

 有効ではないワクチンを、惰性で打ち続ける意味があるのか、問い直さなくてはなりません。

 この問題も取り上げつつ、IWJとしては、デタラメ報道が続くウクライナ危機に対して、真実を対置し、浅く上っ面をなぞるだけでなく、この問題の根っこにある本質的な問題にまで、深堀りを試みていきます。

 今後とも、どうぞよろしくお願いします。

岩上安身

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 今回のウクライナ騒動でもわかったが、まともな情報を伝えているIWJと一水会だけなため。主要メディアは全部だめ!自主廃業すべき!というわけで、IWJさんにはこれからも頑張ってほしい(N.T. 様)

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N.T. 様

 ありがとうございます!

 一水会は、自ら、ロシア、ウクライナを含む、旧ソ連に足を踏み入れて、体感したものが、おありなのだと思います。

 「百聞は一見に如かず」という言葉は、とりわけ「謎の中の謎に包まれた謎」などといわれてきたロシアに対しては、当てはまると思います。

 IWJのある事務所のある飯倉片町から、狸穴にあるロシア大使館までは、すぐ近くです。週末になると右翼の街宣車がやってきて、がなり散らしていきます。南麻布の韓国大使館も、西麻布の中国大使館も、いつも同じような怒声が飛びかいます。隣国の大使館に罵声を浴びせることが、「愛国者」の活動なのだと言わんばかりです。

 実際には、隣国の大使館を威嚇したところで得るものは何もなく、日本の「愛国者」とは、拡声器で怒鳴り、イキる者たち、という「誤解」を国内外に広め続けているだけです。そうした「街宣右翼」と一水会は確かに一線を画していると思われます。

 IWJも、今後も頑張り続けます!

 どうぞ、今後とも、ご支援をよろしくお願いします。

岩上安身

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 日本におけるウクライナ問題での情報発信では、IWJが一番正確だと思います。

 西側の宣伝への日本のメディアの追従ぶりは目に余ります。

 ご奮闘を期待します。

 少額ながら、後日、カンパをお送りします。

(匿名希望)

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匿名希望様

 ありがとうございます。

 たしかに日本のマスメディアは、米国の意向を忖度することにかけては、どこの国のどんなメディアにも引けをとりません。米国人の中にも米国政府の方針に異論がある人はいくらでもいますが、日本の政府は、米国の時の政権だけをまっすぐに見て、阿諛追従一直線です。

 そして記者クラブメディアもまた、米国のプロパガンダの下請けとして、足並みそろえて世論操作に励みます。記者クラブメディアは都合の悪いところを隠すときには、そろってみんな一緒、間違えるところもみんな一緒です。自分でやっていて、気持ちが悪い、と思わないのは、なぜなのでしょう。

 チャーチルはロシアのことを「謎の中の謎に包まれた謎」と言いましたが、記者クラブの過剰なまでの同調力と厚顔力の方が、私には「謎の中の謎に包まれた謎」のように思います。

 彼らと同じダンスは私たちは踊れないし、踊る気もありませんので、これからも、マスコミのきれいにそろった見出しや論調とは、かなりズレた、しかし事実と真実に即した報道を続けてまいりたいと思います。

 応援とご支援のほど、どうぞよろしくお願いいたします。

 岩上安身

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 このたび、一連のウクライナ関連号外に感激し、サポート会員にさせていただきました。

 10年間くらい一般会員だったのは、やはり私のふところ加減の問題でした。
しかし、ウクライナ関連の記事は、私の思いを代弁していただいていて、感激です。

 とっておきのへそくりから、サポートさせて頂きます。

 今後ともよろしくお願いいたします。

(renko 様)

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renko様

 サポート会員になっていただき、ありがとうございます!

 その前に、10年間も一般会員を続けていただいて、IWJの活動を支えていただき、本当にありがとうございます!

 こうして長く支えてくださる方々がいたからこそ、IWJをまがりなりにも独立メディアとして成り立たせ、活動を継続することができたのだと思っています。

 心から感謝申し上げます。

 これまでの10年と同様、どうぞこれからの10年も、よろしくおつきあいください。

 私もしぶとく頑張ります。よろしくお願いいたします。

 岩上安身

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岩上様、スタッフの皆様、いつもありがとうございます。

 世間ではウクライナ、ロシア問題について欧米よりの一方的な報道ばかりが目立ちます。SNSでも普段は比較的まともな発言をしているなと思っている人でも、この件に関してはほとんどの人が、ウクライナが善でロシアが悪の構図で語っているように思えます。

 もしIWJがなかったら、私も多くの世論と同じようにロシアだけを非難してウクライナを応援していたかもしれません。そう思ったらとても怖くなります。

 いつもIWJからの情報はとても頼りにしていますが、今回ほど会員で良かった思ったことはありません。どうかこれからも、どんな問題に対しても中立公平な態度での情報発信を期待しています。(Y.Y. 様)

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Y.Y.様

 ありがとうございます。

 個人間ならともかく、国家間とか民族間の争い事において、一方が全て悪、他方が全て善、ということは、例外がないとは言いませんが、一般的にいって、なかなかないものです。だからと言って、「どちらも悪い」と、そう簡単に言いきってしまってはいけない複雑な要素もあります。今回の場合など形の上ではロシアとウクライナ二国間の問題ですが、他の国の影響、特に米国の影響抜きには話せません。

 とはいえ、広い視野を保ち、事実を積み重ね、歴史を参照してゆけば、自ずと判断を大きく間違えることはない、と思います。

 メディアとして、報道する際に、視点をどう定めるか、判断が常に問われます。ご指摘の通り、多くのマスメディアが、ウクライナのネオナチの存在を否定したり、軽視したり、彼らによるロシア語話者への暴力や虐殺を伝えないなど、数々の過ちを犯しています。この罪は決して軽いものとはいえません。

 報道に際して、もちろん我々も含め、誰にでも間違うことはありますが、全社が足並みそろえて、組織的、継続的に間違い続けることはありません。それはもはや「間違い」ではなく、確信犯的な虚偽の報道犯罪、罪の思い情報操作というべきです。

 ロシアとウクライナのいさかいは、両国間だけの問題ではなく、国際的な秩序のあり方の根幹にかかわる、とても根の深く、カバーする領域の広い問題です。今後も、注意深く、このテーマをとらえながら、スピーディーに、正確に、起きている事実をお伝えしていきます。

 今後とも、応援、ご支援をどうぞよろしくお願いします。

 岩上安身

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 ロシアとウクライナ問題につき、西側の情報にあふれる今の状況に危機感を覚える。(匿名希望)

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 匿名希望様へ

 ありがとうございます!

 どんなに賢明で、どんなに聡明な人でも、すべての分野で1次情報にあたって、事実を自分で確認して、思考し、判断し、行動している、という人はいません。

 1次情報を取材するジャーナリストであっても、自分が触れうる1次情報はほんの一部で、世界全体についての情報・知識の大半は、メディアを通じた2次情報を頼りに、メディアがまともに事実を公平公正に伝えていると信じて、生きているわけです。

 学者、専門研究者、官僚、政治家でも同じです。誰もが、メディアを介して伝えられる情報に頼って、思考し、仕事をし、意見を述べて議論し、活動・行動しているのです。

 その前提である、特にマスメディアの情報が偏向報道一色であったら、これはもう、どうしようもありません。誰もが誤った情報をもとに思考し、判断を狂わせてしまいます。

 そういう意味で、現在のメディア状況は、本当に危機的だと思います。ブチャの虐殺については、世界中のジャーナリストが現地に入り、ウクライナのプレスセンターのアシストを受けて現場を「取材」し遺体の写真や遺体が埋められていた場所の写真や動画を撮り世界に向けて報じます。

 しかし、8年前から今に至るまでウクライナ軍が攻撃をかけている東部のドンバスには、ほとんどのメディアは8年間も、現在に至るまでも入っていません。すでに1万数千人以上の犠牲者が出ているといわれていますが、このドンバスでの殺戮について「ジェノサイド」とプーチン大統領が使った言葉をウクライナと欧米と国連と世界中のマスメディアは「1次情報」を確認しないまま否定し、ブチャの虐殺については、現段階で誰が殺したのか不明でも、ウクライナのゼレンスキー大統領の「ロシア軍によるジェノサイド」という言葉を否定する国も、国際機関もマスメディアもありません。

 ブチャで、300人ほどの遺体が見つかったのは事実ですから、むごたらしいことであると、当然我々も心を痛めます。ブチャの遺体は「可視化」されているので誰でもその痛ましさがわかりますし、人々の感性を激しく揺さぶります。

 しかし、ドンバスでいくら民間人が犠牲になっていても「可視化されない」ので、誰の感性も揺さぶることもありません。本当はこんな時こそ、ジャーナリストやメディアは、ドンバスに入り現実はどうなっているのか、見に行くべきなのですが、なぜか、誰も入ろうとしません。入ろうとすると圧力がかかるのかもしれませんが。

 「IWJはウクライナの悲劇を取り上げる報道が少ないので偏っている」と言われることがあります。しかし、ブチャの状況などは、日本中の誰もが知っていることでしょう。その上、屋上屋を重ねて、我々が他のマスコミが一斉に伝えている情報をさらにトレースするように伝えたところで、何の意味があるのでしょうか。ほとんどすべてのメディアが報じているので、ほとんどの国民は、ブチャの惨劇については知っています。

 独立メディアである我々は、現在のメインストリームメディアが、伝え足りていない部分を補って、日本の情報空間のバランスを取ることが、使命のひとつであると思っています。あふれ返っているマスコミの情報は、すでに皆さまご存知ですよね、というところから、我々の報道はスタートしていますので、どうかその点はご理解いただければと思います。

 マスメディア「だけ」では偏向した情報になってしまう、という時には、補うための情報とかカウンターの情報で、我々のキャパがいっぱいになってしまい、マスメディアが伝えているような、ウクライナサイドの主張が後回しになるということは、今後も多々あるとご理解いただきたいと存じます。カウンター情報が多いということは、ロシア側を支持しているとか、ウクライナに対してアンチであるとか、そういう意味ではありません。

 今後とも、ご支援のほどよろしくお願いします。

岩上安身

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 潰れたら困るから。(オアナ シンイチ様)

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 オアナ シンイチ様

 ありがとうございます! 皆さまを困らせないように、頑張ります!

 今後とも、よろしくお願いします。

岩上安身

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 日本政府の悪政にコロナ禍・国際紛争と、大手メディアの偏向報道が酷くなる昨今、市民ジャーナルがますます必要です。微力ではありますが、どうかお役に立ててください。(M.H.様)

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M.H.様

 ありがとうございます!

 本当に、日本の悪政は何ひとつ解決せず、コロナは再び新規感染者が増え始め第7波を迎えそうです。

 桜の盛りは雨に降られて花見もままならず、あげくこの戦争です。

 米国もNATOも、日本のマスコミも変な力こぶを作っていて、簡単には終わりそうもありません。大変ですが、ここで押し流されると、次は日本列島が戦場にされてしまいます。頑張って、隘路を無事にくぐり抜けてまいりましょう。今後とも、ご支援をどうぞよろしくお願いします。

岩上安身

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 頑張ってください。(青野 博行 様)

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青野 博行様

 頑張ります! ありがとうございます!

岩上安身

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先日、本をお願いしました。

 「米国が隠す日本の真実」2015年版にして、さまざま予測していたことが現実になっていることがわかりました。
https://iwj.co.jp/ec/products/detail.php?product_id=159(「米国が隠す日本の真実」IWJ書店)

 それから、2021年出版の「主権者のいない国」白井聡著を読んでいます。疑問に思っていたことを解説してくれるような貴重な本に出会えて、嬉しいです。まさに白井氏は私の思うところを書いていてホッとするのと、今後何をすべきなのかと考えさせられてます。とりあえず、IWJの存続。これからも勉強させていただきます。よろしくお願いいたします。(川嶋 様)

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川嶋様

 ありがとうございます。

 おっしゃる通り、さまざま予測してきたことが現実となってきています。IWJを設立したのが2010年12月。その時には、日本の対米従属が大きな問題となる、という問題意識はすでにありました。

 しかし、IWJを作って3ヶ月で、3.11を迎えることになるとは思いもありませんでした。原発の危険性は理解していても、地震までは予期できません。それに比べると、2012年に安倍政権が誕生して、自民党改憲草案が示されてから以降は、人間の行うことですから、ある程度予想することはできます。残念ながらその予想は、悪い方向へと的中してしまっています。

 しかしまだあきらめていけません。

 私もまだまだ頑張りますので、どうぞ、応援、ご支援のほどよろしくお願いいたします。

岩上安身

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 ロシア・ウクライナ情勢の報告にぶれがないから(N.M. 様)

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N.M. 様

 ありがとうございます。

 初めてロシア(当時はソ連)で取材を行ったのは、28歳の時でした。

 89年、ペレストロイカの頃です。まだ私も若く、細身で、髪もふさふさとありました。それから30年余りになります。旧ソ連圏の動向には常にチラチラと目線をくれていたものですから、線と面で理解することができます。

 ロシアが何の前触れも、理由も、大義(たとえ主観的でも)もなく、ウクライナに突然侵攻したわけではない、ということは確信していました。2013年から2015年にかけてのユーロマイダンクーデターについても、ウォッチして書いてきましたし、その時から8年間、構図は大きく変わっていません。違いがあるとしたら、中国の急激な成長、くらいです。

 無駄に年を重ねてきたわけではないのだなと、自分自身、確かめる機会となりました。喜ぶべきことではなく、悲劇の予感が当たるわけですから、悲しみの方が多いのですけれども。

 今後も、「ぶれない」仕事を続けてまいりたいと思います。

 何とぞ、応援とご支援をよろしくお願いします。

岩上安身

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 いつも充実した動画を拝見しております。3月25日、一般会員に申し込みをした際、カードで寄付もしております。自分としては精一杯の金額ですので、ご笑納いただければ幸いです。

 これからも頑張ってくださいませ。

 よろしくお願いいたします。

(Chiaki Kitaya 様)

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 Chiaki Kitaya 様

 新たに一般会員となっていただき、その上、ご寄付もいただきまして、ありがとうございます!

 皆様の会費と、ご寄付・カンパつまりはドネーションによって、IWJは立ち上がり、前を向き、駆動しています。どなたからも共感もご支援もいただけなかったとしたら、IWJは、海辺の砂の上に書いた文字のように波に洗われて消えていくでしょう。支えてくれる市民の皆様がいてくれるからこそ、私も、IWJも、活動することができます。本当に感謝しています。ありがとうございます。

 今後とも、よろしくお願いします。

岩上安身

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岩上安身さま

 貴重な情報ありがとうございます。

 今回のウクライナへのロシア侵攻で、ロシアだけが悪者で、ゼレンスキーのウクライナが可哀そうな犠牲者、ロシア批判と数々の制裁に違和感を感じているものです。

 少なくも2014年以降のウクライナの動き、特にゼレンスキー大統領になってからの動きは、アメリカとの密接な関係の下、ロシアへの挑発と武力衝突を起こさせる意図を持ったものでした。

 特にオバマ大統領時代にはやらなかった強力な対戦車砲の支援は、ロシアを刺激するものでした。
 
 相当の武器がウクライナにつぎ込まれていると見られます。

 生物兵器にまで手を染めている(可能性がある)とのこの度の指摘は、ウクライナの責任も問われなくてはなりません。

 2016年のミンスク仲裁合意を履行する以外、この紛争を止める策はないと思います。

 ゼレンスキー一派の、国民を盾にするような戦いへの批判があってしかるべきです。

 このたび、会員を再開しようと思ったのは、ウクライナ侵攻問題に関するIWJさんの報道が極めて正確なのに、他のマスコミ報道に歴史的背景をまったく無視したロシア悪者で制裁、封じこめ一辺倒の偏ったものを感じたからです。

 戦争を止めるのでなく、あおり、ロシア消滅すら意図するものを感じてます。

 そのIWJさんが、財政的な困難に直面されていて、会費も納めてなかったので、まず会費をきちんと払って応援したく思ったからです。

 現役を離れて10年、旗幟鮮明、何の忖度の必要もありませんので匿名、ハンドネームの希望しません。よろしく!

(日笠 修宏 様)

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日笠 修宏 様

 会員を再開していただけるとのこと、ありがとうございます!お休みされていた間に、御覧になっていないインタビュー記事も相当たまっていることと思います。過去のアーカイブを無制限に御覧になれるサポート会員になられることをこの際、ぜひ、ご検討いただけますよう、お願いいたします。

 日笠さんの「2014年以降のウクライナの動き、特にゼレンスキー大統領になってからの動きは、アメリカとの密接な関係の下、ロシアへの挑発と武力衝突を起こさせる意図を持ったものでした」というご指摘は、まさに正鵠を射ています。昨日のIWJ速報でお伝えしたように、ロシア軍は相当の損耗をしていることを初めて認めましたが、それは、米国から「相当な武器がウクライナにつぎ込まれている」からに他なりません。

 本当に、戦争を止めなくてはいけません。

 ロシアに向かって侵略をやめろ、というだけでは足りません。米国に代理戦争は止めろ、武器支援をし続けるな、と声を上げる必要もあると思います。

 おっしゃる通り、「戦争を止めるのではなく、あおり、ロシア消滅すら意図するものを感じる」ような報道が渦を巻いています。ロシアが主権国家として消滅した後、米国は中国に対し、東方からだけでなく、北方から、西方から文字通り四方八方から、包囲して押しつぶす戦いができると考えていると思われます。

 ロシアも中国も倒したなら、米国一極支配の、自由でもなく、民主的でもなく、法の支配もない、米国をマネーによって支配する者による世界全体の支配が完成するのでしょう。それは美しくもなく、豊かでもなく、理想とは正反対の世界です。

 もっとも、そうした一極支配が完徹される前に、ロシアとの間や、中国との間で、米・NATO、そして日本も含めて、核戦争が勃発する可能性があります。

 こればかりは、戦術核による限定的な地域核戦争にとどめる、ということは不可能であると思われます。核兵器が、規模はどうあれ、一度使用されてしまったら、その報復とさらなる報復の連鎖がエスカレートし、あっという間に最終段階まで到達して、人類は「共滅」してしまうでしょう。核を持った大国であるロシアを国際社会から排除する、などというのは頭がどうかしています。「共滅」したくなければ「共存」するしかないのです。

 「右へならえ」で、一国をリンチにするが如き米国主導の各国政府の動きや、報道の「全体主義化」には深刻な懸念を覚えます。

 こうした報道の「全体主義化」には、IWJは、ずっと抵抗し続けてまいりたいと存じます。財政的には非常に苦しいですが、頑張ります。

 今後もご支援をよろしくお願いします。

岩上安身

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岩上安身様

 IWJの素晴らしい点は、今回のウクライナ紛争に対し、欧米の主流マスコミと異なる視点を人々に提供していることです。

 今後の展開がどうなるかはよくわかりませんが、バイデンが気が狂って禁止空域とかを設置せず、孫崎さんが言うような条件を最終的に認めるなら「核戦争」にはならないと思います。

 でもそうでないときは、すでに体制を整えているロシアの第1撃はすさまじいものになり、私の命もありません。そうならないことを願うばかりです。

 そうならないとして、今一番知りたいことは田代秀敏さんが所謂西側の「経済制裁」によって世界の金融、通貨、貿易などにどれだけの影響を与えるかということについてどう分析しているかです。田代さんはいつもかなり違った視点で中国経済、欧米国経済、日本経済を見ているので参考になります。

 ちなみに私は中国の中央テレビのニュースを毎日見ています。普通の日本人よりは偏見なく中国の記事なども読んでいます。孫崎さんも極めて参考になります。東アジアに長期的に関心を持ち、ブログで意見を発表している浅井基文さんもとても参考になります。

 長くなりましたが、今の段階で私ができることは一般会員になることです。

 最近知ったのですが米国のABCテレビでもウクライナの非白人が脱出にあたってかなりひどい差別にあったことを報じているのに、日本のマスメディアは全く報じません。

 米・NATO+オーストラリアが、アフガニスタンでどんなにひどいことを20年間にもわたったしたことを忘れ(日本の自衛隊も海上補給で加担した)、一体どの面下げて、ウクライナ応援なのでしょう。

 アフガニスタンの国内難民(ひょっとしたら全員が難民状態かもしれません)は、ウクライナのいわゆる難民と異なり、餓死または餓死寸前なのに、彼らへの人道援助の声はどうしてあがらないのでしょう。

 こんなどうしようもない日本のメディア業界でまっとうな声を上げているIWJの皆さん、頑張ってください。

(SK 様)

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 SK様

 会員として新規の会員登録、ありがとうございます。

 本当に励みになります。

 おっしゃる通り、欧米のメディアは、かなりバイアスがかかっています。それだけではなく、過去にも戦争前・戦時にあったニュースの捏造が今日も行われ、それがフェイクであったことが明るみに出ています。

 本日、午後にウクライナの産院をロシア軍が爆撃した、というのは嘘だった、という衝撃的な告発を号外として発行します。

 戦争中に臨月を迎えたマリアンナ・ヴィシェミルスカさんは、ロシア軍に爆撃されたが助かった妊婦さんとして、BBCにもCNNにも顔出しで登場していましたが、その同じ人物であるマリアンナさんが、ロシアのテレビ局の取材を受けて衝撃の告発をしています。自分が写真を写すなと言ったのに、APのカメラマンは勝手に私の姿を写して世界中に配信した、自分のインタビューは勝手に編集されていた、自分の病院を支配していたのは、ウクライナのネオナチ組織のアゾフ連隊で、私たちの食べ物を奪い、私たち民間人を「人間の盾」にしていた。そして、何より驚くべきことに、ロシア軍による空爆はなかった、と言いきっているのです。

 同じ人物の証言ですから、BBCも、CNNも、APも、ロシア軍が産院を空爆した、というニュースと、最重要証言者として自ら取り上げた妊婦のマリアンナ・ヴィシェミルスカさんの「空爆はなかった」という180度反対の証言の矛盾を、どう決着つけるのか見ものです。

 当然このニュースは、日本でも3月12日に、ほぼ全ての新聞・テレビで取り上げられました。全てロシア軍が産院を空爆した、という非難一色でした。

 報じたからには、日本のマスメディアも責任があるはずです。訂正をするのか、マリアンナ・ヴィシェミルスカさんの証言を覆す根拠を見つけるのか。

 それとも、頬被りをしてロシアのテレビはプロパガンダばかりだから信用できない」と「レッテル貼り」して言いのがれ続けるのか、日本国民は、日本の大手メディアすべてを注視し、いつまでもとぼけているならば、つきあげていく必要があります。

 テレビの電波は、公共の電波であり、つまるところ納税者であり主権者である国民のものなのですから。

 SK様のおっしゃる通り、米国とNATOがアフガンでもイラクでも、コソボでもシリアでも、リビアでも、どれだけひどい空爆や攻撃を行い、莫大な数の犠牲者と難民を出しできたことか。ロシアを非難するならば、彼ら米国とNATO自身のしでかしてきた残虐行為も戦争犯罪として裁かれるべきです。

 力の最も強い者(米国)とそれに無条件に従う「同盟国」という名前の「従属国」が束になって、国際社会で弱い国々相手に横暴を働き、自分達の行為は悪くない、しかしロシアの今回の行為だけは絶対に許せない、と指弾するのは、卑怯というしかありません。

 私たちは特定国、特定のイデオロギーを「ひいき」にしているわけでは決してありません。

 罪は罪として、公正に裁かれるべきですし、侵略的な戦争は、あってはならないと思います。

 同時に戦争までに至る、ウクライナ政府とネオナチの「共犯」によるロシア語話者への迫害など、目に余る残虐行為やそれを見のがし続ける欧米日の各政府、そして、欧米日のマスメディアにも大いに問題があると思います。

 まして、ロシア軍の罪をでっちあげるために、報道をでっちあげるなどということは、許されてはなりません。我々、IWJは、強いものに付和雷同して、「真実」を犠牲にする報道には、これまでもこらからも与しません。

 どうぞ、今後とも、IWJのご期待とご支援をよろしくお願いいたします。

 岩上安身

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 素晴らしい取材と報道に敬意を表します。

 少ないですが、本日1万円のカンパをします。

(斉藤道俊 様)

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斉藤道俊様

 ありがとうございます!

 私たちも、少ない人数で、精いっぱい、日々、頑張っています。
 
 佐藤様のカンパも大切に使わせていただきます。

 今後とも、どうぞ、応援とご支援をよろしくおねがいいたします。

 岩上安身

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 ウクライナ情勢で、大メディア報道の善悪二項対立と違う、オリバー・ストーン『ウクライナ・オン・ファイア』を観たこと。(タニグチ ヒロノリ 様)

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タニグチ・ヒロノリ様

 ありがとうございます!「大メディアの報道」が「善悪二項対立」となっているのは、本当に問題です。我々はすでに「次の戦争」準備のため、「精神的」に動員されつつあるのだと思います。オリバー・ストーン監督の作品、まだ見ておりませんので、ぜひ近いうち、見るように致します。応援とご寄付、ありがとうございました。

岩上安身

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 ニュースをフェアーな視点で伝えてくれる市民目線のIWJの存続を切に願っています。(ガタコ 様)

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ガタコ様

 「完全な中立」というポジションと視点は「神の視点」になってしまうので、地上を這いつくばる人間には持ちようがありませんが、より「中立的」、より「フェアーな視点」に立つよう努力し続けることは可能だと思います。実際、我々も完全無欠な存在からほど遠い存在ですから、手探りしながら、一般市民の皆さんと同じ目線の高さで、試行を続けています。「市民目線のIWJの存続を切に願っている」というお言葉は、とても響きました。ありがとうございます。

岩上安身

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 ウクライナをめぐるマスメディアの報道が感情的なものばかりな中で、IWJは世界を広く深く知るための報道をしてくださっていると感じます。IWJが重要なメディアであることを再認識したため、僅かですが寄付をさせていただきました。(ムラカミナオ 様)

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ムラカミ・ナオ様

 ありがとうございます。ウクライナをめぐるマスメディアの報道が、ウクライナ人の犠牲にのみスポットをあて、ウクライナ国内のロシア語話者がどんなに犠牲になっているか、まったく伝えないのは「愚挙」としか言いようがありません。「IWJは世界を広く深く知るための報道をしてくださっている」「IWJが重要なメディアであることを再認識した」等、本当に高くご評価いただき恐縮です。とても励みになります。ありがとうございます。

岩上安身

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 ウクライナに関するマスメデイアの報道があまりにも一方的に偏っていることに怒りを覚え、今月も精一杯のカンパをいたしました。

 武力侵攻したロシアを擁護するつもりは毛頭ありませんが、武力に訴えることになったいきさつについて歴史的な経緯も含めて、IWJはどのメデイアよりも詳しく報道していると思います。

 この問題が起きてすぐに私も、赤尾光春氏や板垣雄三氏へのインタビュー記事を読み直してみましたが、一方的にロシアを批判するだけでは対立がエスカレートするばかりで、それこそ板垣氏が言うように世界が「共滅」する方向に押しやるだけでしょう。

 マスコミは、孫崎氏が言うように冷静さを保って先ずはミンスク合意を履行した上で双方が一端刃を収める方向に世論を喚起するべきではないでしょうか。

 IWJにはそのことを期待したいと思います。

(M.T.様)

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M.T.様

 ありがとうございます!

 私達IWJの報道姿勢にご理解いただき、本当に嬉しく思います。ありがとうございます。

岩上安身

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 岩上安身です。皆さまありがとうございました。

 ウクライナ危機については、2013年からの暮れから、今に至るまで、8年余りの間、ずっと注視を続けていました。そのような経緯の中で、蓄積された資料や取材活動で得た情報をもとに、今回の一連の記事を公開しています。皆さまへウクライナ侵攻について、私たちの報道姿勢についてお伝えさせてください。

 2014年のユーロ・マイダン・クーデターの状況をつぶさに見ていたら、どこから戦争への「仕掛け」が始まったか、よくわかります。その時のネオナチの乱暴な行動。オデッサで労働会館というひとつの建物に逃げ込んだ数十人のロシア系住民が放火され全員丸焼けとなった「オデッサの悲劇」。

 そして、ロシア系住民の多い東部ドンバスでは、ウクライナ共和国の国民が住む自国の領土であるのに、共和国軍は、空爆や砲撃を行い、「国民」の生命・財産を脅かし、年金の支給を止め、食糧確保もままならないようにしました。

 好き勝手に暴力を働いてきたネオナチ組織のメンバーは、資金と武器をウクライナ政府およびウクライナのオリガルヒからたっぷりもらい、武装して、国軍にナチス親衛隊の紋章を掲げたネオナチのままで、編入されました。

 自国のロシア系住民に対するこうした国軍とネオナチによる攻撃は、民族浄化そのものです。そうしたクレージーな状況が続いていたからこそ、ロシアが大規模な侵攻を行わざるをえないところにはまりこんだ、ということをまず、皆さまにお報せする必要がありました。

 「民族浄化が行われたとしても、それを理由に武力侵攻は正当化されない」という主張もありますが、それは民族浄化の事実を伝えた上で口にすべき意見です。少なくとも各国政府とマスメディアは、ロシア侵攻を批判するとともに、これまでの経緯を伝えるべきです。それが一切ない。この政府とメディアのふるまいに心底、寒気を覚えました。「大本営発表」体制が、戦争当事国でない日本の中ですでにできあがってしまっているのです。

 私は、旧ソ連圏には、ベルリンの壁が崩壊した89年からソ連邦が民主化したあとの94年まで、20回以上取材に通い詰め、2014年のユーロマイダン・クーデターにも関心を払い続けてきました。オリガルヒが、どのような手口で公有財産を私物化してきたかをつぶさに調べ、レポートし、本にもまとめました(『あらかじめ裏切られた革命』講談社刊1996年)。

 この地域の複雑な実情と歴史的経緯を知る者として、真実を歪めてマスコミの「大本営発表」と横並びになり、プーチンとロシアだけを責める一方的なキャンペーンの隊列に加わることはできない、してはならない、と決断しました。

 「戦争の犠牲者が真実である」。

 古代ギリシャの三大悲劇詩人の一人であるアイスキュロスの言葉です。また、第一次大戦に米国が参戦することを決めた頃、米国上院議員となったハイラム・ジョンソン上院議員は、このアイスキュロスの言葉を引用したと思われる言葉を述べています。

 「戦争の最初の犠牲者は真実である」。

 アイスキュロスの言葉も、ジョンソン議員の言葉も、戦争でぶつかりあう当事国のどちらのサイドにも用いうる言葉です。一方がすべて全き善で、正義を体現し、真実にもとづいているが、他方は全き悪で、不正義、真実を犠牲にしている、などということは考えられません。ロシアでも、ウクライナでも、程度の差こそあれ、真実は犠牲にされていることでしょう。

 しかし、今、起きている大きな問題は、戦争当事国ではない、日本においても、すでに「戦争で真実が犠牲になっている」ことなのです。米国政府が情報操作をし、同盟国が従う、その追従ぶりが最も徹底しているのが、我が日本なのだ、ということです。多くの人が、ウクライナの子どもたちや女性や老人など、民間人が犠牲になっているというニュースに憤りを感じながら、自分たちが知るべき偏りのない事実・真実が殺されていることに気づかず、怒りも、恐怖も、混乱も抱いていないことが、最も由々しき問題だと思うのです。

 私たちは、事実をもとに真実を提示していきます。隠された、あるいは影響力のあるメインストリームメディアに、故意に見逃された事実と真実をお伝えします。

 私たちは微力ですし、私たちが偏向したマスコミの洪水のような洗脳報道に十分に対抗できるかといえば、心もとないと言わざるをえません。

 孤軍奮闘の私たちですが、しかし以下のような言葉を知る時、勇気づけられもします。

 「すべての人を、ある期間騙すことはできる。一部の人をずっと騙すこともできる。しかしすべての人をずっと騙すことはできない」

 エイブラハム・リンカーンの言葉です。皮肉なことですが、米国政府は、世界中の多くの人らを騙そうとしていますし、実際、騙されている人々が多数です。日本に至っては騙されていることに気づかない人がほとんどです。

 しかし、「すべての人々をずっと騙すことはできない」のです。これは真実だと思います。

 我々はまず自らが騙されないように気をつけること、騙されかけていたらただちに修正力を発揮すること、そして少しでも早く多くの人々に騙されていたことを気づくように、真実の情報を広げていくこと、これがまともな市民に支えられた、まともな独立メディアとしての、最低限の使命であると、胸に刻んでいます。

 我々はすでに情報の上で、日本政府を超えた権力に動員されているのだ、ということに気づく必要はあります。そのために全力を、これからも尽くします。どうぞ今後もご支援のほど、よろしくお願いします。

岩上安身

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先の大戦の過ちを2度と繰り返さない、その為にも市井のジャーナリズムは大切です。僅かばかりですが、お役に立ててください。(匿名希望様)

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匿名希望様

 ありがとうございます!

 「先の大戦の過ち」といいますと、私たちは第2次大戦、特に太平洋戦争(対米英戦)だけを「過ち」と考え、それに先立つ戦争、特に日清・日露戦争の勝利は誇るべきもの、と考えがちです。

 しかし、明治維新の早々から、日本は朝鮮半島に侵略する足がかりを作り始めました。そんな動きがすぐにできないのは、幕末維新の前の時代から、吉田松陰らの侵略思想が「維新の志士」の連中に浸透していたからであると思われます。

 日本の過ちは、明治直後から始まっており、吉田松陰らの侵略思想家をいまだに徹底批判できていない甘さが、現代でも「過ち」を繰り返しかねない危うい土壌を提供しています。思想、教育、そしてそれに先立つ情報・報道は本当に重要です。

 今では忘れられていますが明治・大正の、さらには戦時下の昭和の時代にも「大本営発表」に従わない気骨をもった独立のメディア、独立のジャーナリストや言論人は存在しました。たとえ少数でも、時勢に流されず、事実・真実を伝えようとする報道人、言論人、メディアは絶対に必要であると思います。そして、そうしたメディアであり、ジャーナリストは、支持してくださる市民の皆さんがいてこそ、活動を維持することができます。

 どうか、今後とも、ご支援のほど、よろしくお願いします。

岩上安身

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ウクライナ報道すごい、他に例がない位です!連携し世界が冷静になって戦争止まるよう頑張ってください!(F.R. 様)

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F.R. 様

 ありがとうございます!

 が他のメディアと違って、米国とゼレンスキー政権のプロパガンダに乗せられないで、事実・真実を報じてこれたのだとしたら、それにはやはり相応の理由があります。

 我々は8年前、2013年から2014年にかけてのウクライナの首都キエフで人々が「民主化」のために集まった、といわれていたユーロマイダン(欧州広場という意味)の運動を、額面通りの「民主化」運動とはみていませんでした。ソ連崩壊時のいきさつや、それから以降の歴史を少し知っていれば、怪しい点がいくとも見い出せたからです。

 なぜ米国の国務次官補のヴィクトリア・ヌーランド(夫は有名なネオコンの理論的指導者ケーガン)がユーロマイダンに集まった人々にお菓子を配りながら、激励していたのか、なぜタカ派で知られる米国のマケイン上院議員が、演説に訪れたのか。米国の「演出」や「後押し」が露骨なほど目立っていました。

 案の定、「民主化」の運動だったはずだったのに、ユーロマイダンは暴徒化し、選挙によって文字通り民主的に選ばれたはずのヤヌコヴィッチ大統領は、大統領府から逃亡せざるをえなくなりました。

 そうしたユーロマイダンクーデター事件から、一連の悲劇が始まります。ウクライナのネオナチの台頭、ロシア語話者への迫害、暴力、殺害、そして東部ドンバスでのロシア語話者たちの、絶滅に対する抵抗の戦い、クリミア半島の住民投票を経て、独立・ロシアへの編入といった一連の出来事を、当時、西側のメインストリームメデイアの虚偽報道・情報にさんざんだまされ、あきれながら、事実を報じてきた経験と蓄積があるからです。

 2022年2月24日に、突如、ロシア軍がウクライナに侵攻してきた、という語り口が現在のウクライナ危機を語るすべての政治家・有識者・メディアすべては、ありていに言って、報道と称して虚偽のプロパガンダを平然と行える人々であり、組織です。

 当たり前のことを、当たり前に報じるだけで、不実なマスメディアの報道と隔たりが生じるのは、たびたびのことです。

 しかし今回は、右から左まですべてのマスメディアが米国とウクライナのオリガルヒのパペット(操り人形)であるゼレンスキーのプロパガンダをうのみにしてしまっている、という点で、私、岩上安身と、我々IWJの浮まくりぶりはかつてないレベルとなってしまったかもしれません。本当に問題なのは、プーチンへロシア以上にバイデンやトランプのアメリカです。アメリカの病的な暴力と支配欲の中毒症である「例外主義」という病理こそ、スポットをあてなければなりません。

 ウクライナ戦争の状況やそれにまつわる問題をこれからも全力で追及しながら、同時に近日中に、アメリカはなぜ、自分のことを世界の他の国や人々を押しのけて自分たちだけが「例外的存在」と思い込むことができるのか、そういう根本的なテーマにも迫っていく予定です。

 どうぞ、ご期待ください。

 今後とも、ご支援をよろしくお願いいたします!

岩上安身

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 何がプーチンを追い詰めたのか、ロシア100%悪論が世界に蔓延していること自体が大問題で、これを放置すれば台湾有事が現実化してしまいます。背景は同じですから。

 IWJに大いに期待します。

西井弘 様

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 西井様、会員へのご登録、応援のメッセージ、ありがとうございます。

岩上安身

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バイデンがウクライナでデマ垂れ流しているせいで株が下がり、大変迷惑しておりますが、1か月1万円寄付するのをノルマにしておりますのでお送りしました。何とかならんのかい、軍産複合体!
これからも貴重な情報をよろしくお願いいたします(N.T. 様)

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N.T.様

 ありがとうございます。

 危機を煽り、他人の国を我が物にすることでしか、軍産複合体は生き残れませんので、今までも、今も(ウクライナ)、そしてこれからも(日本を含む)、米国が他国を「戦場」に変えてゆく試みは続くと思います。

 我々が、このウクライナ危機から、「他山の石」として学ぶべきは、自国を戦場にするような、米国の兵器配備を許してはならない、ということです。

 「敵基地攻撃論」も「核共有(ニュークリアシェアリング)」もみんな同じことです。自国を安全な状況に保つという安全保障の根幹をむしばみ、自国に「敵国」のミサイルを「誘導」してしまうようなものです。核の脅しには核を、というならば、米国の手を一切借りずに、自前で原潜を20~30保有しSLMBを搭載して海の底に沈めて「第2撃」を確保するしかありません。

 もっとも、報復の「第2撃」を確保したとしても、戦術核使用のハードルが下がってきている現在、抑止力として今後も機能するかどうか確信は持てません。

 地上に、敵の攻撃の的となるミサイル基地を置くなど、愚の骨頂です。そもそもその為に、どうやって原発を守るのか、それすら議論もせず、対策もとっていない国が核武装など、身の程知らずです。

 残念ながら今の日本に、本当に責任をもって安全保障を考えている人はほとんどいないと思います。

 これからそうした人が出てくるのを待つしかありません。我々の仕事は遠い未来のために種をまくことでもあります。自分のいなくなった後の子々孫々の世代のためにも、どうぞ共感いただけたら、応援をよろしくお願いします。

岩上安身

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民主主義守るため。(青野 博行 様)

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青野 博行 様

 ありがとうございます。

 守るべき民主主義は、戦後、敗戦国日本人がモデルとしてきた戦勝国・米国流の民主主義でいいのか、問い直し、チェックしていく必要があるだろうと思います。

 米国は、権威主義国家だ、独裁国家だなどと難くせをつけて、他国にあからさまに内政干渉し、カラー革命を起こして体制転覆を試みたあげくに、武力攻撃して他国を破壊し、多くの罪なき民間人を殺してきました。「民主化」するという旗のもとにです。

 他方で、米国にとって都合のよい「独裁国」は、サウジアラビアのような国でも、ずっとその政体は放置しています。アメリカが、自分の国益に情報を市民に提供していく他国を「生かす」か「殺す」かを決めており、その基準は「民主主義」と何の関係もありません。

 米国は、国内においては「民主主義」を実践しています。選挙で議員や大統領を選出し、民意を反映させようと努めています。しかし、国外における振る舞いは、帝国主義国家そのものです。それをごまかすため、偽善的な民主主義国家の装いが入るので、さらに罪深さが深まるのだと思います。自分が「善」や「正義」のためだと信じて振るまっている暴力や殺戮には歯止めがききません。「悪」の自覚なき「偽善」の暴力をふるう者は最も危険です。

 我々は米国のような暴力的ではない、違う民主主義の形を模索していくべきだろうと思います。

 米国の「従属国」の立場から早く抜け出して「独立」を勝ち取ることとともに、米国を「他山の石」として、よりまともな民主主義を自らの手で作り上げてゆく。そのためには、権力に忖度しない独立メディアが必要です。我々はそのために、少しでも貢献できるメディアでありたいと思います。
 
 どうぞ、これからもご支援をよろしくお願いします。

岩上安身

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既存のメディアの多くを信用する事ができなくなってしまう中、私達市民の側に立った報道をしてくれている貴重な存在です。また、民主主義とはの根本を支えてくれていると思っています。少額で力になり得ませんがどうか私たちの力になり続けて下さい。(O.M. 様)

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O.M. 様

 ありがとうございます!

 既成メディアは本当に根本のところで「自滅」していきつつありますね。

 天気予報だけが当たっていれば、ニュースの役割を果たすと思っているのかもしれません。あとは米国に隷属している政府の言い分を垂れ流しているだけで、使命が果たせると思っている、そんなメディアばかりとなりました。

 特に今のウクライナ危機に関しては、ひどいですね。そもそも8年前のユーロマイダン・クーデターの報道もひどかったのですが、今はその延長線上で、ウクライナのネオナチはまったく存在しないかのようにスルーし続けています!

 ウクライナが国民国家を目指すのは良いとして、どうして、公用語だったロシア語を公用語から外すのか。ロシア語話者が生きにくい環境を作り出し、追いつめたのはなぜか。「純化されたウクライナ人による国民国家」を作りたい、という思想は現実離れしており危険です。なぜ多言語・多民族国家としての道を歩まないのか。そうした根本的な批判や疑いさえ抱かない記者やディレクターやキャスターやコメンテーターの多いこと! 彼らは職業を変えた方がいいのではないかと思います。

 最近、大手メディアの記者と連絡を取る機会がありましたが、自分たちが流している情報の洪水の中で、自分たち自身が「洗脳」されていることに全く気づいていないことに、本当に驚きました。大手メディア総がかりで、しかも、本人たちは、何も考えていないのですから、これはもう変えようもありません。

 我々はおそらく、ずーっと続くであろう、このプロパガンダの洪水の中にあっても流されずに、事実と真実を伝え続けていきますので、どうぞ応援をよろしくお願いします。

岩上安身

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苦しい台所事情はお互い様ですが、この国のありようが大きくねじ曲げられようとしている今だからこそIWJのような独立したメデイアが必要です。(M.T. 様)

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M.T. 様

 ありがとうございます。この「ロシアによるウクライナ侵攻」をどうとらえ、どう対処するのか。政府のあり方が問われています。日本はロシアからLNGを輸入していました。また、希少ガス、希少金属の分野ではロシア、ウクライナ産のが占める割合が高いものがあり、日本も世界も影響を受けます。半導体の生産にも支障をきたすことでしょう。

 中国製のEVカーの輸出が2021年には前年の2倍の200万台を超えたと大騒ぎされたのは今年の1月のことです。家電も、スマホも半導体の生産も、中国、台湾、韓国に負け、さらに、自動車まで市場を失ったら、日本の製造業は立ちゆきません。米国との関係さえ無難に整えておけばいい、とか、米国が敵視する中露に対しては米国に足並みそろえて非友好的な態度をとっておけばいい、とか、そんな思考停止の態度では、日本の安全保障も、経済的な繁栄も、今後ともこれまで通りに万全である、というわけにはいかないでしょう。

 ロシアの武力行使は許されませんが、であればウクライナの政府軍もネオナチ部隊が、「自国民」であるはずの東部のロシア語話者に対して行ってきたテロ行為も同時に糾弾されなければならないでしょう。

 今、世界はロシアを非難するだけでなく、ウクライナに対してもっと「戦え」と、武器や弾薬を送ることに熱心ですが、それがウクライナに対する「支援」や「連帯」になるのでしょうか!?

 武力行使のエスカレートが激化すれば、最終的に行き着く先は核戦争しかありません。全面核戦争となれば、人類は全滅します。そうとわかっているなら、その前から逆算して、どこでエスカレートを食い止めるか、考える必要があります。その時に、ウクライナに一方的に同情し、ロシアのみを一方的に「悪」ときめつける視点だけでは判断を誤るだろうと思います。

 IWJは独立メディアとして可能な限り中立な視点あるいは、複眼的な視点でもって、この複雑な事態をとらえ、皆さまにお伝えし続けようと思い、日々、奮闘しています。どうぞご支援をよろしくお願いします!

岩上安身

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メールをいただいたのにカンパが遅くなり申し訳ございません。応援しています。(匿名希望)

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匿名希望様

 カンパと応援をありがとうございます! 今後とも、どうぞご支援をよろしくお願いします!

岩上安身

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IWJ存続を強く希望する為(dd9hs 様)

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dd9hs 様

 支出を減らすため、活動の規模を縮小するかもしれませんが、一番重要な問題はこれからも全力で報じ、論じていきます。IWJは独立メディアとしてしぶとく生き残り、かつ、貴重な情報を皆さまにお届けしたいと思っています。

 今後とも、よろしくお願いします!

岩上安身

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>IWJさん

 頑張っていてくれて嬉しいです!大手メディアはバカの一つ覚えみたいにアメリカ思考一辺倒で、停戦させる気はまるでないですね。

 ゼレンスキーは最初ミンスクで話し合うことをOKしたのにすぐポーランドにすると言い出し、連絡途絶え、その間に市街戦するため住民に武器を配りだしたり、ロケットランチャーまで持ち出して街でドンパチやっている、危険だとぺスコフ(※ロシア大統領府報道員)が言っていましたが、それすら「プーチン合意する気がないんだ、フェイク?」と根拠なく言い切る特派員に絶句します。

 普通なら、アメリカの参謀が話し合い、中立化なんて許さないのではないか?と思いますよね。

 そして仲介者にイスラエルの首相を名指ししたウクライナ、これを聞いて? ああ、これはおかしい、と思わない記者たちって・・・・

 全部公に見られる情報なのに!

 応援してます、孫崎さんも、がんばって!(匿名希望 様)

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匿名希望様

 ありがとうございます。

 大手メディアのバイアスのかかりかたは、いつものことではありますが、今回はまた一段とひどいですね。

 ウクライナのネオナチが暴れ始め、ロシア系住民を殺してもとがめもない、という状態があからさまになったのは、ネオナチのユーロマイダンのクーデター以来ですから、この「ロシア侵攻」の「前史」は8年間も続いているわけです。

 なのに、そうした「前史」はオールカットで、さらには、「ウクライナでネオナチが暴力をふるっているなど、いうのはフェイク」だ、などと言い出すメディアも出てきて、「フェイクの上塗り」みたいなことも整然とやっていますから、驚くほかありません。この先、現実の進展も続きますし、それに伴い、プロパガンダのたれ流しも続いていくと思います。それらも見破って、事実、真実をお届けしたいと思います。

 どうぞ、今後ともご支援のほどよろしくお願いします。

岩上安身

以上