ウクライナのゼレンスキー大統領は、国民総動員令を発し、外国人義勇兵を募り、ロシア軍への徹底攻勢を呼びかけて、全世界の注目を集めている。このゼレンスキー氏とは一体何者なのか?
ゼレンスキー大統領は、皮肉なことに、ロシア語話者が多いウクライナ東部出身のユダヤ人で、自身もロシア語話者だった。
コメディアンから俳優になり、テレビドラマ「人民の執事」の大統領役で国民的人気を得て、現実の大統領選に立候補し、当選した経歴を持つ。しかも驚くべきことに、そのドラマは大統領選の3日前まで放映されていたという(追記、このテレビドラマは、世界中で放映されるという。ウクライナ国内だけでなく全世界を「洗脳」するつもりのようである)。
また、ゼレンスキー氏の番組のテレビ局オーナーであるコロモイスキー氏は、ソ連崩壊後に公有財産を私物化した新興財閥(オリガルヒ)のユダヤ人で、1000万ドルをかけて創設した私兵部隊のドニプロ大隊を持ち、親ロシア派に対抗する他の民兵隊、有名になった#アゾフ大隊などにも資金提供しているとされる。
彼ら民兵は極右の反ユダヤ・反ロシア勢力だが、そのスポンサーが、かつて虐殺の対象だったユダヤ人の子孫である事は、大きな皮肉である。そしてそのコロモイスキー氏が片手でネオナチの私兵を操り、もう一方の手でウクライナの大統領の座に、ユダヤ人のゼレンスキー氏をすえたのも、驚くべきことです。さらに、現在米国在住のコロモイスキー氏の姿は、米政権に深く食い込む「ウクライナ・ロビー」と重なる。
米国やドイツ等は、ウクライナへの巨額の軍事支援や武器供与を決定したが、その中には、市街戦やゲリラ戦で使われる対戦車ミサイルや対空ミサイルが含まれている。米国等が供与する武器によって、ウクライナ各地でゲリラ戦が展開され、アフガニスタンのように一層泥沼化してしまうのだろうか?
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▲ウォロディミル・ゼレンスキー ウクライナ大統領(Wikipedia、http://www.president.gov.ua/)