IWJは、ツイッターアカウント「IWJ_Sokuho」で、ウクライナ情勢をツイートしています。テレビでは流れない情報や、石油・天然ガスなどの資源問題、ウクライナの実情もあわせて、多角的にウクライナ情勢をお伝えしています。ぜひ、一度御覧ください。
※IWJ速報@IWJ_Sokuho
20日、ウクライナにおける戦況が一段と激しさを増したようだ。現地時間で19日、ロシア軍が18日にイワノフランコフスク州にあるミサイルと弾薬を貯蔵していた巨大地下軍事施設に極超音速ミサイル「キンジャール」を打ち込み、破壊したと発表したことは、昨日お伝えたとおり。
ロシア国防省のコナシェンコフ報道官は、「3月18日、極超音速空中弾道ミサイルを備えたキンジャール航空ミサイルシステムが、イヴァノフランキフスク地域のデリャティン村にあるウクライナ軍のミサイルと航空弾薬の大規模な地下倉庫を破壊した」と発表した。
イワノフランコフスク州デリヤティンは、ウクライナ西部、ルーマニア都の国境から100キロ弱、ポーランド国境からは約150kmに位置する。
※【速報2026】RIA、19日:コナシェンコフ報道官「3月18日、極超音速空中弾道ミサイルを備えたキンジャール航空ミサイルシステムが、イヴァノフランキフスク地域のデリャティン村にあるウクライナ軍のミサイルと航空弾薬の大規模な地下倉庫を破壊した」
「キンジャール」は、マッハ10(音速の10倍)で飛行する極超音速ミサイルで、空中発射型、射程は2000~3000キロ、核弾頭を搭載することも可能だ。非常に高速であるため、「迎撃不可能」とされる。
ロシアは極超音速ミサイル開発では、先端的な地位にあり、すでに2018年には「キンジャール」の発射実験に成功している。ロシア国防省は2018年3月、キンジャールを搭載したミグ31戦闘機が発射訓練を実施したと発表した。
プーチン大統領は、2018年の年次教書演説で極超音速滑空ミサイル「アバンガルド」の開発を発表。「いかなる防空・ミサイル防衛手段でも対処できない」、「理想的な兵器」だと述べていた。
※極超音速核ミサイル「キンジャール」 ロシアが発射実験成功の映像公開 「米のMD突破できる」(産経新聞、2018年3月13日)
極超音速ミサイルは、中国も開発に成功し、2021年夏には、実験で、極超音速滑空体を搭載したミサイルを地球1周させてから、極超音速滑空体を投下し、この滑空体が中国に戻って中国国内の目標物付近に着弾させている。
米国のマーク・ミリー統合参謀本部議長は、中国の実験成功を知り、1957年にソ連が世界初の人工衛星スプートニクを打ち上げた時の衝撃に匹敵するとして、『スプートニクの瞬間』だと述べた。
※中国が実験の極超音速ミサイル、「地球を一周」 米軍幹部が指摘(CNN、2021年11月18日)
米国は極超音速ミサイルの開発に取り組んでいるものの、まだ実験段階で十分な成果を得たとは発表されていない。欧米諸国の安全保障問題にとっては非常にリスクの高い段階に、ロシア軍の攻撃が一段ギア・アップした感がある。
英国防情報当局は、ロシア軍が無差別攻撃を含む「消耗戦に移行し始めた」と分析、無謀な砲火使用で民間人の犠牲がさらに拡大すると警告した。
『The Guardian』は、「(戦況における)驚くべき進展の1つは、ロシアが防空を回避できる高度な極超音速ミサイルを使用したことだ」と指摘した。
※【速報2038】TheGuardian:驚くべき進展の1つは、ロシアが防空を回避できる高度な極超音速ミサイルを使用したことだ。
「防衛専門家は、ウクライナ軍がそのようなミサイルによる攻撃から身を守ることができないため、これには紛争をさらに『拡大する手段』があると警告した」
紛争をさらに「拡大する手段」とは、何を意味するのか。民間人の犠牲だけではないかもしれない。
※【速報2039】TheGuardian:防衛専門家は、ウクライナ軍がそのようなミサイルによる攻撃から身を守ることができないため、これには紛争をさらに「拡大する手段」があると警告した。
岩上安身は以下のようにツイートた。
「ロシア軍が極超音速ミサイルを使用したことが、この戦争の局面に大きな影響を与えている。現在の防空システムでは迎撃できない速度。これを報じる英紙ガーディアンの報じ方が不気味である」
※ 岩上安身@iwakamiyasumi
「続き。ガーディアンは、「ウクライナ軍はそのような(極超音速の)ミサイルによる攻撃から身を守ることができない」ため、「紛争をさらに『拡大する手段』がある」という防衛専門家のコメントを掲載した。「拡大する手段」をウクライナ軍が持っているはずはない。NATOが提供する、ということになる」
※ 岩上安身@iwakamiyasumi
「続き2。NATOは、何を提供するのか。通常兵器で、現状、極超音速ミサイルを上回る兵器は見当たらない。極超音速ミサイルの開発に成功し、実戦配備しているのはロシアと中国のみ。米国は開発中。この兵器を上回るのは核兵器しかない。ガーディアンの記事中のコメントは核の使用を匂わせるものなのか」
※ 岩上安身@iwakamiyasumi
ゼレンスキー大統領は、NATO諸国が戦闘に巻き込まれるのを嫌って提供をためらい続けてきた防空システムを執拗に要請しており、「ウクライナの上空を封鎖せよ!」と叫び続けてきた。
しかし、「キンジャール」の前では、NATOが防空システムを提供しようが、無力である。
『The Guardian』は、「これらの武器(キンジャール)の使用は、戦闘を解決するための新たな試みに先行した。ゼレンスキー大統領は、モスクワとの『有意義で公正な』会談を求めた」と伝えている。
ロシア軍の攻撃が一段ギア・アップしたのではないか、と思われる要素は他にもある。
19日、ロシア国防省のコナシェンコフ報道官は、「(ロシア軍は)バスティオン沿岸ミサイルシステム(K-300P)」を使用して、オデッサ州にある軍の無線偵察施設を破壊したと、発表した。
※【速報2032】ロシア国防省報道官は、ウクライナ南部オデッサ州にある軍の無線偵察施設をミサイル「バスチオン」で破壊したことも発表した。ウクライナ軍はマリウポリが面するアゾフ海へのアクセスが一時的にできなくなったとした。
4つの対空ミサイルシステム、ガイダンスとターゲット指定のための1つのレーダーステーション、複数の3つの設置ロケットランチャー、ロケットおよび砲兵器の12の倉庫、および軍事機器の蓄積場所などを攻撃した、ということである。
「K-300P(またはバスチオン-P)」とは、沿岸防衛用地対艦ミサイルシステム。空母打撃群・輸送船団・揚陸艦艇等の水上艦を沿岸から攻撃することを目的とするものだ。
2016年、ショイグ国防相はプーチン大統領と国防省の代表者との会談で「K-300Pは、海上で350キロメートル、陸上で約450キロメートルの距離で海と地上の標的を破壊することができる」と述べていた。
ロシア軍はさらに、オデッサの東に位置するマリウポリと、西に位置するミコライウへの攻撃を強めている。
マリウポリは、ロシアから陸路でオデッサにつながる経路にあり、ロシアにとって重要な戦略的拠点だ。ロシア軍はマリウポリ市内中心部まで入り、戦闘を繰り広げているとのことである。
ウクライナは、マリウポリでの激しい戦闘の後、初めてアゾフ海へのアクセスを失ったことを認めた。これはロシアにとって重要な戦果となる可能性がある。
※【速報2042】TheGuardian:ウクライナはマリウポリでの激しい戦闘の後、初めてアゾフ海へのアクセスを失ったことを認めた。これはロシアにとって重要な成果となる可能性。
『BBC』は、ロシア軍の攻撃は病院、教会、無数のアパートを襲い、マウリポリ当局は住宅の約80%が損傷または破壊され、その3分の1が修理不可能であると推定される、と報じた。
オデッサに通じる陸路の要衝、ミコライウは連日、爆撃が続いているとされるが、18日は、軍事基地2カ所がロシア軍に空爆された。
『CNN』は、攻撃を受けた現場を特定して、その惨状を伝えている。
「軍事基地内にいたウクライナ兵数十人が殺害された。現地時間の18日午前6時ごろ、『ロシアの戦闘機2機が爆弾とみられるものを5発投下』。兵舎の複数の建物を破壊したという」
※【速報2050】CNN:軍事基地内にいたウクライナ兵数十人が殺害された。現地時間の18日午前6時ごろ、「ロシアの戦闘機2機が爆弾とみられるものを5発投下」。兵舎の複数の建物を破壊したという。
『The New York Times』は、「ロシア軍がミコライウを奪おうとするのは、オデッサに通じる唯一の通路が、この街のヴァルヴァリブスキー橋だから」だと分析し、「この橋を奪取すれば、ロシア軍兵士は黒海沿岸を西に進み、ウクライナ海軍の司令部と国内最大の民間港であるオデッサまで押し寄せることができる」と指摘した。
※【速報2053】NYT:ロシア軍がミコライウを奪おうとするのは、オデッサに通じる唯一の通路が、この街のヴァルヴァリブスキー橋だからだ。
岩上安身は、極超音速ミサイルが実戦で用いられた時から、報道のトーンがこれまでと変わったことをツイートで指摘した。
「ロシア軍が苦戦という報道がしきりと流されていたが、このミコライウを奪取すると、ロシア軍は陸路でのオデッサ攻略が見えてくる。着々と駒を進めているのが現実ではないか。極超音速ミサイルの、史上初の実戦使用によって、急激に戦局が変わったとは思えない。戦況の報道が歪んでいるのではないか」
※岩上安身@iwakamiyasumi
「オデッサは戦略上の要衝であり、ウクライナ第3の都市。ここを落とすと、ウクライナは首都キエフと、ウクライナ民族主義の揺籃の地、西部が残され、その西部の中心地リヴィウが的となるだろう。NATOは、介入するのか否か」
※岩上安身@iwakamiyasumi
ロシア軍が攻撃した軍事基地では、約80人が死亡した可能性があるとされている。
18日から、ロシア軍による攻撃が激しさを増しているように見える。
16日マリウポリの劇場攻撃以降、国連安保理におけるロシア非難は一段と高まっており、ロシアは17日に提出した「ウクライナにおける支援のアクセスや市民の保護などを求める決議案」を取り下げ、18日の安保理でも「(米国が関与したウクライナによる)生物兵器の開発計画」は欧米諸国に一蹴されたことは、20日の日刊IWJガイドでお伝えしました。
ロシアのネベンジャ国連大使は「安保理メンバーは我々の言うことに耳を傾けてくれない。プロパガンダ(宣伝)ではなく事実を提示しているが受け入れてもらえない」、と訴えていた。
※はじめに〜ツイッター「IWJ_Sokuho」3月19日、ウクライナ情勢関連ツイートまとめ! バイデン大統領と習近平国家主席が2時間弱のオンライン会談! ロシアを援助すれば制裁も辞さないとする米国、欧米諸国による「無差別制裁」を批判する中国! 米紙は会談直前「バイデン、プーチンへの助けを中国に求める」と論説! 国連安保理はロシアが提出した「米国によるウクライナでの生物兵器研究開発」疑惑を、米国をはじめとする6カ国が共同で「ロシアの嘘と偽情報だ」と一蹴! 「ロシア軍が空爆した」マリウポリの劇場で奇跡的に死亡者ゼロ!
18日は、ロシア国内でもいくつかの動きがあった。
「ロシア安全保障会議」が開催され、プーチン大統領はテレビ会議を通じて作戦会議を行った。
会議の出席者は、以下の通り。
ミハイル・ミシュスティン首相、ヴャチェスラフ・ヴォロディン国務長官、メドヴェージェフ安全保障会議副議長、アントン・ヴァイノスタッフ長、ニコライ・パトルシェフ安全保障会議長官、ウラジミール・コロコルツェフ外相、セルゲイ・ラブロフ外相、セルゲイ・ショイグ国防相、連邦安全保障会議長アレクサンダー・ボルトニコフ、外国諜報機関セルゲイ・ナリシキン所長、環境保護、生態学および輸送のための大統領の特別代表セルゲイ・イワノフ。
※【速報2064】クレムリンによると、18日「ロシア安全保障会議」が開催され、プーチン大統領はテレビ会議を通じて作戦会議を行った。
ロシア連邦安全保障理事会によると、プーチン大統領は、多くの国際電話をしたことを報告した、とのことだが、詳細は公表されていない。「ロシア安全保障会議」は、週1回のペースで開催されており、3月3日、3月11日も開催された。
同じ18日、モスクワのルジニキ・スタジアムで、ロシアによる2014年のクリミア併合8周年を祝う式典が開かれた。主催者によると、式典には20万人以上が集まったということである。プーチン大統領は現在ウクライナで展開している「特別軍事作戦」の意義を強調した。
※【速報2068】モスクワのルジニキ・スタジアムで18日、ロシアによる2014年のクリミア併合8周年を祝う式典が開かれた。
プーチン大統領は式典で、以下のように「ウクライナ侵攻」の正当性を主張した。
「現状の苦しみ、ジェノサイド(集団殺害)から人々を救う。これこそが主要な理由であり、動機であり、目的だ。このために我々はドンバス(ウクライナ東部地域)とウクライナでの軍事作戦を開始した」
「あの選択がいかに正しく、タイムリーであったのかは、この数年で確信的に証明された」
「ウクライナ東部で起きていることを見ればすべて明らかだろう」
同時に、北京パラリンピックで、開幕前日に出場を拒否されたパラリンピック選手たちのために、ロシア独自の「パラリンピック」が開催された。
プーチン大統領は、以下のように述べ、怒りを表明した。
「不幸なことにここ数年来、主要な国際スポーツ大会において、その精神と特性に似つかわしくない事態が頻繁に引き起こされてきた。我々は何度も誹謗中傷や偏向した言動、怒りに満ちた敵対心に直面してきたのだ。ピエール・クーベルタンが語った理想は整然と破壊され、スポーツの尊厳は洗い流されてきた」
「平等主義は道理に合わない正義やダブルスタンダードに置き換えられ、スポーツの純粋さは政治的に偏ったアンチドーピングへとすり替えられた」
※【速報2073】現地時間3月18日、ロシアのハンティ・マンシースクで、独自の“パラリンピック”が開幕した。北京パラリンピックにあって、ロシア選手団は開幕前日に参加を禁じられた。
セルゲイ・ラブロフ外相は、18日、『RT』のインタビューを受けた。『RT』は19日、約35分間のインタビュー動画を公開している。
※【速報2077】RTが19日、セルゲイ・ラブロフ外相へのインタビューを公開。
ロシアのラブロフ外相は、「制裁を乗り越え、国内経済を制裁に適応させる」と述べ、「世界の警察官のように振る舞おうとする米国が支配する世界観を、決して受け入れない」と述べた。
「現在ウクライナで見られるのは、西側の戦略的方針の真髄、すなわちロシアを疎外し、封じ込め、ロシアの発展を終わらせるとともに、世界の政治、経済、スポーツ、芸術、貿易、科学、教育におけるロシアの役割をゼロにしようとするものだ」
ラブロフ外相は、西側諸国は完全に米国に支配されており、EUはほとんど無力だと指摘した。
「西側諸国にいつか頼ることができるという幻想がこれまであったとしても、そのような幻想はもはやない」
その一方で、ラブロフ外相は、ロシアは西側に対してドアは閉ざしていないが、西側がロシアに対してドアを閉めているとの認識を示した。
ラブロフ外相は、中国、インド、ブラジルなど多くの国が、警察官のように振る舞う米国に命令されることを望んでいないと述べ、米国の一極覇権主義を批判し、ロシアは東側に目を向けると述べた。
「米国が望んでいるのは地球村のようなものではなく、米国村のような、あるいは強国が支配する酒場のような一極集中の世界だ」
ラブロフ外相は、エリツィン大統領の時代から2004年3月からずっと、18年に渡ってロシアの外務大臣を務めてきた。知的な交渉力のある人物として知られるラブロフ氏だが、彼が発したEUへの幻滅と米国へのラディカルな批判は、ロシア外交の方針転換の徹底を強く印象づけるものだ。
ラブロフ外相は19日、ウクライナとの停戦協議について、アメリカが妨害していると主張した。
「ウクライナとの交渉において、ロシアの最低限の要求さえ認めさせないよう、アメリカがウクライナの代表団をおさえ込んでいる」
米国やEUへの決別ともいえる、ラブロフ外相の言葉はこれからのロシアの進路を示しているといえそうだ。それは、世界全体の動きを牽引し、連動していく可能性がある。欧米諸国の方が孤立に向かわないとも限らない。
国際投資アナリストの大原浩氏は、『ismedia』に発表したテキストで、「総合すれば、バイデン政権の(派兵ではなく)『経済制裁重視』のスタンスは、中間選挙を意識した『米国民を喜ばせようとする』ものだと考える」という見解を示している。
※【速報2112】国際投資アナリスト大原 浩氏:「総合すれば、バイデン政権の(派兵ではなく)『経済制裁重視』のスタンスは、中間選挙を意識した『米国民を喜ばせようとする』ものだと考える」
大原氏は、バイデン政権が落とし所も見通せないまま、対露経済制裁を乱発した、と批判した。
「あまりにも経済制裁にシフトしたバイデン政権の手法は大変危険だと考える。(略)西側経済も『世界経済市場』を通じて東側(旧共産主義諸国)への依存を高めているのだ」
そして、資源国であるロシアが「西側」から離れていくことで、欧州や日本が苦しむことになる、と指摘している。
「そうなれば(ロシアがエネルギー禁輸措置などに出れば)、『制裁』を受けるのは、結局欧州や日本だ。米国は、自国の需要の大半を賄える、欧州や日本とは違った『巨大な資源国』である。他国のことを考えないバイデン政権の身勝手な行動には憤りさえ感じる」
「バイデン政権が経済制裁を強化すればするほど『バイデグフレーション』(バイデン+スタグフレーション)が進むということだ」
「どちらがどちらを制裁しているのかわからない『泥沼の経済制裁戦争』」
大原氏は「バイデン政権は『経済制裁でロシアをやっつける』と息巻いているが、経済制裁ではイランも北朝鮮も倒せなかったことを忘れてはならない」とし、「むしろ、バイデン氏の政策が世界市場に大混乱を引き起こし、『自由主義経済の国々に制裁」を加えることになるのではないか」と警鐘を鳴らしている。
※【速報2120】大原氏:むしろ、バイデン氏の政策が世界市場に大混乱を引き起こし、「自由主義経済の国々に制裁」を加えることになるのではないかと恐れている。
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【速報2024】ロシア国防省は19日、ウクライナ西部デリヤティンで、航空機から発射する極超音速ミサイル「キンジャル」を18日に使用、地下のミサイル貯蔵庫を破壊したと発表。
(日本時間午後3:04 · 2022年3月20日 キエフ時間午前8:04)
【速報2025】RIA、19日:ロシア国防省報道官、イゴール・コナシェンコフ少将は、作戦開始以来初めて、軍隊がキンザル極超音速ミサイルを使用してウクライナの軍事倉庫を攻撃したと述べた。
(日本時間午後3:05 · 2022年3月20日 キエフ時間午前8:05)
【速報2026】RIA、19日:コナシェンコフ報道官「3月18日、極超音速空中弾道ミサイルを備えたキンザル航空ミサイルシステムが、イヴァノフランキフスク地域のデリャティン村にあるウクライナ軍のミサイルと航空弾薬の大規模な地下倉庫を破壊した」
(日本時間午後3:05 · 2022年3月20日 キエフ時間午前8:05)
【速報2027】イワノフランコフスク州デリヤティンは、ウクライナ西部、ルーマニア都の国境から100キロ弱、ポーランド国境から約150kmに位置する。
(日本時間午後3:07 · 2022年3月20日 キエフ時間午前8:07)
【速報2028】英国防情報当局は、ロシア軍が無差別攻撃を含む「消耗戦に移行し始めた」と分析、無謀な砲火使用で民間人の犠牲がさらに拡大すると警告した。
(日本時間午後3:07 · 2022年3月20日 キエフ時間午前8:07)
【速報2029】ロシア国防省報道官は「キンジャールがイワノフランコフスク州デリヤティンにあるウクライナ軍の大規模な地下武器貯蔵施設を破壊した」と述べた。ミサイルと航空機用弾薬が貯蔵されていたと主張。
(日本時間午後3:07 · 2022年3月20日 キエフ時間午前8:07)
【速報2030】極超音速ミサイル「キンジャル」はマッハ10(音速の10倍)で飛行し迎撃が困難で、核搭載が可能とされる。
(日本時間午後3:07 · 2022年3月20日 キエフ時間午前8:07)
【速報2031】キンジャールは空中発射型で、射程は2000~3000キロ。プーチン大統領が2018年の年次教書演説で「理想の兵器」として公表し、ロシア軍は侵攻開始前の2月19日に発射演習を実施していた。
(日本時間午後3:07 · 2022年3月20日 キエフ時間午前8:07)
【速報2032】ロシア国防省報道官は、ウクライナ南部オデッサ州にある軍の無線偵察施設をミサイル「バスチオン」で破壊したことも発表した。ウクライナ軍はマリウポリが面するアゾフ海へのアクセスが一時的にできなくなったとした。
(日本時間午後3:08 · 2022年3月20日 キエフ時間午前8:08)
【速報2033】RIA、19日:ロシア軍はまた、バスティオン沿岸ミサイルシステムを使用して、オデッサ地域のウクライナ軍の電子情報センターを破壊した。
(日本時間午後3:09 · 2022年3月20日 キエフ時間午前8:09)
【速報2034】RIA、19日:4つの対空ミサイルシステム、ガイダンスとターゲット指定のための1つのレーダーステーション、複数の3つの設置ロケットランチャー、ロケットおよび砲兵器の12の倉庫、および軍事機器の蓄積場所などを攻撃。
(日本時間午後3:09 · 2022年3月20日 キエフ時間午前8:09)
【速報2035】バスティオン沿岸ミサイルシステム(K-300P、バスチオン-P)とは沿岸防衛用地対艦ミサイルシステム。空母打撃群・輸送船団・揚陸艦艇等の水上艦を沿岸から攻撃することを目的とする。
(日本時間午後3:09 · 2022年3月20日 キエフ時間午前8:09)
【速報2036】スプートニク:2016年、ショイグ国防相はプーチン大統領と国防省の代表者との会談で「K-300Pは、海上で350キロメートル、陸上で約450キロメートルの距離で海と地上の標的を破壊することができる」と述べていた。
(日本時間午後3:09 · 2022年3月20日 キエフ時間午前8:09)
【速報2037】ロシア国防省は、これまでにウクライナ軍の無人機200機と戦車や装甲車1400台余りを破壊したと発表しました。
(日本時間午後3:34 · 2022年3月20日 キエフ時間午前8:34)
【速報2038】TheGuardian:驚くべき進展の1つは、ロシアが防空を回避できる高度な極超音速ミサイルを使用したことだ。
(日本時間午後3:34 · 2022年3月20日 キエフ時間午前8:34)
「ロシア軍が極超音速ミサイルを使用したことが、この戦争の局面に大きな影響を与えている。現在の防空システムでは迎撃できない速度。これを報じる英紙ガーディアンの報じ方が不気味である」
※岩上安身@iwakamiyasumi
【速報2039】TheGuardian:防衛専門家は、ウクライナ軍がそのようなミサイルによる攻撃から身を守ることができないため、これには紛争をさらに『拡大する手段』があると警告した。
(日本時間午後3:34 · 2022年3月20日 キエフ時間午前8:34)
「続き。ガーディアンは、『ウクライナ軍はそのような(極超音速の)ミサイルによる攻撃から身を守ることができない』ため、『紛争をさらに「拡大する手段」がある』という防衛専門家のコメントを掲載した。『拡大する手段』をウクライナ軍が持っているはずはない。NATOが提供する、ということになる」
※岩上安身@iwakamiyasumi
「続き2。NATOは、何を提供するのか。通常兵器で、現状、極超音速ミサイルを上回る兵器は見当たらない。極超音速ミサイルの開発に成功し、実戦配備しているのはロシアと中国のみ。米国は開発中。この兵器を上回るのは核兵器しかない。ガーディアンの記事中のコメントは核の使用を匂わせるものなのか」
※岩上安身@iwakamiyasumi
【速報2040】TheGuardian:これらの武器の使用は、戦闘を解決するための新たな試みに先行した。ゼレンスキー大統領は、モスクワとの「有意義で公正な」会談を求めた。
(日本時間午後3:35 · 2022年3月20日 キエフ時間午前8:35)
【速報2041】ウクライナに侵攻したロシア軍は19日もウクライナ各地で攻撃を続け、東部マリウポリでは市中心部まで露軍が侵入し、戦闘が激しさを増している。
(日本時間午後3:35 · 2022年3月20日 キエフ時間午前8:35)
【速報2042】TheGuardian:ウクライナはマリウポリでの激しい戦闘の後、初めてアゾフ海へのアクセスを失ったことを認めた。これはロシアにとって重要な成果となる可能性。
(日本時間午後3:35 · 2022年3月20日 キエフ時間午前8:35)
【速報2043】TheGuardian:港を占領すると、ロシア人はアゾフ海の北海岸全体に渡って、ウクライナを黒海へのアクセスから切り離し、クリミアへの陸路を確立できる。
(日本時間午後3:35 · 2022年3月20日 キエフ時間午前8:35)
【速報2044】BBC:マリウポリでは食糧や医薬品が不足し、ロシアが人道援助の参入を阻止しているため、約30万人が内部に閉じ込められている。
(日本時間午後3:35 · 2022年3月20日 キエフ時間午前8:35)
【速報2045】BBC:ロシアの攻撃は病院、教会、無数のアパートを襲い、マウリポリ当局は住宅の約80%が損傷または破壊され、その3分の1が修理不可能であると推定する。
(日本時間午後3:35 · 2022年3月20日 キエフ時間午前8:35)
【速報2046】産経:ロシアは、ウクライナ軍が化学兵器の使用を「準備している」と一方的に主張。露軍がウクライナの攻撃にみせかけて化学兵器を使用する「偽旗作戦」を行うことが警戒されている。
(日本時間午後3:36 · 2022年3月20日 キエフ時間午前8:36)
【速報2047】AFP:ウクライナ南部の都市ミコライウが19日、前日に続きロシア軍に空爆された。ミコライウ州のビタリー・キム知事が明らかにした。
(日本時間午後3:36 · 2022年3月20日 キエフ時間午前8:36)
【速報2048】ミコライウ(Mykolaiv)は、ヘルソンを挟んでオデッサの北西約130キロに位置し、オデッサへのアクセスの要衝。
(日本時間午後3:36 · 2022年3月20日 キエフ時間午前8:36)
【速報2049】CNN:ウクライナ南部ミコライウにある軍事基地の2カ所が18日、ロシア軍による爆撃を受けた。CNNが現場を特定した。
(日本時間午後3:48 · 2022年3月20日 キエフ時間午前8:48)
【速報2050】CNN:軍事基地内にいたウクライナ兵数十人が殺害された。現地時間の18日午前6時ごろ、「ロシアの戦闘機2機が爆弾とみられるものを5発投下」。兵舎の複数の建物を破壊したという。
(日本時間午後3:49 · 2022年3月20日 キエフ時間午前8:49)
【速報2051】NYT:ミコライウでは毎日砲撃が行われている。夜明け前に、ゴロゴロ、ドスン、ドスンという音で始まるのが普通だ。
(日本時間午後3:49 · 2022年3月20日 キエフ時間午前8:49)
【速報2052】地下室に逃げ込まず、ベッドで寝ている人は、目を閉じて、暗闇の中で繰り広げられる戦闘を耳に焼き付けることができる。
(日本時間午後3:49 · 2022年3月20日 キエフ時間午前8:49)
【速報2053】NYT:ロシア軍がミコライウを奪おうとするのは、オデッサに通じる唯一の通路が、この街のヴァルヴァリブスキー橋だからだ。
(日本時間午後3:49 · 2022年3月20日 キエフ時間午前8:49)
「ロシア軍が苦戦という報道がしきりと流されていたが、このミコライウを奪取すると、ロシア軍は陸路でのオデッサ攻略が見えてくる。着々と駒を進めているのが現実ではないか。極超音速ミサイルの、史上初の実戦使用によって、急激に戦局が変わったとは思えない。戦況の報道が歪んでいるのではないか」
※岩上安身@iwakamiyasumi
【速報2054】NYT:この橋を奪取すれば、ロシア軍兵士は黒海沿岸を西に進み、ウクライナ海軍の司令部と国内最大の民間港であるオデッサまで押し寄せることができる。
(日本時間午後3:49 · 2022年3月20日 キエフ時間午前8:49)
「オデッサは戦略上の要衝であり、ウクライナ第3の都市。ここを落とすと、ウクライナは首都キエフと、ウクライナ民族主義の揺籃の地、西部が残され、その西部の中心地リヴィウが的となるだろう。NATOは、介入するのか否か」
※岩上安身@iwakamiyasumi
【速報2055】NYT:ウクライナの防衛隊がいつまで持ちこたえられるかは誰にもわからない。ロシア軍は戦車、大砲、戦闘機で攻撃し、街の3面を打ち破っている。毎日、多くの死がもたらされる。
(日本時間午後3:49 · 2022年3月20日 キエフ時間午前8:49)
【速報2056】BBC:ロシアのミサイル3発がミコライウの北端の基地に命中したとき、約200人の兵士が兵舎で眠っていた、と情報筋はBBCに語った。
(日本時間午後3:54 · 2022年3月20日 キエフ時間午前8:54)
【速報2057】BBC:別の情報筋によると、約57人の負傷者が病院で治療を受けていたという。
(日本時間午後3:54 · 2022年3月20日 キエフ時間午前8:54)
【速報2058】BBC:「少なくとも50体が回収されたが、瓦礫の中に他に何体あるかはわからない」とマキシムという兵士はAFP通信社が言ったと伝えられた。
(日本時間午後3:54 · 2022年3月20日 キエフ時間午前8:54)
【速報2059】毎日:ミコライウで19日、ミサイル攻撃を受けたウクライナ軍の兵舎で少なくとも約80人が死亡した可能性があることが判明した。
(日本時間午後3:57 · 2022年3月20日 キエフ時間午前8:57)
【速報2060】毎日:ゼレンスキー大統領は「会って話し合う時だ」とロシアのプーチン大統領に改めて直接会談を呼びかけた。
(日本時間午後3:57 · 2022年3月20日 キエフ時間午前8:57)
【速報2061】マリウポリ市は声明のなかで、「この1週間で、数千人のマリウポリの住民がロシアの領土に連れて行かれた」と述べた。
(日本時間午後4:04 · 2022年3月20日 キエフ時間午前9:04)
【速報2062】マリウポリ市当局「先週、住民数千人がロシア領に強制的に連れていかれた。(ロシア軍は)リボベレズニー地区と、スポーツクラブの建物のシェルターにいた1000人以上(大半が女性と子ども)を違法に連れ去った」
(日本時間午後4:05 · 2022年3月20日 キエフ時間午前9:05)
【速報2063】国連人権高等弁務官事務所(OHCHR)は19日、ロシア軍によるウクライナ侵攻が始まった2月24日から3月18日までに、一般市民847人が死亡したと発表した。負傷者も1399人に上るという。
(日本時間午後4:05 · 2022年3月20日 キエフ時間午前9:05)
【速報2064】クレムリンによると、18日「ロシア安全保障会議」が開催され、プーチン大統領はテレビ会議を通じて作戦会議を行った。
(日本時間午後4:33 · 2022年3月20日 キエフ時間午前9:33)
【速報2065】現在の国際情勢や、ウクライナで行われているロシア軍の特殊作戦を中心に議論が行われた。
(日本時間午後4:33 · 2022年3月20日 キエフ時間午前9:33)
【速報2066】ロシア連邦安全保障理事会によると、プーチン大統領は、多くの国際電話をしたことを報告した、とのことですが、詳細は公表されていません。
(日本時間午後4:33 · 2022年3月20日 キエフ時間午前9:33)
【速報2067】「ロシア安全保障会議」は、週1回のペースで開催されており、3月3日、3月11日も開催されました。
(日本時間午後4:34 · 2022年3月20日 キエフ時間午前9:34)
【速報2068】モスクワのルジニキ・スタジアムで18日、ロシアによる2014年のクリミア併合8周年を祝う式典が開かれた。
(日本時間午後4:38 · 2022年3月20日 キエフ時間午前9:38)
【速報2069】主催者によると、式典には20万人以上が集まった。プーチン大統領は現在ウクライナで展開している「特別軍事作戦」の意義を強調した。
(日本時間午後4:38 · 2022年3月20日 キエフ時間午前9:38)
【速報2070】プーチン大統領はステージ上で演説を行い、ロシアはウクライナでの「あらゆる計画を必ず実行するだろう」と明言した。ステージ奥の横断幕には「ナチズムのない世界のために」という文言が記されていた。
(日本時間午後4:38 · 2022年3月20日 キエフ時間午前9:38)
【速報2071】
プーチン大統領「現状の苦しみ、ジェノサイド(集団殺害)から人々を救う。これこそが主要な理由であり、動機であり、目的だ。このために我々はドンバス(ウクライナ東部地域)とウクライナでの軍事作戦を開始した」
(日本時間午後4:39 · 2022年3月20日 キエフ時間午前9:39)
【速報2072】プーチン大統領「あの選択がいかに正しく、タイムリーであったのかは、この数年で確信的に証明された」「ウクライナ東部で起きていることを見ればすべて明らかだろう」
(日本時間午後4:44 · 2022年3月20日 キエフ時間午前9:44)
【速報2073】現地時間3月18日、ロシアのハンティ・マンシースクで、独自の“パラリンピック”が開幕した。北京パラリンピックにあって、ロシア選手団は開幕前日に参加を禁じられた。
(日本時間午後4:44 · 2022年3月20日 キエフ時間午前9:44)
【速報2074】プーチン大統領「不幸なことにここ数年来、主要な国際スポーツ大会において、その精神と特性に似つかわしくない事態が頻繁に引き起こされてきた。(続く)
(日本時間午後4:44 · 2022年3月20日 キエフ時間午前9:44)
【速報2075】(続き)我々は何度も誹謗中傷や偏向した言動、怒りに満ちた敵対心に直面してきたのだ。ピーエル・クーベルタンが語った理想は整然と破壊され、スポーツの尊厳は洗い流されてきた」
(日本時間午後4:44 · 2022年3月20日 キエフ時間午前9:44)
【速報2076】プーチン大統領「平等主義は道理に合わない正義やダブルスタンダードに置き換えられ、スポーツの純粋さは政治的に偏ったアンチドーピングへとすり替えられた」
(日本時間午後4:45 · 2022年3月20日 キエフ時間午前9:45)
【速報2077】RTが19日、セルゲイ・ラブロフ外相へのインタビューを公開。
(日本時間午後5:03 · 2022年3月20日 キエフ時間午前10:03)
【速報2078】ロシアのラブロフ外相は18日、制裁を乗り越え、国内経済を制裁に適応させると表明した。
(日本時間午後5:03 · 2022年3月20日 キエフ時間午前10:03)
【速報2079】また、世界の警察官のように振る舞おうとする米国が支配する世界観を決して受け入れないと述べた。
(日本時間午後5:03 · 2022年3月20日 キエフ時間午前10:03)
【速報2080】ラブロフ外相「現在ウクライナで見られるのは、西側の戦略的方針の真髄、すなわちロシアを疎外し、封じ込め、ロシアの発展を終わらせるとともに、(続く)
(日本時間午後5:03 · 2022年3月20日 キエフ時間午前10:03)
【速報2081】(続き)世界の政治、経済、スポーツ、芸術、貿易、科学、教育におけるロシアの役割をゼロにしようとするものだ」
(日本時間午後5:04 · 2022年3月20日 キエフ時間午前10:04)
【速報2082】ラブロフ外相は、西側諸国は完全に米国に支配されており、欧州連合(EU)はほとんど無力だと指摘。
(日本時間午後5:04 · 2022年3月20日 キエフ時間午前10:04)
【速報2083】ラブロフ外相は、「西側諸国にいつか頼ることができるという幻想がこれまであったとしても、そのような幻想はもはやない」と述べ、ロシアは東側に目を向けると述べた。
(日本時間午後5:04 · 2022年3月20日 キエフ時間午前10:04)
【速報2084】ラブロフ外相は、西側に対してドアは閉ざしていないとも説明。西側がロシアに対してドアを閉めているとの認識を示した。
(日本時間午後5:04 · 2022年3月20日 キエフ時間午前10:04)
【速報2085】ラブロフ外相「米国が望んでいるのは地球村のようなものではなく、米国村のような、あるいは強国が支配する酒場のような一極集中の世界だ」
(日本時間午後5:05 · 2022年3月20日 キエフ時間午前10:05)
【速報2086】ラブロフ外相は、中国、インド、ブラジルなど多くの国が、警察官のように振る舞う米国に命令されることを望んでいないと述べた。
(日本時間午後5:05 · 2022年3月20日 キエフ時間午前10:05)
【速報2087】ラブロフ外相は19日、ウクライナとの停戦協議について、アメリカが妨害していると主張。「ウクライナとの交渉において、ロシアの最低限の要求さえ認めさせないよう、アメリカがウクライナの代表団をおさえ込んでいる」
(日本時間午後5:06 · 2022年3月20日 キエフ時間午前10:06)
【速報2088】日印両首脳は19日にインドのニューデリーで会談し、ウクライナで続く戦闘行為の即時停止を求めた。
(日本時間午後5:49 · 2022年3月20日 キエフ時間午前10:49)
【速報2089】岸田総理、19日「世界は国際秩序の根幹を揺るがす事態に直面している。民主主義や法の支配といった基本的な価値を共有する日本とインドが2国間や日米豪印を通じ、連携していく重要性は増している」
(日本時間午後5:49 · 2022年3月20日 キエフ時間午前10:49)
【速報2090】岸田総理は会談後の共同会見で、「力による一方的な現状変更はいかなる地域においても許してはいけないこと」をモディ首相との間で確認したと述べた。
(日本時間午後5:49 · 2022年3月20日 キエフ時間午前10:49)
【速報2091】会談後に両首脳が署名した共同声明は、ウクライナ情勢を「紛争(conflict)」と表現。
(日本時間午後5:49 · 2022年3月20日 キエフ時間午前10:49)
【速報2092】人道的危機への深刻な懸念を表明した。また、戦闘行為の即時停止を要求することと、解決のためには対話と外交以外に選択肢はないことを強調した。
(日本時間午後5:50 · 2022年3月20日 キエフ時間午前10:50)
【速報2093】
経済分野では、今後5年間で対インド投資5兆円の目標を掲げることで一致。総額3122億5800万円を限度とする円借款プロジェクトにも合意した。
(日本時間午後5:50 · 2022年3月20日 キエフ時間午前10:50)
【速報2094】日本、インド両政府は19日、インドのデリー首都圏と西部ムンバイ間の貨物専用鉄道建設や北東部アッサム州の医療施設整備など計7件に約3122億円の円借款を供与する文書に署名した。
(日本時間午後5:50 · 2022年3月20日 キエフ時間午前10:50)
【速報2095】円借款7件には、南部チェンナイ都市圏の地下鉄建設、南部ベンガルール都市圏の上下水道整備、北東部トリプラ州の国道整備が含まれる。
(日本時間午後5:50 · 2022年3月20日 キエフ時間午前10:50)
【速報2096】サイバーセキュリティー分野の情報共有や研究開発協力でも合意した。
(日本時間午後5:50 · 2022年3月20日 キエフ時間午前10:50)
【速報2097】インド外務省のバグチ報道官は17日の記者会見で、ロシアのウクライナ侵攻に関し「敵意ではなく対話と外交」による解決を訴えると強調。
(日本時間午後5:50 · 2022年3月20日 キエフ時間午前10:50)
【速報2098】インド軍の兵器のほぼ6割はロシア製。インドは最近も、対印制裁を示唆する米国の姿勢に動じず、ロシア製地対空ミサイルS400を購入し、配備を開始した。ロシアとの蜜月は続いている。
(日本時間午後5:51 · 2022年3月20日 キエフ時間午前10:51)
【速報2099】インド政府高官は18日、欧州諸国もロシア産エネルギー資源の輸入を停止していないとしてロシア産原油の輸入の継続を正当化した。原油価格の高騰で他に選択の余地がほとんどないとも主張している。
(日本時間午後5:51 · 2022年3月20日 キエフ時間午前10:51)
【速報2100】あるインド政府高官は匿名を条件に取材に応じ、世界第3位の原油消費国として必要量の85%近くを輸入に頼っているが、ロシア産は必要量の1%にも満たず「微々たる量」だと述べた。
(日本時間午後5:51 · 2022年3月20日 キエフ時間午前10:51)
【速報2101】原油価格が高騰し、インドは苦境に立たされていると述べる一方、「原油を自給している国(米国)や、ロシアから輸入している国(欧州諸国)が(ロシア産エネルギーの)輸入制限を提唱するのは無理がある」と批判した。
(日本時間午後5:51 · 2022年3月20日 キエフ時間午前10:51)
【速報2102】2021年2月、インドへの原油供給国1位は、米国の54万5300バレル。2位のサウジは44万5200バレル。OPECプラスの減産分を割安な米国産が埋めた形。
(日本時間午後5:51 · 2022年3月20日 キエフ時間午前10:51)
【速報2103】読売:「総動員」体制下にあるウクライナで、一般市民に軍への招集令状が届き始めている。
(日本時間午後5:51 · 2022年3月20日 キエフ時間午前10:51)
【速報2104】ITプログラマーのロマ氏(35)「まさか自分の元に来るとは思っていなかった」
(日本時間午後5:52 · 2022年3月20日 キエフ時間午前10:52)
【速報2105】ロマ氏「たった2週間の訓練で戦闘術を学べるとは思えない。自分は実際の戦場では役に立たないだろう。サイバー攻撃などの情報戦で戦いたいと考えていた」
(日本時間午後5:52 · 2022年3月20日 キエフ時間午前10:52)
【速報2106】ウクライナ国内では愛国主義的な風潮の高まりもあって入隊を志願する人も多く、招集される事例はまだ少ない。
(日本時間午後5:52 · 2022年3月20日 キエフ時間午前10:52)
【速報2107】総動員令は家族の離散を強いている。ポーランド国境に向かう列車が発着するリビウ駅では、妻や子供、恋人と、見送る男性の別れの光景を目にすることが日常的になった。
(日本時間午後5:52 · 2022年3月20日 キエフ時間午前10:52)
【速報2108】国境付近では、国外脱出を図る男性の拘束が相次ぐ。国境警備隊は、女装したり、荷物に身を潜めたりして国境を越えようとして拘束された男性の事例を、見せしめのようにホームページに掲載。
(日本時間午後5:52 · 2022年3月20日 キエフ時間午前10:52)
【速報2109】ゼレンスキー大統領は19日、ロシアの新興財閥(オリガルヒ)がスイス国内に保有する資産を取り締まるようスイス当局に訴えた。
(日本時間午後5:52 · 2022年3月20日 キエフ時間午前10:52)
【速報2110】ゼレンスキー大統領「あなた方の銀行にこの戦争を始めた人物らの資金がある。彼らの口座を凍結することは悪との戦いでもある。あなたたちにはそれができる」(スイス、ベルンの集会にオンラインで)
(日本時間午後5:52 · 2022年3月20日 キエフ時間午前10:52)
【速報2111】米ミネアポリス連邦準備銀行のカシュカリ総裁は18日、石油業界団体のイベントで、エネルギー価格高騰を抑制するため、原油などの増産を要請した。
(日本時間午後5:53 · 2022年3月20日 キエフ時間午前10:53)
【速報2112】国際投資アナリスト大原 浩氏:「総合すれば、バイデン政権の(派兵ではなく)『経済制裁重視』のスタンスは、中間選挙を意識した『米国民を喜ばせようとする』ものだと考える」
(日本時間午後5:54 · 2022年3月20日 キエフ時間午前10:54)
【速報2113】大原氏:「バイデン政権による『ウクライナNATO加盟の見せ球』によって始まった(ウクライナは梯子を外された形の)『ウクライナ危機』は、朝鮮戦争同様『冷戦の本格化』の象徴ともいえる」
(日本時間午後5:54 · 2022年3月20日 キエフ時間午前10:54)
【速報2114】大原氏:「あまりにも経済制裁にシフトしたバイデン政権の手法は大変危険だと考える。(略)西側経済も『世界経済市場』を通じて東側(共産主義諸国)への依存を高めているのだ」
(日本時間午後5:54 · 2022年3月20日 キエフ時間午前10:54)
【速報2115】大原氏:「今のところ、ロシアからのエネルギー供給は滞りなく行われているようだが、ロシアもバイデン政権によって追い込まれれば、『エネルギー禁輸措置』に踏み切るはずである」
(日本時間午後5:55 · 2022年3月20日 キエフ時間午前10:55)
【速報2116】大原氏:「そうなれば、『制裁』を受けるのは、結局欧州や日本だ。米国は、自国の需要の大半を賄える、欧州や日本とは違った『巨大な資源国』である。他国のことを考えないバイデン政権の身勝手な行動には憤りさえ感じる」
(日本時間午後5:56 · 2022年3月20日 キエフ時間午前10:56)
【速報2117】大原氏:「バイデン政権が経済制裁を強化すればするほど『バイデグフレーション』(バイデン+スタグフレーション)が進むということだ」
(日本時間午後5:56 · 2022年3月20日 キエフ時間午前10:56)
【速報2118】大原氏:「どちらがどちらを制裁しているのかわからない『泥沼の経済制裁戦争』」
(日本時間午後5:56 · 2022年3月20日 キエフ時間午前10:56)
【速報2119】大原氏:「バイデン政権は『経済制裁でロシアをやっつける』と息巻いているが、経済制裁ではイランも北朝鮮も倒せなかったことを忘れてはならない」
(日本時間午後5:56 · 2022年3月20日 キエフ時間午前10:56)
【速報2120】大原氏:「むしろ、バイデン氏の政策が世界市場に大混乱を引き起こし、「自由主義経済の国々に制裁」を加えることになるのではないかと恐れている」
(日本時間午後5:56 · 2022年3月20日 キエフ時間午前10:56)
【速報2121】ウクライナのゼレンスキー大統領への「ノーベル平和賞授与」が急浮上している。18日、オランダを中心に欧州の議員や首相経験者ら計36人が、ノルウェー・ノーベル賞委員会に連名で書簡を送った。
(日本時間午後6:00 · 2022年3月20日 キエフ時間午前11:00)
【速報2122】「ゼレンスキー大統領とウクライナ国民がノーベル平和賞にノミネートされるよう、委員会には候補者の推薦を再考し、期限を(2月1日から)3月31日まで延長していただきたい」
(日本時間午後6:00 · 2022年3月20日 キエフ時間午前11:00)
【速報2123】在ウィーン ロシア軍備管理代表団が米国の支援によるウクライナでの生物兵器開発に関する資料をTwitterでシェアしています。
(日本時間午後6:05 · 2022年3月20日 キエフ時間午前11:05)
【速報2124】在ウィーン ロシア軍備管理代表団「最近、米国による特別な後援の下で、ウクライナで開発された軍事目的生物学的材料領域に関する我々の長年の恐れが確認された。当局者の極端な緊張#СШАの管理からここに示す」
(日本時間午後6:12 · 2022年3月20日 キエフ時間午前11:12)
【速報2125】RT:ゼレンスキー大統領は、ロシアとのつながりの可能性を理由に、「戒厳令の期間中」の議会第2党の「野党プラットフォーム-生活のため」を含む12近い野党の活動を停止する方針。
(日本時間午後6:13 · 2022年3月20日 キエフ時間午前11:13)
【速報2126】RT:ゼレンスキー大統領は日曜日(20日)、国家安全保障・防衛評議会(NSDC)の決定を発表。「一部の政治機構がこの国家(おそらくロシア)と結びついていることを考慮して」実施と説明。
(日本時間午後6:13 · 2022年3月20日 キエフ時間午前11:13)
【速報2127】RT:39議席でウクライナ議会第2位の野党プラットフォーム「生活のため」、厳しい政府批判者であるブロガーのアナトリー・シャリイが設立したシャリイ党、エフゲニー・ムラエフが代表を務めるナシ党など計11政党がブラックリストに掲載された。
(日本時間午後6:14 · 2022年3月20日 キエフ時間午前11:14)