「ウクライナに戦闘機を送れ、不足分はウチの戦闘機で穴埋めするから」と米国から言われたポーランドがブチ切れ! 「我が国だけにロシアから報復リスクを押し付けるな! 戦闘機全機無償でドイツ内の駐留米軍基地に送るから「NATO」として送れ! 」と発表! バイデン大統領自賛の「統一された西洋」に亀裂! 2022.3.15

記事公開日:2022.3.15 テキスト
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(文・六反田千恵 文責・岩上安身)

 米国からウクライナに戦闘機を送るよう要請されたポーランドは、「ロシアからの報復リスクをポーランドだけ負うのはあり得ない!」と猛反発。「代わりに2022年3月8日、自国の戦闘機はドイツ国内の駐留米軍基地に送るから、米軍が自分でNATOとしてウクライナに送ってはどうか」という、皮肉で驚くべき逆提案を行った。

 しかし米国も、ロシアからの報復を恐れ、この提案を受け入れなかった。バイデン大統領が一般教書演説で謳った「統一された西洋」という美しく、都合のよいイメージは早くも砂上の楼閣と化しつつある。

 「加盟国の一国が他国から攻撃されたら、全加盟国への攻撃とみなす、というNATOの5条に記された集団的自衛権の精神が、ロシアの軍事力という現実を前にして揺らいでいる! NATOと同様に、日米安保条約で米軍と同盟関係を結び、米軍の軍事力に依存している日本は都合よく米国に利用されそうになったときポーランド政府のようにこの要求をはねのけられるのか!? そもそも「米国はロシアとは戦わない」と言い続けているが、日本が直面している脅威は。北朝鮮、中国、ロシアと核保有国ばかりである。核兵器を持たない日本がこれらの国と戦えず、自国を守れない日本を米国は代わりにこの核保有国している国々と戦ってくれるのか!?

 詳しくは、記事本文を御覧いただきたい!

▲米国がポーランドに対してウクライナへの提供を要請した、ポーランド空軍の旧ソ連製戦闘機「ミグ29」(Wikipedia、bomberpilot)、MIG-229 Piknikv Lotniczy 2014

記事目次

米国からのウクライナへの戦闘機提供要請に、ポーランドがブチ切れ!「ロシアからの報復リスクをポーランドだけ負うのはあり得ない!」

 2022年3月9日、ウクライナのゼレンスキー大統領は、戦闘機をウクライナに送るよう米国に要請したが、うまくいかなかった。彼の要求はスムーズにかなわなかった。

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