2022年3月4日、東京都港区のロシア大使館前で、ウクライナ侵攻に対し、市民らが抗議のデモを行った。
集会の主催者を代表して、総がかり行動実行委員会青年PTの高木陽介氏は、駐日ロシア大使宛てに即時の停戦とロシア軍のウクライナ国内からの全軍撤退を求める申し入れ書を読み上げ、大使館のポストに投函した。
高木氏はIWJ記者の取材に対し「今日本にいる若い世代の仲間でも、今回のロシアの戦争に対しておかしいと感じていることを伝えたいという事で、今回の申し入れ書を投函しようという事になった」と述べた。
デモは警察の規制が入り、大使館前で行う事ができず、約100メートル離れた大使館を直接見ることができない場所に囲い込まれ、大使館前には5名ずつ移動し、抗議の声を上げる形となった。
抗議に訪れていた別のグループからは、集会に対して「このようなところで声を上げても意味がない、なぜ大使館前に行かないのか」との批判を受ける場面も見受けられた。
集会には400名(主催者発表)が参加した。