2022年2月26日(土)、夢洲IR事業用地現地視察・市民団体との意見交換後、午後5時より、立憲民主党 菅直人衆議院議員らによる街頭演説が行われた。
初めに登壇した、立憲民主党 山田健太大阪府議会議員は、「維新政治は、やってる感の政治・スピード感の政治だった。コロナ対策も後手後手のまま、なぜ住民投票なのかの説明もなく、都構想住民投票が行われた」とこれまでの経緯を説明した。
また山田府議会議員は「府議会では過半数を維新の会が占めており、もう議決ではどうしようもない。カジノ依存症により家族が崩壊・家庭が崩壊・犯罪が多発するような状況になっても、決まってしまったら、65年間カジノから抜け出せない。抜け出すためにはカジノ事業者に莫大な損失補償を支払うことになる」と現在のカジノ誘致状況の危機的状況についても語った。
続いて登壇した菅直人衆議院議員は、「今、夢洲IR事業用地現地を視察してきたが、あれだけの土地で事業ができるようにするまでには、何百億・何千億というお金がかかる。カジノは大阪の皆さんにとって・日本の皆さんにとって本当に望ましいことなのか?
私は馬場伸幸幹事長とも話したが、馬場幹事長は『東京にも民主的な手続きが取れれば、カジノを進める』と明言した。維新に一票を投じることが、東京にカジノを誘致することになる。維新に入れる一票はカジノに賛成する一票。
『やっぱりやめておこう。カジノは多くの人を不幸にするからやめよう』と思うなら、皆さんの意思を次の参議院選挙で表していただきたい。これから大きくなる子どもたちのことを考えて、足を止めて考えてみよう」と力強く訴えかけた。