2022年2月18日、東京都千代田区の衆議院第二議員会館で、立憲民主党の泉健太代表による定例会見が行われた。
会見で泉代表は、ウクライナ情勢に触れ、「ロシア側が『アメリカが重要な要求に応じなければ、軍事技術的な措置をとる』としたことに対して、『軍事技術的な関与も行うべきではない』という事を、明確に日本政府としてはロシア側に働きかけるべきだ」と述べた。
また、連合の芳野友子会長が17日の記者会見で、共産党を念頭に「目的が大きく異なる政党等と連携・協力する候補者は推薦しない」としたことについて、泉氏は「連合は連合の考え方として示されたという事に尽きる」と述べた。
これに関連して、IWJ記者が「2月4日の会見で、泉代表は『参院選で一人区での協力は働きかけたい』と発言されたが、昨年の衆院選での野党共闘において合意した共通政策の方向性は、いまだ有効と考えてよいか?」と質問した。
これに対して泉代表は、「各地においては参院選も迫っているので、各地域の取り組みは尊重されるべき」と前置きした上で、「すでに様々な形で取り組みをしている」と述べ、共通政策は生きているとの認識を示した。