2022年1月7日、東京・衆議院本館で立憲民主党・泉健太代表による定例記者会見が行われた。
会見では、年明けの5日に、ネットメディア「Choose Life Project」(CLP)が立憲民主党から資金提供を受けた事実を伏せたまま報道をし、番組の中立性や公正性に疑義が生じたことに対して出演したジャーナリストらが抗議した問題に質問が集中した。
抗議文を出したのはエッセイストの小島慶子氏、東京新聞記者の望月衣塑子氏、フォトジャーナリストの安田菜津紀氏、朝日新聞記者の南彰氏、ジャーナリストの津田大介氏の5氏。
1月6日、当時幹事長だった福山哲郎氏とCLPが事実を認め、CLP側は謝罪している。
現立憲民主党は2020年9月、旧立憲民主党を解党し、旧国民民主党などが合流して発足した。CLPに対する資金提供は、番組制作費として約1500万円が、合流以前に行われた。
泉代表は、「経過、経緯は(西村智奈美)幹事長に調べてもらっており、何が問題であるか調査をしている」「(調査の)結果を待って、幹事長ができるだけ早期にお伝えする」などとして、この問題への直接の回答を回避した。また、自身は「発覚前には知らなかった」と釈明した。