2022年3月5日、東京都渋谷区の「都民の城」を起点として、ロシア軍が侵攻したウクライナへの支援を呼びかけるパレードが行われた。主催は在日ウクライナ人の若者3人が立ち上げた「Stand with Ukraine」。
パレードには、在日ウクライナ人をはじめとして、日本、米国、それにロシアなどさまざまな国籍の約4000人(主催者発表)が参加した。
主催者の一人で、東部ハリコフ出身のサーシャ・カヴェリナさんは「ロシア軍は軍の重要施設だけを爆撃すると言っていたが、それは嘘だ。このあいだはハリコフにある大学を爆撃したが、それは私が通っていた大学だ」と涙ながらに訴えた。
また、同じく主催者の一人で、キエフ出身のコバリョヴ・ユリさんは「今、孤立した町や村があり、食べ物や薬がなくなっている状態だ。そこに人道的支援をどうにかして入れたい」「ウクライナの現状を知らせることと、募金を集めて支援につなげていくことがパレードの目的だ」と述べた。