【IWJ速報3月19日】ツイッター「IWJ_Sokuho」ウクライナ情勢関連ツイートまとめ! バイデン大統領と習近平主席がオンライン会談! 「ロシア軍が空爆した」マリウポリの劇場で奇跡的に死亡者ゼロ! 2022.3.20

記事公開日:2022.3.20 テキスト
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 IWJは、ツイッターアカウント「IWJ_Sokuho」で、ウクライナ情勢をツイートしています。テレビでは流れない情報や、石油・天然ガスなどの資源問題、ウクライナの実情もあわせて、多角的にウクライナ情勢をお伝えしています。ぜひ、一度御覧ください。

※IWJ速報@IWJ_Sokuho

 18日、米国のバイデン大統領と中国の習近平国家主席が、2月24日にロシアによるウクライナ侵攻が始まって以降、はじめて直接のオンライン会談を行った。会談は約1時間50分にわたり、ウクライナ情勢に加え、台湾問題や米中競争を管理する方策などについても話し合われた、ということである。

※【速報1965】バイデン米大統領と習近平・中国国家主席は18日、テレビ電話で会談した。

 バイデン大統領は、中国が対露制裁に加わらず、ロシアを軍事的に支援すれば、「結果」が伴うと述べ、米国は中国の行動を注視していく、と警告した。

※【速報1968】GlobalTimes(19日):中国の習近平国家主席は金曜日(18日)、バイデン米大統領とのビデオ会談で、ウクライナ危機の背後にある問題を解決するために米国とNATOがロシアと会話をするよう奨励し、無差別制裁に反対を表明した。

 習近平国家主席は、ウクライナ危機の背後にある問題を解決するために米国とNATOがロシアと会話をするよう奨励し、無差別制裁に反対を表明した。

 つまり、これまで通りの両国の主張が繰り返され、大きな進展はなかった、ということだ。

 『Global Times(環球時報)』は、習近平主席の言葉を以下のように紹介している。

 「ウクライナ危機は私たちが望むものではない。今回の出来事は、各国が戦場で出会うところまで来てはいけないということを改めて示した」

 「紛争や対立は誰の利益にもならず、平和と安全こそが国際社会が最も大切にすべきものだ」

 「もし米国が台湾問題で火遊びを続け、中国の核心的利益を侵害するならば、中米間の友好的、積極的な交流はありえないだろう」(後述の呂氏による紹介)

 『Global Times』は、バイデン大統領は、「米国は新たな冷戦、中国の体制変更、対中同盟の強化、「台湾分離主義」の支持、中国との対立を求めない」と述べ、習国家主席は、「バイデン氏の発言を非常に重く受け止めている」と述べた、と伝えた。

 『Global Times』は、中国の専門家数名に意見を求めている。その中で中国社会科学院研究員の呂祥氏は、「ウクライナ危機はすでに米国にとって頭痛の種であり、これ以上中国と対立するのは好ましくないだろう」と述べている。呂氏はその理由を以下のように述べた。

 「米国とその政治家は、制裁や強制によってすべての問題を解決できるという幻想を捨てるべきだ。政治危機や経済問題を含むグローバルな問題を、中国とロシア抜きで解決することは不可能だからだ」

 中国には、今回の米中トップ会談は米国から要請されたものであり、それは中国の協力が必要だからだとする意見がある。

 岩上安身は以下のようにツイートした。

 「米国は制裁や強制によってすべての問題を解決できるという幻想を捨てるべきだーーもっともだ。心の底から同意する。しかし、米国にそれを同意させるのはどうしたらいいのか。誰にもわからない。それが最大の問題だ。米国は、相手を屈服させる以外に他の国との関係の結び方を知らない特異な国だ」

※岩上安身@iwakamiyasumi

 「中国の専門家はシビアな情勢分析をすると思っていたが、甘くて驚く。これは、米国の現状ではなく、中国(多くの国もだが)の願望であり、客観的な情勢分析とはいえない。欧州は傷ついたが、米国は何も傷ついていない。NATO各国にGDP比2%以上の防衛費負担というかねてよりの要求を達成、兵器も売れる」

※岩上安身@iwakamiyasumi

 「何度も繰り返すことになるが中国は甘い。米国が再三中国に会談を求めているのは、米国がウクライナ危機の悪化について不安を抱いているからではない。制御できない不安があるならウクライナに武器を投与して紛争を煽りはしない。米国は中国に介入するなと釘を刺しているだけだ。単にそれだけだ」

※岩上安身@iwakamiyasumi

 また、米紙『ブルームバーグ』は18日、米中トップ会談の直前に、「バイデン、プーチンへの助けを中国に求める」という論説を、両首脳のオンライン会談の前に発表した。『ブルームバーグ』は以下のように論じている。

 「バイデン米大統領は、ウクライナでの戦争を終わらせるために、プーチンに対する圧力を強めるよう習近平を説得しようとする予定だ」

 「米国防情報局によれば、プーチンは、ウクライナの抵抗が続けば、西側に対して核兵器を使うという脅しをさらに行うことが予想される。制裁でロシア経済が徐々に疲弊する中で、通常兵力と装備を消耗させることになるだろう、という」

 欧米諸国が強力な対露制裁でロシアをあまりにも疲弊させ、ウクライナへの大量の軍事支援をしてロシア軍を消耗させれば、ロシアは最後に核兵器を持ち出すだろうというのである。

 『ブルームバーグ』は、外交政策学者で、ジョンズホプキンス大学高等国際研究大学院のヘンリーA.キッシンジャーグローバルアフェアーズの教授である、ハル・ブランズ氏に取材している。ブランズ氏は以下のように述べている。

 「ロシアの戦場での失敗により、戦争は確実に危険になってきている」

 「バイデンは、米国の軍事介入を回避しつつウクライナを支援し、モスクワに侵略の代償を払わせるという、相反する2つの目的を両立させようとした」

 「しかし、プーチンがより絶望的になるにつれて、そのバランスをとることが難しくなる」

 「ロシアが悪事を拡大すればするほど、アメリカとヨーロッパの同盟国が直面するリスクは大きくなる」

※【速報1987】米メディア『Bloomberg』は18日、「バイデン、プーチンへの助けを中国に求める」という論説を、両首脳のオンライン会談の前に発表。

 『ブルームバーグ』の論説では、主に軍事的な視点から、追い詰められたロシアが核兵器を持ち出すというリスクを懸念している。破滅的な事態にならないうちに、中国に仲介してもらった方が良いということなのだろうか。

 アメリカ国防総省も、ウクライナへの侵攻で消耗したロシアが「兵力と最新兵器が消耗」すれば今後、核兵器による威嚇を強めていく可能性があると指摘している。

※【速報2018】アメリカ国防総省の情報機関のトップであるべリア局長は、ウクライナへの侵攻で消耗したロシアが「兵力と最新兵器が消耗」すれば今後、核兵器による威嚇を強めていく可能性があると指摘。

 そんな中、ロシア軍は昨日19日、ウクライナ西部、イワノフランコフスク州にあるミサイルと弾薬を貯蔵していた巨大地下軍事施設に極超音速ミサイル「キンジャール」を打ち込み、破壊したと発表した。ロシアがウクライナに侵攻して以降、極超音速ミサイルが使用されたのは初めてとのことである。

※【速報2019】ロシア軍は極超音速ミサイル「キンジャール」でウクライナ西武の地下軍事施設を破壊したと発表しました。ウクライナ侵攻以降、極超音速ミサイルの使用は初めてとのことです。

 また、米国国防総省は16日、ウクライナ南部沿岸部にある都市に海上から砲撃をしているとして、ロシア海軍の黒海での活動が活発化していると報告した。

 それに対して、岩上安身は次のようにツイートした。

 「南部のロシア軍の次の狙いは、オデッサだろうと思われる。戦略上、極めて重要な港湾都市。古い歴史をもち、シンボリックにも重要」

※岩上安身@iwakamiyasumi

 英国国防省も13日時点での最新の諜報として、ロシア軍が黒海沿岸部を通じたウクライナの国際海上交易を封じたと発表した。

 岩上安身はロシア軍のこの活動を次のように評価した。

 「黒海からの外部の侵入(ウクライナへの軍事支援、外国人部隊ら)をまずは塞いで、陸路では東からと、南部は海から上陸という二方面からの攻略路か」

※岩上安身@iwakamiyasumi

 米国が中国の支援を必要とする理由は、核兵器使用のリスクだけではない。まさに、欧米諸国が前例のない大規模な制裁として打ち出してきた、経済制裁そのものが「ドル」にとって脅威になりつつある。

 米国が主導した、3月2日の国連総会でのロシア非難決議は141カ国が賛同したが、それぞれ人口14億人以上を要する中国とインドは棄権した。世界の人口は2020年の国連統計で約78億人。中国とインドだけで3分の1以上を占めている。

※国連総会、ロシア非難決議を141カ国賛成で採択 反対5カ国のみ(朝日新聞、2022年3月3日)

 
 インドはロシアと、ルピーとルーブルで取引を行う枠組みを構築する方針を示しており、ロシア産原油の輸入拡大を検討している。

※インドとロシア、自国通貨での取引模索 (NNA ASIAk2022年3月15日)

 
 米国と欧州諸国は伝家の宝刀である「SWIFT決済からの排除」を抜いた。しかし、国際通貨基金(IMF)が行っている「公的外貨準備の通貨別構成(COFER)調査」によると、ドル建ての比率は2000年前後には、7割を占めていたが、2020年第4四半期に中央銀行諸行の外貨準備高に占める米ドルの割合が59%という過去25年間で最低の水準まで低下している。 

 米国は「ドル」の影響力をもって、なにかといえば「制裁」を利用してきたが、「制裁」の蓄積は各国のドル離れを引き起こしつつある。

 今回の米国と欧州諸国による「SWIFT」を利用した激烈な対露制裁は、さらに各国の警戒心を刺激したようだ。サウジアラビアは中国との人民弊取引を検討し始めており、ロシアが主導するユーラシア経済連合(EAEU)の加盟国が中国との統一通貨の導入を検討している。19日発行の日刊IWJガイドを御覧ください。

※はじめに~ロシアが制裁後最初の国債利払いをドル建てで実施、デフォルトを回避! サウジは「安全保障」を理由に中国と人民弊建てでの決済を交渉中! さらに中露単一通貨の導入も浮上!! 加速するドル離れ!

 サウジアラビアと中国の関係強化について、ツイッターで「あるブログ読者」という方アカウント名の方から岩上安身にメンションをつけ、次のように投稿した。

 「シノペックとサウジアラムコ長期協力の覚書締結(3/10新華社通信)。サウジは習近平主席を招待し、「トランプ前大統領が17年に同国を訪問した時のように、習氏を手厚く歓迎したい考え」(3/14ロイター)。「サウジの対中石油輸出、人民元建てに変更も=関係者」(3/16WSJ)。サウジと中国は関係強化」

 それに対し、岩上安身は次のように連続投稿した。

 「欧米日だけが「世界」だと思っていると、手痛いしっぺ返しにあう。サウジと中国が人民元建て石油輸出を決済することにしたら、劇的な変化。米国の戦略家が考えてきた対中戦略は中東からの石油を輸入するシーレーンを、マラッカ海峡などのチョークポイントを締め上げて石油を禁輸するというもの」

※岩上安身@iwakamiyasumi

 「しかし、中国はマラッカ海峡の手前で、石油を荷揚げし、パイプラインなど、陸路で中国国内に運ぶインフラを整えている。チョークポイント外し。米国とイスラエル主導で締め上げてきたイランとも石油の輸入を決めた。親米国だったサウジとも。日本はエネルギー安全保障がまるでできていない」

※岩上安身@iwakamiyasumi

 「中東が明らかに変化を見せてきている。ロシア以外、どこの国からも守ってもらえなかったシリアのアサド大統領が、アラブ諸国の一角、UAEを訪問した。「米国の不在」の影響が形になって現れ始めた」

※岩上安身@iwakamiyasumi

 また、フランスのマクロン大統領は17日、来月行われるフランス大統領選挙の公約発表記者会見を開き、ロシアのウクライナ侵攻はNATOにとって「電気ショック」となり、欠けている戦略的明確さを与えたと述べた。

 マクロン大統領は、約2年前、NATOは「脳死状態」にあると自身が発言したことについて問われると、「ロシアは我々に警鐘を鳴らした。私は常に戦略的な明確化が必要だと考えており、今まさにそれを得る過程にある」と指摘した。また、脳死状態と発言した状況とは異なり、ロシアによるウクライナ侵攻に対応するためには、NATOは不可欠と言及した上で、ロシア及びウクライナ首脳と協議を続けていくとした。

※【速報1959】
フランスのマクロン大統領、ロシアのウクライナ侵攻は北大西洋条約機構(NATO)にとって「電気ショック」。

 それに対し、岩上安身は次のようにツイートしている。

 「『電気ショック』とは、言い得て妙。ロシアは熊に喩えられることが多いが、電気ウナギだったのか。電気ウナギの巣の隣までNATOを拡大し続けた、自分たちの「失策」とは考えないらしい。戦争の後に歴史をどう書くか、考えるものだが、この戦争は歴史を欧米はこう書くと最初から決めているような戦争」

※岩上安身@iwakamiyasumi

※【速報1960】
マクロン大統領「ロシアはわれわれに警鐘を鳴らした。私は常に戦略的な明確化が必要だと考えており、今まさにそれを得る過程にある」と指摘。

 「ロシアの警鐘と、戦略の明確化とは、第二の冷戦をロシアとの間で始める、ということか。欧州は冷戦と考えているかもしれないが、米国の戦略家の中の積極攻勢派は、熱戦を想定しているかもしれない。欧州とユーラシアをもっぱら戦場にし、米国本土は戦火を免れるという想定で。その選択は戦略的か?」

※岩上安身@iwakamiyasumi

 マクロン大統領は同会見で政策について、軍備増強を強く訴え、エネルギー面で、自立を高めるとして原発を最大14基建設すると発表しました。

※【速報1964】仏・マクロン大統領は来月の大統領選挙に向けた公約を発表。公約は多岐にわたり、軍備増強を強く訴え、エネルギー分野では自立を高めるため原子力発電所を最大14基建設するとしている。

 それに対する岩上安身のツイート。

 「国際的な軍事マフィアと原発マフィアにとっては、笑いが止まらないフランスの決定。脱原発の旗頭だったドイツも、ロシアからの天然ガスを当てにしていたので、大きく舵を切り、脱原発を見直す動きがある。独露を結ぶパイプライン・ノルドストリームは欧露間の平和の象徴でもあった。米国の思う壺」

※岩上安身@iwakamiyasumi

 18日には、ロシアが「ウクライナで生物兵器が開発されている」として要請した、国連の安全保障理事会が、再度、開催された。

 ロシアのネベンジャ国連大使は「生物兵器の開発計画を裏付ける新たな資料が見つかった」と述べ、これまでの主張を繰り返したが、アメリカなど6カ国が共同で「ロシアの嘘と偽情報だ」と断じ、「常任理事国の特権を乱用している」と批判した。

 アメリカのトーマスグリーンフィールド国連大使は「ロシアこそウクライナの人たちに対して生物兵器や化学兵器の使用を計画している可能性がある」と指摘した。

 ネベンジャ国連大使は「安保理メンバーは我々の言うことに耳を傾けてくれない。プロパガンダ(宣伝)ではなく事実を提示しているが受け入れてもらえない」、と訴えている。

※【速報1996】18日、国連の安全保障理事会では、ロシアが「ウクライナで生物兵器が開発されている」と主張していることについて再び会合が開かれた。

 国連でのロシアの立場は、3月2日の非難決議以来、極めて厳しいものになっている。16日におきた、マウリポリの劇場攻撃事件は、さらにロシアの立場を悪化させた。17日、ロシアが「(米国が関与したウクライナによる)生物兵器の開発計画」で安保理の開催を求めた18日の前日、国連はロシア非難一色だった。

※【速報1855】国連安保理は17日、ウクライナ情勢を巡る緊急会合を開いた。市民の避難先となっていた同国南東部マリウポリの劇場への空爆など民間人への攻撃激化を受け、各国からはロシア非難が相次いだ。

 ロシア側は、マウリポリの劇場を攻撃対象にしたことはないと主張しているが、結局、17日は、ロシアが独自に提案した「ウクライナにおける支援のアクセスや市民の保護などを求める決議案」を取り下げざるをえなくなった。

 攻撃を受け、破壊されたマウリポリの劇場からは、地下壕に避難していた人々の救助活動が続けられている最中であった。

 『AFP』は、18日の夜(日本時間19日午前2時57分)、マウリポリ市当局が、攻撃を受けて破壊された劇場では、1人が重傷を負ったが、死者は出なかったと発表した、と報じた。最大1300人といわれた避難者は全員生存していたのである。

 『AFP』は、市議会が「テレグラム(Telegram)」で、「初期情報によると、死者はいないが、1人が重傷を負ったとの情報がある」と説明した、と伝えた。劇場への攻撃後、死傷者の数が伝えられたのはこれが初めてであったと、『AFP』は指摘している。

※【速報2014】AFP:ウクライナ南部マリウポリ(Mariupol)で、多数の市民が避難していた劇場がロシア軍の空爆を受けたとされる問題で、同市当局は18日、1人が重傷を負ったが、死者は出なかったと発表した。

 『CNN』は、ウクライナ議会の人権委員が17日に、「大人や子どもの生存者が見つかっているが、被害の全容は分かっていない」と述べ、劇場爆撃を「ジェノサイド(集団殺害)であり、恐ろしい人道に対する罪」として非難したことを報じていた。

 ウクライナ議会の人権委員会は17日、救助活動が進み、生存者が見つかる中、「建物は高性能気化爆弾の衝撃に持ちこたえ、防空壕に隠れていた人々の命を守った」と述べていた、という。

※【速報2017】ウクライナ議会の人権委員は17日、大人や子どもの生存者が見つかっているが、被害の全容は分かっていないと述べ、「建物は高性能気化爆弾の衝撃に持ちこたえ、防空壕に隠れていた人々の命を守った」と伝えていた。

 劇場が16日に攻撃を受けて以降、避難者全員の生存が確認されたのは本当によかった、と胸を撫で下ろす喜ばしいニュースだ。

 しかし、それとは別に、このマウリポリの劇場攻撃が、ウクライナが主張し、欧米諸国がそれにならう「ロシアの空爆」によるものなのか、ロシアが主張する「#アゾフ による爆破」なのか、真偽は不明のままである。

 事実だけを見ると、以下の通り。

・16日にマウリポリの劇場がなんらかの攻撃を受けた。

・最大1300人の避難民が攻撃当時、劇場にいた。

・17日、国連安保理はロシア非難一色になった。

・そのためロシアは「ウクライナにおける支援のアクセスや市民の保護などを求める決議案」を取り下げた。

・18日の安保理でもロシアが問題提起した「(米国が関与したウクライナによる)生物兵器の開発計画」は、欧米諸国が「偽情報」だと一蹴した。

・そして18日夜、マウリポリの劇場では死亡者はいなかったことがわかった。

 ロシアにとっては、マウリポリの劇場攻撃事件は、国連安保理での立場を著しく悪くする都合の悪いタイミングで行われたことになる。裏を返せば、ロシアが提起した「(米国が関与したウクライナによる)生物兵器の開発計画」疑惑は、ロシア非難の中で詳細に吟味されることがなく、米国・ウクライナにとっては大変都合の良いタイミングで起こった、ということである。

 もちろん、現場のロシア軍が暴走して、子供も含めた市民が避難する劇場を空爆し、国連安保理での自国の立場を著しく悪くしたオウンゴールだったのかもしれない。

 刻々と変化する戦況は、どちらの主張もいったん、保留して聞く必要がある。とくにSNSが発達した今日では、さまざまな立場の人がさまざまな立場から「現実」を、世界に発信している。ロシア側、ウクライナ側それぞれに「偽情報」が出回っていると指摘されているが、それは特定個人が発する情報だけではなく、公的機関も戦況にあわせて、自国の都合にあわせた情報発信していないとは言い切れない。

 どのような情報であれ、よく吟味した上で判断しなければならない、私たちのメディア・リテラシーが問われている。

【速報1934】ロシアの大統領報道官「交渉を妥結し、合意を履行すれば、ウクライナで起きていることに終止符を打てる」と述べ、積極姿勢を強調。
(日本時間午前1:07 · 2022年3月19日 キエフ時間午後6:07・3月18日)

【速報1935】ウクライナ代表団のミハイロ・ポドリャク大統領府顧問「ロシアは計画通りに作戦が進まず、交渉で態度を軟化させた」、「数日中に合意に達する可能性がある」
(日本時間午前1:07 · 2022年3月19日 キエフ時間午後6:07・3月18日)

 「西側の報道が一斉に、この「ロシア軍苦戦」というウクライナの発表に合わせているので、おそらくは事態は逆だろうと思う。ロシアは国際的な宣伝戦では圧倒的に不利で、経済制裁もここまでは想定外だったかもしれないが、戦況が「苦戦」ということは、まず、考えられない。これは典型的なプロパガンダ」

※岩上安身@iwakamiyasumi

【速報1936】露軍の損害も増えている。米紙ニューヨーク・タイムズ(電子版)は16日、米情報機関の分析として、露軍の戦死者が7000人以上、負傷者が1万4000~2万1000人に上ると報じた。
(日本時間午前1:07 · 2022年3月19日 キエフ時間午後6:07・3月18日)

【速報1937】
英国防省は17日までに、ウクライナに侵攻したロシア軍が要員の損失が続いている事態を受け、同国全土から増強部隊を呼び集めている状況にあるとの最新の諜報(ちょうほう)内容を公表した。
(日本時間午前1:08 · 2022年3月19日 キエフ時間午後6:08・3月18日)

【速報1938】
米国情報当局の推算によると、ウクライナを侵攻したロシア軍の戦死者は、「3週間も経たないうちに7000人以上」。
(日本時間午前1:08 · 2022年3月19日 キエフ時間午後6:08・3月18日)

【速報1939】
米国情報当局はニュース報道、ウクライナ側発表(13万5000人)、ロシア側発表(498人)、衛星写真、映像などを分析してこのような推定値を発表した。
(日本時間午前1:08 · 2022年3月19日 キエフ時間午後6:08・3月18日)

【速報1940】
バラク・オバマ元行政府でロシア・ウクライナ問題を担当した前職国防省高官エバリン・パーカース氏「この程度水準の兵力損失は士気と部隊の結集力に影響を及ぼす」
(日本時間午前1:08 · 2022年3月19日 キエフ時間午後6:08・3月18日)

 「戦死者が多いと、士気が下がる、というのは、ソ連軍時代を含めて、ロシア軍の歴史を全く無視したような分析。ロシア軍は常に敵よりも多くの犠牲を出しながら、ナポレオンにもヒトラーにも勝利した。米国防省出身の軍事専門家が、このような分析を出すのは、この戦況分析自体が情報戦の一部であるから」

※岩上安身@iwakamiyasumi

【速報1941】
英国防省の情報当局は17日、ウクライナに侵攻中のロシア軍の動きがここ数日、陸・海・空の全てでほぼ止まっているとの見解を示した。
(日本時間午前1:08 · 2022年3月19日 キエフ時間午後6:08・3月18日)

【速報1942】
米国防総省高官は17日、ウクライナに侵攻したロシア軍が東部の町イジュームを制圧したとの分析結果を明らかにした。
(日本時間午前1:09 · 2022年3月19日 キエフ時間午後6:09・3月18日)

【速報1943】
高官によると、首都キエフを含む北部の戦線はこう着状態が続いているが、ロシア軍が砲兵部隊をキエフ周辺に集結させ、砲撃を強化しようという動きがあるという。
(日本時間午前1:09 · 2022年3月19日 キエフ時間午後6:09・3月18日)

【速報1944】
米国防総省の高官は17日、ロシア軍が侵攻開始以来、ウクライナに向けて発射したミサイルは1千発を超えたことを明らかにした。
(日本時間午前1:09 · 2022年3月19日 キエフ時間午後6:09・3月18日)

【速報1945】
米国防総省高官は16日、黒海北部の海域でロシア海軍の活動が活発化しており、ウクライナ南部沿岸部にある一部の都市に海上から砲撃を加えているとみられると報告した。
(日本時間午前1:09 · 2022年3月19日 キエフ時間午後6:09・3月18日)

 「南部のロシア軍の次の狙いは、オデッサだろうと思われる。戦略上、極めて重要な港湾都市。古い歴史をもち、シンボリックにも重要」

※岩上安身@iwakamiyasumi

【速報1946】
英国防省はこれより前、ロシア軍は黒海沿岸部を通じたウクライナの国際海上交易を封じ込めたとの見方を示した。
(日本時間午前1:09 · 2022年3月19日 キエフ時間午後6:09・3月18日)

 「黒海からの外部の侵入(ウクライナへの軍事支援、外国人部隊ら)をまずは塞いで、陸路では東からと、南部は海から上陸という二方面からの攻略路か」

※岩上安身@iwakamiyasumi

【速報1947】
在英のシリア人権監視団は17日、ウクライナに侵攻しているロシアが兵員補充のためシリアで戦闘員を募集したところ、応募者が4万人を超えたと明らかにした。
(日本時間午前1:09 · 2022年3月19日 キエフ時間午後6:09・3月18日)

【速報1948】
人権監視団のラミ・アブドルラフマン代表によると、報酬は月額1000ユーロ(約13万円)で、負傷や死亡した際には、7000~1万6000ユーロ(約92万~約210万円)が家族に支払われるという。
(日本時間午前1:10 · 2022年3月19日 キエフ時間午後6:10・3月18日)

【速報1949】
人権監視団・アブドルラフマン氏「登録者はロシアに忠誠を誓っているわけではない。生活のためだ」
(日本時間午前1:10 · 2022年3月19日 キエフ時間午後6:10・3月18日)

【速報1950】
キエフ近郊のモシュチュン村のナターリア・クリメンコさん「いや応なしに、戦闘のまっただ中に置かれた」。
(日本時間午前1:10 · 2022年3月19日 キエフ時間午後6:10・3月18日)

【速報1951】
3週間前の2月24日。突然、爆発音が響き、村の上空を戦闘機が飛び交った。「人生で最もつらい日々だった」
(日本時間午前1:10 · 2022年3月19日 キエフ時間午後6:10・3月18日)

【速報1952】
故郷の村から600キロ超を移動し、10日、ポーランドに。「この先がどうなるか、まったくわからない」。
(日本時間午前1:10 · 2022年3月19日 キエフ時間午後6:10・3月18日)

【速報1953】
英国政府は17日までに、ウクライナからの避難者を受け入れる英国の住民に月間467米ドル(約5万5600円)の補助金を提供するとの新たな施策を発表。
(日本時間午前1:11 · 2022年3月19日 キエフ時間午後6:11・3月18日)

【速報1954】
マイケル・ゴーブ国務相が英国会で表明。英国に到着するウクライナ人は制約なく医療や雇用を含むサービス面を全面的に享受出来ると指摘した。
(日本時間午前1:11 · 2022年3月19日 キエフ時間午後6:11・3月18日)

【速報1955】
松野博一官房長官は18日、ウクライナ避難民を円滑に受け入れるため、日本に身元を保証する親類らがいなくても特例で入国を認める対応策を発表した。
(日本時間午前1:11 · 2022年3月19日 キエフ時間午後6:11・3月18日)

 「あれだけ、難民の受け入れを嫌がる日本政府が、これほどウクライナ難民の受け入れに積極的なのは、よほど米国からの圧力がかかっているのだと思われる。ロシア人は入れない、ウクライナ人は入れる、といっても、現実にはロシア人とウクライナ人が結婚している家庭は珍しくない。線引きはどうするのか」

※岩上安身@iwakamiyasumi

【速報1956】
ウクライナからの避難者が最も多い隣国ポーランドでは、受け入れ態勢が限界に近づきつつある。
(日本時間午前1:11 · 2022年3月19日 キエフ時間午後6:11・3月18日)

【速報1957】
4月の大統領選で再選を目指すフランスのマクロン大統領は17日、パリ北郊で記者会見を行い、2期目に推進を図る政策を約4時間にわたって説明した。
(日本時間午前1:11 · 2022年3月19日 キエフ時間午後6:11・3月18日)

【速報1958】
レゼコー紙によると、政策発表は集会で小出しにする考えだったが、高支持率を背景に論戦を「避けている」と他候補らの批判が強まり、記者会見で全体像を示す方針に転換したとされる。
(日本時間午前1:11 · 2022年3月19日 キエフ時間午後6:11・3月18日)

【速報1959】
フランスのマクロン大統領、ロシアのウクライナ侵攻は北大西洋条約機構(NATO)にとって「電気ショック」。
(日本時間午前1:12 · 2022年3月19日 キエフ時間午後6:12・3月18日)

 「『電気ショック』とは、言い得て妙。ロシアは熊に喩えられることが多いが、電気ウナギだったのか。電気ウナギの巣の隣までNATOを拡大し続けた、自分たちの「失策」とは考えないらしい。戦争の後に歴史をどう書くか、考えるものだが、この戦争は歴史を欧米はこう書くと最初から決めているような戦争」

※岩上安身@iwakamiyasumi

【速報1960】
マクロン大統領「ロシアはわれわれに警鐘を鳴らした。私は常に戦略的な明確化が必要だと考えており、今まさにそれを得る過程にある」と指摘。
(日本時間午前1:12 · 2022年3月19日 キエフ時間午後6:12・3月18日)

 「ロシアの警鐘と、戦略の明確化とは、第二の冷戦をロシアとの間で始める、ということか。欧州は冷戦と考えているかもしれないが、米国の戦略家の中の積極攻勢派は、熱戦を想定しているかもしれない。欧州とユーラシアをもっぱら戦場にし、米国本土は戦火を免れるという想定で。その選択は戦略的か?」

※岩上安身@iwakamiyasumi

【速報1961】
AFPのまとめによると、仏ロ両首脳は、過去5週間で累計約20時間対話している。
(日本時間午前1:12 · 2022年3月19日 キエフ時間午後6:12・3月18日)

【速報1962】
マクロン氏の側近はオフレコのブリーフィングで、マクロン氏にとって「困難な」対話を行うことを通じて西側諸国の新たな制裁をプーチン氏に警告し、「選択肢を提示する」機会となっていると強調した。
(日本時間午前1:12 · 2022年3月19日 キエフ時間午後6:12・3月18日)

【速報1963】
マクロン氏「極めて単純な確信がある。われわれ自身がロシアと対話しなければ、平和を構築する能力を高めることができない。誰にその責務を託すというのか」
(日本時間午前1:12 · 2022年3月19日 キエフ時間午後6:12・3月18日)

【速報1964】
仏・マクロン大統領は来月の大統領選挙に向けた公約を発表。公約は多岐にわたり、軍備増強を強く訴え、エネルギー分野では自立を高めるため原子力発電所を最大14基建設するとしている。
(日本時間午前1:13 · 2022年3月19日 キエフ時間午後6:13・3月18日)

 「国際的な軍事マフィアと原発マフィアにとっては、笑いが止まらないフランスの決定。脱原発の旗頭だったドイツも、ロシアからの天然ガスを当てにしていたので、大きく舵を切り、脱原発を見直す動きがある。独露を結ぶパイプライン・ノルドストリームは欧露間の平和の象徴でもあった。米国の思う壺」

※岩上安身@iwakamiyasumi

【速報1965】バイデン米大統領と習近平・中国国家主席は18日、テレビ電話で会談した。
(日本時間午後0:02 · 2022年3月19日 キエフ時間午前5:02)

【速報1966】バイデン氏は会談で、ウクライナへの侵攻を続けるロシアに中国が支援を行った場合、「結果」が伴うと警告。米国は中国の行動を注視していく構えだ。
(日本時間午後0:02 · 2022年3月19日 キエフ時間午前5:02)

 「バイデンの主張は、頑なに一貫している。中国がロシアを支援したらタダじゃおかないぞ、という脅し。つまり、中国さえ手を貸さなければ、ロシアを潰すことができるという思惑。ロシアがウクライナのような『半植民地状態』になれば、中国を西方と北方から圧力をかけられる。米国は、覇権をかけている」

※岩上安身@iwakamiyasumi

【速報1967】会談は約1時間50分にわたり、ウクライナ情勢に加え、台湾問題や米中競争を管理する方策などについても話し合われた。
(日本時間午後0:02 · 2022年3月19日 キエフ時間午前5:02)

【速報1968】GlobalTimes(19日):中国の習近平国家主席は金曜日(18日)、バイデン米大統領とのビデオ会談で、ウクライナ危機の背後にある問題を解決するために米国とNATOがロシアと会話をするよう奨励し、無差別制裁に反対を表明した。
(日本時間午後0:02 · 2022年3月19日 キエフ時間午前5:02)

【速報1969】GT(19日):習主席「ウクライナ危機は私たちが望むものではない。今回の出来事は、各国が戦場で出会うところまで来てはいけないということを改めて示した」
(日本時間午後0:02 · 2022年3月19日 キエフ時間午前5:02)

【速報1970】GT(19日):習主席「紛争や対立は誰の利益にもならず、平和と安全こそが国際社会が最も大切にすべきものだ」
(日本時間午後0:02 · 2022年3月19日 キエフ時間午前5:02)

「習近平氏の『紛争や対立は誰の利益にもならない』は、耳障りのいい言葉だが、米国には当てはまらない。米国にとって他国同士の紛争は、ビジネスにも、覇権の維持にもつながる。米中の話し合いはどこまでも平行線を辿るだろう」

※岩上安身@iwakamiyasumi

【速報1971】GT(19日):バイデン氏は、米国は新たな冷戦、中国の体制変更、対中同盟の強化、「台湾分離主義」の支持、中国との対立を求めないと述べ、習氏は、バイデン氏の発言を非常に重く受け止めていると述べた。
(日本時間午後0:03 · 2022年3月19日 キエフ時間午前5:03)

【速報1972】GT(19日):中国社会科学院研究員の呂祥氏は環球時報に、「習主席は安全保障と外交に関する中国の全体的な見解を強調し、我々の原則を繰り返した」と述べた。
(日本時間午後0:03 · 2022年3月19日 キエフ時間午前5:03)

【速報1973】GT(19日):呂氏「習主席のウクライナ危機に関する発言は、中国の姿勢を包括的に宣言し、より高いレベルに立つことで、ウクライナとロシアの平和協議、米国、NATO、ロシアの協議を促した」
(日本時間午後0:03 · 2022年3月19日 キエフ時間午前5:03)

【速報1974】GT(19日):呂氏「中国の指導者の発言は、米国に追随して危機を煽っている国々に、責任ある大国が問題に直面したときに何をすべきかを示した」
(日本時間午後0:03 · 2022年3月19日 キエフ時間午前5:03)

【速報1975】GT(19日):呂氏「ウクライナ危機はすでに米国にとって頭痛の種であり、これ以上中国と対立するのは好ましくないだろう」
(日本時間午後0:03 · 2022年3月19日 キエフ時間午前5:03)

 「中国の専門家はシビアな情勢分析をすると思っていたが、甘くて驚く。これは、米国の現状ではなく、中国(多くの国もだが)の願望であり、客観的な情勢分析とはいえない。欧州は傷ついたが、米国は何も傷ついていない。NATO各国にGDP比2%以上の防衛費負担というかねてよりの要求を達成、兵器も売れる」

※岩上安身@iwakamiyasumi

【速報1976】GT(19日):「米国とその政治家は、制裁や強制によってすべての問題を解決できるという幻想を捨てるべきだ。政治危機や経済問題を含むグローバルな問題を、中国とロシア抜きで解決することは不可能だからだ」
(日本時間午後0:03 · 2022年3月19日 キエフ時間午前5:03)

 「米国は制裁や強制によってすべての問題を解決できるという幻想を捨てるべきだーーもっともだ。心の底から同意する。しかし、米国にそれを同意させるのはどうしたらいいのか。誰にもわからない。それが最大の問題だ。米国は、相手を屈服させる以外に他の国との関係の結び方を知らない特異な国だ」

※岩上安身@iwakamiyasumi

【速報1977】GT(19日):ローマでの米中高官会談からわずか数日後、米国は再び中国により高いレベルの会談を求めた。これは、悪化するウクライナ危機の制御できない米国の不安を反映していると一部の中国のアナリストは見ている。
(日本時間午後0:03 · 2022年3月19日 キエフ時間午前5:03)

 「何度も繰り返すことになるが中国は甘い。米国が再三中国に会談を求めているのは、米国がウクライナ危機の悪化について不安を抱いているからではない。制御できない不安があるならウクライナに武器を投与して紛争を煽りはしない。米国は中国に介入するなと釘を刺しているだけだ。単にそれだけだ」

※岩上安身@iwakamiyasumi

【速報1978】GT(19日):特にローマで中国の立場を変えようとしたが失敗し、米国は自ら作り出したが処理できなかった混乱に対処するために中国の助けが切実に必要になってきているためである。
(日本時間午後0:04 · 2022年3月19日 キエフ時間午前5:04)

【速報1979】GT(19日):中国外交学院国際関係研究所の李海東教授「米国がウクライナ危機と中露関係について、中国が米国の圧力に屈するという幻想を抱いているとすれば、(続く)
(日本時間午後0:04 · 2022年3月19日 キエフ時間午前5:04)

【速報1980】GT(19日):(続き)それは米国が現在の複雑な国際情勢と事実の正誤についてあまりにも表面的に理解していることを反映しているだけだ」
(日本時間午後0:04 · 2022年3月19日 キエフ時間午前5:04)

【速報1981】GT(19日):中国のアナリスト「米国と西側諸国の対ロシア制裁の多くは、国連の許可を得ずに純粋にロングアーム司法権によって行われたものである。(続く)
(日本時間午後0:04 · 2022年3月19日 キエフ時間午前5:04)

【速報1982】GT(19日):(続き)そして、自国の国内法に基づいて他国との関係を構築し、第三国にそれを受け入れるよう強制するこのようなやり方は、間違いなく国際法の精神と国連憲章の原則に反している」
(日本時間午後0:04 · 2022年3月19日 キエフ時間午前5:04)

【速報1983】GT(19日):習近平「台湾問題の取り扱いを誤れば、二国間の関係に破壊的な影響を与えることになり、中国は米国がこの問題に十分な注意を払うことを望んでいる」
(日本時間午後0:04 · 2022年3月19日 キエフ時間午前5:04)

【速報1984】GT(19日):中国国際問題研究院の楊西玉上級研究員「米国は二国間関係にとって最も『爆発的な問題』である台湾問題で中国を窮地に追い込もうとしている」
(日本時間午後0:04 · 2022年3月19日 キエフ時間午前5:04)

【速報1985】GT(19日):楊氏「米国は台湾をはじめとするインド太平洋戦略を急速に進めている。米国の元外交官を台湾に派遣して台湾分離派に誤ったシグナルを送り続けている。(続く)
(日本時間午後0:04 · 2022年3月19日 キエフ時間午前5:04)

【速報1986】GT(19日):(続き)これは、台湾問題をめぐる中国との対立が急速にエスカレートしていることを示す」
(日本時間午後0:05 · 2022年3月19日 キエフ時間午前5:05)

【速報1987】米メディア『Bloomberg』は18日、「バイデン、プーチンへの助けを中国に求める」という論説を、両首脳のオンライン会談の前に発表。
(日本時間午後0:05 · 2022年3月19日 キエフ時間午前5:05)

【速報1988】Bloomberg(18日):ジョー・バイデン米大統領は、ウクライナでの戦争を終わらせるために、ウラジーミル・プーチンに対する圧力を強めるよう習近平を説得しようとする予定だ。
(日本時間午後0:05 · 2022年3月19日 キエフ時間午前5:05)

【速報1989】Bloomberg(18日):北京はプーチンに対する公的な批判を避ける一方で、クレムリン軍がウクライナの都市を破壊し、その過程で何百人もの市民を殺害しているため、ウクライナを支援する言葉を出している。
(日本時間午後0:05 · 2022年3月19日 キエフ時間午前5:05)

【速報1990】Bloomberg(18日):米国防情報局によれば、プーチンは、ウクライナの抵抗が続けば、西側に対して核兵器を使うという脅しをさらに行うことが予想される。(続く)
(日本時間午後0:05 · 2022年3月19日 キエフ時間午前5:05)

【速報1991】Bloomberg(18日):(続き)制裁でロシア経済が徐々に疲弊する中で、通常兵力と装備を消耗させることになるだろうという。
(日本時間午後0:05 · 2022年3月19日 キエフ時間午前5:05)

【速報1992】Bloomberg(18日):ハル・ブランズ氏「ロシアの戦場での失敗により、戦争は確実に危険になってきている」
(日本時間午後0:06 · 2022年3月19日 キエフ時間午前5:06)

【速報1993】Bloomberg(18日):ブランズ氏「バイデンは、米国の軍事介入を回避しつつウクライナを支援し、モスクワに侵略の代償を払わせるという、相反する2つの目的を両立させようとした」
(日本時間午後0:06 · 2022年3月19日 キエフ時間午前5:06)

【速報1994】Bloomberg(18日):ブランズ氏「しかし、プーチンがより絶望的になるにつれて、そのバランスをとることが難しくなる」
(日本時間午後0:06 · 2022年3月19日 キエフ時間午前5:06)

【速報1995】Bloomberg(18日):ブランズ氏「ロシアが悪事を拡大すればするほど、アメリカとヨーロッパの同盟国が直面するリスクは大きくなる」
(日本時間午後0:06 · 2022年3月19日 キエフ時間午前5:06)

【速報1996】18日、国連の安全保障理事会では、ロシアが「ウクライナで生物兵器が開発されている」と主張していることについて再び会合が開かれた。
(日本時間午後0:24 · 2022年3月19日 キエフ時間午前5:24)

【速報1997】Sky Newsが、18日の国連の安全保障理事会全編をライブ中継した。
(日本時間午後0:25 · 2022年3月19日 キエフ時間午前5:25)

【速報1998】ウクライナに軍事侵攻したロシアは「ウクライナで生物兵器が開発され、アメリカが関与している」と一方的に主張している。
(日本時間午後0:25 · 2022年3月19日 キエフ時間午前5:25)

【速報1999】ロシアのネベンジャ国連大使は「生物兵器の開発計画を裏付ける新たな資料が見つかった」と述べ、これまでの主張を繰り返した。
(日本時間午後0:25 · 2022年3月19日 キエフ時間午前5:25)

【速報2000】アメリカなど6カ国が共同で「ロシアの嘘と偽情報だ」と断じ、「常任理事国の特権を乱用している」と批判。
(日本時間午後0:25 · 2022年3月19日 キエフ時間午前5:25)

【速報2001】アメリカのトーマスグリーンフィールド国連大使は「ロシアこそウクライナの人たちに対して生物兵器や化学兵器の使用を計画している可能性がある」と指摘した。
(日本時間午後0:25 · 2022年3月19日 キエフ時間午前5:25)

【速報2002】ロシア、ネベンジャ国連大使:「安保理メンバーは我々の言うことに耳を傾けてくれない。プロパガンダ(宣伝)ではなく事実を提示しているが受け入れてもらえない」
(日本時間午後0:25 · 2022年3月19日 キエフ時間午前5:25)

【速報2003】ドイツのショルツ首相は24日にブリュッセルでG7首脳会合を開くと発表した。政府報道官は、NATO首脳会議に合わせて開かれ、ウクライナ情勢などについて討議されると述べた。
(日本時間午後0:25 · 2022年3月19日 キエフ時間午前5:25)

【速報2004】NATOの軍司令官らは、ウクライナ国境での「誤解」で戦争に突入することがないようロシア側と連絡を続けている。
(日本時間午後0:26 · 2022年3月19日 キエフ時間午前5:26)

【速報2005】NATO加盟国の領内にロシアがミサイル攻撃して、NATOがロシアとの戦争に引きずり込まれる可能性や核戦争といったより深刻な事態が懸念されている。
(日本時間午後0:26 · 2022年3月19日 キエフ時間午前5:26)

【速報2006】ポーランドのモラウィエツキ首相は18日、ロシアに侵攻されたウクライナに平和維持部隊を派遣するようNATO加盟国に要請する意向を明らかにした。
(日本時間午後0:55 · 2022年3月19日 キエフ時間午前5:55)

【速報2007】24日に開くNATO緊急首脳会議で提案される見通しだが、ロシアとの直接衝突を恐れる米国や他の加盟国は慎重な姿勢を示すとみられ、実現可能性は低そうだ。
(日本時間午後0:55 · 2022年3月19日 キエフ時間午前5:55)

【速報2008】シリアのアサド大統領が18日、UAEを訪問。アブダビ首長国のムハンマド皇太子らと会談。シリア内戦開始の2011年以降、アサド氏がアラブの国を訪れたのは初めて。アサド政権に対しては、周辺アラブ諸国が関係修復を模索する動きが出ている。
(日本時間午後0:55 · 2022年3月19日 キエフ時間午前5:55)

 「中東が明らかに変化を見せてきている。ロシア以外、どこの国からも守ってもらえなかったシリアのアサド大統領が、アラブ諸国の一角、UAEを訪問した。「米国の不在」の影響が形になって現れ始めた」

※岩上安身@iwakamiyasumi

【速報2009】ベトナムのブイ・タイン・ソン外相は15日夜、ロシアのセルゲイ・ラブロフ外相とも電話会談し、16日夜、ウクライナのドミトロ・クレーバ外相と電話会談した。
(日本時間午後0:55 · 2022年3月19日 キエフ時間午前5:55)

【速報2010】ソン外相はこの会談で、国際紛争や意見の不一致は国際連合憲章と国際法の基本原則、特に独立・主権・領土保全の尊重の原則に従い、平和的な手段で解決されるべきというベトナムの一貫した立場を改めて主張した。
(日本時間午後0:56 · 2022年3月19日 キエフ時間午前5:56)

【速報2011】ソン外相は、ロシアとウクライナの両国が共に(旧ソ連時代から)ベトナムにとっての良き友人であると強調。
(日本時間午後0:56 · 2022年3月19日 キエフ時間午前5:56)

【速報2012】国際法を遵守して互いの正当な利益を考慮に入れる形で長期的な解決策を探るべく対話と交渉を続け、当事者である両国の自制により緊張を緩和させることを強く望んだ。
(日本時間午後0:56 · 2022年3月19日 キエフ時間午前5:56)

【速報2013】マリウポリでは、数百人の住民が避難していた劇場が今週爆撃を受け、救出活動が続いている。130人の生存者が救出されたが、なお数百人が瓦礫の下に閉じ込められているとみられている。
(日本時間午後1:04 · 2022年3月19日 キエフ時間午前6:04 )

【速報2014】AFP:ウクライナ南部マリウポリ(Mariupol)で、多数の市民が避難していた劇場がロシア軍の空爆を受けたとされる問題で、同市当局は18日、1人が重傷を負ったが、死者は出なかったと発表した。
(日本時間午後1:05 · 2022年3月19日 キエフ時間午前6:05 )

【速報2015】AFP:市議会はメッセージアプリのテレグラム(Telegram)で、「初期情報によると、死者はいないが、1人が重傷を負ったとの情報がある」と説明。劇場が16日に空爆を受けて以降、死傷者数が発表されるのは初めて。
(日本時間午後1:05 · 2022年3月19日 キエフ時間午前6:05 )

【速報2016】時事通信:マリウポリ市当局は南東部マリウポリでロシア軍に空爆された劇場に避難していた住民に関し、死者に関する情報は入っておらず、重傷者が1人いると発表した。
(日本時間午後1:05 · 2022年3月19日 キエフ時間午前6:05 )

【速報2017】ウクライナ議会の人権委員は17日、大人や子どもの生存者が見つかっているが、被害の全容は分かっていないと述べ、「建物は高性能気化爆弾の衝撃に持ちこたえ、防空壕に隠れていた人々の命を守った」と伝えていた。
(日本時間午後1:05 · 2022年3月19日 キエフ時間午前6:05 )

【速報2018】アメリカ国防総省の情報機関のトップであるべリア局長は、ウクライナへの侵攻で消耗したロシアが「兵力と最新兵器が消耗」すれば今後、核兵器による威嚇を強めていく可能性があると指摘。
(日本時間午後2:36 · 2022年3月19日 キエフ時間午前7:36 )

【速報2019】ロシア軍は極超音速ミサイル「キンジャール」でウクライナ西武の地下軍事施設を破壊したと発表しました。ウクライナ侵攻以降、極超音速ミサイルの使用は初めてとのことです。
(日本時間午後5:27 · 2022年3月19日 キエフ時間午前10:27 )

【速報2020】バルト3国のリトアニアが4人、ラトビアとエストニアがそれぞれ3人、ロシアの外交官を追放したと発表しました。
(日本時間午後6:10 · 2022年3月19日 キエフ時間午前11:10 )

【速報2021】ウクライナのゼレンスキー大統領は19日、新たなビデオメセージを公開し「モスクワにいる皆さんに言いたい。話をする時が来た、今こそ話し合おう」と、述べ早期停戦の実現を呼びかけました。
(日本時間午後6:14 · 2022年3月19日 キエフ時間午前11:14 )

【速報2022】インド政府高官は18日、欧州もロシアからのエネルギー資の輸入を停止していいない、また他に余地がないとして、ロシアからのエネルギー資源輸入の継続を正当化しました。
(日本時間午後6:19 · 2022年3月19日 キエフ時間午前11:19 )

【速報2023】日本の防衛省は19日、部隊や軍事車両を載せたロシア海軍の4隻が、国際海峡である津軽海峡を通過したと発表しました。ウクライナへの輸送を行っているものと思われるとのことです。
(日本時間午後6:23 · 2022年3月19日 キエフ時間午前11:23 )

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