【IWJ速報3月16日】ツイッター「IWJ_Sokuho」ウクライナ情勢関連ツイートまとめ! ロシアデフォルト危機!インフレは誰のせい?「プーチンフレーション」と「バイデンフレーション」で米国内分裂! 2022.3.17

記事公開日:2022.3.17 テキスト
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 IWJは、ツイッターアカウント「IWJ_Sokuho」で、ウクライナ情勢をツイートしています。テレビでは流れない情報や、石油・天然ガスなどの資源問題、ウクライナの実情もあわせて、多角的にウクライナ情勢をお伝えしています。ぜひ、一度御覧ください。

IWJ速報@IWJ_Sokuho

 16日、ドル建てロシア国債は3月16日に1億ドル(約117億円)超の利息の支払日を迎えた。制裁によって、ロシアの保有する外貨が凍結されたために、デフォルトに至るわけだから、制裁によってデフォルトに追い込まれた、と言っても過言ではない。

 ロシアのシルアノフ財務相は13日、対露制裁でロシア中央銀行の資産が凍結され、「ロシアが保有する金と外貨準備のうち約3000億ドル(約35兆2千億円)相当が凍結された」と報告した。外貨準備の半分程度が引き出せないため、ルーブル払いを主張した。もちろん、価値が暴落したルーブル払いは認められず、ロシアは3月16日にドルで払わず、デフォルト(債務不履行)に至るとの見方が強まっている。

※【速報1632】ロシアが、国債の元本や利息を事前に約束した期日3月16日に払わず、デフォルトを強行するとの見方が強まっている。対露制裁でロシア中央銀行の資産が凍結され、外貨準備の半分程度が引き出せず、ルーブル払いを主張。

 格付け会社のフィッチ・レーティングスは15日、ロシアが支払期日16日までの利息支払いをルーブルで行う場合、30日の猶予期間(猶予期間は4月15日まで)の経過後は、ソブリン債のデフォルトになるとの見解を明らかにした。すでに、フィッチは3月8日にロシアの長期外貨建て発行体デフォルト格付け (IDR)を「B」から「C」に6段階引き下げたと発表している。「C」ランク評価は、デフォルトかデフォルト同様のプロセスに入ったことを示すものだ。

 仮に3月16日分を無事に支払ったとしても、3月31日には3億ドル超、4月4日には20億ドル超の元本の償還も迫っている。

※【速報1638】格付け会社フィッチ・レーティングスは15日、ロシアが支払期日16日までの利息支払いをルーブルで行う場合、30日の猶予期間の経過後は、ソブリン債のデフォルトになるとの見解を明らかにした。

 対ロ制裁とそれに対抗して同国で導入されたさまざまな法令の下で、デフォルトはほぼ不可避の様相を呈している。『ブルームバーグ』は以下のように報じた。

 「ロシア経済は疲弊し、通貨ルーブルは暴落、国債はジャンク級(投機的格付け) に格下げされた。次に予想されるデフォルト(債務不履行)が現実になれば、投資家は巨額の損失を被り、ロシアも資本調達市場からほぼ締め出されることになりかねない」

 『ブルームバーグ』は、利払い不能かルーブル払いになれば、国債だけでなく、ガスプロムや石油会社ルクオイル、国内最大手行ズベルバンクの社債も巻き込み、外貨建て債務(総額約1500億ドル=約17兆7500億円相当)の連鎖的デフォルトが発生する可能性がある、と分析している。

※【速報1635】通貨ルーブルは暴落し、国債はジャンク級に格下げ。デフォルトが現実になれば、投資家は巨額の損失を被り、ロシアも資本調達市場からほぼ締め出されることになりかねない。

 ロシアのシルアノフ財務大臣は14日、「ロシアが公的債務の返済義務を果たせないとの主張は事実に反する」「果たすべき返済義務を履行するために必要な資金が、我々にはある」と声明を出した。同時に「中央銀行および政府の外貨口座の凍結は、人為的なデフォルトを引き起こしたいという西側諸国の意図と解釈できる」と批判しているが、状況は厳しいようである。

※【速報1642】シルアノフ財務相は、「中央銀行および政府の外貨口座の凍結は、人為的なデフォルトを引き起こしたいという西側諸国の意図と解釈できる」と批判。

 米金融大手モルガン・スタンレーの新興市場ソブリン債戦略部門を率いるサイモン・ウィーバー氏は顧客向けに「私たちはデフォルトが最もあり得るシナリオだとみている」と説明した。「通常のデフォルトとは比べものにならないだろう」と警鐘を鳴らす。

 ロシアデフォルトの影響は、どれほどのものになるのだろうか。

 英調査会社オックスフォード・エコノミクスのガブリエル・スターンは、「市場は通常のデフォルトに加え、近い将来において債務再編の望みが全くない壊滅的なデフォルトまでも織り込んだ価格を付け始めている」と、『Newsweek』に述べた。

 ただし、『Newsweek』は、ドイツの専門家が「西側企業が扱う新興国の債券市場インデックスファンドにロシア債が占める割合はわずかで、西側の金融機関はロシア債のリスクにほとんど影響を受けない」と指摘していることを紹介した。

 エール大学の経済学者スティーブン・ローチが米メディアに、最も重大な影響を受けるのは中国だろう、「中国に(破産した)ロシアと蜜月を続ける余裕はないだろう」と語ったと報じた。

※【速報1645】ロシアがデフォルトに陥れば、重要な同盟国、つまり中国に真っ先に影響が及ぶと、エール大学の経済学者スティーブン・ローチは米メディアに語っている。「中国に(破産した)ロシアと蜜月を続ける余裕はないだろう」

 ロシアは14日(日本時間15日)、欧州評議会からの脱退を正式に通告した。セルゲイ・ラブロフ外務大臣からの書簡が同組織の事務局長に手渡された、と『RT』が報じた。

 『RT』によると、ロシア下院のピョートル・トルストイ副議長は「欧州評議会との対話を打ち切ったすべての責任は、NATO諸国にある。彼らはこれまでずっと、人権というテーマを、自らの地政学的利益を実現するため、そしてわが国への攻撃のために利用してきた」と述べた。

 トルストイ副議長は「前例のない制裁と政治的圧力のため、ロシアは欧州評議会に年会費を支払うつもりはない」とも述べ、ロシアが「自らの自由意志で」この組織を去ることを強調した。これは熟慮された結論であり、「欧州人権裁判所における反ロシア的議論」を受けて、「現実とは全く関係のないペテンにもとづいた、またしてもごまかしのロシア嫌悪的決議」になるだろう、と述べた。

 ロシア外務省は初めて脱退を表明した3月10日に、「米国とその衛星国が踏みにじった国際法を『ルールにもとづく秩序』にすり替えよう」としており、「西側集団の破壊的行動」をモスクワが容認することはないと述べていた。

※モスクワはNATO諸国を 「対話の中断 」で非難した(RT)

 ロシアとウクライナの第4回目となる停戦交渉は、3日目を迎えた。14日は「技術的な問題」で中断、15日は人道回廊の設置で合意した。ロシア側は、ウクライナのNATO加盟の断念を意味する「非軍事化」や「中立化」、東部の親露派2地域の「独立」の承認、2014年に併合したクリミア半島へのロシアの主権の承認などを要求しているとされる。一方、ウクライナは即時停戦と撤兵を求め、NATO加盟の断念を示唆する一方、領土問題では譲歩しない-とする立場を示している。

 両者の主張にはまだまだ開きがあり、このまま膠着してゆくと、時間が経過するにつれ、経済制裁のダメージがロシアに効いてきて、条件交渉はウクライナに有利になってゆく、という見方もある。

※【速報1647】ロシア側は、ウクライナのNATO加盟の断念を意味する「非軍事化」や「中立化」、東部の親露派2地域の「独立」の承認、2014年に併合したクリミア半島へのロシアの主権の承認などを要求。

 16日の停戦会議に向けて、ウクライナのポドリャク大統領府長官顧問は15日、「明日も続ける。非常に困難で粘り強い交渉プロセス。基本的な矛盾があるが、確かに妥協の余地がある。休憩中、サブグループでの作業は継続される…」とツイート、ウクライナ大統領府のオレクシー・アレストビッチ顧問は「われわれは岐路に立っている。現在の協議で合意するか、ロシアが2度目の攻勢をかけ、その後で再び協議を行うかのどちらかだ」と述べた。

※【速報1649】Михайло Подоляк@Podolyak_M:ウクライナのポドリャク大統領府長官顧問「明日も続ける。非常に困難で粘り強い交渉プロセス。基本的な矛盾があるが、確かに妥協の余地がある。休憩中、サブグループでの作業は継続される…」

 ゼレンスキー大統領は、15日、英国や北欧、バルト諸国などの首脳に向けてビデオ演説を行い、「ウクライナは長年、いわゆる(NATOの)『開かれた扉』政策があると聞いてきたが、私たちはその扉から中に入れないと言われた」と述べた。

 軍当局者とのビデオ会議では「ウクライナはNATOに加盟していない。何年も前から門戸は開いていると聞いていたが、加盟できないとも聞いていた。これが事実であり、認識されなければならない」とも語っており、ロシアが要求しているNATO加盟の断念を受け入れるかのような発言をしている。

※【速報1651】ゼレンスキー大統領は15日、英国や北欧、バルト諸国などの首脳に向けてビデオ演説を行った。「ウクライナは長年、いわゆる(NATOの)『開かれた扉』政策があると聞いてきたが、私たちはその扉から中に入れないと言われた」

 しかし、一方でゼレンスキー大統領は、ボリス・ジョンソン英首相に防空網の設置を求めるなど、NATO加盟の断念とはまったく逆の言動も見せている。

 アレストビッチ大統領府顧問は14日、ロシアが攻撃に使用できる資源は5月初めに枯渇する見込みで、それまでに戦争が終結する可能性が高いとの見方を示した。まるで、5月まではなんとか粘り抜くと言っているかのようだ。停戦交渉でより良い条件を獲得したいというのは、どちらも同じはずだが、ウクライナが本気で「即時停戦」を求めているのかどうかは疑問だ。

※【速報1653】ウクライナ大統領府の顧問を務めるオレクシー・アレストビッチ氏は14日遅く、ロシアが攻撃に使用できる資源は5月初めに枯渇する見込みで、それまでに戦争が終結する可能性が高いとの見方を示した。

 この停戦交渉と同時並行で、ポーランドのモラウィエツキ首相、チェコのフィアラ首相、スロベニアのヤンシャ首相の3首相が、列車でキエフ入りした。これでは、ロシア軍はキエフ包囲網を動かすわけにはいかない。モラウィエツキ首相は、「戦争で荒廃したキエフ、ここで歴史が作られている。自由が専制政治の世界と戦うのはここである」と、キエフからツイートした。

※【速報1658】モラウィエツキ首相:「戦争で荒廃したキエフ、ここで歴史が作られている。自由が専制政治の世界と戦うのはここである」

 バイデン大統領は23日にベルギーの首都ブリュッセルを訪問してNATO加盟国やEUの首脳らと会談し、24日に開かれるNATOの緊急首脳会議に参加する予定だと、ホワイトハウスのサキ報道官が発表した。

※【速報1659】バイデン米大統領は来週、ブリュッセルでNATO加盟国やEUの首脳らと会談し、ロシアのウクライナ軍事侵攻について協議する。3月24日NATO緊急会議のため、バイデン大統領は23日にブリュッセルを訪問し、NATO首脳らと協議する見込み。

 英国と北欧、バルト諸国など計10カ国は15日、ロンドンで首脳会議を開き、ロシアのウクライナ侵攻を受けた声明で「領土拡張主義の犠牲になってはならない」とロシアへの警戒を共有した。世界的な脅威への対応や人道支援を目的の「合同派遣軍」である、合同部隊による北大西洋、バルト海地域での演習強化も確認した。

 米国も欧州も、さらにロシアを締め上げることに余念がない。

※【速報1660】英国と北欧、バルト諸国など計10カ国が15日、ロンドンで首脳会議を開き、ロシアのウクライナ侵攻を受けた声明で「領土拡張主義の犠牲になってはならない」とロシアへの警戒を共有した。

 岩上安身のインタビューでもお馴染みの元外務省国際情報局長・孫崎享氏氏が、「【ウクライナ危機】NATO拡大を止めることが解決の道」と第する論文を『農業共同組合新聞』に寄稿した。

 孫崎享氏は、外交的手段、平和的手段による解決が原則だと主張し、「日本の今日の世論、政治家から官僚、メディア等が一億総プーチン批判、総制裁論を展開していることに危惧を持っている」と警鐘を鳴らした。

 孫崎氏は、NATOの東方拡大政策の実施について1990年のドイツ統一から解説し、日本のメディアが取り上げない欧米におけるNATO拡大政策批判論を紹介している。

 「2月28日英国ガーディアン紙は『多くがNATO拡大は戦争になると警告した。それが無視された。我々は今米国の傲慢さの対価を払っている』とのタイトルの下、『ロシアのウクライナ攻撃は侵略行為であり、最近の展開でプーチンは主要な責任を負う。だがNATOのロシアに対する傲慢な聞く耳持たぬとの対ロシア政策が同等の責任を負う』と記載した」

 「実は米国における著名な安全保障の専門家は、NATOの東方拡大に警告を発してきたのである」

 「3月4日、『指導的専門家はNATOの拡大は紛争に導くと警告。何故誰も耳を傾けなかったのか』という論評がインターネットに掲載された」

 「(ケナン氏)『NATOの拡大は米露関係を深く傷つけ、ロシアがパートナーになることはなく、敵であり続けるだろう』と警告した」

 「(キッシンジャー氏)『ウクライナはNATOに加盟すべきではない』『ウクライナを東西対立の一部として扱うことは、ロシアと西側、特にロシアと欧州を協力的な国際システムに引き込むための見通しを何十年も頓挫させるだろう』と主張した」

 「1987 年から 1991年にかけて駐ソ・米国大使を務めたマトロック氏は『私はそこにいた( I was there)』という論評の中で(略)『NATOの拡大こそが最大の誤り』と述べている」

 孫崎氏は、『ワシントンポスト』がキエフ陥落時にはポーランドに亡命政府を立て、ウクライナでの戦闘を継続し、これにNATO等が武器、人員時派遣で支援することが協議されていると報じたことをとりあげ、「米国はウクライナの長期戦を意図しているのでないかと思う」、「かつてアイゼンハワー大統領が離任において『軍産複合体がアメリカ国民の利益に反する行動をとらないか警戒していく必要がある』と警告を発したが、いままさにその段階に入っているのでないか」と懸念を示した。

※【速報1662】岩上安身のインタビューでもお馴染みの元外務省国際情報局長・孫崎享氏が、「NATO拡大を止めることが解決の道」と述べています。3月14日の(1)は以下。

 「ウクライナ危機」をめぐる、岩上安身による孫崎享氏4連続インタビューは以下です。ぜひ御覧ください。

※「この国(日本)には考える場所がない」東の「台湾有事」危機と西の「ウクライナ危機」が同時に迫る!~岩上安身によるインタビュー 第1066回 ゲスト 元外務省国際情報局長 孫崎享氏 2022.1.27

※「米国の方が現状変更」!「東の『台湾有事』危機と西の『ウクライナ有事』危機が同時に迫る!(続編)」~岩上安身によるインタビュー 第1067回 ゲスト 元外務省国際情報局長 孫崎享氏 2022.1.31

※ウクライナ東部独立は悪? 東の「台湾有事」危機と西の「ウクライナ有事」危機が同時に迫る!(第3回)~岩上安身によるインタビュー 第1068回 ゲスト 元外務省国際情報局長 孫崎享氏 2022.2.18

※ロシア軍侵攻で世界に衝撃!東の『台湾有事』危機と西の『ウクライナ有事』危機が同時に迫る!(第4回)~岩上安身によるインタビュー 第1069回 ゲスト 元外務省国際情報局長 孫崎享氏 2022.3.3

 3月15日火曜日、米国上院は、ロシアのウラジーミル・プーチン大統領を戦争犯罪者として非難する決議を満場一致で可決した。どこまでもプーチンとロシアを潰そうとする情念が燃え上がっているように見える。

※【速報1685】3月15日火曜日、米国上院は、ロシアのウラジーミル・プーチン大統領を戦争犯罪者として非難する決議を満場一致で可決した。

 ただし、米国社会には、バイデン大統領が「米国のインフレはプーチンのせいだ」と述べたことに対しては、冷静さを保っているようだ。『ウォール・ストリートジャーナル』は、「バイデンが1年以上前に始まった価格の加速を3週間弱前に始まった戦争に責任を負わせようとした試みは、その皮肉、不正直、絶望の点で注目に値する」という皮肉たっぷりの論説を出した。

※【速報1720】WSJ:バイデンが1年以上前に始まった価格の加速を3週間弱前に始まった戦争に責任を負わせようとした試みは、その皮肉、不正直、絶望の点で注目に値する

 米州住友商事会社ワシントン事務所 調査部長である渡辺 亮司氏は3月16日、『東洋経済』で、バイデン大統領の「プーチンフレーション」は米国内でも不人気だと述べた。バイデン大統領は米国のインフレ高騰について、「プーチン大統領のウクライナ侵攻が要因」とし、民主党は「プーチンフレーション」を唱えている。

 しかし、共和党議員の多くはウクライナ危機はエネルギー価格上昇の主因ではなく、バイデン大統領の責任「バイデンフレーション」だと指摘している。

 渡辺氏は、「ABCニュース・イプソス世論調査では、国民の70%がバイデン大統領のインフレ対策を支持していない。『プーチンフレーション』という民主党の訴えは国民に響いていないようだ」と指摘した。

※【速報1716】渡辺 亮司氏、東洋経済3月16日:バイデン大統領は米国のインフレ高騰について、「プーチン大統領のウクライナ侵攻が要因」、民主党は「プーチンフレーション」を唱える。

 エコノミストの吉崎達彦氏は、文化放送の「くにまるジャパン極」で3月15日、米国の世論調査を紹介している。

 「CBSニュースが3月13日に発表した世論調査がすごく面白い」「『今ロシアに対する制裁に賛成か反対か?』77%が賛成で反対が23%」

 「『ウクライナの上空をNATOが飛行禁止区域にすることに賛成ですか?反対ですか?』と聞くと、59%が賛成」「NATOが制空権を取っちゃうってことだから、軍事的に言うと宣戦布告と一緒なんです。で、『宣戦布告になりますけどそれでもいいですか?』と聞いたら、急にに今度は賛成38%、反対が62%という結果」

※【速報1721】吉崎達彦氏、「くにまるジャパン極」文化放送3月15日:「CBSニュースが3月13日に発表した世論調査がすごく面白い」
『今ロシアに対する制裁に賛成か反対か?』77%が賛成で反対が23%。

 オオコシセキュリティコンサルタンツ アドバイザーで清和大学講師(非常勤)である和田大樹氏は3月16日、『ダイヤモンドオンライン』で、ウクライナの外国人義勇兵の中には白人至上主義など過激な極右主義の人々が関わっている可能性があると指摘した。

 「米国の調査会社Soufan Groupが過去に公表した統計によると、2014年のクリミア危機以降、2019年6月までに外国人戦闘員として戦闘や軍事訓練のためウクライナにやって来た外国人は、世界55カ国余りから1万7000人を超えた」

 「Soufan Groupは、イスラム過激派「イスラム国」がシリアとイラクで一時期広大な領域を支配した時に数万人が「イスラム国」の外国人戦闘員として流れ込んだようにNSやインターネットを通じて各国の極右過激派、白人至上主義者たちがつながり、結果としてウクライナに世界中から同調者たちが集まり、国際的なネットワークができたと指摘している」

 「2014年のクリミア危機以降、ウクライナには「#アゾフ大隊(Azov Battalion)」と呼ばれる極右組織が勢力を拡大し、同組織の軍事訓練に参加するため、米国や英国、イタリアやドイツ、スウェーデンやノルウェー、ブラジルなどから支持者たちが集結したが、それは上述の外国人戦闘員の数にも表れている」

 和田氏は「ウクライナの外国人義勇兵」の増加で、世界的なテロリスクが高まるのではないかと懸念を示している。

※【速報1710】和田大樹氏、ダイヤモンド3月16日:ウクライナの外国人義勇兵については、ナショナリズムや国防という視点で捉える人が大半だが、その中には白人至上主義など過激な極右主義の人々が関わっている可能性があることも認識すべきだろう。

 欧州にも、少し冷静な国がある。プーチン大統領と親しいとされるハンガリーのオルバン首相は15日、ウクライナには武器を供与せず、戦争には関与しないと表明し、野党がハンガリーを戦争に巻き込もうとしていると批判した。

 オルバン首相は、中欧諸国は大国の「チェス盤」にすぎず、ハンガリーが自国の利益を守らなければ、容易に巻き添えになると指摘、ハンガリーは「この戦争から距離を置く必要がある。このため、戦場に軍や兵器を派遣することはない」と述べた。

 「ロシアはロシアの利益を、ウクライナはウクライナの利益を考えている。米国も欧州連合(EU)も、ハンガリー人の気持ちになって物事を考えることはないだろう。われわれは自らの利益を守らなければならない」

※【速報1724】ハンガリーのオルバン首相は15日、ウクライナには武器を供与せず、戦争には関与しないと表明し、野党がハンガリーを戦争に巻き込もうとしていると批判した。支持者集会で述べた。

 日本でも、国会でゼレンスキー大統領の演説を放映し、ビデオ会談を開催しようという動きが始まっている。16日夕、自民党の高木国対委員長と立憲民主党の馬淵国対委員長は、実施する方向で調整に入ったと報じられた。

 そもそも、ロシアとは隣国であり、その関係は常に緊張感をはらむものである。ロシアからの天然ガス輸入や北方領土問題を考えてみても、ウクライナだけの主張を聞くという姿勢では、真剣に国益を考えているといえるのかどうか、疑問だ。

 プーチン大統領の言い分もあわせて放映するならば、意味もあるかもしれないが、紛争の一方の当事者にのみ肩入れしていては、冷静に「チェス盤」のコマにならないように、政治家が判断を下すことができるとは思えない。

※【速報1696】ゼレンスキー大統領「国会演説」を、自民党の高木国対委員長と立憲民主党の馬淵国対委員長は、実施する方向で調整に入った。


【速報1624】RT(3月15日 15:55):ロシアは欧州評議会からの脱退を正式に通告した。セルゲイ・ラブロフ外務大臣からの書簡が同組織の事務局長に手渡された。
(日本時間2022年3月16日午後1:32  キエフ時間午前6:32)

【速報1625】RT(3月15日 15:55):ロシア下院のピョートル・トルストイ副議長「欧州評議会との対話を打ち切ったすべての責任は、NATO諸国にある。(続く)
(日本時間2022年3月16日午後1:33 キエフ時間午前6:33¥)

【速報1626】RT(3月15日 15:55):(トルストイ副議長続き)彼らはこれまでずっと、人権というテーマを、自らの地政学的利益を実現するため、そしてわが国への攻撃のために利用してきた」
(日本時間2022年3月16日午後1:33 キエフ時間午前6:33)

【速報1627】RT(3月15日 15:55):ロシア外務省3月10日、「米国とその衛星国が踏みにじった国際法を『ルールに基づく秩序』に置き換えようとする」「西側集団の破壊的行動」をモスクワが容認することはない。
(日本時間2022年3月16日午後1:33 キエフ時間午前6:33)

【速報1628】ウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー大統領は、カナダ議会での演説の後、長いスタンディングオベーションを受けた。
(日本時間2022年3月16日午後1:34 キエフ時間午前6:34)

【速報1629】ロシア外務省は15日、米国による対ロシア制裁への対抗措置として、バイデン米大統領ら計13人の米政府高官がロシアに入国することを禁止すると発表した。
(日本時間2022年3月16日午後1:34 キエフ時間午前6:34)

【速報1630】GT:「米国は#Ukraine危機で中国についての嘘を塗りつぶし、広め続けています。事実を知るために以下の情報をチェックしてください」
(日本時間2022年3月16日午後1:34 キエフ時間午前6:34)

【速報1631】米ホワイトハウスのサキ報道官は15日、バイデン大統領が今月下旬にベルギーの首都ブリュッセルを訪問し、24日に開かれる北大西洋条約機構(NATO)の緊急首脳会議に参加すると発表した。
(日本時間2022年3月16日午後1:34 キエフ時間午前6:34)

【速報1632】ロシアが、国債の元本や利息を事前に約束した期日3月16日に払わず、デフォルトを強行するとの見方が強まっている。対露制裁でロシア中央銀行の資産が凍結され、外貨準備の半分程度が引き出せず、ルーブル払いを主張。
(日本時間2022年3月16日午後1:34 キエフ時間午前6:34)

【速報1633】ロシアのシルアノフ財務相は13日、「ロシアが保有する金と外貨準備のうち約3000億ドル(約35兆2千億円)相当が凍結された」と報告している。
(日本時間2022年3月16日午後1:34 キエフ時間午前6:34)

【速報1634】ドル建てロシア国債は3月16日に1億ドル(約117億円)超の利息の支払日を迎える。猶予期間は4月15日まで。その他、3月31日には3億ドル超、4月4日には20億ドル超の元本の償還も迫る。
(日本時間2022年3月16日午後1:35 キエフ時間午前6:35)

【速報1635】通貨ルーブルは暴落し、国債はジャンク級に格下げ。デフォルトが現実になれば、投資家は巨額の損失を被り、ロシアも資本調達市場からほぼ締め出されることになりかねない。
(日本時間2022年3月16日午後1:35 キエフ時間午前6:35)

【速報1636】対ロ制裁とそれに対抗して同国で導入されたさまざまな法令の下で、デフォルトはほぼ不可避の様相を呈している。
(日本時間2022年3月16日午後1:35 キエフ時間午前6:35)

【速報1637】利払い不能かルーブル払いになれば、国債だけでなく、ガスプロムや石油会社ルクオイル、国内最大手行ズベルバンクの社債も巻き込み、外貨建て債務(総額約1500億ドル=約17兆7500億円相当)の連鎖的デフォルトが発生する可能性。
(日本時間2022年3月16日午後1:35 キエフ時間午前6:35)

【速報1638】格付け会社フィッチ・レーティングスは15日、ロシアが支払期日16日までの利息支払いをルーブルで行う場合、30日の猶予期間の経過後は、ソブリン債のデフォルトになるとの見解を明らかにした。
(日本時間2022年3月16日午後1:35 キエフ時間午前6:35)

【速報1639】フィッチは8日、ロシアの長期外貨建て発行体デフォルト格付け (IDR)を「B」から「C」に6段階引き下げたと発表した。「C」格付けは、デフォルトかデフォルト同様のプロセスに入ったことを示す。
(日本時間2022年3月16日午後1:35 キエフ時間午前6:35)

【速報1640】4月15日の猶予期間終了までに当初の条件通りドルで利払いが行われない場合、フィッチの基準に従い長期外貨建てIDRは「一部債務不履行(RD)」に引き下げられる
(日本時間2022年3月16日午後1:36 キエフ時間午前6:36)

【速報1641】ロシアが、デフォルト(債務不履行)を回避しようと奔走している。シルアノフ財務大臣は14日、「ロシアが公的債務の返済義務を果たせないとの主張は事実に反する」「果たすべき返済義務を履行するために必要な資金が、我々にはある」と声明。
(日本時間2022年3月16日午後1:36 キエフ時間午前6:36)

【速報1642】シルアノフ財務相は、「中央銀行および政府の外貨口座の凍結は、人為的なデフォルトを引き起こしたいという西側諸国の意図と解釈できる」と批判。
(日本時間2022年3月16日午後1:36 キエフ時間午前6:36)

【速報1643】米金融大手モルガン・スタンレーの新興市場ソブリン債戦略部門を率いるサイモン・ウィーバー氏は顧客向けに「私たちはデフォルトが最もあり得るシナリオだとみている」と説明。「通常のデフォルトとは比べものにならないだろう」。
(日本時間2022年3月16日午後1:36 キエフ時間午前6:36)

【速報1644】ロシアのデフォルトは、西側企業が扱う新興国の債券市場インデックスファンドにロシア債が占める割合はわずかで、西側の金融機関はロシア債のリスクにほとんど影響を受けない。
(日本時間2022年3月16日午後1:36 キエフ時間午前6:36)

【速報1645】ロシアがデフォルトに陥れば、重要な同盟国、つまり中国に真っ先に影響が及ぶと、エール大学の経済学者スティーブン・ローチは米メディアに語っている。「中国に(破産した)ロシアと蜜月を続ける余裕はないだろう」
(日本時間2022年3月16日午後1:36 キエフ時間午前6:36)

【速報1646】ウクライナ政府高官は15日、ロシアとの停戦交渉は極めて困難としつつも、「確実に妥協の余地がある」とし、交渉は16日も継続すると明らかにした。
(日本時間2022年3月16日午後2:02 キエフ時間午前7:02)

【速報1647】ロシア側は、ウクライナのNATO加盟の断念を意味する「非軍事化」や「中立化」、東部の親露派2地域の「独立」の承認、2014年に併合したクリミア半島へのロシアの主権の承認などを要求。
(日本時間2022年3月16日午後2:02 キエフ時間午前7:02)

【速報1648】ウクライナは即時停戦と撤兵を求めている。NATO加盟の断念を示唆する一方、領土問題では譲歩しない-とする立場を示した。
(日本時間2022年3月16日午後2:02 キエフ時間午前7:02)

【速報1649】Михайло Подоляк@Podolyak_M:ウクライナのポドリャク大統領府長官顧問「明日も続ける。非常に困難で粘り強い交渉プロセス。基本的な矛盾があるが、確かに妥協の余地がある。休憩中、サブグループでの作業は継続される…」
(日本時間2022年3月16日午後2:03 キエフ時間午前7:03)

【速報1650】ウクライナ大統領府のオレクシー・アレストビッチ顧問。15日、「われわれは岐路に立っている。現在の協議で合意するか、ロシアが2度目の攻勢をかけ、その後で再び協議を行うかのどちらかだ」。
(日本時間2022年3月16日午後2:03 キエフ時間午前7:03)

【速報1651】ゼレンスキー大統領は15日、英国や北欧、バルト諸国などの首脳に向けてビデオ演説を行った。「ウクライナは長年、いわゆる(NATOの)『開かれた扉』政策があると聞いてきたが、私たちはその扉から中に入れないと言われた」
(日本時間2022年3月16日午後2:03 キエフ時間午前7:03)

【速報1652】ゼレンスキー大統領は15日、軍当局者とのビデオ会議で「ウクライナはNATOに加盟していない。何年も前から門戸は開いていると聞いていたが、加盟できないとも聞いていた。これが事実であり、認識されなければならない」と述べた。
(日本時間2022年3月16日午後2:03 キエフ時間午前7:03)

【速報1653】ウクライナ大統領府の顧問を務めるオレクシー・アレストビッチ氏は14日遅く、ロシアが攻撃に使用できる資源は5月初めに枯渇する見込みで、それまでに戦争が終結する可能性が高いとの見方を示した。
(日本時間2022年3月16日午後2:10 キエフ時間午前7:10)

【速報1654】

:チェルノブイリ原子力発電所は昨日国の電力網に再接続された、ウクライナは今日IAEAに語った。これで、ディーゼル発電機のスイッチがオフになった。(午前3:03 · 2022年3月16日)

(日本時間2022年3月16日午後2:27 キエフ時間午前7:27)

【速報1655】ポーランドのモラウィエツキ首相、チェコのフィアラ首相、スロベニアのヤンシャ首相は列車でキエフに向かっている。
(日本時間2022年3月16日午後2:27 キエフ時間午前7:27)

【速報1656】ポーランド、チェコ、スロベニアの東欧3カ国の首脳は15日、ウクライナの首都キエフを訪問し、ゼレンスキー大統領と会談した。
(日本時間2022年3月16日午後2:28 キエフ時間午前7:28)

【速報1657】モラウィエツキ首相:「ヤンシャ首相、フィアラ首相とゼレンスキー大統領に会うためにキエフに行く。ヨーロッパはウクライナの独立を保証し、ウクライナが復興を支援する準備ができていることを確認する必要がある」
(日本時間2022年3月16日午後2:28 キエフ時間午前7:28)

【速報1658】モラウィエツキ首相:「戦争で荒廃したキエフ、ここで歴史が作られている。自由が専制政治の世界と戦うのはここである」
(日本時間2022年3月16日午後2:28 キエフ時間午前7:28)

【速報1659】バイデン米大統領は来週、ブリュッセルでNATO加盟国やEUの首脳らと会談し、ロシアのウクライナ軍事侵攻について協議する。3月24日NATO緊急会議のため、バイデン大統領は23日にブリュッセルを訪問し、NATO首脳らと協議する見込み。
(日本時間2022年3月16日午後2:32 キエフ時間午前7:32)

【速報1660】英国と北欧、バルト諸国など計10カ国が15日、ロンドンで首脳会議を開き、ロシアのウクライナ侵攻を受けた声明で「領土拡張主義の犠牲になってはならない」とロシアへの警戒を共有した。
(日本時間2022年3月16日午後3:28 キエフ時間午前8:28)

【速報1661】(英国と北欧、バルト諸国など)10カ国でつくる合同部隊による北大西洋、バルト海地域での演習強化も確認した。合同部隊は世界的な脅威への対応や人道支援を目的の「合同派遣軍」。
(日本時間2022年3月16日午後3:28 キエフ時間午前8:28)

【速報1662】岩上安身のインタビューでもお馴染みの元外務省国際情報局長・孫崎享氏氏が、「NATO拡大を止めることが解決の道」と述べています。3月14日の(1)は以下。
(日本時間2022年3月16日午後3:28 キエフ時間午前8:28)

【速報1663】孫崎享氏は、外交的手段、平和的手段による解決が原則と主張し「日本の今日の世論、政治家から官僚、メディア等が一億総プーチン批判、総制裁論を展開していることに危惧を持っている」と警鐘。
(日本時間2022年3月16日午後3:28 キエフ時間午前8:28)

【速報1664】孫崎享氏「2月28日英国ガーディアン紙は『多くがNATO拡大は戦争になると警告した。それが無視された。我々は今米国の傲慢さの対価を払っている』とのタイトルの下、(続く)
(日本時間2022年3月16日午後3:29 キエフ時間午前8:29)

【速報1665】(続き)『ロシアのウクライナ攻撃は侵略行為であり、最近の展開でプーチンは主要な責任を負う。だがNATOのロシアに対する傲慢な聞く耳持たぬとの対ロシア政策が同等の責任を負う」と記載した。
(日本時間2022年3月16日午後3:29 キエフ時間午前8:29)

【速報1666】以下、孫崎氏は、NATOの東方拡大政策の実施について1990年のドイツ統一から解説しています。ぜひお読みください。
(日本時間2022年3月16日午後3:29 キエフ時間午前8:29)

【速報1667】孫崎享氏「【ウクライナ危機】NATO拡大を止めることが解決の道(2)」は以下です。
(日本時間2022年3月16日午後3:29 キエフ時間午前8:29)

【速報1668】孫崎享氏「実は米国における著名な安全保障の専門家は、NATOの東方拡大に警告を発してきたのである」
(日本時間2022年3月16日午後3:29 キエフ時間午前8:29)

【速報1669】「3月4日、『指導的専門家はNATOの拡大は紛争に導くと警告。何故誰も耳を傾けなかったのか』という論評がインターネットに掲載された」
(日本時間2022年3月16日午後3:29 キエフ時間午前8:29)

【速報1670】孫崎享氏「(ケナン氏)『NATOの拡大は米露関係を深く傷つけ、ロシアがパートナーになることはなく、敵であり続けるだろう』と警告した」
(日本時間2022年3月16日午後3:30 キエフ時間午前8:30)

【速報1671】孫崎享氏「(キッシンジャー氏)『ウクライナはNATOに加盟すべきではない』『ウクライナを東西対立の一部として扱うことは、ロシアと西側、(続く)
(日本時間2022年3月16日午後3:30 キエフ時間午前8:30)

【速報1672】孫崎享氏(続き)特にロシアと欧州を協力的な国際システムに引き込むための見通しを何十年も頓挫させるだろう』と主張した」
(日本時間2022年3月16日午後3:30 キエフ時間午前8:30)

【速報1673】孫崎享氏「1987 年から 1991年にかけて駐ソ・米国大使を務めたマトロック氏は『私はそこにいた( I was there)』という論評の中で(略)『NATOの拡大こそが最大の誤り』と述べている。
(日本時間2022年3月16日午後3:30 キエフ時間午前8:30)

【速報1674】孫崎享氏「米国はウクライナの長期戦を意図しているのでないかと思う。ワシントンポストはキエフ陥落時、①ポーランドなどに亡命政権を樹立する、(続く)
(日本時間2022年3月16日午後3:30 キエフ時間午前8:30)

【速報1675】孫崎享氏(続き)②ウクライナでの戦闘を継続し、これにNATO等が武器、人員時派遣で支援することが協議されていると報じられた」
(日本時間2022年3月16日午後3:30 キエフ時間午前8:30)

【速報1676】孫崎享氏(続き)「かつてアイゼンハワー大統領が離任において『軍産複合体がアメリカ国民の利益に反する行動をとらないか警戒していく必要がある』と警告を発したが、いままさにその段階に入っているのでないか」
(日本時間2022年3月16日午後3:31 キエフ時間午前8:31)

【速報1677】米高官によると、ウクライナ紛争を巡り、中国がロシア側の要請に応じて軍事的・経済的援助を行う意思を示した。米情報当局が14日にNATOとアジアの同盟国に外交公電で伝えた。
(日本時間2022年3月16日午後5:41 キエフ時間午前10:41)

【速報1678】ロンドンの駐英中国大使館は15日、こうした米国の主張を否定した上で、米政府が「悪意のある偽情報」を拡散し、紛争をエスカレートさせるリスクを冒していると非難した。
(日本時間2022年3月16日午後5:41 キエフ時間午前10:41)

【速報1679】駐英中国大使館はロイター宛ての声明で、米国はウクライナ問題で中国に対する悪意のある偽情報を繰り返し拡散していると指摘。
(日本時間2022年3月16日午後5:41 キエフ時間午前10:41)

【速報1680】中国はこの問題の和平協議を促す上で建設的な役割を果たしているとし、現在の最重要課題は事態の鎮静化と外交的解決に向けた取り組みだと表明した。
(日本時間2022年3月16日午後5:41 キエフ時間午前10:41)

【速報1681】先の米高官によると、米情報当局の外交公電には、中国がロシア支援計画を否定するとの見方も記されていた。また、詳細はブリーフィングで直接共有する見込みという。
(日本時間2022年3月16日午後5:42 キエフ時間午前10:42)

【速報1682】小倉 健一氏、現代ismedia、3月4日:「一番、ウクライナ国民が望んでいたことは実現されなかった。そう、どこの国からも軍隊は派遣されなかったのだ。ウクライナは、各国からの軍事的援助を受けつつも、誰も助けにはきてくれない」
(日本時間2022年3月16日午後5:42 キエフ時間午前10:42)

【速報1683】小倉 健一氏、現代ismedia、3月4日:「こんな状態を見るにつけ、不安になるのが、日本人の命、日本国土の安全だ。日本は、二つの核保有国に南北で海を隔ててそれぞれ接している。ロシアと中国だ。」
(日本時間2022年3月16日午後5:42 キエフ時間午前10:42)

【速報1684】小倉 健一氏、現代ismedia、3月4日:「中国は沖縄で、ロシアは北海道で、侵入した謎の武装勢力が騒ぎを起こし、武力介入していくことは理論上、立てられるということだ」
(日本時間2022年3月16日午後5:42 キエフ時間午前10:42)

【速報1685】3月15日火曜日、米国上院は、ロシアのウラジーミル・プーチン大統領を戦争犯罪者として非難する決議を満場一致で可決した。
(日本時間2022年3月16日午後6:31 キエフ時間午前11:31)

【速報1686】ロシアは14日、旧ソ連4か国への穀物の輸出を一時的に制限すると発表した。国内の供給分を確保し、価格の高騰を防ぐ目的がある。輸出が制限される穀物は、小麦、大麦、ライ麦、トウモロコシ、白糖および粗糖など。
(日本時間2022年3月16日午後6:36 キエフ時間午前11:36)

【速報1687】ロシアのプーチン大統領とイスラエルのベネット首相が14日、電話会談し、ウクライナ情勢について協議した。
(日本時間2022年3月16日午後6:40 キエフ時間午前11:40)

【速報1688】プーチン大統領はベネット首相に対し、ウクライナ軍が14日にウクライナ東部ドネツク中心部に「クラスター爆弾」を用いた攻撃を行ったと主張。住民が犠牲になったと非難した。
(日本時間2022年3月16日午後6:40 キエフ時間午前11:40)

【速報1689】ロシア政府系機関の世論調査ではプーチン大統領の支持率が77.4%という数字もある。
(日本時間2022年3月16日午後6:40 キエフ時間午前11:40)

【速報1690】日本政府はウクライナに侵攻したロシアに対する経済制裁として、半導体やセンサー、ソフトウエアなどおよそ300品目の物品や技術の輸出を、18日から原則禁止すると発表した。
(日本時間2022年3月16日午後6:44 キエフ時間午前11:44)

【速報1691】世界貿易機関(WTO)に加盟する日米欧など14カ国・地域は15日までに公表した共同声明で、ウクライナ侵攻を続けるロシアに対し、貿易優遇措置「最恵国待遇」の撤回を含めた「必要なあらゆる行動を取る」と表明した。
(日本時間2022年3月16日午後6:44 キエフ時間午前11:44)

【速報1692】英政府は15日、ウクライナ侵攻を続けるロシアに対する新たな制裁措置を発表した。ロシアへの高級品輸出を禁止するとともに、ロシアからの輸入品には追加関税を科す。
(日本時間2022年3月16日午後6:45 キエフ時間午前11:45)

【速報1693】欧州連合(EU)は15日、ウクライナに侵攻したロシアのプーチン大統領に近い新興財閥オリガルヒなどの15個人・9団体に制裁を科した。
(日本時間2022年3月16日午後6:46 キエフ時間午前11:46)

【速報1694】英国のある反戦運動団体がロシアのオリガルヒ(産業・金融界の新興財閥)の同国内の邸宅を占拠してその超豪華な内部を動画で撮影した後、ソーシャルメディアに公開した。
(日本時間2022年3月16日午後6:47 キエフ時間午前11:47)

【速報1695】彼らはロシアのウラジーミル・プーチン大統領を支える核心的な政治基盤であり「金脈」であるオリガルヒの不動産をウクライナ難民のために使おうとしながら占拠デモを続けている。
(日本時間2022年3月16日午後6:47 キエフ時間午前11:47)

【速報1696】ゼレンスキー大統領「国会演説」を、自民党の高木国対委員長と立憲民主党の馬淵国対委員長は、実施する方向で調整に入った。
(日本時間2022年3月16日午後6:47 キエフ時間午前11:47)

【速報1697】高木国対委員長「国会でそういったことを受けるということは、我が国議会の思いというものが内外に発信されるということにつながるんだろう」
(日本時間2022年3月16日午後6:57 キエフ時間午前11:57)

【速報1698】実施方法について詳細を詰める予定ですが、国会の本会議場にはモニター設備がないことから、会議室を利用し事前に収録したビデオメッセージを流す案などが検討されている。
(日本時間2022年3月16日午後6:58 キエフ時間午前11:58)

【速報1699】米インテルはドイツに最先端の半導体生産施設を建設するため170億ユーロ(約2兆2000億円)を投じると表明した。世界的な半導体メーカーを域内に呼び込む欧州の野心的な試みの始まりを示している。
(日本時間2022年3月16日午後7:16 キエフ時間午後12:16)

【速報1700】米半導体大手インテルは15日、ドイツ東部のマクデブルクに新工場を建設すると発表した。2023年上半期に着工し、27年に製造を始める予定。
(日本時間2022年3月16日午後7:16 キエフ時間午後12:16)

【速報1701】Intelは今後10年間で800億ユーロをEUで投資する計画であり、今回の発表はその第1段階の内容となる。
(日本時間2022年3月16日午後7:16 キエフ時間午後12:16)

【速報1702】Intel「この投資によって、Intelは欧州に最先端の技術を導入し、欧州の次世代半導体エコシステムを構築、よりバランスのとれた弾力的なサプライチェーンの必要性に対処していく」
(日本時間2022年3月16日午後7:17 キエフ時間午後12:17)

【速報1703】米石油大手シェブロンは、米政府がベネズエラ産原油の禁輸措置を緩和した場合に備えて、現地合弁企業での裁量権拡大を可能にし、米国への原油輸入再開ができるようにするための手続きを準備している。
(日本時間2022年3月16日午後7:20 キエフ時間午後12:20)

【速報1704】サウジアラビアが中国と、一部の石油販売について人民元建てで行うことを協議している。(WSJ)
(日本時間2022年3月16日午後7:20 キエフ時間午後12:20)

【速報1705】ブラジル政府は14日、米国に対し、原油生産量の拡大を確約した。ロシアによるウクライナ侵攻を契機とする、世界的な供給懸念の緩和を支援する可能性もある。
(日本時間2022年3月16日午後7:21 キエフ時間午後12:21)

【速報1706】ウクライナの首都キエフのクリチコ市長は15日、同日夜から35時間の外出禁止令を発動すると表明した。外出禁止の期間は、15日午後8時~17日午前7時(日本時間16日午前3時~17日午後2時)。
(日本時間2022年3月16日午後7:32 キエフ時間午後12:32)

【速報1707】ウクライナのベレシュチュク副首相は15日、ロシアの砲撃が続いているため、マリウポリに向かった人道支援物資を積んだ車両がマリウポリ近くのベルジャンシクで立ち往生していると指摘。
(日本時間2022年3月16日午後7:32 キエフ時間午後12:32)

【速報1708】ロシア国防省の報道官は15日、同国軍がウクライナ南部ヘルソン州全域を掌握したと明らかにした。(インタファクス通信)
(日本時間2022年3月16日午後7:32 キエフ時間午後12:32)

【速報1709】米FOXニュースは14日、ウクライナに派遣している記者が負傷したと発表した。FOXによると、負傷したのはベンジャミン・ホール記者。
(日本時間2022年3月16日午後7:32 キエフ時間午後12:32)

【速報1710】和田大樹氏、ダイヤモンド3月16日:ウクライナの外国人義勇兵については、ナショナリズムや国防という視点で捉える人が大半だが、その中には白人至上主義など過激な極右主義の人々が関わっている可能性があることも認識すべきだろう。
(日本時間2022年3月16日午後7:33 キエフ時間午後12:33)

【速報1711】和田氏:米国の調査会社Soufan Groupが過去に公表した統計によると、2014年のクリミア危機以降、2019年6月までに外国人戦闘員として戦闘や軍事訓練のためウクライナにやって来た外国人は、世界55カ国余りから1万7000人を超えた。
(日本時間2022年3月16日午後7:33 キエフ時間午後12:33)

【速報1712】和田氏:Soufan Groupは、イスラム過激派「イスラム国」がシリアとイラクで一時期広大な領域を支配した時に数万人が「イスラム国」の外国人戦闘員として流れ込んだように(続く)
(日本時間2022年3月16日午後7:33 キエフ時間午後12:33)

【速報1713】(続き)SNSやインターネットを通じて各国の極右過激派、白人至上主義者たちがつながり、結果としてウクライナに世界中から同調者たちが集まり、国際的なネットワークができたと指摘している。
(日本時間2022年3月16日午後7:33 キエフ時間午後12:33)

【速報1714】和田氏:2014年のクリミア危機以降、ウクライナには「#アゾフ大隊(Azov Battalion)」と呼ばれる極右組織が勢力を拡大し、(続く)
(日本時間2022年3月16日午後7:34 キエフ時間午後12:34)

【速報1715】(続き)同組織の軍事訓練に参加するため、米国や英国、イタリアやドイツ、スウェーデンやノルウェー、ブラジルなどから支持者たちが集結したが、それは上述の外国人戦闘員の数にも表れている。
(日本時間2022年3月16日午後7:34 キエフ時間午後12:34)

【速報1716】渡辺 亮司氏、東洋経済3月16日:バイデン大統領は米国のインフレ高騰について、「プーチン大統領のウクライナ侵攻が要因」、民主党は「プーチンフレーション」を唱える。
(日本時間2022年3月16日午後7:41 キエフ時間午後12:41)

【速報1717】渡辺氏:ホワイトハウスのケイト・ベディングフィールド広報部長は「#PutinPriceHike(#プーチンによる値上げ)」とSNS上でキャンペーンを展開している。
(日本時間2022年3月16日午後7:42 キエフ時間午後12:42)

【速報1718】渡辺氏:共和党議員の多くもロシア産原油の禁輸措置は支持しているものの、ウクライナ危機はエネルギー価格上昇の主因ではなく、バイデン大統領の責任「バイデンフレーション」だと指摘。
(日本時間2022年3月16日午後7:42 キエフ時間午後12:42)

【速報1719】渡辺氏:ABCニュース・イプソス世論調査では、国民の70%がバイデン大統領のインフレ対策を支持していない。「プーチンフレーション」という民主党の訴えは国民に響いていないようだ。
(日本時間2022年3月16日午後7:42 キエフ時間午後12:42)

【速報1720】WSJ:バイデンが1年以上前に始まった価格の加速を3週間弱前に始まった戦争に責任を負わせようとした試みは、その皮肉、不正直、絶望の点で注目に値する
(日本時間2022年3月16日午後7:47 キエフ時間午後12:47)

【速報1721】吉崎達彦氏、「くにまるジャパン極」文化放送3月15日:「CBSニュースが3月13日に発表した世論調査がすごく面白い」
『今ロシアに対する制裁に賛成か反対か?』77%が賛成で反対が23%」
(日本時間2022年3月16日午後7:51 キエフ時間午後12:51)

【速報1722】吉崎氏:「『ウクライナの上空をNATOが飛行禁止区域にすることに賛成ですか?反対ですか?』と聞くと、59%が賛成」
(日本時間2022年3月16日午後7:51 キエフ時間午後12:51)

【速報1723】吉崎氏:「NATOが制空権を取っちゃうってことだから、軍事的に言うと宣戦布告と一緒なんです。で、『宣戦布告になりますけどそれでもいいですか?』と聞いたら、急にに今度は賛成38%、反対が62%という結果」
(日本時間2022年3月16日午後7:51 キエフ時間午後12:51)

【速報1724】ハンガリーのオルバン首相は15日、ウクライナには武器を供与せず、戦争には関与しないと表明し、野党がハンガリーを戦争に巻き込もうとしていると批判した。支持者集会で述べた。
(日本時間2022年3月16日午後7:53 キエフ時間午後12:53)

【速報1725】オルバン首相「この戦争から距離を置く必要がある。このため、戦場に軍や兵器を派遣することはない」。
(日本時間2022年3月16日午後7:53 キエフ時間午後12:53)

【速報1726】14日、CNNがロシアが中国にドローンの提供などを含む様々な支援を要請していると報じたのに対し、中国外務省の趙立堅副報道局長は「アメリカは中国に対して“ニセ情報”をまき散らしている」と反論。
(日本時間2022年3月16日午後8:02 キエフ時間午後13:02)

【速報1727】先進7カ国(G7)は15日、ウクライナにおける原子力安全に関する不拡散局長級会合声明を発表し、ウクライナに侵攻するロシア軍が原子力施設を攻撃対象としていることを非難。
(日本時間2022年3月16日午後8:02 キエフ時間午後13:02)

【速報1728】NATOのストルテンベルグ事務総長は15日、ロシアがウクライナへの軍事侵攻で化学兵器を使う可能性があると強い警戒感を示した。
(日本時間2022年3月16日午後8:02 キエフ時間午後13:02)

【速報1729】ストルテンベルグ事務総長は15日、ロシアが「化学兵器を使ってウクライナで(攻撃を自作自演する)偽旗作戦を行う可能性がある」との懸念を示した。
(日本時間2022年3月16日午後8:03 キエフ時間午後13:03)

【速報1730】イギリスのフィナンシャルタイムズは14日、ロシアが中国に対し、地対空ミサイルなどの軍事支援を求めたと報じた。アメリカ政府が同盟国に伝えた内容として報じた。
(日本時間2022年3月16日午後8:03 キエフ時間午後13:03)

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